JP5917996B2 - リアクトル - Google Patents
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Description
(1)樹脂部材の内部にコア材が収容された環状のコア部と、前記コア部に巻回されたコイルとを備えたリアクトル本体を有する。
(2)リアクトル本体は収容部に収容される。
(3)リアクトル本体と収容部との間に充填材が充填される。
(4)コア部には、収容部の開口端に近接して上方に延びる充填材流出防止部が設けられている。
[1−1.構成]
図1又は図2に示すとおり、本実施形態のリアクトルは、リアクトル本体1と、収容部としてリアクトル本体1を収容する矩形のケース2とから構成される。リアクトル本体1は、樹脂部材3の内部にコア材が収容された環状のコア部10と、コア部10に巻回されたコイル50とから構成される。図示されていないが、リアクトル本体1とケース2との隙間には充填材が充填されている。さらに、コア部10には、ケース2の開口端に近接して上方に延びる充填材流出防止部15が設けられている。
本実施形態のリアクトルは、上述のような構成を有するものであって、このリアクトルを製造する方法は、次の通りである。
(1)分割脚部11a,11b、ヨーク部11c、鍔部11d、肩部15a、及び腕部15bを形成することのできる金型内に、U字形状の第1のヨーク部側コア材21と固定金具8をセットする。金型内に樹脂を充填して固化した後、作製された樹脂部材3を金型から取り出す。分割脚部11a,11bのコア装着部14a,14b内にスペーサ5とI字形の脚部側コア材41,42,43を挿入する。この場合、各コア材とスペーサとは単にコア装着部14a,14b内に挿入しても良く、又は各部材間を接着剤によって接合しても良い。このようにして、第1の分割コア11が作製される。
本実施形態のリアクトルは、次のような効果を奏する。
(1)本実施形態において、樹脂部材3の内部に各コア材が収容された環状のコア部10とコア部10に巻回されるコイル50とを備えたリアクトル本体1が、放熱用のケース2に収容されることによりリアクトルが構成される。充填材はリアクトル本体1とケース2との間に充填される。コア部10には、ケース2の開口端に近接して上方に延びる充填材流出防止部15が設けられている。
次に、第2の実施形態について、図5及び図6を参照して説明する。なお、第1の実施形態の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し詳細な説明を省略する。
(1)上述の実施形態では、リアクトル本体1を放熱用のケース2に収容していたが、ケース2をリアクトル本体1の底部に敷く底板に代え、腕部の下端をこの底板に当接するまで延長しても良い。この場合は、充填材は底板と腕部により形成される空間に充填することができる。アルミニウム製のケース2を面積の小さい底板に代えることができるため、リアクトルをより小型化することができる。さらに使用するアルミニウムの量も減らすことができるため、製造コストをより低減することができる。
2 ケース
2a ネジ孔
3 樹脂部材
10 コア部
11 第1の分割コア
12 第2の分割コア
11a,11b,12a,12b 脚部
11c,12c ヨーク部
11d,12d 鍔部
14a,14b コア装着部
5 スペーサ
6 舌片
7 凹部
8 固定金具
9 ボルト
15 充填材流出防止部
15a,15d 肩部
15b,15c 腕部
15e 切り欠き
21 第1のヨーク部側コア材
22 第2のヨーク部側コア材
41,42,43 脚部側コア材
50 コイル
51 引出端子
151,152,153,154 分割腕部
Claims (6)
- 樹脂部材の内部にコア材が収容された環状のコア部と、前記コア部に巻回されたコイルとを備えたリアクトル本体と、
前記リアクトル本体を収容する収容部と、
前記リアクトル本体と前記収容部との間に充填された充填材と、を有し、
前記コア部には、前記収容部の開口端に近接して上方に延びる充填材流出防止部が設けられていることを特徴とするリアクトル。 - 前記コア部は、平行に並んだ2本の脚部と、当該2本の脚部を両端で接続する2つのヨーク部とを備えることにより環状に形成され、
前記コイルは前記2本の脚部の外周に配置され、
前記充填材流出防止部は、前記ヨーク部から立ち上がって前記2本の脚部と平行に延び、下端が前記収容部の開口端に近接する腕部を備えることを特徴とする請求項1記載のリアクトル。 - 前記充填材流出防止部は、前記ヨーク部の上方に延設された肩部を有し、前記腕部は前記肩部の両端から屈曲して前記2本の脚部と平行に延びることを特徴とする請求項2記載のリアクトル。
- 前記コア部は第1の分割コアと第2の分割コアとから構成され、当該第1の分割コアと第2の分割コアとは、前記2本の脚部を分割することにより形成された2本の分割脚部と、当該2本の分割脚部を一端で接続する1つのヨーク部とをそれぞれに備え、
前記充填材流出防止部の腕部は前記第1の分割コアに設けられた肩部から延び、前記第2の分割コアの肩部に当接するように構成されていることを特徴とする請求項3記載のリアクトル。 - 前記コア部は第1の分割コアと第2の分割コアとから構成され、当該第1の分割コアと第2の分割コアとは、前記2本の脚部を分割することにより形成された2本の分割脚部と、当該2本の分割脚部を一端で接続する1つのヨーク部とをそれぞれに備え、
前記第1の分割コア及び前記第2の分割コアのそれぞれの肩部からは2本の分割腕部が延び、各分割腕部の端部同士が係合して前記充填材流出防止部の腕部が形成されていることを特徴とする請求項3記載のリアクトル。 - 樹脂部材の内部にコア材が収容された環状のコア部と、前記コア部に巻回されたコイルとを備えたリアクトル本体と、
前記リアクトル本体の底部に敷設された底板と、を有し、
前記コア部には、前記ヨーク部から立ち上がって前記2本の脚部と平行に延び、下端が前記底板に当接する腕部を含む充填材流出防止部が設けられ、
前記リアクトル本体と前記充填材流出防止部との間に充填材が充填されることを特徴とするリアクトル。
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