JP7307661B2 - バスバーアセンブリ - Google Patents
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Description
図1~図8を参照して、実施形態のバスバーアセンブリ1を説明する。バスバーアセンブリ1は、車載用ノイズフィルタとして用いられる。図1~図3に示すように、バスバーアセンブリ1は、コア2、バスバー3、スペーサ4、モールド部5を有する。なお、各図に示す部材の説明では、バスバー3の両端が突出した側を上、その反対側を底とする。ただし、ここで説明する上や底は、バスバーアセンブリ1が実際に使用される際の位置関係を示すものではない。
図4に示すように、コア2は、それぞれ磁性材料を含み形成され、貫通孔21を有する環状の部材である。本実施形態のコア2としては、2つのコア2A、コア2Bを用いる。以下、コア2A、2Bを区別しない場合には、コア2として説明する。
図2及び図5に示すように、バスバー3は、導電性を有し、コア2の貫通孔21を貫通する部材である。バスバー3は、例えば銅の平板であり、フラットワイズ曲げによりU字形に形成されている。バスバー3は、互いに平行な2枚の端子部31A、31B、端子部31A、31Bを連結する連結部32、連結部32から突出した取付部33を有する。
図2及び図6(A)、(B)に示すように、スペーサ4Aa、4Ab、4Ba、4Bbは、バスバー3を、貫通孔21との間に間隔が空くように支持する絶縁性の部材である。本実施形態では、4つのスペーサ4Aa、4Ab、4Ba、4Bbを用いる。4つのスペーサ4Aa、4Ab、4Ba、4Bbは、同一の大きさと形状である。以下、スペーサ4Aa、4Ab、4Ba、4Bbを区別しない場合には、スペーサ4とする。
図2及び図7に示すように、モールド部5は、絶縁性の樹脂により形成され、コア2の外表面に密着することによりコア2を覆う部材である。密着するとは、コア2とモールド部5とが一体化すること、つまり、互いに接して固定されることをいい、あらかじめ作成された樹脂のケースにコアが収容されるような場合を含まない。覆うとは、全体を完全に覆うのではなく、一部にコア2に密着していない部分があったり、コア2が露出している部分がある場合を含む。モールド部5は、第1のモールド部51A、51B、第2のモールド部52を有する。第1のモールド部51A、51Bは、コア2A、2Bをそれぞれ個別に覆う部材である。第2のモールド部52は、第1のモールド部51A、51Bを覆う部材である。以下、第1のモールド部51A、51Bを区別しない場合には、第1のモールド部51として説明する。
上記のような本実施形態のバスバーアセンブリ1は、次のようにして組み立てられる。まず、コア2A、コア2Bを、金型Dにセットして、射出成型により、第1のモールド部51を形成する。
(1)本実施形態のバスバーアセンブリ1は、磁性材料を含み形成され、貫通孔21を有する環状のコア2と、導電性を有し、貫通孔21を貫通したバスバー3と、バスバー3と貫通孔21との間に間隔が空くように、バスバー3を支持する絶縁性のスペーサ4と、絶縁性の樹脂により形成され、コア2の外表面に密着することによりコア2を覆うモールド部5と、を有する。そして、貫通孔21の少なくとも一方の端部を含むコア2の端面とスペーサ4との間に設けられ、モールド部5がコア2に密着していない空隙Sと、モールド部5に設けられ、コア2の側面24の一部が露出した開口521と、を有する。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではない。その他の様々な形態で実施され
ることが可能であって、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を
行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲、要旨、その均等の範囲
に含まれる。
2、2A、2B コア
3 バスバー
4、4Aa、4Ab、4Ba、4Bb スペーサ
5 モールド部
6 ナット
6a 開口
21 貫通孔
22 上面
23 底面
24 側面
31、31A、31B 端子部
32 連結部
33 取付部
33a 取付孔
41 スリーブ
42 鍔部
42a 開口
42b 曲面
51、51A、51B 第1のモールド部
52 第2のモールド部
241 広面
242 狭面
511、512、513、521、522 開口
523 フランジ部
523a 環状溝
Claims (6)
- 磁性材料を含み形成され、貫通孔を有する環状のコアと、
導電性を有し、前記貫通孔を貫通したバスバーと、
前記バスバーと前記貫通孔との間に間隔が空くように、前記バスバーを支持する絶縁性のスペーサと、
絶縁性の樹脂により形成され、前記コアの外表面に密着することにより前記コアを覆うモールド部と、
前記貫通孔の少なくとも一方の端部を含む前記コアの端面と前記スペーサとの間に設けられ、前記モールド部が前記コアに密着していない空隙と、
前記モールド部に設けられ、前記コアの側面の一部が露出した開口と、
を有することを特徴とするバスバーアセンブリ。 - 前記スペーサは、前記貫通孔の両端を含む前記コアの一対の端面に対応してそれぞれ設けられ、
前記空隙は、前記コアの一対の端面と前記スペーサとの間にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載のバスバーアセンブリ。 - 前記スペーサは、
一端が前記貫通孔の一部に挿入された筒状のスリーブと、
前記スリーブの他端が拡径された鍔部と、
を有し、
前記鍔部と前記コアの端面との間に、前記空隙が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバスバーアセンブリ。 - 前記モールド部は、
前記コアと前記スペーサとの間に介在することにより、前記空隙を形成する第1のモールド部と、
前記第1のモールド部を覆う第2のモールド部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバスバーアセンブリ。 - 前記コアは前記貫通孔を2つ有し、
前記バスバーは、両端が前記2つの貫通孔を貫通したU字形であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のバスバーアセンブリ。 - 前記モールド部には、前記開口により露出した前記コアの側面と反対側に、前記樹脂の注入痕が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバスバーアセンブリ。
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