JP2012221588A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】強度を低下させることなく幅を狭くすることができ、確実に実装を行うことができ、製造コストが低く、信頼性が高くなるようにする。
【解決手段】第1端子と、第1端子が装填された第1ハウジングとを有する第1コネクタと、第1端子と接触する第2端子と、第2端子が装填された第2ハウジングとを有し、第1コネクタと嵌合する第2コネクタとを含み、第1端子は、第1ハウジングの長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第1端子同士が第1ハウジングの幅方向に関して互いに逆向きになるように装填され、第2端子は、第2ハウジングの長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第2端子同士が第2ハウジングの幅方向に関して互いに逆向きになるように装填される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
従来、一対の平行な回路基板同士を電気的に接続するために、基板対基板コネクタ等のコネクタが使用されている。このようなコネクタは、一対の回路基板における相互に対向する面の各々に取付けられ、該面から突出するコネクタ部を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
図9は従来のコネクタを示す斜視図である。なお、図において、(a)はレセプタクルコネクタを示す図、(b)はプラグコネクタを示す図である。
図において、801は図示されない第1回路基板に取付けられるレセプタクルコネクタであり、901は図示されない第2回路基板に取付けられるプラグコネクタである。そして、前記レセプタクルコネクタ801は絶縁性材料から成るレセプタクルハウジング811に装填(てん)された複数のレセプタクル端子861を備え、前記プラグコネクタ901は絶縁性材料から成るプラグハウジング911に装填された複数のプラグ端子961を備える。
また、レセプタクルハウジング811には、プラグハウジング911を収容する凹部812が形成されるとともに、該凹部812内には係合凸部813が形成されている。一方、プラグハウジング911には、係合凸部813を収容する係合凹部913が形成されている。
そして、レセプタクルコネクタ801とプラグコネクタ901とが嵌(かん)合すると、係合凸部813と係合凹部913とが互いに係合するとともに、対応するレセプタクル端子861とプラグ端子961とが相互に係合することによって、第1回路基板と第2回路基板とが電気的に接続される。
なお、嵌合の際には、レセプタクルコネクタ801又はプラグコネクタ901のいずれか一方が図に示される姿勢とは上下逆様となって、相手方のコネクタと嵌合する。
特開2009−16365号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、レセプタクル端子861が2列に並んで配列され、対応するプラグ端子961も2列に並んで配列されているので、幅を狭くすることが困難であった。幅を狭くしようとすると、レセプタクルハウジング811及びプラグハウジング911の各部の肉厚を薄くする必要があり、レセプタクルハウジング811及びプラグハウジング911の強度が低下してしまう。また、レセプタクル端子861及びプラグ端子961を小型化する必要もあり、レセプタクル端子861及びプラグ端子961の製作が困難になる。
本発明は、前記従来のコネクタの問題点を解決して、一つの列内で向きが左右交互になるように端子を配列することによって、強度を低下させることなく幅を狭くすることができ、確実に実装を行うことができ、製造コストが低く、信頼性の高いコネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のコネクタにおいては、第1端子と、該第1端子が装填された第1ハウジングとを有する第1コネクタと、前記第1端子と接触する第2端子と、該第2端子が装填された第2ハウジングとを有し、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタとを含むコネクタであって、前記第1端子は、前記第1ハウジングの長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第1端子同士が前記第1ハウジングの幅方向に関して互いに逆向きになるように装填され、前記第2端子は、前記第2ハウジングの長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第2端子同士が前記第2ハウジングの幅方向に関して互いに逆向きになるように装填される。
本発明の他のコネクタにおいては、さらに、前記第1端子は前記第1コネクタが実装される実装部材に接続されるテール部を備え、該テール部の平面配置が千鳥状であり、前記第2端子は前記第2コネクタが実装される実装部材に接続されるテール部を備え、該テール部の平面配置が千鳥状である。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1ハウジングの幅方向両側における第1端子のテール部の配列方向のピッチは、前記第1端子の配列方向のピッチの倍であり、前記第2ハウジングの幅方向両側における第2端子のテール部の配列方向のピッチは、前記第2端子の配列方向のピッチの倍である。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1端子は前記第2端子と嵌合する相手方端子嵌合部を備え、該相手方端子嵌合部は前記第1端子の配列方向に関してオーバーラップし、前記第2端子は前記第1端子と嵌合する相手方端子嵌合部を備え、該相手方端子嵌合部は前記第2端子の配列方向に関してオーバーラップする。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1端子の相手方端子嵌合部はU字の側面形状を備え、前記第2端子の相手方端子嵌合部はU字の側面形状を備え、前記第1端子の相手方端子嵌合部内に収容される。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1コネクタは、基板と基板とを接続する基板対基板コネクタの一方であり、前記第2コネクタは、前記基板対基板コネクタの他方である。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態において、互いに接触する第1端子及び第2端子のテール部は、前記第1ハウジング及び第2ハウジングの幅方向逆側に位置する。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態において、互いに接触する第1端子及び第2端子同士は、複数点で接触する。
本発明によれば、コネクタは、一つの列内で向きが左右交互になるように端子が配列されている。これにより、強度を低下させることなく幅を狭くすることができ、確実に実装を行うことができ、製造コストを低く抑え、信頼性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合面側から観た斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタの分解図である。 本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す平面図であり第1コネクタの嵌合面側から観た図である。 本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す斜視図であり第1ハウジング及び第2ハウジングの一部を削除した図である。 本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す断面図であり図3のA−A矢視断面図である。 本発明の第2の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す斜視図であり第1ハウジング及び第2ハウジングの一部を削除した図である。 本発明の第3の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す断面図である。 従来のコネクタを示す斜視図であって、(a)はレセプタクルコネクタを示す図、(b)はプラグコネクタを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合面側から観た斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタの分解図、図3は本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す平面図であり第1コネクタの嵌合面側から観た図、図4は本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す斜視図であり第1ハウジング及び第2ハウジングの一部を削除した図、図5は本発明の第1の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す断面図であり図3のA−A矢視断面図である。
図において、1は本実施の形態におけるコネクタである一対の基板対基板コネクタの一方としての第1コネクタであり、実装部材としての図示されない第1基板の表面に実装される表面実装型のコネクタである。また、101は本実施の形態におけるコネクタである一対の基板対基板コネクタの他方としての第2コネクタであり、実装部材としての図示されない第2基板の表面に実装される表面実装型のコネクタである。
本実施の形態におけるコネクタは、典型的には、基板対基板コネクタと称されるものであって、前記第1コネクタ1及び第2コネクタ101を含み、第1基板及び第2基板を電気的に接続する。なお、前記第1基板及び第2基板は、例えば、電子機器等に使用されるプリント回路基板、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)等であるが、いかなる種類の基板であってもよい。
また、本実施の形態において、コネクタの各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記コネクタの各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記第1コネクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としての第1ハウジング11を有する。該第1ハウジング11は、図に示されるように、概略直方体である概略長方形の厚板状の形状を備え、第2コネクタ101が嵌入される側、すなわち、嵌合面側(図1における上側)には、周囲が囲まれた概略長方形の凹部12が形成されている。前記第1コネクタ1は、例えば、縦約4.0〔mm〕、横約2.5〔mm〕及び厚さ約1.0〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。そして、前記凹部12の両側には互いに平行に延在する一対の側壁部14が第1ハウジング11と一体的に形成されている。なお、前記側壁部14は、凹部12の底面から上方に向けて突出し、第1ハウジング11の長手方向に延在する。つまり、第1ハウジング11の横断面の概略形状は、突出する二つの山(側壁部14)の間に一つの谷(凹部12)が挟まれた、二山状となっている。
ここで、各側壁部14の側面及び上面には、凹溝状の第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとが交互に形成され、かつ、一方の側壁部14における第1端子収容内側キャビティ15aの各々が、凹部12を間に挟んで、他方の側壁部14における第1端子収容外側キャビティ15bの各々と対向するように配列されている。また、図4及び5に示されるように、第1端子収容外側キャビティ15bにおける側壁部14の上面に対応する部分には、側壁部14を上下に貫通する端子固定孔(こう)16が形成されている。
そして、凹部12の左右において互いに対向する第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとは、凹部12の底面において連結され互いに一体化している。そこで、第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとを統合的に説明する場合には、第1端子収容キャビティ15として説明する。
図に示される例において、第1端子収容キャビティ15は、例えば、約0.2〔mm〕のピッチで、6個形成されている。つまり、各側壁部14に第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとが交互に3個ずつ形成されている。なお、前記第1端子収容キャビティ15のピッチ及び数は適宜変更することができる。例えば、前記第1端子収容キャビティ15の数を偶数個でなく、奇数個とすることもできる。
そして、第1端子収容キャビティ15に収容される第1端子61は、向きが左右交互になるように配列される。
前記第1端子61は、導電性の金属板に打抜き等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、被保持部63と、該被保持部63の上端に接続された上側接続部67と、該上側接続部67の外方端に接続されたテール部62と、前記上側接続部67の内方端に接続された上下接続部66と、該上下接続部66の下端に接続された下側接続部64と、該下側接続部64の自由端近傍に形成された接触部として機能する腕部65とを備える。なお、前記第1端子61は、全体として、U字とF字とを接続したような側面形状を備え、U字の部分は、前記上下接続部66、下側接続部64及び腕部65を含み、相手方端子である第2端子161の進入部168を収容する相手方端子嵌合部としての相手方端子収容部68として機能する。
そして、前記被保持部63は、上下方向、すなわち、第1ハウジング11の厚さ方向に延在し、前記端子固定孔16に嵌入されて保持される部分である。なお、前記被保持部63の下端部、すなわち、実装面側端部の近傍の側面には、凸部63a及び凹部63bが形成されている。そして、第1端子61を第1ハウジング11に装填する際には、第1端子61を第1ハウジング11の嵌合面側から嵌合方向に移動させて、すなわち、図4及び5における上方から下方に移動させて、第1端子収容キャビティ15に挿入する際に、前記被保持部63は、端子固定孔16内に上方から圧入される。この場合、被保持部63の凹部63bが端子固定孔16の側面から突出する凸部16aと係合する。また、前記被保持部63の下端部は端子固定孔16の凸部16aの下方に突出し、凸部63aが、端子固定孔16の凸部16aの下面と係合する。これにより、被保持部63を反嵌合方向に移動させて端子固定孔16から抜出すことができなくなるので、第1端子61は第1ハウジング11に固定される。
また、前記テール部62は、上下方向に、前記被保持部63とほぼ平行に延在し、第1端子収容外側キャビティ15bにおける側壁部14の外側面に形成された部分に収容される。そして、前記テール部62の下端は、左右方向、すなわち、第1ハウジング11の幅方向に延在し、第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続される。前記テール部62の下端から腕部65までの第1端子61の部材に沿った道筋は、距離が長く、かつ、複雑に屈折しているので、はんだ上がりの現象が発生することがない。すなわち、はんだが前記部材に沿った道筋を通って這(は)い上がって腕部65に付着してしまうことがない。
前記上側接続部67は、左右方向、すなわち、第1ハウジング11の幅方向に延在し、第1端子収容外側キャビティ15bにおける側壁部14の上面に形成された部分に収容される。そして、前記上側接続部67の内方端には、前記相手方端子収容部68が接続されている。具体的には、上側接続部67の内方端に下方に向けて延出する上下接続部66の上端が接続され、該上下接続部66の下端に左右方向、すなわち、第1ハウジング11の幅方向に延在する下側接続部64の一端が接続され、該下側接続部64の他端に上方に向けて延出する腕部65の下端が接続されている。なお、該腕部65の自由端、すなわち、上端の近傍には、第2端子161と接触する接触凸部65aが形成されている。該接触凸部65aは、上下接続部66の方に向けて突出する。
また、前記第1ハウジング11の長手方向両端には第1嵌合ガイド部としての第1突出端部21が各々配設されている。各第1突出端部21には、前記凹部12の一部として突出端凹部22が形成されている。該突出端凹部22は、略長方形の凹部であり、凹部12の長手方向両端に位置する。そして、前記突出端凹部22は、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が嵌合された状態において、該第2コネクタ101が備える第2突出端部122が挿入される挿入凹部として機能する。
さらに、前記第1突出端部21は、側壁部14の長手方向両端から第1ハウジング11の長手方向に延出する側壁延長部21bと、第1ハウジング11の短手方向に延在し、両端が側壁延長部21bに接続された端壁部21cとを備える。各第1突出端部21において、端壁部21cとその両端に接続された側壁延長部21bとは、連続したコ字状の側壁を形成し、略長方形の突出端凹部22の三方を画定する。
なお、前記第1端子61の下側接続部64の下方には、第1ハウジング11の底板部18が配設されている。このように、前記下側接続部64と第1基板の実装面との間に底板部18が介在するので、下側接続部64が第1基板の実装面に接触してしまうことがない。そのため、第1基板の実装面における第1コネクタ1の下側の部分にも導電トレースを配設することができるので、第1基板の導電トレースの配列を高密度化することができる。
そして、前述のように、第1端子61は、向きが左右交互になるように配列されて、第1ハウジング11に装填される。具体的には、第1端子61は、第1コネクタ1の長手方向、すなわち、第1ハウジング11の長手方向に延在する列を形成するように並べて配設されるが、列内において隣接する第1端子61同士は、第1コネクタ1の幅方向、すなわち、第1ハウジング11の幅方向に関して、互いに逆向きになっている。換言すると、図3に示されるように、ある一つの第1端子61が、そのテール部62が左に位置する、すなわち、左側の側壁部14の第1端子収容外側キャビティ15b内に収容されているような向きで第1ハウジング11に装填されている場合、当該第1端子61に隣接する第1端子61は、そのテール部62が右に位置する、すなわち、右側の側壁部14の第1端子収容外側キャビティ15b内に収容されているような向きで第1ハウジング11に装填されるようになっている。
これにより、第1端子61のテール部62の平面配置は、図3に示されるように、第1端子61の配列方向(第1ハウジング11の長手方向)に関して、交互にずれた千鳥状の配置となる。換言すると、ある一つの第1端子61のテール部62が左側の側壁部14の外面に位置する場合、右側の側壁部14の外面における対向する位置にはテール部62が存在せず、当該第1端子61と隣接する第1端子61のテール部62は右側の側壁部14の外面に位置し、かつ、当該第1端子61のテール部62の第1ハウジング11の長手方向に隣接する位置にはテール部62が存在していない。そのため、左右それぞれの側壁部14の外面におけるテール部62の第1ハウジング11の長手方向に関する間隔、すなわち、ピッチは、第1端子61のピッチの倍になる。
したがって、隣接する第1端子61同士のピッチが狭くても、第1コネクタ1の左右両側におけるテール部62のピッチ、及び、各テール部62に対応するように第1基板の実装面上に形成された端子接続パッド等のピッチを広くすることができる。そのため、端子接続パッド等を容易に製作することができるとともに、第1端子61のテール部62を対応する端子接続パッドとはんだ付する際にも、はんだブリッジが発生することがなく、隣接する端子接続パッド等の間で短絡が生じることがない。
なお、第1端子61のU字の部分である相手方端子収容部68は、第1端子61の配列方向に関して、オーバーラップする。隣接する第1端子61の相手方端子収容部68同士は、第1ハウジング11の長手方向両端から観ると、ある程度重なっている。望ましくは、各第1端子61の相手方端子収容部68における第1ハウジング11の幅方向に関する中心を結ぶ線は、第1ハウジング11の長手方向に延在する直線とほぼ一致する。
これにより、第1コネクタ1は、進入部168がオーバーラップするように配列された第2端子161を備える第2コネクタ101と嵌合可能となる。
該第2コネクタ101は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としての第2ハウジング111を有する。該第2ハウジング111は、図に示されるように、概略直方体である概略長方形の厚板状の形状を備え、例えば、縦約3.0〔mm〕、横約1.5〔mm〕及び厚さ約0.8〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。そして、第2ハウジング111の第1コネクタ1に嵌入される側、すなわち、嵌合面側(図1における上側)には、第2ハウジング111の長手方向に延在する細長い凸部としての第2凸部112が形成されている。該第2凸部112は、第2ハウジング111の長手方向の中心軸に沿って形成されている。つまり、第2ハウジング111の横断面の概略形状は、突出する一つの山(第2凸部112)だけから成る一山状となっている。
なお、第2コネクタ101は、図1では嵌合面が上を向くような姿勢で示されているが、第1コネクタ1と嵌合した状態、すなわち、図3〜5に示される状態では、嵌合面が第1コネクタ1の実装面の方向を向く姿勢となる。したがって、図4及び5に示される例では、第2コネクタ101の嵌合面は下を向いている。
ここで、前記第2凸部112には、端子としての第2端子161が配設されている。前記第2凸部112の側面及び上面には、凹溝状の第2端子収容キャビティ115が複数形成されている。図に示される例において、第2端子収容キャビティ115は、例えば、約0.2〔mm〕のピッチで、6個形成されている。なお、前記第2端子収容キャビティ115のピッチ及び数は、前記第1端子収容キャビティ15のピッチ及び数に対応して、適宜変更することができる。例えば、前記第2端子収容キャビティ115の数を偶数個でなく、奇数個とすることもできる。
そして、第2端子収容キャビティ115に収容される第2端子161は、向きが左右交互になるように配列される。
前記第2端子161は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、被保持部163と、該被保持部163の下端に接続されたテール部162と、前記被保持部163の上端に接続された上側接続部164と、該上側接続部164の他端に接続された接触部として機能する腕部165とを備える。なお、前記第2端子161は、全体として、U字とI字とを接続した柄杓(ひしゃく)のような側面形状を備え、U字の部分は、前記被保持部163、上側接続部164及び腕部165を含み、相手方端子である第1端子61の相手方端子収容部68に進入して収容される相手方端子嵌合部としての進入部168として機能する。
そして、前記被保持部163は、上下方向、すなわち、第2ハウジング111の厚さ方向に延在し、第2端子収容キャビティ115に嵌入されて保持される部分である。また、前記テール部162は、被保持部163に対して曲げて接続され、左右方向、すなわち、第2ハウジング111の幅方向に外方を向いて延出し、第2基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続される。なお、前記テール部162の下端から腕部165までの第2端子161の部材に沿った道筋は、距離が長く、かつ、複雑に屈折しているので、はんだ上がりの現象が発生することがない。すなわち、はんだが前記部材に沿った道筋を通って這い上がって腕部165に付着してしまうことがない。
さらに、前記上側接続部164は、左右方向、すなわち、第2ハウジング111の幅方向に延在し、第2端子収容キャビティ115における第2凸部112の上面に形成された部分に収容される。そして、前記上側接続部164の他端には、下方に向けて延出する腕部165の上端が接続されている。
また、前記第2ハウジング111の長手方向両端には第2嵌合ガイド部としての第2突出端部122が各々配設されている。該第2突出端部122は、第2凸部112の長手方向両端に接続された肉厚の部材であり、その上面は概略長方形の形状を備える。そして、前記第2突出端部122は、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が嵌合された状態において、前記第1コネクタ1が備える第1突出端部21の突出端凹部22に挿入される挿入凸部として機能する。
そして、前述のように、第2端子161は、向きが左右交互になるように配列されて、第2ハウジング111に装填される。具体的には、第2端子161は、第2コネクタ101の長手方向、すなわち、第2ハウジング111の長手方向に延在する列を形成するように並べて配設されるが、列内において隣接する第2端子161同士は、第2コネクタ101の幅方向、すなわち、第2ハウジング111の幅方向に関して、互いに逆向きになっている。換言すると、図4に示されるように、ある一つの第2端子161が、そのテール部162が左に位置する、すなわち、第2凸部112の左側の側面から外方を向いて延出しているような向きで第2ハウジング111に装填されている場合、当該第2端子161に隣接する第2端子161は、そのテール部162が右に位置する、すなわち、第2凸部112の右側の側面から外方を向いて延出しているような向きで第2ハウジング111に装填されるようになっている。
これにより、第2端子161のテール部162の平面配置は、図3に示されるように、第2端子161の配列方向(第2ハウジング111の長手方向)に関して、交互にずれた千鳥状の配置となる。換言すると、ある一つの第2端子161のテール部162が第2凸部112の左側の側面の外方に位置する場合、第2凸部112の右側の側面の外方における対向する位置にはテール部162が存在せず、当該第2端子161に隣接する第2端子161のテール部162は第2凸部112の右側の側面の外方に位置し、かつ、当該第2端子161のテール部162の第2ハウジング111の長手方向に隣接する位置にはテール部162が存在していない。そのため、第2凸部112の左右それぞれの側面の外方におけるテール部162の第2ハウジング111の長手方向に関する間隔、すなわち、ピッチは、第2端子161のピッチの倍になる。
したがって、隣接する第2端子161同士のピッチが狭くても、第2コネクタ101の左右両側におけるテール部162のピッチ、及び、各テール部162に対応するように第2基板の実装面上に形成された端子接続パッド等のピッチを広くすることができる。そのため、端子接続パッド等を容易に製作することができるとともに、第2端子161のテール部162を対応する端子接続パッドとはんだ付する際にも、はんだブリッジが発生することがなく、隣接する端子接続パッド等の間で短絡が生じることがない。
なお、第2端子161のU字の部分である進入部168は、第2端子161の配列方向に関して、オーバーラップする。隣接する第2端子161の進入部168同士は、第2ハウジング111の長手方向両端から観ると、ある程度重なっている。望ましくは、各第2端子161の進入部168における第2ハウジング111の幅方向に関する中心を結ぶ線は、第2ハウジング111の長手方向に延在する直線とほぼ一致する。
これにより、第2コネクタ101は、相手方端子収容部68がオーバーラップするように配列された第1端子61を備える第1コネクタ1と嵌合可能となる。
次に、前記構成の第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合する動作について説明する。
第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合させる際には、第1コネクタ1は、第1端子61のテール部62が第1基板上の端子接続パッドにはんだ付等によって接続されることにより、あらかじめ第1基板に表面実装されているものとする。また、第2コネクタ101は、第2端子161のテール部162が第2基板上の端子接続パッドにはんだ付等によって接続されることにより、あらかじめ第2基板に表面実装されているものとする。
オペレータは、第1コネクタ1の嵌合面と第2コネクタ101の嵌合面とを対向させた状態として、第1コネクタ1と第2コネクタ101との位置合せを行い、第1コネクタ1及び/又は第2コネクタ101を相手側に接近する方向、すなわち、嵌合方向に移動させる。
これにより、第2コネクタ101の幅方向中央の第2凸部112が第1コネクタ1の幅方向中央の凹部12内に挿入される。そして、各第1端子61の相手方端子収容部68内に第2コネクタ101の第2端子161の進入部168が進入して収容され、第1端子61の腕部65の接触凸部65aが第2端子161の腕部165の表面に接触する。この際、第1端子61における腕部65がばね部材として機能し、第2端子161の腕部165によって押圧されることにより、弾性的に変形し、腕部65と上下接続部66との間隔は、押広げられて伸長する。
そして、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了すると、図3〜5に示されるようになる。その結果、第1端子61のテール部62が接続された第1基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースと、第2端子161のテール部162が接続された第2基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースとが導通する。
なお、第1端子61及び第2端子161は、第1端子61のテール部62と、当該第1端子61と接触する第2端子161のテール部162とが、左右同じ方向に位置するように、第1ハウジング11及び第2ハウジング111にそれぞれ装填されている。つまり、図4に示されるように、第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合した状態において、ある一つの第1端子61のテール部62が図において左に位置する場合、当該第1端子61に接触する第2端子161のテール部162も図において左に位置する。
このように、本実施の形態においては、第1端子61と、第1端子61が装填された第1ハウジング11とを有する第1コネクタ1と、第1端子61と接触する第2端子161と、第2端子161が装填された第2ハウジング111とを有し、第1コネクタ1と嵌合する第2コネクタ101とを含み、第1端子61は、第1ハウジング11の長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第1端子61同士が第1ハウジング11の幅方向に関して互いに逆向きになるように装填され、第2端子161は、第2ハウジング111の長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第2端子161同士が第2ハウジング111の幅方向に関して互いに逆向きになるように装填される。
これにより、強度を低下させることなく幅を狭くすることができ、確実に実装を行うことができるので、製造コストを低く抑え、信頼性を高くすることができる。例えば、第1ハウジング11を一つの谷を挟んだ二山状とし、第2ハウジング111を一山状とすることができるので、全体の幅を狭くすることができる。
また、第1端子61は第1コネクタ1が実装される第1基板に接続されるテール部62を備え、テール部62の平面配置が千鳥状であり、第2端子161は第2コネクタ101が実装される第2基板に接続されるテール部162を備え、テール部162の平面配置が千鳥状である。したがって、テール部62の第1基板への接続及びテール部162の第2基板への接続を容易に、かつ、確実に行うことができ、第1コネクタ1及び第2コネクタ101を第1基板及び第2基板に短時間で確実に実装することができる。
さらに、第1ハウジング11の幅方向両側における第1端子61のテール部62の配列方向のピッチは、第1端子61の配列方向のピッチの倍であり、第2ハウジング111の幅方向両側における第2端子161のテール部162の配列方向のピッチは、第2端子161の配列方向のピッチの倍である。したがって、第1端子61同士のピッチ及び第2端子161同士のピッチが狭くても、左右両側におけるテール部62及び162のピッチ、並びに、各テール部62及び162に対応するように第1基板及び第2基板の実装面上に形成された端子接続パッド等のピッチを広くすることができる。これにより、端子接続パッド等を容易に製作することができるとともに、第1端子61及び第2端子161のテール部62及び162を対応する端子接続パッドとはんだ付する際にも、はんだブリッジが発生することがなく、隣接する端子接続パッド等の間で短絡が生じることがない。
さらに、第1端子61は第2端子161と嵌合する相手方端子収容部68を備え、相手方端子収容部68は第1端子61の配列方向に関してオーバーラップし、第2端子161は第1端子61と嵌合する進入部168を備え、進入部168は第2端子161の配列方向に関してオーバーラップする。これにより、第1コネクタ1と第2コネクタ101とを容易、かつ、確実に嵌合することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す断面図である。
本実施の形態において、第1端子61及び第2端子161は、第1端子61のテール部62と、当該第1端子61と接触する第2端子161のテール部162とが、左右異なる方向に位置するように、第1ハウジング11及び第2ハウジング111にそれぞれ装填されている。
つまり、本実施の形態においては、図6に示されるように、第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合した状態において、ある一つの第1端子61のテール部62が図において左に位置する場合、当該第1端子61に接触する第2端子161のテール部162は図において右に位置する。
そのため、本実施の形態における第2コネクタ101では、被保持部163が接触部として機能し、第1端子61の腕部65の接触凸部65aが第2端子161の被保持部163の表面に接触する。
なお、第1コネクタ1及び第2コネクタ101のその他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合した状態において、互いに接触する第1端子61及び第2端子161のテール部62及び162は、第1ハウジング11及び第2ハウジング111の幅方向逆側に位置する。つまり、第1端子61のテール部62と、当該第1端子61と接触する第2端子161のテール部162とが、左右異なる方向に位置する。そのため、第2端子161のテール部162は、第1端子61の上側接続部67に対向する位置でなく、第1端子61の腕部65の先端に対向する位置にあり、腕部65の先端から離れている。
したがって、第2端子161のテール部162を第2基板上の端子接続パッドにはんだ付によって接続する際に、余剰のはんだがテール部162の上面(図6における下面)に多量に付着して盛上がったとしても、盛上がったはんだが第1端子61に接触して、短絡が発生してしまうことがない。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図7は本発明の第3の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す斜視図であり第1ハウジング及び第2ハウジングの一部を削除した図、図8は本発明の第3の実施の形態における第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す断面図である。
本実施の形態において、第2端子161の腕部165は、図7及び8に示されるように、上下方向、すなわち、第2ハウジング111の厚さ方向に対して傾斜した方向に延在し、その先端、すなわち、自由端における被保持部163までの距離が、その基端、すなわち、上側接続部164との接続端における被保持部163までの距離よりも大きくなっている。つまり、前記腕部165は、自由端が第2凸部112の側面から離れ、第2ハウジング111の幅方向外側に向うように、傾斜している。そして、前記腕部165は、カンチレバー状のばね部材として機能し、自由端が弾性的に変位可能となっている。
前記第2端子161の腕部165がこのような形状を備えているので、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合し、第1端子61の相手方端子収容部68内に第2端子161の進入部168が進入して収容されると、第1端子61の腕部65の接触凸部65aが第2端子161の被保持部163の表面に接触するとともに、第1端子61の上下接続部66が第2端子161の腕部165の表面に接触する。
この際、第1端子61における腕部65は、ばね部材として機能し、第2端子161の被保持部163によって押圧されることにより、上下接続部66との間隔が広がる方向に、弾性的に変形する。また、第2端子161における腕部165も、ばね部材として機能し、第1端子61の上下接続部66によって押圧されることにより、被保持部163との間隔が狭まる方向に、弾性的に変形する。
なお、第1コネクタ1及び第2コネクタ101のその他の点の構成及び動作については、前記第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合した状態において、互いに接触する第1端子61及び第2端子161同士は、複数点で接触する。つまり、第1端子61における腕部65及び第2端子161における腕部165がばね部材として機能し、それぞれ、第2端子161の被保持部163及び第1端子61の上下接続部66と接触して導通する。すなわち、第1端子61と第2端子161とは少なくとも2箇所の接触部で接触する複数点接触の状態となるので、相互の接触状態が安定的で確実なものとなる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、コネクタに適用することができる。
1 第1コネクタ
11 第1ハウジング
12、63b、812 凹部
14 側壁部
15a 第1端子収容内側キャビティ
15b 第1端子収容外側キャビティ
16 端子固定孔
16a、63a 凸部
18 底板部
21 第1突出端部
21b 側壁延長部
21c 端壁部
22 突出端凹部
61 第1端子
62、162 テール部
63、163 被保持部
64 下側接続部
65、165 腕部
65a 接触凸部
66 上下接続部
67、164 上側接続部
68 相手方端子収容部
101 第2コネクタ
111 第2ハウジング
112 第2凸部
115 第2端子収容キャビティ
122 第2突出端部
161 第2端子
168 進入部
801 レセプタクルコネクタ
811 レセプタクルハウジング
813 係合凸部
861 レセプタクル端子
901 プラグコネクタ
911 プラグハウジング
913 係合凹部
961 プラグ端子

Claims (8)

  1. (a)第1端子と、該第1端子が装填された第1ハウジングとを有する第1コネクタと、
    (b)前記第1端子と接触する第2端子と、該第2端子が装填された第2ハウジングとを有し、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタとを含むコネクタであって、
    (c)前記第1端子は、前記第1ハウジングの長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第1端子同士が前記第1ハウジングの幅方向に関して互いに逆向きになるように装填され、
    (d)前記第2端子は、前記第2ハウジングの長手方向に延在する列を形成するように並べて配列され、かつ、列内において隣接する第2端子同士が前記第2ハウジングの幅方向に関して互いに逆向きになるように装填されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1端子は前記第1コネクタが実装される実装部材に接続されるテール部を備え、該テール部の平面配置が千鳥状であり、
    前記第2端子は前記第2コネクタが実装される実装部材に接続されるテール部を備え、該テール部の平面配置が千鳥状である請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1ハウジングの幅方向両側における第1端子のテール部の配列方向のピッチは、前記第1端子の配列方向のピッチの倍であり、
    前記第2ハウジングの幅方向両側における第2端子のテール部の配列方向のピッチは、前記第2端子の配列方向のピッチの倍である請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1端子は前記第2端子と嵌合する相手方端子嵌合部を備え、該相手方端子嵌合部は前記第1端子の配列方向に関してオーバーラップし、
    前記第2端子は前記第1端子と嵌合する相手方端子嵌合部を備え、該相手方端子嵌合部は前記第2端子の配列方向に関してオーバーラップする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記第1端子の相手方端子嵌合部はU字の側面形状を備え、
    前記第2端子の相手方端子嵌合部はU字の側面形状を備え、前記第1端子の相手方端子嵌合部内に収容される請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記第1コネクタは、基板と基板とを接続する基板対基板コネクタの一方であり、
    前記第2コネクタは、前記基板対基板コネクタの他方である請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態において、
    互いに接触する第1端子及び第2端子のテール部は、前記第1ハウジング及び第2ハウジングの幅方向逆側に位置する請求項2〜6のいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態において、
    互いに接触する第1端子及び第2端子同士は、複数点で接触する請求項1〜7のいずれか1項に記載のコネクタ。
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