JP2015008612A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧変換回路のスイッチング素子の短絡故障時に大電流を遮断できるだけでなく、電圧変換回路やフィルタ回路に含まれるコンデンサの短絡故障時にも大電流を遮断できるようにする。
【解決手段】DC−DCコンバータ100は、FET1を有する電圧変換回路2と、FET1またはコンデンサC1〜C3が短絡故障した場合に、電圧変換回路2に大電流が流れるのを阻止する短絡保護用のFET3と、FET1またはコンデンサC1〜C3の短絡故障を検出して、FET3をオフさせる検出手段とを備えている。FET1の一端は電源ラインXに接続され、FET3は、FET1の他端側でFET1と直列に接続されている。コンデンサC1〜C3の一端は電源ラインXに接続され、他端はFET1とFET3との接続点Pに接続されている。検出手段は、接続点Pの電圧に基づいて故障を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源の電圧を昇圧または降圧して負荷に供給するDC−DCコンバータ(直流−直流変換装置)に関し、特に、回路に短絡故障が発生した場合の保護機能を備えたDC−DCコンバータに関する。
例えば自動車には、各種の車載機器や回路に直流電圧を供給するための電源装置として、DC−DCコンバータが搭載されている。一般に、DC−DCコンバータは、スイッチング素子、コイル、コンデンサなどから構成される電圧変換回路(昇圧回路または降圧回路)を有しており、直流電源の電圧を高速でスイッチングすることにより、昇圧または降圧された直流電圧を出力する。
このようなDC−DCコンバータにおいては、短絡などの異常が原因で回路に大電流が流れ、これによって回路素子が破壊されることがある。そこで、異常時の大電流による回路素子の破壊を防止するための保護回路を設けることが、従来から行われている。後掲の特許文献1〜3には、このような保護回路を備えた電源装置が示されている。
特許文献1では、過電圧保護用のFET(電界効果トランジスタ)と、逆接続保護用のFETと、直流電源の電圧を検出する電圧検出回路とが設けられている。そして、電源スイッチがオンの状態で、電圧検出回路による検出電圧が所定値を超えると、過電圧保護用のFETがオフとなり、電力変換回路の回路素子の破壊が防止される。また、直流電源の正極と負極が逆に接続された状態で、電源スイッチが投入されると、逆接続保護用のFETがオフとなり、電力変換回路の回路素子の破壊が防止される。
特許文献2では、電源が順方向に接続された場合にオンし、電源が逆方向に接続された場合にオフする、逆接続保護用のFETを電源供給経路に設けるとともに、このFETの出力を昇圧する昇圧回路を設けている。そして、昇圧回路の出力に基づいて、FETをオンさせることで、電源電圧が低い場合でも、安定した出力電圧を供給できるようにしている。
特許文献3では、出力側の負荷が短絡した場合に流れる大電流により素子が破壊されるのを防止するため、昇圧回路のスイッチング素子に流れる電流を第1基準値に基づいて制限する過電流保護機能と、第1基準値よりも大きい第2基準値に基づいて高速に制限する短絡保護機能とが備わっている。
特開2005−51919号公報 特開2006−14491号公報 特開2012−157191号公報
本発明の課題は、電圧変換回路のスイッチング素子の短絡故障時に大電流を遮断できるだけでなく、電圧変換回路やフィルタ回路に含まれるコンデンサの短絡故障時にも大電流を遮断することが可能なDC−DCコンバータを提供することにある。
本発明では、直流電源の正極が接続される入力端子と、負荷が接続される出力端子と、入力端子から出力端子へ至る直流電源の電源ラインと、入力端子と出力端子との間に設けられ、一端が電源ラインに接続された第1のスイッチング素子を有し、第1のスイッチング素子のオン・オフ動作により、直流電源の電圧を昇圧または降圧して負荷へ供給する電圧変換回路と、一端が電源ラインに接続されたコンデンサとを備えたDC−DCコンバータにおいて、第1のスイッチング素子の他端側で当該第1のスイッチング素子と直列に接続された、短絡保護用の第2のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子またはコンデンサの短絡故障を検出して、第2のスイッチング素子をオフさせる検出手段とをさらに備えている。コンデンサの他端は、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子との接続点に接続されている。検出手段は、この接続点の電圧に基づいて故障を検出する。
このような構成によると、第1のスイッチング素子またはコンデンサが短絡故障した場合に流れる大電流により、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子との接続点の電圧が増大する。そして、この電圧の増大を検出手段が検出すると、第1のスイッチング素子と直列に接続された第2のスイッチング素子がオフとなる。したがって、短絡故障により流れる大電流は、第2のスイッチング素子によって遮断される。これにより、第1のスイッチング素子とコンデンサのいずれが短絡故障した場合でも、大電流が流れる経路に設けられている回路素子を、破壊から保護することができる。
本発明において、入力端子と電圧変換回路との間に入力フィルタが設けられる場合、コンデンサは、この入力フィルタに含まれるノイズ除去用のコンデンサであってもよい。
本発明において、電圧変換回路と出力端子との間に出力フィルタが設けられる場合、コンデンサは、この出力フィルタに含まれるノイズ除去用のコンデンサであってもよい。
本発明において、コンデンサは、第1のスイッチング素子でスイッチングされた電圧を平滑化する、電圧変換回路に含まれる平滑用のコンデンサであってもよい。
本発明において、入力端子と電圧変換回路との間に入力フィルタが設けられ、電圧変換回路と出力端子との間に出力フィルタが設けられる場合、コンデンサは、入力フィルタに含まれるノイズ除去用の第1のコンデンサと、出力フィルタに含まれるノイズ除去用の第2のコンデンサと、第1のスイッチング素子でスイッチングされた電圧を平滑化する、電圧変換回路に含まれる平滑用の第3のコンデンサとを含んでいてもよい。
本発明において、検出手段は、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子との接続点の電圧を分圧する分圧抵抗と、この分圧抵抗で分圧された電圧が一定値以上のときにオンまたはオフする第3のスイッチング素子とを含んでいてもよい。この場合は、第3のスイッチング素子のオンまたはオフによって、第2のスイッチング素子がオフする。
本発明において、検出手段は、前記の接続点の電圧に基づいて故障の有無を判定し、当該故障が発生したと判定した場合に制御信号を出力する制御部と、この制御信号に基づいてオンまたはオフする第4のスイッチング素子とを含んでいてもよい。この場合は、第4のスイッチング素子のオンまたはオフによって、第2のスイッチング素子がオフする。
本発明において、検出手段を、第1の検出手段と第2の検出手段とから構成してもよい。この場合、第1の検出手段は、前記の接続点の電圧を分圧する分圧抵抗と、この分圧抵抗で分圧された電圧が一定値以上のときにオンまたはオフする第3のスイッチング素子とを含み、第2の検出手段は、前記の接続点の電圧に基づいて故障の有無を判定し、当該故障が発生したと判定した場合に、制御信号を出力する制御部と、この制御信号に基づいてオフまたはオフする第4のスイッチング素子とを含み、第1の検出手段における第3のスイッチング素子のオンまたはオフによって、あるいは、第2の検出手段における第4のスイッチング素子のオンまたはオフによって、第2のスイッチング素子がオフするように構成してもよい。
本発明において、入力端子に直流電源の負極が接続された場合に、電圧変換回路に大電流が流れるのを阻止する、逆接続保護用の第5のスイッチング素子をさらに設け、この第5のスイッチング素子は、第2のスイッチング素子と直列に接続されていて、当該第2のスイッチング素子とグランドとの間に設けられていてもよい。
本発明によれば、電圧変換回路のスイッチング素子の短絡故障時に大電流を遮断できるだけでなく、電圧変換回路やフィルタ回路に含まれるコンデンサの短絡故障時にも大電流を遮断することが可能なDC−DCコンバータを提供することができる。
本発明の実施形態に係るDC−DCコンバータの回路図である。 通常時の電流経路を示した回路図である。 直流電源の逆接続時の電流遮断を説明する回路図である。 FETが短絡故障した場合の電流経路を示した回路図である。 短絡故障時の電流遮断を説明する回路図である。 短絡故障時の電流遮断を説明する回路図である。 制御部の動作を示したフローチャートである。 短絡故障発生時の電流および電圧の変化を示したグラフである。 入力フィルタのコンデンサが短絡故障した場合の電流経路を示した回路図である。 電圧変換回路のコンデンサが短絡故障した場合の電流経路を示した回路図である。 出力フィルタのコンデンサが短絡故障した場合の電流経路を示した回路図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一部分または対応部分には同一符号を付してある。
最初に、本発明の実施形態に係るDC−DCコンバータの構成を、図1を参照しながら説明する。DC−DCコンバータ100は、入力端子10、入力フィルタ1、電圧変換回路2、出力フィルタ3、出力端子20、制御部4、FET駆動回路5、保護回路6、FET制御回路7、短絡検出回路8、逆接続保護用のFET2、および短絡保護用のFET3を備えている。入力端子10には直流電源50の正極が接続され、出力端子20には負荷70が接続される。直流電源50は、例えば自動車に搭載される車両用バッテリであり、負荷70は、例えばエンジンや車載機器などを制御するECU(電子制御ユニット)である。直流電源50の正極側の電源ラインXは、入力端子10から出力端子20へ至っている。
入力フィルタ1は、コイルL1とコンデンサC1から構成される公知の回路であって、入力端子10に接続される直流電源50のノイズを除去する。コイルL1は、電源ラインXの一部を構成している。コイルL1の一端は入力端子10に接続されており、他端は後述するコイルL2の一端に接続されている。コンデンサC1の一端は、電源ラインXにおける、コイルL1およびL2の接続点に接続されている。コンデンサC1の他端は、接続点Pに接続されている。この接続点Pは、FET1とFET3との接続点である。
電圧変換回路2は、コイルL2と、コンデンサC2と、スイッチング用のFET1と、同期整流用のFET4とから構成される公知の昇圧回路であって、直流電源50の電圧を昇圧する。コイルL2およびFET4は、電源ラインXの一部を構成している。コイルL2の一端は、前述したコイルL1の他端に接続されており、コイルL2の他端は、FET4のソースsに接続されている。FET4のドレインdは、後述するコイルL3の一端に接続されており、FET4のゲートgはFET駆動回路5の出力側に接続されている。FET1のドレインdは、電源ラインXにおける、コイルL2とFET4との接続点に接続されている。FET1のソースsは接続点Pに接続されており、FET1のゲートgはFET駆動回路5の出力側に接続されている。コンデンサC2の一端は、電源ラインXにおける、FET4とコイルL3との接続点に接続されており、他端は接続点Pに接続されている。
FET1は、MOS型FETであって、ソースsとドレインdとの間にダイオードD1(寄生ダイオード)が並列に接続されている。FET4も、MOS型FETであって、ソースsとドレインdとの間にダイオードD4(寄生ダイオード)が並列に接続されている。
出力フィルタ3は、コイルL3とコンデンサC3から構成される公知の回路であって、電圧変換回路2の出力に含まれるノイズを除去する。コイルL3は、電源ラインXの一部を構成している。コイルL3の一端はFET4のドレインdに接続されており、他端は出力端子20に接続されている。コンデンサC3の一端は、電源ラインXにおける、コイルL3と出力端子20との接続点に接続されており、他端は接続点Pに接続されている。
制御部4は、CPUやメモリなどから構成されており、DC−DCコンバータ100の動作を制御する。また、制御部4は、図示しない上位装置との間で通信を行う。制御部4には、上位装置から昇圧指令などの指令信号が入力される。
FET駆動回路5は、FET1とFET4を駆動するための回路であって、制御部4からの信号を受けて、図示したようなパルス信号(PWM信号)を、各FETのゲートgへ出力する。FET1とFET4は、FET駆動回路5から与えられるパルス信号により、交互にオン・オフする。すなわち、FET1がオンするときはFET4がオフとなり、FET4がオンするときはFET1がオフとなる。
保護回路6は、抵抗R1およびR2と、ツェナーダイオードZと、コンデンサC4とから構成される。保護回路6の入力側は短絡故障検出ラインaに接続されており、出力側は制御部4に接続されている。短絡故障検出ラインaは、接続点Pに接続されている。この保護回路6は、短絡故障検出ラインaを介して制御部4に過大な電圧が印加されるのを防止するために設けられている。
FET制御回路7は、FET2およびFET3のオン・オフを制御する回路であって、トランジスタQ1およびQ2と、抵抗R3、R6およびR7とから構成される。トランジスタQ1のエミッタには、出力端子20に出力される電圧Voが供給される。トランジスタQ1のコレクタは、抵抗R3を介して、FET3のゲートgおよびFET2のゲートgに接続されている。トランジスタQ1のベースは、トランジスタQ2のコレクタに接続されている。トランジスタQ2のエミッタはグランドに接続されており、ベースは制御部4に接続されている。抵抗R6およびR7は、トランジスタQ2のベースとエミッタに跨って設けられている。
短絡検出回路8は、FET1の短絡故障を検出する回路であって、トランジスタQ3と、抵抗R4およびR5とから構成される。トランジスタQ3のコレクタは、FET3のゲートgおよびFET2のゲートgに接続されている。トランジスタQ3のエミッタは、グランドに接続されている。トランジスタQ3のベースは、抵抗R4およびR5の接続点に接続されている。抵抗R4およびR5は、接続点Pの電圧を分圧する分圧抵抗を構成する。抵抗R4の一端は、短絡故障検出ラインbを介して、接続点Pに接続されており、他端は抵抗R5の一端に接続されている。抵抗R5の他端は、グランドに接続されている。
FET2は、逆接続保護用のMOS型FETであって、ソースsとドレインdとの間にダイオードD2(寄生ダイオード)が並列に接続されている。FET3は、短絡保護用のMOS型FETであって、ソースsとドレインdとの間にダイオードD3(寄生ダイオード)が並列に接続されている。
FET1とFET2とFET3とは、電源ラインXとグランドとの間に、直列に接続されている。詳しくは、FET1のドレインdは電源ラインXに接続され、ソースsはFET3のドレインdに接続されている。FET3のソースsはFET2のソースsに接続され、FET2のドレインdはグランドに接続されている。したがって、FET3は、FET1のソースs側でFET1と直列に接続されており、FET2は、FET3のソースs側でFET3と直列に接続されている。また、FET1のダイオードD1と、FET3のダイオードD3とは、直流電源50に対して逆方向に接続されており、FET2のダイオードD2は、直流電源50に対して順方向に接続されている。
以上の構成において、FET1は本発明における「第1のスイッチング素子」の一例であり、FET3は「第2のスイッチング素子」の一例である。トランジスタQ3は本発明における「第3のスイッチング素子」の一例であり、トランジスタQ1は「第4のスイッチング素子」の一例である。FET2は本発明における「第5のスイッチング素子」の一例である。コンデンサC1は本発明における「第1のコンデンサ」の一例であり、コンデンサC3は「第2のコンデンサ」の一例であり、コンデンサC2は「第3のコンデンサ」の一例である。
短絡故障検出ラインbおよび短絡検出回路8は、本発明における「検出手段」および「第1の検出手段」の一例である。また、短絡故障検出ラインa、制御部4、およびFET制御回路7は、本発明における「検出手段」および「第2の検出手段」の一例である。
次に、上述した構成からなるDC−DCコンバータ100の動作について説明する。
まず、通常時の動作について、図2を参照しながら説明する。上位装置(図示省略)より制御部4へ昇圧指令が与えられると、制御部4はFET駆動回路5に対して駆動信号を出力する。この駆動信号を受けて、FET駆動回路5は、パルス信号(図1参照)を生成し、このパルス信号をFET1とFET4のそれぞれのゲートgへ出力する。また、制御部4は、FET制御回路7へH(High)レベルの制御信号を出力する。このHレベル信号により、FET制御回路7のトランジスタQ2がオンとなり、トランジスタQ1もオンとなる。このため、FET2とFET3の各ゲートgに、トランジスタQ1を介して電圧Voが与えられるので、FET2とFET3は、共にオンとなる。なお、通常時の動作中は、FET2とFET3は、常時オンの状態を維持する。一方、トランジスタQ3はオフ状態にある。
FET1とFET4は、前述したように、FET駆動回路5からのパルス信号により交互にオン・オフする。図2において、実線の太矢印は、FET4がオンしたときの電流経路を表しており、破線の太矢印は、FET1がオンしたときの電流経路を表している。FET1とFET4のオン・オフ動作によって、入力フィルタ1を介して電圧変換回路2に入力される直流電源50の電圧がスイッチングされ、コイルL2に高電圧が発生する。この高電圧は、FET4のダイオードD4で整流され、コンデンサC2で平滑化された後、昇圧された直流電圧として、出力フィルタ3を介して負荷70へ供給される。
次に、直流電源50が逆接続された場合の動作について、図3を参照しながら説明する。
図3のように、直流電源50の負極が入力端子10に接続され、正極がグランドに接続された場合、逆接続保護用のFET2がなければ、太矢印で示すような大電流が流れる。これは、ダイオードD1およびD3が直流電源50に対して順方向となるため、たとえFET1とFET3がオフであっても、ダイオードD1およびD3を通って電流が流れるからである。しかるに、逆接続保護用のFET2が設けられていると、FET2のダイオードD2は直流電源50に対して逆方向となるため、太矢印のような電流経路が形成されない。これによって、直流電源50の逆接続時に、上記電流経路中の回路素子が破壊されるのを未然に防止することができる。
次に、電圧変換回路2のFET1が短絡故障した場合の動作について、図4〜図8を参照しながら説明する。
FET1が短絡故障すると、FET1のソースs・ドレインd間が導通状態に固定され、FET1が常にオンの状態となる。したがって、FET1〜FET3が全てオンとなるので、図4に太矢印で示すように、直流電源50の正極→コイルL1→コイルL2→FET1→FET3→FET2→グランド→直流電源50の負極の経路に大電流が流れる。この大電流によって、接続点Pの電位が上昇する。
ここで、上記経路に流れる電流をIoとし、FET2およびFET3のオン時の抵抗をそれぞれr2、r3とすると、接続点Pに現われる電圧Vpは、
Vp=Io・(r2+r3)
となる。この電圧Vpは、短絡故障検出ラインbを介して、短絡検出回路8へ与えられる。短絡検出回路8では、抵抗R4およびR5からなる分圧回路により、電圧Vpが分圧される。このため、トランジスタQ3のベースには、抵抗R4と抵抗R5とで分圧された電圧が印加される。このときのトランジスタQ3のベース電圧Vbは、
Vb=Vp・R5/(R4+R5)
となる。この電圧Vbは、トランジスタQ3がオンするために必要なベース電圧以上に設定されているため、図5に示すように、トランジスタQ3がオンする。その結果、FET2およびFET3の各ゲートgが、トランジスタQ3を介して、グランドに接続される。したがって、FET2およびFET3は、ゲート電圧の低下によって共にオフとなる。
この状態では、FET2のダイオードD2は、直流電源50に対して順方向となるが、FET3のダイオードD3は、直流電源50に対して逆方向となる。したがって、直流電源50の正極からFET1を通ってグランドへ向かう電流経路が形成されなくなり、FET1の短絡故障によって発生した大電流は、FET3(およびダイオードD3)によって遮断される。
このようにして、電圧変換回路2のFET1が短絡故障した場合、接続点Pの電圧Vpが増大してトランジスタQ3がオンすることにより、FET3がオフとなるので、短絡故障により流れる大電流をFET3で遮断することができる。これにより、FET1の短絡故障時に、大電流が流れる経路に設けられている回路素子を破壊から保護することができる。
一方、接続点Pの電圧Vpは、短絡故障検出ラインaおよび保護回路6を介して、制御部4へも与えられる。制御部4は、この電圧Vpに基づいて、FET1の短絡故障の有無を判定する。以下、制御部4の動作を、図7のフローチャートに従って説明する。図7の各ステップは、制御部4のCPUにより、一定周期で反復実行される。
制御部4には、短絡故障検出ラインaを介して、接続点Pの電圧Vpに応じた電圧Vdが入力される。制御部4は、ステップS1において、この電圧Vdを検出する。次に、制御部4は、ステップS2において、検出した電圧Vdを閾値αと比較する。この閾値αは、制御部4に備わるメモリに予め設定されている。次に、制御部4は、ステップS3において、電圧Vdが閾値α以上であるか否かを判定する。
FET1が短絡故障すると、図8(a)のように接続点Pの電流Ipが増大して、電圧Vpが上昇する結果、制御部4で検出される電圧Vdも、これに応じて図8(b)のように増大する。制御部4は、ステップS3の判定の結果、電圧Vdが閾値α以上である場合は(ステップS3;YES)、FET1が短絡故障したと判定する。そして、制御部4は、次のステップS4において、図6に示すように、FET制御回路7へL(Low)レベルの制御信号を出力する。つまり、制御部4からFET制御回路7へ与えられる制御信号が、Hレベル信号からLレベル信号に切り替わる。一方、ステップS3の判定の結果、電圧Vdが閾値α未満である場合は(ステップS3;NO)、ステップS4を実行することなく処理を終了する。
ステップS4で制御部4から出力されるLレベル信号により、図6に示すように、FET制御回路7のトランジスタQ2はオフとなり、トランジスタQ1もオフとなる。なお、この時点では、前述した短絡検出回路8におけるトランジスタQ3のオンにより、FET2およびFET3はすでにオフとなっている。したがって、トランジスタQ1のオフによって、FET2とFET3の状態は変化しない。しかしながら、何らかの原因により、短絡検出回路8のトランジスタQ3がオンしなかった場合は、トランジスタQ1のオフによって、FET2とFET3をオフにすることができる。
このように、本実施形態では、短絡故障検出ラインbと短絡検出回路8とからなる第1の検出手段と、短絡故障検出ラインaと制御部4とFET制御回路7とからなる第2の検出手段とを設けて、FET1の短絡故障を検出する手段を2重化している。第1の検出手段は、ハードウェア(トランジスタQ3と、抵抗R4およびR5)のみから構成されるので、短絡故障検出までの時間が短い。これに対して、第2の検出手段は、制御部4でCPUによるソフトウェア処理が必要なため、第1の検出手段に比べて短絡故障検出までの時間が長くなる。したがって、FET1の短絡故障が発生した場合は、まず、第1の検出手段において、短絡検出回路8が動作してFET2とFET3をオフにし、その後、第2の検出手段において、制御部4とFET制御回路7が動作して、短絡検出回路8の異常時のバックアップを行うことになる。このため、短絡故障の発生時に、大電流遮断の信頼性を高めることができる。
次に、コンデンサC1〜C3が短絡故障した場合の動作について、図9〜図11を参照しながら説明する。コンデンサC1〜C3に短絡故障が発生すると、各コンデンサの直流抵抗は、ほぼゼロとなる。
入力フィルタ1のコンデンサC1が短絡故障すると、図9に太矢印で示すように、直流電源50の正極→コイルL1→コンデンサC1→FET3→FET2→グランド→直流電源50の負極の経路に大電流が流れる。この大電流によって、接続点Pの電位が上昇する。したがって、FET1が短絡故障した場合と同じ原理によって、FET2およびFET3が共にオフとなるので、コンデンサC1の短絡故障により発生した大電流は、FET3によって遮断される。
電圧変換回路2のコンデンサC2が短絡故障すると、図10に太矢印で示すように、直流電源50の正極→コイルL1→コイルL2→FET4→コンデンサC2→FET3→FET2→グランド→直流電源50の負極の経路に大電流が流れる。この大電流によって、接続点Pの電位が上昇する。したがって、図9の場合と同様に、FET2およびFET3が共にオフとなるので、コンデンサC2の短絡故障により発生した大電流は、FET3によって遮断される。
出力フィルタ3のコンデンサC3が短絡故障すると、図11に太矢印で示すように、直流電源50の正極→コイルL1→コイルL2→FET4→コイルL3→コンデンサC3→FET3→FET2→グランド→直流電源50の負極の経路に大電流が流れる。この大電流によって、接続点Pの電位が上昇する。したがって、図9の場合と同様に、FET2およびFET3が共にオフとなるので、コンデンサC3の短絡故障により発生した大電流は、FET3によって遮断される。
また、電圧変換回路2のFET1と、コンデンサC1〜C3の一部(または全部)とが共に短絡故障した場合は、図4に太矢印で示した電流経路と、図9〜図11に太矢印で示した電流経路とが形成される。この場合も、流れる大電流によって接続点Pの電位が上昇するので、FET3がオフとなって大電流を遮断できることは言うまでもない。
このように、本実施形態では、コンデンサC1〜C3の一端が電源ラインXに接続され、他端がFET1とFET3との接続点Pに接続されていて、接続点Pの電圧が増大するとFET3がオフするようになっている。したがって、FET1が短絡故障した場合だけでなく、コンデンサC1〜C3が短絡故障した場合にも、同じFET3によって大電流を遮断することが可能となる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、前記の実施形態では、FET1またはコンデンサC1〜C3が短絡故障した場合に、短絡検出回路8のトランジスタQ3がオンすることで、FET2およびFET3がオフして、大電流を遮断するようにした。これに代えて、FET1またはコンデンサC1〜C3が短絡故障した場合に、短絡検出回路8のトランジスタがオフすることで、FET2およびFET3がオフするような回路構成を採用してもよい。
また、前記の実施形態では、FET制御回路7のトランジスタQ1がオンすることで、FET2およびFET3をオンさせたが、FET制御回路7のトランジスタがオフすることで、FET2およびFET3がオンするような回路構成を採用してもよい。この場合は、FET1またはコンデンサC1〜C3が短絡故障すると、FET制御回路7のトランジスタはオンとなる。
また、前記の実施形態では、電圧変換回路2において、コイルL2に発生した高電圧を整流するために、ダイオードD4を有する同期整流用のFET4を設けたが、FET4に代えて通常のダイオードを用いてもよい。
また、前記の実施形態では、スイッチング素子としてFETを用いたが、FETに代えてトランジスタを用いてもよい。同様に、前記の実施形態におけるトランジスタQ1〜Q3の代わりに、FETを用いてもよい。さらに、FETに代えて、IGBT(絶縁ゲート型トランジスタ)などのスイッチング素子を用いてもよい。
また、前記の実施形態では、接続点Pとグランドとの間において、FET2をグランド側に配置し、FET3を電源側に配置したが、これを逆にして、FET2を電源側に配置し、FET3をグランド側に配置してもよい。この場合でも、FET3はFET2を介してFET1に接続されるので、接続点Pが、FET1とFET3との接続点であることに変わりはない。
また、前記の実施形態では、FET1またはコンデンサC1〜C3の短絡故障を検出する手段として、短絡故障検出ラインbと短絡検出回路8とからなる第1の検出手段と、短絡故障検出ラインaと制御部4とFET制御回路7とからなる第2の検出手段とを設けたが、第1の検出手段と第2の検出手段の一方のみを設けてもよい。第2の検出手段のみを設けた場合は、FET制御回路7のトランジスタQ1がオフすることで、FET2およびFET3がオフとなって、大電流が遮断される。この場合も、FET制御回路7のトランジスタのオンによって、FET2およびFET3がオフするような回路構成を採用してもよい。
また、前記の実施形態では、電圧変換回路2を昇圧回路で構成したが、変換する電圧の仕様に応じて、電圧変換回路2を降圧回路で構成してもよい。
また、前記の実施形態では、車両に搭載されるDC−DCコンバータ100を例に挙げたが、本発明は、これ以外の用途に用いられるDC−DCコンバータにも適用することができる。
2 電圧変換回路
4 制御部
7 FET制御回路
8 短絡検出回路
10 入力端子
20 出力端子
50 直流電源
70 負荷
100 DC−DCコンバータ
a、b 短絡故障検出ライン
C1 ノイズ除去用のコンデンサ(第1のコンデンサ)
C2 平滑用のコンデンサ(第3のコンデンサ)
C3 ノイズ除去用のコンデンサ(第2のコンデンサ)
FET1 スイッチング用のFET(第1のスイッチング素子)
FET2 逆接続保護用のFET(第5のスイッチング素子)
FET3 短絡保護用のFET(第2のスイッチング素子)
P 接続点
R4、R5 分圧抵抗
Q3 トランジスタ(第3のスイッチング素子)
Q1 トランジスタ(第4のスイッチング素子)
X 直流電源の正極側の電源ライン

Claims (9)

  1. 直流電源の正極が接続される入力端子と、
    負荷が接続される出力端子と、
    前記入力端子から前記出力端子へ至る、前記直流電源の電源ラインと、
    前記入力端子と前記出力端子との間に設けられ、一端が前記電源ラインに接続された第1のスイッチング素子を有し、前記第1のスイッチング素子のオン・オフ動作により、前記直流電源の電圧を昇圧または降圧して前記負荷へ供給する電圧変換回路と、
    一端が前記電源ラインに接続されたコンデンサと、
    を備えたDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のスイッチング素子の他端側で、当該第1のスイッチング素子と直列に接続された、短絡保護用の第2のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子または前記コンデンサの短絡故障を検出して、前記第2のスイッチング素子をオフさせる検出手段と、をさらに備え、
    前記コンデンサの他端は、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子との接続点に接続されており、
    前記検出手段は、前記接続点の電圧に基づいて故障を検出する、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 請求項1に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記入力端子と前記電圧変換回路との間に設けられた入力フィルタをさらに備え、
    前記コンデンサは、前記入力フィルタに含まれるノイズ除去用のコンデンサである、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  3. 請求項1に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記電圧変換回路と前記出力端子との間に設けられた出力フィルタをさらに備え、
    前記コンデンサは、前記出力フィルタに含まれるノイズ除去用のコンデンサである、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  4. 請求項1に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記コンデンサは、前記第1のスイッチング素子でスイッチングされた電圧を平滑化する、前記電圧変換回路に含まれる平滑用のコンデンサである、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. 請求項1に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記入力端子と前記電圧変換回路との間に設けられた入力フィルタと、
    前記電圧変換回路と前記出力端子との間に設けられた出力フィルタと、をさらに備え、
    前記コンデンサは、
    前記入力フィルタに含まれるノイズ除去用の第1のコンデンサと、
    前記出力フィルタに含まれるノイズ除去用の第2のコンデンサと、
    前記第1のスイッチング素子でスイッチングされた電圧を平滑化する、前記電圧変換回路に含まれる平滑用の第3のコンデンサとを含む、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記検出手段は、
    前記接続点の電圧を分圧する分圧抵抗と、
    前記分圧抵抗で分圧された電圧が一定値以上のときにオンまたはオフする第3のスイッチング素子と、を含み、
    前記第3のスイッチング素子のオンまたはオフによって、前記第2のスイッチング素子がオフする、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記検出手段は、
    前記接続点の電圧に基づいて故障の有無を判定し、当該故障が発生したと判定した場合に、制御信号を出力する制御部と、
    前記制御信号に基づいてオンまたはオフする第4のスイッチング素子と、を含み、
    前記第4のスイッチング素子のオンまたはオフによって、前記第2のスイッチング素子がオフする、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  8. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記検出手段は、第1の検出手段および第2の検出手段からなり、
    前記第1の検出手段は、
    前記接続点の電圧を分圧する分圧抵抗と、
    前記分圧抵抗で分圧された電圧が一定値以上のときにオンまたはオフする第3のスイッチング素子と、を含み、
    前記第2の検出手段は、
    前記接続点の電圧に基づいて故障の有無を判定し、当該故障が発生したと判定した場合に、制御信号を出力する制御部と、
    前記制御信号に基づいてオフまたはオフする第4のスイッチング素子と、を含み、
    前記第1の検出手段における前記第3のスイッチング素子のオンまたはオフによって、あるいは、前記第2の検出手段における前記第4のスイッチング素子のオンまたはオフによって、前記第2のスイッチング素子がオフする、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記入力端子に前記直流電源の負極が接続された場合に、前記電圧変換回路に大電流が流れるのを阻止する、逆接続保護用の第5のスイッチング素子をさらに備え、
    前記第5のスイッチング素子は、前記第2のスイッチング素子と直列に接続されていて、当該第2のスイッチング素子とグランドとの間に設けられている、ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
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