JP5102480B2 - 速結端子装置 - Google Patents

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    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/48Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

本発明は、速結端子装置に関するものである。
従来、スイッチやコンセントのような配線器具においては、器体に設けた電線挿入孔を通して器体内に導入された電線を接続するために速結端子装置が広く用いられている。この種の速結端子装置は従来周知であって、スイッチにおける接点やコンセントにおける刃受などと電気的に接続された端子板と、端子板との間で電線(導体)を狭持して電線と端子板を電気的に接続すると同時に電線を鎖錠して抜け止めする錠ばねと、器体に設けた操作孔を通してドライバような工具で操作されて錠ばねによる鎖錠を解除する解除釦とで構成されている。
ところが上記の従来の速結端子装置は、電線が確実に接続されているのか否かが外部から分からないため、施工者に対して不安感を与えるという問題や、解除釦の操作に工具が必要であるため、電線の取り外し作業が煩わしいという問題があった。
これに対して本出願人は、工具を使わずに手動で操作可能な解除レバーで錠ばねによる鎖錠を解除するとともに当該解除レバーによって電線の接続完了表示を行うようにした速結端子装置を既に提案している(例えば、特許文献1参照)。
かかる従来例は、図10に示すように端子板10と、錠ばね20と、解除レバー30とで構成される。端子板10は、短冊状の主片11と、主片11の長手方向に沿った一方の端縁から後方へ垂下された一対の接触片12と、主片11の長手方向に沿った他方の端縁から後方へ垂下された当接片13とを有し、弾性を有する帯状の金属板を加工して主片11、接触片12、当接片13が一体に形成される。接触片12には電線の挿入方向(図10における上下方向)に沿った両端部において電線を押圧する一対の押圧部12a,12bと、上側の押圧部12bの先を当接片13から離れる向きに曲げ起こしてなる被係止部12cとが設けられ、押圧部12bと主片11の間には、配線器具の器体100の底壁に貫設されている電線挿入孔101と対向し電線が挿通される挿通部14が形成されている。
錠ばね20は、弾性を有する帯状の金属板を略J字状に曲げ加工してなり、端子板10の主片11並びに当接片13に当接する鈎形の導通片21と、導通片21の下端より略U字状に曲げ形成されたばね片22とを有し、電線に当接して抜け止めするばね片22の先端が鎖錠部となる。かかる錠ばね20は、主片11と当接片13に導通片21を当接させるとともにばね片22を接触片12と対向させる形で端子板10の内側に配置される。そして、電線挿入孔101から挿入される電線を端子板10の接触片12と錠ばね20のばね片22との間で狭持するとともに鎖錠部(ばね片22の先端)を電線に当接することで抜け止めすることができる。
解除レバー30は合成樹脂成形品からなり、棒状の操作部31と、矩形板状であって操作部31とほぼ平行に配置された係止部32と、操作部31と係止部32の長手方向両端同士を連結する連結部33,33と、連結部33,33より各々側方へ突出する腕部34,34と、腕部34,34の先端部分より内側に突出する軸部35,35と、軸部35,35先端面の中央寄りの位置から突出する突台状の押動部36,36とが一体に形成されている。
上述のように構成される従来例では、電線200が接続されていない状態においては、図10(c)に示すように係止部32が端子板10の被係止部12cに係止(ラッチ)する回動位置まで解除レバー30が回動させてある(以下、この回動位置を「初期位置」と呼ぶ)。解除レバー30が初期位置にあるときは錠ばね20のばね片22の両端部が一対の押動部36,36に押動されて鎖錠部(ばね片22の先端)が接触片12から離れる向きに撓んだ状態にある。このときばね片22のばね力によって解除レバー30が反操作方向(図10における反時計回り)に弾性付勢されるが、係止部32が端子板10の被係止部12cに係止しているために解除レバー30は初期位置に保持されることになる。
そして、電線挿入孔101を通して電線200の導体201を接触片12とばね片22との間に導入すると、挿通部14を通して導体201の先端が解除レバー30の係止部32に当接し、係止部32を押し上げて係止部32と被係止部12cとのラッチ状態を解除する。すると、ばね片22のばね力で弾性付勢されていた解除レバー30が反操作方向に回動し、ばね片22先端の鎖錠部が導体201に当接することによって電線200が抜け止めされるとともにばね片22のばね力によって導体201が接触片12に弾接する。さらに導体201は一対の押圧部12a,12bによってばね片22の方へ押圧され、鎖錠部と一対の押圧部12a,12bの押圧力が均衡して電線200が狭持される。
一方、電線200が接続された状態で操作部31を上方へ押し上げるように操作すれば、軸部35,35を支点にして解除レバー30が接続時と反対方向(図10における時計回り)に回動し、押動部33,33が錠ばね20のばね片22を押圧して導体201に当接している鎖錠部(ばね片22の先端)を導体201から離すようにばね片22を撓ませて電線200の引き抜きが可能となる。
而して上記従来例では、電線200との接続が完了すると解除レバー30の操作部31が初期位置よりも下方の位置に移動することで電線の接続完了を表示することができ、しかも、電線200の接続を解除するための解除レバー30を電線200の接続完了表示に兼用することで部品点数の増加を抑えることができる。
特開2006−12634号公報
しかしながら上記従来例においては、電線200の接続を解除するために解除レバー30を操作すると、図10(a)に示すように係止部32が電線200の導体201に当接するため、解除レバー30が導体201に沿ってせり上がり、電線200が引き抜かれた後に係止部32が被係止部12cに係止できず、解除レバー30が全くフリーな状態となってしまう(図10(b)参照)。従って、再度電線200を接続するためには、解除レバー30を操作して係止部32を被係止部12cに係止させて初期位置に戻す必要があった(図10(c)参照)。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、電線の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる速結端子装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して端子板との間で電線を狭持するとともに鎖錠部が電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段とを備え、解除手段は、器体の表面に露出して手動操作される操作部と、操作部が手動操作されたときに接続手段の電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす押動部と、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とを具備した解除レバーからなり、解除レバーは、電線が接続されていないときの初期位置と電線が接続されているときの接続完了表示位置との間で電線の挿入方向に沿って移動自在であり且つ押動部が電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす方向で回動自在に器体内に配置されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、解除レバーは、器体に設けられた溝を通して器体外に突出し且つ操作部と押動部を連結する連結部と、前記溝内に配置されて器体内部を目隠しする目隠部とを具備することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、電線が端子板と接続されていない状態では解除レバーの操作部に隠され、電線が端子板と接続されて解除レバーが移動したときに露出する電線接続完了標識が器体表面に形成されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、押動部を鎖錠部から引き離す向きに解除レバーを弾性付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、付勢手段は、解除レバーに固定された一端を支点として撓み自在に形成された板ばねからなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、解除レバーの当接部が電線挿入孔に挿入された電線の先端部から押し込み力を受け、その押し込み力によって解除レバーが初期位置から接続完了表示位置まで電線の挿入方向に沿って移動することで端子板と電線の接続が完了したことを表示できる。一方、電線が接続された状態で操作部を操作すれば、接続完了表示位置で解除レバーが回動して電線に食い込んだ鎖錠部が押動部によって電線から引き離される向きに押し動かされて電線を引き抜くことができる。しかも、電線を引き抜いた後は当接部が電線から押し込み力を受けなくなって接続完了表示位置から初期位置へ解除レバーが自動的に移動するため、電線の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
請求項2の発明によれば、解除レバーの具備する目隠部で器体に設けられた溝を目隠しするので、溝を通して器体内の端子板が外から見えるのを防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、端子板と電線が接続されて解除レバーが初期位置から接続完了表示位置に移動すれば、操作部で隠されていた器体表面の電線接続完了標識が露出するため、電線の接続が完了したことを確実に表示することができる。
請求項4の発明によれば、付勢手段によって押動部を鎖錠部から引き離す向きに解除レバーを弾性付勢するので、電線が接続されていない状態で解除レバーが初期位置から電線接続完了表示位置に向かって移動するのを防ぐことができる。
請求項5の発明によれば、板ばねからなる付勢手段を解除レバーに固定しているため、解除レバーの組立性が向上する。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態は、端子板10と錠ばね20と解除レバー4と補助ばね5で構成され、ボディ100aとカバー100bを結合してなる配線器具の器体100内に収納される。
端子板10は、接触片12に被係止部12cが設けられていない点を除いて基本的に従来例と共通の構成を有しており、短冊状の主片11と、主片11の長手方向に沿った一方の端縁から後方へ垂下された一対の接触片12と、主片11の長手方向に沿った他方の端縁から後方へ垂下された当接片13とを具備し、弾性を有する帯状の金属板を加工して主片11、接触片12、当接片13が一体に形成される。なお、本実施形態がコンセントに設けられる場合には端子板10と一体に刃受けが形成され、スイッチに設けられる場合には端子板10と一体に接点が形成されるが、本実施形態ではコンセントやスイッチなどの配線器具に関する構成についての図示並びに説明を省略する。接触片12には電線の挿入方向(図1における上下方向)に沿った両端部において電線を押圧する一対の押圧部12a,12bが設けられ、押圧部12bと主片11の間には、後述する電線挿入孔101と対向し電線が挿通される挿通部14が形成されている。
錠ばね20は、弾性を有する帯状の金属板を略J字状に曲げ加工してなり、端子板10の主片11並びに当接片13に当接する鈎形の導通片21と、導通片21の下端より略U字状に曲げ形成されたばね片22とを有し、電線に当接して抜け止めするばね片22の先端が鎖錠部となる。かかる錠ばね20は、図6に示すように主片11と当接片13に導通片21を当接させるとともにばね片22を接触片12と対向させる形で端子板10の内側に配置される。このように構成される端子板10並びに錠ばね20は、図6に示すようにスイッチやコンセントなどの配線器具の器体100を構成するボディ100aに設けられた端子板収納室102に収納され、端子板収納室102の底壁には一対の電線挿入孔101が貫設されている。尚、スイッチやコンセントのような配線器具においては、スイッチの接点やコンセントの刃受などの導電部品に端子板10が連結され、端子板10を介してスイッチの接点やコンセントの刃受と電線とが導通することになる。
解除レバー4は合成樹脂成形品からなり、図1及び図3に示すように棒状の操作部40と、操作部40の長手方向両端より前方へ突出する一対の連結部41,41と、連結部41,41の略中央内側より互いに近付く向きに突出する一対の軸部42,42と、軸部42,42と一体に形成された押動部43,43と、腕部41,41の先端間に橋架された棒状の橋架部44と、橋架部44の長手方向中央において橋架部44よりも幅広に形成された当接部45と、連結部41,41から操作部40と反対方向に突出する一対のリブ46,46とを具備している。軸部42,42は略半円柱状に形成されて円周面が操作部40の方に向けられている。また、軸部42,42の平坦な部位(操作部40と対向しない側の部位)の上端角部分に形成された傾斜面が押動部43,43となる。
補助ばね5は、帯板状のばね材を加工して形成される板ばねからなり、解除レバー4の連結部41に固定される固定片50と、固定片50の先端から略J字状に曲成された撓み片51とを有する(図4参照)。
ここで、本実施形態では各端子板10に対して送り配線用を含めて速結端子装置がそれぞれ2つずつ設けられ、これら2つの速結端子装置が各端子板10並びに錠ばね20とともにボディ100aの長手方向両側に設けられている端子板収納室102,102に各々並べて収納される。ボディ100aの側面には端子板収納室102と通じる複数の縦溝104が設けられており、隣り合う一対の縦溝104,104を通して連結部41,41並びに操作部40が器体100の外に配置された状態で解除レバー4がボディ100aに取り付けられる(図2参照)。ボディ100a内で一対の縦溝104,104に挟まれた部位には、解除レバー4の回動時に軸部42,42を支持する一対の支持用リブ105が設けられている(図6参照)。なお、端子板収納室102に収納された状態では、補助ばね5の撓み片51が端子板10の当接片13に当接して撓められて解除レバー4を反操作向き(図5における反時計回り)に弾性付勢している(図4(c)参照)。
上述のように構成される本実施形態の速結端子装置では、電線200が接続されていない状態においては、図6(a)に示すように押動部43が錠ばね20のばね片22並びに補助ばね5に押され、連結部41,41が器体100(ボディ100a)の内底面に当接する位置(以下、この位置を「初期位置」と呼ぶ。)に静止している(但し、図6では補助ばね5の図示を省略している)。このとき、器体100の外に露出している操作部40は器体100の底面に最も近付いた状態にある。
そして、電線挿入孔101を通して電線200の導体201を接触片12とばね片22との間に導入すると、図6(b)に示すようにばね片22先端の鎖錠部が導体201に当接することによって電線200が抜け止めされるとともにばね片22のばね力によって導体201が接触片12に弾接し、さらに導体201は一対の押圧部12a,12bによってばね片22の方へ押圧され、鎖錠部と一対の押圧部12a,12bの押圧力が均衡して電線200が狭持される。また、挿通部14に挿通された導体201の先端が解除レバー4の当接部45に当接し、当接部45を押し上げることで解除レバー4が電線200の挿入向き(図6における上向き)に移動する。すなわち、端子板10と電線200との接続が完了すると解除レバー4の操作部40が初期位置よりも上方の位置(以下、この位置を「接続完了表示位置」と呼ぶ。)に移動することで電線が端子板10と接続されたことを表示する。但し、当接部45の導体201先端が当接する面には傾斜が付けられており、この傾斜面によって導体201を端子板10の挿通部14に案内することができる。また、接続完了表示位置に置いては、図6(c)に示すように解除レバー4の押動部43が錠ばね20のばね片22から離れた状態にあり、しかも、導体201に対して錠ばね20側に当接部45が位置しているので、導体201に邪魔されて解除レバー4が接続完了表示位置から初期位置に向かって移動することがない。
一方、図6(d)に示すように電線200が接続された状態で操作部40を接続完了表示位置からさらに上方へ押し上げるように操作すれば、軸部43,43が支持用リブ105に支持されて解除レバー4が接続時と反対向き(図6における時計回りの向き)に回動し、押動部43,43が錠ばね20のばね片22を押圧して導体201に当接している鎖錠部(ばね片22の先端)を導体201から離すようにばね片22を撓ませて電線200の引き抜きが可能となる。そして、電線200が電線挿入孔101から引き抜かれた後に操作部40から手が離れると、移動の邪魔をしていた電線200(導体201)がなくなっていることから、錠ばね20のばね片22と補助ばね5のばね力によって解除レバー4が自動的に初期位置まで戻される。
このように本実施形態では、解除レバー4の当接部45が電線挿入孔101に挿入された電線200(導体201)の先端部から押し込み力を受け、その押し込み力によって解除レバー4が初期位置から接続完了表示位置まで電線200の挿入方向に沿って移動することで端子板10と電線200の接続が完了したことを表示でき、一方、電線200が接続された状態で操作部40を操作すれば、接続完了表示位置で解除レバー4が回動して電線200(導体201)に食い込んだ鎖錠部が押動部43,43によって電線200(導体201)から引き離される向きに押し動かされて電線200を引き抜くことができる。しかも、電線200を引き抜いた後は当接部45が電線200から押し込み力を受けなくなって接続完了表示位置から初期位置へ解除レバー4が自動的に移動するため、電線200の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線200を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
ここで、部品の寸法ばらつきなどの影響で初期位置において押動部43,43と錠ばね20のばね片22との間に隙間が生じた場合、器体100の向きによっては解除レバー4が自重で初期位置から移動してしまう虞があるが、本実施形態では補助ばね5によって解除レバー4を常に初期位置に向けて弾性付勢しているため、上述のように解除レバー4が自重で移動することがないものである。また、補助ばね5を解除レバー4に固定しているので、端子板10に対して補助ばね5を解除レバー4と一体に組み込むことができて組立性が向上するという利点がある。
さらに本実施形態では、図7並びに図8に示すように電線200が端子板10と接続されていない状態では解除レバー4の操作部40に隠され、電線200が端子板10と接続されて解除レバー4が移動したときに露出する電線接続完了標識6,6を器体100表面(縦溝104が設けられたボディ100aの側面)に形成している。このため、解除レバー4が初期位置から電線接続完了位置に移動したときに操作部40に隠されていた電線接続完了標識6,6が露出して視認可能となり、電線接続完了標識6,6を形成しない場合と比較して電線200の接続が完了したことを確実に表示することができる。
また、器体100の側面に縦溝104を通して端子板収納室102内に収納された端子板10が外から見えてしまう虞があるが、本実施形態では縦溝104,104内に配置されて器体100内部を目隠しする目隠部(リブ46,46)を解除レバー4に設けているので、図7に示すように目隠部(リブ46,46)によって縦溝104が目隠しされるために端子板10が外から見えることがないものである。なお、図9に示すように同一の端子板収納室102に収納される2つの補助ばね5,5を固定片50,50で繋いで一体に形成しても構わない。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上における解除レバーを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は上面図、(d)は(a)のA−A線断面矢視図、(e)は斜視図である。 (a)は同上における端子板、解除レバー、補助ばねの分解斜視図、(b)は補助ばねが固定された解除レバーの斜視図、(c)は端子板に解除レバーと補助ばねを組み込んだ状態の斜視図である。 同上における端子板に解除レバーと補助ばねを組み込んだ状態の断面図である。 同上の動作説明用の図であり、(a)は電線を接続していない状態の要部断面図、(b)は電線を接続した状態の要部断面図、(c)は電線を接続した状態の電線を省略した要部断面図、(d)は解除レバーを操作した状態の要部断面図である。 電線が接続されて接続完了表示が行われている状態の斜視図である。 同上におけるボディの要部斜視図である。 (a)は同上における他の構成の補助ばねを示す斜視図、(b)は解除レバーに補助ばねを固定した状態の斜視図である。 (a)〜(c)は従来例の一部省略した断面図である。
符号の説明
4 解除レバー
10 端子板
20 錠ばね
40 操作部
43 押動部
45 当接部
200 電線
201 導体

Claims (5)

  1. 配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して端子板との間で電線を狭持するとともに鎖錠部が電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段とを備え、
    解除手段は、器体の表面に露出して手動操作される操作部と、操作部が手動操作されたときに接続手段の電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす押動部と、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とを具備した解除レバーからなり、
    解除レバーは、電線が接続されていないときの初期位置と電線が接続されているときの接続完了表示位置との間で電線の挿入方向に沿って移動自在であり且つ押動部が電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす方向で回動自在に器体内に配置されたことを特徴とする速結端子装置。
  2. 解除レバーは、器体に設けられた溝を通して器体外に突出し且つ操作部と押動部を連結する連結部と、前記溝内に配置されて器体内部を目隠しする目隠部とを具備することを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  3. 電線が端子板と接続されていない状態では解除レバーの操作部に隠され、電線が端子板と接続されて解除レバーが移動したときに露出する電線接続完了標識が器体表面に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の速結端子装置。
  4. 押動部を鎖錠部から引き離す向きに解除レバーを弾性付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の速結端子装置。
  5. 付勢手段は、解除レバーに固定された一端を支点として撓み自在に形成された板ばねからなることを特徴とする請求項4記載の速結端子装置。
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