JP2011507878A5 - - Google Patents

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JP2011507878A5
JP2011507878A5 JP2010539762A JP2010539762A JP2011507878A5 JP 2011507878 A5 JP2011507878 A5 JP 2011507878A5 JP 2010539762 A JP2010539762 A JP 2010539762A JP 2010539762 A JP2010539762 A JP 2010539762A JP 2011507878 A5 JP2011507878 A5 JP 2011507878A5
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別の実施形態において、本発明は、炎症疾患および炎症状態の治療を必要とする患者の炎症疾患および炎症状態を治療するための方法を提供し、前記方法は、本発明の解離ステロイド化合物を前記患者に投与する工程を含み、その抗炎症特性が全身的副作用から解離される方法である。
例えば、本発明は以下を提供する:
(項目1)
式(I):
Figure 2011507878
の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、
Lは、
Figure 2011507878
から選択される二価部分であり、Gは、NまたはCHであり、nは、0から2の整数であり、但し、nが0のときは、GはCHであり、あるいは
Lは、−CH −S−CH −C(O)−NH−、−CH O−、−CH −OC(O)−NH−、−CH S(O)−、−CH S(O) −、−NR 11 −、−N(R 11 )−C(O)−、−N(R 11 )−S(O)−、−N(R 11 )−S(O) −、−NR 11 O−、−CH N(R 11 )−、−CH −N(R 11 )−C(O)−、−CH −N(R 11 )−C(O)−N(R 11 )−、−CH −N(R 11 )−C(O)O−、−CH −N(R 11 )−OC(O)−、−CH N(R 11 )C(=NH)NR 11 −、−CH −N(R 11 )−S(O)−および−CH −N(R 11 )−S(O) −から選択される二価部分であり、
但し、Lが、−CH −N(R 11 )−C(O)−、−CH −N(R 11 )−C(O)−N(R 11 )−、−CH N(R 11 )C(=NH)NR 11 −、−CH −N(R 11 )−S(O)−または−CH −N(R 11 )−S(O) −であるときは、R は、−OHであるか、またはR およびR は、一緒になって、式2または式3の部分を形成し、
但し、さらに、Lが−NH−であるときは、R は、
Figure 2011507878
でもなく、
は、アルキル、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリール−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、シクロアルケニルアルキル−、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルコキシ−、ヒドロキシアルキル−、ヘテロアルキル、シアノアルキル−、アルコキシ、場合により置換されたアリール、場合により置換された−O−アリール、場合により置換された−O−アルキル−アリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたアリールアルキル−、場合により置換されたアリールアルコキシ、場合により置換されたヘテロシクロアルキル、場合により置換されたヘテロシクロアルキルアルキル−、場合により置換された−O−ヘテロシクロアルキル、−N(R 、−アルキルN(R 、−NC(O)R 、−C(O)R 、−CO 、−SO および−SO N(R からそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の置換基で場合により置換されており、前記場合による置換基は、1から4回存在し、同一であっても異なっていてもよく、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシル、−CNおよび−N(R 11 からそれぞれ独立に選択され;
各前記ベンゾ縮合R 基のベンゾ部は、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される別の環に場合によりさらに縮合しており、R の前記アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキルアルキル−、シクロアルケニルアルキル−、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−のアルキル−部は、アルキル、ハロアルキルおよびスピロシクロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合により置換されており;
は−OR であり;
は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいはR およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
XおよびYは、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択され、
XおよびYの前記アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されているか、あるいは
式2のXおよびYは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されているか、あるいは
およびR は、一緒になって、式3:
Figure 2011507878
の部分を形成し;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、R はHであり;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
各R は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
2つのR 基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR 基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R および−C(O)NHR から選択され;
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基でそれぞれ場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルから選択され;
10 は、水素およびアルキルから選択され;
11 は、水素およびアルキルから選択され、
但し、−L−が−NH−であり、R が−OHであり、R 、R およびR がそれぞれHであり、zが二重結合であり、R がHであるときは、R はベンジルではなく、
但し、さらに、−L−が−CH −O−であるときは、R は、非置換のフェニルでも置換されたフェニルでもない]。
(項目2)
式(Ia)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R およびR の各々は、独立に選択され、
は、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素またはメチルから選択され、
但し、R がそれぞれHであるときは、R はベンジルではない]。
(項目3)
式(Ia.1)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 100 およびR の各々は、独立に選択され、
100 は、アリール、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 100 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素またはメチルから選択される]。
(項目4)
式(Ia.2)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 100 、R 、R 21 およびR 22 の各々は、独立に選択され、
100 は、アリール、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 100 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
21 およびR 22 の一方は水素であり、他方はC 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、フッ素およびヒドロキシルから選択され;
は、水素またはメチルから選択される]。
(項目5)
式(Ia.3)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 100 およびR の各々は、独立に選択され、
100 は、アリール、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 100 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素またはメチルから選択される]。
(項目6)
式(Ib)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R 、R およびzの各々は、独立に選択され、
は、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、−OC(O)R 11 であり;
は、水素およびメチルから選択され;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリールおよびヘテロアリールから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表す]。
(項目7)
式(Ib.1)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 100 、R 、R およびzの各々は、独立に選択され、
100 は、アリール、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、−OC(O)R 11 であり;
は、水素およびメチルから選択され;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリールおよびヘテロアリールから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表す]。
(項目8)
式(Ib.2)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 100 、R 、R およびzの各々は、独立に選択され、
100 は、アリール、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、−OC(O)R 11 であり;
は、水素およびメチルから選択され;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリールおよびヘテロアリールから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表す]。
(項目9)
式(Ib.3)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 100 、R 22 、R 23 、R 、R およびzの各々は、独立に選択され、
100 は、アリール、ヘテロアリール縮合アリール、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
21 およびR 22 の一方は水素であり、他方はC 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、フッ素およびヒドロキシルから選択され;
は、−OC(O)R 11 であり;
は、水素およびメチルから選択され;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリールおよびヘテロアリールから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表す]。
(項目10)
式(Ic)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R およびR の各々は、独立に選択され、
は、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、−OC(O)R 11 であり;
は、水素およびメチルから選択され;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルから選択される]。
(項目11)
式(Id)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R およびR の各々は、独立に選択され、
は、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
XおよびYは、それぞれメチルであり;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルから選択される]。
(項目12)
式(Ie)に示される一般構造を有する、項目1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R およびR の各々は、独立に選択され、
は、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
Xは水素であり、Yは−CH CH CH であり;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルから選択される]。
(項目13)
式2のC22の絶対立体配置がRである、項目12に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目14)
一般構造:
Figure 2011507878
を有する化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、項目1に定義されている通りである]。
(項目15)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
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Figure 2011507878
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Figure 2011507878
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Figure 2011507878
Figure 2011507878
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Figure 2011507878
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Figure 2011507878
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Figure 2011507878
Figure 2011507878
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Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目16)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目17)
式(II):
Figure 2011507878
の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、R 11 、R 12 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、
11 およびR 12 は、それらが結合していることが示された窒素と一緒になって、3から7員のヘテロシクロアルキル環、3から7員のヘテロシクロアルケニル環、3から7員のベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル環または3から7員のベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル環を形成し、
各前記3から7員のヘテロシクロアルキル環、3から7員のヘテロシクロアルケニル環、3から7員のベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル環および前記3から7員のベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル環は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、ハロアルキル、−アルキル−CN、アルコキシ、アリール、ハロ置換アリール、−O−アリール、−O−アルキル−アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル−、アリールアルコキシ、ハロアルコキシ、−N(R 、−アルキルN(R 、−NC(O)R 、−CO 、−SO および−SO N(R から独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から4個の置換基で置換されており;
は−OR であり;
は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいは
およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し;
XおよびYは、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択され、
XおよびYの前記アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されているか、あるいは
式2のXおよびYは、それらが結合した炭素原子と一緒になって、3から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されているか、あるいは
およびR は、一緒になって、式3:
Figure 2011507878
の部分を形成し;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、R はHであり;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
各R は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
2つのR 基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR 基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員のヘテロシクロアルキル基を形成し;
は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R および−C(O)NHR から選択され;
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基でそれぞれ場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルから選択され;
10 は、水素およびアルキルから選択される]。
(項目18)
一般構造:
Figure 2011507878
を有する化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、R 11 、R 12 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、項目17に定義されている通りである]。
(項目19)
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目20)
式(III):
Figure 2011507878
の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、
Lは−CH O−N=であり;
は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、ハロアルキル、−アルキル−CN、アルコキシ、スピロシクロアルキル、アリール、ハロ置換アリール、−O−アリール、−O−アルキル−アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル−、アリールアルコキシ、ハロアルコキシ、−N(R 、−アルキルN(R 、−NC(O)R 、−CO 、−SO および−SO N(R からそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の基で場合により置換されたシクロアルキルであり;
は−OR であり;
は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいは
およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
XおよびYは、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択され、
XおよびYの前記アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されているか、あるいは
式2のXおよびYは、それらが結合した炭素原子と一緒になって、3から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されているか、あるいは
およびR は、一緒になって、式3:
Figure 2011507878
の部分を形成し;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、R はHであり;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
各R は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
2つのR 基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR 基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員のヘテロシクロアルキル基を形成し;
は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R および−C(O)NHR から選択され;
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基でそれぞれ場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルから選択され;
10 は、水素およびアルキルから選択される]。
(項目21)
一般構造:
Figure 2011507878
を有する化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、項目20に定義されている通りである]。
(項目22)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目23)
式(IV):
Figure 2011507878
の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R およびR は、互いに独立に選択され、
Lは−CH −S−であり;
は、アルキル、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリール、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、シクロアルキルアルケニル−、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ−、ヒドロキシアルキル−、ヘテロアルキル、シアノアルキル−、アルコキシ、場合により置換されたアリール、場合により置換された−O−アリール、場合により置換された−O−アルキル−アリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたアリールアルキル−、場合により置換されたアリールアルコキシ、−N(R 、−アルキルN(R 、−NC(O)R 、−CO 、−SO および−SO N(R からそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の置換基で場合により置換されており、前記場合による置換基は、1から4回存在し、同一であっても異なっていてもよく、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシル、−CNおよび−N(R 11 からそれぞれ独立に選択され;
各前記ベンゾ縮合R 基のベンゾ部は、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される別の環に場合によりさらに縮合しており、
の前記アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキルアルキル−、シクロアルキルアルケニル−、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−および前記ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−のアルキル−部は、アルキル、ハロアルキルおよびスピロシクロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合により置換されており;
は−OR であり;
は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいはR およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
XおよびYは、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択され、
XおよびYの前記ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されており、但し、XまたはYの少なくとも1つは、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびハロ置換アリールから選択されるか、あるいは
式2のXおよびYは、それらが結合した炭素原子と一緒になって、3から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されているか、あるいは
およびR は、一緒になって、式3:
Figure 2011507878
の部分を形成し;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、R はHであり;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
各R は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
2つのR 基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR 基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員のヘテロシクロアルキル基を形成し;
は、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)NHR および−C(O)R 11 から選択され;
は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルから選択され;
10 は、水素およびアルキルから選択され;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されたハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される]。
(項目24)
式(IVa)に示される一般構造を有する、項目23に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、
は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリール縮合アリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されており;
は−OC(O)R 11 であり、R 11 は、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルから選択され、各前記アリール、前記ヘテロアリールおよび前記シクロアルキルは、非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群からそれぞれ独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素およびメチルから選択され;
zは、単結合または二重結合である]。
(項目25)
がベンゾ縮合5員ヘテロアリール−であり;R が−OC(O)−ヘテロアリールであり、R が水素であり;zは単結合である、項目24に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目26)
式(IVb)に示される一般構造を有する、項目23に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、
は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリール縮合アリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
zは二重結合である]。
(項目27)
Xが水素であり、Yがハロアルキルである、項目26に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目28)
式2aのC22炭素の絶対立体配置がRである、項目27に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目29)
Xが水素であり、Yが、
Figure 2011507878
のシクロヘキシル部分である、項目26に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目30)
式2aのC22炭素の絶対立体配置がRである、項目29に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目31)
式(IVc)に示される一般構造を有する、項目23に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R およびR は、互いに独立に選択され、
は、ヘテロアリール縮合アリール、ベンゾ縮合6員ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素およびメチルから選択される]。
(項目32)
式(IVd)に示される一般構造を有する、項目23に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R およびR は、互いに独立に選択され、
は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリール縮合アリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはヒドロキシ、−CN、ハロアルキル、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素およびメチルから選択される]。
(項目33)
式(IVe)に示される一般構造を有する、項目23に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R 、XおよびYは、互いに独立に選択され、
は、アリール、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、ハロゲンであり、
XおよびYは、それらが結合した炭素原子と一緒になって、4から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNから独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されており、各R は、独立に選択され、式(IV)に定義されている通りである]。
(項目34)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目35)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目36)
一般式:
Figure 2011507878
を有する化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、互変異性体もしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、項目23に定義されている通りである]。
(項目37)
式(V):
Figure 2011507878
の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R およびR は、互いに独立に選択され、
Lは−CH −S−であり;
は、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリール−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ベンゾ縮合6員ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキルアルキル−、シクロアルキルアルケニル−、5員ヘテロシクロアルキル、ベンゾ縮合5員ヘテロシクロアルキル−、6員ヘテロシクロアルキル、ベンゾ縮合6員ヘテロシクロアルキル−、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合6員ヘテロシクロアルケニル−、ヘテロシクロアルキルアルケニル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ−、ヒドロキシアルキル−、ヘテロアルキル、シアノアルキル−、アルコキシ、場合により置換されたアリール、場合により置換された−O−アリール、場合により置換された−O−アルキル−アリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたアリールアルキル−、場合により置換されたアリールアルコキシ、−N(R 、−アルキルN(R 、−NC(O)R 、−CO 、−SO および−SO N(R からそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の置換基で場合により置換されており、前記場合による置換基は、1から4回存在し、同一であっても異なっていてもよく、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシル、−CNおよび−N(R 11 からそれぞれ独立に選択され;
各前記ベンゾ縮合R 基のベンゾ部は、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される別の環に場合によりさらに縮合しており、
の前記ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキルアルキル−、シクロアルキルアルケニル−、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルキルアルケニル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−のアルキル−部は、アルキル、ハロアルキルおよびスピロシクロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合により置換されており;
は−OR であり;
は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいはR およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
XおよびYは、水素、アルキルおよびアリールからそれぞれ独立に選択され、
XおよびYの前記アルキルおよび前記アリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されており;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、R はHであり;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
各R は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
2つのR 基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR 基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員のヘテロシクロアルキル基を形成し;
は、水素、アルキルおよび−C(O)R から選択され;
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されたアルキルから選択され、
但し、R は、
Figure 2011507878
でもない]。
(項目38)
式(Va)に示される一般構造を有する、項目37に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R およびR は、互いに独立に選択され、
は、ヘテロアリール縮合アリール、ベンゾ縮合6員ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素またはメチルから選択され;
は水素である]。
(項目39)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目40)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目41)
一般構造:
Figure 2011507878
を有する化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、項目37に定義されている通りである]。
(項目42)
式(VI):
Figure 2011507878
の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R およびR は、互いに独立に選択され、
Lは−CH −S−であり;
は、アリール、アリールアルキル−、シクロアルキル、5員ヘテロシクロアルケニル、ベンゾ縮合5員ヘテロシクロアルケニル−、5員ヘテロアリール、ベンゾ縮合5員ヘテロアリール−、6員ヘテロシクロアルケニル−および6員ヘテロアリールから選択され、
各前記R 基は、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、ハロアルキル、ハロアルコキシ−、ヒドロキシアルキル−、ヘテロアルキル、シアノアルキル−、場合によって置換されたアリール、場合によって置換された−O−アリール、場合によって置換された−O−アルキル−アリール、場合によって置換されたヘテロアリール、場合によって置換されたアリールアルキル−、場合によって置換されたアリールアルコキシ、−アルキルN(R 、−NC(O)R 、−SO および−SO N(R からそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の置換基で置換されており、前記場合による置換基は、1から4回存在し、同一であっても異なっていてもよく、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシル、−CNおよび−N(R 11 からそれぞれ独立に選択され;
の前記アリールアルキル−のアルキル−部は、アルキル、ハロアルキルおよびスピロシクロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合により置換されており;
は−OR であり;
は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいはR およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
XおよびYは、水素、アルキルおよびアリールからそれぞれ独立に選択され、
XおよびYの前記アルキルおよび前記アリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されており;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、R はHであり;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
各R は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
2つの基R は、それらが結合した(存在する場合)窒素原子と一緒になって、3から7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
は、水素、アルキルおよび−C(O)R から選択され;
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されたアルキルから選択され、
但し、R は、
Figure 2011507878
でもない]。
(項目43)
式(VIa)に示される一般構造を有する、項目42に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R およびR は、互いに独立に選択され、
は、アリール、5員ヘテロアリールおよびベンゾ縮合5員ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
は、水素およびメチルから選択され;
は水素である]。
(項目44)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目45)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目46)
一般構造
Figure 2011507878
を有する化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、L、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、項目42に定義されている通りである]。
(項目47)
式(VIII):
Figure 2011507878
の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、n、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、
nは、0または1であり;
は、フェニル、ナフチル、ベンジル、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリール−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、シクロアルケニルアルキル−、ヘテロシクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルコキシ−、ヒドロキシアルキル−、ヘテロアルキル、シアノアルキル−、アルコキシ、場合により置換されたアリール、場合により置換された−O−アリール、場合により置換された−O−アルキル−アリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたアリールアルキル−、場合により置換されたアリールアルコキシ、場合により置換されたヘテロシクロアルキル、場合により置換されたヘテロシクロアルキルアルキル−、場合により置換された−O−ヘテロシクロアルキル、−N(R 、−アルキルN(R 、−NC(O)R 、−C(O)R 、−CO 、−SO および−SO N(R からそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の置換基で場合により置換されており、前記場合による置換基は、1から4回存在し、同一であっても異なっていてもよく、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシル、−CNおよび−N(R 11 からそれぞれ独立に選択され;
各前記ベンゾ縮合R 基のベンゾ部は、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される別の環に場合によりさらに縮合しており、
の前記ベンジル−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキルアルキル−、シクロアルケニルアルキル−、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−のアルキル−部は、アルキル、ハロアルキルおよびスピロシクロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合により置換されており;
は−OR であり;
は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいはR およびR は、一緒になって、式2:
Figure 2011507878
の部分を形成し、
XおよびYは、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択され、
XおよびYの前記アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されているか、あるいは
式2のXおよびYは、それらが結合した炭素原子と一緒になって、3から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R および−CNから独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されているか、あるいは
およびR は、一緒になって、式3:
Figure 2011507878
の部分を形成し;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、R はHであり;
は、Hおよびハロゲンから選択され;
各R は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択され、あるいは
2つのR 基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR 基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員のヘテロシクロアルキル基を形成し;
は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R および−C(O)NHR から選択され;
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基でそれぞれ場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルから選択され;
10 は、水素およびアルキルから選択され;
11 は、水素およびアルキルから選択され、
但し、R が−OR であり、R が−C(O)R であり、R が、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R )および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基でそれぞれ場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリールおよびシクロアルキルから選択されるときは、R は、場合により置換されたフェニルでも場合により置換されたベンジルでもない]。
(項目48)
式(VIIIa)に示される一般構造を有する、項目47に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、
は、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から3個の置換基で場合により置換されており;
は、−OC(O)R 11 であり;
は、水素またはメチルから選択され;
11 は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシおよび−CNからなる群から独立に選択される1から2個の置換基で場合により置換されたアリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルから選択され;
z(点線)は、単結合または二重結合を表す]。
(項目49)
式(VIIIa.1)に示される一般構造を有する、項目48に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
Figure 2011507878
[式中、R 、R およびR の各々は、独立に選択され、
は、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール−およびヘテロアリール縮合ヘテロアリール−から選択され、
各前記R 基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリール、−O−アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から2個の置換基で場合により置換されており;
11 はヘテロアリールである]。
(項目50)
一般構造:
Figure 2011507878
を有する化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
[式中、n、R 、R 、R 、R 、R 、R およびzは、互いに独立に選択され、項目47に定義されている通りである]。
(項目51)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目52)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目53)
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
Figure 2011507878
から選択される化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
(項目54)
項目1から53のいずれか一項に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体を、場合により1つまたは複数の医薬として許容し得る希釈剤または担体と混合して含む医薬組成物。
(項目55)
項目1から53のいずれか一項に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体および噴霧剤を、場合により界面活性剤または共溶媒と組み合せて含む医薬組成物。
(項目56)
局所使用のために調合された、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体および噴霧剤を含む医薬組成物。
(項目57)
皮膚用に使用するために調合された、項目56に記載の医薬組成物。
(項目58)
吸入のために調合された、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物、医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体および噴霧剤を含む医薬組成物。
(項目59)
注射のために調合された、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体および噴霧剤を含む医薬組成物。
(項目60)
経口使用のために調合された、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体および噴霧剤を含む医薬組成物。
(項目61)
少なくとも1つのさらなる治療活性薬をさらに含む、項目54に記載の医薬組成物。
(項目62)
前記少なくとも1つのさらなる治療活性薬は、ベータ アドレナリン作用性受容体アゴニスト、抗ヒスタミンH 受容体アンタゴニスト、抗ヒスタミンH 受容体アンタゴニスト、抗ヒスタミンH 受容体アンタゴニスト、抗アレルギー薬、抗コリン作用薬、去痰薬、鬱血除去薬、抗生物質、P2Y 受容体アゴニスト、ロイコトリエン アンタゴニスト、ロイコトリエンD アンタゴニスト、医薬として許容し得る亜鉛塩、SYKキナーゼ類似体、5−リポキシゲナーゼ阻害薬、口咽頭不快緩和薬、非ステロイド性抗炎症薬、TNF阻害薬、IL−1受容体アンタゴニスト、細胞傷害性薬もしくは免疫抑制薬、p38キナーゼ阻害薬、PDE 阻害薬、iNOS阻害薬、ベータ−2−インテグリンアンタゴニスト、アデノシン2aアゴニスト、抗感染症薬(antiinfactive agent)、抗ウイルス薬および破骨細胞媒介骨吸収阻害薬から選択される、項目61に記載の医薬組成物。
(項目63)
免疫疾患または状態、自己免疫疾患または状態または炎症疾患または状態の治療または予防を必要とする患者における前記免疫疾患または状態、自己免疫疾患または状態または炎症疾患または状態を治療または予防するための方法であって、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む方法。
(項目64)
皮膚の疾患または状態の治療または予防を必要とする患者における前記皮膚の疾患または状態を治療または予防するための方法であって、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む方法。
(項目65)
前記皮膚の疾患または状態が、湿疹、乾癬、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、神経皮膚炎、そう痒および過敏反応から選択される、項目63に記載の方法。
(項目66)
鼻、喉または肺の炎症状態の治療または予防を必要とする患者における前記鼻、喉または肺の炎症状態を治療または予防するための方法であって、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む方法。
(項目67)
前記状態が、喘息、アレルゲン誘発喘息反応、鼻炎、枯草熱、アレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔炎、副鼻腔炎、鼻ポリープ、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺疾患および線維症から選択される、項目64に記載の方法。
(項目68)
炎症性腸状態の治療または予防を必要とする患者における前記炎症性腸状態を治療または予防するための方法であって、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む方法。
(項目69)
前記状態が、潰瘍性大腸炎およびクローン病から選択される、項目67に記載の方法。
(項目70)
自己免疫疾患の治療または予防を必要とする患者における前記自己免疫疾患を治療または予防するための方法であって、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む方法。
(項目71)
前記状態が関節リウマチである、項目69に記載の方法。
(項目72)
多発性硬化症の治療または予防のための方法であって、前記多発性硬化症の治療または予防を必要とする患者に対して、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む方法。
(項目73)
眼の疾患および状態の治療または予防のための方法であって、眼の疾患および状態の治療または予防を必要とする患者に対して、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む方法。
(項目74)
前記疾患または状態が、選択されたアレルギー性結膜炎および非アレルギー性結膜炎である、項目72に記載の方法。

Claims (20)

  1. 式(I):
    Figure 2011507878
    の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
    [式中、L、R、R、R、R、R、Rおよびzは、互いに独立に選択され、
    Lは、
    Figure 2011507878
    から選択される二価部分であり、Gは、NまたはCHであり、nは、0から2の整数であり、但し、nが0のときは、GはCHであり、あるいは
    Lは、−CH−S−CH−C(O)−NH−、−CHO−、−CH−OC(O)−NH−、−CHS(O)−、−CHS(O)−、−NR11−、−N(R11)−C(O)−、−N(R11)−S(O)−、−N(R11)−S(O)−、−NR11O−、−CHN(R11)−、−CH−N(R11)−C(O)−、−CH−N(R11)−C(O)−N(R11)−、−CH−N(R11)−C(O)O−、−CH−N(R11)−OC(O)−、−CHN(R11)C(=NH)NR11−、−CH−N(R11)−S(O)−および−CH−N(R11)−S(O)−から選択される二価部分であり、
    但し、Lが、−CH−N(R11)−C(O)−、−CH−N(R11)−C(O)−N(R11)−、−CHN(R11)C(=NH)NR11−、−CH−N(R11)−S(O)−または−CH−N(R11)−S(O)−であるときは、Rは、−OHであるか、またはRおよびRは、一緒になって、式2または式3の部分を形成し、
    但し、さらに、Lが−NH−であるときは、Rは、
    Figure 2011507878
    でもなく、
    は、アルキル、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリール−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、シクロアルケニルアルキル−、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−から選択され、
    各前記R基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルコキシ−、ヒドロキシアルキル−、ヘテロアルキル、シアノアルキル−、アルコキシ、場合により置換されたアリール、場合により置換された−O−アリール、場合により置換された−O−アルキル−アリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたアリールアルキル−、場合により置換されたアリールアルコキシ、場合により置換されたヘテロシクロアルキル、場合により置換されたヘテロシクロアルキルアルキル−、場合により置換された−O−ヘテロシクロアルキル、−N(R、−アルキルN(R、−NC(O)R、−C(O)R、−CO、−SOおよび−SON(Rからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の置換基で場合により置換されており、前記場合による置換基は、1から4回存在し、同一であっても異なっていてもよく、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシル、−CNおよび−N(R11からそれぞれ独立に選択され;
    各前記ベンゾ縮合R基のベンゾ部は、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される別の環に場合によりさらに縮合しており、Rの前記アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキルアルキル−、シクロアルケニルアルキル−、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−のアルキル−部は、アルキル、ハロアルキルおよびスピロシクロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合により置換されており;
    は−ORであり;
    は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいはRおよびRは、一緒になって、式2:
    Figure 2011507878
    の部分を形成し、
    XおよびYは、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択され、
    XおよびYの前記アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(Rおよび−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されているか、あるいは
    式2のXおよびYは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(Rおよび−CNから独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されているか、あるいは
    およびRは、一緒になって、式3:
    Figure 2011507878
    の部分を形成し;
    は、Hおよびハロゲンから選択され;
    は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
    z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、RはHであり;
    は、Hおよびハロゲンから選択され;
    各Rは、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
    2つのR基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    は、水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)Rおよび−C(O)NHRから選択され;
    は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(R)および−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基でそれぞれ場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルから選択され;
    10は、水素およびアルキルから選択され;
    11は、水素およびアルキルから選択され、
    但し、−L−が−NH−であり、Rが−OHであり、R、RおよびRがそれぞれHであり、zが二重結合であり、RがHであるときは、Rはベンジルではなく、
    但し、さらに、−L−が−CH−O−であるときは、Rは、非置換のフェニルでも置換されたフェニルでもない]。
  2. Figure 2011507878
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    から選択される請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
  3. Figure 2011507878
    Figure 2011507878
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    から選択される請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
  4. 式(IV):
    Figure 2011507878
    の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体
    [式中、L、R、R、R、R、RおよびRは、互いに独立に選択され、
    Lは−CH−S−であり;
    は、アルキル、アリール、アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリール−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリール、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリール−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリール−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル−、シクロアルキルアルケニル−、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニル−およびヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−から選択され、
    各前記R基は、非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、−CN、オキソ、オキシド、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ−、ヒドロキシアルキル−、ヘテロアルキル、シアノアルキル−、アルコキシ、場合により置換されたアリール、場合により置換された−O−アリール、場合により置換された−O−アルキル−アリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたアリールアルキル−、場合により置換されたアリールアルコキシ、−N(R、−アルキルN(R、−NC(O)R、−CO、−SOおよび−SON(Rからそれぞれ独立に選択される、同一であっても異なっていてもよい、1から5個の置換基で場合により置換されており、前記場合による置換基は、1から4回存在し、同一であっても異なっていてもよく、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシル、−CNおよび−N(R11からそれぞれ独立に選択され;
    各前記ベンゾ縮合R基のベンゾ部は、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される別の環に場合によりさらに縮合しており、
    の前記アリールアルキル−、ヘテロアリール縮合アリールアルキル−、シクロアルキル縮合アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロアリールアルキル−、ヘテロアリール縮合ヘテロアリールアルキル−、シクロアルキルアルキル−、シクロアルキルアルケニル−、ヘテロシクロアルキルアルキル−、ヘテロシクロアルケニルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−および前記ヘテロアリール縮合ヘテロシクロアルケニルアルキル−のアルキル−部は、アルキル、ハロアルキルおよびスピロシクロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合により置換されており;
    は−ORであり;
    は、水素、ヒドロキシおよび直鎖状または分枝状のアルキルから選択されるか、あるいはRおよびRは、一緒になって、式2:
    Figure 2011507878
    の部分を形成し、
    XおよびYは、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからそれぞれ独立に選択され、
    XおよびYの前記ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールの各々は、場合により独立に非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(Rおよび−CNから独立に選択される1から4個の置換基で置換されており、但し、XまたはYの少なくとも1つは、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびハロ置換アリールから選択されるか、あるいは
    式2のXおよびYは、それらが結合した炭素原子と一緒になって、3から7員のシクロアルキル環またはヘテロシクロアルキル環を形成し、その環は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(Rおよび−CNから独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されているか、あるいは
    およびRは、一緒になって、式3:
    Figure 2011507878
    の部分を形成し;
    は、Hおよびハロゲンから選択され;
    は、H、ハロゲンおよびアルキルから選択され;
    z(点線)は、単結合または二重結合を表し、但し、zが単結合であるときは、RはHであり;
    は、Hおよびハロゲンから選択され;
    各Rは、水素、アルキル、ハロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから独立に選択されるか、あるいは
    2つのR基が同一の窒素原子に結合しているときは、2つのR基は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、3から7員のヘテロシクロアルキル基を形成し;
    は、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)NHRおよび−C(O)R11から選択され;
    は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(Rおよび−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されたアルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルから選択され;
    10は、水素およびアルキルから選択され;
    11は、それぞれ非置換であるか、またはアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、−N(Rおよび−CNからなる群から独立に選択される1から4個の置換基で場合により置換されたハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルケニルから選択される]。
  5. Figure 2011507878
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    から選択される請求項4に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
  6. Figure 2011507878
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    から選択される請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
  7. Figure 2011507878
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    から選択される請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
  8. Figure 2011507878
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    から選択される請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
  9. Figure 2011507878
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    から選択される請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグもしくは異性体。
  10. 請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体を、場合により1つまたは複数の医薬として許容し得る希釈剤または担体と混合して含む医薬組成物。
  11. 皮膚用に使用するために調合された、請求項10に記載の医薬組成物。
  12. 経口使用のために調合された、請求項1に記載の化合物、または医薬として許容し得るその塩、溶媒和物、エステル、プロドラッグ、互変異性体もしくは異性体および噴霧剤を含む医薬組成物。
  13. ータアドレナリン作用性受容体アゴニスト、抗ヒスタミンH受容体アンタゴニスト、抗ヒスタミンH受容体アンタゴニスト、抗ヒスタミンH受容体アンタゴニスト、抗アレルギー薬、抗コリン作用薬、去痰薬、鬱血除去薬、抗生物質、P2Y受容体アゴニスト、ロイコトリエンアンタゴニスト、ロイコトリエンDアンタゴニスト、医薬として許容し得る亜鉛塩、SYKキナーゼ類似体、5−リポキシゲナーゼ阻害薬、口咽頭不快緩和薬、非ステロイド性抗炎症薬、TNF阻害薬、IL−1受容体アンタゴニスト、細胞傷害性薬もしくは免疫抑制薬、p38キナーゼ阻害薬、PDE阻害薬、iNOS阻害薬、ベータ−2−インテグリンアンタゴニスト、アデノシン2aアゴニスト、抗感染症薬(antiinfactive agent)、抗ウイルス薬および破骨細胞媒介骨吸収阻害薬から選択される、少なくとも1つのさらなる治療活性薬をさらに含む、請求項12に記載の医薬組成物。
  14. 免疫疾患または状態、自己免疫疾患または状態または炎症疾患または状態の治療または予防を必要とする患者における前記免疫疾患または状態、自己免疫疾患または状態または炎症疾患または状態を治療または予防するための組成物であって、請求項1に記載の化合物の有効量を含組成物
  15. 皮膚の疾患または状態の治療または予防を必要とする患者における前記皮膚の疾患または状態を治療または予防するための組成物であって、請求項1に記載の化合物の有効量を含組成物
  16. 前記皮膚の疾患または状態が、湿疹、乾癬、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、神経皮膚炎、そう痒および過敏反応から選択される、請求項14に記載の組成物
  17. 鼻、喉または肺の炎症状態の治療または予防を必要とする患者における前記鼻、喉または肺の炎症状態を治療または予防するための組成物であって、請求項1に記載の化合物の有効量を含組成物
  18. 炎症性腸状態の治療または予防を必要とする患者における前記炎症性腸状態を治療または予防するための組成物であって、請求項1に記載の化合物の有効量を含組成物
  19. 自己免疫疾患の治療または予防を必要とする患者における前記自己免疫疾患を治療または予防するための組成物であって、請求項1に記載の化合物の有効量を含組成物
  20. 眼の疾患および状態の治療または予防を必要とする患者における前記眼の疾患および状態の治療または予防のための組成物であって、請求項1に記載の化合物の有効量を含組成物



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