JP2011514280A - テレスコープ状傾倒シリンダーを備えた車両運転台傾倒装置 - Google Patents

テレスコープ状傾倒シリンダーを備えた車両運転台傾倒装置 Download PDF

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Abstract

可傾運転台、シャシー及び運転台をシャシーに接続するピボット手段を備えた車両のための車両運転台傾倒装置であって、運転台は運転位置及び前方に傾倒した位置の間でシャシーに対して角度を有して傾倒されることができる、車両運転台傾倒装置。該傾倒装置は、加圧された液圧流体を輸送するための少なくとも1つのポンプポート(2)を有するポンプ(1)、液圧流体のためのタンク(3)、運転台を傾倒するための液圧傾倒シリンダー(20)であって、該傾倒シリンダーが第1及び第2接続ポート(21,22)を有する傾倒シリンダー(20)を備える。前記傾倒シリンダーは、外側テレスコープ状部分(30)、少なくとも1つの中間テレスコープ状部分(40)、及び中央テレスコープ状部分(50)を備えたマルチステージテレスコープ状液圧傾倒シリンダーであり、各中間テレスコープ状部分及び中央テレスコープ状部分は互いに及び外側テレスコープ状部分に対して移動可能である。

Description

本発明は、傾倒運転台、シャシー及びシャシーに対して運転位置と前方に傾いた位置との間で傾いている運転台をシャシーに接続するピボット手段を有する車両のための車両運転台傾倒装置に関する。その前方に傾いた位置では、例えばその運転台の下に配置された車両エンジンのメンテナンスを実行することが可能である。
一般に知られている実施形態において、車両運転台傾倒装置は、加圧された液圧流体を輸送するための少なくとも1つのポンプポート、及び液圧流体のためのタンクを有するポンプを備える。加えて、この種類の傾倒装置は大抵、傾倒運転台のための液圧傾倒シリンダーを備え、その傾倒シリンダーは第1及び第2接続ポートを有し、それは傾倒シリンダーを選択的に縮めるか又は伸ばすために1以上のバルブにより第1及び第2接続ポートがポンプポート及びタンクに接続されることが可能になる。それはまた2つのポンプポートを有するポンプを使用することが知られており、傾倒シリンダーが縮まるか伸びるために、例えばありうる電気ポンプエンジンの回転の方向が、どのポンプポートを経由して液圧流体が供給されるかを決定する方法によりポンプが操作される。
よく知られている実施形態において、傾倒シリンダーは複動式のシリンダーであり、これにより傾倒シリンダーは、通常運転台を前方に傾けるために、伸びる力を作り、そして、通常運転台を傾けるために、縮む逆の方向の力を作り、しばしば前方に傾けて、運転位置に向けた方向で、死点を後ろに越える。
特許文献1および特許文献2は、テレスコープ状傾倒シリンダーを備えた車両運転台傾倒装置を示す。これらの文献は傾倒シリンダーの詳細を示さない。
独国特許発明第2641926号明細書 特開平01−197184号公報
本発明の目的は、別のテレスコープ状傾倒シリンダーを備えた車両運転台傾倒装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、車両の、特に運転台の下の領域に、相対的に小さな空間を占める傾倒シリンダーを備える別の車両運転台傾倒装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、安全且つ信頼して操作できるテレスコープ状傾倒シリンダーを備える別の車両運転台傾倒装置を提供することである。
独立請求項1及び4に記載されているようなマルチステージテレスコープ状液圧傾倒シリンダーを備えた車両運転台傾倒装置を提供する本発明により、上述の目的を1つ以上達成する。
好ましい実施形態において、本発明による解決策では、運転台が前方に傾倒されている場合に、運転台の重心がピボットを通過して移動するのが、中央テレスコープ状部分の伸長の際或いは中間テレスコープ状部分の伸長の際であるかに関わらず、確実に働く。車両の場合には、その瞬間は、また、車両が置かれる任意の(上向き又は下向きの)スロープにより影響されうる。
傾倒シリンダーを伸長する場合に、相対的に薄い中央テレスコープ状部のみが、最後の瞬間に、実際に、伸長するために伝達された力が、運転台の前方に傾倒する動きの始まりで、しばしば最大となり、運転台の重心がピボットを通って垂直平面に移動するに従って減少するように伸長する。それらの結果として、傾倒シリンダーのバックリングに対する抵抗は可能な限り大きなものである。また、運転台が再び後ろに傾く場合に、中央テレスコープ状部分が最初に戻ることを確実にする。
本発明はまた、傾倒車両運転台を傾けるための方法に関し、本発明による車両運転台傾倒装置の使用がなされる。
本発明による傾倒シリンダーは、車両の通常の水平位置にある運転台の重心が前方に傾き、ピボット手段により形成されたピボットを通過するのに用いられる応用において、特に有用である。傾倒シリンダーの収縮中に、運転台を後方に再び移動させるために、伸長力が運転台に行使されることができる。
本発明による解決策、及び有利な面及び変形例が、更に図面を参照して以下により詳細に記載される。
本発明による車両運転台傾倒装置の第1の好ましい実施形態を図式的に示す図である。 本発明による車両運転台傾倒装置中の傾倒シリンダーの別の実施形態を図式的に示す図である。 本発明による車両運転台傾倒装置のさらに好ましい実施形態を図式的に示す図である。 本発明による車両運転台傾倒装置中の傾倒シリンダーのさらに好ましい実施形態を図式的に示す図である。 本発明による車両運転台傾倒装置のさらに好ましい実施形態を図式的に示す図である。 図5aの傾倒シリンダーを拡大して示した図である。 完全に伸長された位置の中間テレスコープ状部品を備えた図5aの実施形態を図式的に示す図である。 幾つかの中間テレスコープ状部分を備えた図5aの実施形態の変形例を示す図である。
傾倒運転台を備えた車両のための車両運転台傾倒装置の好ましい実施形態が、ここで図1を参照して説明される。
この種類の車両(これ以上詳細には示さない)は、実際には、シャシー及びエンジンを有し、運転台の下に(少なくとも部分的に)エンジンが配置された大型トラックであることができる。エンジンへのアクセスを提供するために、運転台は前方に傾くことができる。運転台はシャシーにピボット手段を経由して接続されることにより、運転台は運転位置及び前方に傾いた位置の間でシャシーに対してある角度で傾くことができる。実際に、車両運転台はしばしば少なくとも数百キログラムの重さがある。
傾倒装置は、加圧液圧流体を輸送するための少なくとも1つのポンプポート2を有するポンプ1を有する。さらに、液圧流体のためのタンク3が備えられ、そこからポンプは液体で汲み上げることができる。そのタンク3は好ましくは、圧力逃がし弁を備えた閉鎖タンクであり、それはそのような傾倒装置では慣用されている。図1は、最大圧力を超えた場合にポンプポート2及びタンクの間の通路を開ける圧力制限弁6をさらに示す。
ポンプ1、タンク3及び圧力制限弁6はこの場合、実際にはしばしばなされるように、車両のシャシーに搭載されるユニット10に組み込まれる。制御弁9がさらにこの場合前記ユニット10に組み込まれる。
傾倒装置はさらに運転台を傾倒させる液圧傾倒シリンダー20を備える。通常の意味において、シリンダー20はシャシーと運転台の間に作りつけられており、ここではそうではないが必要なら機械的にロストモーションの備えを存在させる。
この例において、参照符号11は、車両のシャシーにシリンダー20を取り付けるために構成された第1取付手段を図式的に示し、参照符号12は、車両の運転台に取り付けられるように構成されている第2取付手段を表わしている。運転台とシャシーの間にシリンダー20を逆に配置することも考えられることを注記して置かなければならない。
傾倒シリンダー20はマルチステージ(この場合2ステージ)テレスコープ状液圧傾倒シリンダーである。傾倒シリンダー20は、第1接続ポート21及び第2接続ポート22を、純粋に図式的であってそれに限定されない図示された位置の実施形態で有する。
シリンダー20は、外側テレスコープ状部分30、中間テレスコープ状部分40、及び中央テレスコープ状部分50を有しており、中間テレスコープ状部分40及び中央テレスコープ状部分50は、互いに且つ外側テレスコープ状部分30に対して、移動可能である。
外側テレスコープ状部分30はシリンダーチューブ31を有し、シリンダーチューブ31は、底32を軸端部に備え、別の軸端部にボアホールが備えられたヘッド33を備える。シーリングリング34はヘッドのボアホールに備えられる。
中間テレスコープ状部分40は、周りの(この場合外側の)テレスコープ状部分30のシリンダーチューブ31に配置され、ピストンロッドとしてシリンダーチューブ41及びピストン部分42を備え、ここで、中間テレスコープ状部分40は軸端部に底43を有し、他の軸端部にボアホールを備えたヘッド44を有する。
中間テレスコープ状部分40のピストンロッド41は、周りの(この場合外側の)テレスコープ状部分30のヘッド33のボアホールを通して延在し、ピストン部分42は、周りのシリンダーチューブ31中のボトムサイドチャンバー35と環状ロッドサイドチャンバー36との境界を定めることが理解できる。
中央テレスコープ状部分50は、この場合、ピストロッド51は断面が中空でないのが好ましいピストンロッド51と、ピストンロッド51が周りの中間テレスコープ状部分40のヘッド44のボアホールを通じて延在するように設けられたピストン部分52とを有し、ピストン部分52は、周りの中間テレスコープ状部分40の管状のピストンロッド41中の、ボトムサイドチャンバー45と、環状ロッドサイドチャンバー46との境界を定める。
第1接続ポート21は、テレスコープ状シリンダー20の各位置で、それが外側テレスコープ状部分50のボトムサイドチャンバー35と直接連絡を取るような方法で配置される。
第2接続ポート22は、テレスコープ状傾倒シリンダー20の各位置で、中央テレスコープ状部分30を直接的に囲むその中間テレスコープ状部分の管状ピストンロッド41のロッドサイドチャンバー46と直接連絡を取るような方法で配置される。
さらに、ここでは好まれるように、弁を有しない開放通路48が、中間テレスコープ状部分40の底42に備えられる。テレスコープ状傾倒シリンダー20の各位置において、開放通路48は、それぞれの中間テレスコープ状部分40のボトムサイドチャンバー45と周りのテレスコープ状部分30のボトムサイドチャンバー35との間に延在する。
開放通路48は、好ましくは、1以上の弁を備える弁アセンブリを有しない。好ましくは、開放通路48は、かなり大きな寸法であり、これにより該通路48は、顕著な抵抗を現さない。もし、シリンダー動作の減衰が望ましければ、開放通路48はスロットルとして構成されることができる。
中間テレスコープ状部分40において、スルー通路49は、一端部で、周りのテレスコープ状部分30の管状ロッドサイドチャンバー36で終端し、別の端部で、それぞれの中間テレスコープ状部分40の内側の開口で終端するように存在する。前記開口は、内側に配置されている(この場合中央の)テレスコープ状部分50の収縮位置では、それぞれの開口が、その開口が備えられるそれぞれのテレスコープ状部分40の管状ロッドサイドチャンバー46と直接に連絡を取り、そして、内側に配置されたテレスコープ状部分50の少なくとも部分的に伸長された位置では、その開口が備えられるそれぞれの中間テレスコープ状部分40のボトムサイドチャンバー45と連絡を取るような方法で配置される。
テレスコープ状傾倒シリンダーを伸長するために、制御弁9は、第1及び第2接続ポート21,22の両方が、ポンプポート2に接続されるように操作され、これにより、シリンダー20の収縮位置から、中間テレスコープ状部分40は、中央テレスコープ状部分50とともに、最初に、中間テレスコープ状部分40がその最大伸び位置まで到着するまで、伸長し、その後、最後に、中央テレスコープ状部分50は、周りの中間テレスコープ状部分40に対して伸長する。
傾倒シリンダー20を伸長することにより2つのポート21,22をポンプポート2に接続することは、特に、運転台の重心が、運転台のピボットを通る垂直平面を通過して、運転台が前方に落ちてシリンダー20で引き始める時点で、シリンダー20中のチャンバーが完全に液体で満たされることをもたらす。もしシリンダー20の1以上のチャンバーが完全には満たされない場合に、この移動は減衰なしに部分的に行われることがあり、それは望ましくない。
テレスコープ状傾倒シリンダー20を収縮させるために、制御弁9を操作することにより、第2接続ポート22はポンプポート2に接続され、第1接続ポートはタンク3に接続される。これにより、中央テレスコープ状部分50は、シリンダー20の伸長位置から、それのピストン部分52がスルー通路49の開口を通過するまで、最初収縮し、そして、第2接続ポート22が接続されているピストンロッドサイドチャンバー46を、周りのテレスコープ状部分30のピストンロッドサイドチャンバー36に接続することにより、次に中央テレスコープ状部分50は周りのテレスコープ状部分40とともに、中間テレスコープ状部分40と中央テレスコープ状部分50が完全に収縮するまで、収縮する。
外側テレスコープ状部分30は、その中で移動する中間テレスコープ状部分40の軸移動のバイパスセクションに、外側テレスコープ状部分30のロッドサイドチャンバー36とボトムサイドチャンバー35は互いに連絡を取るような方法で、ロストモーションバイパス39をこの場合備える。そのバイパス39は、様々な既知の方法で、例えば、互いに離れて軸距離の2つのポートを備えたバイパスラインとして又はシリンダーチューブ31の内側の溝等として、設けられることができる。
さらに、図1は、また、ポンプ1から接続21まで接続される圧力作動逆止め弁60を示す。この弁60は、シリンダー20は、加圧された液圧流体がポンプ2を経由して接続22に輸送されなければ収縮しないことを保証する。
この例では、テレスコープ状部分40に位置し、そのため様々な位置を有する第2接続22に接合する可撓ホース70が備えられることをさらに理解することができる。(示されていない)変形例において、第2接続22は、中央テレスコープ状部分50上に、好ましくはピストンロッド51の自由端の近くに、周りの中間テレスコープ状部分40のロッドサイドチャンバー46に開口している第2接続ポートから中央テレスコープ状部分(この場合はスルーロッド51)を通じて延在するダクトで、配置される。それらの結果として、接続22は多かれ少なかれ、固定された位置を有しており、長いホースはなしですませることができる。第2接続22の配置の他の実施形態と、この第2接続22とどの連絡とが効果があるかという方法は、本発明の範囲に入ることは明らかである。
図2は、例えば、シリンダー20の代わりとして使用されることができる3ステージ傾倒シリンダー100を図式的に示す。シリンダー20の記載を使用することで、当業者は、シリンダー100の操作は原理的にそのシリンダー20と同一であり、同じ有利な効果がシリンダー100を使用することで達成されることを理解しうる。シリンダー100は2つの中間テレスコープ状部分(ここでは参照符号40及び40’により示されている)を有し、その構造はシリンダー20のテレスコープ状部分40と同一であることを理解することができる。
図3は、制御弁9の変形例として設けられた制御弁9’を備えたユニット10を示し、これによりユニット10のポートは、ポンプポート2又はタンク3のいずれかに接続され、ユニット10の他のポートは、そして、逆に、タンク又は単にポンプポートに接続される。
シリンダー20が伸長されている場合に、加圧液圧流体は第1接続21に輸送され、及び第2接続22はタンク3と連絡する。図1の配置と比較して、例えば、シリンダー20を設置するのに少ない空間しかない場合に相対的に重い運転台を傾倒させることができるために、これは相対的に大きな伸長力をもたらす。
図3はまた、ロストモーション接続80が、外側テレスコープ状部分30のバイパス通路38と傾倒シリンダーの第1接続ポート21との間に現れ、そのロストモーション接続80は1以上の液圧弁81,82,83が備えられることを示す。これによりロストモーション操作は、それ自体既知の方法で達成される。別のロストモーション解決策は、また本発明の範囲内であることは明らかである。
図4は、様々な方法で上で説明した傾倒シリンダーに対応する傾倒シリンダー200を示す。同一の部分は、図面において、2重逆コンマにより示されるので、ここでさらに詳しく説明することはしない。
1以上の弁を備えることができる弁アセンブリ201が、チャンバー35’’及び45’’の間の底43’’中の通路48’’に備えられていることを理解することができる。
弁アセンブリ201は、チャンバー35’’及び45’’の間の圧力の差により操作される1以上の弁を備える弁アセンブリであることが好ましく、その弁アセンブリは通路48’’により接続されているチャンバー35’’及び45’’の間のある圧力差以下で閉じ、前記圧力差、それはこの場合は、例えば1barよりも大きな圧力差で開放する。
当業者は、図4の図式的表現から理解しうるので、実際的な実施形態は、通路48’’中に、例えば、1barの圧力差で開く、抗吸引弁を備える。
請求項4による車両運転台傾倒装置の好ましい実施形態は、ここで、図5a、図5b及び図6を参照して説明される。この実施形態は、実際に好まれる、単一の中間テレスコープ状部分を備える。図7は、幾つかの、この場合は2つのテレスコープ状部分を備えた、それらの変形例を示す。
図1−4による傾倒装置に類似して、請求項4による傾倒装置は、運転台のピボットが前方に傾いているときに、運転台の重心が運転台のピボットを通過する車両で使用される場合に、特に有利である。傾倒シリンダーが伸長されている場合、中央テレスコープ状部分は最後に伸びる。収縮する際に、運転台を後ろに傾けるために、最初に中央テレスコープ状部分が押し込まれ、続いて1以上の中間テレスコープ状部分により追行される。
図5a及び図6は、ポンプ1とタンク3、同様に制御弁9を備えるポンプユニット10を示す。
運転台を傾倒させるための液圧傾倒シリンダー320が図式的に示され、その傾倒シリンダーは第1接続ポート321と第2接続ポート322とを有している。
傾倒シリンダー320は、外側テレスコープ状部分330、単一の中間テレスコープ状部分340、及び中央テレスコープ状部分350を備えたマルチステージテレスコープ状液圧傾倒シリンダーである。
外側テレスコープ状部分は、軸端部に底322を備え、別の軸端部にボアホールを備えたヘッド333を備えた、シリンダーチューブ331を有する。ボアホールは密閉リングを備える。
中間テレスコープ状部分340は、ピストンロッドとしてシリンダーチューブ341と、ピストン部分342とを備え、中間テレスコープ状部分は軸端部に底343を備え、別の軸端部にボアホールを備えたヘッド344を備える。
中間テレスコープ状部分340は、外側テレスコープ状部分330のヘッド333のボアホールを通して延在し、ピストン部分342は、周りのシリンダーチューブ331中のボトムサイドチャンバー335及び環状ロッドサイドチャンバー336の境界を定める。
中央テレスコープ状部分350はピストンロッド351とピストン部分352を有し、ピストンロッド351は、周りの中間テレスコープ状部分340のヘッド344中のボアホールを通じて延在し、ピストン部分352は周りの中間テレスコープ状部分340の管状ピストンロッド中のボトムサイドチャンバー345と環状ロッドサイドチャンバー346との境界を定めるようにする。
第1接続ポート321は、この場合は、外側テレスコープ状部分330の底に備えられ、傾倒シリンダーは、傾倒シリンダーの各位置において、この第1接続ポートが、外側テレスコープ状部分330のボトムサイドチャンバー335と直接連絡するようにする。
第2接続ポート322は関連する開口322aと共に、外側テレスコープ状部分330のヘッド333に備えられる。第2接続ポートが最も内側の中間テレスコープ状部分に備えられる図1−4の実施形態と比較すると、第2接続ポート322をチューブ本体上及び/又は外側のテレスコープ状部分330のヘッド上に配置することは、中間テレスコープ状部分の往復動作を追行することができるホースが必要ないという利点を提供する。この動作を追行するために必要とされるこの種のホースは、相対的に壊れやすく及び/又は望まれるよりも多くのスペースを占める。
加えて、開口通路348、それは、ここでは好ましいように、弁を有しておらず、中間テレスコープ状部分の底343に備えられ、その通路348は、傾倒シリンダーの各位置において、それぞれの中間テレスコープ状部分のボトムサイドチャンバー345と周りのテレスコープ状部分330のボトムサイドチャンバー335の間に延在する。
最も外側の、この場合単一の、中間テレスコープ状部分340のピストン部分342は、外側テレスコープ状部分330のシリンダーチューブ331と密閉的に相互作用する第1ピストン部分342aと、外側テレスコープ状部分330のロッドサイドチャンバー336の側上で、第1ピストン部分342aよりも小さな直径の第2ピストン部分342bとを備えた階段状の構成を有するものである。これにより、前記ロッドサイドチャンバー336の側上のピストン部分342は、外側環状表面342cと液体圧力が軸方向で作用することができる内側環状表面342dを有する。好まれるように、その外側環状表面342cの活性表面の寸法は、周りのロッドサイドチャンバー346の側上の中央テレスコープ状部分350のピストン部分352の環状表面352aのものよりも小さい。
外側テレスコープ状部分330のヘッド333は、また、階段状の構成であり、中間テレスコープ状部分340の第2ピストン部分がそこに適するような窪み339を形成し、窪み339と第2ピストン部分342bが、噛み合う密閉表面を有する。図示されたバージョンにおいては、第2ピストン部分342bは、密閉リング342eと周辺密閉表面339aを備えた窪みを備える。
最も外側の、この場合は単一の、中間テレスコープ状部分340は、スルー通路380を備え、そのスルー通路380は、一端が、外側環状表面342cに、この場合は、第2ピストン部分342bへのステップの周辺に、開口381を有し、他端が、中央テレスコープ状部分350の周りに直接的に位置するその中間テレスコープ状部分の管状ピストンロッドの環状ロッドサイドチャンバー346で終端する。
図6は、ピストン部分342とヘッド333の階段状の実施形態を示し、中間テレスコープ状部分340の完全に伸びた位置において、第2接続322を経由して供給された液圧流体が外側環状表面342cのみに作用し、内側環状表面342dに作用しないようにする。供給された液体は、環状表面342c及びヘッド333の間の空間に入り、そしてスルー通路380の開口381を経由し、且つそのダクト380を経由して、中央テレスコープ状部分350を囲むロッドサイドチャンバー346に入る。
図5a、b及び6で示される好ましい実施形態では、中央テレスコープ状部分350は、横のボアホール356を経由して周りのロッドサイドチャンバー346と連絡する細長い内部空洞355を備える。また、中央テレスコープ状部分の底は、空洞355と一致して、中央ボアホール357を有する。
中間テレスコープ状部分340は、底343に接続され、底343からテレスコープ状部分340のヘッドに向かった方向に延在する、中央に配置されたチューブ部材349が備えられる。この中央に配置されたチューブ部材349は、スルー通路380の一部を形成する。中央に配置されたチューブ部材349は、中央テレスコープ状部分350の中央ボアホール357の内側にあり、中央テレスコープ状部分は、中央チューブ部材349に対してシーリングを備える。
液体が第2接続322に加圧されて供給される場合に、この液体は、このように、開口332a及び開口381を経由して、チューブ部材349を通じて延在するスルー通路380に流れることができる。チューブ部材349は、好ましくは、チューブ部材の自由端上又は近くで、開口348aを有し、チューブ部材の自由端は、ピストンロッド351の空洞355と連絡する。好ましくはピストン部材352中又は近くに備えられた、横のボアホール356を経由して、液体はロッドサイドチャンバー346に流れる。液体は、同じ経路を経由してチャンバー346から流れ出ることができる。
図5a、bは、さらにまた、外側テレスコープ状部分330のヘッド333の近くに備えられた出口ダクト390を示す。ダクト390は、ヘッド333の窪み339を第2接続322に接続し、最も外側のテレスコープ状部分340の伸長中に、このヘッド333の密閉表面と第2ピストン部分342bが出口ダクト390を経由して、密閉的に相互作用する場合に、液体がその後、効果的に閉じた窪み339から脱出することができるようにする。窪み339に対して密閉する逆止め弁設備391は、より詳細に説明されるように、窪みに望ましくない流れが入ることを防ぐために設けられる。
テレスコープ状傾倒シリンダー320を伸長するために、少なくとも第1接続ポート及び好ましくはまた第2接続ポートが、加圧された液体を輸送するポンプポートに接続され、これにより、収縮した位置から、最初に中間テレスコープ状部分340と共に中央テレスコープ状部分350は、中間テレスコープ状部分がその最大伸長位置に到達するまで、伸長する。説明したように、前記伸長動作の最後部分の間に、第2ピストン部分342bが密閉的に窪み339に存在するように来た場合に、液体は、出口ダクト390を経由して、前記窪みから流出する。その後、中央テレスコープ状部分350は、また、チャンバー345に供給された液体により伸長し、横ボアホール356、空洞355、チューブ部材349及びダクト380を経由して、開口381を経由して第2接続322にチャンバー346から流出する。
テレスコープ状傾倒シリンダーを収縮するために、第2接続ポート322は、ポンプ1が操作される場合に加圧された液体を輸送するポンプポート2に接続され、第1接続ポート321はタンク3に接続される。その結果として、最初に中央テレスコープ状部分350は、その伸長された位置から中に押される。この場合、環状表面342cの寸法が、環状表面352aのものよりも小さいという事実が役立つ。中央テレスコープ状部分350は完全に収縮し、中間テレスコープ状部分が、動き始めて、そして、中央テレスコープ状部分とともに中に滑動する。
図5a、bにおいて、参照符号360は、例えば図1又は3を参照して説明されているように、様々な方法で構成されることができるロストモーション設備を示す。
ピストン部分342とヘッド333の階段状の実施形態の代わりに、他の実施形態がまた同じ効果をもたらすことは当業者には明らかである。例えば、外側及び内側環状表面342c、342dは、それらの間のヘッド333に向かって突出する密閉リングを備えた共通の平面にあることができ、その場合にはヘッド333は、窪み339を有さないが、ピストン部分342に向かって曲げられたその側上では平坦である。この密閉リングに限れば、密閉リングは、例えば、相対的に大きな程度に圧縮されることができる弾性体の種類のものであり、そして密閉的にヘッド333に対して置かれており、階段状のピストン部分及びヘッドの間と同じ密閉作用が作り出される。また、そのようなピストン部分中の密閉リングは、軸方向に移動可能なように配置されている弾性密閉リングでありえ、外側中間テレスコープ状部分が完全に収縮した位置から伸長されるときにそれは一時的に前記ロッドサイドチャンバー中の内側及び外側領域の間に密閉をもたらす。
開口322a及び381は、相互作用する密閉表面の他の側に配置されることもできることは、当業者には明らかである。
図7に図示された変形例は、最も外側の中間テレスコープ状部分340を有するだけでなく、さらに内側に配置されたテレスコープ状部分400を有する。もし、望めば、幾つかのテレスコープ状部分400が備えられることができるが、実際には単一のテレスコープ状部分400がしばしば有利である。
中間テレスコープ状部分400は、底からそれぞれのテレスコープ状部分のヘッドに向かった方向に延在する中央チューブ部材401を備える。さらに、中央ボアホール402は、底に配置され、これにより、周りのテレスコープ状部分340のチューブ部材349は、中央チューブ部材401中のこの中央ボアホール402を通じて伸びる。
テレスコープ状部分400において、そして幾つかの中間テレスコープ状部分がある場合には、各中間テレスコープ状部分において、最も外側の中間テレスコープ状部分を除いて、さらに通路403が存在し、通路403は、一端が、周りのテレスコープ状部分の環状ロッドサイドチャンバー404の近くで終端し、そして、他端が、それぞれの中間テレスコープ状部分400の内側上の開口で終端する。その開口は、そこに配置されるテレスコープ状部分350の収縮した位置において、それぞれの開口が、開口が備えられるそれぞれの中間テレスコープ状部分の環状ロッドサイドチャンバー346と直接連絡し、そして、そこに置かれたテレスコープ状部分350の少なくとも部分的に伸長した位置において、開口が備えられたそれぞれの中間テレスコープ状部分のボトムサイドチャンバー347と連絡をとるように、配置される。
図7のこの説明を参照すると、図5a、b及び6を参照して説明した実施形態と同様な方法で、この実施形態が働くことを当業者は理解できる。
1 ポンプ
2 ポンプポート
3 タンク
6 圧力制限弁
9,9’’ 制御弁
10 ユニット
11 第1取付手段
12 第2取付手段
20 液圧傾倒シリンダー
21 第1接続ポート
22 第2接続ポート
30 外側テレスコープ状部分
31 シリンダーチューブ
32 底
33 ヘッド
35,35’’ ボトムサイドチャンバー
36 ピストンロッドサイドチャンバー
39 ロストモーションバイパス
40,40’’ 中間テレスコープ状部分
41 シリンダーチューブ
42 ピストン部分
43 底
44 ヘッド
45,45’’ ボトムサイドチャンバー
46 環状ロッドサイドチャンバー
48,48’’ 開放通路
49 スルー通路
50 中央テレスコープ状部分
51 ピストンロッド
52 ピストン部分
60 圧力作動逆止め弁
70 可撓ホース
80 ロストモーション接続
81,82,83 液圧弁
100 3ステージ傾倒シリンダー
200 傾倒シリンダー
320 液圧傾倒シリンダー
321 第1接続ポート
322 第2接続ポート
322 底
322a 開口
330 外側テレスコープ状部分
331 シリンダーチューブ
333 ヘッド
335 ボトムサイドチャンバー
336 環状ロッドサイドチャンバー
339 窪み
340 単一の中間テレスコープ状部分
341 シリンダーチューブ
342 ピストン部分
342a 第1ピストン部分
342b 第2ピストン部分
342c 外側環状表面
342d 内側環状表面
342e 密閉リング
343 底
344 ヘッド
346 ロッドサイドチャンバー
348 開口通路
348a 開口
349 チューブ部材
350 中央テレスコープ状部分
351 ピストンロッド
352 ピストン部分
352a 環状表面
355 空洞
356 ボアホール
357 中央ボアホール
360 ロストモーション設備
380 スルー通路,ダクト
381 開口
390 外側ダクト
391 逆止め弁設備
400 テレスコープ状部分
401 中央チューブ部材
402 中央ボアホール
403 通路
404 環状ロッドサイドチャンバー

Claims (15)

  1. 可傾運転台、シャシー及び運転台をシャシーに接続するピボット手段を備えた車両のための車両運転台傾倒装置であって、運転台は運転位置及び前方に傾倒した位置の間でシャシーに対して角度を有して傾倒されることができ、該傾倒装置は、
    −加圧された液圧流体を輸送するための少なくとも1つのポンプポートを有するポンプ(1)、
    −液圧流体のためのタンク(3)、
    −運転台を傾倒するための液圧傾倒シリンダー(20;100;200)であって、該傾倒シリンダーが第1及び第2接続ポート(21,22,21’’,22’’)を有する傾倒シリンダー(20;100;200)を備え、
    前記傾倒シリンダー(20;100;200)は、外側テレスコープ状部分(30;30’’)、少なくとも1つの中間テレスコープ状部分(40;40,40’,40’’)、及び中央テレスコープ状部分(50;50’’)を備えたマルチステージテレスコープ状液圧傾倒シリンダーであり、各中間テレスコープ状部分及び中央テレスコープ状部分は互いに及び外側テレスコープ状部分に対して移動可能であり、
    ここで、外側テレスコープ状部分は、軸端部で底(32)を備え他の軸端部でボアホールを備えたヘッド(33)を備えるシリンダーチューブ(31;31’’)を有し、
    ここで、各中間テレスコープ状部分(40;40,40’;40’’)は、周りのテレスコープ状部分のシリンダーチューブ(31;31’’)に配置され、ピストンロッドとしてシリンダーチューブ(41)を備え且つピストン部分(42)を備え、ここで中間テレスコープ状部分は、軸端部で底(43)と、他の軸端部でボアホールを備えたヘッド(44)を有することにより、中間テレスコープ状部分のピストンロッドは、周りのテレスコープ状部分(30;40)のヘッド中のボアホールを通じて伸び、ピストン部分(43)は、周りのシリンダーチューブ中のボトムサイドチャンバー(35;35’’)及び環状ロッドサイドチャンバー(36;36’’)の境界を定めるようにし、
    中央テレスコープ状部分(50;50’’)はピストンロッド(51;51’’)及びピストン部分(52;52’’)を有し、これによりピストンロッド(51;51’’)は周りの中間テレスコープ状部分(40;40’;40’’)のヘッド中のボアホールを通じて伸び、且つ、ピストン部分が周りの中間テレスコープ状部分の管状ピストンロッド中のボトムサイドチャンバー(45;45’’)と環状ロッドサイドチャンバー(46;46’’)の境界を定めるようにし、
    ここで、第1接続ポート(21;21’’)は、テレスコープ状シリンダーの各位置において、外側テレスコープ状部分(30;30’’)のボトムサイドチャンバー(35;35’’)と直接連絡をとるような方法で備えられ、
    ここで、第2接続ポート(22;22’’)は、テレスコープ状シリンダーの各位置において、中央テレスコープ状部分を直接的に囲む外側テレスコープ状部分(40;40’;40’’)の管状ピストンロッドのロッドサイドチャンバー(46;46’’)と直接連絡をとるような方法で備えられ、
    ここで、さらに通路(48;48’’)は、各中間テレスコープ状部分の底(43;43’’)にあり、その通路は、テレスコープ状傾倒シリンダーの各位置において、それぞれの中間テレスコープ状部分のボトムサイドチャンバー(45;45’’)と周りのテレスコープ状部分のボトムサイドチャンバー(35;35’’)の間で延在し、
    ここで、さらにスルー通路(49;49’’)は、各中間テレスコープ状部分(40;40’;40’’)にあり、各中間テレスコープ状部分(40;40’;40’’)は、その一端が周りのテレスコープ状部分中の環状ロッドサイドチャンバー(46;46’’)で終端し、その他端がそれぞれの中間テレスコープ状部分(40;40’;40’’)の内側上の開口で終端し、その開口は、内側に配置されたテレスコープ状部分(50;40’,50)の収縮した位置において、それぞれの開口は、該開口が備えられるそれぞれの中間テレスコープ状部分中の環状ロッドサイドチャンバーと直接連絡をし、内側に配置されたテレスコープ状部分の少なくとも部分的に伸長された位置で、該開口が備えられるそれぞれの中間テレスコープ状部分中のボトムサイドチャンバーと連絡するような方法で配置され、
    ここで、テレスコープ状傾倒シリンダーを伸長させるために、少なくとも第1接続ポート及び好ましくはまた第2接続ポートがポンプポート(2)に接続され、これにより、収縮した位置から、1以上の中間テレスコープ状部分(40;40,40’;40’’)と共に中央テレスコープ状部分(50;50’’)が最初に最も外側の中間テレスコープ状部分がその最大伸長位置に達するまで伸び、その後全ての残余のテレスコープ状部分が共に更に伸長し、その工程は中央テレスコープ状部分(50;50’’)がまた周りの中間テレスコープ状部分に対して最後に伸長されるまで繰り返され、
    ここで、テレスコープ状傾倒シリンダーを収縮させるために、第2接続ポートはポンプポート(2)に接続され、第1接続ポートがタンク(3)に接続され、これにより、伸長された位置から、中央テレスコープ状部分(50;50’’)は最初に、それらのピストン部分(52;52’’)がスルー通路(49;49’’)の開口を通過するまで収縮して、このようにしてピストンロッドサイドチャンバー(46;46’’)に接続され、そこに、第2接続ポートが周りのテレスコープ状部分のピストンロッドサイドチャンバー(36;36’’)に接続され、これにより、中央テレスコープ状部分と共に周りの中間テレスコープ状部分が次に収縮され、その工程は2つ以上の中間テレスコープ状部分がある場合に1以上の中間テレスコープ状部分及び中央テレスコープ状部分が完全に収縮するまで繰り返されることを特徴とする車両運転台傾倒装置。
  2. 中央テレスコープ状部分(50;50’’)のピストンロッドが中空でないことを特徴とする請求項1に記載の車両運転台傾倒装置。
  3. 第2接続ポートが、中央テレスコープ状部分上、好ましくはそれらの自由端の近くで配置され、ダクトは第2接続ポートから中央テレスコープ状部分を通じて延在し、周りの中間テレスコープ状部分のロッドサイドチャンバーに開口することを特徴とする請求項1に記載の車両運転台傾倒装置。
  4. 可傾運転台、シャシー及び運転台をシャシーに接続するピボット手段を備えた車両のための車両運転台傾倒装置であって、運転台は運転位置及び前方に傾倒した位置の間でシャシーに対して角度を有して傾倒されることができ、該傾倒装置は、
    −加圧された液圧流体を輸送するための少なくとも1つのポンプポートを有するポンプ(1)、
    −液圧流体のためのタンク(3)、
    −運転台を傾倒するための液圧傾倒シリンダー(320)であって、該傾倒シリンダーが第1及び第2接続ポート(321,322)を有する傾倒シリンダー(320)を備え、
    前記傾倒シリンダー(320)は、外側テレスコープ状部分(330)、少なくとも1つの中間テレスコープ状部分(340;340,400)、及び中央テレスコープ状部分(350)を備えたマルチステージテレスコープ状液圧傾倒シリンダーであり、各中間テレスコープ状部分及び中央テレスコープ状部分は互いに及び外側テレスコープ状部分に対して移動可能であり、
    ここで、外側テレスコープ状部分は、軸端部で底(332)を備え他の軸端部でボアホールを備えたヘッド(333)を備えるシリンダーチューブ(331)を有し、
    ここで、各中間テレスコープ状部分(340)は、周りのテレスコープ状部分のシリンダーチューブ(331)に配置され、ピストンロッドとしてシリンダーチューブ(341)を備え且つピストン部分(342)を備え、ここで中間テレスコープ状部分は、軸端部で底(343)と、他の軸端部でボアホールを備えたヘッド(344)を有することにより、中間テレスコープ状部分のピストンロッドは、周りのテレスコープ状部分(330)のヘッド中のボアホールを通じて伸長し、ピストン部分(342)は、周りのシリンダーチューブ中のボトムサイドチャンバー(335)及び環状ロッドサイドチャンバー(336)の境界を定めるようにし、
    中央テレスコープ状部分(350)はピストンロッド(351)及びピストン部分(352)を有し、これによりピストンロッド(351)は周りの中間テレスコープ状部分(340)のヘッド中のボアホールを通じて伸び、且つ、ピストン部分が周りの中間テレスコープ状部分の管状ピストンロッド中のボトムサイドチャンバー(345)と環状ロッドサイドチャンバー(346)の境界を定めるようにし、
    ここで、第1接続ポート(321)は、最も外側のテレスコープ状部分の底の近くに備えられ、該傾倒シリンダーは、この第1接続ポートが、傾倒シリンダーの各位置において、外側テレスコープ状部分(330)のボトムサイドチャンバー(335)と直接連絡をとるような方法で備えられ、
    ここで、第2接続ポート(322)は、最も外側のテレスコープ状部分(330)の近くに備えられ、
    ここで、さらに通路(348)は、各中間テレスコープ状部分の底(343)にあり、その通路は、傾倒シリンダーの各位置において、それぞれの中間テレスコープ状部分のボトムサイドチャンバー(345)と周りのテレスコープ状部分のボトムサイドチャンバー(335)の間で延在し、
    ここで、ロッドサイドチャンバー(336)の横側上の、最も外側の中間テレスコープ状部分(340)のピストン部分(342)は、軸方向に液圧が作用することができる外側環状表面(342c)及び内側環状表面(342c)を有し、その環状表面(342c、342d)の間で、ピストン部分(342)が密閉表面を有し、
    ここで、外側テレスコープ状部分(330)のヘッド(333)は、最も外側の中間テレスコープ状部分(340)の完全に伸長された位置で、そのテレスコープ状部分(340)のピストン部分(342)の密閉表面を密閉的に相互作用する密閉表面を有し、
    ここで、最も外側のテレスコープ状部分(340)は、スルー通路(380)を備え、スルー通路(380)は、その一端が、ロッドサイドチャンバー(336)の横側上に、それらのピストン部分(34)中の開口(381)を有し、他端が、中央テレスコープ状部分(350)辺りに直接的に配置されるその中間テレスコープ状部分(340)の管状ピストンロッド(341)中の環状ロッドサイドチャンバー(346)で終端し、
    ここで、第2接続は、外側テレスコープ状部分(330)中のロッドサイドチャンバー(336)で開口を有し、
    ここで、第2接続の開口(322a)及びスルー通路(380)の開口(381)は、最も外側の中間テレスコープ状部分がその十分に伸長した位置にある場合でさえ、開口(322a、381)は互いに連絡をとるように配置され、これにより、この十分に伸長された位置において、第2接続(322)を経由して輸送された液圧流体は、ピストン部分(342)とヘッド(333)の密閉表面が密閉的に相互作用して前記スルー通路(380)を経由して中央テレスコープ状部分(350)を囲むロッドサイドチャンバー(346)に流れ込む限り、ピストン部分(342)の環状表面(342c、342d)の1つのみに作用し、
    ここで、幾つかの中間伸長部分(340、400)が存在する場合に、各中間伸長部分において、最も外側の中間テレスコープ状部分(340)を除いて、さらに通路(403)が存在し、通路(403)は、その一端が、周りのテレスコープ状部分中の環状ロッドサイドチャンバー(404)の近くで終端し、他端が、それぞれの中間テレスコープ状部分(400)の内側上の開口で終端し、そこに配置されたテレスコープ状部分(350)の縮んだ位置において、それぞれの開口は、開口が備えられるそれぞれの中間テレスコープ状部分中の環状ロッドサイドチャンバー(346)と直接連絡するように、且つ、その中に配置されたテレスコープ状部分(350)の少なくとも部分的に伸長された位置において、開口が備えられるそれぞれの中間テレスコープ状部分を備えたボトムサイドチャンバー(347)と連絡するように開口が配置され、
    ここで、テレスコープ状傾倒シリンダー(320)を伸長させるために、少なくとも第1接続ポート(321)及び好ましくはまた第2接続ポート(322)がポンプポート(2)に接続され、これにより、収縮した位置から、1以上の中間テレスコープ状部分(340;340,400)と共に中央テレスコープ状部分(350)が最初に最も外側の中間テレスコープ状部分(340)がその最大伸長位置に達するまで伸長し、その後全ての残余のテレスコープ状部分が共に更に伸長し、その工程は中央テレスコープ状部分(350)がまた周りの中間テレスコープ状部分に対して最後に伸長されるまで繰り返され、
    ここで、テレスコープ状傾倒シリンダーを収縮させるために、第2接続ポート(322)はポンプポート(2)に接続され、第1接続ポートがタンク(3)に接続され、これにより、伸長された位置から、中央テレスコープ状部分(350)が最初に、続いて中央テレスコープ状部分と共に周りの中間テレスコープ状部分が次に収縮し、その工程は2つ以上の中間テレスコープ状部分がある場合に1以上の中間テレスコープ状部分及び中央テレスコープ状部分が完全に収縮するまで繰り返されることを特徴とする車両運転台傾倒装置。
  5. 最も外側の中間テレスコープ状部分(340)のピストン部分(342)は、外側テレスコープ状部分(330)のシリンダーチューブ(331)と密閉的に相互作用する第1ピストン部分(342a)と、外側のテレスコープ状部分のロッドサイドチャンバー(336)の横側で第1ピストン部分(342a)よりも小さな直径を有する第2ピストン部分(342b)とを備えた階段状の構成のものであり、これにより、第1ピストン部分(342a)が外側環状表面(342c)を形成し、第2ピストン部分(342b)が内側環状表面(342d)を形成し、
    ここで、外側テレスコープ状部分(330)のヘッド(333)がまた階段状の構成であり、中間テレスコープ状部分(340)の第2ピストン部分(342b)に適合する窪み(339)を形成し、その窪み(339)及び第2ピストン部分(342b)が相互作用する密閉表面(342e、339a)を有することを特徴とする請求項4に記載の車両運転台傾倒装置。
  6. 第2接続(322)を経由して供給される液圧流体が、最も外側の中間テレスコープ状部分(340)の完全に伸長された位置に作用する環状表面(342c)の寸法が、周りのロッドサイドチャンバー(346)の横側上の中央テレスコープ状部分(350)のピストン部分(352)の環状表面(352a)のものよりも小さいことを特徴とする請求項4又は5に記載の車両運転台傾倒装置。
  7. 最も外側の中間テレスコープ状部分(340)のピストン部分(342)の開口(381)と、第2接続の開口(322a)は、最も外側の中間テレスコープ状部分(34)の十分に伸ばされた位置において、第2接続(322)を経由して供給された液圧流体のみが、ピストン部分(342)及びヘッド(333)の密閉表面が密閉的に相互作用する場合に限りにおいて、ピストン部分(342)の外側環状表面(342c)に作用するように、配置されることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置。
  8. 出口ダクト(390)は、ヘッド(333)の窪み(339)を第2接続(332)に接続する外側のテレスコープ状部分のヘッド(333)で備えられ、これにより最も外側の中間テレスコープ状部分(340)の伸長中に、このヘッド(333)と第2ピストン部分(342b)の密閉表面が出口ダクト(390)を経由して来て密閉的に相互作用するときに、液体が窪み(339)から脱出することができることを特徴とする請求項5又は7に記載の車両運転台傾倒装置。
  9. 中央テレスコープ状部分(350)は、横断ボアホール(356)を経由して周りのロッドサイドチャンバー(346)と連絡する内部空洞(355)を有し、中央テレスコープ状部分の底が中央ボアホール(357)を有し、
    ここで、最も外側の中間テレスコープ状部分(340)が、底(343)からテレスコープ状部分(340)のヘッドに向かった方向に延在し中央に配置されるチューブ部材(349)を備え、
    ここで、中央に配置された中部部材(349)は最も外側のテレスコープ状部分(340)のスルー通路(380)の一部を形成し、
    ここで、単一の中間テレスコープ状部分(340)が存在する場合、該中央に配置されたチューブ(349)が中央テレスコープ状部分(350)の中央ボアホール(358)を通じて延在し、
    そして、ここで、幾つかの中間テレスコープ状部分が存在する場合に、さらに内側に配置された中間テレスコープ状部分(440)は、底からそれぞれのテレスコープ状部分(400)のヘッドに向かった方向に延在する中央チューブ部材(401)を備え、前記底に中央ボアホール(402)を備え、これにより、周りのテレスコープ状部分(340)のチューブ部材(349)は、中央チューブ部材(401)のこの中央ボアホール(402)を通じて延在することを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置。
  10. 各中間テレスコープ状部分の底に存在する通路(48;348)は、弁を有しない開放通路であり、この開放通路はスロットルとして選択的に設けられることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置。
  11. 通路(48’’)が、圧力差により操作され、1以上の弁を有する弁アセンブリ(101)を備え、その弁アセンブリが該通路により接続されたチャンバーの間のある圧力差以下で閉められ、前記圧力差、この場合、例えば1barよりも大きな圧力差で開放することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置。
  12. 外側テレスコープ状部分(30;30’’;340)がロストモーションバイパス(39;39’’;360)を備え、最も外側の中間テレスコープ状部分の軸方向運動のバイパスセクション、外側テレスコープ状部分のロッドサイドチャンバー及びボトムサイドチャンバーが互いに連絡することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置。
  13. 外側テレスコープ状部分が外側テレスコープ状部分を車両の運転台に取り付けるために構成された第1取付手段(12)を備え、中央テレスコープ状部分のピストンロッドが中央テレスコープ状部分のピストンロッドを車両のシャシーに取り付けるために構成された第2取付手段(12)を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置。
  14. さらにロストモーション接続(80)が外側テレスコープ状部分(30)のバイパス通路(38)と傾倒シリンダーの第1接続ポート(21)との間に備えられ、そのロストモーション接続が1以上の液圧弁(81,82,83)を備えることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置。
  15. 可傾運転台、シャシー及び運転台をシャシーに接続するピボット手段を備えた車両であって、運転台は運転位置及び前方に傾倒した位置の間でピボット手段により規定されるピボットについてシャシーに対して角度を有して傾倒されることができ、車両は請求項1から14のいずれかに記載の車両運転台傾倒装置を備えることを特徴とする車両。
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