JP5239542B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置は、運転者の操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる装置である。かかる電動パワーステアリング装置には、近年、大電力化の要請がある。そのため、バッテリとは別に設けた補助電源を必要に応じてバッテリと直列に接続し、高電圧によって大電力を供給することができる電動パワーステアリング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。一方、バッテリが故障(失陥)すると、電動パワーステアリング装置としての操舵補助機能が突然、発揮できなくなる。そこで、信頼性を向上させるべく、バッテリ故障時にも突然操舵補助力が失われることのないように、バッテリと並列に接続された補助電源をバックアップ電源として使用する可能性が、併せて提案されている。
特開2008−62712(図1、段落[0036])
上記のような補助電源として使用されるキャパシタ(電気二重層コンデンサ)は、使用前に予め充電を完了させておく必要があり、また、使用後は迅速に充電して次の使用に備えなければならない。ここで、充電を短時間で完了させるには大電流を流す必要があるが、電流が過大な場合は回路構成要素に損傷を与える恐れもある。そこで、充電電流が一定となるように、実際に流れる充電電流を検出しながらフィードバック制御を行うことが考えられる。そのためには、実際にキャパシタに流れ込む充電電流を検出する電流検出器が必要であり、また、制御回路はフィードバック演算を行わなければならない。
しかしながら、充電電流の検出に電流検出器を設けると回路構成要素が増えて、製造コストや製品寸法を増大させる一因となり、好ましくない。また、制御回路(CPU)においては、演算負荷が大きくなるという問題点がある。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、電動パワーステアリング装置において、充電電流の制御を、簡素な構成と、軽負荷な演算とによって実現することを目的とする。
請求項1に係る発明は、モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリに対して直列又は並列に接続され、前記モータに電力を供給することが可能なキャパシタと、回路上に設けられたスイッチング素子を開閉することにより、前記バッテリの電圧に基づいて前記キャパシタの充電を行う充電回路と、前記バッテリ及びキャパシタの少なくとも一方から前記モータに電力を供給する放電回路と、前記バッテリの端子間に生じるバッテリ電圧を検出する第1の電圧検出器と、前記キャパシタの端子間に生じるキャパシタ電圧を検出する第2の電圧検出器と、前記放電回路を制御する他、予め求めた相関関係から前記バッテリ電圧及びキャパシタ電圧に基づいてデューティを求め、当該デューティで前記スイッチング素子を開閉制御する制御回路とを備え、前記キャパシタが前記バッテリと直列に接続される高出力用である場合、前記制御回路は、バッテリ電圧V B とキャパシタ電圧V C とに基づくV C /(V C +V B )に応じて前記デューティを求めることを特徴とするものである。
また、請求項2に係る発明は、モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリに対して直列又は並列に接続され、前記モータに電力を供給することが可能なキャパシタと、回路上に設けられたスイッチング素子を開閉することにより、前記バッテリの電圧に基づいて前記キャパシタの充電を行う充電回路と、前記バッテリ及びキャパシタの少なくとも一方から前記モータに電力を供給する放電回路と、前記バッテリの端子間に生じるバッテリ電圧を検出する第1の電圧検出器と、前記キャパシタの端子間に生じるキャパシタ電圧を検出する第2の電圧検出器と、前記放電回路を制御する他、予め求めた相関関係から前記バッテリ電圧及びキャパシタ電圧に基づいてデューティを求め、当該デューティで前記スイッチング素子を開閉制御する制御回路とを備え、前記キャパシタが前記バッテリと並列に接続されるバックアップ用である場合、前記制御回路は、バッテリ電圧V B とキャパシタ電圧V C とに基づくV C /V B に応じて前記デューティを求めることを特徴とするものである。
上記のような本発明の電動パワーステアリング装置によれば、制御回路は、予め求めた相関関係からバッテリ電圧及びキャパシタ電圧に基づいてデューティを求めるので、実電流としての充電電流を検出してフィードバックする回路構成が不要である。
上記電動パワーステアリング装置では、キャパシタがバッテリと直列に接続される高出力用である場合、制御回路は、バッテリ電圧VBとキャパシタ電圧VCとに基づくVC/(VC+VB)に応じてデューティを求めるようにしている(請求項1)
また、キャパシタが、バッテリと並列に接続されるバックアップ用である場合、制御回路は、バッテリ電圧VBとキャパシタ電圧VCとに基づくVC/VBに応じてデューティを求めるようにしている(請求項1)
これらの場合、キャパシタ電圧が低く大電流が流れやすい充電初期には充電電圧が抑制され、充電の進行によりキャパシタ電圧が上昇すると充電電圧が徐々に増大する。従って、充電電流が概ね一定になる制御を行うことができる。
また、上記電動パワーステアリング装置において、デューティは、キャパシタ電圧が0のときでも所定のオフセットが与えられた値とされることが好ましい。
この場合、完全に放電したキャパシタにも確実に、初期の充電電圧を付与することができる。
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、予め求めた相関関係からデューティを求めることにより、実電流としての充電電流を検出してフィードバックする回路構成が不要であるので、充電電流の制御を、簡素な構成と、軽負荷な演算とによって実現することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の電気回路を主体とした構成を示す回路図である。図において、ステアリング装置3は、ステアリングホイール(ハンドル)4に付与される運転者の操舵トルクと、モータ5が発生する操舵補助力とによって駆動される。モータ5は、3相ブラシレスモータであり、モータ駆動回路6により駆動される。モータ駆動回路6は、3相ブリッジ回路を構成する6個のスイッチング素子(MOS−FET)61〜66と、これらをスイッチングする駆動回路(FETドライバ)67とを備えている。駆動回路67は、制御回路2によって制御される。
モータ駆動回路6は、接地側電路LGを介して、バッテリ7の負極と接続されている。バッテリ7は、主電源としてモータ駆動回路6に電力を供給する。バッテリ7には、直列にリレー接点8が、並列に電圧検出器9が、それぞれ接続されている。リレー接点8は制御回路2により開閉され、通常は閉路されている。電圧検出器9はバッテリ7の端子間に生じる電圧(バッテリ電圧VBとする。)を検出して、その検出信号を制御回路2に送る。
高出力用の補助電源としてのキャパシタ10は、電気二重層コンデンサで構成されており、バッテリ7に対して、直列に接続されている。また、キャパシタ10に並列に、電圧検出器11が接続されている。電圧検出器11はキャパシタ10の端子間に生じる電圧(キャパシタ電圧VC1とする。)を検出して、検出信号を制御回路2に送る。
一方、バックアップ用の補助電源としてのキャパシタ12も、電気二重層コンデンサで構成されており、バッテリ7に対して、スイッチング素子(例えばMOS−FET)14を介して並列に接続されている。また、キャパシタ12に並列に、電圧検出器13が接続されている。電圧検出器13はキャパシタ12の端子間に生じる電圧(キャパシタ電圧VC2とする。)を検出して、検出信号を制御回路2に送る。スイッチング素子14は、駆動回路(FETドライバ)15によってPWM制御され、オン時間のデューティ制御が可能である。駆動回路15は、制御回路2によって制御される。なお、スイッチング素子14は、その接点に対して、図示しない寄生ダイオードが逆並列(高電位側がカソード、低電位側がアノード)に存在している(他のスイッチング素子も同様である。)。スイッチング素子14及び駆動回路15は、キャパシタ12の充電回路16を構成している。
リレー接点8が閉路された状態において、電路L1にはバッテリ電圧VBが印加され、他方、電路L2には、バッテリ電圧VBとキャパシタ電圧VC1との和の電圧(VB+VC1)が印加される。従って、モータ駆動回路6に供給される電圧は、キャパシタ10を使用した場合には(VB+VC1)となり、キャパシタ10を使用しない場合にはVBとなる。
電路L1及びL2はそれぞれ、スイッチング素子17及び18(MOS−FET)からリアクトル21を介して共に、電路L3に接続される。この電路L3が、モータ駆動回路6に接続されている。モータ駆動回路6には並列に平滑コンデンサ22が接続されている。スイッチング素子17,18は、駆動回路(FETドライバ)19によって交互にオンとなるように制御される。この制御とはPWM制御であり、一方のデューティを1、他方を0とすることによりスイッチング素子17,18の一方を常時オン、他方を常時オフとすることができる他、デューティ制御された高速なスイッチングにより、電圧(VB+VC1)と、電圧VBとの間で任意の電圧を作り出すこともできる。駆動回路19は、制御回路2によって制御される。スイッチング素子17,18及び駆動回路19は、バッテリ7及びキャパシタ10,12の少なくとも一方からモータ5に電力を供給する放電回路20を構成している。
キャパシタ10は、充電回路27によって充電される。この充電回路27は、リアクトル23と、交互にオンとなるスイッチング素子(例えばMOS−FET)24,25と、スイッチング素子24,25をスイッチングする駆動回路(FETドライバ)26とを備えている。スイッチング素子24,25は、駆動回路26によってPWM制御され、オン・オフのデューティ制御が可能である。駆動回路26は、制御回路2によって制御される。
その他、制御回路2には、ステアリングホイール4に付与された操舵トルクを検出するトルクセンサ28から、その出力信号が入力される。また、車速を検出する車速センサ29の出力信号及び、エンジン回転数を検出する回転数センサ30の出力信号が、それぞれ、制御回路2に入力される。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置において、制御回路2は、回転数センサ30からの出力信号によりエンジンの始動を検出すると、リレー接点8を閉路してモータ5の駆動が可能な状態とする。そして、制御回路2は、トルクセンサ28から送られてくる操舵トルク信号、及び、車速センサ29から送られてくる車速信号に基づいて、適切な操舵補助力を発生させるべく、モータ駆動回路6を動作させ、モータ5を駆動させる。また、制御回路2は、必要な操舵補助力に応じて、スイッチング素子17,18の一方がオン、他方がオフとなる電源電圧の制御を行う。
一方、充電は、例えば、エンジン始動後で、操舵トルクが検出されていないときに行われる。
キャパシタ10の充電回路27において、スイッチング素子24がオン状態であって、スイッチング素子25がオフ状態のときは、バッテリ7から、リレー接点8、リアクトル23、スイッチング素子24を通って電流が流れる。その状態からスイッチング素子24がオフ状態(スイッチング素子25がオン状態)に転じると、電流遮断による磁束変化を妨げるように高電圧がリアクトル23に発生し、これにより、バッテリ7の出力電圧を昇圧した電圧で、キャパシタ10が充電される。従って、スイッチング素子24,25のオン・オフを繰り返すことにより、キャパシタ10を充電することができる。制御回路2は、キャパシタ10の電圧VC1を監視し、一定の電圧に達していない場合には、駆動回路26を介してスイッチング素子24,25をオン・オフさせ、キャパシタ10を充電する。
スイッチング素子25をオン(充電)させる際のデューティD1は、
D1={VC1・A/(VC1+VB)} + B ・・・(1)
により求められる。ここで、Aは比例係数であり、回路の構成に依存する定数である。また、Bは、オフセットであり、回路の構成に依存する定数である。予め、このA及びBを求め、記憶することにより、制御回路2は、(1)式の簡単な演算を行うことでデューティD1を決定することができる。
A及びBを求めるには、予め、図1の回路構成にさらに、電流検出器をキャパシタ10に直列に挿入して、キャパシタ10に流れる充電電流を測定する。そして、任意のVC1/(VC1+VB)の値のとき、デューティ制御を行ってキャパシタ10に充電電流を流し、実際にキャパシタ10に流れる電流が、目標値である許容上限値になるようにフィードバック制御を行う。この結果、目標値を許容上限値とする制御において、任意のVC1/(VC1+VB)に対するデューティが決まる。そこで、多数のVC1/(VC1+VB)の値に対するデューティをそれぞれ求め、横軸をVC1/(VC1+VB)の値とし、縦軸をデューティD1とする座標上のプロット点を作成し、最小二乗法で一次関数回帰することにより、傾きAと切片Bとを求めることができる。
このようにして求めたA,Bにより特定される(1)式を用いて、制御回路2は、電圧VB及びVC1に基づいてデューティD1を求めることができる。一旦(1)式が決まれば、同一仕様の回路構成を有する量産品には、充電電流の電流検出器は不要である。すなわち、予め求めた(1)式を制御回路2に記憶させれば、実際の量産品の電動パワーステアリング装置は、図1の回路構成でよい。従って、キャパシタ10の充電に関する回路構成が簡素になる。また、制御回路2は、(1)式の簡単な演算を行うだけであり、これは、軽負荷な演算である。
一方、キャパシタ12の充電回路16においては、スイッチング素子14のオン・オフを繰り返すことにより、キャパシタ12を充電することができる。制御回路2は、キャパシタ12の電圧VC2を監視し、一定の電圧に達していない場合には、駆動回路15を介してスイッチング素子14をオン・オフさせ、キャパシタ12を充電する。
なお、電圧VC2は、スイッチング素子14を開いた状態で電圧検出器13により検出すれば、バッテリ電圧VBの影響を排除して正確に検出することができる。
スイッチング素子14をオン動作させるデューティD2は、
D2=(VC2/VB)・C + D ・・・(2)
により求められる。ここで、Cは比例係数であり、回路の構成に依存する定数である。また、Dは、オフセットであり、回路の構成に依存する定数である。予め、このC及びDを求め、記憶することにより、制御回路2は、(2)式の簡単な演算を行うことでデューティD2を決定することができる。
C及びDを求めるには、予め、図1の回路構成にさらに、電流検出器をキャパシタ12に直列に挿入して、キャパシタ12に流れる充電電流を測定する。そして、任意のVC2/VBの値のとき、デューティ制御を行ってキャパシタ12に充電電流を流し、実際にキャパシタ12に流れる電流が、目標値である許容上限値になるようにフィードバック制御を行う。この結果、目標値を許容上限値とする制御において、任意のVC2/VBに対するデューティが決まる。そこで、多数のVC2/VBの値に対するデューティをそれぞれ求め、横軸をVC2/VBの値とし、縦軸をデューティD2とする座標上のプロット点を作成し、最小二乗法で一次関数回帰することにより、傾きCと切片Dとを求めることができる。
このようにして求めたC,Dにより特定される(2)式を用いて、制御回路2は、電圧VB及びVC2に基づいてデューティD2を求めることができる。一旦(2)式が決まれば、同一仕様の回路構成を有する量産品には、充電電流の電流検出器は不要である。すなわち、予め求めた(2)式を制御回路2に記憶させれば、実際の量産品の電動パワーステアリング装置は、図1の回路構成でよい。従って、キャパシタ12の充電に関する回路構成が簡素になる。また、制御回路2は、(2)式の簡単な演算を行うだけであり、これは、軽負荷な演算である。
なお、キャパシタ12の充電完了後のスイッチング素子14は、常時オンの状態とすることができる。
図2は、上記のような充電に関する制御系の線図である。制御回路2は、許容上限値、キャパシタ電圧及びバッテリ電圧を入力として受けて、充電回路27又は16に対し、デューティを指示する。充電回路27又は16は、デューティに応じた充電電圧を出力し、キャパシタ10又は12に与える。これにより、キャパシタ10又は12には実電流(充電電流)が流れる。このように、制御系は、フィードバック制御ではなく、フィードフォワード制御を行う。
上記実施形態の電動パワーステアリング装置によれば、制御回路2は、予め求めて記憶している相関関係からバッテリ電圧及びキャパシタ電圧に基づいて充電電流の上限値に相当するデューティを求めるので、実電流としての充電電流を検出してフィードバックする回路構成(電流検出器その他)が不要である。従って、充電電流の制御を、簡素な構成と、軽負荷な演算で実現することができる。
また、上記(1)、(2)式によりデューティが決定されるので、キャパシタ電圧VC(VC1,VC2の総称)が低く大電流が流れやすい充電初期には充電電圧が抑制され、充電の進行によりキャパシタ電圧が上昇すると充電電圧が徐々に増大する。従って、充電電流が概ね一定になる制御を行うことができる。
また、(1)、(2)式におけるオフセットB,Dにより、キャパシタ電圧VCが0のときでも所定のオフセット値が与えられる。すなわち、完全に放電したキャパシタにも確実に、初期の充電電圧を付与することができる。
なお、上記実施形態では操舵トルクが検出されていないときにキャパシタ10,12の充電を行うとしたが、操舵トルクが検出され、モータ5が操舵補助力を生じさせているとき、すなわちアシスト中であっても、バッテリ7の余力に応じて充電を行うことは可能である。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の電気回路を主体とした構成を示す回路図である。 充電に関する制御系の線図である。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
2 制御回路
5 モータ
7 バッテリ
9,11,13 電圧検出器
10 キャパシタ(高出力用)
12 キャパシタ(バックアップ用)
14 スイッチング素子
20 放電回路
24,25 スイッチング素子

Claims (3)

  1. モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、
    前記モータに電力を供給するバッテリと、
    前記バッテリに対して直列又は並列に接続され、前記モータに電力を供給することが可能なキャパシタと、
    回路上に設けられたスイッチング素子を開閉することにより、前記バッテリの電圧に基づいて前記キャパシタの充電を行う充電回路と、
    前記バッテリ及びキャパシタの少なくとも一方から前記モータに電力を供給する放電回路と、
    前記バッテリの端子間に生じるバッテリ電圧を検出する第1の電圧検出器と、
    前記キャパシタの端子間に生じるキャパシタ電圧を検出する第2の電圧検出器と、
    前記放電回路を制御する他、予め求めた相関関係から前記バッテリ電圧及びキャパシタ電圧に基づいてデューティを求め、当該デューティで前記スイッチング素子を開閉制御する制御回路と
    を備え
    前記キャパシタが前記バッテリと直列に接続される高出力用である場合、前記制御回路は、バッテリ電圧V B とキャパシタ電圧V C とに基づくV C /(V C +V B )に応じて前記デューティを求めることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、
    前記モータに電力を供給するバッテリと、
    前記バッテリに対して直列又は並列に接続され、前記モータに電力を供給することが可能なキャパシタと、
    回路上に設けられたスイッチング素子を開閉することにより、前記バッテリの電圧に基づいて前記キャパシタの充電を行う充電回路と、
    前記バッテリ及びキャパシタの少なくとも一方から前記モータに電力を供給する放電回路と、
    前記バッテリの端子間に生じるバッテリ電圧を検出する第1の電圧検出器と、
    前記キャパシタの端子間に生じるキャパシタ電圧を検出する第2の電圧検出器と、
    前記放電回路を制御する他、予め求めた相関関係から前記バッテリ電圧及びキャパシタ電圧に基づいてデューティを求め、当該デューティで前記スイッチング素子を開閉制御する制御回路と
    を備え、
    前記キャパシタが前記バッテリと並列に接続されるバックアップ用である場合、前記制御回路は、バッテリ電圧V B とキャパシタ電圧V C とに基づくV C /V B に応じて前記デューティを求めることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 前記デューティは、前記キャパシタ電圧が0のときでも所定のオフセットが与えられた値とされる請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
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