JPH06104474B2 - 舶用推進装置 - Google Patents
舶用推進装置Info
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- JPH06104474B2 JPH06104474B2 JP60135838A JP13583885A JPH06104474B2 JP H06104474 B2 JPH06104474 B2 JP H06104474B2 JP 60135838 A JP60135838 A JP 60135838A JP 13583885 A JP13583885 A JP 13583885A JP H06104474 B2 JPH06104474 B2 JP H06104474B2
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Servomotors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、船外機の如き舶用推進装置に関し、特に水平
方向の横断軸の周囲の推進機の手動による傾斜運動のた
めの装置およびこの推進機を所定位置に固定するための
機構に関する。
方向の横断軸の周囲の推進機の手動による傾斜運動のた
めの装置およびこの推進機を所定位置に固定するための
機構に関する。
以下本文に参考のため引用される1975年2月4日発行の
Borstの米国特許第3,863,592号を参照されたい。また、
1983年9月13日発行の同第4,403,969号を参照された
い。
Borstの米国特許第3,863,592号を参照されたい。また、
1983年9月13日発行の同第4,403,969号を参照された
い。
本発明は、艇体に対し取付けられる支持ブラケットと、
推進機と、運転位置と揚上された非運転位置との間にお
いて水平方向の横断軸心の周囲で垂直面内での前記推進
機の傾斜運動を生じるように該推進機および前記支持ブ
ラケットを結合する装置と、前記支持ブラケットが艇体
に取付けられている時、前記軸心の周囲における前記推
進機の上方への手動による傾斜運動を容易にするための
伸縮自在なシリンダ・ピストン装置とからなる舶用推進
装置において、前記シリンダ・ピストン装置が、第1と
第2の端部を有するシリンダと、該シリンダ内で往復運
動を行うように前記シリンダ内に配置されたピストン
と、該ピストンに対して結合されて前記シリンダの前記
第2の端部から突出するピストン・ロッドと、前記推進
機の上方への傾斜運動に応答して前記シリンダ・ピスト
ン装置を伸長させ、かつ前記推進機の下方への傾斜運動
に応答して前記シリンダ・ピストン装置を引込めるよう
に、前記支持ブラケットと前記推進機に対して前記シリ
ンダ・ピストン装置を結合する装置とからなり、該結合
装置が前記支持ブラケットと前記推進機の一方に対し前
記シリンダの前記第1の端部を枢着する装置と、前記支
持ブラケットと前記推進機の他方に対し前記ピストン・
ロッドを枢着する装置とからなり、前記シリンダ・ピス
トン装置は更に、ハウジングと該ハウジング内に配置さ
れ変更可能な容積の気体室および前記シリンダに連通す
る変更可能な容積の流体室を画成する運動可能な壁面
と、前記シリンダおよび前記流体室に充填された予め定
めた量の圧縮不能な流体と、前記気体室に充填された大
気圧よりも高い圧力の気体と、前記シリンダの前記第1
および第2の端部に連通し、前記シリンダの前記両端部
間に単一の流体流路を提供する管路と、前記シリンダの
前記両端部間の流体の流れを選択的に阻止するため前記
管路に設けられた手動操作可能な弁装置とから成り、該
弁装置は、第1モードにおいては、前記シリンダの前記
第2端部から前記第1端部への流体の流れを阻止すると
ともに前記第1端部から前記第2端部への流体の流れを
許容し、第2モードにおいては、前記シリンダの前記第
1端部から前記第2端部への流体の流れを阻止するとと
もに前記第2端部から前記第1端部への流体の流れを許
容するよう作動可能であり、前記弁装置は、手動可能な
単一の作動装置と、前記管路に配置されて、前記シリン
ダの前記第1の端部から前記シリンダの前記第2の端部
に対する流体の流れを許容しかつ前記シリンダの前記第
2の端部から前記シリンダの前記第1の端部に対する流
体の流れを阻止する第1の逆止弁と、前記管路に配置さ
れて、前記シリンダの前記第2の端部から前記シリンダ
の前記第1の端部に対する流体の流れを許容しかつ前記
シリンダの前記第1の端部から前記シリンダの前記第2
の端部に対する流体の流れを阻止する第2の逆止弁と、
流体が前記弁装置を一方向に流れるように、前記第1の
逆止弁と前記第2の逆止弁の一方を、また前記弁装置を
反対方向に流れるように、前記第1の逆止弁と前記第2
の逆止弁の他方を交互に開口させる装置とからなり、該
前記第1の逆止弁と前記第2の逆止弁とを交互に開口さ
せる前記装置が、前記管路の前記第1の逆止弁と前記第
2の逆止弁との間に摺動自在に配置されたスプールと、
前記第1の逆止弁に隣接する第1の位置と前記第2の逆
止弁に隣接する第2の位置との間に前記スプールを運動
させるよう前記作動装置に該スプールを機械的に結合す
る装置と、前記スプール上にあってそれぞれ前記スプー
ルが前記第1の逆止弁に隣接する時前記第1の逆止弁を
開口し、また前記スプールが前記第2の逆止弁に隣接す
る時前記第2の逆止弁を開口するよう前記第1および第
2の逆止弁と協動する第1および第2の突起部とからな
り、前記スプールは、前記管路と協動して、前記管路内
の前記スプールに相対的な前記両逆止弁間の流体の流れ
を許容する前記単一の流体流路の一部を画成することを
特徴とする舶用推進装置を提供するものである。
推進機と、運転位置と揚上された非運転位置との間にお
いて水平方向の横断軸心の周囲で垂直面内での前記推進
機の傾斜運動を生じるように該推進機および前記支持ブ
ラケットを結合する装置と、前記支持ブラケットが艇体
に取付けられている時、前記軸心の周囲における前記推
進機の上方への手動による傾斜運動を容易にするための
伸縮自在なシリンダ・ピストン装置とからなる舶用推進
装置において、前記シリンダ・ピストン装置が、第1と
第2の端部を有するシリンダと、該シリンダ内で往復運
動を行うように前記シリンダ内に配置されたピストン
と、該ピストンに対して結合されて前記シリンダの前記
第2の端部から突出するピストン・ロッドと、前記推進
機の上方への傾斜運動に応答して前記シリンダ・ピスト
ン装置を伸長させ、かつ前記推進機の下方への傾斜運動
に応答して前記シリンダ・ピストン装置を引込めるよう
に、前記支持ブラケットと前記推進機に対して前記シリ
ンダ・ピストン装置を結合する装置とからなり、該結合
装置が前記支持ブラケットと前記推進機の一方に対し前
記シリンダの前記第1の端部を枢着する装置と、前記支
持ブラケットと前記推進機の他方に対し前記ピストン・
ロッドを枢着する装置とからなり、前記シリンダ・ピス
トン装置は更に、ハウジングと該ハウジング内に配置さ
れ変更可能な容積の気体室および前記シリンダに連通す
る変更可能な容積の流体室を画成する運動可能な壁面
と、前記シリンダおよび前記流体室に充填された予め定
めた量の圧縮不能な流体と、前記気体室に充填された大
気圧よりも高い圧力の気体と、前記シリンダの前記第1
および第2の端部に連通し、前記シリンダの前記両端部
間に単一の流体流路を提供する管路と、前記シリンダの
前記両端部間の流体の流れを選択的に阻止するため前記
管路に設けられた手動操作可能な弁装置とから成り、該
弁装置は、第1モードにおいては、前記シリンダの前記
第2端部から前記第1端部への流体の流れを阻止すると
ともに前記第1端部から前記第2端部への流体の流れを
許容し、第2モードにおいては、前記シリンダの前記第
1端部から前記第2端部への流体の流れを阻止するとと
もに前記第2端部から前記第1端部への流体の流れを許
容するよう作動可能であり、前記弁装置は、手動可能な
単一の作動装置と、前記管路に配置されて、前記シリン
ダの前記第1の端部から前記シリンダの前記第2の端部
に対する流体の流れを許容しかつ前記シリンダの前記第
2の端部から前記シリンダの前記第1の端部に対する流
体の流れを阻止する第1の逆止弁と、前記管路に配置さ
れて、前記シリンダの前記第2の端部から前記シリンダ
の前記第1の端部に対する流体の流れを許容しかつ前記
シリンダの前記第1の端部から前記シリンダの前記第2
の端部に対する流体の流れを阻止する第2の逆止弁と、
流体が前記弁装置を一方向に流れるように、前記第1の
逆止弁と前記第2の逆止弁の一方を、また前記弁装置を
反対方向に流れるように、前記第1の逆止弁と前記第2
の逆止弁の他方を交互に開口させる装置とからなり、該
前記第1の逆止弁と前記第2の逆止弁とを交互に開口さ
せる前記装置が、前記管路の前記第1の逆止弁と前記第
2の逆止弁との間に摺動自在に配置されたスプールと、
前記第1の逆止弁に隣接する第1の位置と前記第2の逆
止弁に隣接する第2の位置との間に前記スプールを運動
させるよう前記作動装置に該スプールを機械的に結合す
る装置と、前記スプール上にあってそれぞれ前記スプー
ルが前記第1の逆止弁に隣接する時前記第1の逆止弁を
開口し、また前記スプールが前記第2の逆止弁に隣接す
る時前記第2の逆止弁を開口するよう前記第1および第
2の逆止弁と協動する第1および第2の突起部とからな
り、前記スプールは、前記管路と協動して、前記管路内
の前記スプールに相対的な前記両逆止弁間の流体の流れ
を許容する前記単一の流体流路の一部を画成することを
特徴とする舶用推進装置を提供するものである。
本発明の舶用推進装置は、推進機の手動による傾斜運動
を容易にするためのシリンダ・ピストン装置が、目的の
方向の逆方向の傾斜運動を自動的にロックする逆止運動
性を有するとともに、シリンダ・ピストン装置の逆止運
動性の方向に関し正逆切換を制御する装置が、コンパク
トで簡単な構造のものとなり、製造コストが低減され
る。
を容易にするためのシリンダ・ピストン装置が、目的の
方向の逆方向の傾斜運動を自動的にロックする逆止運動
性を有するとともに、シリンダ・ピストン装置の逆止運
動性の方向に関し正逆切換を制御する装置が、コンパク
トで簡単な構造のものとなり、製造コストが低減され
る。
本発明を詳細に記述する前に、本発明は以下の記述およ
び図面に示された構造および構成要素の配置の細部にそ
の用途が限定されるものではないことを理解すべきであ
る。本発明は他の実施態様も可能であり、また色々な方
法で実施することができる。また、本文に用いた語句は
記述の目的のためであつて限定と見做すべきでないこと
を理解すべきである。
び図面に示された構造および構成要素の配置の細部にそ
の用途が限定されるものではないことを理解すべきであ
る。本発明は他の実施態様も可能であり、また色々な方
法で実施することができる。また、本文に用いた語句は
記述の目的のためであつて限定と見做すべきでないこと
を理解すべきである。
図面においては、本発明の諸特徴を実施した船外機10が
示されている。第1図において示されるように、船外機
10は、推進機18と旋回ブラケツト22を含む推進機組立体
14を含んでいる。この推進機18は、カウリング30内に密
閉された機関26と、駆動軸ハウジング38内に密閉されか
つ機関26とプロペラ42をプロペラ軸46を介して駆動作用
的に結合する駆動軸34とを含んでいる。推進機18は、こ
の推進機18の操舵制御のため略々垂直方向のキング・ピ
ン50の周囲で水平に旋回運動するように旋回ブラケツト
22に対して結合されている。推進機組立体14は、指示部
即ち横梁ブラケツト58によつて艇体の横梁54その他の支
持部材に対して固定されている。旋回ブラケツト22は、
垂直面内で共に旋回運動するように、即ち傾斜ピン62に
より提供される水平の横断軸心の周囲で前記推進機18お
よび旋回ブラケツト22の傾斜運動を生じるように横梁ブ
ラケツト58に対して結合されている。推進機組立体14
は、運転位置と揚上された非運転位置との間に傾斜ピン
62の周囲で運動可能である。
示されている。第1図において示されるように、船外機
10は、推進機18と旋回ブラケツト22を含む推進機組立体
14を含んでいる。この推進機18は、カウリング30内に密
閉された機関26と、駆動軸ハウジング38内に密閉されか
つ機関26とプロペラ42をプロペラ軸46を介して駆動作用
的に結合する駆動軸34とを含んでいる。推進機18は、こ
の推進機18の操舵制御のため略々垂直方向のキング・ピ
ン50の周囲で水平に旋回運動するように旋回ブラケツト
22に対して結合されている。推進機組立体14は、指示部
即ち横梁ブラケツト58によつて艇体の横梁54その他の支
持部材に対して固定されている。旋回ブラケツト22は、
垂直面内で共に旋回運動するように、即ち傾斜ピン62に
より提供される水平の横断軸心の周囲で前記推進機18お
よび旋回ブラケツト22の傾斜運動を生じるように横梁ブ
ラケツト58に対して結合されている。推進機組立体14
は、運転位置と揚上された非運転位置との間に傾斜ピン
62の周囲で運動可能である。
横梁ブラケツト58は、垂直方向に対して要求される1つ
の運動位置に推進機18を位置決めするため旋回ブラケツ
ト22により常に係合されるトリム調整ピン即ち推力ピン
70を選択的に収受するための一連の開口66を有する。
の運動位置に推進機18を位置決めするため旋回ブラケツ
ト22により常に係合されるトリム調整ピン即ち推力ピン
70を選択的に収受するための一連の開口66を有する。
第1図および第2図に示されるように、傾斜兼固定作用
組立体74が推進機18と横梁ブラケツト58の間に結合され
ている。この傾斜兼固定作用組立体74はアキユムレータ
78と、水平傾斜軸心の周囲で推進機18の上方への手動傾
斜運動を容易にするための伸縮自在なシリンダ/ピスト
ン装置82と、シリンダ/ピストン装置の伸縮運動を選択
的に阻止するための手動操作可能な弁および管路装置86
とを含んでいる。
組立体74が推進機18と横梁ブラケツト58の間に結合され
ている。この傾斜兼固定作用組立体74はアキユムレータ
78と、水平傾斜軸心の周囲で推進機18の上方への手動傾
斜運動を容易にするための伸縮自在なシリンダ/ピスト
ン装置82と、シリンダ/ピストン装置の伸縮運動を選択
的に阻止するための手動操作可能な弁および管路装置86
とを含んでいる。
第2図に示されるように、シリンダ/ピストン装置82
は、第1の端部94と第2の端部98を有する1つ以上のシ
リンダ90からなつている。第2図に示されるシリンダ90
は異なる結合された部品即ち部分から構成されるが、こ
のシリンダ90は本文における記述の目的のため一体の構
造として述べることにする。
は、第1の端部94と第2の端部98を有する1つ以上のシ
リンダ90からなつている。第2図に示されるシリンダ90
は異なる結合された部品即ち部分から構成されるが、こ
のシリンダ90は本文における記述の目的のため一体の構
造として述べることにする。
前記シリンダ/ピストン装置82はまた、内部で往復運動
するようにシリンダ90内に配置されたピストン102と、
このピストン102と結合されてシリンダ90の第2の端部9
8から延長するピストン・ロツド106とを含んでいる。シ
リンダ/ピストン装置82はまた、推進機18の上方への傾
斜運動に応答して前記シリンダ/ピストン装置82を延長
させ、かつ推進機18の下方への傾斜運動に応答してシリ
ンダ/ピストン装置82を収縮させるように、シリンダ/
ピストン装置82を横梁ブラケツト58と推進機18に対して
結合するための装置110を含んでいる。
するようにシリンダ90内に配置されたピストン102と、
このピストン102と結合されてシリンダ90の第2の端部9
8から延長するピストン・ロツド106とを含んでいる。シ
リンダ/ピストン装置82はまた、推進機18の上方への傾
斜運動に応答して前記シリンダ/ピストン装置82を延長
させ、かつ推進機18の下方への傾斜運動に応答してシリ
ンダ/ピストン装置82を収縮させるように、シリンダ/
ピストン装置82を横梁ブラケツト58と推進機18に対して
結合するための装置110を含んでいる。
更に、前記結合装置110は、前記シリンダ/ピストン装
置82の第1の端部94を横梁ブラケツト58と推進機18の一
方に枢着する支持用突起部114を含んでいる。更にま
た、本実施態様においては、前記支持用突起部114は横
梁ブラケツト58に対して結合されている。
置82の第1の端部94を横梁ブラケツト58と推進機18の一
方に枢着する支持用突起部114を含んでいる。更にま
た、本実施態様においては、前記支持用突起部114は横
梁ブラケツト58に対して結合されている。
ピストン・ロツド106を横梁ブラケツト58および推進機1
8の他方に対して枢着するためピストン・ロツド106の外
端部に取付けられているのは、別の支持用突起部126で
ある。更に、本実施態様においては、この支持用突起12
6は、シリンダ90が略々垂直となるように旋回ブラケツ
ト22に対して結合され、また支持用突起部126の中心点
と傾斜ピン62の枢着点との間のモーメント・アームは、
推進機18が傾斜運動の円弧に沿つて運動する時略々一定
の状態を維持する。
8の他方に対して枢着するためピストン・ロツド106の外
端部に取付けられているのは、別の支持用突起部126で
ある。更に、本実施態様においては、この支持用突起12
6は、シリンダ90が略々垂直となるように旋回ブラケツ
ト22に対して結合され、また支持用突起部126の中心点
と傾斜ピン62の枢着点との間のモーメント・アームは、
推進機18が傾斜運動の円弧に沿つて運動する時略々一定
の状態を維持する。
シリンダ90の第2の端部即ち上端部98は、ピストン・ロ
ツド106が摺動自在に貫通して延長する開口118を有す
る。この開口118には適当なパツキング即ち封止装置122
が設けられ、ピストン・ロツド106とシリンダ90の第2
の端部98との間の液密封止状態を確保するためピストン
・ロツド106を囲繞している。
ツド106が摺動自在に貫通して延長する開口118を有す
る。この開口118には適当なパツキング即ち封止装置122
が設けられ、ピストン・ロツド106とシリンダ90の第2
の端部98との間の液密封止状態を確保するためピストン
・ロツド106を囲繞している。
他の実施態様においては他の構造も使用可能であるが、
アキユムレータ78はシリンダ90に対して一体に結合され
ている。アキユムレータ78は、腔部を画成するハウジン
グ130と、このハウジング130内に配置されて前記腔部を
容積を変更し得るガス室138と容積を変更し得る流体室1
42と分割する運動可能な壁面134とからなつている。前
記アキユムレータ78はまた、可変容積の流体室142とシ
リンダ90の内部との間に流体の流通を許容する装置146
を含んでいる。
アキユムレータ78はシリンダ90に対して一体に結合され
ている。アキユムレータ78は、腔部を画成するハウジン
グ130と、このハウジング130内に配置されて前記腔部を
容積を変更し得るガス室138と容積を変更し得る流体室1
42と分割する運動可能な壁面134とからなつている。前
記アキユムレータ78はまた、可変容積の流体室142とシ
リンダ90の内部との間に流体の流通を許容する装置146
を含んでいる。
第2図に示されたハウジング130は異なる結合された部
品即ち部分からなつているが、このハウジング130は本
文の記述の目的のため一体構造として述べることにす
る。
品即ち部分からなつているが、このハウジング130は本
文の記述の目的のため一体構造として述べることにす
る。
更に、本実施態様においては、運動可能な壁面134は、
ハウジング130の一端部に対してその周部で固定された
可撓性に富む嚢体の形態を呈する。容積可変流体室142
とシリンダ90間の流体の流通を許容する装置146は、流
体室142とシリンダ90の第1の端部94との間に延長する
通路の形態を呈する。他の実施態様(図示せず)におい
ては、この流体通路146は、シリンダ90の第2の端部98
と連通できる。他の実施態様(図示せず)においては、
アキユムレータ78はまたシリンダ90から離れた位置に置
いてある管路を介してシリンダ90の一端部と結合するこ
とができ、あるいはアキユムレータのハウジング130は
シリンダ90の延長部(図示せず)としてもよい。
ハウジング130の一端部に対してその周部で固定された
可撓性に富む嚢体の形態を呈する。容積可変流体室142
とシリンダ90間の流体の流通を許容する装置146は、流
体室142とシリンダ90の第1の端部94との間に延長する
通路の形態を呈する。他の実施態様(図示せず)におい
ては、この流体通路146は、シリンダ90の第2の端部98
と連通できる。他の実施態様(図示せず)においては、
アキユムレータ78はまたシリンダ90から離れた位置に置
いてある管路を介してシリンダ90の一端部と結合するこ
とができ、あるいはアキユムレータのハウジング130は
シリンダ90の延長部(図示せず)としてもよい。
シリンダ90および容積可変流体室142を充填しているの
は、ある予め定めた量の油即ち作動流体の如き圧縮不能
な液体である。この圧縮不能な液体は、大気圧よりも高
い圧力を有し容積可変ガス室138を充填するガスにより
加圧される。運動可能な壁面134は、作動流体からこの
ガスを分離することにより圧縮不能な液体中のガスの拡
散を防止する。
は、ある予め定めた量の油即ち作動流体の如き圧縮不能
な液体である。この圧縮不能な液体は、大気圧よりも高
い圧力を有し容積可変ガス室138を充填するガスにより
加圧される。運動可能な壁面134は、作動流体からこの
ガスを分離することにより圧縮不能な液体中のガスの拡
散を防止する。
シリンダ90の両端部が連通状態にある時、ピストン102
の両端部に作用する圧力は略々等しい。この圧力が作用
するピストン102の有効表面積がピストン102の他の側よ
りもピストン102のピストン・ロツド側において小さい
ため、ピストン102上には正味の作用力が存在し、この
ためシリンダ/ピストン装置82を伸長させるよう作用す
る。
の両端部に作用する圧力は略々等しい。この圧力が作用
するピストン102の有効表面積がピストン102の他の側よ
りもピストン102のピストン・ロツド側において小さい
ため、ピストン102上には正味の作用力が存在し、この
ためシリンダ/ピストン装置82を伸長させるよう作用す
る。
ピストン・ロツド106がシリンダ90内の容積を占めるた
め、ピストン・ロツド106が伸長する時、シリンダ90内
で得られる容積が増加し、アキユムレータ78内のガス室
138を膨張させる。従つて、このため加圧された流体の
有効圧力を減少させる。その結果ピストン102の両側の
圧力差をじ、このためシリンダ/ピストン装置82の揚上
作用力を減少させる。この正味の作用力における減少量
は、参考のため本文に引用される1975年2月4日発行の
Borstの米国特許第3,863,592号において更に詳細に記載
される如き推進機組立体14を揚上するため必要な作用力
の減少量と対応している。
め、ピストン・ロツド106が伸長する時、シリンダ90内
で得られる容積が増加し、アキユムレータ78内のガス室
138を膨張させる。従つて、このため加圧された流体の
有効圧力を減少させる。その結果ピストン102の両側の
圧力差をじ、このためシリンダ/ピストン装置82の揚上
作用力を減少させる。この正味の作用力における減少量
は、参考のため本文に引用される1975年2月4日発行の
Borstの米国特許第3,863,592号において更に詳細に記載
される如き推進機組立体14を揚上するため必要な作用力
の減少量と対応している。
本発明の一実施態様によれば、ピストン102およびピス
トン・ロツド106の面積、流体の体積およびガスの圧力
および体積は、ピストン・ロツド106を伸長させるため
ピストン102に作用する正味の作用力が推進機組立体の
重量と略々均衡するため必要な作用力と整合されるよう
に均衡させられている。他の実施態様においては、ピス
トン102に作用してピストン・ロツド106を伸長させるこ
の正味の作用力は、推進機組立体14の重量と均衡するた
め必要な作用力よりも僅かに小さいかあるいは僅かに大
きくすることができる。従つて、ピストン102に作用し
てピストン・ロツド106を伸長させるよう選択された正
味の作用力に応じて、推進機組立体14は傾斜兼固定作用
組立体74により揚上位置へ自動的に揚上させるか、ある
いは推進機組立体14の重量により運転位置まで降下させ
るか、あるいはまた推進機組立体14をいずれかの方向に
運動させるため人手により加えられる小さな作用力を要
するようにすることができる。
トン・ロツド106の面積、流体の体積およびガスの圧力
および体積は、ピストン・ロツド106を伸長させるため
ピストン102に作用する正味の作用力が推進機組立体の
重量と略々均衡するため必要な作用力と整合されるよう
に均衡させられている。他の実施態様においては、ピス
トン102に作用してピストン・ロツド106を伸長させるこ
の正味の作用力は、推進機組立体14の重量と均衡するた
め必要な作用力よりも僅かに小さいかあるいは僅かに大
きくすることができる。従つて、ピストン102に作用し
てピストン・ロツド106を伸長させるよう選択された正
味の作用力に応じて、推進機組立体14は傾斜兼固定作用
組立体74により揚上位置へ自動的に揚上させるか、ある
いは推進機組立体14の重量により運転位置まで降下させ
るか、あるいはまた推進機組立体14をいずれかの方向に
運動させるため人手により加えられる小さな作用力を要
するようにすることができる。
手動で操作可能な弁および管路装置86は、シリンダ90の
第1の端部94とシリンダ90の第2の端部98との間で連通
する管路装置154と、この管路装置154における弁装置15
8とを含んでいる。更にまた、他の実施態様において他
の構造を用いることもできるが、手動操作可能な装置86
は、シリンダ90の第2の端部98からシリンダ90の第1の
端部94に対する流体の流れを阻止し、またシリンダ90の
第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98に対する流
体の流れを許容する第1の即ち航行モードと、シリンダ
90の第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98に対す
る流体の流れを阻止しシリンダ90の第2の端部98からシ
リンダ90の第1の端部94に対する流体の流れを許容する
第2の即ち揚上モードとの2つの作動モードを有する。
第1の端部94とシリンダ90の第2の端部98との間で連通
する管路装置154と、この管路装置154における弁装置15
8とを含んでいる。更にまた、他の実施態様において他
の構造を用いることもできるが、手動操作可能な装置86
は、シリンダ90の第2の端部98からシリンダ90の第1の
端部94に対する流体の流れを阻止し、またシリンダ90の
第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98に対する流
体の流れを許容する第1の即ち航行モードと、シリンダ
90の第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98に対す
る流体の流れを阻止しシリンダ90の第2の端部98からシ
リンダ90の第1の端部94に対する流体の流れを許容する
第2の即ち揚上モードとの2つの作動モードを有する。
他の実施態様においては他の構造もまた使用可能である
が、管路装置154は、シリンダ90に対して一体に結合さ
れたハウジング164を貫通して延長する管路162からな
る。この管路162は、それぞれ通路166および170によつ
てシリンダ90の第1の端部94およびシリンダ90の第2の
端部98と連通関係にある。
が、管路装置154は、シリンダ90に対して一体に結合さ
れたハウジング164を貫通して延長する管路162からな
る。この管路162は、それぞれ通路166および170によつ
てシリンダ90の第1の端部94およびシリンダ90の第2の
端部98と連通関係にある。
他の実施態様(図示せず)においては、ハウジング164
はシリンダ90から離れた位置に配置することができる。
第2図に示されるハウジング164は結合された異なる部
品即ち部分からなつているが、このハウジング164は本
文の記述の目的のため一体の構造として記述することに
する。
はシリンダ90から離れた位置に配置することができる。
第2図に示されるハウジング164は結合された異なる部
品即ち部分からなつているが、このハウジング164は本
文の記述の目的のため一体の構造として記述することに
する。
弁装置158は、管路162上にあつてシリンダ90の第1の端
部94からシリンダ90の第2の端部98に対する流体の流れ
を許容しかつシリンダ90の第2の端部98からシリンダ90
の第1の端部94に対する流体の流れを阻止する第1の常
閉逆止弁174を含んでいる。この弁装置158はまた、管路
162上にあつてシリンダ90の第2の端部98からシリンダ9
0の第1の端部94に対する流体の流れを許容しかつシリ
ンダ90の第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98に
対する流体の流れを阻止する第2の常閉逆止弁178も含
んでいる。前記弁装置158はまた、この弁装置および前
記第1の逆止弁174と第2の逆止弁178の一方において一
方向に流体が流れるように、また弁装置158および第1
の逆止弁174と第2の逆止弁178の他方において反対方向
に流体が流れるように交互に開口させるための手動操作
可能な装置182を含んでいる。
部94からシリンダ90の第2の端部98に対する流体の流れ
を許容しかつシリンダ90の第2の端部98からシリンダ90
の第1の端部94に対する流体の流れを阻止する第1の常
閉逆止弁174を含んでいる。この弁装置158はまた、管路
162上にあつてシリンダ90の第2の端部98からシリンダ9
0の第1の端部94に対する流体の流れを許容しかつシリ
ンダ90の第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98に
対する流体の流れを阻止する第2の常閉逆止弁178も含
んでいる。前記弁装置158はまた、この弁装置および前
記第1の逆止弁174と第2の逆止弁178の一方において一
方向に流体が流れるように、また弁装置158および第1
の逆止弁174と第2の逆止弁178の他方において反対方向
に流体が流れるように交互に開口させるための手動操作
可能な装置182を含んでいる。
第1と第2の一方向の逆止弁174,178はそれぞれ略々同
じ構造を有し、各々が一方向の逆止弁174,178間の管路
部分192に対する開口190と、シリンダ90の隣接端部に対
する各通路に対する開口194を含むハウジング164におけ
る腔部186を有する。2つの開口190,194間の腔部186内
には、ばね202により開口190,194を閉鎖するように偏倚
される運動可能な閉塞部材198が配置されている。ばね2
02の偏倚作用は、管路部分192から開口190に流れる流体
の流れは許容するが、シリンダ90の隣接端部から開口19
4内に流れる流体の流れは阻止するように選択される。
じ構造を有し、各々が一方向の逆止弁174,178間の管路
部分192に対する開口190と、シリンダ90の隣接端部に対
する各通路に対する開口194を含むハウジング164におけ
る腔部186を有する。2つの開口190,194間の腔部186内
には、ばね202により開口190,194を閉鎖するように偏倚
される運動可能な閉塞部材198が配置されている。ばね2
02の偏倚作用は、管路部分192から開口190に流れる流体
の流れは許容するが、シリンダ90の隣接端部から開口19
4内に流れる流体の流れは阻止するように選択される。
第1の一方向逆止弁174および第2の一方向逆止弁178の
一方を交互に開口するための手動操作可能な装置182
は、第1の逆止弁174と第2の逆止弁178間の管路部分19
2内に摺動自在に収受されるスプール206を含んでいる。
この手動操作可能な装置182はまた、スプール206内の通
路210の形態のスプールに対する流体の流れを許容する
ための装置と、第1の逆止弁174と隣接する第1の即ち
航行位置と、第2の逆止弁178に隣接する第2の即ち揚
上位置との間にスプール206を運動させるための手動操
作可能な作動装置214とを含んでいる。
一方を交互に開口するための手動操作可能な装置182
は、第1の逆止弁174と第2の逆止弁178間の管路部分19
2内に摺動自在に収受されるスプール206を含んでいる。
この手動操作可能な装置182はまた、スプール206内の通
路210の形態のスプールに対する流体の流れを許容する
ための装置と、第1の逆止弁174と隣接する第1の即ち
航行位置と、第2の逆止弁178に隣接する第2の即ち揚
上位置との間にスプール206を運動させるための手動操
作可能な作動装置214とを含んでいる。
スプール206を運動させる作動装置214は、ハウジング16
4内の内孔220に収受され、スプール206の環状溝226内に
収受される偏心部分222を含み、軸218が回転中スプール
206をある方向に運動させる軸218を含んでいる。第2図
および第3図に示されるように、偏心部分222は軸218の
端部におけるデイスク230上にあり、軸218はレバー234
によつて回転可能である。このレバー234はハウジング1
64の外側にあつて船外機のオペレータによつて接近可能
である。
4内の内孔220に収受され、スプール206の環状溝226内に
収受される偏心部分222を含み、軸218が回転中スプール
206をある方向に運動させる軸218を含んでいる。第2図
および第3図に示されるように、偏心部分222は軸218の
端部におけるデイスク230上にあり、軸218はレバー234
によつて回転可能である。このレバー234はハウジング1
64の外側にあつて船外機のオペレータによつて接近可能
である。
第3図に示されるように、スプール206を運動させるた
めの装置214はまた、第1の逆止弁174または第2の逆止
弁178のいずれか一方を開口させるため、軸218を保持し
またこれによりスプール206を航行位置または揚上位置
のいずれかに保持するためのデテント装置238を含んで
いる。更に、前記デテント装置238は、軸218のデイスク
部分230に隣接する腔部242と、この腔部242内に位置し
てばね250によつて軸218に対して偏倚させられる円形状
の部材246を含んでいる。前記デテント装置はまた、軸2
18のデイスク部分230において第1の凹部254と第2の凹
部256を有する。この第1の凹部254と第2の凹部256
は、軸218とスプール206がそれぞれ第1の即ち航行位置
および第2の即ち揚上位置にある時、それぞれ円形状の
部材246を部分的ならびに弾性的に収受する。
めの装置214はまた、第1の逆止弁174または第2の逆止
弁178のいずれか一方を開口させるため、軸218を保持し
またこれによりスプール206を航行位置または揚上位置
のいずれかに保持するためのデテント装置238を含んで
いる。更に、前記デテント装置238は、軸218のデイスク
部分230に隣接する腔部242と、この腔部242内に位置し
てばね250によつて軸218に対して偏倚させられる円形状
の部材246を含んでいる。前記デテント装置はまた、軸2
18のデイスク部分230において第1の凹部254と第2の凹
部256を有する。この第1の凹部254と第2の凹部256
は、軸218とスプール206がそれぞれ第1の即ち航行位置
および第2の即ち揚上位置にある時、それぞれ円形状の
部材246を部分的ならびに弾性的に収受する。
第2図に示されるように、軸218の周囲には、管路162か
らハウジング164の外側への軸218の周囲の流体の通過を
阻止するための適当な封止装置258が設けられている。
らハウジング164の外側への軸218の周囲の流体の通過を
阻止するための適当な封止装置258が設けられている。
第1の逆止弁174と第2の逆止弁178の一方を交互に開口
する装置182はまた、それぞれスプール206が第1の逆止
弁174に隣接する時は第1の逆止弁174を開口させ、また
スプール206が第2の逆止弁178に隣接する時は第2の逆
止弁178を開口させるための装置262をスプール206の端
部に有する。
する装置182はまた、それぞれスプール206が第1の逆止
弁174に隣接する時は第1の逆止弁174を開口させ、また
スプール206が第2の逆止弁178に隣接する時は第2の逆
止弁178を開口させるための装置262をスプール206の端
部に有する。
更に、突起装置262は、スプール206が第1の位置にある
時スプール206の一端部にあつて第1の逆止弁174の開口
190内に張出す第1の突起部266と、スプール206が第2
の位置にある時はスプール206の他端部にあつて第2の
逆止弁178の開口190内に張出す第2の突起部270とから
なつている。スプール206上の各突起部266,270は、腔部
186内の開口190の直径よりも小さい直径を有する。この
ため、突起部266,270は各々閉塞部材198を運動させ、こ
れにより各突起部の周囲でシリンダ90からスプール206
および管路部分192を介して流体が流れることを許容す
ることによつて、各逆止弁を開口させることができるの
である。
時スプール206の一端部にあつて第1の逆止弁174の開口
190内に張出す第1の突起部266と、スプール206が第2
の位置にある時はスプール206の他端部にあつて第2の
逆止弁178の開口190内に張出す第2の突起部270とから
なつている。スプール206上の各突起部266,270は、腔部
186内の開口190の直径よりも小さい直径を有する。この
ため、突起部266,270は各々閉塞部材198を運動させ、こ
れにより各突起部の周囲でシリンダ90からスプール206
および管路部分192を介して流体が流れることを許容す
ることによつて、各逆止弁を開口させることができるの
である。
別の実施態様(図示せず)においては、本発明のいくつ
かの特徴は、交互にシリンダ90の2つの端部間の連通状
態を許容しあるいはシリンダ90の2つの端部間の連通状
態を阻止する手動操作可能な弁を含む弁装置158によつ
て達成することができる。この実施態様における弁装置
158は、推進機組立体14のロツク、運動および再ロツク
のため開口し次いで閉鎖しなければならないが、推進機
組立体14はどの選択された傾斜位置においても流体圧作
用によりロツクされ、推力ピン70を排除することも可能
である。
かの特徴は、交互にシリンダ90の2つの端部間の連通状
態を許容しあるいはシリンダ90の2つの端部間の連通状
態を阻止する手動操作可能な弁を含む弁装置158によつ
て達成することができる。この実施態様における弁装置
158は、推進機組立体14のロツク、運動および再ロツク
のため開口し次いで閉鎖しなければならないが、推進機
組立体14はどの選択された傾斜位置においても流体圧作
用によりロツクされ、推力ピン70を排除することも可能
である。
図面に示された実施態様においては、傾斜兼固定作用組
立体74は下記のように作用する。レバー234がスプール2
06を第2の逆止弁178が流体を流れさせる開口位置にあ
る揚上位置に移動されると、流体はシリンダ90の第2の
端部98からシリンダ90の第1の端部94に対して自由に流
動する。これにより、推進機組立体14を運転位置から非
運転位置へ揚上することができるように、シリンダ/ピ
ストン装置82の伸長を可能にする。推進機組立体14が揚
上された非運転位置に達した後、レバー234が航行位置
へ動かされるまで推進機組立体14の降下は阻止される。
立体74は下記のように作用する。レバー234がスプール2
06を第2の逆止弁178が流体を流れさせる開口位置にあ
る揚上位置に移動されると、流体はシリンダ90の第2の
端部98からシリンダ90の第1の端部94に対して自由に流
動する。これにより、推進機組立体14を運転位置から非
運転位置へ揚上することができるように、シリンダ/ピ
ストン装置82の伸長を可能にする。推進機組立体14が揚
上された非運転位置に達した後、レバー234が航行位置
へ動かされるまで推進機組立体14の降下は阻止される。
レバー234がスプール206を第1の逆止弁174が流体が流
れるよう開口される航行位置に移動すると、流体はシリ
ンダ90の第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98へ
向つて自由に流れる。このため、推進機組立体14を非運
転位置から推力ピン70に隣接する運転位置まで降下させ
ることができるようにシリンダ/ピストン装置82を引込
めることを可能にする。推進機組立体14が運転位置に達
した後、通常の運転条件における推進機組立体14の揚上
操作は、レバー234が揚上位置まで動かされるまで阻止
される。
れるよう開口される航行位置に移動すると、流体はシリ
ンダ90の第1の端部94からシリンダ90の第2の端部98へ
向つて自由に流れる。このため、推進機組立体14を非運
転位置から推力ピン70に隣接する運転位置まで降下させ
ることができるようにシリンダ/ピストン装置82を引込
めることを可能にする。推進機組立体14が運転位置に達
した後、通常の運転条件における推進機組立体14の揚上
操作は、レバー234が揚上位置まで動かされるまで阻止
される。
運転位置における推進機組立体14が水面下の障害物に当
つた時の推進機組立体14に対する大きな衝撃荷重を吸収
するために、推進機組立体14が迅速に傾斜して水面下の
障害物から外れることができるように、シリンダ90の第
2の端部98からシリンダ90の第1の端部94への流体のバ
イパス流を選択的に許容する装置274が設けられる。色
々な構成を用いることができるが、例示した構造におい
ては、このような装置274は、ピストン102を軸方向に貫
通するバイパス弁オリフイス278と、ボール弁284に対す
る座を形成するバイパス・オリフイス278内の肩部282
と、この肩部282に対してボール弁284を押圧する逃しば
ね286を含む逃し弁の形態を呈する。この逃し弁274は、
ピストン102の両側における圧力差が異常に大きな衝撃
荷重に対応する予め定めたレベルを越える時、シリンダ
90の第2の端部98からシリンダ90の第1の端部94に対す
る流体の流れを許容するため開口する。シリンダ/ピス
トン装置82が延長して水面下の障害物と当つた後、レバ
ー234を動かすことなく推進機組立体14を運転位置まで
降下させることができるが、これはスプール206が第1
の即ち運転位置にあるためである。
つた時の推進機組立体14に対する大きな衝撃荷重を吸収
するために、推進機組立体14が迅速に傾斜して水面下の
障害物から外れることができるように、シリンダ90の第
2の端部98からシリンダ90の第1の端部94への流体のバ
イパス流を選択的に許容する装置274が設けられる。色
々な構成を用いることができるが、例示した構造におい
ては、このような装置274は、ピストン102を軸方向に貫
通するバイパス弁オリフイス278と、ボール弁284に対す
る座を形成するバイパス・オリフイス278内の肩部282
と、この肩部282に対してボール弁284を押圧する逃しば
ね286を含む逃し弁の形態を呈する。この逃し弁274は、
ピストン102の両側における圧力差が異常に大きな衝撃
荷重に対応する予め定めたレベルを越える時、シリンダ
90の第2の端部98からシリンダ90の第1の端部94に対す
る流体の流れを許容するため開口する。シリンダ/ピス
トン装置82が延長して水面下の障害物と当つた後、レバ
ー234を動かすことなく推進機組立体14を運転位置まで
降下させることができるが、これはスプール206が第1
の即ち運転位置にあるためである。
本発明の少なくともいくつかの長所は、傾斜兼固定作用
組立体74が運動可能な壁面134を含まなくても得ること
ができる。もし運動可能な壁面134が存在しなければ、
ガスが圧縮不能な液体中で散逸し得る。もしガスがシリ
ンダ90の両端部における圧縮不能な液体中に存在するな
らば、シリンダ90の端部が連通状態になくとも、ピスト
ン102はシリンダ90におけるある程度の軸方向運動が可
能である。
組立体74が運動可能な壁面134を含まなくても得ること
ができる。もし運動可能な壁面134が存在しなければ、
ガスが圧縮不能な液体中で散逸し得る。もしガスがシリ
ンダ90の両端部における圧縮不能な液体中に存在するな
らば、シリンダ90の端部が連通状態になくとも、ピスト
ン102はシリンダ90におけるある程度の軸方向運動が可
能である。
本発明の諸特徴は、頭書の特許請求の範囲に記載されて
いる。
いる。
第1図は本発明の諸特徴を実施した船外機を示す部分立
面図、第2図は第1図の線2−2に関する拡大断面図、
および第3図は第2図における線3−3に関する部分断
面図である。 10……船外機、14……推進機組立体、18……推進機、22
……旋回ブラケツト、26……機関、30……カウリング、
34……駆動軸、38……駆動軸ハウジング、42……プロペ
ラ、46……プロペラ軸、50……キング・ピン、54……横
梁、58……横梁ブラケツト、62……傾斜ピン、66……開
口、70……推力ピン、74……傾斜兼固定作用組立体、78
……アキユムレータ、82……シリンダ/ピストン装置、
86……弁兼管路装置、90……シリンダ、94……第1の端
部、98……第2の端部、102……ピストン、106……ピス
トン・ロツド、110……結合装置、114……支持用突起
部、118……開口、122……封止装置、126……支持用突
起部、130……ハウジング、134……運動可能な壁面、13
8……ガス室、142……流体室、146……通路、154……管
路装置、158……弁装置、162……管路、164……ハウジ
ング、166……通路、170……通路、174……第1の常閉
逆止弁、178……第2の常閉逆止弁、182……手動開口装
置、186……腔部、190……開口、192……管路部分、194
……開口、198……閉塞部材、202……ばね、206……ス
プール、210……通路、214……作動装置、218……軸、2
20……内孔、222……偏心部分、226……環状溝、230…
…デイスク、234……レバー、238……デテント装置、24
2……腔部、246……円形状の部材、250……ばね、254…
…第1の凹部、256……第2の凹部、258……封止装置、
262……突起装置、266,270……突起部、274……逃し
弁、278……バイパス弁オリフイス、284……ボール弁、
286……逃しばね。
面図、第2図は第1図の線2−2に関する拡大断面図、
および第3図は第2図における線3−3に関する部分断
面図である。 10……船外機、14……推進機組立体、18……推進機、22
……旋回ブラケツト、26……機関、30……カウリング、
34……駆動軸、38……駆動軸ハウジング、42……プロペ
ラ、46……プロペラ軸、50……キング・ピン、54……横
梁、58……横梁ブラケツト、62……傾斜ピン、66……開
口、70……推力ピン、74……傾斜兼固定作用組立体、78
……アキユムレータ、82……シリンダ/ピストン装置、
86……弁兼管路装置、90……シリンダ、94……第1の端
部、98……第2の端部、102……ピストン、106……ピス
トン・ロツド、110……結合装置、114……支持用突起
部、118……開口、122……封止装置、126……支持用突
起部、130……ハウジング、134……運動可能な壁面、13
8……ガス室、142……流体室、146……通路、154……管
路装置、158……弁装置、162……管路、164……ハウジ
ング、166……通路、170……通路、174……第1の常閉
逆止弁、178……第2の常閉逆止弁、182……手動開口装
置、186……腔部、190……開口、192……管路部分、194
……開口、198……閉塞部材、202……ばね、206……ス
プール、210……通路、214……作動装置、218……軸、2
20……内孔、222……偏心部分、226……環状溝、230…
…デイスク、234……レバー、238……デテント装置、24
2……腔部、246……円形状の部材、250……ばね、254…
…第1の凹部、256……第2の凹部、258……封止装置、
262……突起装置、266,270……突起部、274……逃し
弁、278……バイパス弁オリフイス、284……ボール弁、
286……逃しばね。
Claims (2)
- 【請求項1】艇体に対し取付けられる支持ブラケット
と、推進機と、運転位置と揚上された非運転位置との間
において水平方向の横断軸心の周囲で垂直面内での前記
推進機の傾斜運動を生じるように該推進機および前記支
持ブラケットを結合する装置と、前記支持ブラケットが
艇体に取付けられている時、前記軸心の周囲における前
記推進機の上方への手動による傾斜運動を容易にするた
めの伸縮自在なシリンダ・ピストン装置とからなる舶用
推進装置において、前記シリンダ・ピストン装置が、第
1と第2の端部を有するシリンダと、該シリンダ内で往
復運動を行うように前記シリンダ内に配置されたピスト
ンと、該ピストンに対して結合されて前記シリンダの前
記第2の端部から突出するピストン・ロッドと、前記推
進機の上方への傾斜運動に応答して前記シリンダ・ピス
トン装置を伸長させ、かつ前記推進機の下方への傾斜運
動に応答して前記シリンダ・ピストン装置を引込めるよ
うに、前記支持ブラケットと前記推進機に対して前記シ
リンダ・ピストン装置を結合する装置とからなり、該結
合装置が前記支持ブラケットと前記推進機の一方に対し
前記シリンダの前記第1の端部を枢着する装置と、前記
支持ブラケットと前記推進機の他方に対し前記ピストン
・ロッドを枢着する装置とからなり、前記シリンダ・ピ
ストン装置は更に、ハウジングと該ハウジング内に配置
され変更可能な容積の気体室および前記シリンダに連通
する変更可能な容積の流体室を画成する運動可能な壁面
と、前記シリンダおよび前記流体室に充填された予め定
めた量の圧縮不能な流体と、前記気体室に充填された大
気圧よりも高い圧力の気体と、前記シリンダの前記第1
および第2の端部に連通し、前記シリンダの前記両端部
間に単一の流体流路を提供する管路と、前記シリンダの
前記両端部間の流体の流れを選択的に阻止するため前記
管路に設けられた手動操作可能な弁装置とから成り、該
弁装置は、第1モードにおいては、前記シリンダの前記
第2端部から前記第1端部への流体の流れを阻止すると
ともに前記第1端部から前記第2端部への流体の流れを
許容し、第2モードにおいては、前記シリンダの前記第
1端部から前記第2端部への流体の流れを阻止するとと
もに前記第2端部から前記第1端部への流体の流れを許
容するよう作動可能であり、前記弁装置は、手動可能な
単一の作動装置と、前記管路に配置されて、前記シリン
ダの前記第1の端部から前記シリンダの前記第2の端部
に対する流体の流れを許容しかつ前記シリンダの前記第
2の端部から前記シリンダの前記第1の端部に対する流
体の流れを阻止する第1の逆止弁と、前記管路に配置さ
れて、前記シリンダの前記第2の端部から前記シリンダ
の前記第1の端部に対する流体の流れを許容しかつ前記
シリンダの前記第1の端部から前記シリンダの前記第2
の端部に対する流体の流れを阻止する第2の逆止弁と、
流体が前記弁装置を一方向に流れるように、前記第1の
逆止弁と前記第2の逆止弁の一方を、また前記弁装置を
反対方向に流れるように、前記第1の逆止弁と前記第2
の逆止弁の他方を交互に開口させる装置とからなり、該
前記第1の逆止弁と前記第2の逆止弁とを交互に開口さ
せる前記装置が、前記管路の前記第1の逆止弁と前記第
2の逆止弁との間に摺動自在に配置されたスプールと、
前記第1の逆止弁に隣接する第1の位置と前記第2の逆
止弁に隣接する第2の位置との間に前記スプールを運動
させるよう前記作動装置に該スプールを機械的に結合す
る装置と、前記スプール上にあってそれぞれ前記スプー
ルが前記第1の逆止弁に隣接する時前記第1の逆止弁を
開口し、また前記スプールが前記第2の逆止弁に隣接す
る時前記第2の逆止弁を開口するよう前記第1および第
2の逆止弁と協働する第1および第2の突起部とからな
り、前記スプールは、前記管路と協働して、前記管路内
の前記スプールに相対的な前記両逆止弁間の流体の流れ
を許容する前記単一の流体流路の一部を画成することを
特徴とする舶用推進装置。 - 【請求項2】前記単一の流体流路の前記一部が前記スプ
ール内の通路によって形成されている特許請求の範囲第
1項の舶用推進装置。
Applications Claiming Priority (2)
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-
1984
- 1984-06-21 US US06/622,885 patent/US4605377A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-06-03 CA CA000483083A patent/CA1234728A/en not_active Expired
- 1985-06-21 JP JP60135838A patent/JPH06104474B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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