JP2015192686A - 特定装置、特定方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの動きをより精度良く特定する。【解決手段】特定装置100であって、用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得部3と、加速度取得部により取得された加速度の情報に基づいて、用具の使用面を特定する使用面特定部6と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの動きを特定する特定装置、特定方法及びプログラムに関する。
従来、ラケットに各種のセンサを取り付けて、当該ラケットの軌道や角度の変化を検出して、ユーザのスイング動作を特定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−125499号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ボールを当てるラケット面が予め想定した一面であるため、想定されていない方の面でボールを打つと、ユーザの動きを誤って特定してしまう虞があった。
そこで、本発明の課題は、ユーザの動きをより精度良く特定できることである。
上記課題を解決するため、本発明に係る特定装置は、
用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報に基づいて、前記用具の使用面を特定する使用面特定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る特定装置は、
ユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、前記ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸を基準とする第1の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報及び前記角速度取得手段により取得された第1の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る特定装置は、
ユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、前記ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸とは異なる第2の軸を基準とする第2の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報及び前記角速度取得手段により取得された第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る特定方法は、
特定装置を用いた特定方法であって、用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する処理と、取得された加速度の情報に基づいて、用具の使用面を特定する処理と、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
コンピュータを、用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報に基づいて、用具の使用面を特定する使用面特定手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、ユーザの動きをより精度良く特定することができる。
本発明を適用した一実施形態の特定装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の特定装置がテニスラケットに取り付けられた状態を模式的に示す図である。 図1の特定装置に記憶されている動き特定用テーブルの一例を示す図である。 図1の特定装置による動き特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の特定装置の加速度センサ及び角速度センサの出力の一例を模式的に示す図である。 図1の特定装置の加速度センサ及び角速度センサの出力の一例を模式的に示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の特定装置100の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、特定装置100がテニスラケット200に取り付けられた状態を模式的に示す図である。
なお、以下の説明では、テニスラケット200のグリップ部201の延在方向に略直交する一方向をX軸方向とし、X軸方向に略直交するとともにグリップ部201の延在方向に沿う方向をY軸方向とし、X軸方向及びY軸方向に略直交する一方向、すなわち、テニスラケット200のフェイス面に略直交する一方向をZ軸方向とする。
図1に示すように、本実施形態の特定装置100は、中央制御部1と、メモリ2と、加速度取得部3と、角速度取得部4と、接触検出部5と、使用面特定部6と、動き特定部7と、報知部8と、操作入力部9とを備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、加速度取得部3、角速度取得部4、接触検出部5、使用面特定部6、動き特定部7及び報知部8は、バスライン10を介して接続されている。
また、図2に示すように、特定装置100の装置本体は、例えば、テニスボール(物体)Bを打つためのテニスラケット(用具)200に着脱自在に設けられている。具体的には、装置本体は、テニスラケット200のユーザにより把持されるグリップ部(把持部)201とフェイス面を構成するフレーム部202との間のシャフト部203の内側に取付け固定されている。
ここで、装置本体は、例えば、シャフト部203の内側にて、グリップ部201の延在方向に沿うY軸方向に延在する軸上に当該装置本体の中心が位置するように取付け固定されている。なお、装置本体は、例えば、シャフト部203に対して直接取り付けられても良いし、所定の取付用治具(図示略)を用いて取り付けられても良い。
また、上記した装置本体の取り付け位置は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、テニスラケット200のグリップ部201のフレーム部202と反対側の端部であるグリップエンドの位置に取り付けられても良い。
中央制御部1は、特定装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、例えば、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、ROMに記憶された特定装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。その際に、CPUは、RAM内の格納領域内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を報知部8に表示させる。
RAMは、CPUにより実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域などを備える。
ROMは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されたプログラム、具体的には、特定装置100で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラムや、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ等を記憶する。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1、加速度取得部3、角速度取得部4、接触検出部5、使用面特定部6、動き特定部7及び報知部8等によって処理されるデータ等を一時記憶する。
また、メモリ2は、動き特定処理にて使用される動き特定用テーブルT(図3参照)を記憶している。
動き特定用テーブルTは、テニスボール(物体)Bとの接触に使用する際のユーザの動きに係るラケット使用面や、テニスラケット200を使用するユーザの動きとしてのフォアハンド或いはバックハンド等の動きの種類や、スライス、スピン及びフラット等のユーザの動きに起因してテニスラケット200と接触したテニスボールBの状態等を特定するために用いられる。
また、動き特定用テーブルTは、テニスラケット200の静止状態(X軸角速度Gx≒0)での加速度取得部3により取得されるX軸加速度axの符号、テニスラケット200とテニスボールBとの接触状態(インパクト)での加速度取得部3により取得されるX軸角速度Gxの符号とZ軸角速度Gzの符号や絶対値の大きさが規定されている。
例えば、図3に示すように、テニスラケット200の静止状態でのX軸加速度axの符号が「+(プラス)」の場合、テニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのX軸角速度Gxの符号が「−(マイナス)」と、ユーザの動きとしての「バックハンド(使用面:表面)」とが対応付けられ、テニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのX軸角速度Gxの符号が「+」と、ユーザの動きとしての「フォアハンド(使用面:裏面)」とが対応付けられている。また、テニスラケット200とテニスボールBとの接触状態では、Z軸角速度Gzの符号が「+」と、テニスボールBの状態としての「スライス」とが対応付けられ、Z軸角速度Gzの符号が「−」と、テニスボールBの状態としての「スピン」とが対応付けられ、Z軸角速度Gzの絶対値が所定値(例えば、スピンを検出するための閾値の半分程度の閾値)よりも小さい場合と、テニスボールBの状態としての「フラット」とが対応付けられている。
また、テニスラケット200の静止状態でのX軸加速度axの符号が「−」の場合、テニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのX軸角速度Gxの符号が「+」と、ユーザの動きとしての「バックハンド(使用面:裏面)」とが対応付けられ、テニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのX軸角速度Gxの符号が「−」と、ユーザの動きとしての「フォアハンド(使用面:表面)」とが対応付けられている。また、テニスラケット200とテニスボールBとの接触状態では、Z軸角速度Gzの符号が「+」と、テニスボールBの状態としての「スピン」とが対応付けられ、Z軸角速度Gzの符号が「−」と、テニスボールBの状態としての「スライス」とが対応付けられ、Z軸角速度Gzの絶対値が所定値よりも小さい場合と、テニスボールBの状態としての「フラット」とが対応付けられている。
なお、上記した動き特定用テーブルTにおけるユーザの動きやテニスボールBの状態等は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。また、テニスボールBの状態とZ軸角速度Gzの符号や絶対値の大きさ等の相関関係は、特許文献1等により公知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
加速度取得部3は、当該装置本体の所定の軸方向の加速度の情報を取得する。
すなわち、加速度取得部(加速度取得手段)3は、例えば、テニスラケット200のスイング動作等のユーザの動きに起因して変動するX軸(第1の軸)方向の加速度の情報を取得する。
具体的には、加速度取得部3は、例えば、当該装置本体の互いに直交する3軸方向の加速度をそれぞれ検出する3軸加速度センサ(図示略)を具備し、このセンサを用いてX軸、Y軸及びZ軸方向の各々の加速度をそれぞれ検出する。そして、加速度取得部3は、3軸加速度センサにより検出されたX軸、Y軸及びZ軸方向の各々の加速度の値(X軸加速度ax、Y軸加速度ay及びZ軸加速度az)をそれぞれ取得する。
なお、加速度取得部3により取得される加速度の値は、所定の格納手段(例えば、メモリ2等)に一時的に格納されても良い。
角速度取得部4は、当該装置本体の所定の軸を中心とする回動の角速度を検出する。
すなわち、角速度取得部4は、ユーザの動きに起因して変動するX軸(第1の軸)を基準とする第1の角速度やZ軸(第2の軸)を基準とする第2の角速度の情報を取得する。
具体的には、角速度取得部4は、例えば、当該装置本体の互いに直交する3軸を中心とする回動の角速度をそれぞれ検出する3軸角速度センサ(図示略)を具備し、このセンサを用いてX軸、Y軸及びZ軸を中心とする回動の角速度をそれぞれ検出する。そして、角速度取得部4は、3軸角速度センサにより検出されたX軸、Y軸及びZ軸の各々を中心とする回動の角速度の値(X軸角速度Gx、Y軸角速度Gy及びZ軸角速度Gz)をそれぞれ取得する。
なお、角速度取得部4により取得される角速度の値は、所定の格納手段(例えば、メモリ2等)に一時的に格納されても良い。
接触検出部5は、テニスラケット(用具)200とテニスボールBとの接触を検出する。
具体的には、接触検出部5は、例えば、角速度取得部4の角速度センサにより検出される当該装置本体のX軸を中心とする回動のX軸角速度Gxに基づいて、テニスラケット200とテニスボールBとの接触を検出する。
すなわち、当該装置本体が取付け固定されたテニスラケット200でテニスボールBを打つ場合、フェイス面にテニスボールBが接触する直前にX軸角速度Gxの値が所定の閾値を下回り、当該接触の直後にX軸角速度Gxの値が所定の閾値を上回ることとなる。そこで、接触検出部5は、所定の閾値を基準としてX軸角速度Gxの値からテニスラケット200とテニスボールBとが接触したタイミングを検出する。そして、接触検出部5は、検出されたタイミングを指示するタイミング情報を動き特定部7に出力する。
なお、接触検出部5は、X軸角速度Gxの検出に、例えば、当該接触検出部5専用のセンサを別途設けて適用しても良い。また、上記したテニスボールBとの接触の検出手法は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、加速度センサにより検出された所定の軸方向の加速度に基づいてテニスボールBとの接触を検出しても良いし、圧力センサや電気的な構成によりテニスボールBとの接触を検出しても良い。
使用面特定部6は、テニスラケット200におけるテニスボールBとの接触に使用する際の使用面を特定する。
すなわち、使用面特定部6は、テニスボールBとの接触前に、予め加速度取得部3により取得されたX軸方向の加速度の情報に基づいて、テニスラケット200におけるテニスボールBとの接触に使用する際の使用面を特定する。
具体的には、例えば、ユーザがテニスラケット200を構えた状態では、テニスラケット200の先端部分が少し上側になる。そして、X軸方向が地面を指している状態で、地面に向かう鉛直方向(重力方向)に対してテニスラケット200のグリップ部201の長手方向が任意の角度θ傾くように構えると、加速度センサにより検出されるX軸方向の加速度の値(X軸加速度ax)は、下記式で表される。
X軸加速度ax=−G(重力加速度)・sinθ
ここで、X軸方向が地面を指している状態、すなわち、0°<θ<180°の範囲では、sinθの符号は変化しないため、使用面特定部6は、X軸加速度axの符号からフォアハンド或いはバックハンドでテニスボールBを打つときのラケット使用面が表面であるか或いは裏面であるかを特定することができる。
例えば、使用面特定部6は、動き特定用テーブルTを参照して、加速度取得部3により取得されたX軸加速度axの符号が「−」である場合、「バックハンド」で打つ状況でのラケット使用面は表面となり、「フォアハンド」で打つ状況でのラケット使用面は裏面となると特定する。一方、使用面特定部6は、X軸加速度axの符号が「+」である場合、「バックハンド」で打つ状況でのラケット使用面は裏面となり、「フォアハンド」で打つ状況でのラケット使用面は表面となると特定する。
なお、フォアハンドとバックハンドの判定については、テニスラケット200とテニスボールBが接触する際の角速度センサにより検出されるX軸角速度Gxの符号から区別するが、詳細については後述する。
また、使用面特定部6は、例えば、角速度取得部4により取得される当該装置本体の所定の軸を中心とする回動の角速度の値(例えば、X軸角速度Gx等)が所定の時間ほぼ「0」となっているか否かを判定する処理を行い、ほぼ「0」であると判定された場合に、テニスラケット200が静止状態であると特定して、X軸加速度axの符号に基づいてラケット使用面を特定しても良い。
なお、ユーザによっては、例えば、テニスボールBを打つ直前にテニスラケット200を長手方向の軸周りに回転させるため、使用面特定部6による当該装置本体の所定の軸を中心とする回動の角速度の値がほぼ「0」であるか否かの判定は、接触検出部5により検出されるテニスラケット200とテニスボールBとの接触のタイミングの直前に行われても良い。
動き特定部7は、テニスラケット200を使用するユーザの動きを特定する。
すなわち、動き特定部7は、使用面特定部6により特定されたラケット使用面及び角速度取得部4により取得されたX軸角速度Gx(第1の角速度の情報)に基づいて、ユーザのスイング動作やテニスボールBの打ち方等の動きを特定する。具体的には、動き特定部7は、ラケット使用面並びに角速度取得部4により取得されたX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gz(第1及び第2の角速度の情報)に基づいて、ユーザの動きに起因して接触したテニスボール(物体)Bの状態を特定する。
例えば、接触検出部5から出力されたテニスラケット200とテニスボールBとの接触のタイミングを指示するタイミング情報が入力されると、動き特定部7は、使用面特定部6から特定されたラケット使用面を表す情報を取得するとともに、角速度取得部4から取得されたX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzを取得する。そして、動き特定部7は、動き特定用テーブルTを参照して、ラケット使用面並びにX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzに基づいて、当該装置本体が備えられたテニスラケット200を使用するユーザのスイング動作が「フォアハンド」であるか「バックハンド」であるか、並びに、テニスボールBの打ち方が「スライス」、「スピン」及び「フラット」の何れかであるかを特定する。
具体的には、テニスラケット200の静止状態でのX軸加速度axの符号が「+」である場合、動き特定部7は、角速度取得部4から取得されたテニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのX軸角速度Gxの符号が「+」であると、ユーザのスイング動作が「バックハンド(使用面:表面)」であると特定し、また、X軸角速度Gxの符号が「−」であると、ユーザのスイング動作が「フォアハンド(使用面:裏面)」であると特定する。さらに、動き特定部7は、角速度取得部4から取得されたテニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのZ軸角速度Gzの符号が「+」であると、テニスボールBの打ち方が「スライス」であると特定し、また、Z軸角速度Gzの符号が「−」であると、テニスボールBの打ち方が「スピン」であると特定し、また、Z軸角速度Gzの絶対値の大きさが所定値よりも小さいと、テニスボールBの打ち方が「フラット」であると特定する。
一方、テニスラケット200の静止状態でのX軸加速度axの符号が「−」である場合、動き特定部7は、角速度取得部4から取得されたテニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのX軸角速度Gxの符号が「+」であると、ユーザのスイング動作が「バックハンド(使用面:裏面)」であると特定し、また、X軸角速度Gxの符号が「−」であると、ユーザのスイング動作が「フォアハンド(使用面:表面)」であると特定する。さらに、動き特定部7は、角速度取得部4から取得されたテニスラケット200とテニスボールBとの接触状態でのZ軸角速度Gzの符号が「+」であると、テニスボールBの打ち方が「スピン」であると特定し、また、Z軸角速度Gzの符号が「−」であると、テニスボールBの打ち方が「スライス」であると特定し、また、Z軸角速度Gzの絶対値の大きさが所定値よりも小さいと、テニスボールBの打ち方が「フラット」であると特定する。
報知部8は、例えば、発光ダイオードや所謂7セグ型の液晶表示パネルなどを有して構成され、各種の情報を報知する。具体的には、報知部8は、例えば、使用面判定部6により特定されたテニスラケット200のラケット使用面や動き特定部7により特定されたユーザの動き(テニスラケット200により打たれたテニスボールBの状態を含む)等を報知する。
操作入力部9は、例えば、数値、文字等を入力するためのデータ入力キーや、データの選択、送り操作等を行うための上下左右移動キーや各種機能キー等によって構成されている。また、操作入力部9は、ユーザにより押下されたキーの押下信号を中央制御部1のCPUに出力する。
なお、操作入力部9としてタッチパネル(図示略)を報知部8の表示画面に配設して、タッチパネルの接触位置に応じて各種の指示を入力するような構成としても良い。
<動き特定処理>
次に、特定装置100による動き特定処理について、図4を参照して説明する。
図4は、動き特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、特定装置100の装置本体は、テニスラケット200のシャフト部203に取付け固定されているものとする。
図4に示すように、先ず、接触検出部5は、角速度取得部4により取得されるX軸角速度Gxに基づいてテニスラケット200とテニスボール(物体)Bとの接触を検出したか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、テニスラケット200とテニスボールBとの接触が検出されていないと判定されると(ステップS1;NO)、使用面特定部6は、テニスラケット200が静止状態であるか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、使用面特定部6は、角速度取得部4により取得される当該装置本体のX軸角速度Gxが所定の時間ほぼ「0」となっているか否かに応じて、テニスラケット200が静止状態であるか否かを判定する。
ステップS2にて、テニスラケット200が静止状態でないと判定されると(ステップS2;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS1に戻し、それ以降の処理を実行する。
一方、ステップS2にて、テニスラケット200が静止状態であると判定されると(ステップS2;YES)、加速度取得部3は、3軸加速度センサを用いて当該装置本体のX軸方向の加速度を検出してX軸加速度axを取得する(ステップS3)。
例えば、図5(b)及び図6(b)に示すように、1000〜2000[mS]の期間で、当該装置本体のX軸角速度Gxがほぼ「0」となっている。この場合、使用面特定部6は、テニスラケット200が静止状態であると判定し、加速度取得部3は、この間のX軸加速度axを取得する。
次に、使用面特定部6は、動き特定用テーブルTを参照して、加速度取得部3により取得されたX軸加速度axに基づいてテニスラケット200におけるテニスボールBとの接触に使用する際のラケット使用面を特定する(ステップS4)。
例えば、図5(a)に示すように、テニスラケット200が静止状態である期間(1000〜2000[mS]の期間)のX軸加速度axの符号が「+」となっていることから、使用面特定部6は、ラケット使用面が「バックハンド」では「表面」であり、また、「フォアハンド」では「裏面」であると特定する。また、図6(a)に示すように、テニスラケット200が静止状態である期間のX軸加速度axの符号が「−」となっていることから、使用面特定部6は、ラケット使用面が「バックハンド」では「裏面」であり、また、「フォアハンド」では「表面」であると特定する。
次に、接触検出部5は、ステップS1と略同様に、角速度取得部4により取得されるX軸角速度Gxに基づいてテニスラケット200とテニスボールBとの接触を検出したか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、テニスラケット200とテニスボールBとの接触が検出されていないと判定されると(ステップS1;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS1に戻し、それ以降の処理を実行する。
ステップS5にて、テニスラケット200とテニスボールBとの接触が検出されたと判定されると(ステップS5;YES)、角速度取得部4は、3軸角速度センサを用いて当該装置本体のX軸及びZ軸を中心とする回動の角速度をそれぞれ検出してX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzをそれぞれ取得する(ステップS6)。
また、ステップS1にて、テニスラケット200とテニスボールBとの接触が検出されたと判定された場合(ステップS1;YES)、使用面特定部6は、所定の格納手段(例えば、メモリ2等)に一時的に格納されている当該装置本体のX軸角速度Gxに基づいて、接触検出部5によりテニスボールBとの接触が検出される以前に、X軸角速度Gxがほぼ「0」となっているテニスラケット200の静止状態を特定して、加速度取得部3は、当該静止状態におけるX軸加速度axを取得する(ステップS7)。
続けて、使用面特定部6は、ステップS4と略同様に、動き特定用テーブルTを参照して、加速度取得部3により取得されたX軸加速度axに基づいてテニスラケット200におけるテニスボールBとの接触に使用する際の使用面を特定する(ステップS8)。
その後、中央制御部1のCPUは、処理をステップS6に移行し、角速度取得部4は、X軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzをそれぞれ取得する(ステップS6)。
続けて、動き特定部7は、使用面特定部6により特定されたラケット使用面及び角速度取得部4により取得されたX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzに基づいて、ユーザのスイング動作やテニスボールBの打ち方等の動きを特定する(ステップS9)。
例えば、図5(b)に示すように、動き特定部7は、テニスラケット200とテニスボール(物体)Bとの接触状態におけるX軸角速度Gxの符号が「+」となっていることから、「フォアハンド」の裏面打ちであると特定するとともに、Z軸角速度Gzの符号が「+」となっていることから、テニスボールBの打ち方が「スライス」であると特定する。また、図6(b)に示すように、動き特定部7は、テニスラケット200とテニスボール(物体)Bとの接触状態におけるX軸角速度Gxの符号が「−」となっていることから、「フォアハンド」の表面打ちであると特定するとともに、Z軸角速度Gzの符号が「+」となっていることから、テニスボールBの打ち方が「スライス」であると特定する。
次に、中央制御部1のCPUは、ユーザによる操作入力部9の所定操作に基づいて当該動き特定処理の終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS10)。
ここで、当該動き特定処理の終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS10;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS1に戻し、それ以降の処理を実行する。
一方、当該動き特定処理の終了指示が入力されたと判定されると(ステップS8;YES)中央制御部1のCPUは、当該動き特定処理を終了する。
以上のように、本実施形態の特定装置100によれば、取得されたユーザの動きに起因して変動するX軸方向の加速度の情報に基づいて、テニスラケット200のテニスボールBとの接触に使用する際のラケット使用面を特定するので、ユーザの動きの特定に際して予めテニスボールBを当てるテニスラケット200の使用面を決めておく必要がなくなるだけでなく、ユーザの動きに起因してラケット使用面が変動する場合であっても、テニスラケット200とテニスボールBとの接触前にラケット使用面を適正に特定することができ、特定されたラケット使用面に基づいてユーザの動きをより精度良く特定することができる。
具体的には、特定されたラケット使用面及びテニスボールBとの接触の際に取得されたX軸を基準とするX軸角速度Gxに基づいて、ユーザの動きを特定するので、例えば、ユーザの動きがフォアハンド或いはバックハンドの表面打ちであるか裏面打ちであるか等をより精度良く特定することができる。さらに、ラケット使用面及びテニスボールBとの接触の際に取得されたX軸及びZ軸を基準とするX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzに基づいて、ユーザの動きに起因してテニスラケット200と接触したテニスボールBの状態を特定するので、例えば、当該装置本体が備えられたテニスラケット200の動きに起因するテニスボールBの打ち方がスライスであるかスピンであるかフラットであるか等をより精度良く特定することができる。
また、テニスボールBを打つテニスラケット200の打つ面に対して略平行に延在し、且つ、ユーザにより把持されるグリップ部201の延在方向に略直交するX軸に関するX軸加速度axやX軸角速度Gxの取得を適正に行うことができる。また、テニスボールBを打つテニスラケット200の打つ面に対して略直交するZ軸に関するZ軸角速度Gzの取得を適正に行うことができる。さらに、当該装置本体は、グリップ部201の延在方向に沿う方向に延在する軸上に取付け固定されているので、X軸加速度axやX軸角速度GxやZ軸角速度Gzの取得をより適正に行うことができ、テニスボールBとの接触に使用する際のラケット使用面の特定やユーザの動きの特定をより適正に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
上記実施形態にあっては、予めテニスラケット200のテニスボールBとの接触に使用する際のラケット使用面を特定するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも事前にラケット使用面を特定する必要はない。すなわち、動き特定部7は、X軸方向の加速度の情報及びテニスボールBとの接触の際に取得されたX軸を基準とするX軸角速度Gxに基づいて、例えば、ユーザの動きがフォアハンド或いはバックハンドの表面打ちであるか裏面打ちであるか等を特定する構成であっても良い。さらに、X軸方向の加速度の情報及びテニスボールBとの接触の際に取得されたX軸及びZ軸を基準とするX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzに基づいて、例えば、テニスラケット200の動きに起因するテニスボールBの打ち方がスライスであるかスピンであるかフラットであるか等を特定する構成であっても良い。
また、動き特定部7は、X軸方向の加速度の情報(X軸加速度ax)及びテニスボールBとの接触の際に取得されたZ軸を基準とするZ軸角速度Gzに基づいて、例えば、テニスラケット200の動きに起因するテニスボールBの打ち方がスライスであるかスピンであるかフラットであるか等を特定する構成であっても良い。さらに、X軸方向の加速度の情報及びテニスボールBとの接触の際に取得されたX軸及びZ軸を基準とするX軸角速度Gx及びZ軸角速度Gzに基づいて、例えば、ユーザの動きがフォアハンド或いはバックハンドの表面打ちであるか裏面打ちであるか等を特定する構成であっても良い。
また、上記実施形態にあっては、特定装置100がテニスラケット200に取り付けられた状態としたが、必ずしもテニスラケット200に取り付けられていなくとも良い。この場合、テニスラケット200は、加速度センサや角速度センサを備えており、特定装置100は、加速度センサや角速度センサにより検出された加速度や各速度を無線通信等により取得して、ラケット使用面の特定やユーザの動きの特定を行う構成であっても良い。
さらに、上記実施形態にあっては、用具としてテニスラケット200を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、卓球のラケット等の物体を所定の面で打つものであれば適宜任意に変更可能である。このとき、当該装置本体は、ユーザにより把持される把持部の延在方向に沿う方向に延在する軸上に取付け固定されているのが好ましい。
また、特定装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これらに限られるものではない。
加えて、上記実施形態にあっては、加速度取得手段及び使用面特定手段としての機能を、中央制御部1の制御下にて、加速度取得部3及び使用面特定部6が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られることものではなく、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
すなわち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、加速度取得処理ルーチン及び使用面特定処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、加速度取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、使用面特定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得された加速度の情報に基づいて、用具の使用面を特定する手段として機能させるようにしても良い。
同様に、角速度取得手段、動き特定手段についても、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段により取得された加速度の情報に基づいて、前記用具の使用面を特定する使用面特定手段と、
を備えたことを特徴とする特定装置。
<請求項2>
ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸を基準とする第1の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、
前記使用面特定手段により特定された使用面及び前記角速度取得手段により取得された第1の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の特定装置。
<請求項3>
前記角速度取得手段は、更に、前記第1の軸とは異なる第2の軸を基準とする第2の角速度の情報を取得し、
前記動き特定手段は、更に、前記使用面特定手段により特定された使用面並びに前記角速度取得手段により取得された第1及び第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定することを特徴とする請求項2に記載の特定装置。
<請求項4>
ユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、
前記ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸を基準とする第1の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、
前記加速度取得手段により取得された加速度の情報及び前記角速度取得手段により取得された第1の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、
を備えたことを特徴とする特定装置。
<請求項5>
前記角速度取得手段は、更に、前記第1の軸とは異なる第2の軸を基準とする第2の角速度の情報を取得し、
前記動き特定手段は、更に、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報並びに前記角速度取得手段により取得された第1及び第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定することを特徴とする請求項4記載の特定装置。
<請求項6>
ユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、
前記ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸とは異なる第2の軸を基準とする第2の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、
前記加速度取得手段により取得された加速度の情報及び前記角速度取得手段により取得された第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、
を備えたことを特徴とする特定装置。
<請求項7>
前記角速度取得手段は、更に、前記第1の軸を基準とする第1の角速度の情報を取得し、
前記動き特定手段は、更に、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報並びに前記角速度取得手段により取得された第1及び第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定することを特徴とする請求項6に記載の特定装置。
<請求項8>
前記動き特定手段は、更に、
当該装置本体が備えられた用具を使用するユーザの動きの種類を特定することを特徴とする請求項2、4、7の何れか一項に記載の特定装置。
<請求項9>
前記動きの種類は、前記用具のスイング動作におけるフォアハンド及びバックハンドのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項8に記載の特定装置。
<請求項10>
前記動き特定手段は、更に、前記ユーザの動きとして、当該装置本体が備えられた用具と接触した物体の状態を特定することを特徴とする請求項3、5、6の何れか一項に記載の特定装置。
<請求項11>
前記物体の状態は、前記用具のスイング動作におけるスライス、スピン及びフラットのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載の特定装置。
<請求項12>
前記第1の軸は、物体を打つ用具の打つ面に対して略平行に延在し、且つ、前記用具のユーザにより把持される把持部の延在方向に略直交することを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の特定装置。
<請求項13>
当該装置本体は、前記把持部の延在方向に沿う方向に延在する軸上に取付け固定されていることを特徴とする請求項12に記載の特定装置。
<請求項14>
前記第2の軸は、物体を打つ用具の打つ面に対して略直交することを特徴とする請求項3、5、6の何れか一項に記載の特定装置。
<請求項15>
特定装置を用いた特定方法であって、
用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する処理と、
取得された加速度の情報に基づいて、前記用具の使用面を特定する処理と、
を含むことを特徴とする特定方法。
<請求項16>
コンピュータを、
用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段、
前記加速度取得手段により取得された加速度の情報に基づいて、前記用具の使用面を特定する特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 特定装置
1 中央制御部
2 メモリ
T 動き特定用テーブル
3 加速度取得部
4 角速度取得部
6 使用面特定部
7 動き特定部
200 テニスラケット
B テニスボール

Claims (16)

  1. 用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、
    前記加速度取得手段により取得された加速度の情報に基づいて、前記用具の使用面を特定する使用面特定手段と、
    を備えたことを特徴とする特定装置。
  2. ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸を基準とする第1の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、
    前記使用面特定手段により特定された使用面及び前記角速度取得手段により取得された第1の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の特定装置。
  3. 前記角速度取得手段は、更に、前記第1の軸とは異なる第2の軸を基準とする第2の角速度の情報を取得し、
    前記動き特定手段は、更に、前記使用面特定手段により特定された使用面並びに前記角速度取得手段により取得された第1及び第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定することを特徴とする請求項2に記載の特定装置。
  4. ユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、
    前記ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸を基準とする第1の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、
    前記加速度取得手段により取得された加速度の情報及び前記角速度取得手段により取得された第1の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、
    を備えたことを特徴とする特定装置。
  5. 前記角速度取得手段は、更に、前記第1の軸とは異なる第2の軸を基準とする第2の角速度の情報を取得し、
    前記動き特定手段は、更に、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報並びに前記角速度取得手段により取得された第1及び第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定することを特徴とする請求項4記載の特定装置。
  6. ユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段と、
    前記ユーザの動きに起因して変動する前記第1の軸とは異なる第2の軸を基準とする第2の角速度の情報を取得する角速度取得手段と、
    前記加速度取得手段により取得された加速度の情報及び前記角速度取得手段により取得された第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定する動き特定手段と、
    を備えたことを特徴とする特定装置。
  7. 前記角速度取得手段は、更に、前記第1の軸を基準とする第1の角速度の情報を取得し、
    前記動き特定手段は、更に、前記加速度取得手段により取得された加速度の情報並びに前記角速度取得手段により取得された第1及び第2の角速度の情報に基づいて、前記ユーザの動きを特定することを特徴とする請求項6に記載の特定装置。
  8. 前記動き特定手段は、更に、
    当該装置本体が備えられた用具を使用するユーザの動きの種類を特定することを特徴とする請求項2、4、7の何れか一項に記載の特定装置。
  9. 前記動きの種類は、前記用具のスイング動作におけるフォアハンド及びバックハンドのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項8に記載の特定装置。
  10. 前記動き特定手段は、更に、前記ユーザの動きとして、当該装置本体が備えられた用具と接触した物体の状態を特定することを特徴とする請求項3、5、6の何れか一項に記載の特定装置。
  11. 前記物体の状態は、前記用具のスイング動作におけるスライス、スピン及びフラットのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載の特定装置。
  12. 前記第1の軸は、物体を打つ用具の打つ面に対して略平行に延在し、且つ、前記用具のユーザにより把持される把持部の延在方向に略直交することを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の特定装置。
  13. 当該装置本体は、前記把持部の延在方向に沿う方向に延在する軸上に取付け固定されていることを特徴とする請求項12に記載の特定装置。
  14. 前記第2の軸は、物体を打つ用具の打つ面に対して略直交することを特徴とする請求項3、5、6の何れか一項に記載の特定装置。
  15. 特定装置を用いた特定方法であって、
    用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する処理と、
    取得された加速度の情報に基づいて、前記用具の使用面を特定する処理と、
    を含むことを特徴とする特定方法。
  16. コンピュータを、
    用具を使用するユーザの動きに起因して変動する第1の軸方向の加速度の情報を取得する加速度取得手段、
    前記加速度取得手段により取得された加速度の情報に基づいて、前記用具の使用面を特定する特定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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