JP2012015524A - トランスフォーマ及びこれを備えた平板ディスプレイ装置 - Google Patents

トランスフォーマ及びこれを備えた平板ディスプレイ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】LCDディスプレイ装置、LEDディスプレイ装置のような薄型ディスプレイ装置に採用され得る薄型トランスフォーマ、及びこれを備えた平板ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】本発明によるトランスフォーマは、内部に貫通孔が備えられた管状の胴部と上記胴部の両端から外部に突出するフランジ部を備える内側ボビンと外側ボビンを含むボビン部と、上記内側ボビンと上記外側ボビンにそれぞれ巻線されるコイルと、上記コイルと電磁結合する磁路を形成するコアと、を含み、上記内側ボビンは、上記外側ボビンの貫通孔に挿入されて上記外側ボビンと結合され、上記内側ボビンと上記外側ボビンの少なくとも一方は、上記フランジ部の幅が上記胴部の厚さよりも長く形成されることができる。
【選択図】図1a

Description

本発明は、LCDディスプレイ装置、LEDディスプレイ装置のような薄型ディスプレイ装置に採用され得る薄型トランスフォーマ及びこれを備えた平板ディスプレイ装置に関する。
最近、ディスプレイ産業では、CRT(Cathode Ray Tube)に代わって、高解像度と大画面化などのマルチメディアシステムに適合する新技術の平板ディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)が注目されている。
特に、大型ディスプレイの場合は、LCD(Liquid Crystal Display)TVまたはPDP(Plasma Display Panel)TVのような薄型ディスプレイが注目されており、今後の価格と市場性の側面でさらなる関心を受けると期待される。
中でも、LCD TVは、バックライト(backlight)光源として冷陰極蛍光ランプ(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)が使用されたが、最近は、電力消耗、寿命及び環境に優しいなどのような多様な長所により次第にLED(Light Emitting Diode)の採用が増えている。
LEDの利用により、バックライトユニット(backlight unit)が小型化され、平板TV(Flat TV)の厚さも次第に薄くなっている。また、平板TVの内部パワー供給モジュールにもスリム(SLIM)化が要求されている。
従来のトランスフォーマの場合は、一般的に、コイルが印刷回路基板に対して垂直に巻線された。また、コアは印刷回路基板に平行に磁路を形成する形態であった。これによって、トランスフォーマの漏れ磁束の大部分は、バックカバーとトランスフォーマとの間の空間(或いは、印刷回路基板とトランスフォーマとの間の空間)を通して磁路が形成された。
これにより、従来のトランスフォーマは、バックカバーとトランスフォーマとの間の空間全体にわたって漏れ磁束が分布されるようになり、ディスプレイ装置のスリム化のためにバックカバーとトランスフォーマとの間隔を縮小する場合、金属材質のバックカバーと漏れ磁束との間に干渉が発生し、バックカバーが振動して騒音を発するという問題がある。
また、従来のトランスフォーマは、その生産に非常に多くの労働力が投入されている。即ち、生産工程の大部分が手作業で行われるため、生産性の増大や製品信頼性の確保には限界がある。
本発明の目的は、薄型ディスプレイ装置などにおいて容易に使用可能な薄型のトランスフォーマ、及びこれを備えた平板ディスプレイ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、自動生産が可能なトランスフォーマ及び、これを備える平板ディスプレイ装置を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、自動生産を容易にできるように、個別ボビンを容易に結合し得る構造を有するトランスフォーマ、及びこれを備えた平板ディスプレイ装置を提供することにある。
本発明によるトランスフォーマは、内部に貫通孔が備えられた管状の胴部と上記胴部の両端から外部に突出するフランジ部を備える内側ボビンと外側ボビンを含むボビン部と、上記内側ボビンと上記外側ボビンにそれぞれ巻線されるコイルと、上記コイルと電磁結合する磁路を形成するコアと、を含み、上記内側ボビンは、上記外側ボビンの貫通孔に挿入されて上記外側ボビンと結合され、上記内側ボビンと上記外側ボビンの少なくとも一方は、上記フランジ部の幅が上記胴部の厚さよりも長く形成されることができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンは、上記内側ボビンのフランジ部と上記外側ボビンのフランジ部とが同一平面上に配置されるよう、上記外側ボビンの貫通孔に挿入されることができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンと上記外側ボビンは、それぞれ、上記胴部の下端に形成された上記フランジ部(以下、下部フランジ部と略称する)の一側から外部に突出して形成され、複数の外部接続端子が締結される端子締結部を備えることができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンと上記外側ボビンにそれぞれ備えられる上記端子締結部は、上記外部接続端子間の空間に形成される引出溝を備え、上記コイルは、上記引出溝を経て上記ボビン部の外部に引き出されることができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンは、上記胴部の上端に形成されたフランジ部(以下、上部フランジ部と略称する)の外周縁から外径方向に突出する少なくとも1つの係合突起を備えることができる。
本発明による実施例において、上記係合突起は、上記内側ボビンの上部フランジ部の外周縁において対を成して互いに反対方向に向かって突出することができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンは、上記胴部の下端に形成されたフランジ部の外周縁において上記係合突起と対応する位置から外径方向に突出する支持段部を備えることができる。
本発明による実施例において、上記外側ボビンは、一対の上記係合突起と対向する位置に形成され、上記係合突起が挿入されて結合される一対の結合溝を備えることができる。
本発明による実施例において、上記結合溝は、上記外側ボビンの胴部の内周面上端で溝状に形成され、上記係合突起が係合される係合溝を含むことができる。
本発明による実施例において、上記一対の結合溝の少なくとも一方は、上記係合溝から記外側ボビンの胴部下端まで上記外側ボビンの胴部の内周面を横切る溝状に形成され、上記係合突起を上記係合溝まで案内する案内溝を含むことができる。
本発明による実施例において、上記案内溝は、底面が傾斜するように形成され、上記底面は、上記係合溝に隣接するほど深さが浅くなることができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンと上記外側ボビンは、上記係合突起が上記係合溝に係合され、上記内側ボビンの上記支持段部と上記端子締結部が上記外側ボビンの上記下部フランジ部の下部面を支持することで固定結合されることができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンの上記フランジ部の外周縁と上記外側ボビンの上記貫通孔の内周縁のいずれか一方には少なくとも1つの係合突起が突出して形成され、上記係合突起が形成された位置に対応して、他方には上記係合突起が結合される結合溝が形成されることができる。
本発明による実施例において、上記コイルは、上記内側ボビンに巻線される1次コイルと上記外側ボビンに巻線される2次コイルとを含み、上記1次コイルまたは上記2次コイルの少なくとも一方は互いに電気的に絶縁される複数のコイルを含むことができる。
本発明による実施例において、上記ボビン部は、上記外側ボビンと上記内側ボビンとの間に介在される少なくとも1つの中間ボビンをさらに含むことができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンの上記端子締結部と上記外側ボビンの上記端子締結部とは、互いに反対方向に配置されることができる。
本発明による実施例において、上記内側ボビンの上記胴部上端に形成されたフランジ部の外周縁において上記内側ボビンの端子締結部の上側に配置される外周縁は、上記内側ボビンの外部接続端子の締結位置に対応して屈曲して形成されることができる。
また、本発明による平板ディスプレイ装置は、上記少なくとも1つのトランスフォーマが基板上に実装されて形成される電源供給部と、上記電源供給部から電源を受けるディスプレイパネルと、上記ディスプレイパネルと上記電源供給部を保護するカバーと、を含んで構成されることができる。
本発明による実施例において、上記トランスフォーマの上記コイルは、上記電源供給部の上記基板と平行するよう、上記内側ボビン及び上記外側ボビンにそれぞれ巻線されることができる。
本発明によるトランスフォーマは、個別に分離される複数のボビン(例えば、内側ボビン及び外側ボビン)を備え、これらボビンが結合する構造を有する。従って、それぞれの個別ボビン毎に巻線を行った後、コイルが巻線された個別ボビンを結合することで、トランスフォーマを完成することができる。これにより、生産工程を自動化することができ、製造コストと製造時間を最小限に抑えることができるという利点がある。
また、本発明によるトランスフォーマは、内側ボビンと外側ボビンのフランジ部が各ボビン部の厚さより長く形成される。これにより、トランスフォーマが全体に扁平な薄型を維持するようになり、薄型ディスプレイ装置などに容易に採用できる。
また、本発明によるトランスフォーマは、内側ボビンと外側ボビンが係合突起と係合溝によって互いに結合される。これにより、内側ボビンを外側ボビンに容易に結合することができ、結合済みの内側ボビンは外側ボビンから容易に分離または突出しない。
また、本発明によるトランスフォーマが基板に実装される場合、トランスフォーマのコイルは基板に平行に巻線された状態が維持される。このようにコイルが基板に平行に巻線されると、トランスフォーマから発生する漏れ磁束が外部(例えば、バックカバー)と干渉することを最小限に抑えることができる。
従って、薄型ディスプレイ装置にトランスフォーマが装着されても、トランスフォーマから発生する漏れ磁束とディスプレイ装置のバックカバーとの間に干渉が発生することを最小限に抑えることができ、トランスフォーマによってディスプレイ装置に騒音が発生することを防止できる。このことから、薄型ディスプレイ装置にも容易に採用できる。
本発明の実施例によるトランスフォーマを概略的に示す斜視図である。 本発明の実施例によるトランスフォーマを概略的に示す斜視図である。 図1bのトランスフォーマのボビン部を概略的に示す斜視図である。 図1aのトランスフォーマのA−A'線断面図である。 図1aのトランスフォーマの内側ボビンを概略的に示す斜視図である。 図4のB部分を拡大して他の角度から示した部分斜視図である。 図1aのトランスフォーマの外側ボビンを概略的に示す斜視図である。 図6の外側ボビンのC−C'線断面図である。 図7aのD部分を拡大して示した部分断面図である。 本発明の他の実施例によるトランスフォーマを概略的に示した斜視図である。 本発明の実施例による平板ディスプレイ装置を概略的に示した分解斜視図である。 図9aのD−D'線部分断面図である。
以下、本発明を詳細に説明する。これに先立ち、本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は通常的または辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者は自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に則して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解釈すべきである。従って、本明細書に記載された実施例と図面に示された構成は、本発明の最も好ましい実施例に過ぎず、本発明の技術的思想の全てを代弁するものではないため、本出願時点においてこれらに代替できる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
また、添付図面において、同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付していることに留意しなければならない。そして、本発明の要旨を不明にする恐れがあると判断される公知機能及び構成についての詳細な説明は省略する。
同様の理由で、添付図面において、構成要素の一部は、誇張されたり、省略されたり、概略的に図示されており、各構成要素の大きさは実際の大きさを全面的に反映するものではない。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を詳しく説明する。
図1a及び図1bは、本発明の実施例によるトランスフォーマを概略的に示す斜視図であり、図2は、図1bのトランスフォーマのボビン部を概略的に示す斜視図であり、図3は、図1aのトランスフォーマのA−A'線断面図である。
また、図4は、図1aのトランスフォーマの内側ボビンを概略的に示す斜視図であり、図5は、図4のB部分を拡大して他の角度から示した部分斜視図である。図6は、図1aのトランスフォーマの外側ボビンを概略的に示す斜視図であり、図7aは、図6の外側ボビンのC−C'線断面図であり、図7bは、図7aのD部分を拡大して示した部分断面図である。
図1aから図7bを参照すると、本発明の実施例によるトランスフォーマ100は、ボビン部10と、コイル50と、コア40とを含んで構成される。
ボビン部10は、外側ボビン30と、少なくとも1つの内側ボビン20とを含んで構成される。
内側ボビン20は、図4及び図5に示されたように、内部中心に貫通孔21が形成される管状の胴部22と、胴部22の両端から胴部22の外径方向に拡張して形成されるフランジ部23と、外部と電気的・物理的に接続されるための外部接続端子26と、外部接続端子26が締結される端子締結部24とを備える。
胴部22の内部に形成される貫通孔21は、後述するコア40の一部が挿入される通路として利用される。本実施例においては、貫通孔21の断面が矩形の場合を例に挙げている。これは、貫通孔21に挿入されるコア40の形状によって形成された構成であり、本発明による内側ボビン20は、これに限らず、貫通孔21に挿入されるコア40の形状に応じて多様な形状に形成されることができる。
フランジ部23は、形成位置によって上部フランジ部23aと下部フランジ部23bとに分けられる。また、胴部22の外周面、上部フランジ部23a、及び下部フランジ部23bの間に形成される空間は、後述するコイル50が巻線される内側巻線部20aとして利用される。従って、フランジ部23は内側巻線部20aに巻線されるコイル50を両側面から支持するとともに、外部からコイル50を保護し、外部とコイル50間の絶縁性を確保する役割を果たす。
内側ボビン20の下部フランジ部23bの一側には、外部接続端子26が締結される端子締結部24が形成される。端子締結部24は、下部フランジ部23bの一側から外部方向(即ち、下部方向)に突出して形成され、内側巻線部20aに巻線されるコイル50のリード線が挿入される少なくとも1つの引出溝25を備えることができる。引出溝25によって、コイル50のリード線が内側ボビン20の外部に引き出されることができる。
外部接続端子26は、端子締結部24から胴部22の外径方向または下部方向に突出するように端子締結部24に締結される。特に、本実施例による外部接続端子26は、下部フランジ部23bの外周縁に沿って配置され端子締結部24に締結されることを特徴とする。
また、内側ボビン20の端子締結部24は、外径方向に沿って突出して形成される支持部29aを備える。支持部29aは、所定の間隔離隔して配置された外部接続端子26間の空間に形成され、後述する支持段部29と同様に、外側ボビン30の下部面と接触して外側ボビン30を支持することができる。
一方、本実施例においては、支持部29aが外部接続端子26の突出方向に平行な方向に突出する場合を例に挙げた。しかしながら、本発明による支持部29aは、これに限らず、端子締結部24の側面から外部接続端子26の突出方向に垂直な方向に突出するように形成するなど、様々な形態に変形が可能である。
また、本実施例による内側ボビン20の上部フランジ部23aは、一側の外周縁と他側の外周縁が互いに異なる形状に形成されることができる。即ち、上部フランジ部23aは端子締結部24の上部である一側に配置される外周縁が弧状や直線状ではなく、屈曲して形成されることができる。
このとき、屈曲は端子締結部24に締結された外部接続端子26の締結位置に対応して形成される。即ち、図5のZ方向から見て、端子締結部24に締結された外部接続端子26が最大限に露出するように屈曲が形成される。
このような上部フランジ部23aの屈曲は、コイル50を容易に内側ボビン20に自動巻線するための構成である。より具体的に説明すると、自動巻線装置(図示せず)がコイル50を外部接続端子26に巻線するために外部接続端子26の周りを回転してコイル50を巻く過程において、コイル50や自動巻線装置が上部フランジ部23aと接触することを防止するために形成される。
そのため、自動巻線過程においてコイル50や自動巻線装置が上部フランジ部23aと接触しない場合は、上部フランジ部23aに形成される屈曲を省略できる。
一方、薄型のトランスフォーマ100を形成するためには、内側ボビン20に備えられるフランジ部23の厚さも最大限に薄く形成されることが好ましい。しかしながら、本実施例による内側ボビン20は絶縁性材質である樹脂材質で形成されるため、フランジ部23が薄すぎると、フランジ部23がその形状を維持できず、歪みが発生することがある。
従って、本実施例によるトランスフォーマ100は、フランジ部23が歪むことを防止し、フランジ部23の剛性を補強するために、フランジ部23の外部面に絶縁リブ27を備えることができる。絶縁リブ27は、内側ボビン20に備えられる2つのフランジ部23a、23bの外部面に全て形成されてもよく、必要に応じて、いずれか一方にのみ選択的に形成されてもよい。
また、上述したように、本実施例によるトランスフォーマ100は、薄型に形成されることを特徴とするため、絶縁リブ27がフランジ部23から過度に突出しないよう形成される。これにより、本実施例による絶縁リブ27は、フランジ部23の外周面に沿って外部方向(即ち、上部方向または下部方向)に突出するように形成され、フランジ部23の厚さとほぼ同じ厚さに突出する。
このような絶縁リブ27の形状により、本実施例によるトランスフォーマ100は絶縁リブ27の突出距離を最小にしながらフランジ部23の剛性を確保することができる。
しかし、本発明は、これに限らず、後述する外側ボビン30の絶縁リブ37のように沿面距離(creepage distance)に対応して絶縁リブ27の突出距離を設定するなど、様々な応用が可能である。
また、図面では内側ボビン20に1つの絶縁リブ27のみがフランジ部23の外周縁に沿って形成された場合を示しているが、フランジ部23のさらなる剛性や沿面距離を確保するために絶縁リブ27を追加的に形成することができる。この場合、追加的に形成される絶縁リブ27は、後述する外側ボビン30の絶縁リブ37のようにフランジ部23の形状に沿ってフランジ部23の内部からリング(ring)状に突出して形成されることができる。
さらに、剛性の高い材質で内側ボビン20を形成することで、内側ボビン20に絶縁リブ27が形成されなくても、フランジ部23が歪むことなくその形状を維持できれば、内側ボビン20の絶縁リブ27は省略が可能である。
また、図4に示されたように、本実施例による絶縁リブ27は、内側ボビン20が後述するコア40の内部面に対面しない部分のみに形成される。即ち、本実施例による絶縁リブ27は、コア40との結合時、コア40の外部に露出するフランジ部23の外周面上のみに形成される。これは、ボビン部10とコア40との密着力を高めるためであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、絶縁リブ27は、必要に応じて、フランジ部23全体に形成されてもよい。また、コア40の外部に露出するフランジ部23上には絶縁リブ27を長く突出させ、コア40の内部面に対面するフランジ部23上には絶縁リブ27を短く突出して構成するなど、様々な応用が可能である。
このような本実施例による内側ボビン20のフランジ部23は、後述する外側ボビン30と結合され、このためにフランジ部23の外周縁には少なくとも1つの係合突起28と支持段部29が備えられる。
係合突起28は、上部フランジ部23aの外周縁において対を成して互いに反対方向に向かって突出して形成される。本実施例においては、上部フランジ部23aの外周縁において最大限に離隔される両端から、それぞれ外径方向に係合突起28が突出して形成される場合を例に挙げている。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明による係合突起28は、一対に形成される構成に限らず、フランジ部23の外周縁において2つ以上の複数個が多くの方向に配置されるように形成するなど、多様な構成が可能である。
また、本実施例では、フランジ部23と絶縁リブ27が形成する側面から係合突起28が突出する場合を例に挙げている。しかし、本発明は、これに限らず、係合突起28がフランジ部23の側面からのみ突出するように形成したり、絶縁リブ27の側面からのみ突出するように形成するなど、様々な応用が可能である。
支持段部29は下部フランジ部23bに形成され、端子締結部24と反対側である下部フランジ部23bの他側において係合突起28が形成された位置に対応する位置に形成される。即ち、支持段部29は下部フランジ部23bに形成された絶縁リブ27から外径方向に突出して形成される。
このような支持段部29は、上述した端子締結部24の支持部29aと同様に、内側ボビン20と外側ボビン30の結合時に外側ボビン30の下部面を支持する。
このように係合突起28と支持段部29が上部フランジ部23aと下部フランジ部23bにそれぞれ形成されることにより、内側ボビン20は、後述する外側ボビン30に結合されるとき、外側ボビン30から容易に分離されないようになる。これについては、後述する外側ボビン30の説明時により詳しく説明する。
外側ボビン30は、図3、図6及び図7aに示されたように、内側ボビン20の形状に類似した形状に構成され、内側ボビン20の厚さとほぼ同じ厚さに形成され、その大きさにおいては異なっている。
外側ボビン30は、内側ボビン20と同様に内部中心に貫通孔31が形成される胴部32と、フランジ部33と、端子締結部34と、外部接続端子36とを備える。従って、内側ボビン20と同一の構成に対しては具体的な説明を省略し、内側ボビン20と区別される構成に対してより詳しく説明する。
胴部32の内部に形成される貫通孔31は、内側ボビン20が挿入されて結合される空間として利用される。従って、外側ボビン30に形成された貫通孔31は、内周縁が内側ボビン20のフランジ部23の外周縁の形状に対応して形成される。
また、外側ボビン30の胴部32の外周面とフランジ部33との間に形成される空間は、後述するコイル50が巻線される外側巻線部30aとして利用される。
下部フランジ部33bには、内側ボビン20と同様に、一側面に外部接続端子36が締結される端子締結部34が形成される。
端子締結部34は、下部フランジ部33bから胴部32の外径方向に突出して形成され、案内突起34aと、引出溝35と、離隔ブロック34bとを含む。
案内突起34aは、端子締結部34の下部面から下側に複数並んで突出形成される。案内突起34aは、図1bに示されたように、外側巻線部30aに巻線されるコイル50のリード線が外部接続端子36に容易に締結されるようにリード線を案内するためのものである。従って、案内突起34aはコイル50を堅固に案内できるよう、コイル50のリード線の直径以上に突出することができる。
引出溝35は、案内突起34a間の空間に複数形成され、外側巻線部30aに巻線されるコイル50のリード線が上記の端子締結部34の下部面に移動する経路として利用される。
このような端子締結部34の構成によって外側巻線部30aに巻線されるコイル50のリード線は、図1aと図1bに示されたように、引出溝35を経て外側ボビン30の下部に移動した後、隣接して配置された案内突起34a間の空間を介して外部接続端子36と電気的に接続される。このとき、コイル50のリード線をより堅固に固定できるよう、コイル50のリード線を案内突起34aに1回または数回巻いた後、外部接続端子36に締結することができる。
離隔ブロック34bは、外部接続端子36と内側ボビン20との間の沿面距離を確保するために利用される。このために、離隔ブロック34bは案内突起34aの配置方向と直交する方向に案内突起34aと内側ボビン20、即ち、貫通孔31の間から突出して形成される。
外部接続端子36は、端子締結部34の末端から胴部32の外径方向または下部方向に突出するように端子締結部34に締結される。
また、本実施例による外側ボビン30は、内側ボビン20と同様に、フランジ部33の厚さが最大限に薄く形成されることが好ましい。
これにより、フランジ部33上には、フランジ部33が歪むことを防止し、フランジ部33の剛性を補強するために、少なくとも1つの絶縁リブ37が備えられることができる。
ここで、外側ボビン30に形成される絶縁リブ37は、内側ボビン20の場合と同様に、複数形成されることができる。また、絶縁リブ37の突出距離はフランジ部33の剛性を維持するとともに、外側ボビン30に巻線されたコイル50と内側ボビン20に巻線されたコイル50との間の沿面距離を確保できるように形成される。
これについては、以下でより詳しく説明する。
図3に示されたように、内側ボビン20と外側ボビン30が結合されると、内側ボビン20に巻線された1次コイル50aと外側ボビン30に巻線された2次コイル50bとの間の沿面距離は、ほとんど外側ボビン30のフランジ部33の外部面に沿って形成される。
そこで、本実施例によるトランスフォーマ100は、外側ボビン30の大きさを最小にしながら沿面距離を確保するために絶縁リブ37を利用する。即ち、絶縁リブ37の個数と絶縁リブ37の突出距離を調節することで、外側ボビン30に巻線されたコイル50と内側ボビン20に巻線されたコイル50との間の沿面距離を確保する。
このとき、内側ボビン20のフランジ部23が十分に長く延長されている場合は、内側巻線部20aに巻線された1次コイル50aの外部面と外側ボビン30の内週面との間には所定間隔の空き空間Sが形成されることができる。このような場合には、1次コイル50aと2次コイル50bとの間の距離をさらに確保することができ、1つの絶縁リブ37のみを備えていても、容易に沿面距離を確保することができる。これは、外側ボビン30のフランジ部33が十分に長く延長して形成された場合にも同様に適用できる。
これに対し、内側ボビン20または外側ボビン30のフランジ部23、33が短く形成されて、フランジ部23、33の幅だけで沿面距離の確保が困難な場合、本実施例によるトランスフォーマ100は外側ボビン30のフランジ部33に追加的に絶縁リブ37を形成することで沿面距離を確保することができる。
これにより、外側ボビン30に形成される複数の絶縁リブ37は、沿面距離を確保するためにそれぞれの突出距離が違って構成されることができる。
外側ボビン30に形成される絶縁リブ37は、内側ボビン20と同様に、外側ボビン30に備えられる2つのフランジ部33a、33bの外部面に全て形成されてもよく、必要に応じて、いずれか一方にのみ選択的に形成されてもよい。また、絶縁リブ37は、フランジ部33の外周縁に沿って形成されてもよく、フランジ部33の形状に沿ってフランジ部33の内部からリング状に突出して形成されてもよい。
さらに、外側ボビン30の絶縁リブ37は、内側ボビン20の絶縁リブ27と同様に、外側ボビン30がコア40の内部面に対面しない部分のみに形成されてもよく、絶縁リブ37が形成されなくても、フランジ部33が歪むことなくその形状を維持できれば、外側ボビン30の絶縁リブ37は省略されてもよい。
このような本実施例による外側ボビン30は、貫通孔31に挿入されて結合される内側ボビン20が固定されるように、胴部32の内周面に少なくとも1つの結合溝38を備える。
結合溝38は、内側ボビン20に形成された係合突起28の個数と形成位置、形状に対応して形成される。
本実施例の場合、一対の係合突起28が内側ボビン20の上部フランジ部23aの外周縁において反対方向に向かって形成される。これに対応し、結合溝38も一対が外側ボビン30の貫通孔31の内周面において互いに対向する位置にそれぞれ形成される。
結合溝38は、外側ボビン30の胴部32(即ち、貫通孔)の内周面において所定の幅を有する溝状に形成され、第1結合溝38aと第2結合溝38bとを含む。
第1結合溝38aは、係合溝39aと、案内溝39bとを含むことができる。
図7bを参照すると、係合溝39aは、外側ボビン30の胴部32の一端、即ち、上端で係合突起28の形状に対応する溝として形成される。係合溝39aは、内側ボビン20の係合突起28が係合される溝であり、係合突起28が第1結合溝38aと第2結合溝38bの係合溝39aに結合されることで、最終的には内側ボビン20と外側ボビン30が結合される。従って、係合突起28が係合溝39aに挿入されると、内側ボビン20は外側ボビン30の貫通孔31内に完全に挿入され、これにより内側ボビン20と外側ボビン30は一体となる。
案内溝39bは、係合溝から外側ボビン30の胴部32の他端、即ち、下端に向かって外側ボビン30の胴部32の内周面を横切る溝状に形成され、底面は傾斜するように形成される。即ち、案内溝39bは、胴部32の他端部分で深さが最も深く、係合溝39aに隣接する位置では浅く形成される。このような案内溝39bは、内側ボビン20が外側ボビン30に結合されるとき、係合突起28が移動する通路として利用される。
第2結合溝38bは、第1結合溝38aと対向する位置に形成され、係合溝39aのみを備える。これについては、後述する係合突起28と結合溝38の結合過程の説明時により詳しく説明する。
以下、係合突起28と結合溝38の結合過程、即ち、内側ボビン20と外側ボビン30の結合過程について説明する。
内側ボビン20を外側ボビン30に結合するために、先ず、内側ボビン20において支持段部29が形成された他側を外側ボビン30の貫通孔31に挿入する過程が行われる。このとき、内側ボビン20の他側は外側ボビン30の下部から外側ボビン30の貫通孔31に挿入される。そして、内側ボビン20の係合突起28は外側ボビン30の第2結合溝38bに軽く係合して結合される。
次いで、内側ボビン20の端子締結部24が形成された一側を外側ボビン30の貫通孔31に押し込む過程が行われる。この過程で、端子締結部24が形成された側の係合突起28は外側ボビン30の第1結合溝38aに形成された案内溝39bへ進むようになる。
上記したように、案内溝39bは、胴部32の下端面部分で深さが最も深く形成されているため、係合突起28は容易に第1結合溝38aの案内溝39bに挿入されることができる。
内側ボビン20を外側ボビン30の貫通孔31に押し込むことで、案内溝39bに挿入された係合突起28が、案内溝39bに沿って外側ボビン30の胴部32の上側に移動し、最終的には係合溝39aに挿入される。このとき、内側ボビン20の端子締結部24に形成された支持部29aと支持段部29は外側ボビン30の下部面と接触し、内側ボビン20が外側ボビン30の上側に移動することを抑制する。
係合突起28が第1結合溝38aの係合溝39aに挿入されることで、内側ボビン20は、係合突起28が案内溝39bと係合溝39aを区分する段部に引っ掛かり、下側への移動が抑制される。また、支持段部29と端子締結部24の支持部29aが外側ボビン30の下端面を支持するようになり、上側での移動も抑制される。これによって、外側ボビン30と結合が完了した内側ボビン20が外側ボビン30から容易に分離することを防ぐことができる。
一方、本実施例によるトランスフォーマ100は、係合突起28が外側ボビン30の第2結合溝38bに直接的に挿入されて係合されるので、第2結合溝38bには係合突起28を係合溝39aまで案内するための別途の案内溝を備える必要がない。そのため、本実施例による第2結合溝38bは係合溝39aのみを備えるように形成される。
従って、本実施例によるトランスフォーマ100は、第1結合溝38aと第2結合溝38bとが互いに異なる形状に形成される。しかし、本発明によるトランスフォーマ100は、これに限らず、第2結合溝38bを第1結合溝38aと同一形状に形成するなど、係合突起28が係合溝39aに容易に係合可能であれば、必要に応じて、多様な形状に形成されることができる。
一方、図3、図7a、及び図7bに示されたように、本実施例によるトランスフォーマ100は、個別ボビン(内側ボビン20と外側ボビン30)のフランジ部23、33の幅が胴部22、32の厚さよりも長く形成されることを特徴とする。ここで、図7a、図7bでは外側ボビン30の断面のみを示しているが、これは説明の便宜上であり、内側ボビン20にも同様に適用できる。
このような形状は、本実施例によるトランスフォーマ100が薄型に形成される特徴により導出される。即ち、本発明によるトランスフォーマ100は、その厚さが極めて薄い薄型のトランスフォーマ100であり、例えば、外部接続端子26、36を含むトランスフォーマ100の総垂直厚さがは約12mm以下に形成されることができる。
このように薄型のトランスフォーマ100において出力電圧を確保するためには(即ち、コイルの巻線数を確保するためには)、本実施例による個別ボビン20、30が、従来のボビンに比べてコイル50が巻線される各巻線部20a、30aの深さが深く形成されなければならない。
このために、本実施例による個別ボビン20、30は、胴部22、32の厚さ(図7bのT)よりもフランジ部23、33の幅(図7bのW)がさらに長く形成される。
また、本実施例による内側ボビン20と外側ボビン30は、フランジ部23、33の内部面(即ち、内側巻線部、外側巻線部を形成する面)が傾斜するように形成されることができ、よって、フランジ部23、33は外径方向に行くほどその厚さが薄く形成されることができる。
図7bでは外側ボビン30の断面のみを示しているが、上述したように、内側ボビン20にも同様に適用できる。図7bを参照すると、フランジ部23、33は、基本的な厚さがD1であるが、外径方向に行くほどフランジ部23、33の厚さが薄くなり外周縁での厚さはD2となる。即ち、外径方向に行くほど巻線部20a、30aの幅は拡張される構成を有する。
このような構成も、本実施例によるトランスフォーマ100を薄型に形成することによって導出される。より具体的に説明すると、本実施例によるトランスフォーマ100は、フランジ部23、33の幅を胴部22、32の厚さよりも長く形成することによって、個別ボビン20、30の各巻線部20a、30aの深さが従来のトランスフォーマのボビンよりも非常に深く形成される。この独特な構造により、個別ボビン20、30を製造する過程で巻線部20a、30aに挿入された金型が個別ボビン20、30から容易に分離されないという問題が発生することがある。
しかし、本実施例によるトランスフォーマ100は、外径方向に行くほど各巻線部20a、30aの幅が拡張されるように構成されるため、金型が個別ボビン20、30から容易に分離されるようになる。
一方、本実施例によるフランジ部23、33は、外径方向に行くほど厚さが減少し、歪みが発生しやすいという問題もある。しかし、上述したように、本実施例によるフランジ部23、33は、外部面に絶縁リブ27、37を備えることができるため、フランジ部の厚さが薄くなっても歪みが発生することを防止できる。
このように構成される本実施例によるボビン部10は、内側ボビン20に備えられる外部接続端子26と外側ボビン30に備えられる外部接続端子36とが最大限に離れて配置されることを特徴とする。そのため、内側ボビン20が外側ボビン30と結合されるとき、内側ボビン20は、端子締結部24が形成された部分が、外側ボビン30の端子締結部34が形成された部分ではない、反対の方向に位置されるように外側ボビン30に結合される。
これによって、外側ボビン30の外部接続端子36と内側ボビン20の外部接続端子26とは、互いに反対方向に突出するように配置される。従って、本実施例によるトランスフォーマ100は、1次コイル50aと2次コイル50bの外部接続端子26、36との間が十分に離隔し、1、2次間の絶縁距離を容易に確保することができる。
また、図3に示されたように、本実施例によるトランスフォーマ100は、外側ボビン30により内側巻線部20aに巻線される1次コイル50aと外側巻線部30aに巻線される2次コイル50b間の絶縁性を確保する。よって、1次コイル50aと2次コイル50bが最大限に隣接して配置されることができる。
しかし、トランスフォーマ100の出力特性や沿面距離を確保するために、1次コイル50aの外部面と外側ボビン30の貫通孔31の内周面との距離が所定の間隔離隔されるように構成してもよい。これは、内側ボビン20のフランジ部23の幅や、内側ボビンに巻線される1次コイル50aの巻線数を調節することによって容易に適用できる。
また、本実施例によるボビン部10は、内側ボビン20と外側ボビン30が結合されるとき、内側ボビン20のフランジ部23と外側ボビン30のフランジ部33が同一平面上に位置されることができる。即ち、内側ボビン20と外側ボビン30が結合されたボビン部10は、絶縁リブ27、37や端子締結部24、34が形成された部分においてのみ一部が突出するだけで、全体に扁平な薄型を維持するようになる。従って、基板上に実装されても、非常に低い実装高さを提供することができ、薄型ディスプレイ装置などに容易に採用できる。
さらに、本実施例ではボビン部10が1つの外側ボビン30と1つの内側ボビン20で構成される場合を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されない。即ち、1つの外側ボビン30内に複数のボビンが挿入されるように構成されてもよい。例えば、外側ボビン30の貫通孔31に外側ボビン30と類似した形状に形成される別途のボビン(以下、中間ボビン)が挿入され、中間ボビンの貫通孔に内側ボビン20が挿入されるようにボビン部10を構成し、内側ボビン20の貫通孔21にコア40が挿入されるように構成してもよい。
この場合、1次コイルと2次コイルのいずれか一方は、3つの個別ボビンのうち2つの個別ボビンに選択的に巻線されることができる。
以上のように構成される本実施例によるボビン部10の個別ボビン20、30は、射出成形によって容易に製造されることができるが、これに限らず、プレス加工などの多様な方法によって製造されてもよい。また、本実施例によるボビン部10の個別ボビン20、30は、絶縁性の樹脂材質から成ることが好ましく、高耐熱性と高耐電圧性を有する材質から成ることが好ましい。個別ボビン20、30を形成する材質としては、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、液晶ポリエステル(LCP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタラート(PET)及びフェノール系樹脂などが挙げられる。
コイル50は、1次コイル50aと、2次コイル50bとを含む。
1次コイル50aは、内側ボビン20に形成された内側巻線部20aに巻線される。
また、本発明による1次コイル50aは、1つの内側巻線部20a内に互いに電気的に絶縁される複数のコイルが巻線されることができる。即ち、本実施例によるトランスフォーマ100は、複数のコイルで1次コイル50aを構成して、それぞれのコイルに選択的に電圧を印加することができ、これに対応して2次コイル50bを介して多様な電圧を引き出すことができる。
このために、1次コイル50aを構成する複数のコイルは、直径が互いに異なるコイルが選択的に用いられ、巻線数が異なるように構成されてもよい。また、単線が用いられてもよく、複数本を撚り合わせて形成した撚線が用いられてもよい。
このような1次コイル50aは、リード線が内側ボビン20に備えられる外部接続端子26に接続される。
2次コイル50bは、外側ボビン30に形成された外側巻線部30aに巻線される。
2次コイル50bの場合も、上述した1次コイル50aと同様に、互いに電気的に絶縁される複数のコイルが巻線されることができ、例えば、図3に示すようである。このような2次コイル50bのリード線は外側ボビン30に備えられる外部接続端子36に接続される。
一方、本実施例では、上述したように内側巻線部20aに1次コイル50aが巻線され、外側巻線部30aに2次コイル50bが巻線される場合を例に挙げている。しかし、本発明は、これに限らず、外側巻線部30aに1次コイル50aを巻線し、内側巻線部20aに2次コイル50bを巻線して利用するなど、使用者が所望の電圧を引き出すことができれば、様々な応用が可能である。
コア40(core)は、内側ボビン20の内部に形成される貫通孔21に挿入され、コイル50と電磁結合する磁路を形成する。
本実施例によるコア40は一対で構成され、内側ボビン20の貫通孔21を介してそれぞれ挿入され、互いに突き合わせて締結されることができる。このようなコア40としては、'EE'コア40、'EI'コア40などを使用できる。
また、コア40は、他の材質に比べて高透磁率、低損失、高飽和磁束密度、安定性及び低生産費用を有するMn−Zn系フェライト(ferrite)で形成されることができる。しかしながら、本発明の実施例においてコア40の形態や材質は、これに限定されるものではない。
一方、図示されていないが、本実施例によるボビン部10とコア40との間には絶縁テープが介在されることができる。絶縁テープは、ボビン部10に巻線されたコイル50とコア40間の絶縁を確保するために備えられることができる。
このような絶縁テープは、コア40とボビン部10が対面するコア40の全ての内周面に対応して介在されてもよく、コイル50とコア40が対面する部分のみに部分的に介在されてもよい。
図8は、本発明の他の実施例によるトランスフォーマを概略的に示した斜視図である。本実施例によるトランスフォーマ200は、上述した実施例のトランスフォーマ(図1aの100)と類似に構成され、内側ボビン120の端子締結部124の構成のみが異なる。従って、前述した実施例と同様に構成される要素に対する説明は省略し、内側ボビン120の端子締結部124の構成を中心に説明する。
図8を参照すると、本実施例による内側ボビン120の端子締結部124は下部フランジ部123bの下部面から胴部122の外径方向に突出するように形成される。このとき、端子締結部124は外側ボビン30の下部フランジ部33bの外周面に対応する長さで突出し、端子締結部124の上部面は扁平に形成される。
また、本実施例による外側ボビン30は、下部フランジ部33bにおいて端子締結部124の上部面に対面する外部面に絶縁リブが形成されず、扁平に形成される。これによって、内側ボビン120は端子締結部124の上部面が外側ボビン30の下部フランジ部33bの下部面と面接触し外側ボビン30に結合されることができる。
このような端子締結部124は、外側ボビン30の端子締結部34と類似に、案内突起124aと引出溝125を含むことができる。
案内突起124aは端子締結部124の下部面から胴部122の下側に複数並んで突出形成される。案内突起124aは、外側巻線部に巻線されるコイル150のリード線が外部接続端子126に容易に接続されるようにリード線を案内するためのものである。従って、案内突起124aがコイル50を堅固に案内できるよう、案内突起124aはコイル50のリード線の直径以上の距離をもって突出することが好ましい。
引出溝125は、案内突起124a間の空間にそれぞれ形成され、内側巻線部に巻線されるコイル50のリード線が上記の端子締結部124の下部面に移動する経路として利用される。
このような端子締結部124の構成によって内側巻線部に巻線されるコイル50のリード線は引出溝125を経て内側ボビン120の下部に移動した後、案内突起124a間の空間を介して外部接続端子126と電気的に接続される。
外部接続端子126は、端子締結部124から胴部122の外径方向または下部方向に突出するように端子締結部124に締結される。特に、本実施例による外部接続端子126は外側ボビン30の下部フランジ部33bの外周縁に対応する形態で端子締結部124に締結されることができる。
一方、本発明は、上述した構成に限定されず、内側ボビン120の外部接続端子126と外側ボビン30に巻線されたコイル50間の絶縁性を確保するために、端子締結部124が外側ボビン30の下部フランジ部33bの外周縁よりも長く突出するように構成するなど、様々な応用が可能である。
このように本実施例によるトランスフォーマ200は、内側ボビン120の外部接続端子126が外側ボビン30の外部に突出するように構成されるため、外側ボビン30の外部接続端子36との絶縁性をさらに確保することができる。また、トランスフォーマ200を基板(図示せず)に実装するとき、全ての外部接続端子36、126を目視で容易に確認して実装でき、より容易な実装が可能となるという利点がある。
図9aは、本発明の実施例による平板ディスプレイ装置を概略的に示した分解斜視図であり、図9bは、図9aのD−D'線部分断面図である。
先ず、図9aを参照すると、本発明の実施例による平板ディスプレイ装置1は、ディスプレイパネル4と、トランスフォーマ100が実装された電源供給部5と、カバー2、8とを含むことができる。
カバー2、8は、フロントカバー(front cover)2とバックカバー(back cover)8とを含み、互いに結合されて内部に空間を形成することができる。
ディスプレイパネル4は、カバー2、8によって形成される内部空間内に配置され、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、有機発光ダイオード(OLED)などに多様に利用できる。
電源供給部5(SMPS)は、ディスプレイパネル4に電源を提供する。電源供給部5は印刷回路基板6に複数の電子部品が実装されて形成されることができ、特に、上述した実施例によるトランスフォーマ100、200の少なくとも1つが実装されることができる。本実施例では、図1aのトランスフォーマ100を利用する場合を例に挙げて説明する。
電源供給部5は、シャーシ7に固定されることができ、ディスプレイパネル4とともにカバー2、8によって形成される内部空間内に配置されて固定されることができる。
このとき、図9bに示されたように、電源供給部5に実装されるトランスフォーマ100は、コイル50が印刷回路基板6と平行をなす方向に巻線される。また、印刷回路基板6の平面上から見たとき(Z方向)、コイル50は時計方向または反時計方向に巻線される。そして、コア40の一部(即ち、上部面)はバックカバー8と平行を成して磁路を形成する。
これにより、本実施例によるトランスフォーマ100の場合、図9bに示されたように、コイル50によって発生する磁場のうちバックカバー8とトランスフォーマ100との間に形成される磁束φは、大部分の場合コア40内に磁路が形成されるため、バックカバーとトランスフォーマ100の間に漏れ磁束φが形成されることを最小限に抑えることができる。
即ち、本実施例によるトランスフォーマ100は、コイル50が印刷回路基板6と平行をなす方向に巻線されるように構成されることにより、従来のように漏れ磁束φの磁路がトランスフォーマ100とバックカバー8との間の空間に、全体ではなく部分的に小さく形成される。
よって、本実施例によるトランスフォーマ100は、その外部に別途の遮蔽装置(例えば、遮蔽シールド等)を採用することなく、漏れ磁束φと金属材質のバックカバー8との間に干渉が発生することを最小限に抑えることができる。
従って、平板ディスプレイ装置1のような薄型の電子機器にトランスフォーマ100が装着されてバックカバー8とトランスフォーマ100との間隔が非常に狭く形成されても、バックカバー8の振動によって騒音が発生することを防止できる。
以上、説明した本実施例に開始されたトランスフォーマは、自動化された製造方法に適合するように構成されることを特徴とする。
即ち、本発明によるトランスフォーマは、内側ボビンと外側ボビンにコイルがそれぞれ巻線され、巻線が完了すると、内側ボビンと外側ボビンを結合した後、コアを結合して完成するようになる。
このように本発明によるトランスフォーマは、1次コイルと2次コイルを自動巻線するために、内側ボビンと外側ボビンが分離された状態でそれぞれコイルを巻線できるように構成される。このとき、コイルの巻線は別途の自動巻線設備により行われることができる。
また、本発明による内側ボビンと外側ボビンは、自動巻線された1次コイルと2次コイルのリード線が端子締結部に形成された引出溝、案内突起などによって一次的に固定された後、外部接続端子に締結されることができる。これにより、コイルを自動巻線する過程でコイルのリード線を外部接続端子に締結するとき、リード線が容易に外れてしまうことを防止することができる。
また、巻線が完了した内側ボビンと外側ボビンは、係合突起と結合溝により容易に結合できる。この過程も、別途の設備により自動で行われることができる。
このように本発明によるトランスフォーマは、製造過程のほとんどを自動化することができ、製造コストと製造時間を大幅に減らすことができるという利点がある。
また、本発明によるトランスフォーマは極めて薄い薄型に形成される。よって、多様な薄型の装置に容易に採用され得る。
一方、以上で説明した本発明によるトランスフォーマ及びこれを備えた平板ディスプレイ装置は、上述した実施例に限定されるものではなく、様々な応用が可能である。例えば、本発明による内側ボビンと外側ボビンは、係合突起と結合溝を利用した結合に限定されない。
即ち、内側ボビンのフランジ部の外周縁と外側ボビンの貫通孔の内周縁においていずれか一方に少なくとも1つの係合突起が突出して形成され、係合突起が形成された位置に対応して、他方には係合突起が結合される結合溝が形成されるように構成するなどとして、内側ボビンと外側ボビンの結合力を確保できれば、多様な構成で適用できる。
また、上述した実施例では、それぞれの個別ボビンが略矩形を有する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限らず、所望の電圧を引き出すことができれば、円筒状などの多様な形状が可能である。
加えて、本実施例ではディスプレイ装置に採用されるトランスフォーマを例に説明したが、これに限らず、トランスフォーマを備える薄型の電子機器であれば、幅広く適用できる。
1 平板ディスプレイ装置
100、200 トランスフォーマ
10 ボビン部
20、120 内側ボビン
30 外側ボビン
20a 内側巻線部
30a 外側巻線部
21、31 貫通孔
22、32、122 胴部
23、33 フランジ部
23a、33a 上部フランジ部
23b、33b、123b 下部フランジ部
24、34、124 端子締結部
25、35、125 引出溝
26、36、126 外部接続端子
27、37 絶縁リブ
28 係合突起
29 支持段部
29a 支持部
34a、124a 案内突起
34b 離隔ブロック
38 結合溝
38a 第1結合溝
38b 第2結合溝
39a 係合溝
39b 案内溝
40 コア
50 コイル
50a 1次コイル
50b 2次コイル

Claims (19)

  1. 内部に貫通孔が備えられた管状の胴部と、前記胴部の両端から外部に突出するフランジ部を備える内側ボビンと外側ボビンを含むボビン部と、
    前記内側ボビンと前記外側ボビンにそれぞれ巻線されるコイルと、
    前記コイルと電磁結合する磁路を形成するコアと
    を含み、
    前記内側ボビンは、前記外側ボビンの貫通孔に挿入されて前記外側ボビンと結合され、前記内側ボビンと前記外側ボビンの少なくとも一方は、前記フランジ部の幅が前記胴部の厚さよりも長く形成されるトランスフォーマ。
  2. 前記内側ボビンは、
    前記内側ボビンのフランジ部と前記外側ボビンのフランジ部とが同一平面上に配置されるよう、前記外側ボビンの貫通孔に挿入される請求項1に記載のトランスフォーマ。
  3. 前記内側ボビンと前記外側ボビンは、
    それぞれ前記胴部の下端に形成された前記フランジ部(以下、下部フランジ部と略称する)の一側から外部に突出して形成され、複数の外部接続端子が締結される端子締結部を備える請求項1に記載のトランスフォーマ。
  4. 前記内側ボビンと前記外側ボビンにそれぞれ備えられる前記端子締結部は、
    前記外部接続端子間の空間に形成される引出溝を備え、前記コイルは、前記引出溝を経て前記ボビン部の下部に引き出される請求項3に記載のトランスフォーマ。
  5. 前記内側ボビンは、
    前記胴部の上端に形成されたフランジ部(以下、上部フランジ部と略称する)の外周縁から外径方向に突出する少なくとも1つの係合突起を備える請求項3に記載のトランスフォーマ。
  6. 前記係合突起は、
    前記内側ボビンの前記上部フランジ部の外周縁において対を成して互いに反対方向に向かって突出する請求項5に記載のトランスフォーマ。
  7. 前記内側ボビンは、
    前記胴部の下端に形成されたフランジ部の外周縁において前記係合突起と対応する位置から外径方向に突出する支持段部を備える請求項5に記載のトランスフォーマ。
  8. 前記外側ボビンは、
    一対の前記係合突起と対向する位置に形成され、前記係合突起が挿入されて結合される一対の結合溝を備える請求項7に記載のトランスフォーマ。
  9. 前記結合溝は、
    前記外側ボビンの胴部の内周面上端で溝状に形成され、前記係合突起が係合される係合溝を含む請求項8に記載のトランスフォーマ。
  10. 前記一対の結合溝の少なくとも一方は前記係合溝から記外側ボビンの胴部下端まで前記外側ボビンの胴部の内周面を横切る溝状に形成され、前記係合突起を前記係合溝まで案内する案内溝を含む請求項9に記載のトランスフォーマ。
  11. 前記案内溝は、底面が傾斜するように形成され、前記底面は、前記係合溝に隣接するほど深さが浅くなる請求項10に記載のトランスフォーマ。
  12. 前記内側ボビンと前記外側ボビンは、
    前記係合突起が前記係合溝に係合され、前記内側ボビンの前記支持段部と前記端子締結部が前記外側ボビンの前記下部フランジ部の下部面を支持することで固定結合される請求項9に記載のトランスフォーマ。
  13. 前記内側ボビンの前記フランジ部の外周縁と前記外側ボビンの前記貫通孔の内周縁のいずれか一方には少なくとも1つの係合突起が突出して形成され、前記係合突起が形成された位置に対応して、他方には前記係合突起が結合される結合溝が形成される請求項1に記載のトランスフォーマ。
  14. 前記コイルは、
    前記内側ボビンに巻線される1次コイルと前記外側ボビンに巻線される2次コイルとを含み、前記1次コイルまたは前記2次コイルの少なくとも一方は互いに電気的に絶縁される複数のコイルを含む請求項1に記載のトランスフォーマ。
  15. 前記ボビン部は、
    前記外側ボビンと前記内側ボビンとの間に介在される少なくとも1つの中間ボビンをさらに含む請求項1に記載のトランスフォーマ。
  16. 前記内側ボビンの前記端子締結部と前記外側ボビンの前記端子締結部とは互いに反対方向に配置される請求項3に記載のトランスフォーマ。
  17. 前記内側ボビンの前記胴部上端に形成されたフランジ部の外周縁において前記内側ボビンの端子締結部の上側に配置される外周縁は、前記内側ボビンの外部接続端子の締結位置に対応して、屈曲して形成されている請求項3に記載のトランスフォーマ。
  18. 少なくとも1つのトランスフォーマが基板上に実装されて形成される電源供給部と、
    前記電源供給部から電源を受けるディスプレイパネルと、
    前記ディスプレイパネルと前記電源供給部を保護するカバー
    を含んで構成される請求項1から17のいずれか一項に記載の平板ディスプレイ装置。
  19. 前記トランスフォーマの前記コイルは、
    前記電源供給部の前記基板と平行するよう、前記内側ボビン及び前記外側ボビンにそれぞれ巻線される請求項18に記載の平板ディスプレイ装置。
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