JP4488235B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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この発明は、モータにより操舵力を補助する電動パワーステアリング装置に関する。
従来の車両の電動パワーステアリング装置は、操舵ハンドルの回動操作に対してアシスト力を付与するモータ(電動モータ)と、バッテリから供給される電圧により作動して操舵トルクを検出するトルクセンサ装置と、同じくバッテリから供給される電圧により作動して、検出された操舵トルクに応じてモータの回転を制御する制御手段(モータ制御手段)とを備え、トルクセンサ装置の異常を検出する異常検出手段と、バッテリからトルクセンサ装置に供給される電圧が所定電圧以下のとき異常検出手段によるトルクセンサ装置の異常の検出を禁止する異常検出禁止手段とを設けている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来装置は、バッテリの出力電圧が何らかの理由で低下した場合に、異常検出禁止手段がトルクセンサ装置の異常の検出を禁止し、制御手段がモータの制御を停止する。
特許第3409753号公報
従来の車両の電動パワーステアリング装置では、走行中にバッテリの出力電圧が低下した場合に、制御手段がモータの制御を停止して、モータによる操舵力の補助が突然消失する。
そのため、運転者による適切な操舵操作が困難になるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、バッテリの出力電圧が低下した場合であっても、制御手段がモータの制御を継続し、適切な操舵操作を実施することができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
この発明に係る電動パワーステアリング装置は、操舵力を補助するモータと、モータを電圧パルスによって駆動するインバータと、インバータを介してモータを制御する制御手段と、バッテリから給電されて制御手段に電力を供給する電源回路と、バッテリの出力電圧を監視する電圧監視手段と、バッテリと電源回路との間に挿入されて、出力電圧よりも高い電圧を発生するためのチャージポンプとを備え、チャージポンプは、制御手段から出力される、電圧パルスと同期した駆動パルスによって駆動され、出力電圧が所定電圧よりも低いことを電圧監視手段が検出した場合に、チャージポンプは、出力電圧を昇圧するものである。
この発明の電動パワーステアリング装置によれば、バッテリの出力電圧が所定電圧よりも低いことを電圧監視手段が検出した場合に、チャージポンプは、出力電圧を昇圧する。
そのため、バッテリの出力電圧が低下した場合であっても、制御手段がモータの制御を継続し、適切な操舵操作を実施することができる。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当する部材、部位については、同一符号を付して説明する。
なお、以下の実施の形態では、電動パワーステアリング装置が車両に搭載されている場合について説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置を示すブロック図である。
図1において、電動パワーステアリング装置は、車両の運転者の操舵力を補助するブラシレスモータ(以下、「モータ」と略称する)1と、モータ1のロータ(図示せず)の回転位置を検出して位置信号を出力する回転位置センサ2と、運転者の操舵力を検出するトルクセンサ3と、トルクセンサ3の出力に基づいて、モータ1に通電する電流を制御するコントローラ4と、車両に設けられてコントローラ4に電力を供給するバッテリ5とを備えている。
コントローラ4は、インバータ6と、制御回路7(制御手段)と、増幅回路8と、電源回路9と、電圧監視回路10(電圧監視手段)と、チャージポンプ11と、増幅器12とを有している。
インバータ6は、モータ1をPWM変調された電圧パルス(以下、「PWMパルス」と称する)によって駆動する。
また、インバータ6は、スイッチングによってモータ1に供給する電力を生成するスイッチング素子13と、モータ1の3つの相に通電される駆動電流を検出する抵抗器14とを有している。
制御回路7は、インバータ6を介してモータ1を制御する。また、制御回路7は、電圧監視回路10から出力される監視結果(後述する)に基づいて、バッテリ5の出力電圧が所定電圧よりも低い場合に、チャージポンプ11に対する駆動パルス(後述する)を出力し、バッテリ5の出力電圧が所定値よりも高い場合に、駆動パルスを出力しない。
増幅回路8は、回転位置センサ2、インバータ6および制御回路7の出力を増幅する。電源回路9は、バッテリ5から給電されて制御回路7、増幅回路8およびトルクセンサ3に電力を供給する。電圧監視回路10は、バッテリ5の出力電圧を監視して、監視結果を制御回路7に出力する。
チャージポンプ11は、バッテリ5と電源回路9との間に挿入されて、制御回路7から出力される駆動パルスによって駆動され、バッテリ5の出力電圧よりも高い電圧を発生する。増幅器12は、トルクセンサ3の出力を増幅する。
また、図1において、制御回路7は、目標電流設定部15と、位置算出部16と、電流算出部17と、電流制御部18と、PWMパルス発生部19と、駆動パルス発生部20と、電圧判定部21とを有している。
ここで、制御回路7は、プログラムを格納した記憶部とCPUとを有するマイクロプロセッサ(図示せず)で構成されている。制御回路7を構成する各ブロックは、記憶部にソフトウェアとして記憶されている。
目標電流設定部15は、トルクセンサ3で検出された運転者の操舵力をA/D変換し、この操舵力に応じて目標電流を設定する。位置算出部16は、回転位置センサ2から出力された位置信号に基づいて、ロータの回転位置を算出する。電流算出部17は、抵抗器14で検出されたモータ1の各相に通電される駆動電流をA/D変換し、この駆動電流とロータの回転位置とに基づいて、モータ1のq軸電流(トルク軸電流)を算出する。
電流制御部18は、目標電流設定部15で設定された目標電流と、電流算出部17で算出されたq軸電流とが一致するように帰還制御量を算出する。また、電流制御部18は、この帰還制御量とロータの回転位置とに応じて、モータ1の各相についてのPWM駆動のデューティ値を算出する。PWMパルス発生部19は、電流制御部18で算出されたPWM駆動のデューティ値に基づいて、インバータ6のスイッチング素子13を駆動させる周波数が例えば20kHzのPWMパルスを出力する。
以上の制御回路7の処理によって、モータ1は、運転者の操舵力を適切に補助している。
駆動パルス発生部20は、チャージポンプ11を駆動させる例えば図2に示す駆動パルスを生成し、電圧判定部21からの指令に応じて、駆動パルスをチャージポンプ11に出力する。図2において、駆動パルスは、Highレベルの期間T1とLowレベルの期間T2とを交互に繰り返しており、駆動パルスの周期は、PWMパルスの周期と同期している。
電圧判定部21は、電圧監視回路10から出力される監視結果に基づいて、バッテリ5の出力電圧が所定電圧よりも低いか否かを判定する。また、電圧判定部21は、バッテリ5の出力電圧が所定電圧よりも低いと判定した場合に、駆動パルス発生部20に対して、駆動パルスを出力するための指令を出力する。
以下、図1、図2とともに、図3および図4を参照しながら、チャージポンプ11の動作について説明する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るチャージポンプ11の回路を、駆動パルスがLowの場合の電流経路とともに示す説明図である。
図4は、この発明の実施の形態1に係るチャージポンプ11の回路を、駆動パルスがHighの場合の電流経路とともに示す説明図である。
図3および図4において、チャージポンプ11は、入力端子22と、正電源端子23と、負電源端子24と、出力端子25と、バッファ26と、第1コンデンサ27と、第2コンデンサ28と、第1ダイオード29と、第2ダイオード30とを有している。
バッファ26は、入力端子22、正電源端子23、負電源端子24および出力端子25にそれぞれ接続されている。第1コンデンサ27と第2ダイオード30とは、バッファ26と出力端子25との間に挿入されている。第1ダイオード29は、正電源端子23と、第1コンデンサ27および第2ダイオード30の接続点との間に挿入されている。第2コンデンサ28は、負電源端子24と出力端子25との間に挿入されている。
バッファ26には、入力端子22を介して駆動パルス発生部20から図2に示した駆動パルスが入力される。また、バッファ26は、正電源端子23を介してバッテリ5に接続されている。そのため、バッファ26では、入力された駆動パルスがバッテリ5の出力電圧レベルのパルスに変換される。すなわち、バッファ26からは、Highレベルがバッテリ5の出力電圧と等しいパルスが出力される。
まず、駆動パルスが図2のLowレベルを示す期間T2において、電流は、第1ダイオード29を経由して、図3に破線で示す経路を流れる。このとき、第1コンデンサ27が充電される。第1コンデンサ27の両端電圧は、第1ダイオード29での電圧降下を無視すれば、バッテリ5の出力電圧と等しくなる。
次に、駆動パルスが図2のHighレベルを示す期間T1において、電流は、第2ダイオード30を経由して、図4に破線で示す経路を流れる。このとき、第1コンデンサ27に充電された電荷は、第2コンデンサ28に移動する。
ここで、第2コンデンサ28は、第1ダイオード29および第2ダイオード30を介して、直流的にバッテリ5に接続されている。また、第2コンデンサ28には、上記のようにバッファ26のポンプによる汲み上げ動作によってバッテリ5の出力電圧が加算されている。
そのため、第2コンデンサ28の両端電圧は、第1ダイオード29および第2ダイオード30での電圧降下を無視すれば、バッテリ5の出力電圧の2倍と等しくなる。
すなわち、出力端子25からは、バッテリ5の出力電圧が2倍に昇圧された電圧が出力される。
以下、図1とともに、上記構成の電動パワーステアリング装置による操舵力補助動作について説明する。
運転者の操舵力は、トルクセンサ3で検出される。検出された操舵力は、増幅器12で増幅されて目標電流設定部15に入力される。目標電流設定部15では、入力された操舵力がA/D変換され、この操舵力に応じた目標電流が設定されて、電流制御部18に出力される。
また、モータ1は、各相の電気角が互いに120度オフセットした3相の駆動電流が通電され、正弦波駆動されている。
モータ1のロータの回転位置は、回転位置センサ2によって検出され、位置信号が出力される。位置信号は、増幅回路8で増幅されて位置算出部16に入力される。位置算出部16では、位置信号に基づいてロータの回転位置が算出され、電流算出部17および電流制御部18に出力される。
モータ1の各相に通電される駆動電流は、抵抗器14によって検出される。検出された駆動電流は、増幅回路8で増幅され、電流算出部17に入力される。電流算出部17では、入力された駆動電流がA/D変換され、この駆動電流とロータの回転位置とに基づいてモータ1のq軸電流(トルク軸電流)が算出されて、電流制御部18に出力される。
電流制御部18では、目標電流設定部15で設定された目標電流と、電流算出部17で算出されたq軸電流とが一致するように、例えばPI(比例−積分)フィードバック制御によって帰還制御量が算出される。続いて、帰還制御量とロータの回転位置とに応じて、モータ1の各相についてのPWM駆動のデューティ値が算出されて、PWMパルス発生部19に出力される。
PWMパルス発生部19では、PWM駆動のデューティ値に応じて、インバータ6のスイッチング素子13を駆動させるPWMパルスが発生される。
このように、目標電流とq軸電流とが一致するようにフィードバック制御されるので、モータ1は目標電流に向かって帰還制御される。
PWMパルス発生部19で発生されたPWMパルスは、増幅回路8で増幅されてインバータ6に入力される。
インバータ6では、PWMパルスに応じてスイッチング素子13が駆動され、バッテリ5から出力される直流電圧が、3相交流電圧に変換される。
モータ1は、この3相交流電圧によって駆動され、運転者の操舵力を補助する所望のトルクが発生される。
ここで、一般的に車両のバッテリ5は、少なくとも10V以上の出力電圧を有している。また、制御回路7を構成するマイコンの電源電圧は、一般的に5Vである。ここで、電源回路9における電圧降下を2Vとすると、制御回路7が正常に動作するためには、電源回路9には、7V以上の電圧が入力される必要がある。
従って、バッテリ5の出力電圧が何らかの理由で7V以下に低下した場合には、制御回路7によるモータ1の制御が不可能となる。また、トルクセンサ3についても、バッテリ5の出力電圧が低下した場合には、電源回路9から操舵力の検出に必要な電力が供給されないため、正常に操舵力を検出することが不可能となる。
バッテリ5の7V程度への出力電圧の降下は、例えば外気温が低い場合には、十分に起こりうる事象である。
そこで、チャージポンプ11を用いて電源回路9への入力電圧を昇圧することにより、バッテリ5の出力電圧が低下した場合であっても、制御回路7によるモータ1の制御が可能となる。
以下、図1から図4とともに、図5を参照しながら、上記構成の電動パワーステアリング装置によるバッテリ5の出力電圧低下時動作について説明する。
図5は、この発明の実施の形態1に係るバッテリ5の出力電圧に対する電源回路9およびチャージポンプ11の出力電圧の関係を示す説明図である。
まず、バッテリ5の出力電圧は、電圧監視回路10で監視され、監視結果が出力される。監視結果は、電圧判定部21に入力される。電圧判定部21では、入力された監視結果がA/D変換され、バッテリ5の出力電圧が所定電圧よりも低いか否かが判定される。所定電圧は、例えば電源回路9に必要な最低電圧の7Vとする。
ここで、バッテリ5の出力電圧が7V以上である場合にもチャージポンプ11による昇圧を実施すると、バッテリ5の出力電圧が通常の値である場合、電源回路9に高い電圧が入力されて、電源回路9を構成する電子部品が破壊される恐れがある。そのため、電圧判定部21がバッテリ5の出力電圧が所定電圧の7Vよりも低いか否かを判定している。
電圧判定部21において、バッテリ5の出力電圧が所定電圧以上であると判定された場合には、電圧判定部21から駆動パルス発生部20に対して、駆動パルスを出力するための指令が出力されない。
このとき、チャージポンプ11から電源回路9には、図3に示した第1ダイオード29および第2ダイオード30を経由してバッテリ5の出力電圧が入力される。
次に、バッテリ5の出力電圧が所定電圧よりも低いと判定された場合には、電圧判定部21から駆動パルス発生部20に対して、駆動パルスを出力するための指令が出力される。駆動パルス発生部20では、電圧判定部21からの指令に応じて、チャージポンプ11に対する駆動パルスが出力される。
このとき、チャージポンプ11から電源回路9には、前述のように、バッテリ5の出力電圧が2倍に昇圧された電圧が出力される。そのため、バッテリ5の出力電圧が3.5Vに低下するまで電源回路9に7Vの電圧を出力することができ、制御回路7によるモータ1の制御が可能となる。
上記の動作において、チャージポンプ11は、駆動パルスに応じて、前述のように第1コンデンサ27を充放電することによってバッテリ5の出力電圧を昇圧する。そのため、この充放電に伴って、スイッチングノイズが発生する。また、インバータ6においても、PMWパルスに応じたスイッチング素子13の駆動により、スイッチングノイズが発生する。
ここで、制御回路7が、PWMパルスと同期した駆動パルスをチャージポンプ11に出力するので、PWMパルスと駆動パルスとのノイズが同期し、制御全体におけるノイズの回避処理が容易となる。
この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置によれば、制御回路7が、電圧監視回路10から出力される監視結果に基づいて、バッテリ5の出力電圧が所定電圧よりも低い場合には、チャージポンプ11に対して駆動パルスを出力し、バッテリ5の出力電圧が所定値以上の場合に、駆動パルスを出力しない。また、チャージポンプ11は、駆動パルスに応じて、バッテリ5の出力電圧が2倍に昇圧された電圧を出力する。
そのため、バッテリ5の出力電圧が低下した場合であっても、制御回路7がモータ1の制御を継続し、適切な操舵操作を実施することができる。
また、制御回路7に設けられた駆動パルス発生部20が、チャージポンプ11に対する駆動パルスを出力するので、制御回路7の外部に別途パルス発生回路を設ける必要がなく、コストダウンを図ることができる。
また、制御回路7が、PWMパルスと同期した駆動パルスをチャージポンプ11に出力するので、ノイズの回避処理が容易となる。
なお、上記実施の形態1では、所定電圧を7Vと設定し、バッテリ5の出力電圧が所定電圧以上であると判定された場合には、駆動パルスが出力されず、バッテリ5の出力電圧が所定電圧よりも低いと判定された場合には、駆動パルスが出力されるとした。
しかしながら、一般的にバッテリ5の出力電圧には脈動電圧が重畳されている。そのため、所定電圧を単に7Vと設定すると、電圧判定部21による判定においてチャタリングが生じ、電源回路9の入力電圧が大きく変動して、電源回路9からの出力電圧も大きく変動するという問題が生じる。
そこで、この問題を解決するために、所定電圧は、ヒステリシス特性を有する値であることが望ましい。
すなわち、具体的には、バッテリ5の出力電圧が7Vよりも低いと判定された場合に、チャージポンプ11に駆動パルスが出力され、その後、バッテリ5の出力電圧が8V以上まで回復した場合に、駆動パルスの出力が停止される。
このように、所定電圧にヒステリシス特性を持たせることにより、電源回路9からの出力電圧を安定させることができる。
また、上記実施の形態1では、電動パワーステアリング装置が車両に搭載されている場合について説明したが、これに限定されず、船舶等車両以外に搭載されてもよい。
この場合も、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るチャージポンプの駆動パルスを示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るチャージポンプの回路を、駆動パルスがLowの場合の電流経路とともに示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るチャージポンプの回路を、駆動パルスがHighの場合の電流経路とともに示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るバッテリの出力電圧に対する電源回路およびチャージポンプの出力電圧の関係を示す説明図である。
符号の説明
1 モータ(ブラシレスモータ)、4 コントローラ、5 バッテリ、6 インバータ、7 制御回路(制御手段)、9 電源回路、10 電圧監視回路(電圧監視手段)、11 チャージポンプ。

Claims (3)

  1. 操舵力を補助するモータと、
    前記モータを電圧パルスによって駆動するインバータと、
    前記インバータを介して前記モータを制御する制御手段と、
    バッテリから給電されて前記制御手段に電力を供給する電源回路と、
    前記バッテリの出力電圧を監視する電圧監視手段と、
    前記バッテリと前記電源回路との間に挿入されて、前記出力電圧よりも高い電圧を発生するためのチャージポンプとを備え、
    前記チャージポンプは、前記制御手段から出力される、前記電圧パルスと同期した駆動パルスによって駆動され、
    前記出力電圧が所定電圧よりも低いことを前記電圧監視手段が検出した場合に、前記チャージポンプは、前記出力電圧を昇圧すること
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記電圧監視手段の監視結果は、前記制御手段に入力され、
    前記制御手段は、前記監視結果に基づいて、前記出力電圧が前記所定電圧よりも低い場合に、前記駆動パルスを出力し、前記出力電圧が前記所定値よりも高い場合に、前記駆動パルスを出力しないことを特徴とする請求項に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記所定電圧は、ヒステリシス特性を有する値であることを特徴とする請求項1または請求項に記載の電動パワーステアリング装置。
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