JPH11113283A - モータの駆動装置 - Google Patents

モータの駆動装置

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JPH11113283A
JPH11113283A JP9266141A JP26614197A JPH11113283A JP H11113283 A JPH11113283 A JP H11113283A JP 9266141 A JP9266141 A JP 9266141A JP 26614197 A JP26614197 A JP 26614197A JP H11113283 A JPH11113283 A JP H11113283A
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JP
Japan
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booster circuit
inverter
circuit
pwm signal
value
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JP9266141A
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English (en)
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Hideki Shironokuchi
秀樹 城ノ口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L3/00Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
    • B60L3/06Limiting the traction current under mechanical overload conditions
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using supply voltage with constant frequency and variable amplitude
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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    • B60L2220/18Reluctance machines
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0067Converter structures employing plural converter units, other than for parallel operation of the units on a single load
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの電流検出手段でインバータおよび昇圧
回路の双方に流れる電流を検出する。 【解決手段】 ブラシレスモータ17を駆動するインバ
ータ9とバッテリ23との間に昇圧回路18を接続し、
その昇圧回路18に流れる電流を検出するシャント抵抗
器25を設ける。マイクロコンピュータ19は、シャン
ト抵抗器25の電流検出値を読込んで、その電流検出値
が電流上限値を超えないようにインバータ9若しくは昇
圧回路18をPWM制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを駆動する
インバータの直流側に昇圧回路を備えたモータの駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載用のモータ例えばブラシ
レスモータの駆動装置としては、直流電源たるバッテリ
からの直流をインバータにより交流に変換してブラシレ
スモータのステータコイルに供給するようにしたものが
あり、モータの回転速度を検出してこれが速度設定値と
なるようにそのインバータをPWM制御するようになっ
ており、更に、インバータに流れる電流を検出してこれ
が上限値を超えないように電流制限を行なうことによ
り、過電流保護を図るようになっている。
【0003】そして、直流電源としてのバッテリは12
Vという低い電圧であるので、高出力のブラシレスモー
タの場合に対処してバッテリとインバータとの間に昇圧
回路を設けたものもあり、この場合も、昇圧回路に流れ
る電流を検出してこれが上限値を超えないように電流制
限を行なうことにより、過電流保護を図るようになって
いる。
【0004】更に、バッテリを直流電源とするものにお
いては、バッテリの正側端子と負側端子への誤配線、所
謂、逆接続の虞れがあり、この対策として、バッテリと
昇圧回路との間に逆接続保護用のダイオードを接続する
ようにしているが、このようにすると、通常運転時に逆
接続保護用のダイオードに常時電流が流れて電圧降下を
生じる。特に、直流電源がバッテリのように低い電圧の
場合には、ダイオードの電圧降下は無視できず、電圧降
下と電流との積で決まる損失が発生するようになる。こ
のため、従来では、逆接続保護用のダイオードの代りに
正常接続時にオンするコンタクタ(リレー)を設けるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、過電
流保護のために昇圧回路およびインバータに夫々流れる
電流を検出する2つの電流検出手段が必要になって、電
気的構成が複雑になる不具合があった。また、逆接続保
護用のコンタクタを用いると、装置が大形化し、しか
も、コンタクタをオンオフさせるための極性検出回路を
設ける必要があるので、電気的構成が一層複雑になる不
具合があった。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、電気的構成が簡単で且つ全体とし
て大形化することなく、インバータおよび昇圧回路の過
電流保護を行なうことができ、また、逆接続の保護対策
を図ることができるモータの駆動装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモータの
駆動装置は、2個のスイッチング素子を直列に接続して
なるアームを1つ以上有し直流を交流に変換してモータ
に供給するインバータを設け、このインバータと直流電
源との間に、リアクトル,スイッチング素子および逆流
防止用のダイオードから構成されて、前記直流電源から
の直流を前記インバータに供給する昇圧回路を設け、こ
の昇圧回路に流れる電流を検出する電流検出手段を設
け、前記モータの回転速度を検出する速度検出手段を設
け、この速度検出手段の速度検出値と速度設定値との比
較により指令値を決定して前記インバータをPWM制御
するとともに必要に応じて前記昇圧回路に昇圧動作を行
なわせ、且つ、前記電流検出手段の電流検出値が上限値
を超えないようにPWM制御を行なう制御手段を設ける
構成に特徴を有する。
【0008】このような構成によれば、1つの電流検出
手段の電流検出に基づいてインバータおよび昇圧回路に
流れる電流が上限値を超えないようにPWM制御を行な
うので、電気的構成が簡単になる。
【0009】請求項2記載のモータの駆動装置は、昇圧
回路のスイッチング素子に直列に逆接続保護用のダイオ
ードを接続するように構成するところに特徴を有する。
このような構成によれば、直流電源に対する逆接続によ
るインバータの保護は昇圧回路の逆流防止用のダイオー
ドが行ない、逆接続による昇圧回路の保護は逆接続保護
用のダイオードが行なうようになり、従って、従来のよ
うなコンタクタを設ける必要がなく、1個の逆接続保護
用のダイオードを設けるだけでよいので、全体として小
形化を図ることができる。
【0010】請求項3記載のモータの駆動装置は、制御
手段を、指令値に応じてPWM信号発生回路からのPW
M信号をインバータおよび昇圧回路に振り分けて供給す
るように構成するところに特徴を有する。このような構
成によれば、指令値が小なる場合には、PWM信号はイ
ンバータに供給され、指令値が大なる場合には、インバ
ータのPWMデューティが100%に固定された上でP
WM信号は昇圧回路に供給されるようになり、PWM信
号発生回路をインバータおよび昇圧回路の双方に兼用で
きる。
【0011】請求項4記載のモータの駆動装置は、制御
手段を、昇圧回路に供給されるPWM信号の最大デュー
ティが最大出力時に必要になるデューティ超えないよう
に、指令値の最大値を設定するように構成するところに
特徴を有する。このような構成によれば、昇圧回路の昇
圧率が必要以上に大きくなることが防止されて、安全で
ある。
【0012】請求項5記載のモータの駆動装置は、昇圧
回路のリアクトルを昇圧回路およびインバータ等を構成
する回路基板に一体化して取付けるように構成するとこ
ろに特徴を有する。このような構成によれば、リアクト
ルを回路基板外に別置する場合に比し、全体としてより
小形化を図ることができる。
【0013】請求項6記載のモータの駆動装置は、昇圧
回路を2個並列に設け、その昇圧回路の2個の逆流防止
用のダイオードを、アノード独立およびカソード共通の
3端子を有するパッケージに封入するように構成すると
ころに特徴を有する。このような構成によれば、2個の
逆流防止用のダイオードを一部品として取扱うことがで
きるので、電気的構成が一層簡単になり、全体として一
層の小形化を図り得る。
【0014】請求項7記載のモータの駆動装置は、2個
の昇圧回路に夫々逆接続保護用のダイオードを設け、そ
の2個の逆接続保護用のダイオードを、アノード独立お
よびカソード共通の3端子を有するパッケージに封入す
るように構成するところに特徴を有する。このような構
成によれば、2個の逆接続保護用のダイオードも一部品
として取扱うことができるので、電気的構成がより一層
簡単になり、全体としてより一層の小形化を図り得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をモータとして車載
用たる自動車のパワーステアリング駆動用のブラシレス
モータに適用した第1の実施例につき、図1ないし図6
を参照して説明する。まず、図1には全体の電気的構成
を示しており、正側直流母線1と負側直流母線2との間
には、スイッチング素子たる6個のNPN形のトランジ
スタ3ないし8をブリッジ接続してなるインバータ9が
構成されており、各トランジスタ3ないし8のコレク
タ,エミッタ間にはフリーホイールダイオード10ない
し15が接続されている。即ち、トランジスタ3と6、
4と7および5と8の各直列回路は、3つ(3相)のア
ームを構成するものである。そして、インバータ9の出
力端子16u,16vおよび16wは、ブラシレスモー
タ17(例えば出力600W)のスター結線されたステ
ータコイル17u,17vおよび17wに接続されてい
る。
【0016】また、正側直流母線1と負側直流母線2と
の間には、昇圧回路18を構成すべく、逆流防止用のダ
イオード19,逆接続保護用のダイオード20およびス
イッチング素子たるNPN形のトランジスタ21のコレ
クタ,エミッタ間の直列回路が接続されており、更に、
逆接続保護用のダイオード20のアノードはリアクトル
22を介して直流電源たるバッテリ23(電圧12V)
の正側端子に接続されている。そして、正側直流母線1
と負側直流母線2との間には、平滑用のコンデンサ24
が接続されているとともに、負側直流母線2は、電流検
出手段としてのシャント抵抗器25を介してバッテリ2
3の負側端子に接続されている。
【0017】制御手段たるマイクロコンピュータ26
は、ブラスレスモータ17の永久磁石形のロータの回転
位置を検出する速度検出手段を兼ねるホールICからな
る位置センサ27からの位置検出信号PSを受けるよう
になっているとともに、図示しない速度設定器からの速
度設定値VRを受けるようになっている。そして、マイ
クロコンピュータ26は、位置検出信号PSから演算に
よってインバータ9のトランジスタ3ないし8に対する
通電タイミング信号DTを生成するとともに、その位置
検出信号PSからブラシレスモータ17の回転速度を検
出して速度検出値VSを得るようになっている。従っ
て、位置センサ27の位置検出信号PSは、回転速度検
出信号(速度検出値VS)を兼ねるものとなる。
【0018】更に、マイクロコンピュータ26は、速度
設定値VRと速度検出値VSとを比較してその偏差値に
応じて指令値SCを出力するようになっており、この指
令値SCは、0〜5Vの電圧値として与えられるように
なっているが、指令値SCが4V以上となったときに
は、後述するように4Vが最大値となるように設定する
ようになっている。
【0019】図2は、マイクロコンピュータ26の構成
の一部たるPWM信号生成回路26aをブロック線図と
して示したものである。即ち、PWM信号発生回路26
bの入力端子には指令値SCが与えられるようになって
おり、PWM信号発生回路26bは、この指令値SCと
三角波状の搬送波との比較においてPWM信号を発生し
て出力端子から出力するようになっている。そして、こ
のPWM信号発生回路26bからのPWM信号は、アン
ド回路26cの一方の入力端子に与えられるとともに、
ノット回路26dを介してアンド回路26eの一方の入
力端子に与えられるようになっている。
【0020】上記指令値SCは、コンパレータ26fの
反転入力端子に与えられるようになっており、そのコン
パレータ26fの非反転入力端子には、基準電圧発生器
(電池)26gからの基準電圧Rf(例えば2.5V)
が与えられるようになっている。更に、コンパレータ2
6fの出力端子からの出力信号は、アンド回路26eの
他方の入力端子に与えられるとともに、ノット回路26
hを介してアンド回路26cの他方の入力端子に与えら
れるようになっている。そして、アンド回路26cの出
力端子からの出力信号は昇圧回路用PWM信号PWM2
として出力され、また、アンド回路26eの出力端子か
らの出力信号はノット回路26iを介してインバータ用
PWM信号PWM1として出力されるようになってい
る。
【0021】さて、図1において、マイクロコンピュー
タ26は、通電タイミング信号DTおよびインバータ用
PWM信号PWM1をインバータ用ゲート駆動回路28
の各入力端子に与えるようになっているとともに、昇圧
回路用PWM信号PWM2を昇圧回路用ゲート駆動回路
29の入力端子に与えるようになっている。そして、イ
ンバータ用ゲート駆動回路28は、通電タイミング信号
DTとPWM信号PWM1とを合成して出力端子からト
ランジスタ3ないし8のベースにベース信号(ゲート信
号)として与え、昇圧回路用ゲート駆動回路29は出力
端子からPWM信号PWM2をトランジスタ21のベー
スにベース信号(ゲート信号)として与えるようになっ
ている。尚、シャント抵抗器25の電流検出値ISはマ
イクロコンピュータ26に与えられるようになってお
り、マイクロコンプータ26は、この電流検出値ISと
電流上限値とを比較して後述するようにPWM制御する
ようになっている。
【0022】而して、昇圧回路18のリアクトル22
は、図3に示すように、二分割形のコア22aの中央脚
部にコイル22bを巻装して構成されており、コイル2
2bの両端部に下方に突出する端子22c,22cを有
する。そして、このリアクトル22は、インバータ9,
昇圧回路18,マイクロコンピュータ26,ゲート駆動
回路28および29を構成する回路基板30に搭載さ
れ、端子22c,22cが回路基板30の挿通孔に挿通
されて導体パターンに半田付けされることにより、その
回路基板30に一体化して取付けられている。
【0023】次に、本実施例の作用につき、図4ないし
図6をも参照して説明する。マイクロコンピュータ26
は、位置センサ27の位置検出信号PSから得られた速
度検出値VSと速度設定値VRとを比較してその偏差値
から指令値SCを決定してPWM信号発生回路26bに
与えるようになり、PWM信号発生回路26bは、速度
検出値VSを速度設定値VRと一致させるようにPWM
信号を発生する。また、指令値SCは、コンパレータ2
6fの反転入力端子にも与えられるので、コンパレータ
26fは、指令値SCが基準電圧Rf(2.5V)に達
するまでは出力信号がハイレベルとなる。
【0024】コンパレータ26fの出力信号がハイレベ
ルとなると、これがアンド回路26eに与えられるとと
もに、ノット回路26hで反転されたロウレベルの信号
がアンド回路26cに与えられるようになり、従って、
PWM信号発生回路26bからのPWM信号はアンド回
路26cは通過せず、代りにPWM信号のノット回路2
6dで反転された反転PWM信号がアンド回路26eを
通過する。そして、このアンド回路26eからの反転P
WM信号は、ノット回路27iで再反転されてインバー
タ用PWM信号PWM1としてインバータ用ゲート駆動
回路28に与えられる。
【0025】一方、インバータ用ゲート駆動回路28に
は、位置検出信号PSに基づいて生成された通電タイミ
ング信号DTが与えられるようになっており、従って、
インバータ用ゲート駆動回路28は、トランジスタ3な
いし8の内の通電タイミング信号DTに対応するトラン
ジスタのベースにPWM信号PWM1を与えるようにな
り、ブラシレスモータ17は速度設定値VRとなるよう
に速度制御される。この場合、指令値SCが0Vから
2.5Vに向かって変化すると、図4(a)に示すよう
に、PWM信号発生回路26bからのPWM信号のデュ
ーティは100%に向かって比例的に変化し、そして、
指令値SCが2.5Vになるとそのデューティは100
%になる。
【0026】即ち、指令値SCが2.5V以上になる
と、コンパレータ26fの出力信号はロウレベルとな
り、従って、アンド回路26eの出力信号はロウレベル
となり、ノット回路26iの出力信号はハイレベルとな
り、以て、インバータ用PWM信号PWM1はデューテ
ィ100%を維持するものである。
【0027】さて、指令値SCが2.5Vから5Vに向
かって変化すると、図4(b)に示すように、PWM信
号発生回路26bからのPWM信号のデューティは0%
から100%に向かって比例的に変化する。また、コン
パレータ26fの出力信号がロウレベルになると、アン
ド回路26cにはノット回路26hを介してハイレベル
の信号が与えられるようになり、今度はアンド回路26
cがPWM信号発生回路26bからのPWM信号を通過
させて昇圧回路用PWM信号PWM2として出力するよ
うになり、これが昇圧回路用ゲート駆動回路29に与え
られるようになる。従って、昇圧回路用ゲート駆動回路
29はPWM信号PWM2に応じたベース信号を昇圧回
路18のトランジスタ21のベースに与えるようにな
り、トランジスタ21はPWM信号PWM2のデューテ
ィに応じてオンオフされる。
【0028】昇圧回路18において、トランジスタ21
がオンされると、リアクトル22,ダイオード20およ
びトランジスタ21の経路でバッテリ23からリアクト
ル22に電流が流れ、次に、トランジスタ21がオフさ
れると、リアクトル22に蓄積されたエネルギーがダイ
オード19を介して放出され、以て、昇圧された電圧が
コンデンサ24に印加される。この場合、電圧の昇圧率
は、PWM信号PWM2のデューティで決定されるもの
であり、PWM信号PWM2のデューティが大になるほ
ど昇圧率も大になる。
【0029】マイクロコンピュータ26は、速度検出値
VSと速度設定値VRとの偏差に基づく指令値SCが4
V以上になったときには、図4(b)に示すように、4
Vに固定するようになっている。即ち、指令値SCの最
大値は4Vに限定するように設定されており、このとき
のPWM信号発生回路26bからのPWM信号(昇圧回
路用PWM信号PWM2)のデューティは80%に設定
されている。
【0030】図5および図6は、昇圧回路18に流れる
電流I1とインバータ9に流れる電流I2(いずれも図
1参照)とを測定して得られた結果の波形図であり、図
6は図5の時間軸を10倍に拡大したものである。但
し、図5および図6では、電流極性は逆になっている。
この場合、使用した各素子の定数は、リアクトル21の
インダクタンスは20μH、コンデンサ24のキャパシ
タンスは4700μF、各ステータコイル17u,17
v,17wのインダクタンス(1相分のインダクタン
ス)および抵抗は0.8mHおよび150mΩである。
【0031】図5および図6は、最も急激なステップ応
答の例を示したもので、電流I1およびI2は略等しく
なっていることがわかる。従って、昇圧回路18に流れ
る電流I1を検出することによりインバータ9に流れる
電流I2をも検出したことになる。尚、インバータ9に
流れる電流I2を昇圧回路18に流れる電流I1として
検出するためには、各ステータコイル17u,17v,
17wのインダクタンス(1相分のインダクタンス)を
リアクトル22のそれよりも10倍以上に設定する必要
があるという実験結果が得られた。
【0032】マイクロコンピュータ26は、シャント抵
抗器25からの電流検出値IS(電流I1)を読込むよ
うになっており、その読込んだ電流検出値ISと電流上
限値とを比較して、電流検出値ISが電流上限値を超え
るときには、その電流検出値ISが電流上限値となるよ
うにPWM信号発生回路26bからのPWM信号を制御
する。従って、昇圧回路18に流れる電流I1が過電流
になることを防止できるとともに、インバータ9に流れ
る電流I2が過電流になることを防止でき、以て、ブラ
シレスモータ17のステータコイル17u,17vおよ
び17wに過電流が流れることを防止することができ
る。
【0033】このように本実施例によれば、昇圧回路1
8に流れる電流I1をシャント抵抗器25により検出す
ることによりインバータ9に流れる電流I2も検出する
ことになるので、1個のシャント抵抗器25で昇圧回路
18およびインバータ回路9の双方の過電流保護を図る
ことができ、従って、従来に比し、回路構成が簡単にな
るとともに、全体として大形化することもない。
【0034】また、本実施例によれば、昇圧回路18の
トランジスタ21に直列に逆接続保護用のダイオード2
0を接続するようにしたので、バッテリ23に対する逆
接続によるインバータ9の保護は昇圧回路18の逆流防
止用のダイオード19が行ない、逆接続による昇圧回路
18の保護は逆接続保護用のダイオード20が行なうよ
うになり、従って、従来のようなコンタクタを設ける必
要がなく、1個の逆接続保護用のダイオード20を設け
るだけでよいので、全体として小形化を図ることができ
る。しかも、ブラシレスモータ17の運転において、昇
圧回路18が動作する状態はそれほど頻繁ではないの
で、逆接続保護用のダイオード20の電圧降下による損
失は軽微なものとなる。
【0035】更に、本実施例によれば、マイクロコンピ
ュータ26は、指令値SCに応じてPWM信号発生回路
26bからのPWM信号をインバータ9および昇圧回路
18に振り分けて供給するようにしたので、具体的に
は、指令値SCが基準電圧Vf(2.5V)より小なる
場合には、PWM信号をインバータ用PWM信号PWM
1として出力し、指令値SCが基準電圧Vf以上のよう
に大なる場合には、インバータ9のPWMデューティを
100%に固定した上で上記PWM信号を昇圧回路用P
WM信号PWM2として出力するようにしたので、PW
M信号発生回路26bをインバータ9および昇圧回路1
8の双方に兼用でき、従って、電気的構成を一層簡単に
することができる。
【0036】また、本実施例によれば、マイクロコンピ
ュータ9は、昇圧回路用PWM信号PWM2の最大デュ
ーティが最大出力時に必要になるデューティ例えば80
%を超えないように、指令値SCの最大値を例えば4V
に設定するようにしたので、昇圧回路18の昇圧率が必
要以上に大きくなることが防止されるようになって、安
全である。特に、本実施例において、昇圧回路用PWM
信号PWM2の最大デューティを80%とした理由は次
の通りである。即ち、昇圧回路用PWM信号PWM2の
最大デューティを80%を超えて例えば100%の近く
に設定したとすると、トランジスタ21の製作ばらつき
によりPWM信号PWM2によるオフ期間にトランジス
タ21がオフしない現象が生じる虞れがあり、このよう
な事態が発生すると、バッテリ23がリアクトル22を
介して短絡されてしまう不具合がある。そこで、安全性
を見込んで昇圧回路用PWM信号PWM2の最大デュー
ティを80%としたものである。
【0037】そして、本実施例によれば、昇圧回路18
のリアクトル22をインバータ9,昇圧回路18,マイ
クロコンピュータ26,ゲート駆動回路28および29
を構成する回路基板30に一体化して取付けるようにし
たので、リアクトル22を回路基板30外に別置する場
合に比し、全体としてより小形化を図ることができるも
のである。
【0038】図7は本発明の第2の実施例を示す図4相
当図である。この第2の実施例において、第1の実施例
と異なるところは、PWM信号発生回路26b(図2参
照)は、図7(b)に示すように、昇圧回路用PWM信
号PWM2を、指令値SCが2.5Vから5Vに向かっ
て変化するに従ってデューティを0%から80%に向か
って比例的に変化させ、指令値SCが5Vになると、デ
ューティが80%になるように設定する点にある。即
ち、指令値SCの最大値は5Vでそのときの昇圧回路用
PWM信号PWM2のデューティは80%になるように
設定されている。このような構成としても、第1の実施
例と同様の効果を奏する。
【0039】図8ないし図11は本発明の第3の実施例
を示すものであり、第1の実施例と同一部分には同一符
号付して示し、以下異なる部分についてのみ説明する。
即ち、上記第1の実施例では、バッテリ23とインバー
タ9との間に1つの昇圧回路18を接続するようにした
が、この第3の実施例では、電気的に独立した2つの昇
圧回路18a,18bを並列に接続するようにしたもの
である。尚、2つの昇圧回路18a,18bにおいて、
昇圧回路18と同一部分にはその符号に添字a,bを付
して示す。但し、2つの昇圧回路18a,18bにおい
ては、逆接続保護用のダイオード20a,20bはトラ
ンジスタ21a,21bのエミッタ側に直列に接続され
ている。
【0040】そして、逆流防止用のダイオード19a,
19bは、アノード独立およびカソード共通の3端子3
1a,31b,31cを有するパッケージ31に封入さ
れているものを用い、逆接続保護用のダイオード20
a,20bも、アノード独立およびカソード共通の3端
子32a,32b,32cを有するパッケージ32に封
入されているものを用いている。
【0041】次に、この第3の実施例の作用につき、図
9ないし図11をも参照して説明する。2つの昇圧回路
18a,18bのトランジスタ21a,21bは、第1
の実施例の昇圧回路18のトランジスタ21と同様に、
昇圧回路用PWM信号に基づいてオンオフされるもので
あるが、図9ないし図11に示すように、両者のオンオ
フ周波数(チョッパ周波数)は180度の位相差を有す
るようになっている。図9(a),(b)には、昇圧回
路18a,18bの中出力時におけるトランジスタ21
a,21bのオンオン状態を示し、図10(a),
(b)には、昇圧回路18a,18bの大出力時におけ
るトランジスタ21a,21bのオンオン状態を示し、
図11(a),(b)には、昇圧回路18a,18bの
小出力時におけるトランジスタ21a,21bのオンオ
ン状態を示しており、図10(a),(b)では、図9
(a),(b)よりもオン時間が長く、図11(a),
(b)では、図9(a),(b)よりもオン時間が短く
なっている。
【0042】このような第3の実施例によれば、バッテ
リ23とインバータ9との間に電気的に独立した2つの
昇圧回路18a,18bを並列に接続するようにし、昇
圧回路18a,18bのトランジスタ21a,21bの
オンオフ周波数(チョッパ周波数)に180度の位相差
をもたせるようにしたので、オンパルスによる電流リッ
プルを小さくすることができる。逆に、従前通りの電流
リップルが許容されるのであれば、平滑用のコンデンサ
24のキャパシタンスを1/2にすることができる。
【0043】また、逆流防止用のダイオード19a,1
9bとして、アノード独立およびカソード共通の3端子
31a,31b,31cを有するパッケージ31に封入
されているものを用い、逆接続保護用のダイオード20
a,20bも、アノード独立およびカソード共通の3端
子32a,32b,32cを有するパッケージ32に封
入されているものを用いているので、安価であり、しか
も、2個の逆流防止用のダイオード19a,19bを一
部品として、および、2個の逆接続保護用のダイオード
20a,20bも一部品として夫々取扱うことができる
ようになり、電気的構成が一層簡単になり、全体として
一層の小形化を図り得る。
【0044】尚、本発明は、上記し且つ図面に示す実施
例にのみ限定されるものではなく、次のような拡張,変
形が可能である。速度検出手段として位置センサ27を
設けるようにしたが、代りに、パルスエンコーダを設け
るようにしてもよい。回路基板30に、インバータ9,
昇圧回路18,マイクロコンピュータ26,ゲート駆動
回路28および29を構成するようにしたが、例えば、
マイクロコンピュータ26は別の回路基板に構成するよ
うにしてもよい。スイッチング素子としてNPNのトラ
ンジスタ3ないし8を用いるようにしたが、代りに、F
ET,IGBTを用いるようにしてもよい。第3の実施
例では、2つの昇圧回路18a,18bを並列に用いる
ようにしたが、3つ以上の昇圧回路を並列に用いるよう
にしてもよい。モータはブラシレスモータ17に限ら
ず、例えば、インダクションモータ,スイッチドリラク
タンスモータであってもよい。
【0045】インバータとして3相のインバータ9を用
いるようにしたが、モータの相数に応じたものを用いれ
ばよく、要は、2個のスイッチング素子を直列に接続し
てなるアームを1つ以上有し直流を交流に変換してモー
タに供給するインバータであればよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上の記述で明らかなよう
に、次のような効果を奏する。請求項1記載のモータの
駆動装置によれば、インバータと直流電源との間に昇圧
回路を設け、この昇圧回路に流れる電流を検出する電流
検出手段を設け、この電流検出手段の電流検出値が上限
値を超えないようにPWM制御を行なう制御手段を設け
るようにしたので、1つの電流検出手段の電流検出に基
づいてインバータおよび昇圧回路に流れる電流が上限値
を超えないように制御することができて、電気的構成が
簡単になる。
【0047】請求項2記載のモータの駆動装置によれ
ば、昇圧回路のスイッチング素子に直列に逆接続保護用
のダイオードを接続するようにしたので、直流電源に対
する逆接続によるインバータの保護は昇圧回路の逆流防
止用のダイオードが行ない、逆接続による昇圧回路の保
護は逆接続保護用のダイオードが行なうようになり、従
って、従来のようなコンタクタを設ける必要がなく、1
個の逆接続保護用のダイオードを設けるだけでよいの
で、全体として小形化を図ることができる。
【0048】請求項3記載のモータの駆動装置によれ
ば、指令値に応じてPWM信号発生回路からのPWM信
号をインバータおよび昇圧回路に振り分けて供給するよ
うにしたので、PWM信号発生回路をインバータおよび
昇圧回路の双方に兼用でき、電気的構成がより簡単にな
る。
【0049】請求項4記載のモータの駆動装置によれ
ば、昇圧回路に供給されるPWM信号の最大デューティ
が最大出力時に必要になるデューティ超えないように、
指令値の最大値を設定するようにしたので、昇圧回路の
昇圧率が必要以上に大きくなることが防止されて、安全
である。
【0050】請求項5記載のモータの駆動装置によれ
ば、昇圧回路のリアクトルを昇圧回路およびインバータ
等を構成する回路基板に一体化して取付けるようにした
ので、リアクトルを回路基板外に別置する場合に比し、
全体としてより小形化を図ることができる。
【0051】請求項6記載のモータの駆動装置によれ
ば、昇圧回路を2個並列に設け、その昇圧回路の2個の
逆流防止用のダイオードを、アノード独立およびカソー
ド共通の3端子を有するパッケージに封入するようよう
にしたので、2個の逆流防止用のダイオードを一部品と
して取扱うことができて、電気的構成が一層簡単にな
り、全体として一層の小形化を図り得る。
【0052】請求項7記載のモータの駆動装置によれ
ば、2個の逆接続保護用のダイオードを、アノード独立
およびカソード共通の3端子を有するパッケージに封入
するようにしたので、2個の逆接続保護用のダイオード
も一部品として取扱うことができて、電気的構成がより
一層簡単になり、全体としてより一層の小形化を図り得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】マイクロコンピュータの構成の一部のブロック
線図
【図3】リアクトルの取付け状態を示す図
【図4】指令値とPWM信号のデューティ(%)との関
係を示す図
【図5】電流波形図
【図6】図5の部分拡大図
【図7】本発明の第2の実施例を示す図4相当図
【図8】本発明の第3の実施例を示す電気的構成図
【図9】昇圧回路のトランジスタのオンオフ状態を示す
図(中出力時)
【図10】昇圧回路のトランジスタのオンオフ状態を示
す図(大出力時)
【図11】昇圧回路のトランジスタのオンオフ状態を示
す図(小出力時)
【符号の説明】
図面中、3ないし8はトランジスタ(スイッチング素
子)、9はインバータ、17はブラシレスモータ(モー
タ)、18および18a,18bは昇圧回路、19およ
び19a,19bは逆流阻止用のダイオード、20およ
び20a,20bは逆接続保護用のダイオード、21お
よび21a,21bはトランジスタ(スイッチング素
子)、22および22a,22bはリアクトル、23は
バッテリ(直流電源)、25はシャント抵抗器(電流検
出手段)、26はマイクロコンピュータ(制御手段)、
26aはPWM信号生成回路、26bはPWM信号発生
回路、27は位置センサ(速度検出手段)、30は回路
基板、31はパッケージ、31aないし31cは端子、
32はパッケージ、32aないし32cは端子を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、 2個のスイッチング素子を直列に接続してなるアームを
    1つ以上有し直流を交流に変換してモータに供給するイ
    ンバータと、 このインバータと前記直流電源との間に設けられ、リア
    クトル,スイッチング素子および逆流防止用のダイオー
    ドから構成されて、前記直流電源からの直流を前記イン
    バータに供給する昇圧回路と、 この昇圧回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、 前記モータの回転速度を検出する速度検出手段と、 この速度検出手段の速度検出値と速度設定値との比較に
    より指令値を決定して前記インバータをPWM制御する
    とともに必要に応じて前記昇圧回路に昇圧動作を行なわ
    せ、且つ、前記電流検出手段の電流検出値が上限値を超
    えないようにPWM制御を行なう制御手段とを具備して
    なるモータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 昇圧回路のスイッチング素子に直列に逆
    接続保護用のダイオードを接続したことを特徴とする請
    求項1記載のモータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、指令値に応じてPWM信号
    発生回路からのPWM信号をインバータおよび昇圧回路
    に振り分けて供給するようになっていることを特徴とす
    る請求項1記載のモータの駆動装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、昇圧回路に供給されるPW
    M信号の最大デューティが最大出力時に必要になるデュ
    ーティを超えないように、指令値の最大値を設定するよ
    うになっていることを特徴とする請求項3記載のモータ
    の駆動装置。
  5. 【請求項5】 昇圧回路のリアクトルを昇圧回路および
    インバータ等を構成する回路基板に一体化して取付ける
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のモータの駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 昇圧回路は2個並列に設けられ、 その昇圧回路の2個の逆流防止用のダイオードは、アノ
    ード独立およびカソード共通の3端子を有するパッケー
    ジに封入されていることを特徴とする請求項1記載のモ
    ータの駆動装置。
  7. 【請求項7】 2個の昇圧回路には夫々逆接続保護用の
    ダイオードが設けられ、 その2個の逆接続保護用のダイオードは、アノード独立
    およびカソード共通の3端子を有するパッケージに封入
    されていることを特徴とする請求項6記載のモータの駆
    動装置。
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