JP2012114122A - リアクトル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リアクトル1は、コイル2とコイル2が配置される磁性コア3とを具える組合体10と、組合体10を収納するケース4とを具える。ケース4は、リアクトル1が固定対象に設置されるときに固定対象に固定される底板部40と、底板部40に取り付けられ、組合体10の周囲を囲む側壁部41と、底板部40の内面に形成されて、底板部40とコイル2との間に介在される放熱層42とを具える。底板部40は、アルミニウムで構成され、側壁部41は絶縁性樹脂で構成される。放熱層42は、熱伝導率が高く絶縁性に優れる接着剤により構成される。底板部40が側壁部41と別部材であることで放熱層42を容易に形成できる上に、放熱性に優れる材料で構成できる。インシュレータ5により、コイル2が放熱層42に均一的に押し付けられることで、放熱性に更に優れる。
【選択図】図2
Description
放熱層の形成工程:上記ケースの底板部の内面に、熱伝導率が2W/m・K超の絶縁性材料からなる放熱層を形成する工程。
コイルの押付工程:上記コイルと上記磁性コアとの間に両者を絶縁するインシュレータを配置し、このインシュレータにより上記コイルを上記放熱層に押し付けて、上記コイルを上記放熱層に均一的に接触させる工程。
ケースの組立工程:上記底板部に固定材により上記側壁部を取り付けて、上記ケースを形成する工程。
なお、コイルの押付工程とケースの組立工程とはいずれを先に行ってもよい。
リアクトル1は、コイル2とコイル2が配置される磁性コア3との組合体10と、組合体10を収納するケース4とを具える。ケース4は、一面が開口した箱体であり、代表的には封止樹脂(図示せず)が充填され、組合体10は、コイル2を形成する巻線2wの端部を除いて封止樹脂に埋設される。また、組合体10は、コイル2と磁性コア3との間を絶縁するインシュレータ5を具える。リアクトル1の特徴とするところは、ケース4が分割可能な構成であること、及びインシュレータ5の形状にある。以下、各構成部材をより詳細に説明する。
[コイル]
コイル2は、図2,図3を適宜参照して説明する。コイル2は、接合部の無い1本の連続する巻線2wを螺旋状に巻回してなる一対のコイル素子2a,2bと、両コイル素子2a,2bを連結するコイル連結部2rとを具える。各コイル素子2a,2bは、互いに同一の巻数で、軸方向から見た形状(端面形状)がほぼ矩形状(角部を丸めた長方形状)である。これら両コイル素子2a,2bは、各軸方向が平行するように横並びに並列されており、コイル2の他端側(図2では紙面奥側)において巻線2wの一部がU字状に屈曲されてコイル連結部2rが形成されている。この構成により、両コイル素子2a,2bの巻回方向は同一となっている。
磁性コア3の説明は、図3,図5を適宜参照して行う。磁性コア3は、各コイル素子2a,2bがそれぞれ配置される一対の内側コア部31と、コイル2が配置されず、コイル2から露出されている一対の外側コア部32とを有する。ここでは、各内側コア部31はそれぞれ直方体状であり(ここでは角部を丸めている)、各外側コア部32はそれぞれ、一対の台形状面を有する角柱状体である。磁性コア3は、離間して配置される内側コア部31を挟むように外側コア部32が配置され、各内側コア部31の端面31eと外側コア部32の内端面32eとを接触させて環状に形成される。これら内側コア部31及び外側コア部32により、コイル2を励磁したとき、閉磁路を形成する。
インシュレータの説明は、図3〜図5を適宜参照して行う。組合体10は、コイル2と磁性コア3との間にインシュレータ5を具えて、コイル2と磁性コア3との間の絶縁性を高めている。インシュレータ5は、内側コア部31の外周に配置される周壁部51と、コイル2の端面(コイル素子のターンが環状に見える面)に当接される一対の枠状部52とを具えた構成が挙げられる。なお、わかり易いように、図4(A)では、一方の内側コア部に配置される周壁部51を省略し、図4(B)では、一方の周壁部51の近傍のみを示す。
ケース4の説明は、図2を適宜参照して行う。上記コイル2と磁性コア3との組合体10が収納されるケース4は、平板状の底板部40と、底板部40に立設する枠状の側壁部41とを具え、リアクトル1は、底板部40と側壁部41とが一体に成形されておらず、固定材により固定される点、底板部40に放熱層42を具える点を特徴の一つとする。
(底板部)
底板部40は、矩形状板であり、リアクトル1が固定対象に設置されるときに固定対象に固定される。図2に示す例では、底板部40が下方となる設置状態を示すが、底板部40が上方、或いは側方となる設置状態も有り得る。この底板部40は、ケース4を組み立てたとき、内側に配置される一面に放熱層42が形成されている。底板部40の外形は適宜選択することができる。ここでは、底板部40は、四隅のそれぞれから突出した取付部400を有しており、その外形は後述する側壁部41の外形に沿った形状としており、底板部40と側壁部41とを組み合せてケース4を形成した場合、この取付部400は、側壁部41の取付部411と重なる。その他、側壁部41に取付部411を設けず、底板部40の取付部400が側壁部41の外形から突出するような外形としてもよい。各取付部400にはそれぞれ、固定対象にケース4を固定するボルト(図示せず)が挿通されるボルト孔400hが設けられている。ボルト孔400hは、後述する側壁部41のボルト孔411hに連続するように設けられている。ボルト孔400h,411hは、ネジ加工が成されていない貫通孔、ネジ加工がされたネジ孔のいずれも利用でき、個数なども適宜選択することができる。
側壁部41は、矩形枠状体であり、一方の開口部を底板部40により塞いでケース4を組み立てたとき、上記組合体10の周囲を囲むように配置され、他方の開口部が開放される。ここでは、側壁部41は、リアクトル1を固定対象に設置したときに設置側となる領域が上記底板部40の外形に沿った矩形状であり、開放された開口側の領域がコイル2と磁性コア3との組合体10の外周面に沿った曲面形状である。ケース4を組み立てた状態において、コイル2の外周面と側壁部41の内周面とは近接しており、コイル2の外周面と側壁部41の内周面との間隔は、0mm〜1.0mm程度と非常に狭い。また、ここでは、側壁部41の開口側の領域には、組合体10の外側コア部32の台形状面を覆うように配置される庇状部が設けられており、ケース4に収納された組合体10は、図1に示すようにコイル2が露出され、磁性コア3は実質的にケース4の構成材料に覆われる。上記庇状部を具えることで、耐振動性の向上、ケース4(側壁部41)の剛性の向上、その他、組合体10の外部環境からの保護や機械的保護を図ることができる。なお、上記庇状部を省略して、コイル2と共に、両外側コア部32の一方の台形状面がいずれも露出される形態としてもよい。
上記側壁部41の開口側の領域において、一方の外側コア部32の上方を覆う箇所は、端子金具8が固定される端子台410として機能する。
側壁部41の設置側の領域は、底板部40と同様に、四隅のそれぞれから突出する取付部411を具え、各取付部411には、ボルト孔411hが設けられている。ボルト孔411hは、側壁部41の構成材料のみにより形成してもよいし、別材料からなる筒体を配置させて形成してもよい。例えば、側壁部41を樹脂により構成する場合、上記筒体は、例えば、真鍮、鋼、ステンレス鋼などの金属からなる金属管を利用すると、強度に優れることから、樹脂のクリープ変形を抑制することができる。ここでは、金属管を配置してボルト孔411hを形成している。
ケース4の構成材料は、例えば、金属材料とすると、金属材料は一般に熱伝導率が高いことから、放熱性に優れたケースとすることができる。具体的な金属は、例えば、アルミニウムやその合金、マグネシウム(熱伝導率:156W/m・K)やその合金、銅(390W/m・K)やその合金、銀(427W/m・K)やその合金、鉄やオーステナイト系ステンレス鋼(例えば、SUS304:16.7W/m・K)が挙げられる。上記アルミニウムやマグネシウム、及びその合金を利用すると、軽量なケースとすることができ、リアクトルの軽量化に寄与することができる。特に、アルミニウムやその合金は、耐食性にも優れるため、車載部品に好適に利用することができる。金属材料によりケース4を形成する場合、ダイキャストといった鋳造の他、プレス加工などの塑性加工により形成することができる。
底板部40と側壁部41とを一体に接続する手法は、種々の固定材を利用することができる。固定材は、例えば、接着剤やボルトといった締結部材が挙げられる。ここでは、底板部40及び側壁部41にボルト孔(図示せず)を設け、固定材にボルト(図示せず)を利用し、このボルトをねじ込むことで、両者を一体化している。
底板部40において、コイル2のコイル設置面2d(図5)及び外側コア部32のコア設置面32d(図5)が接触する箇所に放熱層42を具える。放熱層42は、熱伝導率が2W/m・K超の絶縁性材料により構成されている。放熱層42は、熱伝導率が高いほど好ましく、3W/m・K以上、特に10W/m・K以上、更に20W/m・K以上、とりわけ30W/m・K以上の材料により構成されることが好ましい。
ケース4内に絶縁性樹脂からなる封止樹脂(図示せず)を充填した形態とすることができる。この場合、巻線2wの端部は、ケース4の外部に引き出して、封止樹脂から露出させる。封止樹脂は、例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂などが挙げられる。また、封止樹脂として、絶縁性及び熱伝導性に優れるフィラー、例えば、窒化珪素、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化ほう素、ムライト、及び炭化珪素から選択される少なくとも1種のセラミックスからなるフィラーを含有すると、放熱性を更に高められる。
上記構成を具えるリアクトル1は、以下のようにして製造することができる。
上記構成を具えるリアクトル1は、通電条件が、例えば、最大電流(直流):100A〜1000A程度、平均電圧:100V〜1000V程度、使用周波数:5kHz〜100kHz程度である用途、代表的には電気自動車やハイブリッド自動車などの車載用電力変換装置の構成部品に好適に利用することができる。
上記構成を具えるリアクトル1は、熱伝導率が2W/m・K超と熱伝導性に優れる放熱層42が底板部40とコイル2との間に介在されることで、使用時に生じたコイル2の熱及び磁性コア3の熱を放熱層42を介して、冷却ベースといった固定対象に効率よく放出できる。従って、リアクトル1は、放熱性に優れる。
上述した実施形態では、底板部と側壁部とが異なる材質で構成された形態を説明したが、両者が同材質で構成された形態とすることができる。例えば、両者をアルミニウムといった放熱性に優れる金属材料で構成すると、リアクトルの放熱性を更に高められる。特に、この形態では、封止樹脂を具える構成とすると、コイルや磁性コアの熱をケースに効率よく伝えられる上に、封止樹脂に絶縁性樹脂を利用することで、コイルの外周面と側壁部の内面との間の絶縁性を高められる。この形態でも、絶縁性材料からなる放熱層を具えることで、コイルのコイル設置面と底板部の内面との間隔を狭められることから、小型である。この形態では、コイルの外周面と側壁部の内面との間に絶縁を確保するための間隔を設ける。
上述した実施形態では、絶縁性接着剤により放熱層が構成された形態を説明したが、窒化アルミニウムやアルミナなどのセラミックスにより放熱層が構成された形態とすることができる。
上述した実施形態では、インシュレータ5の各周壁部51が一対の分割片511,512により構成される形態について説明した。その他、図7に示すインシュレータ5αのように、周壁部51αを一つの筒状体とすることができる。ここでは、インシュレータ5αを詳細に説明し、その他の構成は上述した実施形態と重複するため、説明を省略する。
或いは、磁性コア3の形成にあたり接着剤を用いない別の構成として、例えば、磁性コアを環状に保持可能な帯状締付材(図示せず)を利用することが挙げられる。帯状締付材は、例えば、磁性コアの外周に配置される帯部と、帯部の一端に装着されて帯部がつくるループを所定の長さに固定するロック部とを具えるものが挙げられる。ロック部は、突条を有する帯部の他端側領域が挿通される挿通孔と、この挿通孔に設けられて帯部の上記突条に噛み込む歯部とを有するものが挙げられる。そして、帯部の他端側領域の突条とロック部の歯部とがラチェット機構を構成することで、上記所定の長さのループを固定可能なものが好適に利用できる。
2 コイル 2a,2b コイル素子 2d コイル設置面 2r コイル連結部
2w 巻線
3 磁性コア 31 内側コア部 31e 端面 31m コア片 31g ギャップ材
32 外側コア部 32e 内端面 32d コア設置面
4 ケース 40 底板部 41 側壁部 42 放熱層
400,411 取付部 400h,411h ボルト孔 410 端子台 410c 凹溝
5,5α インシュレータ 51,51α 周壁部 511,512 分割片
513 平板部(設置面部)
514 掛止部 515 窓部 516 係合凹部 516α,526α 嵌合凹凸部
52,52α 枠状部 521 開口部 522 台座 523 突出部 525 突起部
526 係合凸部 527 枠部
6 パッキン
8 端子金具 81 溶接面 82 接続面
9 端子固定部材 91 ボルト
100 固定治具 101 本体 102 コア押付部 103 インシュレータ押付部
104 支持部 105,106 ボルト
Claims (6)
- 巻線を螺旋状に巻回してなるコイルとこのコイルが配置される磁性コアとを有する組合体と、この組合体を収納するケースとを具えるリアクトルであって、
前記組合体は、
前記コイルと前記磁性コアとの間を絶縁するインシュレータを具え、
前記ケースは、
前記リアクトルが固定対象に設置されるときに当該固定対象に固定される底板部と、
前記底板部に固定材により取り付けられ、前記組合体の周囲を囲む側壁部と、
前記底板部の内面に形成されて、当該底板部と前記コイルとの間に介在される放熱層とを具え、
前記底板部の熱伝導率は、前記側壁部の熱伝導率と同等以上であり、
前記放熱層は、熱伝導率が2W/m・K超の絶縁性材料により構成され、
前記インシュレータは、前記コイルの内周面と前記磁性コアとの間に介在される設置面部と、前記コイルを前記放熱層に均一的に接触させるために前記設置面部を前記コイルの内周面に押し付ける押付機構とを具えることを特徴とするリアクトル。 - 前記磁性コアは、
前記コイルが配置される内側コア部と、
前記コイルが配置されず、前記コイルから露出される外側コア部とを具え、
前記インシュレータは、
前記内側コア部の外周に配置されて、前記コイルと前記内側コア部との間に介在される周壁部と、
前記コイルの端面に当接されて、前記コイルと前記外側コア部との間に介在される枠状部とを具え、
前記周壁部及び前記枠状部は、互いに係合する係合部を有し、
前記周壁部は、前記設置面部を有し、
前記枠状部は、前記周壁部と組み合わせたときに前記設置面部を前記コイルの内周面に押し付ける突起部を有し、
前記押付機構は、前記係合部及び前記突起部により構成されることを特徴とする請求項1に記載のリアクトル。 - 前記放熱層は、絶縁性接着剤により構成された多層構造であり、
前記底板部は、導電性材料により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。 - 前記側壁部は、絶縁性材料により構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリアクトル。
- 前記放熱層は、アルミナのフィラーを含有するエポキシ系接着剤により構成された多層構造であり、
前記底板部は、アルミニウム又はアルミニウム合金により構成され、
前記側壁部は、絶縁性樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリアクトル。 - 巻線を螺旋状に巻回してなるコイルと磁性コアとを組み付けて前記コイルと前記磁性コアとの組合体を作製し、底面部とこの底面部に立設されて前記組合体の周囲を囲む側壁部とを具えるケースに前記組合体を収納してリアクトルを製造するリアクトルの製造方法であって、
前記底板部の内面に、熱伝導率が2W/m・K超の絶縁性材料からなる放熱層を形成する工程と、
前記コイルと前記磁性コアとの間に両者を絶縁するインシュレータを配置し、このインシュレータにより前記コイルを前記放熱層に押し付けて、前記コイルを前記放熱層に均一的に接触させる工程と、
前記底板部に固定材により前記側壁部を取り付けて、前記ケースを形成する工程とを具えることを特徴とするリアクトルの製造方法。
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