JP4348697B2 - 電源入力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電源の逆接続に対する保護を行う電源入力回路に関する。
従来の電源入力回路は、電源の電圧範囲の下限を拡大できるものもある(特許文献1参照。)。
また、従来の電源入力回路は、電力損失が小さく、小形、低コストのものもある(特許文献2から特許文献4参照。)。
以下に、このような従来の電源入力回路について図6を用いて説明する。図6は、従来の電源入力回路を示す構成図である。
電源Vbatは直流の電源で形成され、例えばバッテリで形成する。また、電源Vbatの一端はコンバータ20の入力の一端に接続する。
さらに、スイッチQ1は、例えばnチャンネル型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(nチャンネル型MOSFET)で形成する。また、スイッチQ1のドレイン(一端)は電源Vbatの他端に接続する。さらに、スイッチQ1のソース(他端)はコンバータ20の入力の他端に接続する。即ち、スイッチQ1は電源からの供給経路に形成される。
そして、電源Vbatの一端とコンバータ20の入力の一端との接続点の電圧を電圧Aとし、電源Vbatの他端とスイッチQ1のドレインとの接続点の電圧を電圧Bとし、スイッチQ1のソースとコンバータ20の入力の他端との接続点の電圧を電圧Sとする。
また、スイッチQ1のゲート(制御端)と電圧Aとの間に抵抗R5を接続し、スイッチQ1のゲートと電圧Sとの間に抵抗R2を接続する。そして、スイッチQ1のゲートと抵抗R5と抵抗R2との接続点の電圧を電圧Gとする。
さらに、コンバータ20の出力の一端の電圧は出力電圧Voutとする。また、コンバータ20の出力の他端は共通電位COMに接続する。さらに、出力電圧Voutには負荷(図示せず)を接続する。
また、ダイオードD1のアノードはスイッチQ1のソースに接続し、ダイオードD1のカソードはスイッチQ1のドレインに接続する。なお、ダイオードD1は、スイッチQ1内部のボディーダイオードで形成しても実質的に同等の構成となる。
このように構成する図6の従来例の動作を説明する。
まず、電源Vbatが順方向に接続されるときを説明する。このとき、電源Vbatの一端は電源Vbatの他端よりも大きくなり、電圧Aは電圧Bよりも大きくなる(A>B)。
さらに、電源Vbat,抵抗R5,抵抗R2,ダイオードD1の回路で電流が流れ、抵抗R2に電圧(G−S)>0が発生し、スイッチQ1のゲートソース間電圧(G−S)が発生し、スイッチQ1はオンとなる。そして、電源Vbat,コンバータ20及び出力電圧Vout,スイッチQ1の回路で電流が流れる。
また、電源Vbatの電圧(A−B)は、スイッチQ1の出力の電圧(A−S)となり、コンバータ20を介して、出力電圧Voutとなる。そして、コンバータ20は電圧(A−S)を所定の出力電圧Voutに変換する。
次に、電源Vbatが逆方向に接続されるときを説明する。このとき、電源Vbatの一端は電源Vbatの他端よりも小さくなり、電圧Aは電圧Bよりも小さくなる(A<B)。
さらに、ダイオードD1は逆バイアスとなってオフし、抵抗R2には電流が流れず、抵抗R2に発生する電圧はほぼゼロとなり、スイッチQ1のゲートソース間電圧(G−S)はほぼゼロとなり、スイッチQ1はオフとなる。
また、ダイオードD1及びスイッチQ1がオフとなるため、スイッチQ1の出力の電圧(A−S)はほぼゼロとなり、出力電圧Voutはほぼゼロとなる。そして、コンバータ20及び出力電圧Voutに接続される負荷には電流が流れない。
よって、図1の実施例は、電源Vbatの逆接続のときに、電源Vbat、コンバータ20、出力電圧Voutに接続される負荷を保護する。
特許2804333号公報 特開平5−260652号公報 特開平11−168831号公報 特開2001−128370号公報
しかしながら、例えば、電源Vbatの電圧(A−B)が1.5Vのとき、スイッチQ1のゲートソース間電圧(G−S)はスイッチQ1の閾値電圧よりも低くなり、スイッチQ1は十分にオンできず、安定な出力電圧Voutが得られないという課題がある。
そして、スイッチQ1の損失が大きくなるという課題がある。また、スイッチQ1の出力の電圧(A−S)が小さくなり、コンバータ20が正常に動作できないという課題がある。
なお、特許文献1から特許文献4に記載の従来例は、電源の電圧範囲の下限が1.5Vというように極端に低い場合を課題とする構成ではない。
本発明の目的は、以上説明した課題を解決するものであり、電源の電圧が低い場合でも、安定な出力電圧Voutを供給可能な電源入力回路を提供することにある。
このような目的を達成する本発明は、次の通りである。
(1)電源の一方の極に接続される第1の接続点(A)と、前記電源の他方の極に接続される第2の接続点(B)と、一端が前記第2の接続点(B)に接続され、前記電源が順方向に接続されるときオンし、前記電源が逆方向に接続されるときにオフするスイッチ(Q1)と、入力が前記第1の接続点(A)に接続され、共通電位が前記スイッチ(Q1)の他端に接続される昇圧コンバータ(10)と、前記昇圧コンバータ(10)の出力を分圧する第1抵抗(R1)及び第2抵抗(R2)と、コレクタに前記第1抵抗(R1)と前記第2抵抗(R2)と前記スイッチ(Q1)の制御端子とを接続し、エミッタに前記第1の接続点(A)を接続し、ベースに前記第2の接続点(B)を接続するトランジスタ(Q2)とを備え前記スイッチ(Q1)は、前記昇圧コンバータ(10)の出力でオンする
ことを特徴とする電源入力回路。
(2)アノードに前記第2の接続点(B)と前記スイッチ(Q1)の一端とを接続し、カソードに前記トランジスタ(Q2)のベースを接続するダイオード(D4)を備え、前記スイッチ(Q1)はnチャンネル型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタで形成し、前記トランジスタ(Q2)はNPN型トランジスタで形成することを特徴とする(1)記載の電源入力回路。
(3)電源の一方の極に接続される第1の接続点(A)と、前記電源の他方の極に接続される第2の接続点(B)と、一端が前記第2の接続点(B)に接続され、前記電源が順方向に接続されるときオンし、前記電源が逆方向に接続されるときにオフするスイッチ(Q1)と、入力が前記第1の接続点(A)に接続され、共通電位が前記スイッチ(Q1)の他端に接続される昇圧コンバータ(10)と、前記昇圧コンバータ(10)の出力を分圧する第1抵抗(R1)及び第2抵抗(R2)と、アノードに前記第1抵抗(R1)と前記第2抵抗(R2)と前記スイッチ(Q1)の制御端子とを接続し、カソードに前記第1の接続点(A)を接続するダイオード(D5)を備え、前記スイッチ(Q1)は、前記昇圧コンバータ(10)の出力でオンすることを特徴とする電源入力回路。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
本発明によれば、電源の電圧が低い場合でも、安定な出力電圧Voutを供給可能な電源入力回路を提供できる。
また、本発明によれば、電力損失の小さい電源入力回路を提供できる。このため、電源をバッテリで形成した場合、バッテリの消耗を小さくできる。
さらに、本発明によれば、電源の逆接続のときに、電源、電源入力回路、出力電圧に接続される負荷等を保護できる。
以下に図1に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成図である。なお、図6の従来例と同一の要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図1の実施例の特徴は、昇圧コンバータ10とスイッチQ1の駆動に係る構成とにある。
図1の実施例の構成を説明する。
図1の実施例の昇圧コンバータ10は、図6の従来例のコンバータ20に相当する。
また、スイッチQ1のゲートと出力電圧Voutとの間に抵抗R1を接続する。そして、スイッチQ1のゲートと抵抗R1と抵抗R2との接続点の電圧を電圧Gとする。
さらに、昇圧コンバータ10内の構成を説明する。
インダクタL1とスイッチQ3及びダイオードD3との直列回路は、電源Vbatの一端とスイッチQ1のソース(他端)との間に接続する。また、インダクタL1とダイオードD2とコンデンサC1との直列回路は電源Vbatの一端とスイッチQ1のソース(他端)との間に接続する。さらに、コンデンサC1を出力電圧Voutと共通電位COMとの間に接続する。
また、スイッチQ3は、例えばnチャンネル型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(nチャンネル型MOSFET)で形成する。
そして、インダクタL1とスイッチQ3のドレイン(一端)とダイオードD3のアノードとダイオードD2のアノードとの接続点の電圧を電圧Pとする。
また、ダイオードD2のカソードとコンデンサC1と抵抗R1との接続点の電圧は出力電圧Voutとなる。さらに、スイッチQ1のソース(他端)とダイオードD1のアノードと抵抗R2とスイッチQ3のソース(他端)とダイオードD3のアノードとコンデンサC1との接続点の電圧は、電圧Sとなり、共通電位COMとなる。
このように構成する図1の実施例の動作を説明する。
まず、電源Vbatが順方向に接続されるときを説明する。このとき、電源Vbatの一端は電源Vbatの他端よりも大きくなり、電圧Aは電圧Bよりも大きくなる(A>B)。
さらに、電源Vbat,インダクタL1,ダイオードD2,抵抗R1,抵抗R2,ダイオードD1の回路で電流が流れ、抵抗R2に電圧(G−S)>0が発生し、スイッチQ1のゲートソース間電圧(G−S)が発生し、スイッチQ1はオンとなる。よって、スイッチQ1は、昇圧コンバータ10の出力でオンする。
そして、電源Vbat,インダクタL1,ダイオードD2,出力電圧Vout、スイッチQ1の回路で電流が流れる。
また、電源Vbatの電圧(A−B)は、スイッチQ1の出力の電圧(A−S)となり、昇圧コンバータ10を介して、出力電圧Voutとなる。そして、昇圧コンバータ10は、スイッチQ3のオンオフにより、電圧(A−S)を所定の出力電圧Voutに昇圧する。即ち、Vout≧(A−S)となる。
このため、電源Vbatの電圧(A−B)が低く、電圧(A−S)が低い場合でも、出力電圧Voutは高い電圧となり、抵抗R2に高い電圧(G−S)が発生し、スイッチQ1のゲートソース間電圧(G−S)はスイッチQ1の閾値電圧よりも高くなり、スイッチQ1は十分にオンする。
即ち、スイッチQ1は昇圧コンバータの出力(出力電圧Vout)でオンする。そして、スイッチQ1の損失は小さくなり、昇圧コンバータ10は正常に動作し、出力電圧Voutは安定となる。
次に、電源Vbatが逆方向に接続されるときを説明する。このとき、電源Vbatの一端は電源Vbatの他端よりも小さくなり、電圧Aは電圧Bよりも小さくなる(A<B)。さらに、ダイオードD1は逆バイアスとなってオフし、抵抗R2には電流が流れず、抵抗R2に発生する電圧はほぼゼロとなり、スイッチQ1のゲートソース間電圧(G−S)はほぼゼロとなり、スイッチQ1はオフとなる。
また、ダイオードD1及びスイッチQ1がオフとなるため、スイッチQ1の出力の電圧(A−S)はほぼゼロとなり、出力電圧Voutはほぼゼロとなる。そして、昇圧コンバータ10及び出力電圧Voutに接続される負荷には電流が流れない。
よって、図1の実施例は、電源Vbatの逆接続のときに、電源Vbat,昇圧コンバータ10,出力電圧Voutに接続される負荷を保護する。
さらに、電源Vbatが順方向からゼロに変化するときの動作を詳しく説明する。
まず、電源Vbatが順方向のときは、スイッチQ1はオン、トランジスタQ2はオフである。そして、スイッチQ1のゲートは電荷を蓄積する。
次に、電源Vbatがゼロに変化すると、スイッチQ1のゲートに蓄積された電荷は抵抗R1及び抵抗R2を介して緩やかに放電し、スイッチQ1は緩やかにオフとなる。
以下に図2に基づいて本発明を詳細に説明する。図2は、本発明の第2の実施例を示す構成図である。なお、図1の実施例と同一の要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図2の実施例の特徴は、トランジスタQ2に係る構成にある。
トランジスタQ2は、NPN型トランジスタで形成する。そして、トランジスタQ2のコレクタ(一端)は抵抗R1と抵抗R2とスイッチQ1のゲートとの接続点(電圧G)に接続する。また、トランジスタQ2のエミッタ(他端)は電源Vbatの一端と昇圧コンバータ10の入力の一端との接続点(電源Vbatの一端とインダクタL1との接続点)(電圧A)に接続する。
さらに、トランジスタQ2のベース(制御端)は、抵抗R3を介して、電源Vbatの他端とスイッチQ1のドレインとダイオードD1のカソードとの接続点(電圧B)に接続する。
このような図2の実施例の構成と図1の実施例の構成とは実質的に同じとなるため、図2の実施例の作用効果は、図1の実施例の作用効果と同じとなる。
また、電源Vbatが順方向に接続されるときは、トランジスタQ2のベースエミッタ間電圧は逆バイアスとなり、トランジスタQ2はオフとなる。
さらにまた、電源Vbatが逆方向に接続されるときは、電源Vbat,抵抗R3,トランジスタQ2の回路で電流が流れ、トランジスタQ2はオンし、電圧Gは電圧Aとなる。
さらに、電源Vbatが順方向から逆方向に変化するときの動作を詳しく説明する。
まず、電源Vbatが順方向のときは、スイッチQ1はオン、トランジスタQ2はオフである。そして、スイッチQ1のゲートは電荷を蓄積する。
次に、電源Vbatが逆方向に変化すると、トランジスタQ2はオンとなり、スイッチQ1のゲートに蓄積された電荷はトランジスタQ2を介して急速に放電し、スイッチQ1は急速にオフとなる。
したがって、図2の実施例は、電源(バッテリ)Vbatを短時間で交換するようなアプリケーションに好適な構成である。
詳しくは、電源Vbatを短時間で交換する際に、電源Vbatの極性が誤って反対となっても、スイッチQ1が急速にオフとなり、電源Vbat,昇圧コンバータ10,出力電圧Voutに接続される負荷を保護する。
以下に図3に基づいて本発明を詳細に説明する。図3は、本発明の第3の実施例を示す構成図である。なお、図2の実施例と同一の要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図3の実施例の特徴は、ダイオードD4にある。
ダイオードD4のアノードは、電源Vbatの他端とスイッチQ1のドレインとダイオードD1のカソードとの接続点(電圧B)に接続する。また、ダイオードD4のカソードは、抵抗R3を介して、トランジスタQ2のベースに接続する。
このような図3の実施例の構成と図2の実施例の構成とは実質的に同じとなるため、図3の実施例の作用効果は、図2の実施例の作用効果と同じとなる。
また、電源Vbatが順方向に接続されるときは、ダイオードD4は逆バイアスとなり、トランジスタQ2はオフとなる。そして、このとき、ダイオードD4はトランジスタQ2のベースエミッタ間に生ずる逆電圧を抑制する。
さらにまた、電源Vbatが逆方向に接続されるときは、ダイオードD4はオンとなり、トランジスタQ2はオンとなる。
よって、図3の実施例のトランジスタQ2を安定に動作させることができる。そして、図3の実施例は、安定な特性となる。
以下に図4に基づいて本発明を詳細に説明する。図4は、本発明の第4の実施例を示す構成図である。なお、図1の実施例と同一の要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図4の実施例の特徴は、ダイオードD5にある。
ダイオードD5のアノードは、スイッチQ1のゲートと抵抗R1と抵抗R2との接続点(電圧G)に接続する。また、ダイオードD5のカソードは、電源Vbatの一端と昇圧コンバータ10の入力の一端との接続点(電源Vbatの一端とインダクタL1との接続点)(電圧A)に接続する。
このような図4の実施例の構成と図1の実施例の構成とは実質的に同じとなるため、図4の実施例の作用効果は、図1の実施例の作用効果と同じとなる。
また、電源Vbatが順方向に接続されるときは、条件により、出力電圧Vout,抵抗R1,ダイオードD5,電源Vbatの回路で電流が流れる。
さらにまた、電源Vbatが逆方向に接続されるときは、ダイオードD5はオンし電圧Gは電圧Aとなる。
さらに、電源Vbatが順方向から逆方向に変化するときの動作を詳しく説明する。
まず、電源Vbatが順方向のときは、スイッチQ1はオンある。そして、スイッチQ1のゲートは電荷を蓄積する。

次に、電源Vbatが逆方向に変化すると、ダイオードD5はオンとなり、スイッチQ1のゲートに蓄積された電荷はダイオードD5を介して急速に放電し、スイッチQ1は急速にオフとなる。
したがって、図4の実施例は、図2の実施例と同様に、電源(バッテリ)Vbatを短時間で交換するようなアプリケーションに好適な構成である。
以下に図5に基づいて本発明を詳細に説明する。図5は、本発明の第5の実施例を示す構成図である。なお、図1の実施例と同一の要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図5の実施例の特徴は、抵抗R4とダイオードD6とにある。
同図において、抵抗R4の一端はスイッチQ1のドレイン(電圧B)に接続し、抵抗R4の他端はスイッチQ1のソース(電圧S)に接続する。即ち、抵抗R4はスイッチQ1に並列に接続する。そして、抵抗R4は高抵抗で形成する。
また、ダイオードD6のアノードはスイッチQ1のソースと昇圧コンバータ10の入力の他端との接続点(電圧S及び共通電位COM)に接続し、ダイオードD6のカソードは電源Vbatの一端と昇圧コンバータ10の入力の一端との接続点(電圧A)に接続する。
さらに、昇圧コンバータ10の制御回路(図示せず)は、電圧(A−S)または出力電圧Voutから電力が供給される。
このような図5の実施例の構成と図1の実施例の構成とは実質的に同じとなるため、図5の実施例の作用効果は、図1の実施例の作用効果と同じとなる。
また、昇圧コンバータ10の制御回路は、起動の際に、電源Vbat,昇圧コンバータ10,抵抗R4の回路で電力が供給される。よって、起動の際にダイオードD1に基づく電圧降下がなく、昇圧コンバータ10は安定に動作できる。したがって、図5の実施例は、電源の電圧が低い場合でも、安定な出力電圧Voutを供給できる。
さらに、電源Vbatが順方向に接続されるときダイオードD6はオフとなり、電源Vbatが逆方向に接続されるとき、ダイオードD6はオンとなる。よって、ダイオードD6は、電源Vbatが逆方向に接続されるとき、昇圧コンバータ10に発生する逆電圧を抑制し、昇圧コンバータ10を保護する。
さらに、上述の例とは別に、図1において、電源Vbatよりも高い電圧の別電源、例えば、バッテリ(図示せず)の出力を用いてスイッチQ1をオンするように変形しても、実質的に同等の構成となり、同等の作用効果がある。
以上のように、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲でさらに多くの変更及び変形を含むものである。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の第2の実施例を示す構成図である。 本発明の第3の実施例を示す構成図である。 本発明の第4の実施例を示す構成図である。 本発明の第5の実施例を示す構成図である。 従来の電源入力回路を示す構成図である。
符号の説明
10 昇圧コンバータ
20 コンバータ
D1,D4,D5,D6 ダイオード
Q1 スイッチ
Q2 トランジスタ
R1,R2,R3,R4 抵抗
Vabt 電源
Vout 出力電圧
COM 共通電位

Claims (3)

  1. 電源の一方の極に接続される第1の接続点(A)と、
    前記電源の他方の極に接続される第2の接続点(B)と、
    一端が前記第2の接続点(B)に接続され、前記電源が順方向に接続されるときオンし、前記電源が逆方向に接続されるときにオフするスイッチ(Q1)と、
    入力が前記第1の接続点(A)に接続され、共通電位が前記スイッチ(Q1)の他端に接続される昇圧コンバータ(10)と、
    前記昇圧コンバータ(10)の出力を分圧する第1抵抗(R1)及び第2抵抗(R2)と、
    コレクタに前記第1抵抗(R1)と前記第2抵抗(R2)と前記スイッチ(Q1)の制御端子とを接続し、エミッタに前記第1の接続点(A)を接続し、ベースに前記第2の接続点(B)を接続するトランジスタ(Q2)とを備え
    前記スイッチ(Q1)は、前記昇圧コンバータ(10)の出力でオンする
    ことを特徴とする電源入力回路。
  2. アノードに前記第2の接続点(B)と前記スイッチ(Q1)の一端とを接続し、カソードに前記トランジスタ(Q2)のベースを接続するダイオード(D4)を備え、
    前記スイッチ(Q1)はnチャンネル型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタで形成し、
    前記トランジスタ(Q2)はNPN型トランジスタで形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の電源入力回路。
  3. 電源の一方の極に接続される第1の接続点(A)と、
    前記電源の他方の極に接続される第2の接続点(B)と、
    一端が前記第2の接続点(B)に接続され、前記電源が順方向に接続されるときオンし、前記電源が逆方向に接続されるときにオフするスイッチ(Q1)と、
    入力が前記第1の接続点(A)に接続され、共通電位が前記スイッチ(Q1)の他端に接続される昇圧コンバータ(10)と、
    前記昇圧コンバータ(10)の出力を分圧する第1抵抗(R1)及び第2抵抗(R2)と、
    アノードに前記第1抵抗(R1)と前記第2抵抗(R2)と前記スイッチ(Q1)の制御端子とを接続し、カソードに前記第1の接続点(A)を接続するダイオード(D5)を備え、
    前記スイッチ(Q1)は、前記昇圧コンバータ(10)の出力でオンする
    ことを特徴とする電源入力回路。
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