JP2007300760A - 昇圧回路および電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】保護機能を有する昇圧回路および、この昇圧回路を備える電気機器を提供する。
【解決手段】電気機器は昇圧回路2を備える。スイッチ制御回路8は昇圧回路2が電圧VCCを昇圧している際に電圧VGが異常低下したことを検知すると、スイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。よってダイオードD1のアノードと電源ノードとの電気的接続が遮断される。たとえば端子T2(あるいは端子CP)の地絡時に電圧VG,VD1は低下する。このときにスイッチ制御回路8はスイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。よって端子T2(または端子CP2)の地絡時にダイオードD1,D2に過大な電流が流れることを防ぐことができる。
【選択図】図2
【解決手段】電気機器は昇圧回路2を備える。スイッチ制御回路8は昇圧回路2が電圧VCCを昇圧している際に電圧VGが異常低下したことを検知すると、スイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。よってダイオードD1のアノードと電源ノードとの電気的接続が遮断される。たとえば端子T2(あるいは端子CP)の地絡時に電圧VG,VD1は低下する。このときにスイッチ制御回路8はスイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。よって端子T2(または端子CP2)の地絡時にダイオードD1,D2に過大な電流が流れることを防ぐことができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、昇圧回路および電気機器に関し、特に保護機能を有する昇圧回路と、この昇圧回路を備える電気機器に関する。
図10は、従来の昇圧回路の構成を示す回路図である。
図10を参照して、昇圧回路102は、本体部106と、コンデンサC1,C2と、クロック回路105とを備える。本体部106は、ダイオードD1,D2と、レベルシフト回路107とを含む。なお、図10に示す昇圧回路102は一般的にチャージポンプ回路と称される。
図10を参照して、昇圧回路102は、本体部106と、コンデンサC1,C2と、クロック回路105とを備える。本体部106は、ダイオードD1,D2と、レベルシフト回路107とを含む。なお、図10に示す昇圧回路102は一般的にチャージポンプ回路と称される。
本体部106は、さらに、端子T1,T2,CP1,CP2を有する。端子T1は電源ノードに接続される。端子T1には電圧VCCが与えられる。なお、特に説明しない限り「電圧」とは接地電位からの電位差を示すものとする。
コンデンサC1は端子T1,T2の間に接続される。コンデンサC2は端子CP1,CP2の間に接続される。
ダイオードD1のアノードは端子T1に接続され、ダイオードD1のカソードは端子CP2に接続される。ダイオードD2のアノードは端子CP2に接続され、ダイオードD2のカソードは端子T2に接続される。
レベルシフト回路107はクロック回路105からクロック信号を受ける。レベルシフト回路107は入力されるクロック信号の電圧(たとえば3V)を高いレベルの電圧(たとえば15V)に変換して出力する。レベルシフト回路107から出力される信号は端子CP1に入力される。
レベルシフト回路107からたとえば15Vの電圧が出力されると、端子CP2の電圧は(VCC+15−ΔV1)Vとなる。ここでΔV1はダイオードD1の順方向電圧(約0.7V)である。また、端子T2の電圧VGは端子CP2の電圧に対してダイオードD2の順方向電圧(約0.7V)だけ低い。ダイオードD2の順方向電圧をΔV2とすると電圧VGは(VCC+15−ΔV1−ΔV2)となる。よって電圧VGは電圧VCCよりも高くなる。電圧VGは負荷(図示せず)に供給される。
なお、コンデンサC1は電圧VGを平滑化する役割を果たす。よって電圧VGは電圧VCCよりも高い状態のまま保たれる。
たとえば、特開2002−204569号公報(特許文献1)は、チャージポンプ回路を備えるスイッチング電源を開示する。このスイッチング電源は電池から与えられる電圧が所定の大きさの電圧になるように調整する。また、このスイッチング電源は調整後の入力電圧を所定の利得率により昇圧して所望の電圧を出力する。
特開2002−204569号公報
図10に示す昇圧回路102において、たとえば端子T2(あるいは端子CP2)が地絡するとダイオードD1,D2には過大な電流が流れる。よってダイオードD1,D2が損傷するおそれがある。特開2002−204569号公報(特許文献1)は、チャージポンプ回路の出力端子が地絡する等の理由により出力電圧が低下した場合にチャージポンプ回路を保護する方法を開示していない。
本発明の目的は、保護機能を有する昇圧回路および、この昇圧回路を備える電気機器を提供することである。
本発明は要約すれば、昇圧回路であって、昇圧部と、スイッチと、制御回路とを備える。昇圧部は、電圧供給源から第1のノードに与えられる第1の電圧を昇圧して、第2のノードに第2の電圧を出力する。スイッチは、電圧供給源と第1のノードとの間に接続される。制御回路は、昇圧部が第1の電圧を昇圧している際に第2の電圧の異常低下を検知すると、スイッチを導通状態から非導通状態に切換える。
好ましくは、制御回路は、検知部と、タイマラッチ回路とを含む。検知部は、第2の電圧が第1のしきい値電圧を下回ったことを検知した場合に第1の検知結果を出力する。タイマラッチ回路は、第1の検知結果に応じて経過時間の計測を開始する。タイマラッチ回路は、経過時間が予め定められた時間を超えるとスイッチを導通状態から非導通状態に切換える。
より好ましくは、タイマラッチ回路は、経過時間が予め定められた時間を超える前に、第2の電圧が第1のしきい値電圧以上に上昇した場合には、経過時間の計測を中止してスイッチを導通状態のままに保つ。
さらに好ましくは、検知部は、第2の電圧が第1のしきい値電圧よりも低い第2のしきい値電圧を下回ったことを検知した場合には、第2の検知結果を出力する。タイマラッチ回路は、経過時間が予め定められた時間を超える前に第2の検知結果を受けた場合には、スイッチを非導通状態に設定する。
さらに好ましくは、昇圧部は、電圧供給源および第2のノードの間に接続される第1のコンデンサと、第3および第4のノードの間に接続される第2のコンデンサとを用いて第1の電圧を昇圧する。昇圧部は、第1のノードにアノードが接続され、第3のノードにカソードが接続される第1のダイオードと、第3のノードにアノードが接続され、第2のノードにカソードが接続される第2のダイオードと、第4のノードに出力端子が接続されて、入力されるクロック信号の振幅を変化させるレベルシフト回路とを含む。検知部は、第1の電圧を分圧して第1の比較電圧を生成する第1の分圧回路と、第3のノードにおける第3の電圧を分圧して第2の比較電圧を生成する第2の分圧回路と、第2の電圧を分圧して第3の比較電圧を生成する第3の分圧回路と、第1および第2の比較電圧を比較して、比較した結果を第1の検出結果として出力する第1の比較器と、第1および第3の比較電圧を比較して、比較した結果を第2の検出結果として出力する第2の比較器とを含む。
より好ましくは、第1のしきい値電圧は、昇圧部の動作開始時における第2の電圧よりも低くなるように設定される。
本発明の他の局面に従うと、電気機器であって、上述のいずれかに記載の昇圧回路を備える。
本発明によれば、出力端子の地絡等の異常が生じた際に、昇圧回路の損傷を防ぐことができる。
また、本発明によれば、電気機器の動作の信頼性を高めることができる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、本実施の形態の昇圧回路を備える電気機器の概略ブロック図である。
図1を参照して、電気機器100は、NチャネルMOSトランジスタQ1,Q2と、制御回路1と、昇圧回路2と、駆動回路3,4と、クロック回路5とを備える。
図1を参照して、電気機器100は、NチャネルMOSトランジスタQ1,Q2と、制御回路1と、昇圧回路2と、駆動回路3,4と、クロック回路5とを備える。
NチャネルMOSトランジスタQ1のドレインは電源ノードに接続される。NチャネルMOSトランジスタQ1のドレインには電圧VCC(たとえば50V)が与えられる。NチャネルMOSトランジスタQ1のソースは端子TAに接続される。NチャネルMOSトランジスタQ1のゲートは駆動回路3から送られる駆動信号を受ける。
NチャネルMOSトランジスタQ2のドレインは端子TAに接続される。NチャネルMOSトランジスタQ2のソースは接地ノードに接続される。NチャネルMOSトランジスタQ2のゲートは駆動回路4から送られる駆動信号を受ける。
端子TAには負荷が接続される。負荷は、たとえばモータのコイル、あるいはスイッチング電源のコイル等である。
NチャネルMOSトランジスタQ1が導通し、かつ、NチャネルMOSトランジスタQ2が導通していない場合、端子TAの電圧はほぼ電圧VCCに等しい。ここで、NチャネルMOSトランジスタQ1を導通させるためには、NチャネルMOSトランジスタQ1のゲートに印加される電圧VGが端子TAの電圧(ほぼ電圧VCCに等しい電圧)に対してNチャネルMOSトランジスタQ1のしきい値電圧よりも大きい必要がある。
昇圧回路2は入力される電圧VCCを電圧VG(たとえば60V)に昇圧する。駆動回路3には昇圧回路2から電源電圧として電圧VGが与えられる。制御回路1から駆動回路3に信号が与えられると、駆動回路3は入力信号の電圧レベル(たとえば数V)を電圧VGのレベルに変換して出力する。これによりNチャネルMOSトランジスタQ1のゲートには電圧VGが与えられる。なお、制御回路1から駆動回路4には、たとえば数Vの電圧レベルの信号が与えられる。駆動回路4は、たとえば入力信号の電圧レベルと同じ電圧レベルの信号を出力してNチャネルMOSトランジスタQ2を駆動する。
クロック回路5は、クロック信号CLKを生成して、制御回路1および昇圧回路2にクロック信号を与える。クロック信号CLKは制御回路1および昇圧回路2の動作の基準となる信号である。
また、制御回路1は信号ENを昇圧回路2に送る。信号ENのレベルがHレベル(たとえば3V)であれば昇圧回路2が動作する。信号ENのレベルがLレベル(たとえば0V)であれば昇圧回路2は停止する。
図2は、図1の昇圧回路2の構成を示す回路図である。
図2を参照して、昇圧回路2は、コンデンサC1,C2と、本体部6とを含む。本体部6は、たとえば1つの半導体集積回路である。
図2を参照して、昇圧回路2は、コンデンサC1,C2と、本体部6とを含む。本体部6は、たとえば1つの半導体集積回路である。
本体部6は、端子T1,T2,CP1,CP2を有する。コンデンサC1は端子T1,T2の間に接続される。コンデンサC2は端子CP1,CP2の間に接続される。
本体部6は、昇圧部9と、スイッチSWと、スイッチ制御回路8とを含む。昇圧部9は、ダイオードD1,D2と、レベルシフト回路7とを含む。昇圧部9と、コンデンサC1,C2とはいわゆる「チャージポンプ回路」を構成する。
端子T1には電源ノード(電圧供給源)から電圧VCCが与えられる。昇圧部9は電圧VCCを昇圧して端子T2に電圧VGを出力する。スイッチSWは端子T1とダイオードD1のアノード(ノードN1)との間に接続される。スイッチSWはスイッチ制御回路8から信号CTRLを受けて導通状態と非導通状態とを切換える。
ダイオードD1のカソードは端子CP2に接続される。ダイオードD2のアノードは端子CP2に接続される。ダイオードD2のカソードは端子T2に接続される。
レベルシフト回路7はクロック信号CLKを受けて、端子CP1にクロック信号CLK1を出力する。クロック信号CLKの電圧は0と電圧V0との間で変化する。クロック信号CLK1の電圧は0と電圧VREGとの間で変化する。電圧VREGは電圧V0よりも高い電圧である。このようにレベルシフト回路7はクロック信号CLKの振幅を変化させる。
スイッチ制御回路8は電圧VCC,VD1,VGを受けてスイッチSWの導通および非導通を制御する。スイッチ制御回路8はスイッチSWを導通させる場合には信号CTRLをHレベルに設定する。一方、スイッチ制御回路8はスイッチSWを非導通状態に設定する場合には信号CTRLをLレベルに設定する。
スイッチ制御回路8は昇圧部9が電圧VCCを昇圧している際に電圧VGが異常低下したことを検知すると、スイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。よってダイオードD1のアノードと電源ノードとの電気的接続が遮断される。たとえば端子T2(あるいは端子CP2)の地絡時に電圧VG,VD1は低下する。このときにスイッチ制御回路8はスイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。よって端子T2(または端子CP2)の地絡時にダイオードD1,D2に過大な電流が流れることを防ぐことができる。
また、スイッチ制御回路8には信号ENが入力される。信号ENのレベルがHレベルであれば、スイッチ制御回路8は上述したスイッチSWを制御する動作を行なう。一方、信号ENのレベルがLレベルであれば、スイッチ制御回路8は信号CTRLを常時Lレベルに設定してスイッチSWを非導通状態に保つ。
図3は、図2のスイッチSWの具体的な構成例を示す図である。
図3を参照して、スイッチSWは、PチャネルMOSトランジスタQ3と、NチャネルMOSトランジスタQ4と、抵抗R1,R2と、ツェナーダイオードZDとを含む。
図3を参照して、スイッチSWは、PチャネルMOSトランジスタQ3と、NチャネルMOSトランジスタQ4と、抵抗R1,R2と、ツェナーダイオードZDとを含む。
PチャネルMOSトランジスタQ3のソースは端子T1に接続される。PチャネルMOSトランジスタQ3のドレインはダイオードD1のアノードに接続される。
抵抗R1の一方端およびツェナーダイオードZDのカソードは端子T1に接続される。抵抗R1の他方端およびツェナーダイオードZDのアノードはPチャネルMOSトランジスタQ3のゲートに接続される。
抵抗R2はPチャネルMOSトランジスタQ3のゲートとNチャネルMOSトランジスタQ4のドレインとの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタQ4のソースは接地ノードに接続される。NチャネルMOSトランジスタQ4のゲートはスイッチ制御回路8から送られる信号CTRLを受ける。
信号CTRLのレベルがHレベルの場合には、NチャネルMOSトランジスタQ4が導通する。よって、PチャネルMOSトランジスタQ3のゲートの電圧が電圧VCCよりも低くなる。このときのPチャネルMOSトランジスタQ3のゲートの電圧と電圧VCCとの差はPチャネルMOSトランジスタQ3のしきい値電圧よりも大きいため、PチャネルMOSトランジスタQ3が導通する。よって電源ノードとダイオードD1のアノードとが電気的に接続される。
一方、信号CTRLのレベルがLレベルの場合には、NチャネルMOSトランジスタQ4が非導通状態になる。PチャネルMOSトランジスタQ3のゲートの電圧が電圧VCCと等しくなるため、PチャネルMOSトランジスタQ3は非導通状態になる。よって電源ノードとダイオードD1のアノードとの電気的な接続が遮断される。
続いて、図2に示すスイッチ制御回路8についてより詳細に説明する。
図4は、図2に示すスイッチ制御回路8が行なうスイッチSWの制御動作を概略的に説明するフローチャートである。
図4は、図2に示すスイッチ制御回路8が行なうスイッチSWの制御動作を概略的に説明するフローチャートである。
図4および図2を参照して、処理が開始されると、まずステップS1においてスイッチ制御回路8は電圧VGの異常を検出する。なお電圧VGの異常とは、電圧VGがあるしきい値電圧(第1のしきい値電圧)を下回わったことを意味する。
次にステップS2において、スイッチ制御回路8はクロック信号CLKに基づいて、電圧VGが第1のしきい値電圧を下回わった時点からの経過時間を計測する。すなわちスイッチ制御回路8はタイマ動作を行なう。
続いてステップS3において、スイッチ制御回路8は電圧VGが異常である状態が所定の時間継続しているか否かを判定する。スイッチ制御回路8は、上記の経過時間が予め定められた時間を超えた場合には、電圧VGの異常状態が継続していると判定する。この場合(ステップS3においてYES)、ステップS4においてスイッチ制御回路8は信号CTRLのレベルをHレベルからLレベルに切換えてスイッチSWを非導通状態に設定する。よってダイオードD1のアノードに電圧VCCが供給されない。つまりステップS4において昇圧回路2による昇圧動作は停止する。
一方、図1に示す電気機器100の動作が正常であっても、何らかの原因によって電圧VGが瞬間的に低下することが起こり得る。この場合にもスイッチ制御回路8は、ステップS1,S2の処理を実行する。ここでスイッチ制御回路8は、時間を計測している最中に電圧VGが第1のしきい値以上に上昇したことを検知すると、異常状態が終了したと判定する。この場合(ステップS3においてNO)、ステップS5において、スイッチ制御回路8は経過時間の計測を中止してスイッチSWを導通状態のままに保つ。
ステップS4またはステップS5の処理が終了すると全体の処理は再びステップS1に戻る。
要するに、スイッチ制御回路8は、電圧VGが低下した状態がある程度の時間継続する場合にのみスイッチSWを非導通状態にする。このようにスイッチ制御回路8がスイッチSWを制御することによって、スイッチ制御回路8は電圧VGの異常状態を正しく検知することができる。
図5は、図2に示すスイッチ制御回路8の構成例を示す回路図である。
図5を参照して、スイッチ制御回路8は、検知部8Aと、タイマラッチ回路8Bとを含む。
図5を参照して、スイッチ制御回路8は、検知部8Aと、タイマラッチ回路8Bとを含む。
検知部8Aは、抵抗分圧回路RA,RB,RCと、比較器11,12とを含む。抵抗分圧回路RAは、抵抗R11,R12を含む。抵抗R11,R12は端子T1と接地ノードとの間に直列に接続される。抵抗R11,R12は電圧VCCを分圧して電圧VA(第1の比較電圧)を発生する。
抵抗分圧回路RBは、抵抗R13,R14を含む。抵抗R13,R14は端子T3と接地ノードとの間に直列に接続される。抵抗R13,R14は電圧VD1を分圧して電圧VB(第2の比較電圧)を発生する。
抵抗分圧回路RCは、抵抗R15,R16を含む。抵抗R15,R16は端子T2と接地ノードとの間に直列に接続される。抵抗R15,R16は電圧VGを分圧して電圧VC(第3の比較電圧)を発生する。
比較器11は電圧VAと電圧VBとを比較して、信号COMP1を出力する。VA<VBのときには信号COMP1はLレベルである。VA>VBのときには信号COMP1はHレベルである。なお、VA>VBのときとは、電圧VGが第1のしきい値電圧を下回る場合である。
比較器12は電圧VAと電圧VCとを比較して、信号COMP2を出力する。VA<VCのときには信号COMP2はLレベルである。VA>VCのときには信号COMP2はHレベルである。なお、VA>VCのときとは、電圧VGが第2のしきい値電圧を下回る場合である。ここで第2のしきい値電圧とは第1のしきい値電圧よりも低い電圧である。
タイマラッチ回路8Bは、タイマ13,14と、NAND回路15と、インバータ16,17と、RSラッチ18と、NOR回路19とを含む。
タイマ13は、Hレベルの信号COMP1を受けると活性化されて、クロック信号CLKの周期の整数倍の時間ごとに、信号TM1のレベルをHレベルとLレベルとの間で切換える。タイマ14は、Hレベルの信号COMP2を受けると活性化されて、クロック信号CLKの周期の整数倍の時間ごとに、信号TM2のレベルをHレベルとLレベルとの間で切換える。
たとえばタイマ13,14は分周器である。タイマ13,14の分周比は同じでもよいし異なっていてもよい。
なおタイマ13,14はLレベルの信号COMP1,COMP2をそれぞれ受けた場合には非活性化される。つまりタイマ13(14)の動作中にLレベルの信号COMP1(COMP2)を受けるとタイマ13(14)は時間の計測を中止する。
NAND回路15は信号TM1,TM2を受ける。インバータ16はNAND回路15から出力される信号を反転して出力する。
インバータ17は図1の制御回路1から送られる信号ENを反転して出力する。上述のようにスイッチ制御回路8の動作期間には、信号ENのレベルは常時「H」レベルとなる。
RSラッチ18は端子/Sにインバータ16から出力される信号を受け、端子/Rに信号ENを受ける。ここで、「/」は反転を示す記号である。NOR回路19はRSラッチ18の端子Qから出力される信号とインバータ17から出力される信号とを受けて信号CTRLを出力する。
図3に示す検知部8Aとタイマラッチ回路8Bの動作を概略的に説明する。検知部8Aは、電圧VGが第1のしきい値電圧を下回ったことを検知した場合にHレベルの信号COMP1(第1の検知結果)を出力する。タイマラッチ回路8Bは、Hレベルの信号COMP1に応じて経過時間の計測を開始する。タイマラッチ回路8Bは、経過時間が予め定められた時間を超えると、図2に示すスイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。
さらに、タイマラッチ回路8Bは、経過時間が予め定められた時間を超える前に、電圧VGが第1のしきい値以上に上昇した場合には、Lレベルの信号COMP1を受ける。この場合にはタイマラッチ回路8Bは経過時間の計測を中止してスイッチSWを導通状態のままに保つ。
さらに検知部8Aは、電圧VGが第1のしきい値電圧よりも低い第2のしきい値電圧を下回ったことを検知した場合には、Hレベルの信号COMP2(第2の検知結果)を出力する。タイマラッチ回路8Bは、経過時間が予め定められた時間を超える前にHレベルの信号COMP2を受けた場合には、スイッチSWを非導通状態に設定する。
以下、本実施の形態の昇圧回路2の動作についてより詳細に説明する。まず図2の昇圧回路2が正常であるときの動作を説明する。次に電圧VGが低下したときのスイッチ制御回路8の動作を説明する。
図6は、図2の昇圧回路2においてスイッチSWが導通しているときの動作を示す波形図である。
図6および図2を参照して、まず、時刻t1においてクロック信号CLKの電圧が0から電圧V0に変化する。また、時刻t1においてクロック信号CLK1の電圧はクロック信号CLKの電圧の変化に応じ、0から電圧VREGに変化する。電圧V0は、たとえば3Vであり、電圧VREGは、たとえば15Vである。
ダイオードD1の順方向電圧をΔV1(約0.7V)とすると、端子CP2の電圧VD1は時刻t1以前では(VCC−ΔV1)である。端子CP1と端子CP2との間にはコンデンサC2が接続されるため、レベルシフト回路7によって端子CP1の電圧が変化すると、応じて端子CP2の電圧が変化する。
よって、時刻t1において端子CP2の電圧VD1は電圧(VCC−ΔV1)から電圧(VCC+VREG−ΔV1)に変化する。すなわち、時刻t1において電圧VD1は電圧(VCC−ΔV1)から電圧VREGだけ上昇する。
時刻t1〜t2の期間において、クロック信号CLK,CLK1の電圧は時刻t1における電圧のまま変化しない。同様に時刻t1〜t2の期間において、電圧VD1は時刻t1における電圧のまま変化しない。一方、電圧VGは時刻t1〜t2の期間に上昇する。時刻t2において電圧VGは(VCC+VREG−ΔV1−ΔV2)となる。なお、ΔV2はダイオードD2における順方向電圧(約0.7V)を示す。
時刻t2においてクロック信号CLKの電圧は電圧V0から0に変化する。クロック信号CLKの電圧の変化に応じてクロック信号CLK1の電圧は電圧VREGから0に変化する。よって時刻t2において電圧VD1は(VCC+VREG−ΔV1)から(VCC−ΔV1)に変化する。
時刻t2〜t3の期間にはクロック信号CLK,CLK1の電圧は時刻t1における電圧のまま変化しない。同様に時刻t2〜t3の期間において、電圧VD1は時刻t1における電圧のまま変化しない。一方、時刻t2から時刻t3にかけて電圧VGは低下する。
ただしコンデンサC1が端子T1と端子T2との間に接続されている。よって、時刻t1〜時刻t2における電圧VGの上昇および時刻t2〜時刻t3における電圧VGの低下は小さい。よって、電圧VGは電圧VCCよりも高い電圧のまま保たれる。
なお時刻t3以後、クロック信号CLK,CLK1および電圧VD1,VGは時刻t1〜t3における変化と同様の変化を繰返す。よって、時刻t3以後におけるクロック信号CLK,CLK1および電圧VD1,VGの変化について説明は繰返さない。
図7は、図2の電圧VGの異常低下時における図5のスイッチ制御回路8の動作を示す波形図である。なお、電圧VGの異常低下は、たとえば端子CP2の地絡、端子T2の地絡等によって生じる。このときの電圧VGは図6に示す電圧VGの最低値よりも低くなる。
図7および図5を参照して、時刻t10以降、電圧VD1,VGがともに低下する。電圧VD1の低下に応じて電圧VBが低下する。また、電圧VGの低下に応じて電圧VCが低下する。なお、電圧VCCが一定であるため電圧VAは一定である。
まず時刻t11において、電圧VD1が電圧VBが電圧VAよりも低くなる。よって時刻t11において信号COMP1のレベルがLレベルからHレベルに変化する。なお、時刻t11における電圧VGを電圧Vth1と示す。電圧Vth1は本発明における「第1のしきい値電圧」に相当する。
時刻t12においてクロック信号CLKはHレベルからLレベルに変化する。タイマ13は時刻t12を起点として時間の計測を開始する。タイマ13は時刻t12から4T後の時刻t14において信号TM1をHレベルからLレベルに変化させる。ここで図7に示すTはクロック信号CLKの1周期を意味する。
一方、電圧VGは電圧VD1よりも緩やかに低下する。よって電圧VCは電圧VBよりも緩やかに変化する。時刻t13において電圧VCは電圧VAよりも低くなる。よって、信号COMP2は時刻t13においてLレベルからHレベルに変化する。なお、時刻t13における電圧VGを電圧Vth2とする。電圧Vth2は本発明における「第2のしきい値電圧」に相当する。
時刻t13以後、最初にクロック信号CLKが立下がる時刻t14からタイマ14は時間の計測を開始する。そしてタイマ14は時刻t15において信号TM2のレベルをHレベルからLレベルに変化させる。
時刻t14において、RSラッチ18の端子/Sに入力される信号はHレベルからLレベルに変化する。応じてRSラッチ18の端子Qから出力される信号のレベルも時刻t14においてLレベルからHレベルに変化する。
RSラッチ18の端子Qから出力される信号はNOR回路19に入力される。また、NOR回路19にはインバータ17からLレベルの信号(信号ENの論理レベルを反転させた信号)が入力される。よって、信号CTRLは時刻t14においてHレベルからLレベルに変化する。つまり時刻t14において図2に示すスイッチは導通状態から非導通状態に切換る。なお、信号CTRLは一旦HレベルからLレベルに変化するとLレベルのまま保たれる。
要するに、タイマラッチ回路8Bは、信号COMP1がLレベルからHレベルに切換わったことに応じて経過時間の計測を開始する。タイマラッチ回路8Bは、経過時間が予め定められた時間(4T)を超えると信号CTRLをHレベルからLレベルに変化させてスイッチSWを導通状態から非導通状態に切換える。
一方、電圧VGの低下が図7に示す電圧VGの低下よりも大きい場合には、短時間で電圧VCCと電圧VGとの差が大きくなる。この場合にはダイオードD1,D2の損傷を防ぐため、ダイオードD1,D2に過電流が流れる期間はできるだけ短いことが好ましい。
図8は、電圧VGの低下時における図5のスイッチ制御回路8の動作を示す別の波形図である。
図8および図7を参照して、図8に示す電圧VGにおいて電圧値がVth1からVth2まで変化する時間は図7に示す電圧VGにおいて電圧値がVth1からVth2まで変化する時間よりも短い。なお、実際には図8に示す電圧VD1の変化は図7に示す電圧VD1の変化と異なるが、説明の便宜上、図8と図7では電圧VD1の変化は等しいものとする。
電圧VGが電圧Vth2に達する時刻t1Aはt13よりも前の時刻である。信号COMP2は時刻t1AにおいてLレベルからHレベルに変化する。タイマ14は時刻t1A以後の最初のクロック信号の立下り時刻である時刻t1Bから時間計測を開始する。信号TM2は時刻t1Bの次にクロック信号CLKが立下がる時刻である時刻t1CにおいてHレベルからLレベルに変化する。
時刻t1CにおいてRSラッチ18の端子/Sに入力される信号はHレベルからLレベルに変化する。応じてRSラッチ18の端子Qから出力される信号は時刻t1CにおいてLレベルからHレベルに変化する。よって時刻t1Cにおいて信号CTRLはLレベルからLレベルに変化する。時刻t1Cは時刻t14よりも前の時刻である。
つまり、図5に示すタイマラッチ回路8Bは、信号COMP2に応じ、時刻t12からの経過時間の計測中にVC<VAとなった場合(時刻t11から時刻t14までの間の時刻である時刻t1AにおいてVC<VAとなった場合)には、信号CTRLをHレベルからLレベルに変化させてスイッチSWを非導通状態に設定する。スイッチ制御回路8は、電圧VGの低下が大きい場合には、電圧VGの低下から短時間でスイッチを非導通状態に設定するので、ダイオードD1,D2に過電流が流れる時間をできるだけ短くすることができる。よってダイオードD1,D2の損傷を防ぐことができる。
なお、図2の昇圧回路2が昇圧動作を開始した直後においては、昇圧回路2の動作が正常であっても、電圧VGは電圧VCCよりも低い。よってスイッチ制御回路8は昇圧回路2の動作開始時に電圧VGが異常であると誤って検出する可能性がある。
図9は、図2の昇圧回路2における動作開始時の動作波形を示す図である。
図9を参照して、時刻t21において動作が開始される。図9に示すように、電圧VD1は時刻t21〜t22,t23〜t24,t25〜t26の期間において電圧VCCよりも低くなる。また、電圧VGは時刻t21〜t24の期間には電圧VCCよりも低く、時刻t24〜t25の期間において電圧VCCよりも高くなるように変化する。
図9を参照して、時刻t21において動作が開始される。図9に示すように、電圧VD1は時刻t21〜t22,t23〜t24,t25〜t26の期間において電圧VCCよりも低くなる。また、電圧VGは時刻t21〜t24の期間には電圧VCCよりも低く、時刻t24〜t25の期間において電圧VCCよりも高くなるように変化する。
図5に示す抵抗R11〜R16において、抵抗R13,R14の抵抗比および抵抗R15,R16の抵抗比を抵抗R11,R12の抵抗比と同じにした場合には昇圧回路2の動作開始時に、電圧VB,VCは電圧VAよりも低くなる。
本実施の形態では、昇圧回路2が正常に動作している場合に電圧VB,VCが電圧VAよりも常に高くなるように、抵抗R13,R14の抵抗比および抵抗R15,R16の抵抗比を設定する。つまり、電圧VD1,VGの最低値を考慮して抵抗R13,R14の抵抗比および抵抗R15,R16の抵抗比が設定される。このように抵抗比を設定することは、第1のしきい値電圧(電圧Vth1)を昇圧回路2の動作開始時における電圧VGよりも低くなるように設定することを意味する。よって昇圧回路の動作開始時にスイッチ制御回路8が、電圧VGが異常であると誤って判定することを防ぐことができる。
なお、本実施の形態では抵抗比を変えることにより電圧VB,VCを電圧VAより高くする方法を用いている。しかし別の方法として、たとえば比較器11,12の内部で電圧VB,VCにそれぞれオフセットを持たせてもよい。
以上のように本実施の形態によれば、昇圧回路は、電源ノードとダイオードとの間にスイッチを備えるとともに、このスイッチを制御する制御回路を備える。これにより昇圧回路の出力端子が地絡した場合において、ダイオードに過電流が流れるのを防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、電気機器は上述した保護機能を有する昇圧回路を備えるので、動作の信頼性をより高めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 制御回路、2,102 昇圧回路、3,4 駆動回路、5,105 クロック回路、6,106 本体部、7,107 レベルシフト回路、8 スイッチ制御回路、8A 検知部、8B タイマラッチ回路、9 昇圧部、11,12 比較器、13,14 タイマ、15 NAND回路、16,17 インバータ、18 RSラッチ、19 NOR回路、100 電気機器、C1,C2 コンデンサ、T1,T2,T3,TA,CP1,CP2 端子、D1,D2 ダイオード、N1 ノード、Q1,Q2,Q4 NチャネルMOSトランジスタ、Q3 PチャネルMOSトランジスタ、R1,R2,R11〜R16 抵抗、RA,RB,RC 抵抗分圧回路、S1〜S5 ステップ、SW スイッチ、ZD ツェナーダイオード。
Claims (7)
- 電圧供給源から第1のノードに与えられる第1の電圧を昇圧して、第2のノードに第2の電圧を出力する昇圧部と、
前記電圧供給源と前記第1のノードとの間に接続されるスイッチと、
前記昇圧部が前記第1の電圧を昇圧している際に前記第2の電圧の異常低下を検知すると、前記スイッチを導通状態から非導通状態に切換える制御回路とを備える、昇圧回路。 - 前記制御回路は、
前記第2の電圧が第1のしきい値電圧を下回ったことを検知した場合に第1の検知結果を出力する検知部と、
前記第1の検知結果に応じて経過時間の計測を開始して、前記経過時間が予め定められた時間を超えると前記スイッチを導通状態から非導通状態に切換えるタイマラッチ回路とを含む、請求項1に記載の昇圧回路。 - 前記タイマラッチ回路は、前記経過時間が前記予め定められた時間を超える前に、前記第2の電圧が前記第1のしきい値電圧以上に上昇した場合には、前記経過時間の計測を中止して前記スイッチを導通状態のままに保つ、請求項2に記載の昇圧回路。
- 前記検知部は、前記第2の電圧が前記第1のしきい値電圧よりも低い第2のしきい値電圧を下回ったことを検知した場合には、第2の検知結果を出力し、
前記タイマラッチ回路は、前記経過時間が前記予め定められた時間を超える前に前記第2の検知結果を受けた場合には、前記スイッチを非導通状態に設定する、請求項2に記載の昇圧回路。 - 前記昇圧部は、前記電圧供給源および前記第2のノードの間に接続される第1のコンデンサと、第3および第4のノードの間に接続される第2のコンデンサとを用いて前記第1の電圧を昇圧し、
前記第1のノードにアノードが接続され、前記第3のノードにカソードが接続される第1のダイオードと、
前記第3のノードにアノードが接続され、前記第2のノードにカソードが接続される第2のダイオードと、
前記第4のノードに出力端子が接続されて、入力されるクロック信号の振幅を変化させるレベルシフト回路とを含み、
前記検知部は、
前記第1の電圧を分圧して第1の比較電圧を生成する第1の分圧回路と、
前記第3のノードにおける第3の電圧を分圧して第2の比較電圧を生成する第2の分圧回路と、
前記第2の電圧を分圧して第3の比較電圧を生成する第3の分圧回路と、
前記第1および第2の比較電圧を比較して、比較した結果を前記第1の検出結果として出力する第1の比較器と、
前記第1および第3の比較電圧を比較して、比較した結果を前記第2の検出結果として出力する第2の比較器とを含む、請求項4に記載の昇圧回路。 - 前記第1のしきい値電圧は、前記昇圧部の動作開始時における前記第2の電圧よりも低くなるように設定される、請求項2に記載の昇圧回路。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の昇圧回路を備える、電気機器。
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