JP2014229837A - リアクトル装置及びリアクトル装置の製造方法 - Google Patents

リアクトル装置及びリアクトル装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リアクトル装置の冷却性能を向上させることである。【解決手段】リアクトル装置10は、筒状部の両端にそれぞれフランジ部62,64を有するボビンと、ボビンの筒状部の外周に巻回されるコイルと、ボビンの筒状部の中空部に挿入されるコア体92,93と、コア体92,93の底面側部分とコイルの底面側部分とボビンの両端のフランジ部62,64の底面側部分とを露出させて他の部分を一体化して覆うコイル樹脂部14とコア樹脂部16とを備え、ボビンの両端のフランジ部62,64の一方側のフランジ部64は、樹脂がコア体92,93の底面側からコイルの底面側に流れ込まないように樹脂成形の際の金型に当接する当接面74を底面側に有し、樹脂成形の際の樹脂注入圧を受け止めるためにフランジ部64の上面側に所定の受圧面積の受圧面72を底面側と反対側の上面側に有する。【選択図】図2

Description

本発明は、リアクトル装置及びその製造方法に係り、特に、樹脂で一体化されるリアクトル装置及びその製造方法に関する。
コアの外周にコイルを巻回してリアクトル装置とするときに、振動防止や冷却性能向上等のために樹脂で一体化することが行われる。
例えば、特許文献1には、台座とコアとコイルと2つの固定部材を備えるリアクトル装置の製造方法として、コアの両端を台座の両端に設けられる保持部にそれぞれ載せ、一方の固定部材の先端の押付面でコアの一方端を保持部の一方端に押し付け、他方の固定部材の先端の押付面でコアの他方端を保持部の他方端に押し付けて、全体を一体的に樹脂モールドすることが開示される。ここでは、コイルは樹脂を介して台座に取り付けられる。
特開2004−95570号公報
リアクトルは動作することでコイルおよびコアの温度が上昇するが、その発熱を冷却器で放熱するには、樹脂モールドを介するよりも直接的にコイルおよびコアを冷却器に接触させる方が好ましい。したがって、リアクトルが冷却器に接触する部分は、樹脂で覆わずコイルやコアを露出させたい。そこで露出させたい面を樹脂モールドさせる金型に密着させることが考えられるが、密着面の近傍に樹脂が回り込むと、密着面にも樹脂が入り込み、冷却器とリアクトルとが樹脂を介して接触することになり、冷却性能が低下する。
本発明の目的は、冷却性能を向上できるリアクトル装置及びリアクトル装置の製造方法を提供することである。また、他の目的は、樹脂で一体化するときに、冷却器に取り付けて用いられるときの冷却器との接触面に対応する箇所に樹脂が回り込むことを抑制できるリアクトル装置及びリアクトル装置の製造方法を提供することである。さらに他の目的は、樹脂で一体化するときに、少なくとも1箇所は、押圧ピン等の固定手段を用いない簡単な構成で、樹脂が回り込まないようにしたい箇所を金型に押し付けることができるリアクトル装置及びリアクトル装置の製造方法を提供することである。
本発明に係るリアクトル装置は、底面側が冷却器に取り付けられるリアクトル装置であって、筒状部の両端にそれぞれフランジ部を有するボビンと、ボビンの筒状部の外周に巻回されるコイルと、ボビンの筒状部の中空部に挿入されるコアと、コアの底面側部分とコイルの底面側部分とボビンの両端のフランジ部の底面側部分とを露出させて他の部分を一体化して覆う樹脂部と、を備え、ボビンの両端のフランジ部の少なくとも一方側のフランジ部は、樹脂がコアの底面側部分からコイルの底面側部分に流れ込まないように樹脂成形の際の金型に当接する当接面を底面側に有し、樹脂成形の際の樹脂注入圧を受け止めるためにフランジ部の上面側の他の部分よりも板幅を広くした所定の受圧面積の受圧面を底面側と反対側の上面側に有することを特徴とする。
本発明に係るリアクトル装置の製造方法は、底面側が冷却器に取り付けられるリアクトル装置の製造方法であって、筒状部の両端にそれぞれフランジ部を有するボビンの筒状部の外周にコイルを配置し、ボビンの筒状部の中空部にコアを挿入して組立体を形成する組立工程と、コアの底面側部分とコイルの底面側部分とボビンの両端のフランジ部の底面側部分を下金型の上面の所定の当接面に当接させて組立体を配置する配置工程と、ボビンの両端のフランジ部の一方側のフランジ部の上面に設けられ所定の受圧面積を有する受圧面に向かい合う位置に樹脂注入ゲートの位置が配置され、他方側のフランジ部の上面に設けられ所定の押圧面積を有する押圧面に向かい合う位置に押圧ピンの位置が配置される上金型を下金型に向い合せて閉じ、押圧ピンで他方側のフランジ部の底面側を下金型に押し付ける金型閉工程と、樹脂注入ゲートから樹脂を注入し、一方側のフランジ部の受圧面に印加される樹脂注入圧で一方側のフランジ部の底面側を下金型に押し付け、コアの底面側部分とコイルの底面側部分とボビンの両端のフランジ部の底面側部分とを除く他の部分を樹脂で覆う樹脂成形工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るリアクトル装置の製造方法において、上金型は、ボビンの両端部のフランジ部の外側に張り出すコア部の上面に向かい合う位置にコア押圧ピンの位置が配置され、金型閉工程は、上金型を下金型に向い合せて閉じ、コア押圧ピンでコア部の底面側を下金型に押し付けることが好ましい。
上記構成により、冷却器に取り付けられる底面側を下金型に接触させて樹脂部で覆わないようにし、さらに、コイルが巻回されるボビンの両端のフランジ部の上面を押圧ピンによる押圧と、樹脂注入圧をかけ、フランジ部の底面側を下金型に押し付ける。これにより、コイルの底面側にフランジ部の外側から樹脂が回り込むことを抑制でき、リアクトル装置の冷却性能が向上する。
また、ボビンの両端のフランジ部の一方側については、押圧ピンを用いず、樹脂成形の際の樹脂注入圧を利用してフランジ部の底面側を下金型に押し付けるので、押圧ピンの数を少なくでき、押圧機構を簡単な構成とできる。これにより、部品点数と押圧ピンの押圧固定の工数を低減できる。
本発明の実施の形態のリアクトル装置の斜視図である。 (a)は、図1のA−A線に沿った断面図で、(b)は、リアクトル装置の底面図である。 本発明の実施の形態のリアクトルを構成する組立体の斜視図である。 図3のA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態のリアクトルを構成する組立体の分解図である。 図5において、矢印Bからみた図である。 本発明の実施の形態のリアクトル装置の製造方法の手順を示すフローチャートである。 図7のS12の工程を示す図である。 図7のS14の工程を示す図である。 図7のS16,S18の工程を示す図である。 冷却器に本発明の実施の形態のリアクトル装置を取り付けた図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる寸法、材質等は説明のための一例であって、リアクトル装置の仕様に応じて適宜変更が可能である。
以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、リアクトル装置10の斜視図である。リアクトル装置10は、リアクトルを構成するコイル80、コイルが巻回されるボビン、ボビンの中空部に挿入されるコアを含む組立体40を、樹脂部12で一体化したものである。図1に、互いに直交する2つの方向としてのX方向、Y方向、Z方向を示した。なお、+Z方向は、紙面上で上側、−Z方向は、紙面上で下側であるが、以下では必要に応じ、+Z方向を上面側、−Z方向を底面側と呼ぶこととする。
図2(a)は、図1のA−A線に沿ったリアクトル装置10の断面図である。A−A線は、Y方向に平行な方向を有する。図2(b)は、リアクトル装置10の底面図である。リアクトル装置10の底面側は、冷却器130に接触する側である(図11参照)。なお、図2(a),(b)において、樹脂部12を太線と細線を交互に並べた斜線で示した。
図3は、組立体40の斜視図である。図4は、図3のA−A線に沿った組立体40の断面図である。なお、図4で断面を示す斜線を省略した。図3のA−A線は、図1のA−A線と同じである。図5は、組立体40の分解図である。図6は、図5における矢印Bの方向から見た図で、コイル80、ボビン60のフランジ部62、コア体92等の関係を示す図である。
以下に、これらの図を用いて、リアクトル装置10の構成を詳細に説明する。リアクトル装置10は、組立体40と樹脂部12で構成される。組立体40は、図5の分解図に示されるように、筒状部42と筒状部42の両端に設けられるフランジ部62,64とを有するボビン60と、ボビン60の筒状部42の外周に巻回されるコイル80と、ボビン60の筒状部42の中空部に挿入されるコア90を含んで構成される。
ボビン60は、2つの部品を互いに組み合わせて構成される。1つの部品は、図5において左側に図示されている部品で、筒状部42と他方側のフランジ部62が一体化されたものである。もう1つの部品は、図5において右側に図示されている部品で、一方側のフランジ部64である。左側の部品は、矩形板状の形状を有する他方側のフランジ部62における+Y方向側の面に筒状部42として2つの矩形筒部44,45が一体化されて構成される。右側の部品は、矩形板状の形状を有する一方側のフランジ部64において、2つの開口部76,77を有する。2つの開口部76,77は、2つの矩形筒部44,45の外形を通ることができる形状を有する。
ここで、右側の部品を構成する一方側のフランジ部64の2つの開口部76,77に、左側の部品である矩形筒部44,45を通すことで、筒状部42の両端にそれぞれフランジ部62,64を有する鍔付のボビン60が形成される。このようにボビン60を2つの部品に分けることで、ボビンに巻線を直接的に巻回してコイルを形成するのでなく、別の工程で予め巻回したコイル80を筒状部42の外周形状に嵌め込んで用いることができる。これにより、組立体40の組立時間を大幅に短縮できる。
2つの部品でボビン60を構成することに代えて、一体化した鍔付のボビンを樹脂成形等で形成してもよい。その場合には、筒状部の外周に直接的に巻線を巻回してコイルを形成する。この構造を用いるときは、組立体40の組立時間はコイルの巻回時間だけ余分にかかるが、ボビンは1つの部品で済むので、ボビンのコストを低減することができる。
他方側のフランジ部62は、平面的外形形状が略矩形の板材で、U字型形状を有するコア体92の2つの先端部を−Y方向の側から通す2つの矩形開口部を有する。フランジ部62の+Y側の面には、その矩形開口部と断面が同じ大きさの内側中空部を有する2つの矩形筒部44,45が設けられる。
フランジ部62の+Z方向の辺である上面側の辺に設けられる2つの切欠き70,71は、ボビン60に巻回されるコイル80の2つの端子部84,85を通すための端子通し口である。切欠き70,71の間の部分は、後述するように、フランジ部62の−Z方向の辺である底面側の辺を射出成形の下金型に押しつけるための押圧ピンを受け止めるピン受け面66となるので、その部分の板厚を他の部分よりも厚くすることがよい。同様に、フランジ部62の−Z方向の辺である底面側の辺は、射出成形の金型に当接する当接面68となるので、その部分の板厚を他の部分よりも厚くすることがよい。
フランジ部62の+Y方向側の面に設けられる筒状部42は、2つの矩形筒部44,45で構成される。2つの矩形筒部44,45は、同じ形状の矩形枠体である。それぞれの矩形枠体は、コイル80を構成する2つのコイル巻線82,83が挿通できる大きさに設定される外部形状と、コア90を構成する2つのコア体92,93を挿入できる大きさに設定される内側中空部を有する。
図6は、矩形筒部44,45と、コア体92と、コイル巻線82,83の関係を説明するために、図5のB方向から見た様子を示す図である。矩形筒部44,45は、その外周部を構成する4つの辺のそれぞれと、内側中空部の内壁とにスペーサが設けられる。これらのスペーサの形状、配置、材質は、矩形筒部44,45で同じであるので、以下では特に断らない限り、矩形筒部45について説明する。
矩形筒部45の外周部を構成する4つの辺のそれぞれに設けられるスペーサ46,47,48,49は、各辺のそれぞれに取り付けられ、矩形筒部45のY方向端部から突き出すように、Y方向に所定の長さで延びる板材である。スペーサ46,47,48,49は、筒状部42を有するフランジ部62とフランジ部64を組み合わせて鍔付のボビン60を形成するときに、フランジ部62の矩形筒部44,45をフランジ部64の開口部76,77に位置決めする機能を有する。また、スペーサ46,47,48,49は、鍔付のボビン60にコイル80を巻回したときに、矩形筒部44,45の外部形状とコイル80の内側中空部との間においてスペーサ46,47,48,49が配置される箇所以外に空隙を形成し、その空隙に射出成形の樹脂が流れ込みやすくする機能を有する。
矩形筒部44,45と開口部76,77の間の位置決めをさらに容易にするために、図5に示されるように、矩形筒部45のX方向に平行な辺に取り付けられるスペーサ46,47の突出長さは、矩形筒部45のZ方向に平行な辺に取り付けられるスペーサ48,49の突出長さよりも長く設定される。ここで、スペーサ48,49の矩形筒部45のY方向端部からの突出長さは、フランジ部64の開口部77における板厚とほぼ同じか少し長めに設定される。したがって、組立体40が組立てられた状態では、スペーサ48,49の先端部はフランジ部64からほとんど突出しないが、スペーサ46,47の先端部は、図3、図4に示されるように、フランジ部64から突出する。場合によっては、スペーサ46,47の突出長さよりもスペーサ48,49の突出長さをより長く設定してもよい。
矩形筒部45の内側中空部の内壁に設けられるスペーサ50は、矩形筒部45のY方向に沿った長さのほぼ中央の長さの位置に、フランジ状の枠形状で矩形筒部45の中空部の内側に張り出すようにして配置される。スペーサ50は、矩形筒部45の内壁から所定の張出量で、Y方向に沿って所定の長さで設けられる。図6では、スペーサ50の張出量で定まる内側開口部が示され、その内側開口部を通してコア体92の先端部が見える。
スペーサ50は、鍔付のボビン60の筒状部42の中空部に2つのコア体92,93の先端部が向かい合うように挿入されるときに、2つのコア体92,93の先端部の間を所定の磁気ギャップ間隔とする機能を有する。この所定の磁気ギャップ間隔には接着材94,95が設けられる。したがって、スペーサ50の張出量で定まる内側開口部の大きさは、接着材94,95がコア体92,93の周囲にはみ出さないために必要な寸法に設定され、スペーサ50のY方向に沿った長さは、所定の磁気ギャップ間隔の寸法に設定される。
一方側のフランジ部64は、平面的外形形状が略矩形の板材で、スペーサ46,47,48,49が設けられた2つの矩形筒部44,45を通す2つの開口部76,77を有する。フランジ部64の+Z方向の辺である上面側の辺の中央部に設けられる幅広の部分は、後述するように、フランジ部64の−Z方向の辺である底面側の辺を射出成形の下金型に押しつけるために、射出成形のときの樹脂注入圧を受け止める受圧面72である。同様に、フランジ部64の−Z方向の辺である底面側の辺は、射出成形の金型に当接する当接面74となるので、その部分の板厚は、他の部分よりも厚く設定される。
受圧面72の受圧面積は、当接面74における押圧が、射出成形の際の樹脂の流れが完全に遮断できる押付圧となるように、射出成形に用いられる成形樹脂の種類、樹脂注入圧等に基づいて設定される。一例を挙げると、成形樹脂をポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)とし、樹脂注入圧を約80MPaとし、受圧面72以外のフランジ部64の上面における板厚を約1〜2mmとして、受圧面積を約15〜30mm2とすることができる。成形樹脂は、適当な強度と耐熱性を有する樹脂であれば、PPS以外であってもよい。例えば、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂等を用いてもよい。
かかる構造のボビン60は、左側の部品について、他方側のフランジ部62と筒状部42とスペーサ46,47,48,49,50を別々の部品で製作し、これらを接着剤等で一体化したものを用いることができる。あるいは、樹脂成形によって、左側の部品を1つの成形品として一体化成形してもよい。右側の部品は、樹脂成形によって所定の形状としたものを用いることができる。あるいは、開口部76,77以外の所定の形状を有するものを樹脂成形によって制作し、開口部76,77を後加工によって形成してもよい。ボビン60の材質としては、適当な強度と耐熱性を有する樹脂が用いられる。例えば、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂等を用いることができる。
コイル80は、ボビン60の筒状部42の外周に巻回される巻線である。ここでは、筒状部42を構成する2つの矩形筒部44,45の外周部に、それぞれ巻方向を逆として1つの巻線が巻回される。1つの巻線の両端は、端子部84,85として引き出される。コイル80のうち、矩形筒部44に巻回される部分をコイル巻線82、矩形筒部45に巻回される部分をコイル巻線83として区別する。巻線としては、絶縁被覆された導線が用いられる。導線としては、断面が矩形形状の平角線を用いることができる。平角線以外の導線、例えば、断面が円形の丸線を用いてもよい。また、1本の巻線とは、単線の導線でもよいが、複数の単線の集合した集合線であってもよい。
コア90は、ボビン60の筒状部42の中空部に挿入される円環状の磁性体である。組立性を考慮して、コア90は、2つのU字型形状のコア体92,93で構成される。図5で左側のU字型形状のコア体92の2つの先端部は、フランジ部62の側から2つの矩形筒部44,45の内側中空部に挿入され、右側のU字型形状のコア体93の2つの先端部は、フランジ部64の側から2つの矩形筒部44,45の内側中空部に挿入される。2つのU字型形状のコア体92,93のそれぞれの挿入深さは、それぞれの先端部が2つの矩形筒部44,45の内側中空部のところで突き合わされるように設定される。
かかるコア90は、電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いたものを積層して形成したものが用いられる。これに代えて、磁性粉末を焼結し、所定の形状としたものを用いてもよい。
接着材94,95は、2つのU字型形状のコア体92,93の先端部が突き合わされる箇所に配置される。接着材94,95の厚さは、磁気ギャップ間隔となるので、これを一定とするために、上記のように、矩形筒部44,45にスペーサ50が設けられる。接着材94,95は、コア体93またはコア体92の先端部に予め塗布するものとできる。あるいは、加圧することで接着性が発現する感圧性接着材を用いてもよい。
以上が組立体40を構成する各要素の説明である。組立体40を組み立てるには、コア体92,93とコイル80を別工程で予め準備する。そして、ボビン60を構成する左側の部品と右側の部品も樹脂成形等によって準備する。このように、各構成要素が準備されると、ボビン60の左側の部品の筒状部42の外周部にコイル80の内側中空部を合わせて嵌め込み、コイル80の+Y方向に突き出すスペーサ46,47,48,49にボビン60の右側の部品であるフランジ部64の開口部76,77の位置を合わせる。このようにして、ボビン60の両端のフランジ部62,64の間にコイル80が配置されたものが出来上がる。次に、ボビン60のフランジ部62の2つの開口部にコア体92の先端部を挿入し、フランジ部64の2つの開口部76,77にコア体93の先端部を挿入する。このとき、接着材94,95をコア体93の先端部に配置しておく。こうして接着材94,95が硬化すると、一体化された組立体40となる。接着材94,95の硬化のために適当に加熱してもよい。
図3は、そのようにして得られた組立体40の斜視図である。図4は、図3のA−A線に沿った断面図である。図3、図4に示すように、組立体40には、フランジ部64に所定の受圧面積を有する受圧面72が設けられている。受圧面72は、フランジ部64の上面側の他の部分よりも板幅を広くした部分である。受圧面72の幅広部分は、フランジ部64の上面側から底面側に向かって適当な長さで延びる。図3では幅広部分の底面とコア体93の上面との間の隙間73が示される。この隙間73に樹脂が注入されても、幅広部分の上面側面積と底面側面積に差を設けることで、受圧面72で樹脂成形の際の樹脂注入圧を受け止めてフランジ部64を底面側に押すことができる。
リアクトル装置10は、組立体40におけるコア90の底面側部分とコイル80の底面側部分とボビン60の両端のフランジ部62,64の底面側部分とを露出させて他の部分を樹脂部12で覆って一体化したものである。図1は、そのようにして底面側部分を露出させながら組立体40を樹脂部12で覆ったリアクトル装置10の斜視図である。樹脂部12は、コイル80の部分を覆うコイル樹脂部14と、コア90を覆うコア樹脂部16とを分けて示した。図2(a)は、図1のA−A線に沿った断面図である。
なお、図1,図2(a)において、コイル樹脂部14の上に設けられる温度センサ34は、コイル80の温度を検出する温度検出手段で、温度センサ34に接続される導体バネ36は、コイル80の表面に押し付けられてその温度を温度センサ34に伝達する温度伝達手段である。
樹脂部12で組立体40を覆うために射出成形が行われるが、図1、図2(a)に、射出成形の際に樹脂が注入されるゲート跡32が示される。ゲート跡32の位置は、図2(a)に示されるように、フランジ部64の受圧面72の真上である。すなわち、射出成形の際に、ゲートから注入された樹脂の注入圧は受圧面72で受け止められ、フランジ部64は−Z方向に押し付けられる。また、図1、図2(a)には、射出成形の際に、フランジ部62、コア体92、コア体93をそれぞれ−Z方向に押し付けるために用いられた押圧ピンが挿入された穴跡26,28,30が示される。
このように、射出成形の際に、フランジ部62,64、コア体92,93は−Z方向に押し付けられるので、押し付けられる相手側を射出成形の下金型とすると、押し付けられた部分に射出成型の際の樹脂が回り込まず、露出面となる。特に、フランジ部64は、ゲート跡32の位置の真下に受圧面72が位置し、受圧面72の真下に当接面74が位置するので、ゲート跡32の真下のフランジ部64の底面側は露出面となる。
図2(a)では、コア体92の底面側の露出面96、コア体93の底面側の露出面97が示される。フランジ部62の当接面68、フランジ部64の当接面74も下金型に当接するので、露出面となる。ここで、フランジ部62の当接面68とフランジ部64の当接面74の間に配置されるコイル巻線82の底面側を下金型に接触するようにすることで、当接面68と当接面74の間には樹脂が流れ込まない。したがって、コイル巻線82の底面側も露出面となる。
図2(b)は、リアクトル装置10の底面図である。樹脂部12は、太線と細線とを交互に並べた斜線で示されるが、ここで樹脂部12のうち、コイル80を覆うコイル樹脂部14は現れない。コア樹脂部16は、コア体92とコア体93の周囲を覆う部分のみが現れる。図2(b)に示されるように、リアクトル装置10の底面側では、コア体92の露出面96、コア体93の露出面97が示され、フランジ部62の当接面68とフランジ部64の当接面74も露出し、その間に配置されるコイル巻線82も露出する。
かかる構成のリアクトル装置10の製造方法について、図7から図11を用いてさらに詳細に説明する。図7は、リアクトル装置10の製造方法に関するフローチャートで、完成したリアクトル装置10を冷却器130に取り付ける手順までを示す。図8から図10は、図7の中のいくつかの手順の内容を示す図である。
リアクトル装置10を製造するには、まず、組立体40を組立てる(S10)。組立体40の組立手順については、図5を用いて各要素の説明をした後に既に述べたので、その詳細は省略する。組立体40が得られると、組立体40を射出成形用の下金型に配置する(S12)。
図8は、下金型100に組立体40を配置した断面図である。組立体40の部分は図4と同じ内容であるので、その詳細は省略する。ここでは、組立体40の底面側の露出面が下金型100の上面に当接するように配置される。すなわち、フランジ部62は、当接面68で下金型100の上面に当接し、フランジ部64は、当接面74で下金型100の上面に当接する。また、コア体92は、底面側の当接面102で下金型100の上面に当接し、コア体93は、底面側の当接面104で下金型100の上面に当接し、コイル80は、底面側の当接面106で下金型100の上面に当接する。
次に、上金型を下金型100に向い合せて、1つの射出成型金型を形成するように閉じる(S14)。
図9は、組立体40が配置された状態の下金型100に向い合せて上金型110を配置して、下金型100と上金型110を固定した状態を示す図である。上金型110には、組立体40の周囲に樹脂が充填できる空間であるキャビティ113が設けられる。また、上金型110には、4つの穴が設けられる。そのうちの1つは、射出成形用の樹脂が注入されるゲート112である。ゲート112の位置は、組立体40のフランジ部64に設けられる受圧面72の真上に来るように設定される。残りの3つの穴は、押圧ピンの挿入用穴114,116,118である。挿入用穴114,116,118には、それぞれ、コア体92の上面を押圧する押圧ピン120、コア体93の上面を押圧する押圧ピン122、フランジ部62の上面のピン受け面66を押圧する押圧ピン124が挿入される。押圧ピン120,122,124は棒状の形状を有する押圧棒を用いることができる。
次に、各押圧ピン120,122,124の押圧が行われる(S16)。押圧ピン120,122,124の押圧は、各押圧ピン120,122,124の先端がそれぞれ、コア体92の上面、コア体93の上面、フランジ部62のピン受け面66に押し当てられ、
その状態のまま、上金型110のキャビティ113に樹脂が充填されたときに浮き上がらないように適当な押圧PPが与えられて固定される。図10に、図9の状態から、各押圧ピン120,122,124が下金型100の方向に押し下げられ、押圧PPが与えられる様子を示した。
押圧固定の方法は、各押圧ピン120,122,124の高さ位置を上金型110に対して固定するピン固定手段を用いることができる。押圧PPを所定値に保持したい場合には、適当な押圧バネを用いることができる。これらに代えて、ピン駆動装置を用いて、所定のピン高さ位置で保持するものとしてもよい。これによって、フランジ部62の底面側の当接面68、コア体92の底面側の当接面102、コア体93の底面側の当接面104のそれぞれが、下金型100の上面に隙間なく当接される。
次に、樹脂注入圧でボビン60のフランジ部64を下金型100に押し付けながら、樹脂成形が行われる(S18)。図10は、上金型110のゲート112に、射出成型機128が接続され、射出成型機128の加圧溶融樹脂が樹脂注入圧PIでゲート112を通ってキャビティ113に流されるときを示した。このとき、樹脂注入圧PIは、ゲート112の真下に設けられる受圧面72にまず衝突し、フランジ部64を下金型100の方に押圧する。これによって、フランジ部64の底面側の当接面74は、下金型100の上面に隙間なく当接される。キャビティ113に樹脂が十分に回り込むまで樹脂注入が行われ、その後、樹脂が固化に必要な時間の間、キャビティ113の中の樹脂圧は一定に保持される(保圧工程)。この保圧工程により、フランジ部64の底面側は下金型100に押し付けられた状態を維持でき、途中で下金型100から浮くことがない。
上記のように、樹脂成形を行う際に、組立体40の所定の箇所に樹脂が流れ込まないようにするには、押圧ピンと押圧機構を用いて組立体40の所定の箇所を金型に押し付ける方法をとることができるが、押付箇所が多くなるほど、押圧ピンと押圧機構の数が増加する。これによって、射出成形に要する部品点数が増加し、また押圧ピンを押圧固定する工数が増加する。上記のように、押圧ピンの押圧に代えて、樹脂注入圧を利用して組立体40の所定の箇所を金型に押し付けることで、少なくともゲート位置に対応する1箇所は、押圧ピンと押圧機構を省略でき、部品点数と押圧固定の工数を低減できる。また、押圧ピンと押圧機構を含めた金型を小型化できる。
したがって、組立体40の底面側で下金型100の上面に当接する部分には樹脂が流れ込まない。すなわち、コア体92の当接面102、コア体93の当接面104には樹脂が流れ込まない。また、フランジ部62の当接面68、フランジ部64の当接面74にも樹脂が流れ込まない。コイル80の底面側の当接面は、巻線の凹凸があって平坦面でなく、下金型100の上面と隙間なく当接しているわけではないが、その両側におけるフランジ部62の当接面68とフランジ部64の当接面74が下金型100の上面と隙間なく当接しているので、フランジ部62とフランジ部64の間の空間には樹脂が回り込まない。したがって、フランジ部62とフランジ部64の間の空間に配置されるコイル80の底面側には、樹脂が回り込まない。
キャビティ113内の樹脂が固化するのに必要な時間が経過すると樹脂成形が終了する。樹脂成形が終了すると、射出成型機128が上金型110のゲート112から外され、ゲート112から突き出た固化樹脂を切り取って、上金型110を開き、樹脂部12で覆われた組立体40であるリアクトル装置10を取り出す(S20)。その状態のリアクトル装置10は、図1、図2に説明した状態である。
得られたリアクトル装置10は、その後、冷却器に取り付けられる(S22)。図11は、冷却器130にリアクトル装置10を取り付けた様子を示す図である。冷却器130は、金属等の放熱性のよい材質で作られ、冷媒が流れる冷媒通路132を有する。また、リアクトル装置10を取り付けるボルト等の締結具134,136が設けられる。
冷却器130の上面には、リアクトル装置10の底面を密着して受け入れる凹部が設けられる。これにより、リアクトル装置10の底面側におけるコア体92の当接面102、コア体93の当接面104、コイル80の当接面106が樹脂を介することのない露出面の状態で、冷却器130に接触する。したがって、リアクトル装置10の放熱性能が十分に高いものとできる。
10 リアクトル装置、12 樹脂部、14 コイル樹脂部、16 コア樹脂部、26,28,30 穴跡、32 ゲート跡、34 温度センサ、36 導体バネ、40 組立体、42 筒状部、44,45 矩形筒部、46,47,48,49,50 スペーサ、60 ボビン、62,64 フランジ部、66 ピン受け面、68,74,102,104,106 当接面、72 受圧面、76,77 開口部、80 コイル、82,83 コイル巻線、84,85 端子部、90 コア、92,93 コア体、94,95 接着材、96,97 露出面、100 下金型、110 上金型、112 ゲート、113 キャビティ、114,116,118 挿入用穴、120,122,124 押圧ピン、128 射出成型機、130 冷却器、132 冷媒通路、134,136 締結具。

Claims (3)

  1. 底面側が冷却器に取り付けられるリアクトル装置であって、
    筒状部の両端にそれぞれフランジ部を有するボビンと、
    ボビンの筒状部の外周に巻回されるコイルと、
    ボビンの筒状部の中空部に挿入されるコアと、
    コアの底面側部分とコイルの底面側部分とボビンの両端のフランジ部の底面側部分とを露出させて他の部分を一体化して覆う樹脂部と、
    を備え、
    ボビンの両端のフランジ部の少なくとも一方側のフランジ部は、
    樹脂がコアの底面側部分からコイルの底面側部分に流れ込まないように樹脂成形の際の金型に当接する当接面を底面側に有し、樹脂成形の際の樹脂注入圧を受け止めるためにフランジ部の上面側の他の部分よりも板幅を広くした所定の受圧面積の受圧面を底面側と反対側の上面側に有することを特徴とするリアクトル装置。
  2. 底面側が冷却器に取り付けられるリアクトル装置の製造方法であって、
    筒状部の両端にそれぞれフランジ部を有するボビンの筒状部の外周にコイルを配置し、ボビンの筒状部の中空部にコアを挿入して組立体を形成する組立工程と、
    コアの底面側部分とコイルの底面側部分とボビンの両端のフランジ部の底面側部分を下金型の上面の所定の当接面に当接させて組立体を配置する配置工程と、
    ボビンの両端のフランジ部の一方側のフランジ部の上面に設けられ所定の受圧面積を有する受圧面に向かい合う位置に樹脂注入ゲートの位置が配置され、他方側のフランジ部の上面に設けられ所定の押圧面積を有する押圧面に向かい合う位置に押圧ピンの位置が配置される上金型を下金型に向い合せて閉じ、押圧ピンで他方側のフランジ部の底面側を下金型に押し付ける金型閉工程と、
    樹脂注入ゲートから樹脂を注入し、一方側のフランジ部の受圧面に印加される樹脂注入圧で一方側のフランジ部の底面側を下金型に押し付け、コアの底面側部分とコイルの底面側部分とボビンの両端のフランジ部の底面側部分とを除く他の部分を樹脂で覆う樹脂成形工程と、
    を含むことを特徴とするリアクトル装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載のリアクトル装置の製造方法において、
    上金型は、ボビンの両端部のフランジ部の外側に張り出すコア部の上面に向かい合う位置にコア押圧ピンの位置が配置され、
    金型閉工程は、上金型を下金型に向い合せて閉じ、コア押圧ピンでコア部の底面側を下金型に押し付けることを特徴とするリアクトル装置の製造方法。
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