JP6578187B2 - リアクトル - Google Patents
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Description
(1)前記保持部は、前記リアクトルの上下方向に対して斜め下方に延び、前記センサの側部を支持する傾斜部と、前記傾斜部の先端から折れ曲がってなり、前記傾斜部と対向し前記センサと当接する折れ曲がり部と、を有し、前記折れ曲がり部は、前記傾斜部の先端から屈曲して設けられ、前記センサの底部を支持する屈曲部と、前記屈曲部から上方に延びる先端部と、前記先端部から前記傾斜部に向かって張り出した前記センサの側部に当接する対向部と、を有すること。
(2)一対の直線部と、前記直線部を繋ぐ一対のヨーク部とを有するコアと、前記コアを被覆する樹脂部材と、を備え、前記一対のコイルは、前記直線部の周囲を覆うように前記樹脂部材の外周に装着され、前記保持部は、前記樹脂部材の一部として、前記ヨーク部を被覆する前記樹脂部材の部分と継ぎ目なく一続きに形成されていること。
(6)前記対向部の板状体は、前記傾斜部と平行で、かつ、前記センサの側部と当接する当接縁を有し、前記当接縁の上端が前記傾斜部に最も張り出す箇所であり、前記ガイドの下端は、前記当接縁の上端が位置する前記リアクトルの上下方向に拡がる平面と同一平面上に位置するか、それよりも前記傾斜部の上端側に位置すること。
(8)前記傾斜部は、前記センサの側部を面で支持する支持面を有し、前記折り曲がり部は、前記センサの側部を線又は点で当接する当接部を有すること。
(10)前記案内板の上端の高さは、前記コイルの上部の高さより低いこと。
[1−1.概略構成]
図1は、本実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図であり、図2は、その分解斜視図である。
本実施形態のリアクトルの各部の詳細構成について、図1〜図6を用いて説明する。なお、本明細書において、各部材の構成を説明するのに、図1に示すz軸方向を「上」側、その逆方向を「下」側と称する。また、「下」を「底」とも称する。z軸方向は、リアクトルの上下方向であり、リアクトルの高さ方向である。
環状コア10は、環状形状を有する。本実施形態では、環状コア10は、図2に示すように、環状の一部に一対の平行な直線部分と、これら直線部分を繋ぐU字形状の連結部分とを有する環状形状である。従って、リアクトル本体1の形状も環状コア10に倣い、環状形状である。
樹脂部材2は、環状コア10の外周を樹脂により被覆している部材である。従って、樹脂部材2は、環状コア10の形状に倣って環状に形成されている。すなわち、一対の直線部分とこれら直線部分を繋ぐ連結部分とを有している。
コイル5は、絶縁被覆を有する導線である。本実施形態では、コイル5は、平角線のエッジワイズコイルである。但し、コイル5の線材や巻き方は平角線のエッジワイズコイルに限定されず、他の形態であっても良い。
リアクトルには、温度センサ9が設けられている。温度センサ9は、リアクトル内部の温度を検出する。温度センサ9としては、例えば、温度変化に対して電気抵抗が変化するサーミスタを用いることができるが、これに限定されない。
図1及び図2に示すように、ケース4は、リアクトル本体1を収容する収容部材である。ケース4は、例えばアルミニウム合金等、熱伝導性が高く軽量な金属で構成されており、放熱性を有する。
(1)本実施形態のリアクトルは、一対のコイル51a、51bと、一対のコイル51a、51b間に設けられた、温度センサ9を保持する保持部22bと、を備えたリアクトルであって、保持部22bは、リアクトルの上下方向に対して斜め下方に延び、温度センサ9の側部を支持する傾斜部221と、傾斜部221の先端から折れ曲がってなり、傾斜部221と対向し温度センサ9と当接する折れ曲がり部と、を有するようにした。
本発明は、第1の実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、第1の実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
10 環状コア
11、12 U字型コア
13 I字型コア
14 スペーサ
2 樹脂部材
21 樹脂体
21a、21b 直線部
21c 連結部
21d 引っかけ部
22 樹脂体
22a 連結部
22b 保持部
22c 引き出し部
22d 開口部
220 案内板
220a 突起
220b 切欠け
221 傾斜部
221a ガイド
222 屈曲部
223 先端部
224 対向部
224a 当接縁
224b 縁
225 中空部
22d 引き出し部
23、24 開口部
31 固定部
32 ネジ
4 ケース
41 ネジ挿入穴
42 締結部
43 ネジ挿入穴
5 コイル
51a、51b コイル
51c 連結線
52a、52b 端部
6 充填樹脂部
71 端子台
71a、71b ネジ挿入穴
72a、72b 端子
73 ネジ
9 温度センサ
9a 温度検出部
9b リード線
Claims (9)
- 一対のコイルと、
前記一対のコイル間に設けられた、柱状のセンサを保持する保持部と、
を備えたリアクトルであって、
前記保持部は、
前記リアクトルの上下方向に対して斜め下方に延び、前記センサの側部を支持する傾斜部と、
前記傾斜部の先端から折れ曲がってなり、前記傾斜部と対向し前記センサと当接する折れ曲がり部と、
を有し、
前記折れ曲がり部は、
前記傾斜部の先端から屈曲して設けられ、前記センサの底部を支持する屈曲部と、
前記屈曲部から上方に延びる先端部と、
前記先端部から前記傾斜部に向かって張り出した前記センサの側部に当接する対向部と、
を有すること、
を特徴とするリアクトル。 - 一対の直線部と、前記直線部を繋ぐ一対のヨーク部とを有するコアと、
前記コアを被覆する樹脂部材と、
を備え、
前記一対のコイルは、前記直線部の周囲を覆うように前記樹脂部材の外周に装着され、
前記保持部は、前記樹脂部材の一部として、前記ヨーク部を被覆する前記樹脂部材の部分と継ぎ目なく一続きに形成されていること、
を特徴とする請求項1に記載のリアクトル。 - 前記傾斜部、前記屈曲部及び前記先端部は、それぞれ、上方から見て前記直線部と平行な同一直線上に配置された板状体であり、
前記対向部は、前記先端部の両側にそれぞれ設けられた板状体であり、
前記対向部の板状体の間には、前記上下方向に形成された中空部が設けられていること、
を特徴とする請求項2に記載のリアクトル。 - 前記傾斜部の両側には、前記傾斜部に沿って、前記センサを挿入するためのガイドが設けられていること、
を特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のリアクトル。 - 前記対向部の板状体は、前記傾斜部と平行で、かつ、前記センサの側部と当接する当接縁を有し、
前記当接縁の上端が前記傾斜部に最も張り出す箇所であり、
前記ガイドの下端は、前記当接縁の上端が位置する前記リアクトルの上下方向に拡がる平面と同一平面上に位置するか、それよりも前記傾斜部の上端側に位置すること、
を特徴とする請求項4に記載のリアクトル。 - 前記対向部の前記センサと当接する上端は、前記リアクトルの上下方向の半分の高さより低いこと、
を特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のリアクトル。 - 前記傾斜部は、前記センサの側部を面で支持する支持面を有し、
前記折り曲がり部は、前記センサの側部を線又は点で当接する当接部を有すること、
を特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のリアクトル。 - 前記傾斜部の上端近傍に設けられ、前記センサのリード線を巻き回す案内板と、
前記案内板に直交して設けられた突起と、
を備え、
前記突起は、前記保持部に保持された前記センサの上端と略同じか、それよりも低い位置に設けられていること、
を特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項に記載のリアクトル。 - 前記案内板の上端の高さは、前記コイルの上部の高さより低いこと、
を特徴とする請求項8に記載のリアクトル。
Priority Applications (1)
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JP2015216797A JP6578187B2 (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | リアクトル |
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JP2015216797A JP6578187B2 (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | リアクトル |
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JP2017092107A JP2017092107A (ja) | 2017-05-25 |
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Family Applications (1)
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JP2015216797A Active JP6578187B2 (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | リアクトル |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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JP7347143B2 (ja) * | 2019-11-14 | 2023-09-20 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2015
- 2015-11-04 JP JP2015216797A patent/JP6578187B2/ja active Active
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