JP2012121401A - 船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】船体の軽量化を可能とするよう燃料タンクを配置した船舶を提供する。
【解決手段】船体11の後部にエンジン13を搭載すると共に、船体11の内部を隔壁により複数の区画A,B、C,D,Eを形成し、船体11の長手方向における中央部の区画B,Cの中央区画内に燃料タンク14を配置してLNGを貯留し、その他の区画A、D、EおよびB,C,区画の中央区画以外の区画をカーゴタンクとして原油を貯留する。LNGを貯留する燃料タンクを船体における長手方向の中心位置付近に配置するので、船体の長手方向における中央部が下方に変形するような応力を受けにくくなり、船体の軽量化を可能とすることができる
【選択図】図1

Description

本発明は、タンカー、旅客船、フェリー、コンテナ船、RO−RO船(Roll-on/Roll-off Ship)、自動車専用船としてのPCC(Pure Car Carrier)、PCTC(Pure Car / Truck Carrier)などの一般的な船舶に関するものである。
例えば、タンカーは、複数のカーゴタンクが区画され、内部に原油などが貯留可能となっている。そして、後端部にエンジンが搭載されると共に、このエンジンの周囲に燃料タンクが搭載され、燃料としての重油などが貯留されている。
このような燃料タンクの配置構造としては、下記特許文献1、2に記載されたものがある。この特許文献1に記載されたものは、船倉の側方に設けられた上部タンク内にこの上部タンク内を船体外板側に位置する外部タンクと船体の中心側に位置する内部タンクに分割する側方隔壁を設け、内部タンクに燃料タンクを配設したものである。特許文献2に記載されたものは、船倉間に設けられた上部タンク内に燃料タンクを配置したものである。
特開2006−248257号公報 特開2006−248455号公報
上述した従来のタンカーでは、後端部にエンジン及び燃料としての重油が貯留される燃料タンクが配置され、その前方に原油が貯留される複数のカーゴタンクが配置されている。そのため、原油が満載される場合、船体における長手方向(前後方向)の中央部が下方に変形するような応力を受ける。その結果、船級協会規則や国際規則で定められる船体の縦強度を満足させるため、船殻構造を補強するために船体強度部材を大型化する必要から、船体の重量増加、構造の複雑化、高コスト化を招いてしまう。なお、上述した各特許文献では、燃料タンクを船体の中央付近に配置しているものの、この燃料タンクに充填される燃料が重油であることから、軽量化が図られず、船体の中央部が下方に変形するような応力を受け、船殻構造を補強しなければならない。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、船体の軽量化を可能とする船舶を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の船舶は、船体に搭載されるエンジンと、船体に搭載されて前記エンジンを駆動するための燃料としてのLNGを貯留可能な燃料タンクと、船体に形成される積荷区画と、を備え、前記燃料タンクは、前記船体における全長の中心位置から長手方向前方側へ船体全長の35%の範囲または前記中心位置から長手方向後方側へ30%の範囲に配置される、ことを特徴とするものである。
従って、積荷に対して軽量となるLNGが貯留される燃料タンクが船体における長手方向の中心位置の近傍に配置されることで、船体の長手方向における中央部の軽量化が可能となり、この中央部が下方に変形するような応力を受けにくくなり、船殻構造の大型化を抑制することで、船体の軽量化を可能とすることができる。
本発明の船舶では、前記燃料タンクは、一つまたは複数設けられ、少なくとも一つの前記燃料タンクが前記範囲に配置されることを特徴としている。
従って、船体の長手方向における重量バランスと燃料タンクの使い勝手を考慮し、この燃料タンクを適正な位置に配置することができる。
本発明の船舶では、前記燃料タンクは、前記船体における幅方向の中心位置に配置されることを特徴としている。
従って、燃料タンクの周囲に積荷区画が配置されることとなり、衝突時における燃料タンクの破損を防止することができる。
本発明の船舶では、前記燃料タンクは、前記船体における幅方向の両側の対称位置に配置されることを特徴としている。
従って、中央部が下方に変形するような応力を受けにくくなり、船殻構造の大型化を抑制することで、船体の軽量化を可能とすることができる。
本発明の船舶では、前記燃料タンクは、その長手方向が前記船体の長手方向に沿って配置され、前記複数の燃料タンクが前記船体の長手方向に直列に配置されることを特徴としている。
従って、複数の燃料タンクを効率的に配置し、船内スペースの有効利用を図ることができる。
本発明の船舶では、前記積荷区画は、前記船体の長手方向に沿って直列に配置される3つ以上の区画であり、少なくとも一つの前記燃料タンクは、最前方位置の前記区画と最後方位置の前記区画を除く前記区画に配置されることを特徴としている。
従って、燃料タンクを最前方位置や最後方位置を除く位置に配置することで、船体の長手方向における中央部を軽量化して下方に変形するような応力の発生を効率的に抑制することができる。
本発明の船舶によれば、LNGを貯留する燃料タンクを船体における長手方向の中心位置付近に配置するので、船体の長手方向における中央部が下方に変形するような応力を受けにくくなり、船体の軽量化を可能とすることができる。
図1は、本発明の実施例1に係る船舶を表す側面図である。 図2は、実施例1の船舶を表す平面図である。 図3は、図1のIII−III断面を表す概略図である。 図4は、本発明の実施例2に係る船舶を表す側面図である。 図5は、実施例2の船舶を表す平面図である。 図6は、図4のVI−VI断面を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る船舶の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の実施例1に係る船舶を表す側面図、図2は、実施例1の船舶を表す平面図、図3は、図1のIII−III断面を表す概略図である。
実施例1の船舶は、タンカーであり、図1乃至図3に示すように、船体11は、後部にエンジンルーム12が区画され、このエンジンルーム12にエンジン13が搭載されている。また、船体11は、エンジンルーム12を除く範囲が隔壁により複数の積荷区画が形成されている。即ち、船体11は、前部から長手方向に5つの領域A,B,C,D,Eが区画されると共に、幅方向に3つの領域1,2,3が区画されている。そのため、船体11は、複数の区画A1,A2,A3,B1・・・D3,E1,E2,E3が形成されることとなる。
そして、船体11は、区画B2,C2にそれぞれ2つの燃料タンク14が、合計で4つ配置されており、この区画B2,C2を除く区画A1,A2,A3,B1,B3,C1,C3,D1・・・E3がカーゴタンクとなっている。この各燃料タンク14は、エンジン13を駆動するための燃料としてのLNG(Liquefied Natural Gas:液化天然ガス)を貯留可能であり、エンジン13に図示しない燃料供給配管を介して連結されている。一方、カーゴタンク(区画)A1,A2,A3,B1,B3,C1,C3,D1・・・E3は、原油を貯留可能となっている。
この場合、燃料タンク14は、船体11における全長(長手方向)の中心位置O1から長手方向前方側へ船体11の全長の35%の範囲または中心位置O1から長手方向後方側へ30%の範囲に配置されることとなる。即ち、燃料タンク14は、船体11における長手方向(前後方向)の中心位置O1から前方側へ船体11の全長の35%の位置と、中心位置O1から後方側へ30%の位置との間に配置される。なお、燃料タンク14は、船体11における長手方向の中心位置O1から前方側へ船体11の全長の30%の範囲または中心位置O1から後方側へ20%の範囲に配置されることが好ましい。具体的に、燃料タンク14は、複数(本実施例では、4個)設けられ、少なくとも一つの燃料タンク14が上記した範囲に配置されている。本実施例では、積荷区画が船体11の長手方向に沿って直列に配置される5つの領域A,B,C,D,Eに区画され、燃料タンク14は、最前方位置の領域Aと最後方位置の領域Eを除く領域B,C,Dのいずれかの領域に配置されている。
また、燃料タンク14は、船体11における幅方向の中心位置O2に配置されている。そして、この燃料タンク14は、長手方向の前後が閉塞した円筒形状をなし、その長手方向が船体11の長手方向に沿って配置され、且つ、4個の燃料タンク14が船体11の長手方向に沿って直列に配置されている。
なお、船体11は、外壁面及び底面と各区画A1,A2,A3,B1・・・D3,E1,E2,E3との間にバラストタンク15が設けられている。また、区画B2,C2は、上下に2分割されており、上部の区画に燃料タンク14が配置され、下部の区画はカーゴタンクとなっている。
このように実施例1の船舶にあっては、船体11の後部にエンジン13を搭載すると共に、船体11の内部に隔壁により複数の区画A1,A2,A3,B1・・・D3,E1,E2,E3を形成し、船体11の長手方向(前後方向)における中央部の区画B2,C2に燃料タンク14を配置してLNGを貯留し、その他の区画A1,A2,A3,B1,B3,C1,C3,D1・・・E3をカーゴタンクとして原油を貯留している。
従って、原油を貯留しているカーゴタンク(区画)A1,A2,A3,B1,B3,C1,C3,D1・・・E3に対して、軽量となるLNGが貯留される燃料タンク14が船体11における長手方向の中央部の区画B2,C2に配置されることで、船体11の長手方向における中央部の軽量化が可能となり、この中央部が下方に変形するような応力を受けにくくなる。その結果、船体11は、十分な縦強度を確保することができ、船殻構造の大型化を抑制することで、船体11の軽量化、構造の簡素化、低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例1の船舶では、燃料タンク14は複数設けられ、少なくとも一つが船体11の長手方向における中央部に配置されている。従って、原油を貯留しているカーゴタンク(区画)A1,A2,A3,B1,B3,C1,C3,D1・・・E3より軽量となるLNGが貯留される燃料タンク14が船体11における中央部に配置されることで、船体11の長手方向における適正な重量バランスを確保することができる。この場合、燃料タンク14の使い勝手を考慮し、1つの燃料タンクをエンジン13の近傍に配置してもよい。
また、実施例1の船舶では、燃料タンク14を船体11における幅方向の中心位置に配置している。従って、燃料タンク14の周囲にカーゴタンク(区画)A1,A2,A3,B1,B3,C1,C3,D1・・・E3が配置されることとなり、衝突時における燃料タンク14の破損を防止することができる。
また、実施例1の船舶では、燃料タンク14は、その長手方向が船体11の長手方向に沿って配置され、複数の燃料タンク14が船体11の長手方向に直列に配置している。従って、複数の燃料タンク14を効率的に配置し、船内スペースの有効利用を図ることができる。
また、実施例1の船舶では、船体11の内部を長手方向に沿って直列に配置される5つの区画A,B,C,D,Eに区画し、燃料タンク14は、最前方位置の区画Aと最後方位置の区画Eを除く区画B,C,Dに配置している。従って、船体11の長手方向における中央部を軽量化して下方に変形するような応力の発生を効率的に抑制することができる。
図4は、本発明の実施例2に係る船舶を表す側面図、図5は、実施例2の船舶を表す平面図、図6は、図4のVI−VI断面を表す概略図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の記号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2の船舶において、図4乃至図6に示すように、船体11は、後部にエンジンルーム12が区画され、エンジン13が搭載されている。また、船体11は、隔壁により複数の区画A1,A2,A3,B1・・・D3,E1,E2,E3が形成されている。
そして、船体11は、区画C1,C3にそれぞれ2つの燃料タンク14が、合計で4つ配置されており、この区画C1,C2を除く区画A1,A2,A3,B1,B2,B3,C2,D1・・・E3がカーゴタンクとなっている。この各燃料タンク14は、エンジン13を駆動するための燃料としてのLNGを貯留可能である。一方、カーゴタンク(区画)A1,A2,A3,B1,B2,B3,C2,D1・・・E3は、原油を貯留可能となっている。
この場合、燃料タンク14は、船体11における全長(長手方向)の中心位置O1から長手方向前方側へ船体11の全長の35%の範囲または中心位置O1から長手方向後方側へ30%の範囲に配置されることとなる。具体的に、燃料タンク14は、複数(本実施例では、4個)設けられ、少なくとも一つの燃料タンク14が上記した範囲に配置されている。本実施例では、積荷区画が船体11の長手方向に沿って直列に配置される5つの領域A,B,C,D,Eに区画され、燃料タンク14は、最前方位置の領域Aと最後方位置の領域Eを除く領域B,C,Dのいずれかの領域に配置されている。
また、燃料タンク14は、船体11における幅方向の中心位置O2に対してその両側の対称位置に配置されている。そして、この燃料タンク14は、長手方向の前後が閉塞した円筒形状をなし、各C1,C3にて、燃料タンク14の長手方向が船体11の長手方向に沿って配置され、且つ、各2個の燃料タンク14が船体11の長手方向に沿って直列に配置されている。
このように実施例2の船舶にあっては、船体11の後部にエンジン13を搭載すると共に、船体11の内部を隔壁により複数の区画A1,A2,A3,B1・・・D3,E1,E2,E3を形成し、船体11の長手方向(前後方向)における中央部の区画C1,C3に燃料タンク14を配置してLNGを貯留し、その他の区画A1,A2,A3,B1,B2,B3,C2,D1・・・E3をカーゴタンクとして原油を貯留している。
従って、原油を貯留しているカーゴタンク(区画)A1,A2,A3,B1,B2,B3,C2,D1・・・E3に対して軽量となるLNGが貯留される燃料タンク14が船体11における長手方向の中心部の区画C1,C3に配置されることで、船体11の長手方向における中央部の軽量化が可能となり、この中央部が下方に変形するような応力を受けにくくなる。その結果、船体11は、十分な縦強度を確保することができ、船殻構造の大型化を抑制することで、船体11の軽量化、構造の簡素化、低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例2の船舶では、燃料タンク14は、船体11における幅方向の中心位置O2に対してその両側の対称位置に配置されている。
なお、上述した各実施例では、船体11の内部を前後に5つ、左右に3つ、上下に2つに分割したが、その分割方法は実施例に限定されるものではない。また、本発明は、少なくとも1つの燃料タンクが中央部の領域に配置されるものであり、複数の燃料タンクのうちの一つが中央部の領域に配置され、他の燃料タンクが中央部の領域以外に配置されてもよい。この場合、燃料タンクが一つのときは、この燃料タンクが中央部の領域に配置される。
また、本発明では、燃料タンク14を船体11における全長の中心位置O1から長手方向前方側へ船体全長の35%の範囲またはこの中心位置O1から長手方向後方側へ30%の範囲に配置するものであり、船内を複数の区画に区分けするものに限定されるものではない。従って、船舶の種類も、タンカーに限らず、旅客船、フェリー、コンテナ船、RO−RO船、自動車専用船などに適用することができる。
更に、上述した各実施例では、燃料タンク14を、その長手方向が船体11の長手方向に沿って配置し、複数の燃料タンク14を船体11の長手方向に直列に配置したが、この構成に限定されるものではない。例えば、燃料タンク14を、その長手方向が船体11の鉛直方向や幅方向などに沿って配置してもよく、複数の燃料タンク14を船体11の長手方向に限らず、鉛直方向や幅方向などに沿って配置してもよい。また、燃料タンク14の形状も円筒形状に限らず、角筒形状、方形形状、球形形状など船体形状などに応じて適宜設定すればよいものである。
また、上述した各実施例では、船体11の後部にエンジン13を搭載したが、船体11の長手方向における中央部にエンジンを搭載し、その周囲に燃料タンクを配置してもよい。
本発明は、船舶において、LNGの燃料タンクを船体における長手方向の中央部の範囲に配置することで、船体の軽量化を可能とするものであり、いずれの船舶に適用することができる。
11 船体
13 エンジン
14 燃料タンク
A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3,D1,D2,D3,E1,E2,E3 区画

Claims (6)

  1. 船体に搭載されるエンジンと、
    船体に搭載されて前記エンジンを駆動するための燃料としてのLNGを貯留可能な燃料タンクと、
    船体に形成される積荷区画と、
    を備え、
    前記燃料タンクは、前記船体における全長の中心位置から長手方向前方側へ船体全長の35%の範囲または前記中心位置から長手方向後方側へ30%の範囲に配置される、
    ことを特徴とする船舶。
  2. 前記燃料タンクは、一つまたは複数設けられ、少なくとも一つの前記燃料タンクが前記範囲に配置されることを特徴とする請求項1に記載の船舶。
  3. 前記燃料タンクは、前記船体における幅方向の中心位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の船舶。
  4. 前記燃料タンクは、前記船体における幅方向の両側の対称位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の船舶。
  5. 前記燃料タンクは、前記船体の長手方向に沿って配置され、前記複数の燃料タンクが前記船体の長手方向に直列に配置されることを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載の船舶。
  6. 前記積荷区画は、前記船体の長手方向に沿って直列に配置される3つ以上の区画であり、少なくとも一つの前記燃料タンクは、最前方位置の前記区画と最後方位置の前記区画を除く前記区画に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の船舶。
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