JP3801546B2 - スイッチ付き同軸コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、相手方コネクタ(例えばプラグ型同軸コネクタ)の挿抜で接触部が離接するノーマルクローズ端子、コモン端子を中心導体として具備し、シェルを外部導体として具備し、ノーマルクローズ端子、コモン端子及びシェルの接続部をプリント配線基板上の対応するランドに半田付けすることによってプリント配線基板に実装されるスイッチ付き同軸コネクタ(例えばスイッチ付レセプタクル型同軸コネクタ)に関するのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスイッチ付き同軸コネクタはライトアングルタイプに形成され、ノーマルクローズ端子、コモン端子及びシェルの接続部はそれぞれ上下非対称な形状に形成されていた。このため、プリント配線基板上のコモン端子に接続される回路(又は素子)とノーマルクローズ端子に接続される回路(又は素子)の配置が逆のプリント配線基板に対しては、コモン端子の接続部とノーマルクローズ端子の接続部の配列が逆のスイッチ付き同軸コネクタを別に用意していた。
【0003】
例えば、プリント配線基板100上の内部ANT(アンテナ)101とRF(高周波)回路102の配置が図21及び図23に示すような場合に実装されるスイッチ付き同軸コネクタを300とし、図22及び図24に示すように、プリント配線基板200上の内部ANT201とRF回路202の配置が逆の場合に実装されるスイッチ付き同軸コネクタを400とすると、スイッチ付き同軸コネクタ300のノーマルクローズ端子の接続部301とコモン端子の接続部302の配列と、スイッチ付き同軸コネクタ400のノーマルクローズ端子の接続部401とコモン端子の接続部402の配列とは、図23と図24に示すように逆になっていた。
【0004】
図21及び図23に示す場合には、スイッチ付き同軸コネクタ300のノーマルクローズ端子の接続部301、コモン端子の接続部302がそれぞれプリント配線基板100上に形成された信号用のランド103、104上に載置され、スイッチ付き同軸コネクタ300のシェルの接続部303,303がプリント配線基板100上に形成された接地用のランド105,105上に載置され、それぞれ半田(図示省略)で接続される。ランド103、104はそれぞれ配線パターン106、107を介して内部ANT101、RF回路102に接続されている。
そして、図21に示すように相手方コネクタ500の未挿入時には、スイッチ付き同軸コネクタ300のコモン端子の接触部とノーマルクローズ端子の接触部が弾性接触して内部ANT101をRF回路102に電気的に接続する。
相手方コネクタ500の挿入時には、相手方のノーマルオープン端子(例えば中心ピン)501の接触部でスイッチ付き同軸コネクタ300のコモン端子とノーマルクローズ端子の接触部間の接触を解放し、ノーマルオープン端子501の接触部とスイッチ付き同軸コネクタ300のコモン端子の接触部を弾性接触させ、同軸ケーブル600の端部に接続された外部ANT(図示省略)をRF回路102に電気的に接続する。
すなわち、RF回路102に接続されるANTを内部ANT101から外部ANTへ切り換える。この挿入時には、相手方コネクタ500のシェル(接地端子)502の接触部は、スイッチ付き同軸コネクタ300のシェルの接触部に弾性接触し、電気的に接続する。
【0005】
図22及び図24に示す場合には、スイッチ付き同軸コネクタ400のコモン端子の接続部402、ノーマルクローズ端子の接続部401がプリント配線基板200の信号用のランド204、203上に載置され、スイッチ付き同軸コネクタ400のシェルの接続部403,403がプリント配線基板200の接地用のランド205、205上に載置され、それぞれ半田接続される。ランド204、203は、それぞれ配線パターン207、206を介してRF回路202、内部ANT201に接続される。
そして、図22に示すように相手方コネクタ500の未挿入時には、図21の場合と同様にして内部ANT201をRF回路202に電気的に接続し、挿入時には、図21の場合と同様にして、RF回路202に電気的に接続されるANTを内部ANT201から外部ANTへ切り換える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図21〜図24に示した従来例では、スイッチ付き同軸コネクタ300、400がライトアングルタイプに形成され、端子の接続部301,302、401,402とシェルの接続部303,303、403,403が上下非対称な形状に形成されていたので、図23(c)に示すように内部ANT101とRF回路102が配置されたプリント配線基板100については、一方のスイッチ付き同軸コネクタ300しか実装することができず、図24(c)に示すように内部ANT201とRF回路202が配置されたプリント配線基板200については、他方のスイッチ付き同軸コネクタ400しか実装することができない。
このようにプリント配線基板上に配置される内部ANTとRF回路の配列が逆の場合に、それぞれに適合する個別のスイッチ付き同軸コネクタを用意しなければならないので、スイッチ付き同軸コネクタの共通化を図ることができず、製造設備が増大し、コストアップになるという問題点があった。
【0007】
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたもので、プリント配線基板上に配置される内部ANTとRF回路の配列が逆となるような場合でも、共通して利用することができ、製造設備の増大を抑え、コストダウンを図ることができるスイッチ付き同軸コネクタを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、相手方コネクタ(9)の挿抜で接触部(31)、(44)が離接するノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)と、このノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)を保持するインシュレータ(5)と、このインシュレータ(5)を外側から保持するシェル(6)とを具備し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)、コモン端子(4)の接続部(43)、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をそれぞれ水平方向に突出させ、プリント配線基板(1,2)の端縁近辺の表面に形成されたそれぞれに対応するランド(13,23)、(14,24)、(15,25)、(15,25)上に載置し、半田付け等でプリント配線基板(1,2)の端縁に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、シェル(6)が、プリント配線基板(1,2)の端縁に切欠き形成された形状の異なる2種類の切欠部(11)、(21)に係合可能な本体部(62)を具備し、本体部(62)は水平面(66)で上下に区分された上側本体部(62a)と下側本体部(62b)を具備し、上側本体部(62a)と下側本体部(62b)は、一方が2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成され、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)を本体部(62)のほぼ中心を通る垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(66)に対して上下対称な形状に形成したこと特徴とするものである。
【0009】
上述の構成において、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をシェル(6)の本体部(62)のほぼ中心を通る垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(66)に対して上下対称な形状に形成しているので、プリント配線基板(1,2)の対応するランド(13,23)、(14,24)、(15,25)、(15,25)の配列が逆の場合に、スイッチ付き同軸コネクタ(10)を反転するリバース実装でプリント配線基板(1,2)に実装することができる。
すなわち、プリント配線基板(1,2)上に配置される2つの回路や素子(一方が素子又は双方が素子の場合を含む。)の配列が逆の場合、例えば内部ANTとRF回路の配置が逆に配列されている場合にも、同一のスイッチ付き同軸コネクタ(10)のリバース実装で対応することができ、スイッチ付き同軸コネクタ(10)の共通化を図ることができる。
しかも、シェル(6)の上側本体部(62a)と下側本体部(62b)は、一方がプリント配線基板(1,2)の2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成されているので、実装時におけるプリント配線基板(1,2)の端縁から突出長さを抑えるとともに、プリント配線基板(1,2)への誤実装を防止することができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、実装時におけるスイッチ付き同軸コネクタ(10)のプリント配線基板(1,2)の表面と裏面からの高さをほぼ同一とするために、水平面(66)をシェル(6)の本体部(62)のほぼ中心を通る水平面としたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、シェル(6)の外形形状と切欠部(11)、(21)の形状を簡単な形状とするために、2種類の切欠部(11)、(21)のうちの一方は、開口幅が開口側から奥側まで一定値Vに形成され、他方は開口幅が開口側V1(V1>V)、奥側V2(V2<V)の2段に形成され、下側本体部(62b)はその横幅がVより若干小さな一定置Wに形成され、上側本体部(62a)は、その横幅が係合先端側W2(W2はV2より若干小さな値)、係合基端側W1(W1はV1より若干小さな値)の2段に形成されていることを特徴とするものである。
【0012】
請求項4記載の発明は、相手方コネクタ(9)の挿抜で接触部(31)、(44)が離接するノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)と、このノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)を保持するインシュレータ(5)と、このインシュレータ(5)を外側から保持するシェル(6)と、このシェル(6)を外側から保持するハウジング(7)とを具備し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)、コモン端子(4)の接続部(43)、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をそれぞれ水平方向に突出させ、プリント配線基板(1,2)の端縁近辺の表面に形成されたそれぞれに対応するランド(13,23)、(14,24)、(15,25)、(15,25)上に載置し、半田付け等でプリント配線基板(1,2)の端縁に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、ハウジング(7)は、プリント配線基板(1,2)の端縁に切欠き形成された形状の異なる2種類の切欠部(11)、(21)に係合可能な本体部(72)を具備し、本体部(72)は水平面(75)で上下に区分された上側本体部(72a)と下側本体部(72b)を具備し、上側本体部(72a)と下側本体部(72b)は、一方が2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成され、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)を本体部(72)のほぼ中心を通る垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(75)に対して上下対称な形状に形成したことを特徴とするものである。
【0013】
上述の構成において、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をハウジング(7)の本体部(72)のほぼ中心を通る垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(75)に対して上下対称な形状に形成しているので、請求項1記載の発明と同様に、プリント配線基板(1,2)の対応するランド(13,23)、(14,24)、(15,25)、(15,25)の配列が逆の場合に、スイッチ付き同軸コネクタ(10)を反転するリバース実装でプリント配線基板(1,2)に実装することができ、スイッチ付き同軸コネクタ(10)の共通化を図ることができる。
しかも、ハウジング(7)の上側本体部(72a)と下側本体部(72b)は、一方がプリント配線基板(1,2)の2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成されているので、請求項1記載の発明と同様に、実装時におけるプリント配線基板(1,2)の端縁から突出長さを抑えるとともに、プリント配線基板(1,2)への誤実装を防止することができる。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、実装時におけるスイッチ付き同軸コネクタのプリント配線基板(1,2)の表面と裏面から高さをほぼ同一とするために、水平面(75)をハウジング(7)の本体部(72)のほぼ中心を通る水平面としたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の発明において、ハウジング(7)の形状と切欠部(11)、(21)及びハウジング(7)の形状とを簡単な形状とするために、2種類の切欠部(11)、(21)のうちの一方は、その開口幅が開口側から奥側まで一定値Vに形成され、他方はその開口幅が開口側V1(V1>V)、奥側V2(V2<V)の2段に形成され、下側本体部(72b)はその横幅がVより若干小さな一定値Wに形成され、上側本体部(72a)は、その横幅が係合先端側W2(W2はV2より若干小さな値)、係合基端側W1(W1はV1より若干小さな値)の2段に形成されていることを特徴とするものである。
【0016】
請求項7記載の発明は、請求項4、5又は6記載の発明において、相手方コネクタ(9)との誤嵌合を防止するために、ハウジング(7)に相手方コネクタ(9)に形成されたキー突起と嵌合可能なキー溝(82,83a〜83e)を形成したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態例を図1〜図20を用いて説明する。
図1は、1部の図示を簡略化して表示した、スイッチ付き同軸コネクタの通常実装時とリバース実装時を示す斜視図、図2はスイッチ付き同軸コネクタの平面図、正面図及び底面図、図3は図2(b)の拡大左側面図、図4は図2の(b)の拡大右側面図、図5は図2(b)のA−A線拡大断面図、図6は、丸印内に表示した端子の大きさを2倍にして表示した、スイッチ付き同軸コネクタの分解斜視図である。
【0018】
図1〜図6において、1、2はプリント配線基板、10はスイッチ付レセプタクル型同軸コネクタ(以下単にスイッチ付き同軸コネクタという。)である。
【0019】
プリント配線基板1の端縁には、図1(a)に示すように、開口幅(水平方向の長さ)が開口側から奥側まで一定値Vのほぼ矩形状の切欠部11が形成され、この切欠部11の端縁近辺の表面には、信号用のランド13、14と接地用のランド15,15が形成されている。
信号用のランド13、14は、切欠部11の奥側近くの表面であって、切欠部11を左右に2分する垂直面18に対して左右対称な位置に配置され、その表面形状は垂直面18に対して左右対称な形状(矩形状)に形成されている。この信号用のランド13、14は、図23(c)と同様に、一方のランド13が配線パターン16を介して内部ANT(図示省略)に接続され、他方のランド14が配線パターン17を介してRF回路(図示省略)に接続されている。
接地用のランド15,15は、切欠部11の両側から奥側にかけた端縁近辺の表面であって、垂直面18に対して左右対称な位置に配置され、その表面形状は、垂直面18に対して左右対称な形状(L字形状と逆L字形状)に形成されている。
【0020】
プリント配線基板2の端縁には、図1(b)に示すように、開口幅が開口側V1(V1>V)、奥側V2(V2<V)の2段となるほぼ凸形状の切欠部21が形成され、この切欠部21の端縁近辺の表面には、信号用のランド23、24と接地用のランド25、25が形成されている。
信号用のランド23、24は、図1(a)のランド13、14と同様に、切欠部21を左右に2分する垂直面28に対して左右対称な位置に配置され、その表面形状は垂直面28に対して左右対称な形状(矩形状)に形成されている。この信号用のランド23、24は、図24(c)と同様に、一方のランド23が配線パターン26を介して内部ANT(図示省略)に接続され、他方のランド24が配線パターン27を介してRF回路(図示省略)に接続されている。
接地用のランド25、25は、切欠部21の両側から奥側にかけた端縁近辺の表面であって、垂直面28に対して左右対称な位置に配置され、その表面形状は、垂直面28に対して左右対称な形状(ほぼL字形状とほぼ逆L字形状)に形成されている。
すなわち、図1(b)においてランド23、24に接続される内部ANT、RF回路のプリント配線基板2上の配置は、図1(a)においてランド13,14に接続される内部ANT、RF回路のプリント配線基板1上の配置と逆の配列になっている。
【0021】
スイッチ付き同軸コネクタ10は、図2〜図6に示すように、中心導体としてのノーマルクローズ端子3及びコモン端子4と、このノーマルクローズ端子3及びコモン端子4を保持するインシュレータ5と、このインシュレータ5を外側から保持する外部導体としてのシェル6と、このシェル6の外側を保持するハウジング7とで構成されている。
図6の分解斜視図では、図示の便宜上、丸印内に図示したノーマルクローズ端子3及びコモン端子4を、インシュレータ5、シェル6、及びハウジング7に対して2倍の大きさに図示している。
【0022】
ノーマルクローズ端子3は、銅合金製金属板の打ち抜き加工と金メッキ処理で形成され、図6に示すように、先端側(図の手前側)から基端側へ向けて一体に連設された接触部31、係止部32及び接続部33を具備し、係止部32及び接続部33には補強用のビード(ひも状の突起)34,35,36が形成されている。接続部33の上面と下面は、接続部33の中心を通る水平面に対して上下対称な形状に形成されている。
【0023】
コモン端子4は、銅合金製金属板の打ち抜き及び折り曲げ加工と金メッキ処理で形成され、図6に示すように、先端側から基端側へ向けて一体に連設された第1接触部41、係止部42及び接続部43と、第1接触部41の先端部近くの端縁からほぼ直角に折り曲げて連設された第2接触部44とを具備し、第1接触部41、係止部42及び接続部43には補強用のビード45,46,47,48が形成されている。
接続部43は補強用のビード48の突起方向が補強用ビード36と逆になっている点を除いて、接続部33と同一形状に形成されている。
【0024】
インシュレータ5は、熱可塑性樹脂で成型され、その外形形状は、ほぼ中心を通る垂直面57,水平面58に対してほぼ左右対称、上下対称に形成されている。
インシュレータ5は、図7及び図8に示すように、先端側(図6では手前側)から基端側へ向けて一体に連設された、外形がほぼ円柱状の嵌合部51と、外径がほぼ角柱状の保持部52とを具備している。
嵌合部51及び保持部52には、相手方コネクタ9(後述する)の中心ピン91を挿入するためのピン挿入孔53が穿設されている。
嵌合部51及び保持部52には、ノーマルクローズ端子3、コモン端子4を圧入して取り付けるための端子収容溝54、55が形成され、この端子収容溝54、55は、基端側(図6では奥側)を挿入口とし、一方の端子収容溝54は、基端側からみて右側にあって、前後方向に沿って形成されるとともに、一部がピン挿入孔53に連通して形成され、他方の端子収容溝55は、基端側からみて左側にあって、前後方向に沿って形成されるとともに、ピン挿入孔53に連通して形成されている。
保持部52の外壁面には、シェル6に圧入して取り付けるための係止突起56〜56が形成されている。
【0025】
シェル6は、アルミニウムや亜鉛合金のダイカストで形成されたものに金メッキ処理をして形成され、図9及び図10に示すように、嵌合側(図6では手前側)から基端側へ向けて一体に連設された、ほぼ円筒状の接触部61とほぼ角筒状の本体部62とを具備するとともに、この本体部62の両側壁から水平方向につばさ状に突設された一対の接続部63、63を具備している。
接触部61及び本体部62には、インシュレータ5を収容するためのインシュレータ嵌合孔64が貫通形成されている。
一対の接続部63、63はシェル6の中心を通る垂直面65に対して左右対称な位置に配置されるとともに、一対の接続部63、63の上面と下面は、シェル6の中心を通る水平面66に対して上下対称な形状に形成されている。
接触部61の外周壁には、相手方コネクタ9のシェル93の係合突起95を係合するための係合溝67が円周方向に沿って形成されている。
本体部62は、水平面66で上下に2分された上側本体部62aと下側本体部62bを具備し、上側本体部62aの横幅(水平方向の幅、以下同様。)は下側本体部62bの横幅よりも小さく形成されている。
上側本体部62aの上壁面、下側本体部62bの下壁面のそれぞれには、係合突起68が形成されている。
【0026】
ハウジング7は、熱可塑性樹脂で成型され、図11〜図15に示すように、先端側(嵌合側、図6では手前側)から基端側へ向けて一体に連設された先端部71と本体部72を具備している。
先端部71及び本体部72には、シェル6の本体部62を収容保持するとともに、先端側にシェル6の接触部61との間で相手方コネクタ9のシェル92を収容するためのシェル収容孔73が形成されている。
先端部71は、ハウジング7のほぼ中心を通る垂直面74及び水平面75に対してほぼ対称な形状に形成され、断面外側輪郭を一辺がW(Vより若干小さな値)の正方形とし、断面内側輪郭を円形とした筒状に形成されている。
本体部72は、垂直面74に対して左右対称な形状に形成され、水平面75で上下に2分された上側本体部72aと下側本体部72bを具備している。
上側本体部72aは、先端側の第1上側本体部76aと基端側の第2上側本体部77aとからなっている。下側本体部72bは先端側の第1下側本体部76bと基端側の第2下側本体部77bとからなり、第2上側本体部77aと第2下側本体部77bは、スリット78,78で上下に2分されている。このスリット78,78は、シェル6の接続部63、63を嵌合して接続部63、63を外側へ突出させるためのものである。
【0027】
第1上側本体部76aの両側壁には、切欠部21の開口側への係合を可能とし、かつ切欠部11への係合を不能にするために、横幅をV1より若干小さなW1とするための突出部79,79が形成されている。
第2上側本体部77aは、切欠部21の奥側への係合を可能とするために、その横幅がV2より若干小さなW2に形成されている。
第1下側本体部76b及び第2下側本体部77bは、切欠部11への係合を可能とし、かつ切欠部21の奥側への係合を不能とするために、横幅が先端部71と同じWに形成されている。
第2上側本体部77aの上側内壁面の基端側には、シェル6の上側本体部62aの係合突起68に係止する係合溝80が形成され、第2下側本体部77bの下側内壁面の基端側には、シェル6の下側本体部62bの係合突起68に係止する係合溝80が形成されている。
第2上側本体部77aと第2下側本体部77bの両側内壁面の先端側のそれぞれには、シェル6の圧入時に上側本体部62aと下側本体部62bの対応する両側外壁面に係止する係止突起81,81が突設されている。
【0028】
ハウジング7の先端部71、第1上側本体部76a及び第1下側本体部76bの内壁面には、先端側(嵌合側)を挿入側とする6つのキー溝82,83a〜83eが形成され、これらのキー溝82,83a〜83eは、相手方コネクタ9のハウジングに突設されたキー突起97、98a〜98e(後述する)に対応して設けられたもので、不適切な相手方コネクタとの誤嵌合(例えば他社製品との誤嵌合)を防止するためのものである。
図3,図5,図6,図12,図14及び図15では、説明の便宜上図16(a)に示すように、6個のキー溝82,83a〜83e全てが形成されている場合について説明したが、実際には、図16の(b)〜(k)に示すような1つのキー溝82と、5つのキー溝83a〜83eのうちの2つのキー溝との組み合わせによって、図16の(b)〜(k)に示すような10通りのタイプの中から任意に選択され、相手方コネクタ9のキー突起も対応する10通りのタイプの中から対応するものが選択される。
【0029】
つぎに、図6を併用してスイッチ付き同軸コネクタ10の組み立て方法について説明する。
まず、シェル6のインシュレータ嵌合孔64に基端側(図6では奥側)からインシュレータ5を圧入する。このとき、インシュレータ5の係止突起56〜56がインシュレータ嵌合孔64の内壁に係止してシェル6に保持される。また、シェル6の垂直面65、水平面66のそれぞれが、インシュレータ5の垂直面57、水平面58と一致するように組み立てる。
ついで、インシュレータ5の端子収容溝54、55に基端側からノーマルクローズ端子3、コモン端子4を圧入する。このとき、ノーマルクローズ端子3、コモン端子4はその接触部31、係止部42の係止突起が端子収容溝54、55の内壁に係止してインシュレータ5に保持される。また、接続部33、接続部43の中心を通る水平面はインシュレータ5の水平面58に一致させている。
ついで、シェル6の先端側からハウジング7を被せるようにして圧入し、シェル収容孔73内にシェル6を収容する。このとき、シェル6の接続部63、63がハウジング7のスリット78、78を介して水平方向に突出する。また、シェル6の本体部62に形成された係合突起68、68がハウジング7の係合溝80、80に係合するとともに、下側本体部72bの内壁面から突出した係止突起81〜81がシェル6の本体部62の外壁に係止してシェル6がハウジング7に保持される。また、ハウジング7の垂直面74、水平面75のそれぞれがシェル6の垂直面65,水平面66と一致するように組み立てる。
【0030】
つぎに、図17,図18を併用してスイッチ付き同軸コネクタ10のプリント配線基板1、2への実装方法ついて説明する。
【0031】
まず、図17を併用して、スイッチ付き同軸コネクタ10をプリント配線基板1の切欠部11へ実装する通常実装について説明する。
(1)図17の(a)〜(d)に示すように、プリント配線基板1の切欠部11に係合するスイッチ付き同軸コネクタ10の本体部72の下側本体部72b(76b,77b)の横幅Wが、切欠部11の開口幅Vより若干小さく形成されているので、同図の(e)、(f)に示すようにスイッチ付き同軸コネクタ10をプリント配線基板1の切欠部11に係合することができる。
【0032】
(2)ついで、ノーマルクローズ端子3、コモン端子4の接続部33、接続部43を信号用のランド13、14に半田付け等で接続するとともに、シェル6の接続部63、63を接地用のランド15、15に半田付け等で接続し、実装することができる。このため、ノーマルクローズ端子3、コモン端子4の接続部33、接続部43のそれぞれを、プリント配線基板1上の内部ANT,RF回路に接続することができる。
【0033】
(3)スイッチ付き同軸コネクタ10を反転してプリント配線基板1の切欠部11に誤って実装することは防止される。すなわち、図17の(a)、(b)を逆にしてプリント配線基板1の切欠部11へ係合しようとすると、スイッチ付き同軸コネクタ10の上側本体部72a(76a、77a)が切欠部11に係合することになり、上側本体部76aの横幅W1が切欠部11の開口幅Vより大きくなるので、切欠部11に係合するのを不能として誤実装が防止される。
【0034】
ついで、図18を併用してスイッチ付き同軸コネクタ10をプリント配線基板2の切欠部21へ実装するリバース実装について説明する。
(1)図18の(a)〜(d)に示すように、プリント配線基板2の切欠部21に係合するスイッチ付き同軸コネクタ10の本体部72の上側本体部76a、77aのそれぞれの横幅W1,W2が、切欠部21の開口幅V1,V2より若干小さく形成されているので、同図の(e)、(f)に示すようにスイッチ付き同軸コネクタ10をプリント配線基板2の切欠部21に係合することができる。
【0035】
(2)ついで、ノーマルクローズ端子3、コモン端子4の接続部33、接続部43を信号用のランド23,24に半田付け等で接続するとともに、シェル6の接続部63、63を接地用のランド25,25に半田付け等で接続し、実装することができる。このため、内部ANT,RF回路の配置が図17の場合と反対の場合(図18に示す場合)について、ノーマルクローズ端子3、コモン端子4の接続部33、接続部43のそれぞれを、プリント配線基板2上の内部ANT,RF回路に接続することができる。
【0036】
(3)スイッチ付き同軸コネクタ10を反転してプリント配線基板2上の切欠部21に誤って実装することは防止される。
すなわち、図18の(a)、(b)を逆にしてプリント配線基板2の切欠部21へ係合しようとすると、本体部72の下側本体部76b、77bが切欠部21に係合することになり、その横幅Wが切欠部21の開口幅V2より大きくなるので、本体部72の第2下側本体部77bが切欠部21に係合するのを不能として誤実装が防止される。
【0037】
つぎに、図19、図20を併用して、相手方コネクタ9との接続について説明する。
図19及び図20は相手方コネクタ9を示すもので、この相手方コネクタ9は、中心導体としての中心ピン91と、この中心ピン91を保持するインシュレータ92と、このインシュレータ92を外側から保持する外部導体としてのシェル93と、このシェル93を外側から保持するハウジング94とを具備し、シェル93の嵌合側の内壁面には内周方向に沿って1/4円弧状の係合突起95〜95が突設されている。
相手方コネクタ9の非嵌合側には同軸ケーブル96が結合され、この同軸ケーブル96の中心導体は中心ピン91に電気的に接続され、同軸ケーブル96の外部導体(例えば編組導体)はシェル93に電気的に接続されている。
【0038】
説明の便宜上、スイッチ付き同軸コネクタ10のキー溝がキー溝82及びキー溝83a、83eである(図16の(b)に相当)とし、これに対応して相手方コネクタ9に形成されるキー突起が図20に示すように6つのキー突起97、98a〜98eのうち、1つのキー突起97と、5つのキー突起98a〜98eのうちの2つのキー突起98a、98eであるとする。
なお、実際には、図16の(b)〜(k)の10通りのタイプに対応して、相手方コネクタ9に形成されるキー突起も「97、98a、98eのタイプ」〜「97、98c、98dのタイプ」の10通りある。
【0039】
そして、相手方コネクタ9をスイッチ付き同軸コネクタ10に嵌合すると、中心ピン91がピン挿入孔53内に挿入してコモン端子4の第1接触部41に弾性接触し、第1接触部41を所定方向(図5では下方向)へ変位させてノーマルクローズ端子3の接触部31に接触していた第2接触部44が接触部31から離れる。すなわち、相手方コネクタ9の中心ピン91とコモン端子4が電気的に接続し、コモン端子4とノーマルクローズ端子3の電気的な接続が遮断される。
また、相手方コネクタ9のスイッチ付き同軸コネクタ10への嵌合でシェル93の接触部がシェル6の接触部61に弾性接触するとともに、シェル93の係合突起95〜95がシェル6の係合溝67に係合する。すなわち、相手方コネクタ9のシェル93とスイッチ付き同軸コネクタ10のシェル6が電気的に接続する。
このため、スイッチ付き同軸コネクタ10のコモン端子4がノーマルクローズ端子3との接続から相手方コネクタ9の中心ピン91との接続に切り換わるとともに、スイッチ付き同軸コネクタ10のシェル6が相手方コネクタ9のシェル93に接続する。具体的には、プリント配線基板1、2上のRF回路が内部ANTから外部ANTへ切り換わる。
【0040】
前記実施形態例では、相手方コネクタ9との誤嵌合を防止するために、ハウジング7にキー溝82,83a〜83eを形成した場合ついて説明したが、本発明はこれに限るものでなくキー溝82,83a〜83eの形成を省略した場合についても利用することができる。
【0041】
前記実施形態例では、ハウジング7と切欠部11、21の形状を簡単な形状とするために、ハウジング7の本体部72を上側本体部72aと下側本体部72bで形成し、上側本体部72aと下側本体部72bをそれぞれ第1上側本体部76a、第2上側本体部77aと第1下側本体部76b、第2下側本体部77bで形成し、第1上側本体部76aの横幅をW1(W1>W)、第2上側本体部77aの横幅をW2(W2<W)とし、第1下側本体部76b及び第2下側本体部77bの横幅をWとすることによって、本体部72の下側本体部72b(76b及び77b)が切欠部11、切欠部21のうちの一方の切欠部11のみに係合し、上側本体部72a(76a及び77a)が他方の切欠部21のみに係合するようにしたが、本発明はこのような形状に限定されるものでなく、本体部72が水平面75で上下に区分した上側本体部と下側本体部を具備し、この上側本体部と下側本体部の一方(例えば下側本体部)が形状の異なる2種類の切欠部のうちの一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方(例えば上側本体部)が2種類の切欠部のうちの他方にのみ係合可能な形状に形成されているものに利用することができる。
【0042】
前記実施形態例では、実装時におけるスイッチ付き同軸コネクタ10のプリント配線基板1、2の表面と裏面からの高さをほぼ同一とするために、水平面75をハウジング7のほぼ中心を通る水平面とした場合ついて説明したが、本発明はこれに限るものでなく、シェル6の接続部63、63、ノーマルクローズ端子3の接続部33、コモン端子4の接続部43のそれぞれの上面と下面を、上下対称な形状に仕切る水平面75を、ハウジング7の中心以外のハウジング7内の点を通る水平面とした場合ついても利用することができる。
【0043】
前記実施形態例では、スイッチ付き同軸コネクタ10がシェル6の外側を保持するハウジング7を具備し、このハウジング7の外形形状を工夫することによって、実装時におけるプリント配線基板1、2の端縁からの突出長を抑えるとともに、切欠部11、21への誤実装を防止する場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、ハウジング7を具備しないスイッチ付き同軸コネクタについても、シェル6の外形形状を工夫することによって同様の効果を達成することができる。以下、詳細に説明する。
【0044】
シェル6を水平面66で上下に区分する上側本体部62aと下側本体部62bの外形形状をハウジング7の外形形状と同様に工夫することによって、切欠部11、21への誤実装を防止することができる。すなわち、上側本体部62aと下側本体部62bの一方(例えば下側本体部62b)を切欠部11、21の一方(例えば切欠部11)にのみ係合可能な形状に形成し、他方(例えば上側本体部62a)を切欠部11、21の他方(例えば切欠部21)にのみ係合可能な形状に形成することによって、プリント配線基板1、2の端縁からの突出長を抑えるとともに、切欠部11、21への誤実装を防止することができる。
この場合、下側本体部62bの横幅をWとし、上側本体部62aの横幅を係合先端側がW2、係合基端側W1の2段に形成すれば、シェル6と切欠部11、21の形状を簡単な形状にすることができる。
また、シェル6を上側本体部62aと下側本体部62bに区分する水平面66がシェル6の中心を通る水平面とすることによって、ハウジングを具備した場合と同様に実装時におけるスイッチ付き同軸コネクタのプリント配線基板1、2の表面と裏面からの高さをほぼ同一とすることができる。この場合に、水平面66をシェル6の中心以外のシェル6内の点を通る水平面とした場合ついても利用することができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、ノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)、インシュレータ(5)及びシェル(6)を具備し、プリント配線基板(1,2)の端縁に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をシェル(6)の本体部(62)のほぼ中心を通る垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(66)に対して上下対称な形状に形成したので、プリント配線基板(1,2)上に配置される2つの回路や素子(例えば内部ANTとRF回路)の配置が逆の場合にも同一のスイッチ付き同軸コネクタのリバース実装で対応することができ、スイッチ付き同軸コネクタの共通化を図ることができる。例えば内部ANTとRF回路の配置が逆に配列されている場合にも、同一のスイッチ付き同軸コネクタ(10)のリバース実装で対応することができ、スイッチ付き同軸コネクタ(10)の共通化を図ることができる。このため、製造設備の増大化を抑制し、コストダウンを図ることができる。
しかも、シェル(6)の上側本体部(62a)と下側本体部(62b)は、一方がプリント配線基板(1,2)の2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成されているので、実装時におけるプリント配線基板(1,2)の端縁から突出長さを抑えるとともに、プリント配線基板(1,2)への誤実装を防止することができる。
【0046】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、水平面(66)をシェル(6)の本体部(62)のほぼ中心を通る水平面としたので、実装時におけるスイッチ付き同軸コネクタのプリント配線基板(1,2)の表面と裏面からの高さをほぼ同一とすることができる。
【0047】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、下側本体部(62b)の横幅を切欠部(11)の開口幅Vより若干小さなWとし、上側本体部(62a)の横幅を、切欠部(21)の開口側開口幅V1より若干小さなW1と、奥側開口幅V2より若干小さなW2の2段に形成し、W1>W>W2としたので、シェル(6)の外形形状と切欠部(11)、(21)の形状を簡単な形状にすることができる。
【0048】
請求項4記載の発明は、ノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)、インシュレータ(5)、シェル(6)及びハウジング(7)を具備し、プリント配線基板(1,2)の端縁に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をハウジング(7)の本体部(72)のほぼ中心を通る垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(75)に対して上下対称な形状に形成したので、請求項1記載の発明と同様に、プリント配線基板(1,2)上に配置される2つの回路や素子(例えば内部ANTとRF回路)の配列が逆の場合にも同一のスイッチ付き同軸コネクタ(10)のリバース実装で対応することができ、スイッチ付き同軸コネクタの共通化を図ることができる。このため、製造設備の増大化を抑制し、コストダウンを図ることができる。
しかも、ハウジング(7)の上側本体部(72a)と下側本体部(72b)は、一方がプリント配線基板(1,2)の2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成されているので、請求項1記載の発明と同様に、実装時におけるプリント配線基板(1,2)の端縁から突出長さを抑えるとともに、プリント配線基板(1,2)への誤実装を防止することができる。
【0049】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、水平面(75)をハウジング(7)の本体部(72)のほぼ中心を通る水平面としたので、請求項2記載の発明と同様に、実装時におけるスイッチ付き同軸コネクタのプリント配線基板(1,2)の表面と裏面からの高さを同一にすることができる。
【0050】
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の発明において、下側本体部(72b)の横幅を切欠部(11)の開口幅Vより若干小さなWとし、上側本体部(72a)の横幅を、切欠部(21)の開口側横幅V1より若干小さなW1と、奥側開口幅V2より若干小さなW2の2段に形成し、W1>W>W2としたので、ハウジング(7)の外形形状と切欠部(11)、(21)の形状を簡単な形状にすることができる。
【0051】
請求項7記載の発明は、請求項4、5又6記載の発明において、ハウジング(7)に相手方コネクタ(9)に形成されたキー突起に係合可能なキー溝(82,83a〜83e)を形成したので、相手方コネクタ(9)との誤嵌合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチ付き同軸コネクタの一実施形態例を示もので、1部の図示を簡略化して通常実装時とリバース実装時を示す斜視図である。
【図2】図1中のスイッチ付き同軸コネクタ10を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
【図3】図2(b)の拡大左側面図である。
【図4】図2(b)の拡大右側面図である。
【図5】図2(b)のA−A線拡大断面図である。
【図6】図1中のスイッチ付き同軸コネクタ10の分解斜視図で、一部の図示を簡略化し、丸印内の端子3,4の大きさを2倍にして表示した分解斜視図である。
【図7】図6中のインシュレータ5を拡大表示するもので、(a)は正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)の右側面である。
【図8】図7の断面図を示すもので(a)は図7(a)のA−A線断面図、(b)は図7(c)のB−B線断面図、(c)は図7(c)のC−C線断面図である。
【図9】図6中のシェル6を示すもので、(a)は平面図、(b)は一部切欠いた正面図、(c)は底面図である。
【図10】図6中のシェル6を示すもので、(a)は図9(b)の左側面図、(b)は図9(b)の右側面図、 (c)は図9(b)のA−A線断面図である。
【図11】図6中のハウジング7を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図で ある。
【図12】図11(b)の拡大左側面図である。
【図13】図11(b)の拡大右側面図である。
【図14】図11(b)のA−A線拡大断面図である。
【図15】図11(a)のB−B線拡大断面図である。
【図16】図6、図11〜図15のハウジング7に形成されるキー溝82,83a〜83eを説明する図である。
【図17】 スイッチ付き同軸コネクタ10のプリント配線基板1、2への通常実装を説明する図である。
【図18】スイッチ付き同軸コネクタ10のプリント配線基板1、2へのリバース実装を説明を説明する図である。
【図19】一部を切欠いて表示した相手方コネクタ9の正面図である。
【図20】図19の拡大右側面図である。
【図21】従来例を説明する図である。
【図22】図21と比較して、内部ANTとRF回路の配列を逆とした場合の従来例を説明する図である。
【図23】図21の従来例の具体例を示す図である。
【図24】図22の従来例の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1、2…プリント配線基板、11,21…切欠部、 13〜15,23〜25…ランド、 16,17,26,27…配線パターン、 18,28…切欠部11、21を左右に2分する垂直面、 3…ノーマルクローズ端子、 33…ノーマルクローズ端子3の接続部、 4…コモン端子、 43…コモン端子4の接続部、 5…インシュレータ、 6…シェル、 62…シェル6の本体部、 62a…上側本体部、 62b…下側本体部、 63…シェル6の接続部、 65…シェル6のほぼ中心を通る垂直面、 66…シェル6のほぼ中心を通る水平面、 7…ハウジング、 72…ハウジング7の本体部、 72a…上側本体部、 72b…下側本体部、 74… ハウジング7のほぼ中心を通る垂直面、 75…ハウジング7のほぼ中心を通る水平面、 76a…第1上側本体部、 76b…第1下側本体部、 77a…第2上側本体部、 77b…第2下側本体部、 82,83a〜83e…ハウジング7の嵌合側に形成されたキー溝、 9…相手方コネクタ、 10…スイッチ付き同軸コネクタ。

Claims (7)

  1. 相手方コネクタ(9)の挿抜で接触部(31)(44)が離接するノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)と、このノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)を保持するインシュレータ(5)と、このインシュレータ(5)を外側から保持するシェル(6)とを具備し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)、コモン端子(4)の接続部(43)、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をそれぞれ水平方向に突出させ、プリント配線基板(1,2)の端縁近辺の表面に形成されたそれぞれに対応するランド(13,23)、(14,24)、(15,25)、(15,25)上に載置し、半田付け等でプリント配線基板(1,2)の端縁に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、シェル(6)は、プリント配線基板(1,2)の端縁に切欠き形成された形状の異なる2種類の切欠部(11)、(21)に係合可能な本体部(62)を具備し、本体部(62)は水平面(66)で上下に区分された上側本体部(62a)と下側本体部(62b)を具備し、上側本体部(62a)と下側本体部(62b)は、一方が2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成され、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)を本体部(62)のほぼ中心を通る垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(65)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(66)に対して上下対称な形状に形成したことを特徴とするスイッチ付き同軸コネクタ。
  2. 水平面(66)をシェル(6)の本体部(62)のほぼ中心を通る水平面としたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  3. 2種類の切欠部(11)、(21)のうちの一方は、開口幅が開口側から奥側まで一定値Vに形成され、他方は開口幅が開口側V1(V1>V)、奥側V2(V2<V)の2段に形成され、下側本体部(62b)はその横幅がVより若干小さな一定置Wに形成され、上側本体部(62a)は、その横幅が係合先端側W2(W2はV2より若干小さな値)、係合基端側W1(W1はV1より若干小さな値)の2段に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  4. 相手方コネクタ(9)の挿抜で接触部(31)、(44)が離接するノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)と、このノーマルクローズ端子(3)、コモン端子(4)を保持するインシュレータ(5)と、このインシュレータ(5)を外側から保持するシェル(6)と、このシェル(6)を外部から保持するハウジング(7)とを具備し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)、コモン端子(4)の接続部(43)、シェル(6)の一対の接続部(63)、(63)をそれぞれ水平方向に突出させ、プリント配線基板(1,2)の端縁近辺の表面に形成されたそれぞれに対応するランド(13,23)、(14,24)、(15,25)、(15,25)上に載置し、半田付け等でプリント配線基板(1,2)の端縁に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、ハウジング(7)は、プリント配線基板(1,2)の端縁に切欠き形成された形状の異なる2種類の切欠部(11)、(21)に係合可能な本体部(72)を具備し、本体部(72)は水平面(75)で上下に区分された上側本体部(72a)と下側本体部(72b)を具備し、上側本体部(72a)と下側本体部(72b)は、一方が2種類の切欠部(11)、(21)の一方にのみ係合可能な形状に形成され、他方が2種類の切欠部(11)、(21)の他方にのみ係合可能な形状に形成され、シェル(6)一対の接続部(63)、(63)を本体部(72)のほぼ中心を通る垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、ノーマルクローズ端子(3)の接続部(33)とコモン端子(4)の接続部(43)を垂直面(74)に対して左右対称な位置に配置し、接続部(63)、(63)、(33)、(43)のそれぞれの上面と下面を水平面(75)に対して上下対称な形状に形成したことを特徴とするスイッチ付き同軸コネクタ。
  5. 水平面(75)をハウジング(7)の本体部(72)のほぼ中心を通る水平面としたことを特徴とする請求項4記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  6. 2種類の切欠部(11)、(21)のうちの一方は、その開口幅が開口側から奥側まで一定値Vに形成され、他方はその開口幅が開口側V1(V1>V)、奥側V2(V2<V)の2段に形成され、下側本体部(72b)はその横幅がVより若干小さな一定値Wに形成され、上側本体部(72a)は、その横幅が係合先端側W2(W2はV2より若干小さな値)、係合基端側W1(W1はV1より若干小さな値)の2段に形成されていることを特徴とする請求項4又は5記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  7. ハウジング(7)に、相手方コネクタ(9)に形成されたキー突起と嵌合可能なキー溝(82,83a〜83e)を形成したことを特徴とする請求項4、5又は6記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
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