JP2003033077A - ステアリング制御装置 - Google Patents
ステアリング制御装置Info
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Abstract
で十分なモータ出力トルクが得られ、しかも、コンバー
タの動作頻度を抑え、効率を向上させることを目的とす
る。また、上記コンバータの故障時に適切なフェールセ
ーフ処置を講ずることを目的とする。 【解決手段】 電源と、ステアリング系に接続されたモ
ータと、上記電源を所定の電圧に変換して上記モータに
印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を制御
する制御手段からなり、上記制御手段は、上記モータの
回転速度が所定値以上の場合に上記電源の電圧を昇圧す
べく上記モータ駆動回路を制御するものである。
Description
アリング制御装置に関するものである。
されるように、電力変換効率を高めることを目的とした
電動パワーステアリング装置が知られている。図5は従
来の装置の構成を示すブロック図である。ここに開示さ
れた従来の電動パワーステアリング装置では、低車速時
であればモータの負荷が高いと判断して、コンバータに
て電源電圧を昇圧し、この昇圧した電圧にてモータを駆
動している。
に構成されているので、低車速時には常時電源を昇圧す
ることとなり、コンバータの使用頻度が高く、コンバー
タの損失により効率が低下し、バッテリの過放電、ある
いは発電電力量の増加による車両のエンジンの燃費悪化
を招き、元々高効率による燃費向上を狙った電動パワー
ステアリングシステムの効果を得ることができないとい
う重大な問題があった。
ついては何等考慮されていなかった。
ためになされたもので、コンバータを用いて、さまざま
な操舵条件化で十分なモータ出力トルクが得られ、しか
も、コンバータの動作頻度を抑え、効率を向上させるこ
とを目的とする。また、上記コンバータの故障時に適切
なフェールセーフ処置を講ずることを目的とする。
リング制御装置は、電源と、ステアリング系に接続され
たモータと、上記電源を所定の電圧に変換して上記モー
タに印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を
制御する制御手段からなり、上記制御手段は、上記モー
タの回転速度が所定値以上の場合に上記電源の電圧を昇
圧すべく上記モータ駆動回路を制御するものである。
電圧に基づいてモータ回転速度を演算するものである。
たモータと、上記電源を所定の電圧に変換して上記モー
タに印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を
制御する制御手段からなり、上記制御手段は、上記モー
タの電流を所定の目標値にすべく制御し、上記モータ電
流が上記目標値を下回る場合に上記電源の電圧を昇圧し
て上記モータを駆動するべく上記モータ駆動回路を制御
するものである。
続されたモータと、上記電源を所定の電圧に変換して上
記モータに印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動
回路を制御する制御手段からなり、上記制御手段は、上
記モータの電流を所定の目標値にするべく制御し、モー
タ印加電圧が所定値を上回る場合に上記電源の電圧を昇
圧して上記モータを駆動するべく上記モータ駆動回路を
制御するものである。
定時間以上継続した場合に電源の電圧を昇圧してモータ
を駆動するべくモータ駆動回路を制御するものである。
するものである。
源電圧に接続される第1のコンバータと、モータに接続
されるブリッジ回路で構成するものである。
グ素子を駆動するために第1のコンバータの出力電圧を
さらに昇圧する第2のコンバータを備えるものである。
グ素子のうち電源側のスイッチング素子のみを第2のコ
ンバータで駆動するものである。
バータの入力電圧を監視するものである。
バータの出力電圧を監視するものである。
力電圧を所定の目標値にするべく制御するものである。
以下にするべく制御するものである。
常と判定した場合に、第1の昇圧動作を停止するもので
ある。
常と判定した場合に、モータへの通電を停止するもので
ある。
チ手段を介して接続されており、制御手段は、第1のコ
ンバータが異常と判定した場合に、スイッチ手段の接点
を開放するものである。
合には、ブリッジ回路のスイッチング素子を駆動するデ
ューティ比を100%とするものである。
場合には、第1のコンバータを構成する整流ダイオード
の端子間を短絡するものである。
ダイオードに、MOS型FETの寄生ダイオードを用い
るものである。
タと、ブリッジ回路の、少なくともどちらか一方をパル
ス駆動することにより、モータの電流が所定の目標値と
なるように制御するものである。
一実施形態を示す図である。1はバッテリ、2はバッテ
リ1の電圧を昇圧するための第1のコンバータであり、
チョークコイル21、第1のスイッチング素子22、第
2のスイッチング素子23、コンデンサ24で構成され
る。3は図示しないステアリング系に接続されたモータ
であり、ここでは永久磁石界磁の直流モータを用いてい
る。4はモータ3を可逆運転するためのブリッジ回路、
5はモータ3の電流を検出するためのモータ電流検出回
路、6は第1のコンバータ2、あるいはブリッジ回路4
への電流供給を許可・禁止するためのリレー、7は上述
の各回路と、マイクロコントローラ8を接続するための
インタフェース回路である。
適宜マイクロコントローラ8によって制御される。以
下、図2のフローチャートに基づき、マイクロコントロ
ーラ8の動作を説明する。なお、図2のプログラムは、
マイクロコントローラ8に内蔵されるROM(図示せ
ず)に格納され、上位のプログラムから周期的に呼び出
されるものとする。
や車速等から設定されるモータ3の目標電流と、モータ
電流検出回路5による検出電流が一致するように、例え
ばPI制御等のアルゴリズムに基づいて、モータ電流を
フィードバック制御する。このフィードバック制御につ
いては従来知られたものであり、ここでは詳細な説明は
省略する。
2の入力電圧Viと、出力電圧Voを比較することによ
り、第1のコンバータ2の故障を判定する。例えば、V
oがViより低い場合には第1のスイッチング素子22
の短絡や、スイッチング素子23がオンしない等の故障
であると判定する。
テップS3に進み、操舵速度が速いかどうか判定する。
ここでは、操舵速度の判定にモータ電流フィードバック
制御の偏差を使い、目標値−検出値>判定値の場合に操
舵速度が速いと判定する。
いてより詳細に説明する。電源電圧が一定で、磁石界磁
の直流モータのモータ電流を一定値I0にフィードバッ
ク制御する場合の、回転速度と電流の関係を図3に示
す。モータの逆起電力が回転速度に比例するため、回転
速度がN1を超えると、モータへの印加電圧は電源電圧
とほぼ等しい電圧で飽和し、回転速度が速くなるにつれ
てモータ電流が小さくなる特性となる。このことから、
上述した目標値と検出値の偏差が所定の判定値以上の場
合には、モータの回転速度がN1以上に速い場合であ
り、操舵速度が速いと判断できる。
によって定まるものであり、トルク定数が小さいモータ
は無負荷回転速度N0がより高く、トルク定数が大きい
モータは無負荷回転速度N0がより低い。また、同じ出
力トルクを得るには、トルク定数が小さいモータではよ
り大きな電流が必要となり、トルク定数が大きいモータ
ではより小さい電流で同等の出力トルクが得られる。
わち運転者が速く操舵しているとき、モータ電流が低下
することによってモータの出力トルクが低下し、運転者
の操舵力が増大してしまうこととなる。この現象の影響
を軽減するには、モータとしてトルク定数が小さく、無
負荷回転速度N0がより大きいモータを用いることも考
えられる。しかしながら、それには同じモータ出力トル
クを得るのにより大きな電流が必要となり、効率が悪化
することとなる。
度N0が小さいモータを用い、操舵速度が遅い場合に
は、より小さい電流で大きな出力トルクを得られるよう
にするとともに、操舵速度が速いときには、電源電圧を
昇圧して逆起電力によるモータ電流低下を防止する。こ
こで、電源電圧を昇圧するために使用するコンバータの
損失分だけ効率が低下するが、上述の通り操舵速度が速
いのは運転者が速く操舵しているときであり、実際の運
転状態では頻度が低く、コンバータの動作頻度が低いの
で、通常の運転状態においては平均的には効率を向上さ
せることができる。
テップS3で操舵速度が速いと判定した場合に第1のコ
ンバータ2を動作させるものである。まず、ステップS
4でリレー6をオンする。次に、ステップS5で第1の
スイッチング素子22をパルス駆動し、ステップS6で
第2のスイッチング素子S23をオフする。第2のスイ
ッチング素子はMOS型FETであり、その構造上発生
する寄生ダイオードが整流し、第1のコンバータ2は昇
圧チョッパとして動作し、コンデンサ24に昇圧された
電圧が得られる。この昇圧された電圧を用いてブリッジ
回路4を介してモータ3駆動することによって、逆起電
力が昇圧された電圧で打ち消され、モータ電流の偏差が
0に近づく。
オンする。次に述べる通り、操舵速度が所定値以下の場
合には、ブリッジ回路4をいわゆるPWM駆動すること
でモータ電流をフィードバック制御する。しかし、ステ
ップS3で操舵速度が速いと判断する場合は、ブリッジ
回路4をデューティ比100%で駆動してもモータ電流
が目標値に到達しない場合であり、ここではブリッジ回
路4をデューティ比100%で駆動している。これによ
り、ブリッジ回路4のスイッチング損失を0にすること
ができ、効率がより向上する。
プS3で操舵速度が遅いと判断した場合の処理である。
前述の通り、ブリッジ回路4をPWM駆動することによ
ってモータ電流をフィードバック制御するものである。
る。次に、ステップS9で第1のスイッチング素子22
をオフし、ステップS6で第2のスイッチング素子S2
3をオンする。これにより、スイッチング素子S23で
の損失を抑える。最後にステップS11で、ステップS
1での電流フィードバック制御の演算結果に基づき、所
定のデューティ比でブリッジ回路S11をPWM駆動す
る。以上の動作により、昇圧動作しない場合にも、第1
のコンバータ2の損失を抑えながら、モータ電流のフィ
ードバック制御が達成される。
ップS2において、第1のコンバータ2が故障と判定さ
れた場合の処理である。まず、ステップS12でリレー
6をオフする。これにより、例えばスイッチング素子2
2が短絡故障している場合などに、発火等を未然に防ぐ
ことができる。また、ステップS13で第1のスイッチ
ング素子S22を、ステップS14で第2のスイッチン
グ素子S23をオフ駆動し、モータ3を確実にオフして
おく。最後にステップS15で、ブリッジ回路S15を
オフする。
説明する。図4はブリッジ回路4の駆動回路の構成を説
明する図である。図1と同一箇所については同じ符号を
付しており、説明は省略する。71〜73は、インタフ
ェース回路7の一部であり、71はブリッジ回路4を構
成する電源側のMOS型FETを駆動する電源側スイッ
チング素子駆動回路、72は接地側のMOS型FETを
駆動する接地側スイッチング素子駆動回路である。73
は、電源側スイッチング素子駆動回路71の電源である
第2のコンバータである。なお、図4には、ブリッジ回
路4の1つのアームの駆動回路だけを示しているが、他
のアームに関しても同様に駆動回路が構成されている。
ンネルMOS型FETで構成されている。電源側のMO
S型FETは、ソース電位が第1のコンバータ2の出力
電圧Voと等しくなるので、導通させる場合にはVoよ
りも高い電圧をゲートに印加しなければならない。そこ
で、第1のコンバータ2の出力電圧を第2のコンバータ
73に接続し、Voを昇圧して電源側スイッチング素子
駆動回路71の電源としている。一方、接地側のMOS
型FETのソースは接地電位なので、バッテリ1を接地
側スイッチング素子駆動回路72の電源としている。
構成することによって、ブリッジ回路4を構成するMO
S型FETを充分安定してオン/オフすることができ、
また、電源側のMOS型FETにのみ第2のコンバータ
を接続していることから、接地側に不必要なコンバータ
を設けることなく、より効率の良いシステムを構築する
ことができる。
ング制御装置は、操舵速度が速いときでも十分なモータ
出力トルクを発生させることができ、しかも効率が良
い。なお、整流ダイオードとしてMOS型FETの寄生
ダイオードを用い、昇圧の起動停止に応じてMOS型F
ETをオン、オフさせることで、素子数を減らし、か
つ、昇圧停止時の損失を低減していたが、コンバータは
この回路に限らず、どのような構成でも上記効果は得ら
れる。
偏差が所定値以上の場合に、即時昇圧を開始していた
が、上記条件が所定時間継続時に第1のコンバータ2で
昇圧を開始する構成としてもよい。これにより、昇圧条
件判定のハンチングを防止することができる。
値>判定値にて第1のコンバータ2による昇圧を開始
し、目標値−検出値≦判定値にて第1のコンバータ2に
よる昇圧を停止していたが、判定条件にヒステリシスを
設け、第1のコンバータ2による昇圧を停止の条件を目
標値−検出値≦上記判定値より小さい第2判定値とする
構成としてもよい。これにより、昇圧条件判定のハンチ
ングを防止することができる。
る時に、ブリッジ回路4のPWMデューティ比を100
%としていたが、電流フィードバック制御S1の演算結
果に応じてPWM駆動を継続してもよい。これにより、
操舵速度が速い場合でもより精度良くモータ電流を制御
できる。
定値を、電源電圧やモータ電流等に応じて変化させるよ
うにしても良い。
いほど、N1は大きくなり、より速い操舵速度までモー
タ電流は目標値を下回ることがない。すなわち、モータ
の負荷が高くモータ電流が大きいほど、より遅い操舵速
度でモータ電流が目標値を下回ることとなるので、パワ
ーステアリング装置においては、低速走行中でモータの
出力トルク不足がより顕著となる。そこで、低速時に限
って上述した回転速度の判定による昇圧要否判定を実施
する構成としてもよい。これにより、走行中の不必要な
コンバータの動作を抑え、より損失を低減でき、より高
効率のシステムを構築することができる。
において第1のコンバータ2が故障と判定された時には
モータ駆動を停止することとしていたが、昇圧動作だけ
を停止し、モータ駆動を継続する構成としてもよい。ま
た、コンバータの故障時には警告灯等で運転者に警告し
てもよい。
タの回転速度を検出するセンサを用いず、目標値とモー
タ電流の偏差によってモータの回転速度が速いか否かを
判定することとし、上述したシステム効率の向上効果以
外に、システムの小型化、コスト低減などの効果をも奏
していたが、本発明の最も重要なシステム効率の向上効
果のみを得るのであれば、上述したセンサを備え、これ
らのセンサから得た回転速度によって昇圧の要否を判定
する構成としてもよいことは言うまでもない。
のコンバータ2をモータ電流フィードバック制御の演算
結果のみに基づいて起動、停止していたが、第1のコン
バータの出力電圧が所定値になるようにフィードバック
制御し、定電圧化してもよい。これにより、昇圧後の電
圧が安定し、よりモータの制御性が向上して、パワース
テアリング装置においては操舵フィーリングが向上す
る。
なるように第1のコンバータ2を駆動するようにしても
よい。これにより、第1のコンバータ2の出力電圧Vo
が供給される各回路を、高電圧から保護することができ
る。
偏差によって昇圧動作の要否を判定していたが、モータ
の印加電圧が所定値以上の場合に昇圧動作が必要と判定
してもよい。すなわち、印加電圧が高くなるのは、モー
タの逆起電力の影響によりモータ電流フィードバック制
御がPWMデューティ100%近くを指示している場合
であり、このような場合には所望のモータ出力トルクを
得るためには、さらに印加電圧を高めることが必要とな
るため、印加電圧が所定値以上の場合には昇圧動作を行
うということである。この場合、電流偏差が生じる前に
昇圧するので、より操舵フィーリングを改善することが
できる。
力を演算し、逆起電力が所定値以上の場合に回転速度が
速いと判定すればより厳密に判定できる。
は、電源と、ステアリング系に接続されたモータと、上
記電源を所定の電圧に変換して上記モータに印加するモ
ータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を制御する制御手
段からなり、上記制御手段は、上記モータの回転数が所
定値以上の場合に上記電源の電圧を昇圧すべく上記モー
タ駆動回路を制御するものであり、実際に電源電圧の昇
圧が必要なモータの回転数が高く逆起電力の影響でモー
タ発生トルクが不足するような場合にのみ電源電圧を昇
圧することができ、昇圧の頻度を低くして装置全体の効
率を向上させることができるという効果を奏するもので
ある。
電圧に基づいてモータ回転数を演算するものであり、回
転センサ等を特別に設けずにモータの回転速度が高いか
否かを判断することができ、システムの小型化、コスト
低減などの効果をも奏することができるものである。
たモータと、上記電源を所定の電圧に変換して上記モー
タに印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を
制御する制御手段からなり、上記制御手段は、上記モー
タの電流を所定の目標値にすべく制御し、上記モータ電
流が上記目標値を下回る場合に上記電源の電圧を昇圧し
て上記モータを駆動するべく上記モータ駆動回路を制御
するものであり、実際に電源電圧の昇圧が必要なモータ
の回転数が高く逆起電力の影響でモータ発生トルクが不
足するような場合にのみ電源電圧を昇圧することがで
き、昇圧の頻度を低くして装置全体の効率を向上させる
ことができるという効果を奏するともに、回転センサ等
を特別に設けずにモータの回転数が高いか否かを判断す
ることができ、システムの小型化、コスト低減などの効
果をも奏することができるものである。
続されたモータと、上記電源を所定の電圧に変換して上
記モータに印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動
回路を制御する制御手段からなり、上記制御手段は、上
記モータの電流を所定の目標値にするべく制御し、モー
タ印加電圧が所定値を上回る場合に上記電源の電圧を昇
圧して上記モータを駆動するべく上記モータ駆動回路を
制御するものであり、実際に電源電圧の昇圧が必要なモ
ータの回転数が高く逆起電力の影響でモータ発生トルク
が不足するような場合にのみ電源電圧を昇圧することが
でき、昇圧の頻度を低くして装置全体の効率を向上させ
ることができるという効果を奏するともに、回転センサ
等を特別に設けずにモータの回転数が高いか否かを判断
することができ、システムの小型化、コスト低減などの
効果をも奏することができるものである。さらに、電流
偏差が生じる前に昇圧するので、より操舵フィーリング
を改善することができるという格別な効果をも奏するも
のである。。
定時間以上継続した場合に電源の電圧を昇圧してモータ
を駆動するべくモータ駆動回路を制御するものであり、
昇圧するか否かの判定のハンチングを防止することがで
きるという効果を奏するものである。
するものであり、操舵速度が遅い場合には、より小さい
電流で大きな出力トルクを得られ、装置全体の効率を向
上させることができるという効果を奏するものである。
源電圧に接続される第1のコンバータと、モータに接続
されるブリッジ回路で構成するものであり、モータを正
方向、逆方向に回転させる必要のあるステアリング制御
装置を容易に構成することができるという効果を奏する
ものである。
グ素子を駆動するために第1のコンバータの出力電圧を
さらに昇圧する第2のコンパレータを備えるものであ
り、ブリッジ回路を構成するスイッチング素子を充分安
定してオン/オフさせることができるという効果を奏す
るものである。
グ素子のうち電源側のスイッチング素子のみが第2のコ
ンバータで駆動するものであり、接地側に不必要なコン
バータを設けることなく、より効率の良いシステムを構
築することができるという効果を奏するものである。
バータの入力電圧を監視するものであり、第1のコンバ
ータの故障を検出することができ、故障発生時には第1
のコンバータを遮断する等の適切な処置を行うことがで
きるという効果を奏するものである。
バータの出力電圧を監視するものであり、第1のコンバ
ータの故障を検出することができ、故障発生時には第1
のコンバータを遮断する等の適切な処置を行うことがで
きるという効果を奏するものである。
力電圧を所定の目標値にするべく制御するものであり、
昇圧後の電圧が安定し、よりモータの制御性が向上し
て、パワーステアリング装置においては操舵フィーリン
グが向上するという効果を奏するものである。
以下にするべく制御するものであり、第1のコンバータ
が不必要な高電圧を発生することを防止でき、第1のコ
ンバータの出力電圧が供給されるブリッジ回路等を発生
する高電圧から保護することができるという効果を奏す
るものである。
常と判定した場合に、第1の昇圧動作を停止するもので
あり、第1のコンパレータを構成する素子の焼損、それ
に伴う発煙、発火等を未然に防ぐことができるという効
果を奏するものである。
常と判定した場合に、モータへの通電を停止するもので
あり、故障時にはシステムの制御を停止するという適切
なフェールセーフ処置を行うことができるという効果を
奏するものである。
チ手段を介して接続されており、制御手段は、第1のコ
ンバータが異常と判定した場合に、スイッチ手段の接点
を開放するものであり、例えばモータ駆動回路を構成す
るスイッチング素子が短絡故障している場合などに、発
火等を未然に防ぐことができるという効果を奏するもの
である。
合には、ブリッジ回路のスイッチング素子を駆動するデ
ューティ比を100%とするものであり、ブリッジ回路
のスイッチング損失を0にすることができ、効率がより
向上するという効果を奏するものである。
場合には、第1のコンバータを構成する整流ダイオード
の端子間を短絡するものであり、昇圧動作しない場合
に、大1のコンバータを構成する素子による損失を防止
することができるという効果を奏するものである。
ダイオードに、MOS型FETの寄生ダイオードを用い
るものであり、素子数を減らし、かつ、昇圧停止時の損
失を低減するという効果を奏するものである。
タと、ブリッジ回路の、少なくともどちらか一方をパル
ス駆動することにより、モータの電流が所定の目標値と
なるように制御するものであり、常に適切な電流制御を
達成することができるという効果を奏するものである。
グ装制御置を示すブロック図である。
グ装制御置の動作を示すフローチャートである。
グ装制御置のモータの特性を示す説明図である。
グ装制御置のモータ駆動回路を示すブロック図である。
図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 電源と、ステアリング系に接続されたモ
ータと、上記電源を所定の電圧に変換して上記モータに
印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を制御
する制御手段からなり、上記制御手段は、上記モータの
回転速度が所定値以上の場合に上記電源の電圧を昇圧す
べく上記モータ駆動回路を制御することを特徴とするス
テアリング制御装置。 - 【請求項2】 制御手段は、モータの電流と印加電圧に
基づいてモータ回転速度を演算することを特徴とする請
求項1記載のステアリング制御装置。 - 【請求項3】 電源と、ステアリング系に接続されたモ
ータと、上記電源を所定の電圧に変換して上記モータに
印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を制御
する制御手段からなり、上記制御手段は、上記モータの
電流を所定の目標値にすべく制御し、上記モータ電流が
上記目標値を下回る場合に上記電源の電圧を昇圧して上
記モータを駆動するべく上記モータ駆動回路を制御する
ことを特徴とするステアリング制御装置。 - 【請求項4】 電源と、ステアリング系に接続されたモ
ータと、上記電源を所定の電圧に変換して上記モータに
印加するモータ駆動回路と、上記モータ駆動回路を制御
する制御手段からなり、上記制御手段は、上記モータの
電流を所定の目標値にするべく制御し、モータ印加電圧
が所定値を上回る場合に上記電源の電圧を昇圧して上記
モータを駆動するべく上記モータ駆動回路を制御するこ
とを特徴とするステアリング制御装置。 - 【請求項5】 電源の電圧を昇圧する判定条件が所定時
間以上継続した場合に電源の電圧を昇圧してモータを駆
動するべくモータ駆動回路を制御することを特徴とする
請求項1〜4何れか記載のステアリング制御装置。 - 【請求項6】 モータは、永久磁石界磁のモータである
ことを特徴とする請求項1〜5何れか記載のステアリン
グ制御装置。 - 【請求項7】 モータ駆動回路は、少なくとも、電源電
圧に接続される第1のコンバータと、モータに接続され
るブリッジ回路で構成されることを特徴とする請求項1
〜6何れか記載のステアリング制御装置。 - 【請求項8】 ブリッジ回路を構成するスイッチング素
子を駆動するために第1のコンバータの出力電圧をさら
に昇圧する第2のコンバータを備えることを特徴とする
請求項7記載のステアリング制御装置。 - 【請求項9】 ブリッジ回路を構成するスイッチング素
子のうち電源側のスイッチング素子のみが第2のコンバ
ータで駆動されることを特徴とする請求項8記載のステ
アリング制御装置。 - 【請求項10】 制御手段は、少なくとも第1のコンバ
ータの入力電圧を監視することを特徴とする請求項7記
載のステアリング制御装置。 - 【請求項11】 制御手段は、少なくとも第1のコンバ
ータの出力電圧を監視することを特徴とする請求項7記
載のステアリング制御装置。 - 【請求項12】 制御手段は、第1のコンバータの出力
電圧を所定の目標値にするべく制御することを特徴とす
る請求項7〜11何れか記載のステアリング制御装置。 - 【請求項13】 制御手段は、昇圧した電圧を所定値以
下にするべく制御することを特徴とする請求項12に記
載のステアリング制御装置。 - 【請求項14】 制御手段は、第1のコンバータが異常
と判定した場合に、第1のコンバータの昇圧動作を停止
することを特徴とする請求項10〜13何れか記載のス
テアリング制御装置。 - 【請求項15】 制御手段は、第1のコンバータが異常
と判定した場合に、モータへの通電を停止することを特
徴とする請求項10〜14何れか記載のステアリング制
御装置。 - 【請求項16】 電源と、モータ駆動回路は、スイッチ
手段を介して接続されており、制御手段は、第1のコン
バータが異常と判定した場合に、スイッチ手段の接点を
開放することを特徴とする請求項10〜14の何れか記
載のステアリング制御装置。 - 【請求項17】 第1のコンバータが昇圧動作する場合
には、ブリッジ回路のスイッチング素子を駆動するデュ
ーティ比を100%とすることを特徴とする請求項7〜
16に記載のステアリング制御装置。 - 【請求項18】 第1のコンバータが昇圧動作しない場
合には、第1のコンバータを構成する整流ダイオードの
端子間を短絡することを特徴とする請求項6〜17の何
れか記載のステアリング制御装置。 - 【請求項19】 第1のコンバータを構成する整流ダイ
オードに、MOS型FETの寄生ダイオードを用いるこ
とを特徴とする請求項6〜18の何れか記載のステアリ
ング制御装置。 - 【請求項20】 制御手段は、第1のコンバータと、ブ
リッジ回路の、少なくともどちらか一方をパルス駆動す
ることにより、モータの電流が所定の目標値となるよう
に制御することを特徴とする請求項6〜19の何れか記
載のステアリング制御装置。
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