JP6084407B2 - リアクトル - Google Patents
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Description
(1)リアクトルのコアの脚部に筒状のボビンが装着され、このボビンの外周にコイルが巻回されている。
(2)前記ボビンにおけるコイル巻回部には、コイルの軸方向に伸びるセンサ装着用の凹部が形成されている。
(3)前記凹部内に装着されたセンサは、ボビンの外周に巻回されたコイルの内周面とボビンの内側に挿入されたコアの外周面の少なくとも1つによって、凹部内に位置決めされている。
(4)前記ボビンにおけるコイル巻回部の端部には、巻回部の表面よりも突出した端面板が一体に形成されている。
(5)前記端面板には、その外面から前記凹部の一端の開口部に向かって、前記凹部の軸方向に対して傾斜した方向から貫通する挿入穴が形成されている。
(6)前記挿入穴はセンサを挿通できる大きさを有し、その縁の一部には前記凹部の軸方向に直角な断面と重なる係止部が形成されている。
(7)前記凹部内に装着されたセンサは、その端部が前記挿入穴の縁に設けられた係止部と係合することによって、凹部の軸方向に対する位置決めがなされている。
(1)リアクトルの中心部分にコアの脚部が配置され、その脚部に筒状のボビンが装着され、このボビンの外周にコイルが巻回されている。
(2)前記ボビンにおけるコイル巻回部の外周面には、コイルの軸方向に伸びるセンサ装着用の凹部が形成されている。
(3)前記凹部内に装着されたセンサは、ボビンの外周に巻回されたコイルの内周面によって、凹部内からボビンの外周方向に飛び出さないように押さえられている。
(4)前記ボビンにおけるコイル巻回部の端部には、巻回部の表面よりも突出した端面板が一体に形成されている。
(5)前記端面板には、その外面から前記凹部の一端の開口部に向かって、前記凹部の軸方向に対して傾斜した方向から貫通する挿入穴が形成されている。
(6)前記挿入穴はセンサを挿通できる大きさを有し、その縁の一部には前記凹部の軸方向に直角な断面と重なる係止部が形成されている。
(7)前記凹部内に装着されたセンサは、その端部が前記挿入穴の縁に設けられた係止部と係合することによって、凹部の軸方向に対する位置決めがなされている。
[1−1.構成]
図1から図4に示すとおり、本実施形態のリアクトルは、2つのE字型の分割コア10a,10bを組み合わせてなるコアと、このコアの中心脚11a,11bに装着された2つの分割ボビン20a,20bと、この分割ボビン20a,20bの外周に装着されたコイル30とから構成されている。
このような構成を有する本実施形態のリアクトルを組み立てるには、まず、図5に示すようにケース40の内側に位置する一方の分割ボビン20bの凹部25b内に温度センサ60を装着する。この装着工程を、図6(a)〜(e)に示す。
本実施形態のリアクトルは、コアの外周に装着するコイル巻回用の分割ボビン20a,20bの外周に凹部25a,25bを設け、この凹部25a,25b内に温度センサ60を装着することで、コアとコイルとの間に温度センサ60を装着することができる。その結果、リアクトルの温度を精度良く検出することが可能になる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような他の実施形態も含有する。
10a,10b…分割コア
11a,11b…中心脚
20a,20b…分割ボビン
21a,21b…コイル巻回部
22a,22b…端面板
23,24…係止部材
25a,25b…温度センサ装着用の凹部
26a,26b…挿入穴
27a,27b…係止部
28a,28b…ブラケット
29…ねじ挿入穴
30…コイル
31a,31b…保持部材
32a,32b…通電バー
33a,33b…端子
40…ケース
41…止めねじ
50…樹脂
60…温度センサ
61…リード
62…コネクタ
Claims (6)
- リアクトルのコアの脚部に筒状のボビンが装着され、このボビンの外周にコイルが巻回されているリアクトルにおいて、
前記ボビンにおけるコイル巻回部には、コイルの軸方向に伸びるセンサ装着用の凹部が形成され、
前記凹部内に装着されたセンサは、ボビンの外周に巻回されたコイルの内周面とボビンの内側に挿入されたコアの外周面の少なくとも1つによって、凹部内に位置決めされ、
前記ボビンにおけるコイル巻回部の端部には、巻回部の表面よりも突出した端面板が一体に形成され、
前記端面板には、その外面から前記凹部の一端の開口部に向かって、前記凹部の軸方向に対して傾斜した方向から貫通する挿入穴が形成され、
前記挿入穴はセンサを挿通できる大きさを有し、その縁の一部には前記凹部の軸方向に直角な断面と重なる係止部が形成され、
前記凹部内に装着されたセンサは、その端部が前記挿入穴の縁に設けられた係止部と係合することによって、凹部の軸方向に対する位置決めがなされていることを特徴とするリアクトル。 - リアクトルの中心部分にコアの脚部が配置され、その脚部に筒状のボビンが装着され、このボビンの外周にコイルが巻回されているリアクトルにおいて、
前記ボビンにおけるコイル巻回部の外周面には、コイルの軸方向に伸びるセンサ装着用の凹部が形成され、
前記凹部内に装着されたセンサは、ボビンの外周に巻回されたコイルの内周面によって、凹部内からボビンの外周方向に飛び出さないように押さえられ、
前記ボビンにおけるコイル巻回部の端部には、巻回部の表面よりも突出した端面板が一体に形成され、
前記端面板には、その外面から前記凹部の一端の開口部に向かって、前記凹部の軸方向に対して傾斜した方向から貫通する挿入穴が形成され、
前記挿入穴はセンサを挿通できる大きさを有し、その縁の一部には前記凹部の軸方向に直角な断面と重なる係止部が形成され、
前記凹部内に装着されたセンサは、その端部が前記挿入穴の縁に設けられた係止部と係合することによって、凹部の軸方向に対する位置決めがなされていることを特徴とするリアクトル。 - 前記コアが、2つのE字型の分割コアを突き合わせることで、中心脚及び左右の脚部を構成したものであり、少なくともその中心脚に前記ボビンを介してコイルが巻回されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
- 前記中心脚の外周に装着するボビンが、2つのE字型の分割コアの中心脚に装着される2つの分割ボビンから構成され、2つのE字型の分割コアを突き合わせた状態において、2つの分割コアが突き合わされて中心脚の外周に筒状のボビンが形成されていることを特徴とする請求項3に記載のリアクトル。
- 前記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された2個のリアクトルを、各リアクトルの中心脚が同一方向となるように1つのケース内に収納し、このケースと2個のリアクトルの空隙部に樹脂を充填すると共に、前記2個のリアクトルの対向部分から、各リアクトルに装着したセンサのリードを引き出することにより、前記2個のリアクトルの対向面を中心として各リアクトルのセンサを対称形に配置したことを特徴とするリアクトル。
- 前記センサが温度センサであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のリアクトル。
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JP2012194584A JP6084407B2 (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | リアクトル |
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