JP2006327568A - 車両用電力システム及び昇圧電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】過渡的な負荷電流の変化に対して最適な出力電圧を負荷に供給する。
【解決手段】電源(バッテリ)1と、前記電源の出力を昇圧した昇圧電源10とを備え、車両の複数の負荷群50,52,54に電力を供給する車両用電力システム100であって、前記車両用電力システムは、補助電源(コンデンサ)8を更に備え、前記電源1と前記昇圧電源10と前記補助電源8との何れか一つ又は複数の電源によって前記負荷群50,52,54の何れかの単数あるいは複数の負荷に電力を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の複数の負荷に電力を供給する車両用電力システム及び昇圧電源に関する。
車両にはセルモータ、イグニッション等の始動系や、ヘッドランプ、室内の計器、電装品等が数多く使用されている。また、例えば、操舵力を補助する電動パワーステアリング装置に使用されるモータは、通常の2000ccクラスの自動車で60A以上の大電流を流す必要があり、特に、最近ではより多くの出力を得るためにバッテリ電圧より高い電圧で駆動させることが求められている。このため、バッテリの負荷のみならず、DC-DCコンバータを用いて高電圧を発生させて高圧対応負荷にも電力を供給する車両用配電システムが開示されている(特許文献1参照)。
また、昇圧回路の出力側に第2の電池を設けた電源装置の例が報告されている。例えば、第1の電池と、この第1の電池に接続された昇圧装置と、この昇圧装置に接続された第2の電池と、この第2の電池に接続され、操向ハンドルの回転力信号に対応したステアリングモータの駆動電力を供給する制御回路と、この制御回路に接続されたステアリングモータとで構成した電動パワーステアリング用の電源装置の例が報告されている(特許文献2参照)。
特開2000−318545号公報 (図2) 特公平8−539号公報 (請求項1)
ところが、特許文献1の技術は、負荷がDC−DCコンバータあるいはバッテリ(電源)に接続されているので、過渡的な負荷電流の増加により、DC−DCコンバータの負荷容量を超えたり、バッテリ電圧の低下に伴って負荷電圧も低下したりするという問題がある。
また、特許文献2に使用される第2の電池の電圧は固定されているので、大電流が流れない場合にも、昇圧電圧が印加されるという問題がある。また、第2の電池の電圧は、一般的に使用される単位バッテリの整数倍にする必要があり、電圧の自由度が少ないという問題点もある。
さらに、DC−DCコンバータに使用されているスイッチング素子が短絡故障することがある。この故障状態でもバッテリ電圧を負荷に供給し、負荷の動作停止を回避することが好ましい。
そこで、本発明の一の課題は、過渡的な負荷電流の変化に対しても各負荷に安定した電力を供給することができる車両用電力システムを提供することであり、他の課題は負荷の動作停止を回避することである。
前記課題を解決するため、本発明の一の手段である請求項1に記載の車両用電力システムは、電源と、この電源の出力を昇圧した昇圧電源とを備え、車両の複数の負荷群に電力を供給する車両用電力システムであって、前記車両用電力システムは、補助電源を更に備え、前記電源と前記昇圧電源と前記補助電源との何れか一つ又は複数の電源によって前記負荷群の何れかの単数あるいは複数の負荷に電力を供給することを特徴とする。
これによれば、電源と昇圧電源と補助電源との何れか一つ又は複数の電源によって負荷群の何れかの負荷に電力が供給される。
特に、補助電源が前記電源あるいは昇圧電源によって電力供給される電源であれば、この電源の電圧が低下しても補助電源により負荷に電力が供給される。また、補助電源を用いて昇圧電源に電力を供給することもできる。すなわち、前記車両用電力システムは、前記電源あるいは前記昇圧電源の何れか一方によって電力が供給される補助電源を更に備え、前記電源と前記昇圧電源と前記補助電源との何れか一つ又は複数の電源によって前記負荷群の何れかの単数あるいは複数の負荷に電力を供給することが好ましい。
また、請求項2に係る発明は、前記車両用電力システムにおいて、前記電源は、内部抵抗を有した電池であり、前記補助電源は、コンデンサであることを特徴とする。これにより、昇圧電源の出力電圧がコンデンサの有する低いインピーダンスで負荷に出力されるので、出力電流が大きくても電圧降下が小さくなる。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の車両用電力システムにおいて、前記コンデンサからの出力電力を制御する出力制御部を備えることを特徴とする。これにより、昇圧電源の出力電圧よりも低い電圧が補助電源を用いて出力される。すなわち、電源の出力電圧が低下しても、低下する前の電圧を出力することができる。
また、請求項4に係る発明は、請求項2又は請求項3に記載の車両用電力システムにおいて、車両のイグニッションがONになるより前にコンデンサへの充電を開始する充電制御手段を有することを特徴とする。これにより、エンジンが始動する前に、コンデンサの充電が開始されているので、イグニッションがONした直後から出力を負荷群に供給することができる。
また、請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の車両用電力システムにおいて、前記複数の負荷群は、前記電源のみで動作する第1負荷と、前記電源と前記補助電源との双方を用いて動作する第2負荷と、前記昇圧電源のみで動作する第3負荷とに分けられることを特徴とする。これにより、第1負荷、第2負荷及び第3負荷に接続される電源ラインが並列的に接続される。なお、第2負荷は、車両の操舵力を補助するモータであることが好ましい。
また、前記の車両用電力システムにおいて、電源と、前記補助電源と前記電源との双方を用いた電源と、前記昇圧電源と、を切り替えて電力を供給する切替手段を備えることができる。モータは、大電圧のときに高速回転になり、大電流のときに高トルクになる特性を有している。そのため、切替手段を用いて、駆動電源を電源に切り替えることにより、モータは低速回転で駆動し、駆動電源を昇圧電源に切り替えることにより高速回転、且つ低トルクの駆動が行われ、駆動電源を補助電源に切り替えることにより高速回転、且つ高トルクの駆動が行われる。
本発明の他の手段である請求項6に記載の昇圧電源は、入力電圧と、前記入力電圧が印加されたコイルに蓄積された磁気エネルギーの逆起電力とをスイッチング動作により重畳して負荷に供給することができる昇圧電源であって、前記スイッチング動作を行うスイッチング素子が入力電圧を継続的に短絡する短絡故障状態であるときに、前記入力電圧の前記コイルへの印加を遮断し、前記入力電圧を負荷に接続することを特徴とする。
これによれば、スイッチング素子が入力電圧を継続的に短絡する短絡故障状態であっても、入力電圧とスイッチング素子との接続が遮断し、入力電圧が負荷に接続されるので、負荷の停止状態が回避される。ここで、負荷がモータであれば、短絡故障状態においても、このモータの動作が継続され続ける。
さらに、本発明の他の手段である請求項7に記載の昇圧電源は、導通状態に遷移した第1のスイッチング素子及びコイルの直列回路に入力電圧が印加されることによって前記コイルに蓄積された磁気エネルギーの逆起電力と、前記入力電圧とが重畳された電圧が、前記第1のスイッチング素子の開放状態への遷移により、導通状態の第2のスイッチング素子を介して負荷に供給することができる昇圧電源であって、前記第1のスイッチング素子に直列に挿入された第3のスイッチング素子を備え、前記第1のスイッチング素子が継続的に導通する短絡故障状態であるときに、前記第2のスイッチング素子を継続的に導通させ、前記第3のスイッチング素子を継続的に開放することにより、前記入力電圧を前記コイルを介して前記負荷に印加することを特徴とする。
これによれば、第1のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を介して、入力電圧がコイルに印加され、磁気エネルギーが蓄えられる。第1のスイッチング素子を開放し、入力電圧とコイルの逆起電力とが導通状態に遷移した第2のスイッチング素子を介して負荷に供給される。第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の導通・開放が繰り返されることにより、定常的に入力電圧が昇圧する。そして、第1のスイッチング素子が短絡故障状態になると、第3のスイッチング素子を開放することにより、入力電圧の短絡状態を回避し、導通状態の第2のスイッチング素子を介して、入力電圧が負荷に印加される。
さらに、本発明の他の手段である請求項8に記載の昇圧電源は、入力電圧と、コイル及び導通状態の第1のスイッチング素子に前記入力電圧が印加されることによって、前記コイルに蓄積された磁気エネルギーの逆起電力とが開放状態に遷移された前記第1のスイッチング素子及び導通状態に遷移された第2のスイッチング素子を用いて重畳させて負荷に供給することができる昇圧電源であって、前記第1のスイッチング素子が継続的に導通する短絡故障状態であるときに、前記入力電圧の前記コイルへの印加を遮断する第3のスイッチング素子と、前記入力電圧を前記負荷に供給する第4のスイッチング素子とを備えることを特徴とする。
これによれば、第1のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を介して、入力電圧がコイルに印加され、磁気エネルギーが蓄えられる。第1のスイッチング素子を開放し、入力電圧とコイルの逆起電力とが導通状態に遷移した第2のスイッチング素子を介して負荷に供給される。第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の導通・開放が繰り返されることにより、定常的に入力電圧が昇圧する。そして、第1のスイッチング素子が短絡故障状態になると、第3のスイッチング素子が入力電圧のコイルへの印加を遮断し、第4のスイッチング素子が入力電圧を負荷に供給する。
本発明の一の手段によれば、電源と昇圧電源と補助電源との何れか一つ又は複数の電源によって負荷群の何れかの負荷に電力が供給される。特に、補助電源が前記電源あるいは昇圧電源によって電力供給される電源であるとき、前記電源の電圧が低下しても補助電源により負荷に電力が供給される。これにより、過渡的な負荷電流の変化に対しても負荷群に安定した電力を供給することができる。また、本発明の他の手段によれば、負荷の動作停止を回避することができる昇圧電源を提供することができる。
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の車両用電力システム100の構成図である。
車両用電力システム100は、電源(電池)であるバッテリ1と、このバッテリ1の電圧を昇圧する昇圧回路10と、昇圧電源である昇圧回路10の出力電圧を充電する補助電源としてのコンデンサ8と、バッテリ1の電圧が供給される定常負荷50と、昇圧回路10の出力が供給される昇圧対応負荷52と、コンデンサ8の電圧が能動素子であるFET6により制御された電圧とバッテリ1の電圧との何れか大きな電圧がダイオード2,3を介して供給される一時電流の多い負荷54とを主要部とし、定電流充電制御回路20、放電制御回路30及び電源システム起動制御回路40により各部が制御される。
バッテリ1は、電圧12Vの二次電池であり、ヘッドライト、電装品等の定常負荷50に接続される。また、バッテリ1は、内部抵抗を有するので大電流によって出力電圧が低下し、長年の使用により劣化する特性を有する。
バッテリ1の電圧が、ダイオード2を介して入力される昇圧回路10は、入力電圧12V、出力電圧20VのDC−DCコンバータにより構成される。昇圧回路10の出力端は、例えば、電動パワーステアリング装置等の昇圧対応負荷52に接続され、更に、ダイオード4及びFET7を介して、出力電圧がコンデンサ8を充電するように接続される。ここで、コンデンサ8は、大容量の電気二重層コンデンサが用いられ、例えば、容量50F、定格電圧25Vのものが使用される。ダイオード4は、昇圧回路10の出力電圧がコンデンサ8の充電電圧よりも低下した場合の逆流を防ぐために設けられている。なお、DC−DCコンバータ回路の詳細は後述する。
コンデンサ8は、FET6及びダイオード3を介して昇圧回路10の入力端に接続され、一時電流の多い負荷54に接続される。すなわち、ダイオード2,3のカソードが昇圧回路10の入力及び一時電流の多い負荷54に接続されている。ダイオード2,3の作用により、一時電流の多い負荷54は、バッテリ1の電圧あるいはFET6により制御された電圧の何れか大きい電圧が一時電流の多い負荷54に印加される。これにより、一時的な電流が大きくバッテリ1の電圧が低下しても、FET6により制御された電圧が一時電流の多い負荷54に加えられる。また、FET6により制御された電圧が昇圧回路10に入力されるので、昇圧回路10自体が出力電圧制御されていなくても、昇圧対応負荷52に加えられる電圧が低下しない。なお、FET6,7のサブストレートは、ドレインあるいはソースに接続され、又は接地されるのが好ましい。
定電流充電制御回路20は、昇圧回路10の出力電圧をコンデンサ8に充電する充電電流を定電流にするための制御回路であり、能動素子であるFET7のゲート電圧を制御する。また、FET7とダイオード4との接続点の電圧をモニターした電圧が、所定値以上になったときは、FET7をON状態にする。これにより、昇圧対応負荷52に回生電流が発生しても、コンデンサ8に電流が流れるので昇圧回路10を保護することができる。なお、コンデンサ8への突入電流を制限すればよいので、FET7の代わりに抵抗器を挿入すれば、定電流充電制御回路20による制御は不要となる。また、FET7とコンデンサ8との間にコイルL1を挿入し、FET7及びコイルL1の接続点と接地との間に転流ダイオードを設ければ、FET7のON−OFF時間の制御によって定電流制御することもできる。
放電制御回路30は、バッテリ1の電圧が低下して、基準電圧Vr以下になったときに、FET6のゲート電圧を可変することにより、コンデンサ8の充電電荷の放電を制御して、一時電流の多い負荷54及び昇圧回路10の入力電圧を0Vから最大電圧まで可変させる回路である。これにより、一時電流の多い負荷54及び昇圧回路10の入力電圧をバッテリ1の電圧に維持させることができる。なお、FET6とダイオード3との間にコイルL2を挿入し、FET6及びコイルL2の接続点と接地との間に転流ダイオードを設ければ、FET6のON−OFF時間の制御によって定電圧制御することもできる。
電源システム起動制御回路40は、一時電流の多い負荷54が駆動する前にコンデンサ8の充電を開始するための回路であり、充電電力制御手段として機能する。この回路は、例えばドアロックを解除したか否かを検出するドアロック解除信号、乗員が乗車している否かを判定する乗員検知信号を用いて、昇圧回路10を駆動し、放電制御回路30に対してFET6のオフ制御を指示し、定電流充電制御回路20に対してFET7の定電流制御を指示する。これにより、イグニッションがONになるより前にコンデンサ8の充電が開始される。なお、50Fの電気二重層コンデンサの充電を50Aで行った場合、1秒で1Vしか電圧が上昇しない。このため、出来るだけ早い段階で充電を行うために、電源システム起動制御回路40が設けられている。
次に、昇圧対応負荷52としてモータが使用される電動パワーステアリング装置について、図2を参照して説明する。
電動パワーステアリング装置70は、操向ハンドル11を回転させると操向ハンドル11に直結するステアリング軸12は連結されたトルクセンサ23を介してラックピニオン機構15を構成するピニオン13を回転し、これによってラック軸14を移動させて転蛇輪17の方向を変えて操舵する。このとき、トルクセンサ23が検出したトルク信号Tに応じて、制御回路22は昇圧回路10(図1参照)から供給される電力を用いてモータ19を制御する。この供給電力によってモータ19は動力伝達機構18を介してピニオン13を回転させ、操向ハンドル11の操舵トルクを軽減するように動作する。
電動パワーステアリング装置70は、操向ハンドル11を操舵する際にステアリング軸12に発生する操舵トルクを検出し、この検出信号に基づいて大きな操舵力が必要なときには、モータ19を駆動して操舵補助力を発生させ、操向ハンドル11の操舵力を軽減するように動作させる。すなわち、操向ハンドル11が操舵されているときに、その操舵トルクが大きい場合には大きな操舵力が必要とされるので大きな操舵補助力を供給する一方、操舵トルクが小さい場合には大きな操舵力を必要としないので小さな操舵補助力を供給するように構成されている。
次に、昇圧回路10のDC−DCコンバータ回路(図示せず)について簡単に説明する。昇圧回路10は、コイルとFETとダイオードとを主要部とし、入力端INにコイルの一端が接続され、他端にFETのドレイン端及びダイオードのアノード端が接続されている。また、FETのソース端は接地され、ダイオードのカソード端は昇圧回路10の出力に接続されている。ここで、FETのゲート電圧をON−OFF制御して電圧制御を行うことになる。
まず、FETがONするとコイルに電流が流れ、磁気エネルギーが蓄えられる。次に、FETがOFFすると、コイルに発生する逆起電力が、昇圧回路10の入力電圧Vinに重畳するので、昇圧された電圧が出力される。なお、FETのゲート電圧のDUTY比によって出力電圧が変化する。
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施形態の動作を説明する。
バッテリ1に直接接続されている定常負荷50と、ダイオード2を介して接続されている一時電流の多い負荷54に電力が供給され、電源投入によって、図3のフローが起動する。ステップS1においては、コンデンサ8の放電をOFFにする指令が放電制御回路30に行われ、FET6がOFF状態に設定される。次に、処理はステップS2に進み、乗車確認したか否かが判定される。具体的には、ドアロック解除信号あるいは乗員検知信号を検知して乗車確認が行われる。乗車確認が行われなければ、「NO」と判定され、ステップS2の処理が繰り返される。一方、乗員の確認が行われれば、「YES」と判定され、処理はステップS3に進む。
ステップS3においては、コンデンサ8への定電流充電及び昇圧回路10の駆動が指令され、昇圧対応負荷52に電力が供給される。そして、処理はステップS4に進み、バッテリ電圧が所定値未満であるか否かが判定される。バッテリ電圧が所定値(例えば、11V)以上であれば、「NO」と判定され、ステップS4の処理が繰り返され、一時電流の多い負荷54には、バッテリ1の電力が供給される。一方、バッテリ電圧が所定値未満であれば、「YES」と判定され、ステップS5に進む。
ステップS5においては、コンデンサ8の放電制御が行われる。ここで、FET6がON状態にされれば、一時電流の多い負荷54には、コンデンサ8に充電された電力が供給される。これにより、バッテリ1の電流負担が軽減する。そして、本ルーチンが終了し、元のルーチンに戻る。なお、コンデンサ8から電流を取り出すことにより、バッテリ1の電圧が復帰するが、FET6をON状態にしておくものとする。また、コンデンサ8の充電が完了したことを検出してからコンデンサ8の放電を行うのが好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、簡素な構成で、昇圧対応負荷52、一時電流の多い負荷54及び定常負荷50までの電力供給を効率的に行うことができる。また、放電制御回路30を設けることによって、高電力負荷から定電力負荷までの電力供給を一時電流の多い負荷54に対して行うことができる。特に、一時的な大電流が流れるシステムであっても、補助電源であるコンデンサ8に充電された電力が一時電流の多い負荷54に供給されるので、定常負荷50の電圧低下が回避される。これにより、ヘッドランプの照度が変化するなどの不安定状態が軽減し、システムの信頼性が増す。また、一時的な大電流に合わせてバッテリ1の容量を定める必要がないので、廉価な車両電力システムとなる。また、バッテリ1あるいはバッテリ1を充電する発電機の容量を小さくできるので、これらの小型化、軽量化を図ることができる。
(第2実施形態)
前記第1実施形態は、定常負荷50、一時電流の多い負荷54及び昇圧対応負荷52の各負荷に電力を供給したが、切替手段を用いて、各出力電圧を一つの負荷に接続することもできる。以下、第2実施形態について図4を参照して説明する。バッテリ1、ダイオード2,3,4、FET6,7、コンデンサ8、昇圧回路10については図1に示した構成要素と同一であるので、説明を省略する。
バッテリ1、昇圧回路10及びコンデンサ8の3つの出力は、3接点a,b,cの切替手段60に入力され、その出力が単一の負荷55に供給される。この切替手段60は、リレーでもよいし、FET、トランジスタ等の半導体スイッチでもよい。
モータ(電動機)は、大電圧のときに高速回転になり、大電流のときに高トルクになる特性を有している。そのため、負荷55がモータである場合には、切替手段60を用いて、駆動電源をバッテリ1に切り替えることにより、低速回転になり、昇圧回路10に切り替えることにより高速回転、低トルクの駆動が行われ、コンデンサ8に切り替えることにより高速回転、且つ高トルクの駆動が可能になる。
(第3実施形態)
前記各実施形態で使用した昇圧回路10は、内部にスイッチング素子が設けられており、このスイッチング素子が短絡故障した場合でも負荷の停止を回避するように構成することができる。このような構成の電源装置を図5の回路図を参照して説明する。
図1及び図4に記載の昇圧回路10に使用することが可能な図5(a)に記載の電源装置80は、昇圧回路81と、第3のスイッチング素子であるFET77と、第4のスイッチング素子であるFET78とから構成される。
FET77のドレイン端はバッテリ1の正極及びFET78のドレイン端に接続され、FET77のソース端は昇圧回路81の入力端IN1に接続され、電源装置80の入力端IN2として機能している。FET78のソース端は昇圧回路81の出力端OUT1に接続され、電源装置80の出力端OUT2として機能している。なお、バッテリ1の負極と電源装置80のGND端とは接地され、出力端OUT2とGND端とは負荷55に接続されている。
昇圧回路81は、コイル74、コンデンサC、ダイオードD、第1のスイッチング素子であるFET75及び第2のスイッチング素子であるFET76から構成されている。昇圧回路81の入力端IN1とコイル74の一端が接続され、コイル74の他端がFET75のドレイン端とFET76のドレイン端とダイオードDのアノード端に接続されている。FET76のソース端とダイオードDのカソード端とコンデンサCの一端とは出力端OUT1に接続されている。また、FET75のソース端はGNDに接地されている。
次に、FET77をON状態にして入力端IN1にバッテリ1の電圧VINが印加されている状態における昇圧回路81の動作について説明する。まず、TON時間にFET75が導通し、FET76が遮断することにより、コイル74に電流が流れ、磁気エネルギーが蓄えられる。なお、この電流は、コイル74のインダクタンスLに反比例する傾斜で直線的に増加し、電流の増加量は(VIN/L)TONとなる。そして、TON時間経過後、反対に、FET75をTOFF時間遮断させ、FET76を導通させる。これにより、インダクタンスLに反比例する傾斜でTOFF時間直線的に電流が減少し、電流の減少量は、出力電圧をVとすると、((V−VIN)/L)TOFFとなる。そして、TOFF時間経過後、FET75の導通及びFET76の遮断が再び行われる。すなわち、2つのFET75,76を相補的にスイッチング動作させている。
FET75の導通及びFET76の遮断とFET75の遮断及びFET76の導通とが交互に繰り返されることにより、電流の増加量と減少量とは等しくなり、出力電圧Vは、(1+TON/TOFF)VINに収束する。すなわち、FET75,76のON,OFF時間の比で決まる電圧(TON/TOFF)VINがバッテリ1の電圧VINに重畳されて、その重畳された電圧が昇圧回路81から出力される。なお、TON=TOFFのときに入力電圧VINとコイル74の逆起電力とが重畳されて、入力電圧の2倍の電圧を出力することができる。
このときにFET75が継続的な導通状態である短絡故障状態になると、FET77を開放状態に遷移させると同時にFET78を導通状態に遷移させ、FET76を開放状態にする。これにより、FET75に短絡電流が流れることが無くなり、バッテリ1の電圧が出力端OUT2に発生し、この電圧が負荷55に供給される。
以上説明したように、本実施形態によれば、FET75が短絡故障状態でなければ、バッテリ1の充電電圧が昇圧された電圧が負荷55に供給される。一方、FET75が短絡故障状態になった場合でも、負荷55にバッテリ1の充電電圧が供給される。例えば、負荷にモータが接続された場合、FET75が短絡故障状態でなければ、モータに昇圧された電圧が供給されるため、モータは高速回転が行われ、FET75が短絡故障状態になったとしてもバッテリ1の充電電圧がモータに供給されるため、モータの動作が継続され、モータの停止状態が回避される。また、入力側に挿入された保護用ヒューズを焼損させることがない。
(第4実施形態)
第3実施形態では、昇圧回路81の前に電流遮断用FET77を設け、バッテリ1の充電電圧を出力端子OUT2に接続するFET78を設けたが、短絡故障状態となるFETに直列に遮断用FETを挿入しても、負荷にバッテリ1の充電電圧を供給するように電源装置を構成することができる。
電源装置82は図1及び図4に記載の昇圧回路10として使用可能な本実施形態の電源装置を図5(b)を参照して説明する。
バッテリ1は、電源装置82の入力端INとGND端との間に接続され、負荷55は昇圧回路82の出力端OUTとGND端との間に接続されている。電源装置82は、入力端INがコイル79の一端に接続され、コイルLの他端が第1のスイッチング素子であるFET71のドレイン端と第2のスイッチング素子であるFET73のドレイン端とダイオードDのアノード端とに接続されている。また、電源装置82は、FET71のソース端が第3のスイッチング素子であるFET72のドレイン端に接続され、FET72のソース端がGND端に接続されている。また、電源装置82は、FET73のソース端とダイオードDのカソード端とコンデンサCの一端とが出力端OUTに接続されている。また、コンデンサCの他端が接地されている。
次に、電源装置82の動作を説明する。通常の動作状態のときは、FET72を導通状態にしておき、FET71とFET73とを交互にスイッチングすることにより、バッテリ1の電圧を昇圧する。
また、FET71が継続的に短絡する故障状態であるとき、FET72を開放状態にして、FET73を短絡状態にする。これにより、入力端INの電圧であるバッテリ1の電圧が直接出力端OUTに出力される。
以上説明したように本実施形態によれば、通常の動作状態においては、第1のスイッチング素子であるFET75,71を断続的に短絡することにより、バッテリ1の電圧(入力電圧)が断続的にコイルに印加され、FET75,71の開放により入力電圧にコイルの逆起電力が重畳される。そして、FET75,71が継続的に短絡(導通)する故障状態であるときに、第3のスイッチング素子であるFET72を開放にすることにより、入力電圧のコイルへの印加が禁止され、短絡電流が回避される。また、第2のスイッチング素子であるFET73あるいは第4のスイッチング素子であるFET78を短絡することにより、入力電圧がそのまま出力端OUTに発生する。従って、負荷55の動作停止を回避することができる。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記各実施形態は、電源としてバッテリ1を用いたが、一次電池、発電機等を用いることもできる。また、補助電池としてコンデンサ8を用いたが、鉛蓄電池等の二次電池を用いることも可能である。
(2)上記各実施形態は、コンデンサ8から一時電流の多い負荷54にダイオード3を介して電流を流していたが、ダイオード3の代わりにリレーを用いることもできる。この場合、FET7をOFF状態にすることにより、バッテリ1からコンデンサ8に充電を行うことができる。
(3)前記各実施形態は、放電制御回路で補助電源からの電圧を制御したが、電流を制御することもできる。これにより、モータトルクを直接的に制御することができる。
(4)前記第1実施形態は、昇圧対応負荷52に電動パワーステアリング装置70を接続したが、一時電流の多い負荷54に接続することもできる。この場合、一時電流の多い負荷54に制御手段22を介してモータ19に接続される。これにより、通常時はバッテリ1から電力が供給されるが、大きな操舵力が必要とされるときやバッテリ電圧の降下時にはコンデンサ8からの電圧がモータ19に供給される。これにより、定常負荷50の電圧低下が回避される。
(5)第2実施形態のモータは、電動パワーステアリング装置に使用されるモータのみならず、ハイブリッド車両に使用されるモータにも使用することができる。
(6)第3,4実施形態は、FET73,76のドレイン−ソース間とダイオードDとを並列に接続したが、FET73,76を接続せずダイオードDのみでも動作させることが可能である。この場合には、FET73,76に流れる電流がダイオードDを通過することになる。
(7)本発明は、ステアリング系におけるステアリングホイールと転蛇輪とが機械的に切り離されたステアバイワイヤ(Steer_By_Wire)にも適用可能である。
第1実施形態の車両用電力システムの構成図である。 電動パワーステアリング装置の構成図である。 第1実施形態の車両用電力システムを起動するためのフローチャートである。 第2実施形態の車両用電力システムの構成図である。 第3実施形態の電源装置の構成図及び第4実施形態の電源装置の構成図である。
符号の説明
1 バッテリ(電源、電池)
2,3,4 ダイオード
6,7 FET(能動素子、出力制御部)
8 コンデンサ(補助電源)
10 昇圧回路(昇圧電源)
11 操向ハンドル
12 ステアリング軸
13 ピニオン
14 ラック軸
15 ラックピニオン機構
17 転蛇輪
18 動力伝達機構
19 モータ
20 定電流充電制御回路
22 制御回路
23 トルクセンサ
30 放電制御回路(出力制御部)
40 電源システム起動制御回路(充電制御手段)
50 定常負荷
52 昇圧対応負荷
54 一時電流の多い負荷
55 負荷
60 切替手段
70 電動パワーステアリング装置
71,75 FET(第1のスイッチング素子)
72,77 FET(第3のスイッチング素子)
73,76 FET(第2のスイッチング素子)
78 FET(第4のスイッチング素子)
74,79 コイル
100 車両用電力システム

T トルク信号
D ダイオード
C コンデンサ

Claims (8)

  1. 電源と、この電源の出力を昇圧した昇圧電源とを備え、車両の複数の負荷群に電力を供給する車両用電力システムであって、
    前記車両用電力システムは、補助電源を更に備え、前記電源と前記昇圧電源と前記補助電源との何れか一つ又は複数の電源によって前記負荷群の何れかの単数あるいは複数の負荷に電力を供給することを特徴とする車両用電力システム。
  2. 前記電源は、内部抵抗を有した電池であり、
    前記補助電源は、コンデンサであることを特徴とする請求項1に記載の車両用電力システム。
  3. 前記コンデンサからの出力電力を制御する出力制御部を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用電力システム。
  4. 前記車両のイグニッションがONになるより前に前記コンデンサへの充電を開始する充電制御手段を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両用電力システム。
  5. 前記複数の負荷群は、前記電源のみで動作する第1負荷と、前記電源と前記補助電源との双方を用いて動作する第2負荷と、前記昇圧電源のみで動作する第3負荷とに分けられることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の車両用電力システム。
  6. 入力電圧と、前記入力電圧が印加されたコイルに蓄積された磁気エネルギーの逆起電力とをスイッチング動作により重畳して負荷に供給することができる昇圧電源であって、
    前記スイッチング動作を行うスイッチング素子が入力電圧を継続的に短絡する短絡故障状態であるときに、前記入力電圧の前記コイルへの印加を遮断し、前記入力電圧を負荷に接続することを特徴とする昇圧電源。
  7. 導通状態に遷移した第1のスイッチング素子及びコイルの直列回路に入力電圧が印加されることによって前記コイルに蓄積された磁気エネルギーの逆起電力と、前記入力電圧とが重畳された電圧が、前記第1のスイッチング素子の開放状態への遷移により、導通状態の第2のスイッチング素子を介して負荷に供給することができる昇圧電源であって、
    前記第1のスイッチング素子に直列に挿入された第3のスイッチング素子を備え、
    前記第1のスイッチング素子が継続的に導通する短絡故障状態であるときに、前記第2のスイッチング素子を継続的に導通させ、前記第3のスイッチング素子を継続的に開放することにより、前記入力電圧を前記コイルを介して前記負荷に印加することを特徴とする昇圧電源。
  8. 入力電圧と、コイル及び導通状態の第1のスイッチング素子に前記入力電圧が印加されることによって、前記コイルに蓄積された磁気エネルギーの逆起電力とが開放状態に遷移された前記第1のスイッチング素子及び導通状態に遷移された第2のスイッチング素子を用いて重畳させて負荷に供給することができる昇圧電源であって、
    前記第1のスイッチング素子が継続的に導通する短絡故障状態であるときに、前記入力電圧の前記コイルへの印加を遮断する第3のスイッチング素子と、前記入力電圧を前記負荷に供給する第4のスイッチング素子とを備えることを特徴とする昇圧電源。
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