JP4411897B2 - 直流昇圧回路の故障判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流昇圧回路の故障判定装置に係り、詳しくは、チョッパ式の直流昇圧回路におけるスイッチング素子の故障判定を行うための装置に関するものである。
従来より、直流電源から昇圧用コイルに流れる電流をスイッチング素子 により断続し、昇圧用コイルに生じる逆起電力を整流ダイオードを通して平滑コンデンサに蓄えることにより、直流電源の電圧を昇圧するチョッパ式直流昇圧回路が広く使用されている。例えば、電動モータの回転力を利用してステアリングホイールの操作を補助する電動パワーステアリング装置において、車載バッテリの直流電圧をチョッパ式直流昇圧回路を用いて昇圧し、その昇圧した高い電圧を電動モータへ供給して駆動することにより、電動モータへの供給電流を少なくして使用配線の小容量化(細線化)を図ると共に、電動モータの小型化を図る技術が提案されている。本出願人も、そのような電動パワーステアリング装置に好適なチョッパ式直流昇圧回路を開発している(特許文献1参照)。
特開2003−89360号公報(第9頁、図4)
(従来のチョッパ式直流昇圧回路の構成)
図4は、電動パワーステアリング装置に用いられる従来のチョッパ式直流昇圧回路60を示す回路図である。電動パワーステアリング装置(EPS:Electric Power Steering System)の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)50内には、チョッパ式直流昇圧回路60が備えられている。従来のチョッパ式直流昇圧回路60は、電源リレーRL、平滑コンデンサC1、ノイズフィルタ用コンデンサC2、昇圧用コイルL、トランジスタQ、整流ダイオードD、昇圧回路制御装置62から構成されており、自動車の車載バッテリBのプラス端子はヒューズFを介してECU50に接続され、ECU50のアース(グランド)は車載バッテリBのマイナス端子に接続されている。スイッチング素子であるトランジスタQは、NチャネルパワーMOS FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)からなる。尚、リレーには、電磁石を用いた電磁式リレーと、半導体スイッチを用いた無接点リレーとの2方式があるが、電源リレーRLにはいずれの方式のリレーを使用してもよい。
(従来のチョッパ式直流昇圧回路におけるスイッチング素子の故障判定)
従来のチョッパ式直流昇圧回路60において、スイッチング素子であるトランジスタQが故障していると正常な昇圧動作ができなくなるため、トランジスタQの故障判定を行う必要がある。そこで、昇圧回路制御装置62は、トランジスタQの故障判定機能を備えている。尚、トランジスタQの故障には、オープン故障とショート故障とがある。オープン故障は、ゲート電圧に関係なくソース・ドレイン間がオープン状態になる故障である(NチャネルであるトランジスタQをオンさせるためにハイレベルの駆動信号をゲートに印加しても、トランジスタQがオフしたままになる故障である)。ショート故障は、ゲート電圧に関係なくソース・ドレイン間がショート状態になる故障である(NチャネルであるトランジスタQをオフさせるためにロウレベルの駆動信号をゲートに印加しても、トランジスタQがオンしたままになる故障である)。
(ショート故障の判定動作)
昇圧回路制御装置62は、トランジスタQをオンオフ動作させて昇圧動作を開始させる前に、トランジスタQのショート故障の判定動作を行う。すなわち、昇圧回路制御装置62は、まず、電源リレーRLをオンさせると共にトランジスタQをオフさせ、次に、接続点P1の電圧VP1を検出する。そして、昇圧回路制御装置62は、電圧VP1が基準電圧VSa未満の場合にはトランジスタQがショート故障を起こしていると判定し、電圧VP1が基準電圧VSa以上の場合にはトランジスタQがショート故障を起こしていないと判定する。つまり、トランジスタQがショート故障を起こしている場合、接続点P1は昇圧用コイルLおよびトランジスタQを介してアースされるため、接続点P1の電圧VP1は、車載バッテリBの電圧VBおよびヒューズFの抵抗値と昇圧用コイルLの直流抵抗値とトランジスタQのオン抵抗値によって決定される。そこで、トランジスタQがショート故障を起こしている場合の電圧VP1を実験的に求めておき、その求めた電圧VP1に基準電圧VSaを設定しておけば、トランジスタQのショート故障を判定することができる。
(オープン故障の判定動作)
昇圧回路制御装置62は、トランジスタQをオンオフ動作させて昇圧動作を開始させた後に、トランジスタQのオープン故障の判定動作を行う。すなわち、昇圧回路制御装置62は、まず、電源リレーRLをオンさせ、次に、トランジスタQにオンオフ動作を繰り返させて昇圧動作を行わせ、その後に、出力電圧VOを検出する。そして、昇圧回路制御装置62は、出力電圧VOが車載バッテリBの電圧VBと同じで昇圧が行われていない場合にはトランジスタQがオープン故障を起こしていると判定し、出力電圧VOが電圧VBより高くなっている場合にはトランジスタQがオープン故障を起こしていないと判定する。
(従来のスイッチング素子の故障判定の問題点)
従来の昇圧回路制御装置62によるトランジスタQの故障判定には、以下の問題点があった。
(1)トランジスタQがショート故障を起こしている場合、ショート故障の判定に際して電源リレーRLをオンさせると、車載バッテリB→ヒューズF→電源リレーRL→昇圧用コイルL→トランジスタQの経路で突入電流が流れる。この突入電流は、ノイズフィルタ用コンデンサC2が設けられていても、非常に大きな電流値になる。そのため、突入電流が流れる回路素子(ヒューズF、電源リレーRL、ノイズフィルタ用コンデンサC2、昇圧用コイルL)が異常に発熱し、故障を起こすという問題があった。例えば、電源リレーRLに無接点式リレーを使用した場合、突入電流によって半導体スイッチがオープン故障またはショート故障を起こす恐れがあった。電源リレーRLの半導体スイッチがショート故障を起こすと、電源リレーRLをオフできなくなるため、突入電流によってヒューズFが溶断する恐れがある。つまり、電源リレーRLに無接点式リレーを使用した場合、突入電流によって電源リレーRLの半導体スイッチのショート故障とヒューズFの溶断という二重故障が発生する恐れがあった。また、電源リレーRLに電磁式リレーを使用した場合、突入電流によってリレー接点が溶着する恐れがある。そして、電源リレーRLのリレー接点が溶着すると、電源リレーRLをオフできなくなるため、突入電流によってヒューズFが溶断する恐れがある。つまり、電源リレーRLに電磁式リレーを使用した場合、突入電流によって電源リレーRLのリレー接点の溶着とヒューズFの溶断という二重故障が発生する恐れがあった。このような二重故障が発生すると、故障箇所が電源リレーRLとヒューズFのどちらであるのか特定できず、故障の復旧に時間がかかることになる。
(2)トランジスタQのオープン故障の判定には、トランジスタQにオンオフ動作を繰り返させて昇圧動作を行わせ、出力電圧VOが車載バッテリBの電圧VBより高くなるかどうかを検出している。このとき、トランジスタQのオープン故障の判定精度を高めるには、検出誤差のマージン分だけ出力電圧VOが電圧VBより高くなった時点で初めて、トランジスタQがオープン故障を起こしていないと判定する必要がある。そのため、検出誤差のマージン分だけ出力電圧VOが電圧VBより高くなるまで、トランジスタQのオンオフ動作を継続しなければならず、トランジスタQのオープン故障の判定結果を得るのに時間がかかるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、スイッチング素子の故障の有無を確実かつ速やかに判定可能で、スイッチング素子の故障時に他の回路素子の故障を防止可能なチョッパ式直流昇圧回路の故障判定装置を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明は、請求項1に記載の手段を採用する。請求項1によれば、第2コンデンサの放電特性によって決定される第2コンデンサの端子間電圧の時間変化に基づいて、スイッチング素子のオープン故障の有無を判定しているため、オープン故障の有無を確実かつ速やかに判定できる。
そして、請求項1によれば、スイッチング素子のオープン故障を判定する際に、第1条件と第2条件の両方が満足している場合にのみ、スイッチング素子がオープン故障を起こしていないと判定している。ここで、第1条件は、制御手段がスイッチング素子をオン制御させてから第2所定時間が経過するまでに、第2コンデンサの端子間電圧が第2設定電圧以下に降下していることである。また、第2条件は、制御手段がスイッチング素子をオン制御させてから第2所定時間が経過するまでに、スイッチング素子をオン制御させる前より第2コンデンサの端子間電圧が第3設定電圧以上低下していることである。このように、2つの条件を設定することにより、スイッチング素子のオープン故障の有無を、より確実に判定することができる。
(用語の説明)
尚、[特許請求の範囲][課題を解決するための手段]に記載した構成要素と、[発明を実施するための最良の形態]に記載した構成部材との対応関係は以下のようになっている。「直流電源」は、車載バッテリBに該当する。「インダクタ」は、昇圧用コイルLに該当する。「スイッチング素子」は、トランジスタQに該当する。「整流器」は、整流ダイオードDに該当する。「第1コンデンサ」は、平滑コンデンサC1に該当する。「第2コンデンサ」は、ノイズフィルタ用コンデンサC2に該当する。「制御手段」は、昇圧回路制御装置22に該当する。「遮断手段」は、電源リレーRLおよび昇圧回路制御装置22が実行するS102の処理に該当する。「電流供給手段」は、車載バッテリB、イグニッションスイッチIG、内部電源回路12、抵抗Rから構成される。「ショート故障判定手段」は、昇圧回路制御装置22が実行するS110〜S114の処理に該当する。「第2コンデンサの端子間電圧」は、接続点P1の電圧VP1に該当する。「オープン故障判定手段」は、昇圧回路制御装置22が実行するS120〜S124の処理に該当する。「電流供給手段から電流供給が開始されてから第1所定時間が経過するまで」とは、イグニッションスイッチIGがオンされてから第1所定時間t1が経過するまで(内部電源回路12から抵抗Rを介して接続点P1へ電流供給が開始されてから第1所定時間t1が経過するまで)に該当する。
以下、本発明を具体化した一実施形態のチョッパ式直流昇圧回路の故障判定装置について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態において、図4に示した従来技術と同じ構成部材については符号を等しくしてその説明を省略する。図1は、電動パワーステアリング装置に用いられる本実施形態のチョッパ式直流昇圧回路20を示す回路図である。本実施形態のチョッパ式直流昇圧回路20において、図4に示した従来のチョッパ式直流昇圧回路60と異なるのは以下の点である。
(1)チョッパ式直流昇圧回路20はEPS(図示略)のECU10内に備えられ、昇圧回路制御装置22を備えている。昇圧回路制御装置22は、電源リレーRLのオンオフを制御する。また、昇圧回路制御装置22は、チョッパ式直流昇圧回路20の出力電圧VOに基づいて、トランジスタQのオンオフ(スイッチング)を制御するための駆動信号を生成し、その駆動信号をトランジスタQのゲートに印加する。そして、昇圧回路制御装置22は、接続点P1の電圧および出力電圧VOを検出すると共に、自動車のイグニッションスイッチIGのオンオフ状態を検出する。
(2)車載バッテリBのプラス端子はイグニッションスイッチIGを介してECU10に接続されている。ECU10内には、内部電源回路12および抵抗Rが備えられている。内部電源回路12は、イグニッションスイッチIGのオン時に車載バッテリBから供給された直流電圧VBを降圧して直流電圧VCを生成し、その直流電圧VCをECU10内の各回路素子へ供給する。
(3)抵抗Rは、電源リレーRLと昇圧用コイルLとの接続点P1と、内部電源回路12との間に接続されている。つまり、接続点P1には、内部電源回路12の生成した直流電圧VCが抵抗Rを介して印加されている。そのため、接続点P1の電圧は、抵抗Rを介して直流電圧VCにプルアップされている。そして、内部電源回路12および抵抗Rによってプルアップ回路が構成されている。
(本実施形態のチョッパ式直流昇圧回路の昇圧動作)
チョッパ式直流昇圧回路20の昇圧動作において、昇圧回路制御装置22は、従来のチョッパ式直流昇圧回路60の昇圧回路制御装置62と同じ動作を行う。
(本実施形態のチョッパ式直流昇圧回路におけるスイッチング素子の故障判定)
チョッパ式直流昇圧回路20において、スイッチング素子であるトランジスタQが故障していると正常な昇圧動作ができなくなるため、トランジスタQの故障判定を行う必要がある。そこで、昇圧回路制御装置22は、トランジスタQの故障判定機能を備えている。
図2および図3は、昇圧回路制御装置22が実行するトランジスタQの故障判定動作の流れを示すフローチャートである。昇圧回路制御装置22は、CPU,ROM,RAM,I/O回路を内蔵する周知のマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略称する。図示略)を含んで構成されており、そのマイコンの内蔵ROMに記録されているコンピュータプログラムに従い、コンピュータシステムによる各種演算処理によって、以下の各ステップ(以下、「S」と記載する)の処理を実行する。昇圧回路制御装置22は、初期状態において、電源リレーRLをオフさせると共に(S102)、NチャネルのトランジスタQのゲートにロウレベルの駆動信号を印加してトランジスタQをオフさせている(S104)。次に、昇圧回路制御装置22は、イグニッションスイッチIGがオンされているかどうかを検出し(S106)、イグニッションスイッチIGがオンされたならば(S106:Yes)、接続点P1の電圧VP1を検出する(S108)。尚、接続点P1の電圧VP1は、ノイズフィルタ用コンデンサC2の端子間電圧である。そして、昇圧回路制御装置22は、イグニッションスイッチIGがオンされてから第1所定時間t1が経過するまでに、接続点P1の電圧VP1が第1設定電圧VS1以上に上昇したかどうかを判定する(S110)。その判定結果に基づき、昇圧回路制御装置22は、イグニッションスイッチIGがオンされてから第1所定時間t1が経過するまでに電圧VP1が第1設定電圧VS1以上に上昇した場合には(S110:Yes)、トランジスタQがショート故障を起こしていないと判定する(S112)。また、イグニッションスイッチIGがオンされてから第1所定時間t1が経過するまでに電圧VP1が第1設定電圧VS1以上に上昇しなかった場合には(S110:No)、トランジスタQがショート故障を起こしていると判定する(S114)。次に、昇圧回路制御装置22は、NチャネルのトランジスタQのゲートにハイレベルの駆動信号を印加してトランジスタQをオンさせ(S116)、接続点P1の電圧VP1を検出する(S118)。続いて、昇圧回路制御装置22は、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでに、接続点P1の電圧VP1が第2設定電圧VS2以下に降下し、且つ、トランジスタQをオンさせる前より電圧VP1が第3設定電圧VS3以上低下したかどうかを判定する(S120)。その判定結果に基づき、昇圧回路制御装置22は、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでに、電圧VP1が第2設定電圧VS2以下に降下し、且つ、トランジスタQをオンさせる前より電圧VP1が第3設定電圧VS3以上低下した場合には(S120:Yes)、トランジスタQがオープン故障を起こしていないと判定する(S122)。また、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでに電圧VP1が第2設定電圧VS2以下に降下しなかった場合、または、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでにトランジスタQをオンさせる前より電圧VP1が第3設定電圧VS3以上低下しなかった場合には(S120:No)、トランジスタQがオープン故障を起こしていると判定する(S124)。そして、昇圧回路制御装置22は、S112にてトランジスタQがショート故障を起こしていないと判定すると共に、S122にてトランジスタQがオープン故障を起こしていないと判定した場合には、電源リレーRLをオンさせ(S126)、トランジスタQにオンオフ動作を繰り返させて昇圧動作を開始させる(S128)。また、昇圧回路制御装置22は、S114にてトランジスタQがショート故障を起こしていると判定した場合には、その旨を表示して自動車の運転者に報知する(S130)。また、昇圧回路制御装置22は、S124にてトランジスタQがオープン故障を起こしていると判定した場合には、その旨を表示して自動車の運転者に報知する(S132)。尚、S130またはS132におけるトランジスタQの故障表示は、視覚的表示方法または聴覚的表示方法の少なくともいずれかを用いればよい。視覚的表示方法には、例えば、自動車のインストルメントパネル等にショート故障とオープン故障を区別して示す警告灯を設けておき、その警告灯を点灯させる方法がある。また、聴覚的表示方法には、例えば、ショート故障とオープン故障を区別して示すブザーを設けておき、そのブザーを鳴動させる方法がある。
[実施形態の作用・効果]
以上詳述した本実施形態によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]トランジスタQのショート故障を判定するには、電源リレーRLをオフ(S102)させると共にトランジスタQをオフ(S104)させた状態で、イグニッションスイッチIGがオンされてから第1所定時間t1が経過するまでに、接続点P1の電圧VP1が第1設定電圧VS1以上に上昇したかどうかを判定している(S110)。イグニッションスイッチIGがオンされると、内部電源回路12が電圧VCを生成し、その電圧VCが接続点P1に印加されるため、内部電源回路12から抵抗Rを介してノイズフィルタ用コンデンサC2へ電流が流れ込み、ノイズフィルタ用コンデンサC2が充電(プリチャージ)される。つまり、「イグニッションスイッチIGがオンされてから第1所定時間t1が経過するまで」とは、「内部電源回路12から抵抗Rを介して接続点P1へ電流供給が開始されてから第1所定時間t1が経過するまで」ということである。このとき、トランジスタQがショート故障を起こしている場合、接続点P1は昇圧用コイルLおよびトランジスタQを介してアースされるため、接続点P1の電圧VP1は、内部電源回路12の生成した電圧Vc、抵抗Rの抵抗値、昇圧用コイルLの直流抵抗値、トランジスタQのオン抵抗値、ノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量、イグニッションスイッチIGがオンされてからの経過時間によって決定される。また、トランジスタQがショート故障を起こしていない場合、接続点P1はアースされずオープン状態であるため、接続点P1の電圧VP1は、内部電源回路12の生成した電圧Vc、抵抗Rの抵抗値、ノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量、イグニッションスイッチIGがオンされてからの経過時間によって決定される。つまり、接続点P1の電圧VP1は、前記各抵抗値とノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量とによって決定される時定数に従い、イグニッションスイッチIGがオンされてからの経過時間が増大するほど電圧VP1も上昇する。このとき、トランジスタQがショート故障を起こしている場合に比べて、ショート故障を起こしていない場合には、イグニッションスイッチIGがオンされてからの経過時間に対する電圧VP1の上昇度合いが高くなり、電圧VP1が速やかに上昇する。そこで、トランジスタQがショート故障を起こしている場合と起こしていない場合のそれぞれについて、イグニッションスイッチIGがオンされてからの経過時間に対する電圧VP1の上昇度合いを実際に試験することにより、第1所定時間t1および第1設定電圧VS1をカット・アンド・トライで実験的に求める。例えば、電圧Vcが5V、ノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量が1500μF、抵抗Rの抵抗値が390Ωの場合、第1所定時間t1を1秒、第1設定電圧VS1を0.5Vに設定すればよい。そして、イグニッションスイッチIGがオンされてから第1所定時間t1が経過するまでに電圧VP1が第1設定電圧VS1以上に上昇した場合には(S110:Yes)、トランジスタQがショート故障を起こしていないと判定している(S112)。このように、本実施形態では、電源リレーRLをオフさせて車載バッテリBから昇圧用コイルLへ供給される電流を遮断し、トランジスタQをオフ制御しているときに、前記時定数に従って規定されるノイズフィルタ用コンデンサC2の充電特性によって決定される接続点P1の電圧VP1の時間変化に基づいて、トランジスタQのショート故障の有無を判定するため、ショート故障の有無を確実かつ速やかに判定できる。そして、トランジスタQのショート故障の判定はイグニッションスイッチIGがオンされた後のイニシャルチェック時に行われ、トランジスタQのショート故障時には電源リレーRLがオンされないため(電源リレーRLのオンを禁止するため)、フェールセーフを掛けることができる。
[2]本実施形態では、トランジスタQのショート故障を判定する際に、電源リレーRLをオフさせている(S102)。つまり、本実施形態では、電源リレーRLをオン(S126)させて昇圧動作を開始(S128)させる前に、トランジスタQのショート故障を判定している(S110)。従って、本実施形態によれば、トランジスタQがショート故障を起こしている場合でも、そのショート故障の判定に際して、従来のチョッパ式直流昇圧回路60のように、車載バッテリB→ヒューズF→電源リレーRL→昇圧用コイルL→トランジスタQの経路で過大な突入電流が流れることがなく、その突入電流が流れる回路素子(ヒューズF、電源リレーRL、昇圧用コイルL)の異常発熱による故障を防止することができる。そのため、例えば、電源リレーRLに無接点式リレーを使用した場合、突入電流によって半導体スイッチがオープン故障またはショート故障を起こすのを防止できる。そして、電源リレーRLの半導体スイッチがショート故障を起こさないため、突入電流によって電源リレーRLの半導体スイッチのショート故障とヒューズFの溶断という二重故障が発生することもない。また、例えば、電源リレーRLに電磁式リレーを使用した場合、突入電流によってリレー接点が溶着するのを防止でき、突入電流によって電源リレーRLのリレー接点の溶着とヒューズFの溶断という二重故障が発生することもない。
[3]抵抗Rは、内部電源回路12から接続点P1へ過大な電流が流れ込むのを防止するための電流制限用保護抵抗として機能する。尚、抵抗Rの抵抗値は、前記[1]の作用を勘案してカット・アンド・トライで実験的に求めればよい。
[4]トランジスタQのオープン故障を判定するには、電源リレーRLをオフさせた状態で(S102)、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでに、接続点P1の電圧VP1が第2設定電圧VS2以下に降下し、且つ、トランジスタQをオンさせる前より電圧VP1が第3設定電圧VS3以上低下したかどうかを判定している(S120)。このとき、ノイズフィルタ用コンデンサC2は放電(ディスチャージ)するが、トランジスタQがオープン故障を起こしている場合、接続点P1はアースされずオープン状態であるため、ノイズフィルタ用コンデンサC2の放電電流は、昇圧用コイルL→整流ダイオードD→電動モータの経路で流れ出す。そして、トランジスタQがオープン故障を起こしている場合、接続点P1の電圧VP1は、内部電源回路12の生成した電圧Vc、抵抗Rの抵抗値、昇圧用コイルLの直流抵抗値、ノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量、イグニッションスイッチIGがオンされてからの経過時間によって決定される。また、トランジスタQがオープン故障を起こしていない場合、接続点P1は昇圧用コイルLおよびトランジスタQを介してアースされるため、ノイズフィルタ用コンデンサC2の放電電流は、昇圧用コイルLからトランジスタQを通って流れ出す。そして、トランジスタQがオープン故障を起こしていない場合、接続点P1の電圧VP1は、内部電源回路12の生成した電圧Vc、抵抗Rの抵抗値、昇圧用コイルLの直流抵抗値、トランジスタQのオン抵抗値、ノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量、トランジスタQをオンさせてからの経過時間によって決定される。つまり、接続点P1の電圧VP1は、前記各抵抗値とノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量とによって決定される時定数に従って決定される。ここで、トランジスタQのオン抵抗は電動モータの巻線抵抗に比べて十分に小さいため、ノイズフィルタ用コンデンサC2の放電電流は、トランジスタQがオープン故障を起こしている場合に比べて起こしていない場合の方が増加する。その結果、トランジスタQがオープン故障を起こしている場合に比べて起こしていない場合の方が、ノイズフィルタ用コンデンサC2は更に放電されることになる。そこで、トランジスタQがオープン故障を起こしている場合と起こしていない場合のそれぞれについて、トランジスタQをオンさせてからの経過時間に対する電圧VP1の降下度合いを実際に試験することにより、第2所定時間t2、第2設定電圧VS2、第3設定電圧VS3をカット・アンド・トライで実験的に求める。例えば、電圧Vcが5V、ノイズフィルタ用コンデンサC2の静電容量が1500μF、抵抗Rの抵抗値が390Ωの場合、第2所定時間t2を1秒、第2設定電圧VS2を3V、第3設定電圧VS3を0.3Vに設定すればよい。そして、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでに、電圧VP1が第2設定電圧VS2以下に降下し、且つ、トランジスタQをオンさせる前より電圧VP1が第3設定電圧VS3以上低下した場合には(S120:Yes)、トランジスタQがオープン故障を起こしていないと判定している(S122)。このように、本実施形態では、電源リレーRLをオフさせて車載バッテリBから昇圧用コイルLへ供給される電流を遮断し、トランジスタQをオン制御しているときに、前記時定数に従って規定されるノイズフィルタ用コンデンサC2の放電特性によって決定される接続点P1の電圧VP1の時間変化に基づいて、トランジスタQのオープン故障の有無を判定するため、オープン故障の有無を確実かつ速やかに判定できる。そして、トランジスタQのオープン故障の判定はイグニッションスイッチIGがオンされた後のイニシャルチェック時に行われ、トランジスタQのオープン故障時には電源リレーRLがオンされないため(電源リレーRLのオンを禁止するため)、フェールセーフを掛けることができる。
[5]本実施形態によれば、トランジスタQのオープン故障を判定する際に、従来のチョッパ式直流昇圧回路60のようにトランジスタQにオンオフ動作を繰り返させて昇圧動作を行わせないため、従来のチョッパ式直流昇圧回路60に比べてトランジスタQのオープン故障の判定結果が短時間に得られる。
[6]本実施形態では、トランジスタQのオープン故障を判定する際に、第1条件と第2条件の両方が満足している場合にのみ、トランジスタQがオープン故障を起こしていないと判定している。尚、第1条件は、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでに、電圧VP1が第2設定電圧VS2以下に降下していることである。また、第2条件は、トランジスタQをオンさせてから第2所定時間t2が経過するまでに、トランジスタQをオンさせる前より電圧VP1が第3設定電圧VS3以上低下していることである。このように、2つの条件を設定することにより、トランジスタQのオープン故障の有無を、より確実に判定することができる。
[7]前記特許文献1(特開2003−89360号公報)の第23実施形態(第339段落〜第368段落、図38〜図41)、第24実施形態(第368段落〜第377段落、図38、図39、図42)には、本実施形態と一見類似した昇圧回路が開示されている。しかし、特許文献1の第23〜第25実施形態は、以下の点で本実施形態のチョッパ式直流昇圧回路20と異なっており、本実施形態は特許文献1から容易に想到できるものではなく、特許文献1では本実施形態の前記[1]〜[6]の作用・効果は到底奏し得ない。
(7−1)特許文献1の第341段落には「イグニッション回路φはイグニッションスイッチIGSがオンすると、イグニッション電圧VIGが印加されるようになっている。本実施形態ではイグニッション電圧VIGはバッテリ電圧と同じ電圧である。」と記載されている。一方、本実施形態では、接続点P1(特許文献1の接続点P5に相当)には車載バッテリBの電圧VBを降圧した電圧VCが印加される。
(7−2)特許文献1の第341段落には「イグニッション回路φの接続点P4と、印加点P1とコイルLとの接続点P5間には、抵抗R1が接続されている。抵抗R1は、接続点P4,P5間に電流がほとんど流れない高抵抗のものとしている。」と記載されている。つまり、特許文献1では、図38に示す電源リレー200がオフのとき、イグニッション回路φから抵抗R1を介してコンデンサC2に電流が流れ込まないため、コンデンサC2は充電されない。一方、本実施形態では、電源リレーRLがオフのとき、内部電源回路12(特許文献1のイグニッション回路φに相当)から抵抗R(特許文献1の抵抗R1に相当)を介してノイズフィルタ用コンデンサC2へ電流が流れ込み、ノイズフィルタ用コンデンサC2が充電される。
(7−3)特許文献1では、図39に示す昇圧回路制御装置20がトランジスタQ1のドレイン電圧を検出している。一方、本実施形態では、昇圧回路制御装置22が接続点P1の電圧VP1を検出している。
(7−4)特許文献1の第23実施形態では、図40または図41に示すS440にてトランジスタQ1のドレイン電圧が第6基準値λ6以上か否かを判定し、ドレイン電圧が第6基準値λ6未満の場合はトランジスタQ1がオープン故障を起こしていないと判定している。一方、本実施形態では、前記[4]で詳述したように、コンデンサC2の放電特性によって決定される接続点P1の電圧VP1の時間変化に基づいて、トランジスタQ(特許文献1のトランジスタQ1に相当)のオープン故障の有無を判定している。そのため、本実施形態によれば、特許文献1に比べて、トランジスタQ(Q1)のオープン故障の有無を確実かつ速やかに判定できる。
(7−5)特許文献1の第24実施形態では、図42に示すS440AにてトランジスタQ1のドレイン電圧が第7基準値λ7以下か否かを判定し、ドレイン電圧が第7基準値λ7を超える場合はトランジスタQ1がショート故障を起こしていないと判定している。一方、本実施形態では、前記[1]で詳述したように、コンデンサC2の充電特性によって決定される接続点P1の電圧VP1の時間変化に基づいて、トランジスタQのショート故障の有無を判定している。そのため、本実施形態によれば、特許文献1に比べて、トランジスタQ(Q1)のショート故障の有無を確実かつ速やかに判定できる。
[別の実施形態]
ところで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[1]前記特許文献1(特開2003−89360号公報)と同様に、整流ダイオードDをトランジスタ等のスイッチング素子に置き代え、そのスイッチング素子とトランジスタQとを交互にオンオフ動作させることにより昇圧動作を行わせる。このようにすれば、EPSの電動モータの回生電流を回生することが可能になり、電動モータが回生状態になった場合にチョッパ式直流昇圧回路が破壊されるのを防止できる。
[2]トランジスタQは、NチャネルパワーMOSFETに限らず、どのようなスイッチング素子(例えば、PチャネルパワーMOSFET、JFET(Junction FET)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、SIT(Static Induction Transistor)、バイポーラトランジスタ、サイリスタなど)を用いてもよい。
[3]チョッパ式直流昇圧回路20は、EPSに限らず、直流昇圧が必要な装置であれば、どのような装置に適用してもよい。
本発明を具体化した一実施形態のチョッパ式直流昇圧回路20を示す回路図。 一実施形態の昇圧回路制御装置22が実行するトランジスタQの故障判定動作の流れを示すフローチャート。 一実施形態の昇圧回路制御装置22が実行するトランジスタQの故障判定動作の流れを示すフローチャート。 従来のチョッパ式直流昇圧回路60を示す回路図。
符号の説明
10:電動パワーステアリング装置(EPS)の電子制御装置(ECU)
12:内部電源回路
20:チョッパ式直流昇圧回路
22:昇圧回路制御装置
B:車載バッテリ
L:昇圧用コイル
Q:トランジスタ
D:整流ダイオード
R:抵抗
IG:イグニッションスイッチ
RL:電源リレー
C1:平滑コンデンサ
C2:ノイズフィルタ用コンデンサ

Claims (1)

  1. 直流電源から供給された電流が流れるインダクタと、
    そのインダクタの前記直流電源とは反対側を開放または接地することにより、そのインダクタに流れる電流を断続するスイッチング素子と、
    前記インダクタの逆起電力によって発生する放電電流を整流する整流器と、
    その整流器によって整流された電流を平滑する第1コンデンサと、
    その第1コンデンサの端子間電圧が目標電圧となるように、前記スイッチング素子のスイッチングを制御する制御手段と
    を備えたチョッパ式の直流昇圧回路の故障判定装置であって、
    前記直流電源から前記インダクタへの電流供給を遮断する遮断手段と、
    前記インダクタの前記直流電源の側へ直流電流を供給する電流供給手段と、
    その電流供給手段から供給された電流を充電する第2コンデンサと、
    前記遮断手段が前記直流電源から前記インダクタへ供給される電流を遮断し、前記制御手段が前記スイッチング素子をオン制御しているときに、前記第2コンデンサの放電特性によって決定される第2コンデンサの端子間電圧の時間変化に基づいて、前記スイッチング素子のオープン故障の有無を判定するオープン故障判定手段とを備え、
    前記オープン故障判定手段は、前記制御手段が前記スイッチング素子をオン制御させてから第2所定時間が経過するまでに、第2コンデンサの端子間電圧が第2設定電圧以下に降下し、且つ、前記スイッチング素子をオン制御させる前より第2コンデンサの端子間電圧が第3設定電圧以上低下した場合に、前記スイッチング素子がオープン故障を起こしていないと判定することを特徴とする直流昇圧回路の故障判定装置。
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