JP2012101719A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重や内圧の大小に影響されることなく氷上性能を維持しうるタイヤを提供する。
【解決手段】主溝3は、溝中心線12cがタイヤ赤道面CPからトレッド半幅0.5TWの0.3〜0.65倍の距離L1を隔てる一対のショルダー主溝12、12を含む。ブロック6は、クラウンブロック23とショルダーブロック24とを含み、それぞれ踏面2tをタイヤ軸方向にのびる少なくとも1本のサイピング26が設けられ、しかも下記式(1)を満足する。(SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh)≧1.05…(1)ただし、符号は次の通りである。SScr:全クラウンブロック23のサイピング26の長さL1の総和SBcr:全クラウンブロック23の一方の横方向エッジ23eの長さL2の総和SSsh:全ショルダーブロック24のサイピング26の長さL3の総和SBsh:全ショルダーブロック24の一方の横方向エッジ24eの長さL4の総和
【選択図】図1

Description

本発明は、荷重や内圧の大小に影響されることなく氷上性能を維持しうる重荷重用空気入りタイヤに関する。
従来、氷上性能を向上させるために、例えば、複数のブロックにサイピングが設けられた重荷重用空気入りタイヤが提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。このような重荷重用空気入りタイヤは、ブロックやサイピングのエッジ成分を利かせて、氷路面との摩擦力を大きくし、駆動力及び制動力を向上しうる。
特開平7−205617号公報
図6には、ブロックパターンを有する重荷重用空気入りタイヤのトレッド部2の接地面20を示し、(a)は高荷重時又は低内圧時のもの、(b)は低荷重時又は高内圧時のものである。図6から明らかなように、低荷重時又は高内圧時では、高荷重時又は低内圧時に比べて、トレッド部2の接地面20が小さくなり、ショルダー側のブロックのサイピングやブロックエッジが有効に使用できず、氷上性能が低下しやすいという問題があった。
そこで、本発明者は、タイヤ赤道面CPからトレッド半幅0.5TWの0.30〜0.65倍の距離D1を隔てた位置よりもタイヤ軸方向の内側領域(クラウン領域Cr)が、荷重や内圧の大小に影響されることなく比較的安定して接地することに着目し、鋭意研究を重ねた。その結果、発明者は、上記内側領域(クラウン領域Cr)に配されるブロックのエッジ成分を、外側の領域(ショルダー領域Sh)に配されるブロック6よりも大きくすることにより、トレッド部2の接地面20が小さくなる低荷重時や高内圧時においても、エッジ成分の過度の減少を抑制し、氷上性能を維持しうることを究明した。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、トレッド部に、タイヤ赤道面から所定の距離を隔てた一対のショルダー主溝を設けるとともに、クラウンブロック及びショルダーブロックに少なくとも1本のサイピングを設け、それぞれのサイピングの長さや横方向エッジの長さを所定の範囲に限定することを基本として、荷重や内圧の大小に影響されることなく、氷上性能を維持しうる重荷重用空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝と、該主溝と交わる向きにのびる複数本の横溝とを設けることにより、ブロックがタイヤ周方向に隔設されて、ブロック列が複数形成された重荷重用空気入りタイヤであって、前記主溝は、タイヤ軸方向の最外側に配されかつその溝中心線がタイヤ赤道面からトレッド半幅の0.30〜0.65倍の距離を隔てる一対のショルダー主溝を含み、前記ブロックは、前記ショルダー主溝間のクラウン領域に配されるクラウンブロックと、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向外側のショルダー領域に配されるショルダーブロックとを含み、前記クラウンブロック及びショルダーブロックには、それぞれ踏面をタイヤ軸方向にのびる少なくとも1本のサイピングが設けられ、しかも下記式(1)を満足することを特徴とする。
(SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh)≧1.05 …(1)
ただし、符号は次の通りである。
SScr:全クラウンブロックの前記サイピングのタイヤ軸方向の長さの総和
SBcr:全クラウンブロックの踏面のタイヤ周方向で向き合う横方向エッジのうち一方の横方向エッジのタイヤ軸方向の長さの総和
SSsh:全ショルダーブロックの前記サイピングのタイヤ軸方向の長さの総和
SBsh:全ショルダーブロックの踏面のタイヤ周方向で向き合う横方向エッジのうち一方の横方向エッジのタイヤ軸方向の長さの総和
また、請求項2記載の発明は、前記総和SScrは、前記総和SSshの1.05倍以上である請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項3記載の発明は、下記式(2)を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
(SLcr+SScr+SBcr)/(SLsh+SSsh+SBsh)≧1.05 …(2)
ただし、符号は次の通りである。
SLcr:全クラウンブロックのタイヤ軸方向で向き合う縦方向エッジのうち一方の縦方向エッジのタイヤ周方向の長さの総和
SLsh:全ショルダーブロックのタイヤ軸方向で向き合う縦方向エッジのうち一方の縦方向エッジのタイヤ周方向の長さの総和
また、請求項4記載の発明は、前記総和SLcrは、前記総和SLshの1.05倍以上である請求項3に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項5記載の発明は、前記トレッド部には、前記主溝間、及び前記主溝とトレッド端との間を、前記主溝よりも小さな溝幅でタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本の細溝が設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項6記載の発明は、前記細溝は、前記ショルダー主溝と前記トレッド端との間に配されるショルダー細溝を含み、前記ショルダー細溝は、ショルダー主溝側に配される内のショルダー細溝と、該内のショルダー細溝よりもタイヤ軸方向外側に配される外のショルダー細溝とを含み、前記内のショルダー細溝の溝幅は、前記外のショルダー細溝よりも小さい請求項5に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項7記載の発明は、前記ショルダーブロックは、前記ショルダー主溝と前記内のショルダー細溝との間に配される内のショルダーブロックと、前記内のショルダー細溝と前記外のショルダー細溝との間に配される中のショルダーブロックと、前記外のショルダー細溝と前記トレッド端の間に配される外のショルダーブロックとを含み、前記サイピングの本数は、前記内のショルダーブロックから前記外のショルダーブロックにかけて漸減する請求項6に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項8記載の発明は、前記細溝の溝深さは、前記主溝の溝深さの0.55〜0.85倍である請求項5乃至7のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項9記載の発明は、タイヤ軸方向で隣り合う前記ブロック列は、タイヤ周方向に位相をずらして配される前記1乃至8のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項10記載の発明は、前記クラウンブロックは、前記サイピングが2本設けられることにより、前記サイピングの間の内ブロック片と、該内ブロック片のタイヤ周方向両外側に位置する一対の端ブロック片とに区分される請求項1乃至9のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項11記載の発明は、前記クラウン領域には、タイヤ軸方向で隣り合いかつクラウンブロックがタイヤ周方向に並ぶ1組のクラウンブロック列を含み、前記1組のクラウンブロック列は、前記端ブロック片がタイヤ軸方向に重複するように位相をずらして配される請求項10に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
なお、本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法は、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態において特定される値とする。
前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。
前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
本発明の重荷重用空気入りタイヤは、トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝と、該主溝と交わる向きにのびる複数本の横溝とを設けることにより、ブロックがタイヤ周方向に隔設されて、ブロック列が複数形成される。主溝は、タイヤ軸方向の最外側に配されかつその溝中心線がタイヤ赤道面からトレッド半幅の0.3〜0.65倍の距離を隔てる一対のショルダー主溝を含む。このようなショルダー主溝は、荷重や内圧の大小に影響されることなく安定して接地できるので、そのエッジ成分を十分に利かせて氷上性能を高めうる。さらに、ショルダー主溝は、後述するショルダーブロックの剛性を確保することができるので、例えば、片落ち摩耗等の偏摩耗を抑制しうる。
また、ブロックは、前記ショルダー主溝間のクラウン領域に配されるクラウンブロックと、ショルダー主溝のタイヤ軸方向外側のショルダー領域に配されるショルダーブロックとを含み、クラウンブロック及びショルダーブロックには、それぞれ踏面をタイヤ軸方向にのびる少なくとも1本のサイピングが設けられ、しかも下記式(1)を満足する。
(SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh)≧1.05 …(1)
ただし、符号は次の通りである。
SScr:全クラウンブロックの前記サイピングのタイヤ軸方向の長さの総和
SBcr:全クラウンブロックの踏面のタイヤ周方向で向き合う横方向エッジのうち一方の横方向エッジのタイヤ軸方向の長さの総和
SSsh:全ショルダーブロックの前記サイピングのタイヤ軸方向の長さの総和
SBsh:全ショルダーブロックの踏面のタイヤ周方向で向き合う横方向エッジのうち一方の横方向エッジのタイヤ軸方向の長さの総和
このような重荷重用空気入りタイヤでは、荷重や内圧の大小に影響されることなく安定して接地できるクラウンブロックのエッジ成分を、ショルダーブロックよりも増加させることにより、トレッド部の接地面が小さくなる低荷重時や高内圧時においても、エッジ成分の過度の減少を抑制しうる。従って、本発明の重荷重用空気入りタイヤは、荷重や内圧の大小に影響されることなく、氷上性能を維持しうる。
本実施形態の重荷重用空気入りタイヤのトレッド展開図である。 図1のA−A断面図である。 図1の部分拡大図である。 図3のクラウン領域を拡大して示す部分展開図である。 図3のショルダー領域を拡大して示す部分展開図である。 (a)は高荷重時又は低内圧時の接地面、(b)は低荷重時又は高内圧時の接地面を示すトレッド展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の重荷重用空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1として、例えばトラック・バス等の重荷重車両用のスタッドレスタイヤが示される。
このタイヤ1のトレッド部2には、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝3と、該主溝3と交わる向きにのびる複数本の横溝4とが設けられる。さらに、トレッド部2には、主溝3、3間、及び主溝3とトレッド端2eとの間を、タイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本の細溝5が設けられている。これにより、トレッド部2は、主溝3、横溝4、及び細溝5で区切られるブロック6がタイヤ周方向に隔設され、複数のブロック列7が形成される。
本実施形態において、前記主溝3は、その溝中心線11cがタイヤ赤道面CP上をのびるクラウン主溝11と、その溝中心線12cが前記溝中心線11cよりもタイヤ軸方向の最外側に配される一対のショルダー主溝12、12とを含む。これにより、トレッド部2は、ショルダー主溝12、12間のクラウン領域Crと、ショルダー主溝12のタイヤ軸方向外側のショルダー領域Shとに仮想区分される。
図1及び図2に示されるように、前記クラウン主溝11及びショルダー主溝12は、例えば、溝中心線11c、12cと直角方向の溝幅W1がトレッド幅TWの1/2の距離であるトレッド半幅0.5TWの4〜8%程度、溝深さG1がトレッド半幅0.5TWの13〜23%程度に設定される。このようなクラウン主溝11及びショルダー主溝12は、トレッド部2のパターン剛性を確保しつつ、排水性能及び雪上性能を向上しうる。なお、本実施形態では、溝幅W1及び溝深さG1が、クラウン主溝11とショルダー主溝12とで同一に設定されているが、互いに異ならせてもよいのは言うまでもない。
ここで、前記トレッド幅TWは、前記正規状態におけるトレッド端2e、2e間のタイヤ軸方向距離とする。なお、前記トレッド端2eは、外観上、明瞭なエッジによって識別しうるときには当該エッジとするが、識別不能の場合には、前記正規状態のタイヤに正規荷重を負荷してキャンバー角0゜でトレッド部2を平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側で平面に接地する接地端がトレッド端2eとして定められる。
前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" とする。
前記横溝4は、クラウン領域Crに設けられるクラウン横溝13と、ショルダー領域Shに設けられるショルダー横溝14とを含む。また、クラウン横溝13及びショルダー横溝14は、例えば、その溝幅W2がトレッド半幅0.5TWの3〜7%程度、溝深さG2がトレッド半幅0.5TWの12〜22%程度に設定され、排水性能、及び雪上性能を向上しうる。
前記細溝5は、クラウン主溝11とショルダー主溝12との間に配される1本のクラウン細溝16と、ショルダー主溝12とトレッド端2eとの間に配されるショルダー細溝17とを含む。
前記クラウン細溝16は、図3に示されるように、その溝中心線16cがタイヤ赤道面CPからトレッド半幅0.5TWの0.2〜0.3倍程度の距離D2を隔てた位置に設けられ、クラウン主溝11とショルダー主溝12との間をタイヤ軸方向に略2等分している。また、クラウン細溝16は、例えば、その溝幅W3がトレッド半幅0.5TWの1〜2%程度に設定されるのが望ましい。
前記ショルダー細溝17は、ショルダー主溝12側に配される内のショルダー細溝18と、該内のショルダー細溝18よりもタイヤ軸方向外側に配される外のショルダー細溝19とを含む。
前記内のショルダー細溝18は、その溝中心線18cがタイヤ赤道面CPからトレッド半幅0.5TWの0.6〜0.7倍程度の距離D3を隔てた位置に設けられるのが望ましい。また、内のショルダー細溝18は、例えば、その溝幅W4がトレッド半幅0.5TWの1〜2%程度に設定されるのが望ましい。
前記外のショルダー細溝19は、その溝中心線19cがタイヤ赤道面CPからトレッド半幅0.5TWの0.92〜0.96倍程度の距離D4を隔てた位置に設けられ、その溝幅W5がトレッド半幅0.5TWの2〜3%程度に設定されるのが望ましい。
そして、本実施形態の前記クラウン横溝13は、図3に示されるように、クラウン主溝11とクラウン細溝16との間をのびる内のクラウン横溝13A、及びクラウン細溝16とショルダー主溝12との間をのびる外のクラウン横溝13Bを含む。これらの内、外のクラウン横溝13A、13Bは、それぞれ略同一ピッチでタイヤ周方向に隔設される。また、内、外のクラウン横溝13A、13Bは、それぞれタイヤ周方向に位相をずらして配されている。
また、前記ショルダー横溝14は、ショルダー主溝12と内のショルダー細溝18との間をのびる内のショルダー横溝14A、内のショルダー細溝18と外のショルダー細溝19との間をのびる中のショルダー横溝14B、及び外のショルダー細溝19とトレッド端2eとの間をのびる外のショルダー横溝14Cを含む。
前記内、中、外のショルダー横溝14A、14B、14Cも、内、外のクラウン横溝13A、13Bと同様に、略同一ピッチでタイヤ周方向に隔設される。また、内のショルダー横溝14Aは、外のクラウン横溝13B、及び中のショルダー横溝14Bとタイヤ周方向に位相をずらして配される。
このような各横溝13A、13B、14A、14Bは、タイヤ軸方向で隣り合う横溝と、タイヤ周方向に位相をずらして配されるので、走行中のピッチノイズ分散させることができる。
一方、外のショルダー横溝14Cは、中のショルダー横溝14Bとタイヤ周方向で位相が一致して配される。これは、路面の水膜をタイヤ軸方向外側へ円滑に案内し、排水性能を高めるのに役立つ。
また、本実施形態のショルダー横溝14の溝幅W2は、内のショルダー横溝14Aの溝幅W2aよりも中のショルダー横溝14Bの溝幅W2bの方が大きく設定されるとともに、中のショルダー横溝Bの溝幅W2bよりも外のショルダー横溝14Bの溝幅W2cの方が大きく設定される。即ち、各溝幅は、W2a<W2b<W2cの関係を満たす。これは、タイヤ赤道C側からトレッド端2eに向かうに従ってブロック6の剛性を低下させることができ、通常走行において轍でふらつくのを抑制してワンダリング性能を向上するのに役立つ。また、トレッド端2eに向かうほど、溝幅W2が広がるので、タイヤチェーンをブロック6に容易に引っ掛けうる。
前記ブロック6は、クラウン領域Cr(図1に示す)に配されるクラウンブロック23と、ショルダー領域Sh(図1に示す)に配されるショルダーブロック24とを含む。
前記クラウンブロック23は、クラウン主溝11とクラウン細溝16と内のクラウン横溝13Aとで区分される内のクラウンブロック23Aと、クラウン細溝16とショルダー主溝12と外のクラウン横溝13Bとで区分される外のクラウンブロック23Bとを含んで構成される。
図4に拡大して示されるように、前記内、外のクラウンブロック23A、23Bは、その踏面2t(図2に示す)がタイヤ軸方向の幅B1よりも周方向長さC1が大きい縦長矩形状に形成される。このような内、外のクラウンブロック23A、23Bは、タイヤ周方向の剛性を高め、トラクション性能、及び耐偏摩耗性能を高めうる。好ましくは、前記幅B1がトレッド半幅0.5TW(図1に示す)の、例えば15〜25%程度、前記周方向長さC1が前記幅B1の、例えば138〜148%程度が望ましい。
また、前記内、外のクラウンブロック23A、23Bの踏面2tには、タイヤ軸方向にのびる少なくとも1本、本実施形態では2本のサイピング26、26が設けられる。これにより、内、外のクラウンブロック23A、23Bは、前記サイピング26、26の間の内ブロック片27と、該内ブロック片27のタイヤ周方向両外側に位置する一対の端ブロック片28、28とに区分される。
図3に示されるように、前記ショルダーブロック24は、ショルダー主溝12と内のショルダー細溝18と内のショルダー横溝14Aとで区分される内のショルダーブロック24A、内のショルダー細溝18と外のショルダー細溝19と中のショルダー横溝14Bとで区分される中のショルダーブロック24B、及び外のショルダー細溝19とトレッド端2eと外のショルダー横溝14Cとで区分される外のショルダーブロック24Cを含む。
図5に拡大して示されるように、前記内のショルダーブロック24Aは、その踏面2t(図2に示す)がタイヤ軸方向の幅B2よりも周方向長さC2が大きい縦長矩形状に形成される。このような内のショルダーブロック24Aも、タイヤ周方向の剛性を高め、トラクション性能及び耐偏摩耗性能を高めうる。好ましくは、前記幅B2がトレッド半幅0.5TW(図1に示す)の、例えば13〜23%程度、前記周方向長さC2が前記幅B2の、例えば115〜125%程度が望ましい。
また、内のショルダーブロック24Aの踏面2tには、タイヤ軸方向にのびる少なくとも1本、本実施形態では2本のサイピング26、26が設けられる。これにより、内のショルダーブロック24Aも、内、外のクラウンブロック23A、23Bと同様に、前記サイピング26、26の間の内ブロック片31と、該内ブロック片31のタイヤ周方向両外側に位置する一対の端ブロック片32、32とに区分される。
前記中のショルダーブロック24Bの踏面2tは、タイヤ軸方向の幅B3が内のショルダーブロック24Aの幅B2よりも大きい縦長矩形状に形成される。このような中のショルダーブロック24Bは、タイヤ軸方向の剛性を高め、操縦安定性能を向上するのに役立つ。好ましくは、前記幅B3がトレッド半幅0.5TWの、例えば17〜27%程度、前記周方向長さC3が前記幅B3の、例えば110〜120%程度が望ましい。
また、中のショルダーブロック24Bの踏面2tには、タイヤ軸方向にのびる少なくとも1本、本実施形態では1本のサイピング26がブロックの周方向長さの中間位置に設けられる。これにより、中のショルダーブロック24Bは、タイヤ周方向で二等分される一対の端ブロック片33、33に区分される。
前記外のショルダーブロック24Cは、その踏面2tが、内のショルダーブロック24Aよりもタイヤ軸方向の幅B4が小さい縦長矩形状に形成される。このような外のショルダーブロック24Cは、タイヤ周方向にのびるエッジ成分を大きくでき、耐偏摩耗性能を向上させるのに役立つ。好ましくは、前記幅B4がトレッド半幅0.5TWの、例えば3〜7%程度、周方向長さC4が前記幅B4の、例えば290〜310%程度が望ましい。また、本実施形態の外のショルダーブロック24Cの踏面2tには、上記のようなサイピング26が設けられていない。
図3に示されるように、前記ブロック列7は、内のクラウンブロック23Aが隔設される内のクラウンブロック列7Aと、外のクラウンブロック23Bが隔設される外のクラウンブロック列7Bと、内のショルダーブロック24Aが隔設される内のショルダーブロック列7Cと、中のショルダーブロック24Bが隔設される中のショルダーブロック列7Dと、外のショルダーブロック24Cが隔設される外のショルダーブロック列7Eとを含んで構成される。
また、本実施形態の各クラウンブロック列7A、7B、7C、7Dは、内、外のクラウン横溝13A、13B、及び内、中のショルダー横溝14A、14Bが互いに向き合わないように位相をずらせることにより、タイヤ軸方向で隣り合うそれぞれのブロック列と、タイヤ周方向に位相をずらして配される。外のショルダーブロック列7Eは、内のショルダーブロック列7Dとタイヤ周方向で位相が一致して配されている。
このようなブロック列7を具えたタイヤ1は、ブロック6やサイピング26のエッジ成分をバランス良く発揮させて、氷路面との摩擦力を大きくし、駆動力及び制動力を向上しうる。
上述のとおり、タイヤ1は、図6(a)に示される高荷重時又は低内圧時に比べて、図6(b)に示される低荷重時又は高内圧時のトレッド部2の接地面20が小さくなるため、ショルダー領域Shでのブロック6のサイピング26やブロックエッジが有効に使用できず、氷上性能が低下しやすいという問題がある。
そこで、発明者は、タイヤ赤道面CPからトレッド半幅0.5TWの0.30〜0.65倍の距離D1を隔てた位置よりもタイヤ軸方向の内側領域(本実施形態ではクラウン領域Cr)が、荷重や内圧の大小に影響されることなく安定して接地することに着目し、上記内側領域に配されるブロック6やサイピング26のエッジ成分を、内側領域よりも外側の領域(本実施形態ではショルダー領域Sh)よりも一定範囲以上大きくすることにより、トレッド部2の接地面20が小さくなる低荷重時又は高内圧時においても、エッジ成分の過度の減少を抑制し、氷上性能を維持しうることを究明した。
本実施形態のタイヤ1では、前記ショルダー主溝12の溝中心線12cが、タイヤ赤道面CPから前記距離D1を隔てて配される。このようなショルダー主溝12は、荷重や内圧の大小に影響されることなく安定して接地できるので、そのエッジ成分を十分に利かせて氷上性能を高めうる。さらに、ショルダー主溝12が距離D1を隔てて配されることにより、そのタイヤ軸方向外側のショルダー領域Shが過度に小さくなることも抑制できるので、ショルダーブロック24の剛性を確保することができ、例えば、片落ち摩耗等の偏摩耗を抑制しうる。
さらに、本実施形態のタイヤ1では、下記式(1)を満足することが重要である。
(SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh)≧1.05 …(1)
ただし、符号は次の通りである。
SScr:全クラウンブロック23のサイピング26のタイヤ軸方向の長さL1(図4に示す)の総和
SBcr:全クラウンブロック23の踏面2tのタイヤ周方向で向き合う横方向エッジ23e、23eのうち一方の横方向エッジ23eのタイヤ軸方向の長さL2(図4に示す)の総和
SSsh:全ショルダーブロック24のサイピング26のタイヤ軸方向の長さL3(図5に示す)の総和
SBsh:全ショルダーブロック24の踏面2tのタイヤ周方向で向き合う横方向エッジ24e、24eのうち一方の横方向エッジ24eのタイヤ軸方向の長さL4(図5に示す)の総和
ここで、前記総和SBcrにおいて、一方の横方向エッジ23eに限定しているのは、一対の横方向エッジ23e、23eのうち、一方の横方向エッジ23eが直進走行時において、エッジ成分を有効に発揮するためである。また、横方向エッジ23e、23eの長さL2がそれぞれ異なる場合は、大きい方で計算されるものとする。
また、前記総和SBshも、前記総和SBcrと同様の理由により、一方の横方向エッジ24eに限定され、横方向エッジ24eの長さL4がそれぞれ異なる場合は、大きい方で計算されるものとする。
上記式(1)では、クラウンブロック23及びショルダーブロック24のそれぞれにおける、タイヤ軸方向のエッジ成分を規定している。このような上記式(1)を満足するタイヤ1では、クラウンブロック23のエッジ成分をショルダーブロック24よりも増加させることができ、トレッド部2の接地面20が小さくなる低荷重時や高内圧時においても、エッジ成分の過度の減少を抑制しうる。従って、本発明のタイヤ1は、荷重や内圧の大小に影響されることなく、氷上性能を維持しうる。
なお、前記ショルダー主溝12の前記距離D1が、トレッド半幅0.5TWの0.30倍未満であると、該ショルダー主溝12が過度にタイヤ軸方向内側に配され、クラウン領域Crの剛性が小さくなり、センター摩耗が生じやすくなるなど、耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。逆に、前記距離D1がトレッド半幅0.5TWの0.65倍を超えると、低荷重時又は高内圧時にショルダー主溝12が接地しなくなり、上記作用が期待できない。このような観点より、前記距離D1は、より好ましくはトレッド半幅0.5TWの、0.35倍以上、さらに好ましくは0.4倍以上が望ましく、また、好ましくは0.6倍以下、さらに好ましくは0.55倍以下が望ましい。
また、前記比((SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh))が1.05未満であると、低荷重時又は高内圧時にエッジ成分が減少して、上記作用を期待できない。逆に、前記比((SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh))が大きすぎると、サイピング26の過度の増加によりクラウン領域Crの剛性が小さくなり、センター摩耗が生じやすくなるなど、耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記(SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh)は、好ましくは1.10以上、さらに好ましくは1.15以上が望ましく、また、好ましくは2.00以下、さらに好ましくは1.50以下が望ましい。
また、前記総和SScrが、前記総和SSshの、好ましくは1.05倍以上、さらに好ましくは1.10倍以上が望ましい。前記総和SScrが過度に小さくなると、氷上性能の寄与率が高いクラウンブロック23のサイピング26が過度に少なくなり、たとえ上記式(1)を満足しても氷上性能を十分に向上できないおそれがある。逆に、前記総和SScrが過度に大きくなると、クラウンブロック23のサイピング26が過度に多くなり、トレッド部2の剛性が低下して、氷上性能や耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記総和SScrは、前記総和SSshの、好ましくは2.00倍以下、さらに好ましくは1.50倍以下が望ましい。
さらに、本実施形態のタイヤ1は、下記式(2)を満足することが望ましい。
(SLcr+SScr+SBcr)/(SLsh+SSsh+SBsh)≧1.05 …(2)
ただし、符号は次の通りである。
SLcr:全クラウンブロック23のタイヤ軸方向で向き合う縦方向エッジ23fのうち一方の縦方向エッジ23fのタイヤ周方向の長さL5(図4に示す)の総和
SLsh:全ショルダーブロック24のタイヤ軸方向で向き合う縦方向エッジ24fのうち一方の縦方向エッジ24fのタイヤ周方向の長さL6(図5に示す)の総和
ここで、前記総和SLcrにおいて、一方の縦方向エッジ23fに限定しているのは、一対の縦方向エッジ23f、23fのうち、一方の縦方向エッジ23fが、旋回時において、エッジ成分を有効に発揮するためである。また、縦方向エッジ23f、23fの長さL5がそれぞれ異なる場合は、大きい方で計算されるものとする。
また、前記総和SLshも、前記総和SLcrと同様の理由により、一方の縦方向エッジ24fに限定され、縦方向エッジ24fの長さL6がそれぞれ異なる場合は、大きい方で計算されるものとする。
上記式(2)では、上記式(1)のタイヤ軸方向のエッジ成分に加え、タイヤ周方向のエッジ成分を規定している。このような上記式(2)を満足するタイヤ1では、直進走行時や旋回時の双方において氷上で優れたグリップを効果的に得ることができる。
なお、前記比((SLcr+SScr+SBcr)/(SLsh+SSsh+SBsh))が1.05未満であると、上記のような作用を期待できない。逆に、前記比((SLcr+SScr+SBcr)/(SLsh+SSsh+SBsh))が大きすぎると、トレッド部2の剛性が低下するおそれがある。このような観点より、このような観点より、前記比((SLcr+SScr+SBcr)/(SLsh+SSsh+SBsh))は、好ましくは1.10以上、さらに好ましくは1.15以上が望ましく、また、好ましくは2.00以下、さらに好ましくは1.50以下が望ましい。
前記総和SLcrは、前記総和SLshの、好ましくは1.05倍以上、さらに好ましくは1.10倍以上が望ましい。前記総和SLcrが過度に小さくなると、クラウンブロック23の縦方向エッジが過度に小さくなり、旋回のグリップが低下するおそれがある。逆に、前記総和SLcrが過度に大きくなると、クラウンブロック23のブロック剛性が低下し、氷上性能や耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記総和SLcrは、前記総和SLshの、好ましくは2.00倍以下、さらに好ましくは1.50倍以下が望ましい。
図2に示されるように、前記細溝5の溝深さG3は、主溝3の溝深さG1よりも小さいのが望ましい。これにより、細溝5は、ブロック剛性の低下を抑制しつつ、縦方向エッジを利かせることができる。
このような作用を効果的に発揮するために、前記細溝5の溝深さG3は、前記主溝3の溝深さG1の、好ましくは0.55倍以上、さらに好ましくは0.60倍以上が望ましい。前記細溝5の溝深さG3が小さすぎると、各ブロック6の縦方向エッジを十分に利かせることができないおそれがある。逆に、細溝5の溝深さG3が大きすぎると、ブロック剛性が低下し、耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記細溝の溝深さG3は、主溝3の溝深さG1の、好ましくは0.85倍以下、さらに好ましくは0.80倍以下が望ましい。
さらに、内のショルダー細溝18の溝深さG3bは、外のショルダー細溝19の溝深さG3cの好ましくは0.55%以上、さらに好ましくは0.60%以上が望ましい。前記溝深さG3bが過度に小さくなると、エッジ成分を十分に高めることができないおそれがある。逆に、前記溝深さG3bが過度に大きくなると、荷重や内圧の大小により接地面20が変化しやすい内のショルダー細溝18近傍の踏面2tの剛性が低下し、偏摩耗が生じるおそれがある。このような観点より、前記溝深さG3bは、前記溝深さG3cの好ましくは0.85%以下、さらに好ましくは0.80%以下が望ましい。
同様の観点より、図3に示されるように、内のショルダー細溝18の溝幅W4は、外のショルダー細溝19の溝幅W5の好ましくは15%以上、さらに好ましくは20%以上が望ましく、また、好ましくは50%以下、さらに好ましくは45%以下が望ましい。
また、前記サイピング26の本数は、前記内のショルダーブロック24Aから前記外のショルダーブロック24Cにかけて漸減するのが好ましい。これにより、内、中、外のショルダーブロック24A、24B、24Cは、旋回時に接地圧が大きくなるタイヤ軸方向外側に向かってブロック剛性が高められ、氷上性能を向上しうる。
図4に示されるように、前記内、外のクラウンブロック23A、23Bの前記端ブロック片28、28のタイヤ周方向長さC5は、内ブロック片27のタイヤ周方向長さC6よりも大きいのが望ましい。これにより、内、外のクラウンブロック23A、23Bは、タイヤ周方向両端のブロック剛性を高めることができ、耐偏摩耗性が向上する。
このような作用を効果的に発揮するために、前記内、外のクラウンブロック23A、23Bの前記端ブロック片28、28のタイヤ周方向長さC5は、内ブロック片27のタイヤ周方向長さC6の、好ましくは110%以上、さらに好ましくは120%以上が望ましい。前記タイヤ周方向長さC5が過度に小さくなると、前記内、外のクラウンブロック23A、23Bのタイヤ周方向両端のブロック剛性が小さくなり、耐偏摩耗性が低下するおそれがある。逆に、前記タイヤ周方向長さC5が過度に大きくなると、サイピング26、26が内、外のクラウンブロック23A、23Bの踏面2tのタイヤ周方向内側に配され、氷上性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記タイヤ周方向長さC5は、前記タイヤ周方向長さC6の、好ましくは200%以下、さらに好ましくは150%以下が望ましい。
同様の観点より、図5に示されるように、内のショルダーブロック24Aの前記端ブロック片32、32のタイヤ周方向長さC7は、内ブロック片31のタイヤ周方向長さC8の、好ましくは110%以上、さらに好ましくは120%以上が望ましく、また、好ましくは200%以下、さらに好ましくは150%以下がのぞましい。
内、外のクラウンブロック23A、23Bは、前記端ブロック片28、28がタイヤ軸方向に重複するように位相をずらして配されるのが好ましい。これにより、内、外のクラウンブロック23A、23Bは、比較的剛性の高い端ブロック片28、28をタイヤ軸方向に並べて、それぞれのブロック剛性を高めることができ、氷上性能を向上しうる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示す基本構造をなし、表1に示すブロック及びサイピングを有するタイヤが製造され、それらの性能が評価された。なお、共通仕様は以下のとおりである。
タイヤサイズ:11R22.5 14PR
リムサイズ:22.5×7.50
トレッド半幅0.5TW:120mm
クラウン主溝、ショルダー主溝:
溝幅W1:5mm
溝深さG1:20mm
比(W1/0.5TW):4.17%
比(G1/0.5TW):16.7%
クラウン横溝、ショルダー横溝:
溝幅W2a:6mm
溝幅W2b:10mm
溝幅W2c:15mm
溝深さG2:20mm
比(W2a/0.5TW):5.0%
比(W2b/0.5TW):8.3%
比(W2c/0.5TW):12.5%
比(G2/0.5TW):16.7%
クラウン細溝:
距離D2:30mm
溝幅W3:2mm
比(D2/0.5TW):0.25
比(W3/0.5TW):1.67%
内のショルダー細溝:
距離D3:90mm
比(D3/0.5TW):0.75
外のショルダー細溝:
距離D4:115mm
比(D4/0.5TW):0.96
内のクラウンブロック、外のクラウンブロック:
周方向長さC1:32mm
幅B1:25mm
比(B1/0.5TW):20.8%
比(C1/B1):128%
内のショルダーブロック:
幅B2:25mm
周方向長さC2:32mm
比(B2/0.5TW):20.8%
比(C2/B2):128%
中のショルダーブロック:
幅B3:27mm
周方向長さC3:28mm
比(B3/0.5TW):22.5%
比(C3/B3):104%
外のショルダーブロック:
幅B4:5mm
周方向長さC4:23mm
比(B4/0.5TW):4.2%
比(C4/B4):460%
テスト方法は、次のとおりである。
<氷上性能>
各供試タイヤを上記リムにリム組みし、内圧800kPa充填して、8.5屯積み2−D車の全輪に装着し、半積載(前輪荷重:26.72kN、後輪荷重:11.38kN)状態で、氷路(路面温度−2〜0度)のテストコースにおいて、車両停止状態から発進加速させたときのフィーリングを、プロのテストドライバーの官能により評価された。結果は、実施例1を100とする評点であり、数値が大きいほど良好である。
<耐偏摩耗性能>
各供試タイヤを上記条件でリム組みして、上記車両の全輪に装着し、ドライアスファルト路面を300km走行後に、タイヤ周上3箇所において、ショルダー主溝近傍のブロックと他のブロックとの摩耗量の差が測定された。結果は、摩耗量の平均を実施例1を100とする指数で表示し、数値が小さいほど良好である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 2012101719
Figure 2012101719
テストの結果、実施例のタイヤは、荷重や内圧の大小に影響されることなく氷上性能を維持しうることが確認できた。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 主溝
6 ブロック
7 ブロック列
12 ショルダー主溝
23 クラウンブロック
24 ショルダーブロック
26 サイピング

Claims (11)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝と、該主溝と交わる向きにのびる複数本の横溝とを設けることにより、ブロックがタイヤ周方向に隔設されて、ブロック列が複数形成された重荷重用空気入りタイヤであって、
    前記主溝は、タイヤ軸方向の最外側に配されかつその溝中心線がタイヤ赤道面からトレッド半幅の0.30〜0.65倍の距離を隔てる一対のショルダー主溝を含み、
    前記ブロックは、前記ショルダー主溝間のクラウン領域に配されるクラウンブロックと、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向外側のショルダー領域に配されるショルダーブロックとを含み、
    前記クラウンブロック及びショルダーブロックには、それぞれ踏面をタイヤ軸方向にのびる少なくとも1本のサイピングが設けられ、しかも下記式(1)を満足することを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
    (SScr+SBcr)/(SSsh+SBsh)≧1.05 …(1)
    ただし、符号は次の通りである。
    SScr:全クラウンブロックの前記サイピングのタイヤ軸方向の長さの総和
    SBcr:全クラウンブロックの踏面のタイヤ周方向で向き合う横方向エッジのうち一方の横方向エッジのタイヤ軸方向の長さの総和
    SSsh:全ショルダーブロックの前記サイピングのタイヤ軸方向の長さの総和
    SBsh:全ショルダーブロックの踏面のタイヤ周方向で向き合う横方向エッジのうち一方の横方向エッジのタイヤ軸方向の長さの総和
  2. 前記総和SScrは、前記総和SSshの1.05倍以上である請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. 下記式(2)を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
    (SLcr+SScr+SBcr)/(SLsh+SSsh+SBsh)≧1.05 …(2)
    ただし、符号は次の通りである。
    SLcr:全クラウンブロックのタイヤ軸方向で向き合う縦方向エッジのうち一方の縦方向エッジのタイヤ周方向の長さの総和
    SLsh:全ショルダーブロックのタイヤ軸方向で向き合う縦方向エッジのうち一方の縦方向エッジのタイヤ周方向の長さの総和
  4. 前記総和SLcrは、前記総和SLshの1.05倍以上である請求項3に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッド部には、前記主溝間、及び前記主溝とトレッド端との間を、前記主溝よりも小さな溝幅でタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本の細溝が設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  6. 前記細溝は、前記ショルダー主溝と前記トレッド端との間に配されるショルダー細溝を含み、
    前記ショルダー細溝は、ショルダー主溝側に配される内のショルダー細溝と、該内のショルダー細溝よりもタイヤ軸方向外側に配される外のショルダー細溝とを含み、
    前記内のショルダー細溝の溝幅は、前記外のショルダー細溝よりも小さい請求項5に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  7. 前記ショルダーブロックは、前記ショルダー主溝と前記内のショルダー細溝との間に配される内のショルダーブロックと、前記内のショルダー細溝と前記外のショルダー細溝との間に配される中のショルダーブロックと、前記外のショルダー細溝と前記トレッド端の間に配される外のショルダーブロックとを含み、
    前記サイピングの本数は、前記内のショルダーブロックから前記外のショルダーブロックにかけて漸減する請求項6に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  8. 前記細溝の溝深さは、前記主溝の溝深さの0.55〜0.85倍である請求項5乃至7のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  9. タイヤ軸方向で隣り合う前記ブロック列は、タイヤ周方向に位相をずらして配される前記1乃至8のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  10. 前記クラウンブロックは、前記サイピングが2本設けられることにより、前記サイピングの間の内ブロック片と、該内ブロック片のタイヤ周方向両外側に位置する一対の端ブロック片とに区分される請求項1乃至9のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  11. 前記クラウン領域には、タイヤ軸方向で隣り合いかつクラウンブロックがタイヤ周方向に並ぶ1組のクラウンブロック列を含み、
    前記1組のクラウンブロック列は、前記端ブロック片がタイヤ軸方向に重複するように位相をずらして配される請求項10に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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