JP2012110359A - 運動解析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り扱いが容易であるとともに十分な精度の解析情報が得られる運動解析装置を提供すること。
【解決手段】センサー部10は、対象物に取り付けられ、所与の物理量を検出する。データ取得部202は、当該物理量のm階時間積分値の真値が既知である第1期間と運動解析の対象である第2期間とを含む期間のセンサー部の出力データを取得する。誤差時間関数推定部204は、センサー部の出力データをm階時間積分し、センサー部の出力データの第1期間のm階時間積分値と真値との差に基づいて、センサー部が検出する物理量の値の真値に対する誤差の時間関数を推定する。データ補正部206は、誤差時間関数推定部の推定結果に基づいて、センサー部の出力データの第2期間のm階時間積分値を補正する。運動解析情報生成部208は、データ補正部が補正した第2期間のm階時間積分値に基づいて、対象物の運動解析情報を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、運動解析装置に関する。
様々な分野において人や物体の運動を解析する装置が必要とされている。例えば、テニスラケットやゴルフクラブのスイング軌道、野球のピッチングやバッティングのフォーム等を解析し、解析結果から改善点を明らかにすることで競技力の向上につなげることができる。
現在、実用的な運動解析装置としては、マークがつけられた被測定物を赤外線カメラ等で連続撮影し、撮影された連続画像を用いてマークの移動軌跡を算出することで、運動を解析するものが一般的である。
特開2004−24488号公報
しかしながら、このような運動解析装置では、画像を撮影するための赤外線カメラが必要であるため装置が大がかりなものになってしまい、取り扱いにくいという問題がある。例えば、テニスの練習中の画像を複数の角度から撮影したい場合、撮影したい角度に合わせて赤外線カメラの位置を移動させるかプレイヤーの向きを変える必要がある。
これに対して、近年、被測定物に小型の慣性センサーを取り付け、センサーの出力データから被測定物の運動を解析する装置が提案がされており、赤外線カメラが不要であるため取り扱いが容易であるという利点がある。例えば、加速度センサーが検出する加速度値a(t)に対して、それぞれ次式(1)及び(2)に示すような時間積分処理を行うことで、被測定物の速度v(t)及び位置p(t)を算出することができる。
Figure 2012110359
Figure 2012110359
ところが、一般に慣性センサーの出力値には観測しようとする値の他に誤差が含まれている。従って、例えば、加速度センサーの出力データx(t)は、加速度値a(t)と誤差ε(t)を用いて次式(3)のように表すことができる。
Figure 2012110359
そのため、加速度センサーの出力データx(t)から、それぞれ次式(4)及び(5)に示すような時間積分処理を行って被測定物の速度v(t)及び位置p(t)を算出すると、誤差ε(t)も時間積分されるため、時間tの経過に伴って速度v(t)及び位置p(t)の誤差が急速に増大する。
Figure 2012110359
Figure 2012110359
要するに、慣性センサーを用いた運動解析装置では、実際にはセンサー自体の特性が十分ではなく、慣性センサーの出力データを積分処理して姿勢、速度、位置等を算出する場合、センサーの出力に含まれる誤差が積分処理によって急速に増大するため、十分な解析(測定)性能が得られていないのが現状である。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、取り扱いが容易であるとともに十分な精度の解析情報が得られる運動解析装置を提供することができる。
(1)本発明は、対象物に取り付けられ、物理量を検出するセンサー部と、前記物理量のm階時間積分値(mは1以上の整数)の真値が既知である第1期間と運動解析の対象である第2期間とを含む期間の前記センサー部の出力データを取得するデータ取得部と、前記出力データをm階時間積分し、前記出力データの前記第1期間のm階時間積分値と前記真値との差に基づいて、前記センサー部が検出する前記物理量の値の前記真値に対する誤差の時間関数を推定する誤差時間関数推定部と、前記誤差時間関数推定部の推定結果に基づいて、前記出力データの前記第2期間のm階時間積分値を補正するデータ補正部と、前記データ補正部が補正した前記第2期間のm階時間積分値に基づいて、前記対象物の運動解析情報を生成する運動解析情報生成部と、を含む、運動解析装置である。
解析の対象となる対象物は、人であってもよいし、人以外の物(例えば運動器具や車両等)であってもよい。
対象物の運動を解析するための情報は、例えば、対象物の軌跡の情報や対象物の速度変化の情報等であってもよい。
m階時間積分とは、連続時間系でのm階時間積分であってもよいし、離散時間系でのm階時間積分(m階時間差分)であってもよい。
本発明によれば、センサー部の検出誤差を時間関数として推定し、推定した誤差の時間関数を用いて、検出対象の物理量のm階時間積分値を補正することにより、十分な精度の解析情報を生成することができる。また、本発明によれば、赤外線カメラの代わりにセンサーを用いるので簡便な構成にすることができ、取り扱いも容易である。
(2)この運動解析装置において、前記誤差時間関数推定部は、前記誤差の時間関数を多項式で近似して当該多項式の係数を算出することにより、前記誤差の時間関数を推定するようにしてもよい。
このようにすれば、比較的簡単な演算により、検出誤差の時間関数を十分な精度で推定することができる。なお、多項式の次数は、運動解析に要求される精度に応じて決定すればよい。
また、例えば、前記誤差時間関数推定部は、前記データ取得部が取得したデータの前記第1期間におけるm階時間積分値の真値に対する誤差が前記多項式の前記第1期間におけるm階時間積分値と近似するものとする過決定連立方程式を解いて、前記多項式の係数を算出するようにしてもよい。
このように、第1期間でより多くのデータを取得して過決定連立方程式を立てることで、検出誤差の時間関数の推定精度を高めることができる。なお、過決定連立方程式を、例えば、最小二乗法で解いてもよい。
(3)この運動解析装置において、前記第1期間は複数設定され、前記誤差時間関数推定部は、前記データ取得部が複数の前記第1期間の各々において取得したデータに基づいて、前記誤差の時間関数を推定するようにしてもよい。
このように複数の第1期間を設けることで、検出誤差の時間関数の推定精度をより高めることができる。
(4)この運動解析装置において、複数の前記第1期間の少なくとも1つは、前記第2期間の開始前の期間であり、複数の前記第1期間の少なくとも1つは、前記第2期間の終了後の期間であるようにしてもよい。
このようにすれば、運動解析の対象である第2期間における検出誤差の時間関数の推定精度をより高めることができるので、より精度の高い運転解析情報を生成することができる。
(5)この運動解析装置において、前記第1期間は、前記対象物が静止している期間であるようにしてもよい。
このようにすれば、例えば、第1期間において対象物の速度、姿勢、位置を既知にすることができる。
(6)この運動解析装置において、前記センサー部は、前記物理量として加速度および角速度の少なくとも一方を検出するようにしてもよい。
本実施形態の運動解析装置の構成を示す図。 処理部による運動解析情報の生成処理の一例を示すフローチャート図。 データ取得期間、第1期間及び第2期間の例を示す図。 誤差時間関数の推定処理及びデータ補正処理のフローチャート図。 本実験例におけるセンサー部の概略構成図。 本実験例におけるセンサー部の取り付け例を示す図。 本実験例における被験者の動作シーケンスについて説明するための図。 本実験例における座標系の定義について説明するための図。 本実験例における処理部による処理のフローチャート図。 本実験例における軌跡データを示す図。 本実施形態の手法と従来手法による2つの軌跡データを比較する図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
図1は、本実施形態の運動解析装置の構成を示す図である。
本実施形態の運動解析装置1は、1又は複数のセンサー部10とホスト端末20を含んで構成され、対象物の運動を解析する。センサー部10とホスト端末20は無線接続されていてもよいし、有線接続されていてもよい。
センサー部10は、運動解析の対象物に取り付けられ、所与の物理量を検出する処理を行う。本実施形態では、センサー部10は、1又は複数のセンサー100、データ処理部110、通信部120を含んで構成されている。
センサー100は、所与の物理量を検出し、検出した物理量(例えば、加速度、角速度、速度、角加速度など)の大きさに応じた信号(データ)を出力するセンサーである。センサー100は、例えば慣性センサーであってもよい。
データ処理部110は、各センサー100の出力データの同期を取り、当該データを時刻情報などと組合せたパケットにして通信部120に出力する処理を行う。さらに、データ処理部110は、センサー100のバイアス補正や温度補正の処理を行うようにしてもよい。なお、バイアス補正や温度補正の機能をセンサー100に組み込んでもよい。
通信部120は、データ処理部110から受け取ったパケットデータをホスト端末20に送信する処理を行う。
ホスト端末20は、処理部(CPU)200、通信部210、操作部220、ROM230、RAM240、不揮発性メモリー250、表示部260を含んで構成されている。
通信部210は、センサー部10から送信されたデータを受信し、処理部200に送る処理を行う。
操作部220は、ユーザーからの操作データを取得し、処理部200に送る処理を行う。操作部220は、例えば、タッチパネル型ディスプレイ、ボタン、キー、マイクなどである。
ROM230は、処理部200が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムや、アプリケーション機能を実現するための各種プログラムやデータ等を記憶している。
RAM240は、処理部200の作業領域として用いられ、ROM230から読み出されたプログラムやデータ、操作部220から入力されたデータ、処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する記憶部である。
不揮発性メモリー250は、処理部200の処理により生成されたデータのうち、長期的な保存が必要なデータを記録する記録部である。
表示部260は、処理部200の処理結果を文字やグラフ、その他の画像として表示するものである。表示部260は、例えば、CRT、LCD、タッチパネル型ディスプレイ、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)などである。なお、1つのタッチパネル型ディスプレイで操作部220と表示部260の機能を実現するようにしてもよい。
処理部200は、ROM240に記憶されているプログラムに従って、センサー部10から通信部210を介して受信したデータに対する各種の計算処理や、各種の制御処理(表示部260に対する表示制御等)を行う。
特に、本実施形態では、処理部200は、以下に説明するデータ取得部202、誤差時間関数推定部204、データ補正部206、運動解析情報生成部208として機能する。
データ取得部202は、センサー100の検出対象である物理量のm階時間積分値の真値が既知である第1期間と運動解析の対象である第2期間とを含む期間において、センサー部10の出力データを取得する処理を行う。取得したデータは例えばRAM240に記憶される。
誤差時間関数推定部204は、センサー部10の出力データをm階時間積分し、当該出力データの第1期間のm階時間積分値と真値との差に基づいて、センサー部10が検出する物理量の値の真値に対する誤差の時間関数(以下、「誤差時間関数」という)を推定する処理を行う。
データ補正部206は、誤差時間関数推定部204の推定結果に基づいて、センサー部10の出力データの第2期間のm階時間積分値を補正する処理を行う。
運動解析情報生成部208は、データ補正部206が補正した第2期間のm階時間積分値に基づいて、対象物の運動を解析するための情報(以下、「運動解析情報」という)を生成する処理を行う。生成した運動解析情報は、文字、グラフ、図などで表示部260に表示させてもよいし、ホスト端末20の外部に出力してもよい。
図2は、処理部200による運動解析情報の生成処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、処理部200は、データ取得部202として、データ取得期間が終了するまで(ステップS20のN)センサー部10から新たなデータを周期的に取得する(ステップS10)。
次に、データ取得期間が終了すると(ステップS20のY)、処理部200は、データをm階積分し(ステップS21)、誤差時間関数推定部204として、ステップS10で取得したデータの第1期間におけるm階時間積分値と真値との差に基づいて、誤差時間関数を推定する(ステップS30)。
次に、処理部200は、データ補正部206として、ステップS30で推定した時間関数に基づいて、ステップS10で取得したデータの第2期間におけるm階時間積分値を補正する(ステップS40)。
最後に、処理部200は、運動解析情報生成部208として、ステップS40で補正した第2期間におけるm階時間積分値に基づいて、運動解析情報を生成する(ステップS50)。
図3(A)及び図3(B)は、データ取得期間、第1期間及び第2期間の例を示す図である。
図3(A)の例では、時刻t2〜t3に解析対象物が運動を行う第2期間が設けられ、第2期間の前後に、時刻t0〜t1とt4〜t5の時間的に離れた2つの第1期間が設けられている。そして、時刻t0〜t5がデータ取得期間になっており、このデータ取得期間では、ホスト端末20により、センサー部10の出力データが一定の周期でサンプリング(取得)される。2つの第1期間では、センサー部10の検出対象である物理量のm階積分値の真値が既知であるので、センサー部10の出力データのm階時間積分値と真値との差がわかる。この差の情報から、センサー部10の出力データに対する誤差時間関数をデータ取得期間全体にわたって推定することができる。なお、1番目の第1期間(時刻t0〜t1)と2番目の第1期間(時刻t4〜t5)のいずれか一方はなくてもよいが、誤差時間関数の推定精度を高めるためには、第2期間の前後に第1期間を設けた方がよい。要するに、誤差時間関数の推定精度を高めるためには、電源変動や温度変動などに起因するランダムな誤差の変動を反映させて誤差時間関数を推定することが有効であるため、時間的に離れた複数の第1期間を設けることが望ましい。特に、第2期間の前後に第1期間を設けることで、第2期間における推定誤差の精度が高まるので、第2期間におけるデータの補正精度を向上させることができる。
また、図3(B)の例では、時刻t2〜t3と時刻t4〜t5に、解析対象物が運動を行う2つの第2期間が設けられ、1番目の第2期間(時刻t2〜t3)の前に1番目の第1期間(時刻t3〜t4)、2つの第2期間の間に2番目の第1期間(時刻t3〜t4)、2番目の第2期間の後に3番目の第1期間(時刻t6〜t7)が設けられている。そして、時刻t0〜t7がデータ取得期間になっている。3つの第1期間では、センサー部10の検出対象である物理量のm階積分値の真値が既知であるので、センサー部10の出力データのm階時間積分値と真値との差がわかる。この差の情報から、センサー部10の出力データに対する誤差時間関数をデータ取得期間全体にわたって推定することができる。なお、図3(B)の例では、運動解析の対象となる第2期間が2つ設けられているので、2つの第2期間を挟むように、時間的に離れた位置に3つの第1期間を設けることで、2つの第2期間における誤差時間関数の推定精度を高めることができる。すなわち、運動解析の対象となるそれぞれの第2期間の前後に第1期間を設けることで、解析対象の運動を時間をおいて繰り返し行うような場合でも、それぞれの第2期間におけるデータの補正精度を向上させることができる。
[誤差時間関数の推定及びデータ補正]
次に、誤差時間関数の推定及びデータ補正の手法の一例について詳しく説明する。
まず、処理部200での算出対象となる物理量の時刻tにおける値をF(t)とし、センサー部10がそのm次導関数の値f(t)を測定する場合、次式(6)が成立する。
Figure 2012110359
ここで、センサー部10の出力データx(t)は誤差ε(t)を含むものとすると、x(t)は次式(7)のように表される。
Figure 2012110359
次式(8)のように、誤差時間関数ε(t)をn次の多項式g(t)で近似することを考える。
Figure 2012110359
センサー部10の出力データx(t)をm階時間積分した結果であるX(t)にも算出対象となる物理量F(t)の他にε(t)と初期状態誤差(積分定数)による誤差成分E(t)が含まれる。従って、X(t)は次式(9)のように表される。
Figure 2012110359
この誤差成分E(t)もg(t)のm階時間積分に対して積分定数(初期状態誤差)cを考慮した多項式G(t)で近似できると考えると、次式(10)、(11)が成立する。
Figure 2012110359
Figure 2012110359
従って、ある時刻tにおける物理量F(t)がわかっている場合、次式(12)の関係が成立する。
Figure 2012110359
この関係式(12)を算出対象となる物理量の値がわかっている時刻の数だけ準備することで、近似多項式(11)の係数aおよびcについて以下のような過決定連立方程式(13)を立てることができる。
Figure 2012110359
この過決定連立方程式(13)から例えば最小二乗法によって近似多項式(11)の係数aおよびcを求める。
Figure 2012110359
Figure 2012110359
この係数aおよびcを使って近似多項式g(t)およびG(t)が決定するので、物理量F(t)とそのm次導関数の値f(t)をそれぞれ次式(16)、(17)のように推定できる。
Figure 2012110359
Figure 2012110359
以上に説明した手法に基づく誤差時間関数の推定処理及びデータ補正処理のフローチャートを図4に示す。
まず、取得したデータx(t)をm階時間積分してX(t)を計算する(ステップS32)。
次に、誤差時間関数ε(t)を多項式g(t)で近似し、第1期間の各時刻tにおけるm階時間積分値X(t)と真値F(t)を用いて過決定連立方程式(13)を生成する(ステップS34)。
次に、ステップS34で生成した過決定連立方程式(13)を解いてg(t)の係数値a,cを算出する(ステップS36)。
次に、ステップS36で算出した係数値a,cを用いて、式(11)よりG(t)を計算する(ステップS38)。
最後に、ステップS32で計算したX(t)とステップS36で計算したG(t)を用いて、式(16)より、F(t)を計算する(ステップS42)。
なお、ステップS32〜S38の処理は、図2のフローチャートのステップS30の処理に対応し、ステップS42の処理は、図2のフローチャートのステップS40の処理に対応する。
以上に説明したように、本実施形態の運動解析装置によれば、センサー部10の出力データの誤差時間関数を推定してセンサー部10の出力データのm階時間積分値を補正することにより、十分な精度の運動解析情報を生成することができる。また、本実施形によれば、赤外線カメラの代わりにセンサーを用いるので簡便な構成かつ取り扱い易い運動解析装置を実現することができる。
また、本実施形態によれば、誤差時間関数を多項式で近似することで、例えば式(15)のような比較的簡単な演算により、誤差時間関数を十分な精度で推定することができる。さらに、第1期間でより多くのデータを取得して過決定連立方程式(13)を立てることで、誤差時間関数の推定精度を高めることができる。
[運動解析の実験例]
次に、本実施形態の運動解析手法を適用した実験例について説明する。本実験例では、図5に示すように構成されたセンサー部10を、図6に示すように、解析対象物であるテニスラケットのグリップエンドに取り付け、被験者がこのテニスラケットを持ってテニスボールを打った時のテニスラケットのトップ302とグリップエンド304の軌跡(運動解析情報の一例)を表示する。
図5に示すように、本実験例で使用したセンサー部10は、図1に示したセンサー100として、x軸、y軸、z軸方向の加速度を検出する3軸加速度センサー102x,102y,102z(慣性センサーの一例)と、x軸、y軸、z軸方向の角速度を検出する3軸ジャイロセンサー(角速度センサー)104x,104y,104z(慣性センサーの一例)からなる6軸モーションセンサーを備えている。x軸、y軸、z軸は、例えば右手系に従って決められる。
データ処理部110は、6軸モーションセンサーの出力データの同期を取って通信部120に出力する処理の他、6軸モーションセンサーの取付け角のずれによる検出誤差を補正する処理なども行う。
通信部120は、データ処理部110から受け取ったデータをホスト端末20に送信する処理を行う。
このセンサー部10を、例えば、図6に示すようにテニスラケット300のグリップエンド304にx軸がフェイス(打球面)と垂直になるように取り付ける。センサー部10を取り付ける向きは任意の向きでよい。例えば、図6のように、x軸方向が紙面奥から手前に向かう垂線方向、y軸方向が水平右方向、z軸方向が垂直上方向になるように、センサー部10を取り付ける。
この実験例では、被験者に一定の動作シーケンスを行わせる。この動作シーケンスについて図7を用いて説明する。まず、テニスラケット300をあらかじめ決められた第1の位置に置いて少なくとも1秒程度静止させる(時刻t0〜t1)。次に、被験者がテニスラケット300を持って第2の位置に移動し、スイングの準備をする(時刻t1〜t2)。次に、被験者に向けてテニスボールを送り、被験者がテニスラケット300でテニスボールを打つ(時刻t2〜t3)。次に、スイング終了後、被験者がテニスラケット300を持って第1の位置に移動し、テニスラケットを第1の位置に置く(時刻t3〜t4)。最後に、テニスラケット300を少なくとも1秒程度静止させる(時刻t4〜t5)。時刻t0〜t5の期間がデータ取得期間に相当し、例えば毎秒500サンプルのサンプリングレート(0.5kHz)でセンサー部10の出力データをサンプリングする。また、時刻t0〜t1の期間と時刻t4〜t5の期間は、センサー部10の位置が既知であり、第1期間に相当する。また、時刻t2〜t3の期間が運動解析の対象となる第2期間に相当する。
また、この実験例では、図8に示すように、テニスラケット300のトップ302が最大速度の時(テニスラケット300のフェイスにテニスボール400が当たる直前)のセンサー部10の位置を原点、トップ302の最大速度の方向をX軸として右手系でY軸、Z軸を決める。そして、第2期間(時刻t2〜t3の期間)におけるXYZ座標系でのテニスラケット300のトップ302とグリップエンド304の軌跡をグラフ化して表示する。
図9は、処理部200がセンサー部10の出力データの取得を開始してから、第2期間におけるXYZ座標系でのテニスラケット300のトップ302とグリップエンド304の軌跡をグラフ表示するまでの処理のフローチャート図である。
まず、データ取得期間が終了するまで(ステップS120のN)センサー部10から新たな3軸加速度データと3軸角速度データを周期的に取得する(ステップS110)。
次に、データ取得期間が終了すると(ステップS120のY)、ステップS110で2つの第1期間(時刻t0〜t1の期間と時刻t4〜t5の期間)に取得した3軸角速度データの真値(0)に対する誤差を算出し、3軸ジャイロセンサーの出力誤差(角速度誤差)の時間関数を推定する(ステップS130)。例えば、角速度誤差の時間関数を多項式で近似して推定してもよい。
次に、ステップS130で推定した時間関数を用いて、ステップ110で取得した3軸角速度データの誤差を除去して積分し、センサー部10のXYZ座標系での姿勢を算出する(ステップS140)。
次に、ステップS140で算出したセンサー部10のXYZ座標系での姿勢を用いて、ステップS110で取得した3軸加速度データ(xyz座標系の加速度ベクトル)をXYZ座標系の加速度ベクトルに座標変換する(ステップS150)。
次に、ステップS150の座標変換で得られたXYZ座標系の加速度ベクトルを2階積分し、データ取得期間(時刻t0〜t5の期間)におけるXYZ座標系でのセンサー部10の位置を算出する(ステップS160)。
次に、2つの第1期間(時刻t0〜t1の期間と時刻t4〜t5の期間)におけるXYZ座標系でのセンサー部10の位置の真値(第1の位置)に対する誤差を算出し、XYZ座標系の加速度ベクトルのX軸、Y軸、Z軸の各方向の加速度誤差の時間関数を推定する(ステップS170)。
次に、ステップS170で推定した加速度誤差の時間関数を用いて、XYZ座標系の加速度ベクトルの誤差を除去して2階積分し、XYZ座標系でのセンサー部10の位置(テニスラケット300のグリップエンド304の位置)を算出する(ステップS180)。
次に、センサー部10からトップまでの距離と方向があらかじめ計測されていて既知であるとして、ステップS160で算出したXYZ座標系でのセンサー部10の位置とステップS140で算出したXYZ座標系でのセンサー部10の姿勢からXYZ座標系でのテニスラケット300のトップ302の位置を算出する(ステップS190)。
最後に、運動解析の対象となる第2期間(時刻t2〜t3の期間)におけるXYZ座標系でのテニスラケット300のトップ302とグリップエンド304の位置の座標を抽出してグラフ表示する(ステップS200)。
図10(A)及び図10(B)は、第2期間(時刻t2〜t3の期間)におけるテニスラケット300のトップ302とグリップエンド304の軌跡の一例を示す図である。図10(A)はX−Y平面上の軌跡であり、図10(B)はX−Z平面上の軌跡である。図10(A)では、L1で示す曲線がトップ302の軌跡であり、L2で示す曲線がグリップエンド304の軌跡である。また、図10(B)では、L3で示す曲線がトップ302の軌跡であり、L4で示す曲線がグリップエンド304の軌跡である。図10(A)及び図10(B)の軌跡は、実際のスイングの軌跡に適合するものになっている。
比較のため、図11(A)及び図11(B)のそれぞれには、図10(A)及び図10(B)の軌跡に3軸加速度データの誤差を補正せずに積分する従来手法を適用した場合の軌跡を重ねて表示した図を示す。図11(A)において、軌跡グラフG1は図10(A)の軌跡グラフ(本実施形態の手法を適用した場合のX−Y平面上の軌跡グラフ)であり、軌跡グラフG2は従来手法を適用した場合のX−Y平面上の軌跡グラフである。また、図11(B)において、軌跡グラフG3は図10(B)の軌跡グラフ(本実施形態の手法を適用した場合のX−Z平面上の軌跡グラフ)であり、軌跡グラフG4は従来手法を適用した場合のX−Z平面上の軌跡グラフである。図11(A)及び図11(B)から、従来手法を適用した場合の軌跡グラフG2とG4ではX軸方向の変位が約4mもあり、実際のスイングの軌跡と合っていないことが明らかである。この結果より、本実施形態の手法を適用することで、スイングの軌跡の精度が大幅に向上することがわかる。
本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、本実施形態では、加速度データを2階時間積分した位置のデータを補正する場合を例に挙げて説明したが、他の例としては、加速度データを1階時間積分した速度のデータを補正することもできる。その場合、例えば、第1期間を対象物の静止期間とすれば、第1期間では速度が0であるとして、加速度誤差の時間関数を推定すればよい。このように速度を補正することで、例えば、テニスラケット、ゴルフグラブ、バット等のスイング速度を精度よく計測することができる。また、他の例としては、ジャイロセンサーが出力する角速度データを1階時間積分した1軸回りの角度(回転角度)のデータを補正することもできる。その場合、例えば、第1期間を対象物の静止期間とすれば、第1期間では回転角度が0であるとして、角速度誤差の時間関数を推定すればよい。このように回転角度を補正することで、例えば、テニスラケットやゴルフグラブ等にボールが当たった直後の(インパクトの直後)の打球面の回転角度を精度よく計測することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 運動解析装置、10 センサー部、20 ホスト端末、100 センサー、102x,102y,102z 加速度センサー、104x,104y,104z ジャイロセンサー、110 データ処理部、120 通信部、200 処理部(CPU)、202 データ取得部、204 誤差時間関数推定部、206 データ補正部、208 運動解析情報生成部、210 通信部、220 操作部、230 ROM、240 RAM、250 不揮発性メモリー、260 表示部、300 テニスラケット、302 トップ、304 グリップエンド、400 テニスボール

Claims (6)

  1. 対象物に取り付けられ、物理量を検出するセンサー部と、
    前記物理量のm階時間積分値(mは1以上の整数)の真値が既知である第1期間と運動解析の対象である第2期間とを含む期間の前記センサー部の出力データを取得するデータ取得部と、
    前記出力データをm階時間積分し、前記出力データの前記第1期間のm階時間積分値と前記真値との差に基づいて、前記センサー部が検出する前記物理量の値の前記真値に対する誤差の時間関数を推定する誤差時間関数推定部と、
    前記誤差時間関数推定部の推定結果に基づいて、前記出力データの前記第2期間のm階時間積分値を補正するデータ補正部と、
    前記データ補正部が補正した前記第2期間のm階時間積分値に基づいて、前記対象物の運動解析情報を生成する運動解析情報生成部と、を含む、運動解析装置。
  2. 請求項1において、
    前記誤差時間関数推定部は、
    前記誤差の時間関数を多項式で近似して当該多項式の係数を算出することにより、前記誤差の時間関数を推定する、運動解析装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1期間は複数設定され、
    前記誤差時間関数推定部は、
    前記データ取得部が複数の前記第1期間の各々において取得したデータに基づいて、前記誤差の時間関数を推定する、運動解析装置。
  4. 請求項3において、
    複数の前記第1期間の少なくとも1つは、前記第2期間の開始前の期間であり、
    複数の前記第1期間の少なくとも1つは、前記第2期間の終了後の期間である、運動解析装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記第1期間は、
    前記対象物が静止している期間である、運動解析装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記センサー部は、
    前記物理量として加速度および角速度の少なくとも一方を検出する、運動解析装置。
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