JP2018125276A - 速結端子コネクタ - Google Patents

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金子 智也
Tomoya Kaneko
智也 金子
秋山 茂
Shigeru Akiyama
茂 秋山
尾田 聡也
Satonari Oda
聡也 尾田
大記 小林
Hiroki Kobayashi
大記 小林
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Abstract

【課題】小型で簡素な構造でありながら、ワイヤと端子とが接触したことを確実に検出することができ、信頼性が高く、製造コストが低くなるようにする。【解決手段】互いに電気的に分離された第1端子50A及び第2端子50Bと、一体的に形成され、前記第1端子50A及び第2端子50Bの少なくとも一部を覆う筐体11とを備え、ワイヤとの接続が可能な速結端子コネクタであって、前記第1端子50A及び第2端子50Bは、前記筐体11に取付けられた取付部と、該取付部から前記ワイヤの差込方向に延在する弾性接続部と、該弾性接続部の先端に位置し、前記第1端子50Aと第2端子50Bとの間に差込まれるワイヤの導電線と接触可能な接点部とをそれぞれ含む。【選択図】図1

Description

本開示は、速結端子コネクタに関するものである。
本開示は、単にワイヤを端子の中に差込む(突入れる)動作によって、ワイヤが端子に挟持されるのと同時に導通接続されるように構成される速結端子コネクタに関し、より具体的には、ワイヤが端子に接続されたことを電気的に検出することができる速結端子コネクタに関する。
従来の電子デバイスは、ワイヤが接続される端子がプリント回路基板の表面にはんだ付され、かつ、絶縁筐体によって包囲されるような形態を有するコネクタを含む。このようなコネクタには、単に端子の中にワイヤを差込む動きによってワイヤを端子に挟持させると同時にワイヤと端子とが導通接続される、いわゆる、速結端子コネクタが含まれている(例えば、特許文献1参照。)。
かかる速結端子コネクタは、ワイヤを端子の中に差込むプロセスのみならず、これを抜取るため端子から分離するプロセスが簡単であるという利点を有する。具体的には、指先、ねじ回し等を用いて絶縁筐体上に形成されるプッシャアームを単に圧迫することによって、ワイヤを端子が挟持する状態から容易に分離し得る。
前記速結端子コネクタはそのような利点を有するが、ハウジングで端子が覆われているため、ワイヤが差込まれたことを目視で確認することができない。そのため、ワイヤが確実に差込まれたことを確認するには、ワイヤを引張るという動作が必要であるが、強く引張ってしまうとワイヤが抜けてしまったり、端子が破損してしまったりする不具合が発生する場合がある。
また、仮にハウジングに穴などを設けて、ワイヤが差込まれたことを目視することができるようにしたとしても、コネクタの小型化に伴い、穴や端子が小さいため、見誤る可能性が出てくる。
そこで、そのような不具合を解消するため、ワイヤがコネクタに差込まれて確実に導通接続されたことを電気的に検出することができるコネクタが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
図20は従来のコネクタの断面図である。
図において、811はコネクタのハウジングであり、851はハウジング811の内部空間820内に配設された端子である。また、891は、ハウジング811に取付けられたスイッチであり、その可動部は、内部空間820の天井822から下方に突出可能となっている。前記スイッチ891は、可動部が天井822から下方に突出した状態でオンとなり、可動部が天井822内に押込まれた状態でオフとなるように構成されている。そして、前記端子851には、くさび片862及び傾動片863を有する導電性のばね部材861が取付けられており、前記スイッチ891の可動部は、初期状態において、傾動片863によって天井822内に押込まれている。
ここで、ハウジング811の前面に形成された透孔821を通して、電線951が内部空間820内に挿入されると、前記ばね部材861のくさび片862及び傾動片863は、そのばね力によって、前記電線951の下面に押付けられて接触する。これにより、前記電線951は、ばね部材861を介して、端子851と導通する。また、傾動片863が電線951によって押下げられるので、前記スイッチ891の可動部は、図に示されるように、下方に突出した状態となる。これにより、スイッチ891がオンとなり、電線951と端子851とが導通接続されたことが電気的に検出される。
米国特許第8328586号明細書 特開平9−232015号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、構造が複雑であり、小型化が困難であり、製造コストが増加してしまう。
ここでは、前記従来の問題点を解決して、小型で簡素な構造でありながら、ワイヤと端子とが接触したことを確実に検出することができ、信頼性が高く、製造コストが低い速結端子コネクタを提供することを目的とする。
そのために、速結端子コネクタにおいては、互いに電気的に分離された第1端子及び第2端子と、一体的に形成され、前記第1端子及び第2端子の少なくとも一部を覆う筐体とを備え、ワイヤとの接続が可能な速結端子コネクタであって、前記第1端子及び第2端子は、前記筐体に取付けられた取付部と、該取付部から前記ワイヤの差込方向に延在する弾性接続部と、該弾性接続部の先端に位置し、前記第1端子と第2端子との間に差込まれるワイヤの導電線と接触可能な接点部とをそれぞれ含む。
他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記取付部は、前記筐体に係止されて固定される固定部をそれぞれ含む。
更に他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記第1端子及び第2端子は、前記接点部よりも前記ワイヤの差込方向の前方に位置し、前記筐体に係止されて固定される前方固定部をそれぞれ含む。
更に他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤが差込まれていない初期状態において、互いに離間している。
更に他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤの差込方向に対して直交する方向に、前記ワイヤの導電線の直径より小さい間隔だけ離間している。
更に他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤの差込方向に関して相違する位置にある。
更に他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記第1端子及び第2端子は、前記ワイヤの差込方向に延在する仮想直線を対称軸として線対称となるような形状を有し、前記仮想直線の左右両側に配設されている。
更に他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤが差込まれると、該ワイヤの導電線を両側から挟持して接触し、これにより、前記第1端子と第2端子とが互いに導通する。
更に他の速結端子コネクタにおいては、さらに、前記第1端子及び第2端子は、基板の接続パターンに接続される接続部をそれぞれ含み、前記接続パターンは、前記第1端子と第2端子とが互いに導通したことを検出する検出回路に接続される。
本開示によれば、速結端子コネクタは、小型で簡素な構造でありながら、ワイヤと端子とが接触したことを確実に検出することができるとともに、信頼性が向上し、製造コストが低減される。
第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図である。 第1の実施の形態におけるコネクタの分解図である。 第1の実施の形態における端子の斜視図である。 第1の実施の形態における端子の上面図である。 第1の実施の形態における端子の要部拡大図であって図4のC部拡大図である。 第1の実施の形態におけるハウジングの縦断面図である。 第1の実施の形態におけるワイヤが差込まれたコネクタの縦断面図である。 第1の実施の形態におけるワイヤが差込まれた端子の斜視図である。 第2の実施の形態における端子の上面図である。 第2の実施の形態における端子の要部拡大図であって図9のD部拡大図である。 第3の実施の形態における端子の斜視図である。 第3の実施の形態における端子の上面図である。 第3の実施の形態におけるハウジングの縦断面図である。 第3の実施の形態におけるコネクタを基板に実装する前の状態を示す斜視図である。 第3の実施の形態におけるコネクタの縦断面図である。 第3の実施の形態におけるコネクタの第1の横断面図であって図15のE−E矢視断面図である。 第3の実施の形態におけるコネクタの第2の横断面図であって図15のF−F矢視断面図である。 第3の実施の形態におけるワイヤが差込まれた端子の斜視図である。 第4の実施の形態における端子の上面図である。 従来のコネクタの断面図である。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図、図2は第1の実施の形態におけるコネクタの分解図、図3は第1の実施の形態における端子の斜視図、図4は第1の実施の形態における端子の上面図、図5は第1の実施の形態における端子の要部拡大図であって図4のC部拡大図、図6は第1の実施の形態におけるハウジングの縦断面図、図7は第1の実施の形態におけるワイヤが差込まれたコネクタの縦断面図、図8は第1の実施の形態におけるワイヤが差込まれた端子の斜視図である。
本実施の形態は、本開示の原理の例示であり、ここに例示された構成に制限することが意図されないという理解の下に、特定の実施の形態が図面中に示され、かつ、明細書中に詳細に記載される。
本開示は、以下に記載される実施の形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本開示に基づく特許請求の範囲から排除するものではない。
本実施の形態において、上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、例示された種々の要素の構造及び動きを説明するために用いられ、絶対的なものではなく、相対的なものである。これらの表現は、各要素が図面に示される位置にあるときに適切であるが、要素の位置の記載が変更された場合には、それに応じて変更されることになる。
図において、1は本実施の形態における速結端子コネクタとしてのコネクタであり、基板91の表面に実装され、ワイヤ150が差込まれるようになっている。なお、該ワイヤ150は、図7に示されるように、芯線である導電線151の周囲に絶縁被覆152が被覆されたものであるが、その先端から所定の長さ範囲の部分は、絶縁被覆152が除去されて導電線151が露出しているものとする。前記コネクタ1は、産業用電気及び電子機器、家庭用電気及び電子器具、コンピュータ、通信機器等いかなる種類の機器、装置等において使用されるものであってもよいが、ここでは、説明の都合上、例えば、電子機器等に使用されるプリント回路基板、フレキシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブル回路基板(FPC)等の基板91の表面に実装されるものであるとする。
なお、前記ワイヤ150の差込方向(X軸正方向)を前方、引抜方向(X軸負方向)を後方と記載する場合がある。
図に示されるように、コネクタ1は、金属等の導電性材料から成る板材をプレス加工によって成形してなる一対の端子である第1端子50A及び第2端子50Bと、合成樹脂等の絶縁性材料から成り、一体的に成形された筐体11であって、前記第1端子50A及び第2端子50Bの周囲のほぼ全体を覆う筐体11とを備える。そして、前記第1端子50A及び第2端子50Bは、基板91の表面に形成された接続パターンである第1前方接続パターン95A、第2前方接続パターン95B、第1後方接続パターン96A及び第2後方接続パターン96Bにはんだ付等の接続手段によって、電気的及び物理的に接続されている。
なお、図4に示されるように、第1前方接続パターン95A及び第2前方接続パターン95B、並びに、第1後方接続パターン96A及び第2後方接続パターン96Bは、ワイヤ150の差込方向に延在する仮想直線Lを対称軸として線対称となるように仮想直線Lの左右両側に配設されている。同様に、第1端子50A及び第2端子50Bも、仮想直線Lを対称軸として線対称となるような形状を有し、仮想直線Lの左右両側に配設されている。
そして、第1前方接続パターン95Aと第2前方接続パターン95Bとは互いに離間して形成され、第1後方接続パターン96Aと第2後方接続パターン96Bとは互いに離間して形成され、第1端子50Aと第2端子50Bとは、ワイヤ150が差込まれていない初期状態において、互いに離間している。
なお、第1前方接続パターン95Aと第2前方接続パターン95Bとを統合的に説明する場合、第1後方接続パターン96Aと第2後方接続パターン96Bとを統合的に説明する場合、第1端子50Aと第2端子50Bとを統合的に説明する場合、第1端子50Aの各部と第2端子50Bの各部とを統合的に説明する場合には、語「第1」及び「第2」、並びに、符号「A」及び「B」を除去して説明するものとする。
端子50は、基板91の表面に平行に、かつ、前後方向(X軸方向)に延在する細長い板状の基部51と、該基部51の前端から前方に延在する細長い板状の前方接続部52と、前記基部51の後端から後方に延在する細長い板状の後方接続部53とを備える。前記前方接続部52及び後方接続部53は、基板91の表面に形成された前方接続パターン95及び後方接続パターン96に、それぞれ、はんだ付等の接続手段によって接続されている。なお、前記基部51は、前方接続部52及び後方接続部53よりもわずかに上方(Z軸正方向)に位置し、基板91の表面から離間していることが望ましい。
そして、前記端子50は、基部51の前端近傍において基部51の外側縁から上方に向けて垂直に延在する前方固定部としての前方係合部58と、基部51の後端近傍において基部51の外側縁から上方に向けて垂直に延在する取付部としての垂直伸長区分54と、該垂直伸長区分54の前端から前方(ワイヤ150の差込方向)に延在する板ばね状の弾性接続部59とを備える。該弾性接続部59は、垂直伸長区分54の前端から前方に向けて延在する前方伸長区分55と、該前方伸長区分55の前端から前方に向けて延在する中間伸長区分56と、該中間伸長区分56の前端から前方に向けて延在する接触片57とを含んでいる。該接触片57の先端、すなわち、弾性接続部59の先端の接点部571が、ワイヤ150の導電線151と接触可能な部分である。
図4に示されるように、平面視において、左右の第1前方係合部58Aと第2前方係合部58Bとは互いに平行であり、左右の第1垂直伸長区分54Aと第2垂直伸長区分54Bとは互いに平行であり、左右の第1前方伸長区分55Aと第2前方伸長区分55Bとは、前方に進むにつれて互いに接近するように傾斜し、左右の第1中間伸長区分56Aと第2中間伸長区分56Bとは互いに平行であり、左右の第1接触片57Aと第2接触片57Bとは、前方に進むにつれて互いに接近するように傾斜している。図5に示されるように、ワイヤ150が差込まれていない初期状態において、第1接触片57Aの先端である第1接点部571Aと第2接触片57Bの先端である第2接点部571Bとは、近接しているものの、導電線151の直径よりも小さい間隔Wだけ離間して対向した状態になっている。
また、前記端子50は、垂直伸長区分54の上端から内方に向けて延在する水平伸長区分541と、中間伸長区分56の上端から内方に向けて湾曲するように延在する接続解除部561とを備える。該接続解除部561は、前後方向から観て、上方に向けて突出する円弧を形成するように、湾曲している。図4に示されるように、左右の第1水平伸長区分541Aと第2水平伸長区分541Bとは、近接しているものの互いに離間し、同様に、左右の第1接続解除部561Aと第2接続解除部561Bとは、近接しているものの互いに離間している。
前記筐体11は、下面が開放され、内部が空洞の略箱状の部材である。そして、前記筐体11は、前記空洞の左右を画定する一対の側面部12sと、前方を画定する前面部12fと、後方を画定する後面部12rと、上方を画定する頂面部13とを備える。該頂面部13には、挟持解除レバー16が単一のユニットとして形成されるとともに、前記挟持解除レバー16を形成するための端子露出穴14が形成されている。また、前記側面部12sの上端における端子露出穴14に対応する部分の少なくとも一部には、前記挟持解除レバー16の自由端(後端)がオペレータの手指又は工具によって押下げられたときに、前記手指又は工具が引掛かることによって、前記挟持解除レバー16の自由端が端子露出穴14の中へ必要以上に進入してしまうことを防止するために、溝状のレバーストッパ部15が形成されている。さらに、前記後面部12rには、筐体11の内部の空洞内にワイヤ150を挿入可能とする挿入穴21が形成されている。
図6に示されるように、前記挟持解除レバー16は、筐体11から延在し、弾力性を高める曲げ構造を有する可撓性伸長部17を備える。該可撓性伸長部17は、頂面部13から水平方向に延在する第1伸長区分17aと、該第1伸長区分17aの終端からまず下向きに垂直方向に曲がり、次に水平方向に延在し、最終的には上向きに傾斜するように曲がる曲げ区分17bと、該曲げ区分17bの終端から水平方向に延在する第2伸長区分17cとを備える。前記挟持解除レバー16は、このような構成の可撓性伸長部17を備えているので、高い弾力性を有する。そして、前記可撓性伸長部17の自由端(終端)には圧迫部24が形成されている。前記挟持解除レバー16の自由端がオペレータの手指又は工具によって押下げられたときに、圧迫部24は、左右の第1接続解除部561Aと第2接続解除部561Bとの間に進入して、第1接続解除部561Aと第2接続解除部561Bとの間隔を押広げる。
また、前記頂面部13には、挿入穴21から挿入されたワイヤ150が挿入されるよう通孔26が形成されている。挿入穴21から挿入されたワイヤ150は、通孔26を通って進行することによって、筐体11内に挿入される。
図6に示されるように、前記筐体11の側面部12sには、端子50の前方係合部58が進入して係止される孔部である端子前方押入部18が形成されている。また、前記側面部12sの内側面には、端子50の垂直伸長区分54の少なくとも一部が収容されて係止される凹入部である端子後方係合部19が形成されている。そして、図1に示されるように、端子50の周囲のほぼ全体を覆う筐体11が取付けられた状態において、前方係合部58が端子前方押入部18に進入して係止され、取付部としての垂直伸長区分54の少なくとも一部が端子後方係合部19に収容されて筐体11に取付けられ、これにより、端子50と筐体11とが確実に結合される。
本実施の形態において、前記基板91の表面に形成された接続パターンである第1前方接続パターン95A及び第2前方接続パターン95Bは、図示されない検出回路に接続されているものとする。そして、コネクタ1にワイヤ150が差込まれ、導電線151が左右の第1接触片57A及び第2接触片57Bと接触すると、第1端子50Aと第2端子50Bとが互いに導通し、その結果、第1前方接続パターン95Aと第2前方接続パターン95Bとが互いに導通したことを前記検出回路が検出し、これにより、コネクタ1にワイヤ150が差込まれて導電線151が端子50と接触したことが検出される。
次に、前記構成のコネクタ1にワイヤ150を差込んで接続する動作について説明する。
まず、オペレータは、基板91の表面に実装されたコネクタ1の後方から、導電線151が露出しているワイヤ150の先端を、筐体11の後面部12rに形成されている挿入穴21に挿入する。そして、オペレータがワイヤ150を前進させると、ワイヤ150の先端は、通孔26を進行し、これにより、筐体11に挿入される。すると、前記導電線151は、水平伸長区分541の下方及び左右の垂直伸長区分54の間を通過して、左右の第1弾性接続部59Aと第2弾性接続部59Bとの間に進入する。
そして、オペレータがワイヤ150を更に前進させると、ワイヤ150の先端は、左右の第1接触片57Aと第2接触片57Bとの間に進入し、第1接触片57Aと第2接触片57Bとの間隔を押広げつつ、左右の第1接点部571Aと第2接点部571Bとの間を通過して、図7及び8に示されるような位置にまで到達する。これにより、コネクタ1へのワイヤ150の接続が完了した状態となる。
この状態において、ワイヤ150によって弾性的に変形させられた前方伸長区分55及び接触片57が発揮するばね力により、接触片57が、より具体的には、その先端の接点部571が、左右両側から導電線151に押付けられ、該導電線151を挟持しているので、該導電線151と端子50との接触が確実に維持される。また、左右の第1端子50Aと第2端子50Bとが導電線151を介して互いに導通しているので、第1前方接続パターン95A及び第2前方接続パターン95Bに接続された検出回路は、コネクタ1にワイヤ150が差込まれて導電線151が端子50と接触したことを検出する。
次に、コネクタ1に差込まれているワイヤ150を抜出して、コネクタ1とワイヤ150との接続を解除する動作について説明する。
まず、オペレータは、手指又は工具によって、ワイヤ150が接続されているコネクタ1の筐体11に形成されている挟持解除レバー16の自由端を押下げる。すると、圧迫部24は、左右の第1接続解除部561Aと第2接続解除部561Bとの間に進入して、第1接続解除部561Aと第2接続解除部561Bとの間隔を押広げる。これにより、導電線151を挟持していた左右の接触片57の間隔が、より具体的には、その先端の接点部571の間隔が広がり、導電線151の挟持が解除される。
この状態で、オペレータがワイヤ150を後方に引張ると、該ワイヤ150はスムーズに後退し、筐体11の後面部12rに形成されている挿入穴21から抜出ることとなる。この後、オペレータは、挟持解除レバー16の自由端の押下げを解除する。これにより、端子50が初期状態に復帰し、第1端子50Aと第2端子50Bとが互いに離間して接触していない状態になるので、第1前方接続パターン95A及び第2前方接続パターン95Bに接続された検出回路は、第1前方接続パターン95Aと第2前方接続パターン95Bとの不導通を検出し、コネクタ1とワイヤ150との接続が解除されたことを検出する。
なお、ここでは、前方接続パターン95と後方接続パターン96とが互いに分離して別個に形成されている例について説明したが、前方接続パターン95と後方接続パターン96とは一体的に形成されていてもよい。
また、第1端子50Aと第2端子50Bとを製造する場合、例えば、第1後方接続部53A及び第2後方接続部53Bの後端部をランナと接続した状態で連続してプレス成形される。第1端子50Aと第2端子50Bとを、ランナの送り方向と直交する線、すなわち、図4に示される仮想直線Lを対称軸とする線対称の形状とすると、第1端子50Aと第2端子50Bとが空隙をもって分離された状態であっても、一つの端子と同様にプレス成形することができる。そのため、連続した端子製造には好都合である。
しかしながら、第1端子50Aと第2端子50Bとは、必ずしも線対称であることに限定されるものではなく、例えば、ワイヤ150の差込方向に前半部と後半部とに分離して、第1接触片57Aと第2接触片57Bとを、それぞれに形成することも可能である。
さらには、第1端子50Aの第1弾性接続部59Aを第1垂直伸長区分54Aではなく第1水平伸長区分541Aから延出し、第2端子50Bの第2弾性接続部59Bを第2基部51Bから延出させて第1端子50Aと第2端子50Bを分離した状態で筐体11に取付ける形態も考えられる。この場合、第1接点部571Aと第2接点部571Bは基板と水平に配置されることになる。
このように、本実施の形態において、コネクタ1は、互いに電気的に分離された第1端子50A及び第2端子50Bと、一体的に形成され、第1端子50A及び第2端子50Bの少なくとも一部を覆う筐体11とを備え、ワイヤ150との接続が可能な速結端子コネクタである。そして、端子50は、筐体11に取付けられた垂直伸長区分54と、垂直伸長区分54からワイヤ150の差込方向に延在する弾性接続部59と、弾性接続部59の先端に位置し、第1端子50Aと第2端子50Bとの間に差込まれるワイヤ150の導電線151と接触可能な接点部571とをそれぞれ含んでいる。したがって、コネクタ1は、小型で簡素な構造でありながら、ワイヤ150と端子50とが接触したことを確実に検出することができ、信頼性が高く、かつ、低コストで製造可能である。
また、端子50は、接点部571よりもワイヤ150の差込方向の前方に位置し、筐体11に係止されて固定される前方係合部58をそれぞれ含んでいる。これにより、端子50と筐体11とがより確実に結合されるとともに、筐体11に対する端子50の位置決めが確実に行われ、かつ、端子50の姿勢が安定的に維持される。したがって、ワイヤ150が差込まれていない状態において、第1端子50Aと第2端子50Bとが互いに離間した状態が確実に維持される。
さらに、第1端子50Aの第1接点部571Aと第2端子50Bの第2接点部571Bとは、ワイヤ150が差込まれていない初期状態において、互いに離間している。そして、第1端子50Aの第1接点部571Aと第2端子50Bの第2接点部571Bとは、ワイヤ150の差込方向に対して直交する方向に、ワイヤ150の導電線151の直径より小さい間隔Wだけ離間している。また、第1端子50A及び第2端子50Bは、ワイヤ150の差込方向に延在する仮想直線Lを対称軸として線対称となるような形状を有し、仮想直線Lの左右両側に配設されている。したがって、ワイヤ150が差込まれていない状態において、第1端子50Aと第2端子50Bとが互いに離間した状態が確実に維持される。
さらに、第1端子50Aの第1接点部571Aと第2端子50Bの第2接点部571Bとは、ワイヤ150が差込まれると、ワイヤ150の導電線151を両側から挟持して接触し、これにより、第1端子50Aと第2端子50Bとが互いに導通する。そして、第1端子50A及び第2端子50Bは、基板91の後方接続パターン96に接続される後方接続部53をそれぞれ含み、後方接続パターン96は、第1端子50Aと第2端子50Bとが互いに導通したことを検出する検出回路に接続される。これにより、ワイヤ150が差込まれると、左右の第1端子50Aと第2端子50Bとが導電線151を介して互いに導通するので、検出回路は、コネクタ1にワイヤ150が差込まれて導電線151が端子50と接触したことを確実に検出することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図9は第2の実施の形態における端子の上面図、図10は第2の実施の形態における端子の要部拡大図であって図9のD部拡大図である。
本実施の形態において、第1端子50A及び第2端子50Bは、仮想直線Lを対称軸として略線対称となるような形状を有しているが、厳密には線対称でなく、第1弾性接続部59A及び第2弾性接続部59Bの一部、具体的には、第1接触片57A及び第2接触片57Bが線対称でなく、第1接触片57Aの先端である第1接点部571Aと第2接触片57Bの先端である第2接点部571Bとは、ワイヤ150の差込方向に関して相違する位置にある。
図に示される例において、左側の第1接触片57Aの第1接点部571Aは、平面視において、仮想直線L上、又は、仮想直線Lから右側にはみ出した位置にある。一方、右側の第2接触片57Bの第2接点部571Bは、平面視において、第1接点部571Aよりも前方であって、かつ、仮想直線L上、又は、仮想直線Lから左側にはみ出した位置にある。そして、第1接触片57Aと第2接触片57Bとは、前後方向に、間隔Qだけ離間している。したがって、第1端子50Aと第2端子50Bとは、前記第1の実施の形態と同様に、ワイヤ150が差込まれていない初期状態において、互いに離間している。
なお、コネクタ1のその他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態において、左右の接点部571は、仮想直線L上、又は、仮想直線Lから反対側にはみ出した位置にある。これにより、コネクタ1にワイヤ150を差込んで接続する際に、ワイヤ150の先端によって押広げられる左右の接点部571の変位量が大きくなる。したがって、ワイヤ150によって弾性的に変形させられた前方伸長区分55及び接触片57が発揮するばね力が大きくなり、左右の接点部571がより強い力で導電線151を挟持するので、該導電線151と端子50との接触がより確実に維持される。
次に、第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図11は第3の実施の形態における端子の斜視図、図12は第3の実施の形態における端子の上面図、図13は第3の実施の形態におけるハウジングの縦断面図、図14は第3の実施の形態におけるコネクタを基板に実装する前の状態を示す斜視図、図15は第3の実施の形態におけるコネクタの縦断面図、図16は第3の実施の形態におけるコネクタの第1の横断面図であって図15のE−E矢視断面図、図17は第3の実施の形態におけるコネクタの第2の横断面図であって図15のF−F矢視断面図、図18は第3の実施の形態におけるワイヤが差込まれた端子の斜視図である。
本実施の形態における端子50は、垂直伸長区分54の上端から内方に向けて延在する水平伸長区分541を備えておらず、それに代えて、垂直伸長区分54の上端から更に上方に向けて延在する固定部としての後方係合部542を備えている。また、図13に示されるように、筐体11の側面部12sにおける端子後方係合部19の上方には、前記後方係合部542が進入して係止される孔部である端子後方押入部13aが形成されている。
そして、図14及び15に示されるように、端子50の周囲のほぼ全体を覆う筐体11が取付けられた状態においては、図17に示されるように、前方係合部58が端子前方押入部18に進入して係止されて固定されるとともに、図16に示されるように、後方係合部542が端子後方押入部13aに進入して係止されて固定されるので、端子50と筐体11とがより確実に結合される。
また、基部51の前端近傍及び後端近傍に位置する前方係合部58及び後方係合部542が、筐体11に形成された孔部である端子前方押入部18及び端子後方押入部13aに進入して係止されるので、筐体11に対する端子50の位置決めが確実に行われ、かつ、端子50の姿勢が安定的に維持される。これにより、仮想直線Lの左右両側に配設される第1端子50A及び第2端子50Bの相対的な位置関係が安定的に維持され、第1接触片57Aの第1接点部571Aと第2接触片57Bの第2接点部571Bとの間の小さな間隔Wも安定的に維持される。
特に、弾性接続部59の基端となる垂直伸長区分54の上端に位置する後方係合部542が筐体11によって保持された状態となっているので、弾性接続部59の先端である接点部571の位置が安定的に維持され、左右の接点部571間の小さな間隔Wが確実に維持される。
したがって、端子50の製造工程や端子50を基板91の前方接続パターン95及び後方接続パターン96に接続する工程に誤差が含まれていても、第1接点部571Aと第2接点部571Bとの間の小さな間隔Wが確実に維持されるので、ワイヤ150が差込まれていない初期状態において、第1端子50Aと第2端子50Bとが互いに離間した状態が確実に維持され、検出回路による誤検出の発生が防止される。
図14に示されるように、本実施の形態におけるコネクタ1を基板91の表面に実装するときは、端子50と筐体11とが結合された状態で、すなわち、筐体11に対する第1端子50A及び第2端子50Bの位置決めが行われ、第1端子50A及び第2端子50Bが筐体11に保持された状態で、第1前方接続部52A及び第2前方接続部52B並びに第1後方接続部53A及び第2後方接続部53Bを、基板91の第1前方接続パターン95A及び第2前方接続パターン95B並びに第1後方接続パターン96A及び第2後方接続パターン96Bの上に載置し、はんだ付等の接続手段によって接続することが望ましい。なお、図14においては、説明の都合上、コネクタ1の姿勢が上下逆さまになっていることに留意されたい。
これにより、コネクタ1が基板91の表面に実装された状態でも、仮想直線Lの左右両側に配設される第1端子50A及び第2端子50Bの相対的な位置関係が安定的に維持され、第1接触片57Aの第1接点部571Aと第2接触片57Bの第2接点部571Bとの間の小さな間隔Wも安定的に維持される。
なお、コネクタ1のその他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態において、垂直伸長区分54は、筐体11に係止されて固定される後方係合部542をそれぞれ含んでいる。したがって、第1端子50A及び第2端子50Bの相対的な位置関係が安定的に維持され、第1接点部571Aと第2接点部571Bとの間の小さな間隔Wも安定的に維持される。
次に、第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図19は第4の実施の形態における端子の上面図である。
本実施の形態において、第1端子50A及び第2端子50Bは、仮想直線Lを対称軸として略線対称となるような形状を有しているが、厳密には線対称でなく、第1弾性接続部59A及び第2弾性接続部59Bの一部、具体的には、第1接触片57A及び第2接触片57Bが線対称でなく、第1接触片57Aの先端である第1接点部571Aと第2接触片57Bの先端である第2接点部571Bの前後方向の位置が互いにずれている。
図に示される例において、左側の第1接触片57Aの第1接点部571Aは、平面視において、仮想直線L上、又は、仮想直線Lから右側にはみ出した位置にある。一方、右側の第2接触片57Bの第2接点部571Bは、平面視において、第1接点部571Aよりも前方であって、かつ、仮想直線L上、又は、仮想直線Lから左側にはみ出した位置にある。そして、第1接触片57Aと第2接触片57Bとは、前後方向に離間している。したがって、第1端子50Aと第2端子50Bとは、前記第2の実施の形態と同様に、ワイヤ150が差込まれていない初期状態において、互いに離間している。
なお、コネクタ1のその他の点の構成及び動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態において、左右の接点部571は、仮想直線L上、又は、仮想直線Lから反対側にはみ出した位置にある。これにより、コネクタ1にワイヤ150を差込んで接続する際に、ワイヤ150の先端によって押広げられる左右の接点部571の変位量が大きくなる。したがって、ワイヤ150によって弾性的に変形させられた前方伸長区分55及び接触片57が発揮するばね力が大きくなり、左右の接点部571がより強い力で導電線151を挟持するので、該導電線151と端子50との接触がより確実に維持される。
なお、本明細書の開示は、好適で例示的な実施の形態に関する特徴を述べたものである。ここに添付された特許請求の範囲内及びその趣旨内における種々の他の実施の形態、修正及び変形は、当業者であれば、本明細書の開示を総覧することにより、当然に考え付くことである。
本開示は、速結端子コネクタに適用することができる。
1 コネクタ
11 筐体
12f 前面部
12r 後面部
12s 側面部
13 頂面部
13a 端子後方押入部
14 端子露出穴
15 レバーストッパ部
16 挟持解除レバー
17 可撓性伸長部
17a 第1伸長区分
17b 曲げ区分
17c 第2伸長区分
18 端子前方押入部
19 端子後方係合部
21 挿入穴
24 圧迫部
26 通孔
50A 第1端子
50B 第2端子
51A 第1基部
51B 第2基部
52A 第1前方接続部
52B 第2前方接続部
53A 第1後方接続部
53B 第2後方接続部
54A 第1垂直伸長区分
54B 第2垂直伸長区分
55A 第1前方伸長区分
55B 第2前方伸長区分
56A 第1中間伸長区分
56B 第2中間伸長区分
57A 第1接触片
57B 第2接触片
58A 第1前方係合部
58B 第2前方係合部
59A 第1弾性接続部
59B 第2弾性接続部
91 基板
95 前方接続パターン
95A 第1前方接続パターン
95B 第2前方接続パターン
96 後方接続パターン
96A 第1後方接続パターン
96B 第2後方接続パターン
150 ワイヤ
151 導電線
152 絶縁被覆
541A 第1水平伸長区分
541B 第2水平伸長区分
542A 第1後方係合部
542B 第2後方係合部
561A 第1接続解除部
561B 第2接続解除部
571A 第1接点部
571B 第2接点部
811 ハウジング
820 内部空間
821 透孔
822 天井
851 端子
861 ばね部材
862 くさび片
863 傾動片
891 スイッチ
951 電線

Claims (9)

  1. (a)互いに電気的に分離された第1端子及び第2端子と、一体的に形成され、前記第1端子及び第2端子の少なくとも一部を覆う筐体とを備え、ワイヤとの接続が可能な速結端子コネクタであって、
    (b)前記第1端子及び第2端子は、前記筐体に取付けられた取付部と、該取付部から前記ワイヤの差込方向に延在する弾性接続部と、該弾性接続部の先端に位置し、前記第1端子と第2端子との間に差込まれるワイヤの導電線と接触可能な接点部とをそれぞれ含む、ことを特徴とする速結端子コネクタ。
  2. 前記取付部は、前記筐体に係止されて固定される固定部をそれぞれ含む請求項1に記載の速結端子コネクタ。
  3. 前記第1端子及び第2端子は、前記接点部よりも前記ワイヤの差込方向の前方に位置し、前記筐体に係止されて固定される前方固定部をそれぞれ含む請求項2に記載の速結端子コネクタ。
  4. 前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤが差込まれていない初期状態において、互いに離間している請求項1〜3のいずれか1項に記載の速結端子コネクタ。
  5. 前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤの差込方向に対して直交する方向に、前記ワイヤの導電線の直径より小さい間隔だけ離間している請求項4に記載の速結端子コネクタ。
  6. 前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤの差込方向に関して相違する位置にある請求項4に記載の速結端子コネクタ。
  7. 前記第1端子及び第2端子は、前記ワイヤの差込方向に延在する仮想直線を対称軸として線対称となるような形状を有し、前記仮想直線の左右両側に配設されている請求項4に記載の速結端子コネクタ。
  8. 前記第1端子の接点部と第2端子の接点部とは、前記ワイヤが差込まれると、該ワイヤの導電線を両側から挟持して接触し、これにより、前記第1端子と第2端子とが互いに導通する請求項1〜7のいずれか1項に記載の速結端子コネクタ。
  9. 前記第1端子及び第2端子は、基板の接続パターンに接続される接続部をそれぞれ含み、前記接続パターンは、前記第1端子と第2端子とが互いに導通したことを検出する検出回路に接続される請求項1〜8のいずれか1項に記載の速結端子コネクタ。
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