JP2012009373A - 基板対基板コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1コネクタと第2コネクタとの嵌(かん)合完了を電気的に検出することによって、小型化及び低背化された基板対基板コネクタの嵌合工程においても、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を正確に確認することができ、嵌合工程における不完全嵌合の発生を確実に防止することができ、信頼性が高くなるようにする。
【解決手段】第1端子と、凹部を備える第1ハウジングとを有する第1コネクタと、前記第1端子と接触する第2端子と、前記凹部に挿入される凸部を備える第2ハウジングとを有する第2コネクタとから成る基板対基板コネクタであって、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を電気的に検出するスイッチを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板対基板コネクタに関するものである。
従来、一対の平行な回路基板同士を電気的に接続するために、基板対基板コネクタが使用されている。このような基板対基板コネクタは、一対の回路基板における相互に対向する面の各々に取付けられ、互いに嵌(かん)合して導通するようになっている。また、両端部に取付けた補強金具をロック部材として機能させ、相手方コネクタとの嵌合状態を保持する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図21は従来の基板対基板コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。
図において、801は、一対の基板対基板コネクタの一方としての第1コネクタであり、第1基板891の表面に実装されている。また、901は、一対の基板対基板コネクタの他方としての第2コネクタであり、第2基板991の表面に実装されている。前記第1コネクタ801は、第1ハウジング811と、該第1ハウジング811に装着された複数の第1端子861とを有し、また、前記第2コネクタ901は、第2ハウジング911と、該第2ハウジング911に装着された複数の第2端子961とを有する。そして、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが嵌合すると、対応する第1端子861と第2端子961とが相互に接触することによって、第1基板891と第2基板991とが電気的に接続される。
また、第1ハウジング811には、第2ハウジング911を収容する凹部812が形成されるとともに、該凹部812内には係合凸部813が形成されている。一方、第2ハウジング911には、係合凸部813を収容する係合凹部913が形成されている。
さらに、第1ハウジング811の長手方向両端には第1金具851が取付けられている。該第1金具851は、第1基板891の表面にはんだ付される第1テール部852を備えるとともに、突出する第1ロック突起853を備える。また、第2ハウジング911の長手方向両端には第2金具951が取付けられている。該第2金具951は、第2基板991の表面にはんだ付される第2テール部952を備えるとともに、突出する第2ロック突起953を備える。
そして、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが嵌合すると、係合凸部813と係合凹部913とが互いに係合するとともに、第1金具851の第1ロック突起853と第2金具951の第2ロック突起953とが互いに係合する。これにより、第1コネクタ801と第2コネクタ901とがロックされ、その嵌合状態が保持される。
なお、嵌合の際には、第1コネクタ801又は第2コネクタ901のいずれか一方が図に示される姿勢とは上下逆様となって、相手方のコネクタと嵌合する。
特開2004−55306号公報
しかしながら、前記従来の基板対基板コネクタにおいては、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが完全に嵌合したか否かを確認することが困難である。すなわち、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが嵌合する際には、いずれか一方が上下逆様となり、第2ハウジング911が第1ハウジング811の凹部812内に収容されるので、該凹部812の内側に位置する第1金具851の第1ロック突起853が、第2ハウジング911に取付けられた第2金具951の第2ロック突起953と、係合したか否かを外方から視認することができない。
もっとも、目視によって、第1ハウジング811の上端から第2ハウジング911が突出する度合いが大きい場合には、第1コネクタ801と第2コネクタ901との嵌合が不完全であると判断することもできる。しかし、第1ハウジング811及び第2ハウジング911の下面には、第1ハウジング811及び第2ハウジング911の下面よりも遙かに大きな面積の第1基板891及び第2基板991が取付けられているので、第1ハウジング811の上端から第2ハウジング911が突出する度合いを目視によって確認することは困難である。
特に、近年では、基板対基板コネクタの小型化及び低背化が進んでいるので、第1ハウジング811の上端から第2ハウジング911が突出する度合いを目視によって正確に確認し、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが完全に嵌合したか否かを正確に判断することは、極めて困難である。
本発明は、前記従来の基板対基板コネクタの問題点を解決して、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を電気的に検出することによって、小型化及び低背化された基板対基板コネクタの嵌合工程においても、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を正確に確認することができ、嵌合工程における不完全嵌合の発生を確実に防止することができ、信頼性の高い基板対基板コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明の基板対基板コネクタにおいては、第1端子と、凹部を備える第1ハウジングとを有する第1コネクタと、前記第1端子と接触する第2端子と、前記凹部に挿入される凸部を備える第2ハウジングとを有する第2コネクタとから成る基板対基板コネクタであって、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を電気的に検出するスイッチを有する。
本発明の他の基板対基板コネクタにおいては、さらに、前記第1コネクタは、前記第1ハウジングに配設された第1補強金具を有し、前記第2コネクタは、前記第2ハウジングに配設された第2補強金具を有し、前記スイッチは、互いに当接可能な複数のスイッチング部材を含み、該スイッチング部材の少なくとも1つが前記第1補強金具又は第2補強金具である。
本発明の更に他の基板対基板コネクタにおいては、さらに、前記スイッチング部材の少なくとも1つは、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合方向に弾性的に変位可能である。
本発明の更に他の基板対基板コネクタにおいては、さらに、前記スイッチング部材の少なくとも1つは、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合方向への必要以上の相対的変位を防止するストッパとして機能する。
本発明の更に他の基板対基板コネクタにおいては、さらに、前記第1端子及び第2端子の一方は接触凹部を備え、他方は接触凸部を備え、前記接触凹部と接触凸部とが係合すると、前記スイッチは前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を検出する。
本発明によれば、基板対基板コネクタは、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を電気的に検出する。これにより、小型化及び低背化された基板対基板コネクタの嵌合工程においても、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を正確に確認することができ、嵌合工程における不完全嵌合の発生を確実に防止することができ、信頼性を高くすることができる。
本発明の第1の実施の形態における第1コネクタの分解図であり嵌合面側から観た図である。 本発明の第1の実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合した状態を示す斜視図であり第1コネクタの嵌合面側から観た図である。 本発明の第1の実施の形態における第2コネクタ及び第2基板の嵌合面側から観た分解図である。 本発明の第1の実施の形態における第2基板の表面に実装された第2コネクタの嵌合面側から観た斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第1の段階を示す図であり、(a)は図2におけるA−A矢視部に相当する断面図、(b)は図2におけるB−B矢視部に相当する側面図である。 本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第2の段階を示す図であり、(a)は図2におけるA−A矢視部に相当する断面図、(b)は図2におけるB−B矢視部に相当する側面図である。 本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第3の段階を示す図であり、(a)は図2におけるA−A矢視部に相当する断面図、(b)は図2におけるB−B矢視部に相当する側面図である。 本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第4の段階を示す図であり、(a)は図2におけるA−A矢視部に相当する断面図、(b)は図2におけるB−B矢視部に相当する側面図である。 本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す斜視図であり第1コネクタの嵌合面側から観た図である。 本発明の第2の実施の形態における第1コネクタの嵌合面側から観た斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における第2コネクタの嵌合面側から観た斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の途中の段階を示す図であり第1補強金具及び第2補強金具の関係を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す図であり第1端子及び第2端子の関係を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す図であり第1補強金具及び第2補強金具の関係を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態における第1コネクタの分解図であり嵌合面側から観た図である。 本発明の第3の実施の形態における第2コネクタの嵌合面側から観た分解図である。 本発明の第3の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第1の段階を示す図であって、図2におけるA−A矢視部に相当する断面図であり、嵌合完了検出端子と第2端子との関係を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第2の段階を示す図であって、図2におけるA−A矢視部に相当する断面図であり、嵌合完了検出端子と第2端子との関係を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第3の段階を示す図であって、図2におけるA−A矢視部に相当する断面図であり、嵌合完了検出端子と第2端子との関係を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す図であって、図2におけるA−A矢視部に相当する断面図であり、嵌合完了検出端子と第2端子との関係を示す断面図である。 従来の基板対基板コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における第1コネクタの分解図であり嵌合面側から観た図、図2は本発明の第1の実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合した状態を示す斜視図であり第1コネクタの嵌合面側から観た図である。
図において、1は本実施の形態における一対の基板対基板コネクタの一方としての第1コネクタであり、図示されない第1基板の表面に実装される表面実装型のコネクタである。また、101は本実施の形態における一対の基板対基板コネクタの他方としての第2コネクタであり、後述される第2基板191の表面に実装される表面実装型のコネクタである。本実施の形態における基板対基板コネクタは、前記第1コネクタ1及び第2コネクタ101を含み、第1基板及び第2基板191を電気的に接続する。なお、前記第1基板及び第2基板191は、例えば、電子機器等に使用されるプリント回路基板、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)等であるが、いかなる種類の基板であってもよい。
また、本実施の形態において、基板対基板コネクタの各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記基板対基板コネクタの各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記第1コネクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としての第1ハウジング11を有する。該第1ハウジング11は、図に示されるように、概略直方体である概略長方形の厚板状の形状を備え、第2コネクタ101が嵌入される側、すなわち、嵌合面側(図における上側)には、周囲が囲まれた概略長方形の凹部12が形成されている。前記第1コネクタ1は、例えば、縦約10.0〔mm〕、横約2.5〔mm〕及び厚さ約1.0〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。そして、前記凹部12内には島部としての第1凸部13が第1ハウジング11と一体的に形成され、また、前記第1凸部13の両側には該第1凸部13と並行に延在する側壁部14が第1ハウジング11と一体的に形成されている。この場合、前記第1凸部13及び側壁部14は、凹部12の底面から上方に向けて突出し、第1ハウジング11の長手方向に延在する。これにより、前記第1凸部13の両側には、凹部12の一部として、第1ハウジング11の長手方向に延在する細長い凹部である凹溝部12aが第1凸部13と側壁部14との間に形成される。なお、図に示される例において、前記第1凸部13は単数であるが、複数であってもよく、その数はいくつであってもよい。また、前記第1凸部13は、例えば、幅約0.6〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。
ここで、前記第1凸部13の両側の側面には凹溝状の第1端子収容内側キャビティ15aが形成されている。また、前記側壁部14の内側の側面には凹溝状の第1端子収容外側キャビティ15bが形成されている。そして、前記第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとは、凹溝部12aの底面において連結され互いに一体化しているので、第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとを統合的に説明する場合には、第1端子収容キャビティ15として説明する。
該第1端子収容キャビティ15は、第1凸部13の両側に、例えば、約0.4〔mm〕のピッチで8個ずつ形成されている。そして、第1端子収容キャビティ15の各々に収容される第1端子61も、第1凸部13の両側に、例えば、約0.4〔mm〕のピッチで8個ずつ配設されている。なお、前記第1端子収容キャビティ15のピッチ及び数は適宜変更することができる。
前記第1端子61は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、被保持部63と、該被保持部63の下端に接続されたテール部62と、前記被保持部63の上端に接続された上側接続部67と、該上側接続部67の内方端近傍に形成された第2接触凸部としての第2接触部66と、該第2接触部66に接続された下側接続部64と、該下側接続部64の自由端近傍に形成された第1接触凸部としての第1接触部65とを備える。
そして、前記被保持部63は、上下方向、すなわち、第1ハウジング11の厚さ方向に延在し、前記第1端子収容外側キャビティ15bに嵌入されて保持される部分である。また、前記テール部62は、被保持部63に対して曲げて接続され、左右方向、すなわち、第1ハウジング11の幅方向に外方を向いて延出し、第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続される。さらに、前記上側接続部67は、被保持部63に対して曲げて接続され、第1ハウジング11の幅方向に内方を向いて延出する。
前記上側接続部67の内方端には、下方に向けて曲げられ、かつ、第1ハウジング11の幅方向に内方を向いて突出する湾曲した第2接触部66が形成されている。また、前記下側接続部64は、前記第2接触部66の下端に接続されたU字状の側面形状を備える部分である。前記下側接続部64の自由端、すなわち、前記内方の上端近傍には、U字状に曲げられ、かつ、第1ハウジング11の幅方向に外方を向いて突出する湾曲した第1接触部65が形成されている。
前記第1端子61は、実装面側(図における下側)から、第1端子収容キャビティ15内に嵌入され、被保持部63が側壁部14の内側の側面に形成された第1端子収容外側キャビティ15bの側壁によって両側から挟持されることにより、第1ハウジング11に固定される。この状態、すなわち、第1端子61が第1ハウジング11に装填(てん)された状態において、前記第1接触部65と第2接触部66とは、凹溝部12aの左右両側に位置し、互いに向合っている。
なお、第1端子61は、金属板に加工を施すことによって一体的に形成された部材であるので、ある程度の弾性を備える。そして、その形状から明らかなように、互いに向合う第1接触部65と第2接触部66との間隔は、弾性的に変化可能である。すなわち、第1接触部65と第2接触部66との間に第2コネクタ101の第2端子161が挿入されると、それにより、第1接触部65と第2接触部66との間隔は弾性的に伸長する。
また、前記第1ハウジング11の長手方向両端には第1嵌合ガイド部としての第1突出端部21が各々配設されている。各第1突出端部21には、前記凹部12の一部として突出端凹部22が形成されている。該突出端凹部22は、略長方形の凹部であり、各凹溝部12aの長手方向両端に接続されている。そして、前記突出端凹部22は、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が嵌合された状態において、該第2コネクタ101が備える後述される第2突出端部122が挿入される挿入凹部として機能する。
さらに、前記第1突出端部21は、側壁部14の長手方向両端から第1ハウジング11の長手方向に延出する側壁延長部21bと、第1ハウジング11の短手方向に延在し、両端が側壁延長部21bに接続された端壁部21cとを備える。各第1突出端部21において、端壁部21cとその両端に接続された側壁延長部21bとは、連続したコ字状の側壁を形成し、略長方形の突出端凹部22の三方を画定する。
そして、前記第1突出端部21には、補強金具としての第1補強金具51が取付けられる。該第1補強金具51は、突出端凹部22における第1ハウジング11の長手方向外側寄りに配設され、第1突出端部21に形成された第1金具保持凹部26内に収容されて保持される。
本実施の形態において、第1補強金具51は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、全体として第1ハウジング11の幅方向に延在する細長い帯状の第1本体部52と、該第1本体部52の左右両端に曲げて接続され、第1ハウジング11の長手方向に延在し、前記第1ハウジング11に保持される第1腕部57と、一方の第1腕部57の下端に接続された第1基板接続部56と、他方の第1腕部57の下端に接続された嵌合完了検出部58と、前記第1本体部52に形成された第1ロック部54とを備える。
そして、前記第1本体部52は、第1コネクタ1と第2コネクタ101との挿抜方向、すなわち、上下方向から観て第1ハウジング11の幅方向に直線状に延在する中央部52aと、上下方向から観てクランク状の形状となるように屈曲し、前記中央部52aの両端に接続された屈曲部52bと、上下方向から観て第1ハウジング11の幅方向に直線状に延在し、前記屈曲部52bから第1ハウジング11の幅方向に延出する外側端部52cとを備える。
さらに、前記第1腕部57は、前記外側端部52cの外側端から第1ハウジング11の長手方向中心に向けて延出し、その自由端には、凹凸形状の第1ロック掛止部57aを備える。
そして、一方の第1腕部57の下端には、第1基板接続部56が、その自由端が第1ハウジング11の幅方向外側を向くように曲げて接続されている。前記第1基板接続部56は、第1補強金具51のはんだテール部として機能し、その下面が第1ハウジング11の図示されない実装面とほぼ平行となるように形成され、第1基板上の固定用パッドにはんだ付等によって固定される。
また、他方の第1腕部57の下端には、嵌合完了検出部58の本体部58aが上方に延在するように曲げて接続されている。そして、本体部58aの上端には第1ハウジング11の長手方向に延出する細長いレバー状の腕部58bの基端が接続されている。前記腕部58bは、ばね部材として機能し、その先端、すなわち、自由端が上下方向に弾性的に変位可能となっている。そして、前記腕部58bの自由端には、上方に向けて突出する接続凸部58cが形成されている。該接続凸部58cの上端は、第1補強金具51が第1ハウジング11に取付けられた状態で、第1コネクタ1の嵌合面側において最も上方に位置する部分である。そして、第2基板191の表面に形成された後述される検出パッド194に当接して導通することによって、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を検出するための検出回路を閉じる、すなわち、クローズする。
前記第1金具保持凹部26は、第1ハウジング11の厚さ方向かつ幅方向に延在する溝状の外側端部収容部26aと、第1ハウジング11の厚さ方向かつ長手方向に延在し、前記外側端部収容部26aに連結するように側壁延長部21bに形成された溝状の第1腕部収容部26bと、該第1腕部収容部26bにおける第1ハウジング11の長手方向中心寄り端部に配設され、前記第1ロック掛止部57aが掛止する第1ロック被掛止部26cと、前記第1腕部収容部26bに連結し、前記第1基板接続部56又は嵌合完了検出部58が外側から視認可能なように、側壁延長部21bの外面に開口する接続部収容開口部26dとを備える。
次に、前記第2コネクタ101の構成について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における第2コネクタ及び第2基板の嵌合面側から観た分解図、図4は本発明の第1の実施の形態における第2基板の表面に実装された第2コネクタの嵌合面側から観た斜視図である。
第2コネクタ101は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としての第2ハウジング111を有する。該第2ハウジング111は、図に示されるように、概略直方体である概略長方形の厚板状の形状を備え、例えば、縦約8.0〔mm〕、横約1.5〔mm〕及び厚さ約0.8〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。そして、第2ハウジング111の第1コネクタ1に嵌入される側、すなわち、嵌合面側(図における上側)には、第2ハウジング111の長手方向に延在する細長い凹溝部113と、該凹溝部113の外側を画定するとともに、第2ハウジング111の長手方向に延在する細長い凸部としての第2凸部112とが一体的に形成されている。該第2凸部112は、凹溝部113の両側に沿って、かつ、第2ハウジング111の両側に沿って形成されている。また、各第2凸部112には、端子としての第2端子161が配設されている。
図に示されるように、凹溝部113は、第2基板191に実装される側、すなわち、実装面(図における下面)側が底部によって閉止されている。なお、図に示される例において、前記第2凸部112は2本であるが、単数であってもよく、その数はいくつであってもよい。また、前記凹溝部113は、例えば、幅約0.7〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。
前記第2端子161は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、図示されない本体部と、該本体部の下端に接続されたテール部162と、前記本体部の上端に接続された第1接触部165と、該第1接触部165の上端に接続された接続部164と、該接続部164の外方端に接続された第2接触部166とを備える。なお、前記第1接触部165の表面には、第1端子61の第1接触部65と係合する第1接触凹部165aが形成され、前記第2接触部166の表面には、第1端子61の第2接触部66と係合する第2接触凹部166aがそれぞれ形成されている。
そして、前記本体部は、第2ハウジング111に周囲を囲まれて保持される部分であり、図3及び4には示されていない部分である。また、前記テール部162は、本体部の左右方向、すなわち、第2ハウジング111の幅方向に延在する下端に接続され、第2ハウジング111の外方を向いて延出し、第2基板191上の導電トレースに連結された端子接続パッド192にはんだ付等によって接続される。
なお、第2基板191の表面には、端子接続パッド192に加えて、固定用パッド193及び検出パッド194が形成されている。端子接続パッド192の各々は、第2端子161の各々に対応する図示されない導電トレースに連結されている。また、検出パッド194の各々は、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を検出するための図示されない検出回路の導電トレースに連結されている。なお、固定用パッド193は、必ずしも導電トレースに連結されている必要はないが、第2補強金具151をグランド端子等としても機能させる場合には、グランドライン等として機能する導電トレースに連結される。
さらに、前記第1接触部165は、本体部に接続され、上下方向、すなわち、第2ハウジング111の厚さ方向に延在する平板状の部分である。そして、前記接続部164は、第1接触部165に対して曲げて接続され、第2ハウジング111の幅方向に外方を向いて延出する。また、前記第2接触部166は、接続部164の外方端に、下方に向けて曲げられて接続され、下方に延出する部分である。
前記第2端子161はオーバーモールドによって第2ハウジング111と一体化される。すなわち、第2ハウジング111は、第2端子161をあらかじめ内部にセットした金型のキャビティ内に樹脂を充填することによって成形される。これにより、第2端子161は、本体部が第2ハウジング111内に埋没し、第1接触部165、接続部164及び第2接触部166の表面が第2凸部112の各側面及び嵌合面に露出した状態で、第2ハウジング111に一体的に取付けられる。この場合、前記第2端子161は、例えば、約0.4〔mm〕のピッチで16個ずつ配設されている。なお、第2端子161のピッチ及び数は適宜変更することができる。
そして、前記第2ハウジング111の長手方向両端には第2嵌合ガイド部としての第2突出端部122が各々配設されている。該第2突出端部122は、第2ハウジング111の幅方向に延在し、両端が各第2凸部112の長手方向両端に接続された肉厚の部材であり、その上面は概略長方形の形状を備える。そして、前記第2突出端部122は、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が嵌合された状態において、前記第1コネクタ1が備える第1突出端部21の突出端凹部22に挿入される挿入凸部として機能する。
また、前記第2突出端部122には、補強金具としての第2補強金具151が取付けられる。該第2補強金具151は、第2突出端部122における第2ハウジング111の長手方向外側端に沿って配設され、第2突出端部122に形成された第2金具保持凹部126内に収容されて保持される。
本実施の形態において、第2補強金具151は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、全体として第2ハウジング111の幅方向に延在する細長い帯状の第2本体部152と、該第2本体部152の左右両端に曲げて接続され、第2ハウジング111の幅方向に延在し、前記第2ハウジング111に保持される第2腕部157と、該第2腕部157の下端に接続された第2基板接続部156と、前記第2本体部152に形成された第2ロック部154とを備える。前記第2基板接続部156は、第2補強金具151のはんだテール部として機能し、その下面が第2ハウジング111の図示されない実装面とほぼ平行となるように形成され、第2基板191上の固定用パッド193にはんだ付等によって固定される。
また、前記第2金具保持凹部126は、第2突出端部122における第2ハウジング111の長手方向外側面であって第2ハウジング111の厚さ方向かつ幅方向に延在する第2本体部収容部126aと、第2ハウジング111の厚さ方向かつ幅方向に延在し、第2突出端部122の側面に開放するように形成された溝状の第2腕部収容部126bとを備える。
なお、第2補強金具151は、第2突出端部122に取付けられた状態では、ほぼ全体が第2金具保持凹部126内に収容されるが、第2本体部152における第2ハウジング111の長手方向外側の面が、第2ロック部154とともに、第2突出端部122における第2ハウジング111の長手方向外側面に露出し、第2基板接続部156の下面が第2ハウジング111の実装面に露出する。そして、第2ロック部154は、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合された状態において、第1コネクタ1が備える第1補強金具51の第1ロック部54と係合する。
次に、前記構成の第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合する動作について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第1の段階を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第2の段階を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第3の段階を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第4の段階を示す図、図9は本発明の第1の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す斜視図であり第1コネクタの嵌合面側から観た図である。なお、図5〜8において、(a)は図2におけるA−A矢視部に相当する断面図、(b)は図2におけるB−B矢視部に相当する側面図である。
ここで、第1コネクタ1は、第1端子61のテール部62が図示されない第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続されるとともに、第1補強金具51の第1基板接続部56が第1基板上の固定用パッドにはんだ付等によって接続され、第1補強金具51の嵌合完了検出部58における本体部58aの下端面は検出パッドにはんだ付等によって接続されることにより、第1基板に表面実装されているものとする。なお、第1基板は、説明の都合上、図示が省略されている。
また、第2コネクタ101は、第2端子161のテール部162が第2基板191上の導電トレースに連結された端子接続パッド192にはんだ付等によって接続されるとともに、第2補強金具151の第2基板接続部156が第2基板191上の固定用パッド193にはんだ付等によって接続されることにより、第2基板191に表面実装されているものとする。
まず、オペレータは、図5に示されるように、第1コネクタ1の嵌合面と第2コネクタ101の嵌合面とを対向させた状態とし、第2コネクタ101の左右の第2凸部112の位置が第1コネクタ1の左右の凹溝部12aの位置と合致すると、第1コネクタ1と第2コネクタ101との位置合せが完了する。
この状態で、第1コネクタ1及び/又は第2コネクタ101を相手側に接近する方向、すなわち、嵌合方向に移動させると、図6に示されるように、第2コネクタ101の左右の第2凸部112が第1コネクタ1の左右の凹溝部12a内に挿入される。そして、各第1端子61の第1接触部65と第2接触部66との間に第2コネクタ101の第2端子161が挿入され、第1端子61の第1接触部65と第2端子161の第1接触部165とが接触し、第1端子61の第2接触部66と第2端子161の第2接触部166とが接触する。
図6に示される状態では、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触部165の表面に当接し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触部166の表面に当接している。これにより、第1端子61における第1接触部65と第2接触部66との間隔は、第2端子161によって押広げられ、弾性的に伸長する。なお、第2端子161においては、第1接触部165と第2接触部166との間隔は、ほとんど変化しない。また、嵌合完了検出部58の接続凸部58cは、第2基板191の検出パッド194に当接していない。
続いて、オペレータが第1コネクタ1に対して第2コネクタ101を相対的に嵌合方向に更に移動させると、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了し、図7に示されるように、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触凹部165aと係合し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触凹部166aと係合した状態となる。
その結果、第1端子61のテール部62が接続された第1基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースと、第2端子161のテール部162が接続された第2基板191上の端子接続パッド192に接続された導電トレースとが導通する。
また、第1コネクタ1が備える第1補強金具51と第2コネクタ101が備える第2補強金具151とが相互に係合してロックした状態となる。その結果、第1コネクタ1と第2コネクタ101とがロックされる。
さらに、嵌合完了検出部58の接続凸部58cは、図7及び9に示されるように、その上端が第2基板191の検出パッド194に当接して導通する。その結果、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を検出するための検出回路がクローズされ、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が電気的に検出される。つまり、嵌合完了検出部58と検出パッド194とが嵌合完了検出用のスイッチのスイッチング部材として機能する。
なお、嵌合完了検出部58の接続凸部58cが第2基板191の検出パッド194に当接して導通するタイミングは、第1端子61の第1接触部65と第2端子161の第1接触凹部165aとの係合が完了し、かつ、第1端子61の第2接触部66と第2端子161の第2接触凹部166aとの係合が完了した後である。すなわち、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触部165の表面に当接して未だ第1接触凹部165a内に進入していない状態、又は、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触部166の表面に当接して未だ第2接触凹部166a内に進入していない状態では、嵌合完了検出部58の接続凸部58cが第2基板191の検出パッド194に当接せず、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が検出されないようになっている。
前記検出回路は、例えば、第2基板191の表面に形成された検出パッド194に連結された導電トレースと、図示されない第1基板の表面に形成され、第1補強金具51が固定される固定用パッドに連結された導電トレースとを、テスターのような電気回路の導通状態を検査する検査装置の両端子に接続することによって構成される。これにより、嵌合完了検出部58の接続凸部58cが第2基板191の検出パッド194に当接して導通すると、つまり、嵌合完了検出用のスイッチがオンになると、前記検出回路がクローズされて導通状態となったことが検査装置によって検出される。
なお、図示されない第1基板又は第2基板191に反りや湾曲が生じているような場合には、図7(a)に示されるように、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触凹部165aと係合し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触凹部166aと係合した状態となっていても、嵌合完了検出部58の接続凸部58cが第2基板191の検出パッド194に当接せず、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が電気的に検出されないときがある。
このようなときには、オペレータが第1コネクタ1に対して第2コネクタ101を、図7に示されるような状態から、相対的に嵌合方向に更に移動させて、図8に示されるような状態とすることによって、嵌合完了検出部58の接続凸部58cが第2基板191の検出パッド194に当接して導通するので、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が電気的に検出される。
図8に示されるような状態になると、第1ハウジング11の第1凸部13の上面が第2ハウジング111の凹溝部113の底面に当接するので、それ以上、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101が嵌合方向に移動することが防止される。つまり、第1ハウジング11の第1凸部13と第2ハウジング111の凹溝部113とがストッパとして機能し、第1コネクタ1に対する第2コネクタ101の嵌合方向への必要以上の相対的移動を防止する。これにより、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101が必要以上、すなわち、図8に示されるような状態以上に押込まれることがないので、第1端子61、第2端子161等の部材が損傷を受けることが防止される。
なお、嵌合完了検出部58の接続凸部58cは、腕部58bがばね部材として機能するので、上下方向に弾性的に変位可能であるから、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101を、図7に示されるような状態から、相対的に嵌合方向に更に移動させても、第2基板191の検出パッド194との導通状態を維持することができる。また、接続凸部58c及び検出パッド194が損傷を受けることもない。
これにより、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了すると、第1端子61と第2端子161とが導通した状態となる。詳細には、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触凹部165aと係合し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触凹部166aと係合した状態となる。その結果、第1端子61のテール部62が接続された第1基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースと、第2端子161のテール部162が接続された第2基板191上の端子接続パッド192に接続された導電トレースとが導通する。この場合、第1端子61と第2端子161とが多点接触となるので、導通状態が確実に維持される。
また、第1コネクタ1が備える第1補強金具51と第2コネクタ101が備える第2補強金具151とが相互に係合してロックした状態となる。この場合、凸部である第1補強金具51の第1ロック部54が開口部である第2補強金具151の第2ロック部154に進入して第1ロック部54と第2ロック部154とが互いに係合し、第1コネクタ1と第2コネクタ101とがロックされる。
なお、本実施の形態においては、第1補強金具51の嵌合完了検出部58と第2基板191の検出パッド194とが嵌合完了検出用のスイッチのスイッチング部材として機能する場合について説明したが、第1基板に検出パッド194と同様の検出パッドを形成するとともに、該検出パッドに第1補強金具51の一部を当接可能にさせて嵌合完了検出用のスイッチとすることもできる。すなわち、該スイッチが含む互いに当接可能な複数のスイッチング部材のうちの少なくとも1つが前記第1補強金具51又は第2補強金具151であればよい。
また、嵌合完了検出部58の接続凸部58cが嵌合方向に弾性的に変位可能であって、検出パッド194は変位しない場合についてのみ説明したが、検出パッド194の一部(例えば、表面)が嵌合方向に弾性的に変位可能であってもよい。すなわち、スイッチが含む互いに当接可能な複数のスイッチング部材のうちの少なくとも1つが嵌合方向に弾性的に変位可能であればよい。
このように、本実施の形態においては、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を電気的に検出するようになっているので、オペレータの目視、手の感触、クリック音の聴取等、すなわち、オペレータの五感に依存することなく、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を正確に確認することができる。したがって、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が小型化及び低背化されたものであって、オペレータの目視、手の感触、クリック音の聴取等によっては嵌合完了を確認しにくい場合でも、嵌合工程における不完全嵌合の発生を確実に防止することができ、信頼性の高い基板対基板コネクタを提供することが可能となる。
また、本実施の形態においては、本来的には第1コネクタ1の第1基板への実装強度を向上させるとともに、第2コネクタ101とのロック機能をも備える第1補強金具51を嵌合完了を検出する検出回路の一部として利用する。したがって、嵌合完了を検出するための部材を別途第1コネクタ1又は第2コネクタ101に取付ける必要がないので、第1コネクタ1又は第2コネクタ101の大型化や、分品点数の増加を防止することができる。また、第1端子61又は第2端子161を前記検出回路に利用しないので、端子数又は極数が実質的に減少してしまうこともない。
さらに、本実施の形態においては、一対の嵌合完了検出部58が、嵌合面側から観て、第1コネクタ1の対角線上に位置し、かつ、一対の検出パッド194が、嵌合面側から観て、第2コネクタ101の対角線上に位置するので、第1基板又は第2基板191における反りや湾曲の影響を受けにくく、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を確実に検出することができる。また、第1基板又は第2基板191に反りや湾曲が生じていても、前述のように、第1コネクタ1及び/又は第2コネクタ101を相対的に嵌合方向に更に移動させることによって、嵌合完了を検出することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図10は本発明の第2の実施の形態における第1コネクタの嵌合面側から観た斜視図、図11は本発明の第2の実施の形態における第2コネクタの嵌合面側から観た斜視図である。
本実施の形態における第1コネクタ1の第1補強金具51は、後述される図12及び14において、右側に位置する弾性部51Rと左側に位置する剛性部51Lとに分離されている。そして、前記弾性部51R及び剛性部51Lは、それぞれ、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、第1本体部52と、該第1本体部52に接続され、前記第1ハウジング11に保持される第1腕部57と、該第1腕部57の下端に接続された第1基板接続部56とを備える。なお、前記弾性部51R及び剛性部51Lは、いずれも、第1ロック部54を備えていない。
そして、前記第1基板接続部56は、前記弾性部51R及び剛性部51Lのはんだテール部として機能し、その下面が第1ハウジング11の実装面とほぼ平行となるように形成され、図示されない第1基板上の固定用パッドにはんだ付等によって固定される。
さらに、前記弾性部51Rは、第1本体部52の下端に接続され、剛性部51Lの方向に向けて延出する弾性嵌合完了検出部58Rを備え、前記剛性部51Lは、第1本体部52の下端に接続され、弾性部51Rの方向に向けて延出する剛性嵌合完了検出部58Lを備える。剛性嵌合完了検出部58L及び弾性嵌合完了検出部58Rは、第1ハウジング11の第1金具保持凹部26の底面に沿って延在する。
後述される図12に示されるように、剛性嵌合完了検出部58Lは、第1金具保持凹部26の底面又は第1ハウジング11の実装面に沿って真直ぐに延在する細長い平板状の部材である。これに対し、弾性嵌合完了検出部58Rは、第1金具保持凹部26の底面又は第1ハウジング11の実装面に沿って真直ぐに延在する細長い平板状の部分である本体部58Raと、該本体部58Raの先端から、第1ハウジング11の嵌合面に向けて斜め上方向に延出する細長いカンチレバー状の腕部58Rbとを備える。該腕部58Rbは、ばね部材として機能し、その先端、すなわち、自由端が上下方向に弾性的に変位可能となっている。図10に示されるように、第1コネクタ1に第2コネクタ101が嵌合しない状態において、腕部58Rbの自由端は、剛性嵌合完了検出部58Lの上面よりも、嵌合面側に位置する。すなわち、剛性嵌合完了検出部58Lの上面よりも上方に位置する。
なお、図に示される例において、弾性嵌合完了検出部58Rは、剛性嵌合完了検出部58Lよりも長くなるように形成され、かつ、弾性嵌合完了検出部58Rの先端及び剛性嵌合完了検出部58Lの先端は、いずれも、第1ハウジング11の幅方向における剛性部51L側の端から中央部までの範囲に存在する。
また、本実施の形態における第2コネクタ101の第2補強金具151は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、後述される図12に示されるように、全体として第2ハウジング111の幅方向に延在する細長い帯状の第2本体部152と、該第2本体部152の左右両端に接続され、実装面の方向に延出する第2基板接続部156とを備える。なお、本実施の形態において、前記第2補強金具151は、第2ロック部154を備えていない。
前記第2補強金具151はオーバーモールドによって第2ハウジング111と一体化される。すなわち、第2ハウジング111は、第2補強金具151をあらかじめ内部にセットした金型のキャビティ内に樹脂を充填することによって成形される。これにより、第2補強金具151は、第2本体部152の大部分が第2ハウジング111内に埋没し、第2本体部152の上端部が嵌合面に露出し、第2基板接続部156の下端部が実装面に露出した状態で、第2ハウジング111に一体的に取付けられる。
そして、前記第2基板接続部156は、第2補強金具151のはんだテール部として機能し、その下面が第2ハウジング111の実装面とほぼ平行となるように形成され、第2基板191上の固定用パッド193にはんだ付等によって固定される。
また、第2本体部152の上端部には、その上端面から更に突出するように、第2嵌合完了検出部158が一体的に形成されている。該第2嵌合完了検出部158は、図に示される例において、第2本体部152の上端面において、第2ハウジング111の幅方向の一端から中央部までの範囲、すなわち、第2本体部152の上端面の右半分又は左半分程度の範囲に形成されている。
第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了した状態において、前記第2嵌合完了検出部158の上端面は、剛性嵌合完了検出部58Lの上面及び弾性嵌合完了検出部58Rの上面と当接して導通する部分である。したがって、第2嵌合完了検出部158は、相手方コネクタとしての第1コネクタ1における剛性嵌合完了検出部58L及び弾性嵌合完了検出部58Rの先端が位置する範囲に対応する側の半分程度の範囲に形成されている。なお、第2嵌合完了検出部158の第2ハウジング111の幅方向に関する寸法は、必ずしも、図に示される例のように、第2本体部152の上端面の半分程度である必要はなく、より短くしてもよいし、より長くしてもよい。
本実施の形態において、前記検出回路は、図示されない第1基板の表面に形成され、弾性部51Rの第1基板接続部56が固定される固定用パッドに連結された導電トレースと、剛性部51Lの第1基板接続部56が固定される固定用パッドに連結された導電トレースとをテスターのような電気回路の導通状態を検査する検査装置の両端子に接続することによって構成されることが望ましい。これにより、第2コネクタ101の第2嵌合完了検出部158の上端面に、第1コネクタ1の剛性嵌合完了検出部58Lの上面及び弾性嵌合完了検出部58Rの上面が当接して導通すると、前記検出回路がクローズされて導通状態となったことが検査装置によって検出され、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が電気的に検出される。つまり、本実施の形態においては、第2嵌合完了検出部158並びに剛性嵌合完了検出部58L及び弾性嵌合完了検出部58Rが嵌合完了検出用のスイッチのスイッチング部材として機能する。
なお、本実施の形態においては、第2基板191に検出パッド194を形成する必要はない。
また、本実施の形態において、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施の形態における第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合する動作について説明する。
図12は本発明の第2の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の途中の段階を示す図であり第1補強金具及び第2補強金具の関係を示す断面図、図13は本発明の第2の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す図であり第1端子及び第2端子の関係を示す断面図、図14は本発明の第2の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す図であり第1補強金具及び第2補強金具の関係を示す断面図である。
ここで、第1コネクタ1は、第1端子61のテール部62が図示されない第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続されるとともに、剛性部51L及び弾性部51Rの第1基板接続部56が第1基板上の固定用パッドにはんだ付等によって接続され、第1基板に表面実装されているものとする。なお、第1基板は、図示が省略されている。
また、第2コネクタ101は、第2端子161のテール部162が第2基板191上の導電トレースに連結された端子接続パッド192にはんだ付等によって接続されるとともに、第2補強金具151の第2基板接続部156が第2基板191上の固定用パッド193にはんだ付等によって接続されることにより、第2基板191に表面実装されているものとする。なお、本実施の形態においては、第2基板191も、図示が省略されている。
まず、オペレータは、前記第1の実施の形態と同様に、第1コネクタ1の嵌合面と第2コネクタ101の嵌合面とを対向させた状態として、第1コネクタ1と第2コネクタ101との位置合せを行い、第1コネクタ1及び/又は第2コネクタ101を相手側に接近する方向、すなわち、嵌合方向に移動させる。
これにより、第2コネクタ101の左右の第2凸部112が第1コネクタ1の左右の凹溝部12a内に挿入される。そして、各第1端子61の第1接触部65と第2接触部66との間に第2コネクタ101の第2端子161が挿入され、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触部165の表面に当接し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触部166の表面に当接する。これにより、第1端子61における第1接触部65と第2接触部66との間隔は、第2端子161によって押広げられ、弾性的に伸長する。また、図12に示されるように、第1コネクタ1の剛性嵌合完了検出部58Lの上面及び弾性嵌合完了検出部58Rの上面は、第2コネクタ101の第2嵌合完了検出部158の上端面(図12における下端面)に当接していない。
続いて、オペレータが第1コネクタ1に対して第2コネクタ101を相対的に嵌合方向に更に移動させると、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了し、図13に示されるように、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触凹部165aと係合し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触凹部166aと係合した状態となる。
その結果、第1端子61のテール部62が接続された第1基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースと、第2端子161のテール部162が接続された第2基板191上の端子接続パッド192に接続された導電トレースとが導通する。
さらに、図14に示されるように、第2コネクタ101の第2嵌合完了検出部158の上端面に、第1コネクタ1の剛性嵌合完了検出部58Lの上面及び弾性嵌合完了検出部58Rの上面が当接して導通する。つまり、嵌合完了検出用のスイッチがオンになる。そして、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を検出するための検出回路がクローズされ、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が電気的に検出される。
図14に示されるような状態になると、第2嵌合完了検出部158の上端面が剛性嵌合完了検出部58Lの上面に当接するので、それ以上、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101が嵌合方向に移動することが防止される。つまり、剛性嵌合完了検出部58Lと第2嵌合完了検出部158とがストッパとして機能し、第1コネクタ1に対する第2コネクタ101の嵌合方向への必要以上の相対的移動を防止する。これにより、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101が必要以上、すなわち、図14に示されるような状態以上に押込まれることがないので、第1端子61、第2端子161等の部材が損傷を受けることが防止される。
なお、第2嵌合完了検出部158の上端面が剛性嵌合完了検出部58Lに当接して導通するタイミングは、第1端子61の第1接触部65と第2端子161の第1接触凹部165aとの係合が完了し、かつ、第1端子61の第2接触部66と第2端子161の第2接触凹部166aとの係合が完了した後である。すなわち、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触部165の表面に当接して未だ第1接触凹部165a内に進入していない状態、又は、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触部166の表面に当接して未だ第2接触凹部166a内に進入していない状態では、第2嵌合完了検出部158の上端面が剛性嵌合完了検出部58Lに当接せず、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が検出されないようになっている。
そのため、第2嵌合完了検出部158の上端面、特に、剛性嵌合完了検出部58Lに当接する箇所は、第2本体部152の他の部分よりも高い寸法精度を備える必要がある。なお、弾性嵌合完了検出部58Rに当接する箇所は、弾性嵌合完了検出部58Rが弾性的に変位可能であるので、寸法精度が低くてもよい。
なお、本実施の形態においては、剛性嵌合完了検出部58Lと第2嵌合完了検出部158とがストッパとして機能する場合について説明したが、スイッチが含む互いに当接可能な複数のスイッチング部材のうちの少なくとも1つがストッパとして機能すればよい。
このように、本実施の形態においては、第1補強金具51及び第2補強金具151を嵌合完了を検出する検出回路の一部として利用するので、嵌合完了を検出するための部材を別途第1コネクタ1又は第2コネクタ101に取付ける必要がなく、第1コネクタ1又は第2コネクタ101の大型化や、分品点数の増加を防止することができる。また、第1端子61又は第2端子161を検出回路に利用しないので、端子数又は極数が実質的に減少してしまうこともない。さらに、前記第1の実施の形態のように、第2基板191に検出パッド194を形成する必要もないので、第2基板191の構成をより簡素化することができる。さらに、前記第1の実施の形態のように、検出回路の一部に第2基板191を含まないので、検出回路の構成をより簡素化することができる。
また、本実施の形態においては、一対の第2嵌合完了検出部158が、嵌合面側から観て、第2コネクタ101の対角線上に位置し、かつ、前記第2嵌合完了検出部158に当接する剛性嵌合完了検出部58L及び弾性嵌合完了検出部58Rの先端が、嵌合面側から観て、第1コネクタ1の対角線上に位置するので、第1基板又は第2基板191における反りや湾曲の影響を受けにくく、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を確実に検出することができる。
その他の点の効果については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図15は本発明の第3の実施の形態における第1コネクタの分解図であり嵌合面側から観た図、図16は本発明の第3の実施の形態における第2コネクタの嵌合面側から観た分解図である。
本実施の形態における第1コネクタ1の第1補強金具51は、嵌合完了検出部58を備えておらず、左右両方の第1腕部57の下端には第1基板接続部56が接続されている。その他の点において、本実施の形態における第1補強金具51の構成は、前記第1の実施の形態における第1補強金具51と同様である。
そして、本実施の形態における第1コネクタ1は、第1端子61のうちの1つに代えて、嵌合完了検出部としての嵌合完了検出端子71を有する。図15に示される例においては、第1ハウジング11の左側に形成された第1端子収容キャビティ15の列における右上端に位置する第1端子収容キャビティ15に対応する第1端子61に代えて、嵌合完了検出端子71が配設されている。
該嵌合完了検出端子71は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、後述される図17〜20に示されるような被保持部73と、該被保持部73の下端に接続されたテール部72と、前記被保持部73の上端に接続された上側接続部77と、該上側接続部77の内方端近傍に形成された側面接続部76と、該側面接続部76の下端に接続された嵌合完了検出部75とを備える。
そして、前記被保持部73は、上下方向、すなわち、第1ハウジング11の厚さ方向に延在し、前記第1端子収容外側キャビティ15bに嵌入されて保持される部分である。また、前記テール部72は、被保持部73に対して曲げて接続され、第1ハウジング11の幅方向に外方を向いて延出し、第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続される。さらに、前記上側接続部77は、被保持部73に対して曲げて接続され、第1ハウジング11の幅方向に内方を向いて延出する。
前記上側接続部77の内方端には下方を向いて延出する側面接続部76が接続され、該側面接続部76の下端には、第1ハウジング11の幅方向に内方を向いて、かつ、斜め上方向いて延出するカンチレバー状の嵌合完了検出部75が接続されている。該嵌合完了検出部75は、ばね部材として機能し、その先端、すなわち、自由端を含む全体が上下方向に弾性的に変位可能となっている。
前記嵌合完了検出端子71は、実装面側(図における下側)から、第1端子収容キャビティ15内に嵌入され、被保持部73が側壁部14の内側の側面に形成された第1端子収容外側キャビティ15bの側壁によって両側から挟持されることにより、第1ハウジング11に固定される。この状態、すなわち、嵌合完了検出端子71が第1ハウジング11に装填された状態において、前記側面接続部76は、第1端子収容外側キャビティ15b内に留まり、凹溝部12a内に露出していない。一方、嵌合完了検出部75は、凹溝部12a内の下方に位置する。
なお、第1コネクタ1のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。また、本実施の形態における第2コネクタ101の構成についても、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
ところで、本実施の形態において、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を検出するための検出回路は、図示されない第1基板の表面に形成され、嵌合完了検出端子71のテール部72が接続される図示されない第1基板上の端子接続パッドに連結された導電トレースと、第2コネクタ101が備える第2端子161のうちの前記嵌合完了検出端子71に対応する第2端子161のテール部162が接続される第2基板191上の端子接続パッド192に連結された導電トレースとをテスターのような電気回路の導通状態を検査する検査装置の両端子に接続することによって構成されることが望ましい。これにより、前記嵌合完了検出端子71に該嵌合完了検出端子71に対応する第2端子161が当接して導通すると、前記検出回路がクローズされて導通状態となったことが検査装置によって検出され、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が電気的に検出される。つまり、本実施の形態においては、嵌合完了検出端子71及び該嵌合完了検出端子71に対応する第2端子161が嵌合完了検出用のスイッチのスイッチング部材として機能する。
次に、本実施の形態における第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合する動作について説明する。
図17は本発明の第3の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第1の段階を示す図、図18は本発明の第3の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第2の段階を示す図、図19は本発明の第3の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程の第3の段階を示す図、図20は本発明の第3の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合工程が完了した状態を示す図である。なお、図17〜20は、図2におけるA−A矢視部に相当する断面図であり、嵌合完了検出端子と第2端子との関係を示す断面図である。
ここで、第1コネクタ1は、第1端子61のテール部62及び嵌合完了検出端子71のテール部72が図示されない第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続されるとともに、第1補強金具51の第1基板接続部56が第1基板上の固定用パッドにはんだ付等によって接続されることにより、第1基板に表面実装されているものとする。
また、第2コネクタ101は、第2端子161のテール部162が第2基板191上の導電トレースに連結された端子接続パッド192にはんだ付等によって接続されるとともに、第2補強金具151の第2基板接続部156が第2基板191上の固定用パッド193にはんだ付等によって接続されることにより、第2基板191に表面実装されているものとする。なお、本実施の形態においては、第2基板191も、図示が省略されている。
まず、オペレータは、図17に示されるように、第1コネクタ1の嵌合面と第2コネクタ101の嵌合面とを対向させた状態とし、前記第1の実施の形態と同様に、第1コネクタ1と第2コネクタ101との位置合せを行い、第1コネクタ1及び/又は第2コネクタ101を相手側に接近する方向、すなわち、嵌合方向に移動させる。
これにより、第2コネクタ101の左右の第2凸部112が第1コネクタ1の左右の凹溝部12a内に挿入される。そして、各第1端子61の第1接触部65と第2接触部66との間に第2コネクタ101の第2端子161が挿入され、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触部165の表面に当接し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触部166の表面に当接する。これにより、第1端子61における第1接触部65と第2接触部66との間隔は、第2端子161によって押広げられ、弾性的に伸長する。なお、図18に示されるように、第1コネクタ1の嵌合完了検出端子71は、第2端子161に当接していない。
続いて、オペレータが第1コネクタ1に対して第2コネクタ101を相対的に嵌合方向に更に移動させると、図19に示されるように、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触凹部165a内に進入し、第1接触部65と第1接触凹部165aとが係合した状態となる。しかし、図19に示される状態では、第1端子61の第2接触部66は第2端子161の第2接触部166の表面に当接して未だ第2接触凹部166a内に進入しておらず、第2接触部66と第2接触凹部166aとは係合していない。このような状態では、第1コネクタ1の嵌合完了検出端子71と第2端子161とは、未だ当接していない。つまり、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が検出されていない。
続いて、オペレータが第1コネクタ1に対して第2コネクタ101を相対的に嵌合方向に更に移動させると、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了し、図20に示されるように、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触凹部165aと係合し、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触凹部166aと係合した状態となる。
その結果、第1端子61のテール部62が接続された第1基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースと、第2端子161のテール部162が接続された第2基板191上の端子接続パッド192に接続された導電トレースとが導通する。
また、第1コネクタ1が備える第1補強金具51と第2コネクタ101が備える第2補強金具151とが相互に係合してロックした状態となる。その結果、第1コネクタ1と第2コネクタ101とがロックされる。
さらに、図20に示されるように、第1コネクタ1の嵌合完了検出端子71における嵌合完了検出部75の上面に、第2コネクタ101の第2端子161における接続部164の下面が当接して導通する。つまり、嵌合完了検出用のスイッチがオンになる。そして、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了を検出するための検出回路がクローズされ、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が電気的に検出される。
また、図20に示されるような状態になると、第1ハウジング11の第1凸部13の上面が第2ハウジング111の凹溝部113の底面に当接するので、それ以上、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101が嵌合方向に移動することが防止される。つまり、第1ハウジング11の第1凸部13と第2ハウジング111の凹溝部113とがストッパとして機能し、第1コネクタ1に対する第2コネクタ101の嵌合方向への必要以上の相対的移動を防止する。これにより、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101が必要以上、すなわち、図20に示されるような状態以上に押込まれることがないので、第1端子61、第2端子161等の部材が損傷を受けることが防止される。
なお、嵌合完了検出部75の上面に接続部164の下面が当接して導通するタイミングは、第1端子61の第1接触部65と第2端子161の第1接触凹部165aとの係合が完了し、かつ、第1端子61の第2接触部66と第2端子161の第2接触凹部166aとの係合が完了した後である。すなわち、第1端子61の第1接触部65が第2端子161の第1接触部165の表面に当接して未だ第1接触凹部165a内に進入していない状態、又は、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触部166の表面に当接して未だ第2接触凹部166a内に進入していない状態では、嵌合完了検出部75の上面に接続部164の下面が当接せず、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合完了が検出されないようになっている。
なお、嵌合完了検出端子71における嵌合完了検出部75は、ばね部材として機能し、上下方向に弾性的に変位可能であるから、第1コネクタ1に対して第2コネクタ101を、図20に示されるような状態から、相対的に嵌合方向に変位させても、第2基板191の検出パッド194との導通状態を維持することができる。
このように、本実施の形態においては、第1端子61のうちの1つに代えて、嵌合完了検出端子71を第1コネクタ1に取付け、前記嵌合完了検出端子71及びそれに対応する第2端子161を嵌合完了を検出する検出回路の一部として使用するので、第1コネクタ1又は第2コネクタ101の大型化や、分品点数の増加を防止することができる。また、前記第1の実施の形態のように、第2基板191に検出パッド194を形成する必要もないので、第2基板191の構成をより簡素化することができる。
その他の点の効果については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、基板対基板コネクタに適用することができる。
1、801 第1コネクタ
11、811 第1ハウジング
12、812 凹部
12a、113 凹溝部
13 第1凸部
14 側壁部
15a 第1端子収容内側キャビティ
15b 第1端子収容外側キャビティ
21 第1突出端部
21b 側壁延長部
21c 端壁部
22 突出端凹部
26 第1金具保持凹部
26a 外側端部収容部
26b 第1腕部収容部
26c 第1ロック被掛止部
26d 接続部収容開口部
51 第1補強金具
51L 剛性部
51R 弾性部
52 第1本体部
52a 中央部
52b 屈曲部
52c 外側端部
54 第1ロック部
56 第1基板接続部
57 第1腕部
57a 第1ロック掛止部
58、75 嵌合完了検出部
58a、58Ra 本体部
58b、58Rb 腕部
58c 接続凸部
58L 剛性嵌合完了検出部
58R 弾性嵌合完了検出部
61、861 第1端子
62、72、162 テール部
63、73 被保持部
64 下側接続部
65、165 第1接触部
66、166 第2接触部
67、77 上側接続部
71 嵌合完了検出端子
76 側面接続部
101、901 第2コネクタ
111、911 第2ハウジング
112 第2凸部
122 第2突出端部
126 第2金具保持凹部
126a 第2本体部収容部
126b 第2腕部収容部
151 第2補強金具
152 第2本体部
154 第2ロック部
156 第2基板接続部
157 第2腕部
158 第2嵌合完了検出部
161、961 第2端子
164 接続部
165a 第1接触凹部
166a 第2接触凹部
191、991 第2基板
192 端子接続パッド
193 固定用パッド
194 検出パッド
813 係合凸部
851 第1金具
852 第1テール部
853 第1ロック突起
891 第1基板
913 係合凹部
951 第2金具
952 第2テール部
953 第2ロック突起

Claims (5)

  1. (a)第1端子と、凹部を備える第1ハウジングとを有する第1コネクタと、
    (b)前記第1端子と接触する第2端子と、前記凹部に挿入される凸部を備える第2ハウジングとを有する第2コネクタとから成る基板対基板コネクタであって、
    (c)前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を電気的に検出するスイッチを有することを特徴とする基板対基板コネクタ。
  2. 前記第1コネクタは、前記第1ハウジングに配設された第1補強金具を有し、
    前記第2コネクタは、前記第2ハウジングに配設された第2補強金具を有し、
    前記スイッチは、互いに当接可能な複数のスイッチング部材を含み、該スイッチング部材の少なくとも1つが前記第1補強金具又は第2補強金具である請求項1に記載の基板対基板コネクタ。
  3. 前記スイッチング部材の少なくとも1つは、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合方向に弾性的に変位可能である請求項2に記載の基板対基板コネクタ。
  4. 前記スイッチング部材の少なくとも1つは、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合方向への必要以上の相対的変位を防止するストッパとして機能する請求項2又は3に記載の基板対基板コネクタ。
  5. 前記第1端子及び第2端子の一方は接触凹部を備え、他方は接触凸部を備え、前記接触凹部と接触凸部とが係合すると、前記スイッチは前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合完了を検出する請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板対基板コネクタ。
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