JP2011246588A - 発泡性スチレン系樹脂組成物、その発泡シート及び発泡容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリスチレン系樹脂(A)とポリフェニレンエーテル系樹脂(B)と発泡剤(C)とを含有する樹脂組成物であって、前記ポリスチレン系樹脂(A)が、複数の分岐を有し、且つ複数の重合性二重結合を有する多分岐状マクロモノマー(a1)とスチレン系モノマー(a2)とを共重合させた樹脂を含有することを特徴とするポリスチレン系樹脂組成物及び該樹脂組成物の発泡体。
【選択図】なし
Description
〔ポリスチレン系樹脂(A)〕
本発明で用いるポリスチレン系樹脂(A)は、複数の分岐を有し、且つ複数の重合性二重結合を有する多分岐状マクロモノマー(a1)とスチレン系モノマー(a2)とを共重合させることにより得られる多分岐状の樹脂を必須とするものである。なお、本発明で用いるポリスチレン系樹脂(A)は、多分岐状マクロモノマー(a1)とスチレン系モノマー(a2)とを共重合させて得られる多分岐構造を有する樹脂と共に、共重合時に同時に生成するスチレン系モノマーの単独重合体(線状樹脂)を含有していても良い。更に、予め製造した線状樹脂を、多分岐状マクロモノマー(a1)とスチレン系モノマー(a2)とを共重合させた樹脂に混合して用いても良い。
本発明で用いるポリスチレン系樹脂(A)をGPC−MALS(MALS:多角度光散乱検出器)により分子量を測定すると、例えば、図2に示すクロマトグラフが得られる。図2中、低分子量側のピークがP1であり、高分子量側のピークがP2である。ピークP1には、線状の樹脂と、低分岐度の樹脂が含まれていると推測される。そして、ピークP2には主として多分岐状の高分岐度の樹脂が含まれていると推測される。なお、ピークP2の領域は、ピークP2の最高点からベースライン(図2中、volume軸にほぼ平行に引かれた点線)に降ろした垂線と、ベースラインと、該最高点から左側の分子量カーブとで囲まれた領域(1)と、該領域(1)を、前記垂線を対称軸として右側に折り返したときに形成される分子量カーブ(図2中、垂線の右側に点線で示した仮想の分子量カーブ)と、垂線と、ベースラインとで囲まれた領域(2)とにより形成される領域である。そして、ピークP1の領域は、分子量カーブと、ベースラインとで囲まれた領域から前記領域(1)と領域(2)からなるピークP1の領域を差し引いた部分である。
本発明で用いるポリスチレン系樹脂(A)は、ポリフェニレンエーテル系樹脂(B)と混合し組成物とし、発泡体として発泡シートを得た後の二次加工性と、得られる発泡体の耐熱性・強度等とのバランスにおいてGPC−MALSから求められる重量平均分子量は15万〜55万が好ましく、より好ましくは25万〜50万である。重量平均分子量が15万未満では強度が低下する傾向があり、55万より大きい場合は加工性が低下する傾向がある。
また、ポリスチレン系樹脂(A)について、GPC−MALSから求められる該樹脂の分子量を横軸、慣性半径を縦軸とした両対数グラフにおける分子量25万〜1000万の領域での傾きは、強度と成形加工性とを優れたバランスで発現させる点で、0.30〜0.45であることが最も好ましい。傾きが0.45よりも大きくなると、線状樹脂により近い物性となり、逆に0.30よりも小さくなると、分岐度増加に伴う分子量増大により流動性が低下し、加工性、外観に影響を与えることがある。
ポリスチレン系樹脂(A)中のピークP1の領域中の樹脂とピークP2の領域中の樹脂の質量比は、強度と加工性とのバランスに優れる点で(ピークP2の領域中の樹脂)/(ピークP1の領域中の樹脂)=30/70〜70/30が好ましく、より好ましくは、40/60〜60/40である。この比率は、多分岐状マクロモノマー(a1)とスチレン系モノマー(a2)との使用割合の調整や、連鎖移動剤の種類及びその使用量によって、容易に制御可能である。
本発明で使用する複数の分岐を有し、且つ複数の重合性二重結合を有する多分岐状マクロモノマー(a1)としては、上記諸特性に優れたポリスチレン系樹脂(A)を容易に得られる点、特に多分岐状樹脂の重量平均分子量を1000万以下に制御する観点から、複数の分岐を有し、且つその先端部に複数の重合性二重結合を有する、重量平均分子量(Mw)が、好ましくは1,000〜15,000、より好ましくは3,000〜8,000のマクロモノマーである。
前記多分岐状マクロモノマー(a1)とスチレン系モノマー(a2)と、必要に応じて併用されるその他のモノマーとを共重合させることにより、多分岐状の樹脂と、重合条件により同時に生成する線状の樹脂及び低分岐樹脂との混合物である樹脂混合物が得られる。この時、前述の多分岐状マクロモノマー(a1)をスチレン系モノマー(a2)とその他のモノマーとの総量に対して好ましくは50ppm〜1%、より好ましくは100ppm〜3000ppm(質量基準)の比率で用いることにより、多分岐状の樹脂の生成が容易であり、ゲル化の抑止をすることが簡便であると共に、本発明で用いるポリスチレン系樹脂(A)を効率よく得ることができる。
本発明で用いるポリフェニレンエーテル系樹脂(以下、PPE樹脂と略記する。)(B)は下記一般式(1)で表される繰り返し単位からなる単独重合体、或いは共重合体であり、1種類からなるものであっても、置換基の異なる2種以上の樹脂の混合物であっても良い。
本発明における発泡剤(C)としては、本発明のポリスチレン系樹脂組成物の発泡体を製造可能であればよい。
本発明のポリスチレン系樹脂組成物には、必要に応じて安定剤(D)を使用することができる。安定剤(D)としては、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤などが挙げられ、具体的にはオクタデシル−3−(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート等のフェノール系酸化防止剤、3,3−チオビスプロピオン酸ジオクタデシルエステル等の硫黄系酸化防止剤、トリフェニルフォスファイト等のリン系熱安定剤、4,4´-ビス(α、α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン等のアミン系熱安定剤、ヒンダードアミン系光安定剤などが挙げられる。
本発明のポリスチレン系樹脂組成物には、必要に応じて臭気防止剤(E)を使用することができる。臭気防止剤(E)としては、ゼオライト、シリカ、活性アルミナなどが挙げられる。
本発明のポリスチレン系樹脂組成物には、PPE樹脂(B)が有する難燃性を大きく損なわないものであるが、より高レベルの難燃性を発泡体に付与するために難燃剤(F)を配合してもよい。
本発明のポリスチレン系樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない限りにおいてステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、流動パラフィン、オレフィン系ワックス、ステアリルアミド系化合物などの助剤を併用することもできる。また、必要に応じて種々の添加剤を配合してもよい。このような添加剤として、例えば、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、ブロッキング防止剤、顔料、染料、架橋剤、架橋助剤、可塑剤、燐酸エステル系化合物やワラストナイト、ケイ酸カルシウム、カオリン、マイカ、クレイ、酸化亜鉛、炭酸カルシウムなどの無機物などを挙げることができる。
本発明のポリスチレン系樹脂組成物からなる発泡体の製造方法に特に制限は無く、ポリスチレン系樹脂(A)、PPE樹脂(B)、および必要に応じて添加される安定剤(D)、臭気防止剤(E)、難燃剤(F)、および任意成分である上記各種添加剤を、加熱溶融させた後に、発泡剤(C)を注入して押出発泡する方法、ポリスチレン系樹脂(A)、PPE樹脂(B)、発泡剤(C)および必要に応じて添加される安定剤(D)、臭気防止剤(E)、難燃剤(F)からなる組成物を加熱溶融させプレス成形した後に、再加熱して発泡させる方法、ポリスチレン系樹脂(A)、PPE樹脂(B)、発泡剤(C)および必要に応じて添加される安定剤(D)、臭気防止剤(E)、難燃剤(F)からなる粒状組成物を型内に充填し、加熱して発泡する方法、などが挙げられる。この中でもポリスチレン系樹脂(A)、PPE樹脂(B)、および必要に応じて添加される安定剤(D)、臭気防止剤(E)、難燃剤(F)、および任意成分である上記各種添加剤を、加熱溶融させた後に、発泡剤(C)を注入して押出発泡する方法が、均質な発泡体を得られる点で好ましい。
本発明の成形体の用途としては、なんら制限されるものではなく、食品容器、トレーを成形する材料として有用である。また、梱包材や、土木材料、住宅用、自動車用断熱材としても好適に用いられる。
〔多分岐状マクロモノマーのGPC測定条件〕
多分岐状マクロモノマーのGPC測定を、高速液体クロマトグラフィー(東ソー株式会社製HLC−8220GPC)、RI検出器、TSK gel G6000H×1+G5000H×1+G4000H×1+G3000H×1+TSK guard column H×1、溶媒THF、流速1.0ml/分、温度40℃の条件にて行った。
スチレン系樹脂のGPC−MALS測定を、Shodex HPLC、検出器Wyatt Technology DAWN EOS、Shodex RI−101、カラムShodex KF−806L×2、溶媒THF、流量1.0ml/minの条件にて行った。また、GPC−MALSの測定の解析は、Wyatt社の解析ソフトASTRAにより行い、ポリスチレン系樹脂(A)について重量平均分子量を求めた他、GPC−MALSから求められる該樹脂混合物の分子量を横軸、慣性半径を縦軸とした両対数グラフにおける分子量25万〜1000万の領域での傾き(当該分子量範囲で得られた直線状の部分のみの測定値を元に、前記ソフトにて自動計算される近似直線の傾き)を求めた。
核磁気共鳴分光法(1H−NMR、JEOL製JNM−LA300型)により多分岐状マクロモノマーの重合性二重結合の量を求め、試料質量当たりのモル数で示した。
JIS K7210に準拠して測定した。なお測定条件は、温度200℃、荷重49Nである。
事前にポリスチレン系樹脂(A)とPPE樹脂(B)、必要に応じて安定剤(D)、臭気防止剤(E)、難燃剤(F)とをドライブレンドし、30mmφ二軸押出機を用いて250〜300℃にて溶融混練し、水冷、ストランドカットを行ってペレットを得た。ペレット化したサンプルをタンデム型発泡押出装置に供給し、第1押出機で210〜300℃にて溶融後、発泡剤(C)を注入し、次いで第2押出機へ導入して180〜240℃にて冷却しつつダイから吐出し、発泡シートを得た。
得られた発泡シートを、開口部直径80mm、絞り比(0.2〜0.8)の異なる4種のカップ型金型を用いてヒーター温度300〜350℃にて真空成形し、発泡シート二次加工品を得た。
絞り比とは、カップ深さを開口部直径で除した値であり、絞り比が大きいほど高い二次加工性が要求される。二次加工時のシート破れや亀裂(ナキ)が、絞り比0.8でも発生しない場合を◎、絞り比0.8で発生した場合の二次加工性を○、0.6で発生した場合を△、0.4で発生した場合を×とした。
得られたカップ型二次加工品を90℃のオーブンに投入し、10分間加熱後、変形(寸法安定性)の程度により耐熱性を評価した。ほとんど変形しない場合を○、中程度変形した場合を△、大きく変形した場合を×とした。
<多分岐ポリエーテルポリオール1の合成>
攪拌機、温度計、滴下ロート及びコンデンサーを備えた2リットルフラスコに、室温下、エトキシ化ペンタエリスリトール(5モル−エチレンオキシド付加ペンタエリスリトール)50.5g、BF3ジエチルエーテル溶液(50%)1gを加え、110℃に加熱した。これに3―エチル−3―(ヒドロキシメチル)オキセタン450gを、反応による発熱を制御しつつ、25分間でゆっくり加えた。発熱が収まったところで、反応混合物をさらに120℃で3時間撹拌し、その後、室温に冷却した。得られた多分岐ポリエーテルポリオールの重量平均分子量は3,000、水酸基価は530であった。
攪拌機、温度計、コンデンサーを備えたディーンスタークデカンター及び気体導入管を備えた反応器に、上述の<多分岐ポリエーテルポリオール1の合成>で得られた多分岐ポリエーテルポリオール50g、メタアクリル酸13.8g、トルエン150g、ヒドロキノン0.06g、パラトルエンスルホン酸1gを加え、混合溶液中に3ミリリットル/分の速度で7%酸素含有窒素(v/v)を吹き込みながら、常圧下で撹拌し、加熱した。デカンターへの留出液量が1時間あたり30gになるように加熱量を調節し、脱水量が2.9gに到達するまで加熱を続けた。反応終了後、一度冷却し、無水酢酸36g、スルファミン酸5.7gを加え、60℃で10時間撹拌した。その後、残っている酢酸及びヒドロキノンを除去する為に5%水酸化ナトリウム水溶液50gで4回洗浄し、さらに1%硫酸水溶液50gで1回、水50gで2回洗浄した。得られた有機層にメトキノン0.02gを加え、減圧下、7%酸素含有窒素(v/v)を導入しながら溶媒を留去し、イソプロペニル基およびアセチル基を有する多分岐ポリエーテル60gを得た。得られた多分岐ポリエーテルの質量平均分子量は3,900であり、多分岐ポリエーテルポリオールへのイソプロペニル基およびアセチル基導入率は、それぞれ30モル%および62モル%であった。
<スチリル基及びアセチル基を有する多分岐ポリエーテル1の合成>
攪拌機、乾燥管を備えたコンデンサー、滴下ロート及び温度計を備えた反応器に、上述の<多分岐ポリエーテルポリオール1の合成>で得られた多分岐ポリエーテルポリオール50g、テトラヒドロフラン100g及び水素化ナトリウム4.3gを加え、室温下、撹拌した。これに4−クロロメチルスチレン26.7gを1時間かけて滴下し、得られた反応混合物を50℃でさらに4時間撹拌した。反応終了後、一度冷却し、無水酢酸34g、スルファミン酸5.4gを加え、60℃で10時間撹拌した。その後、減圧下でテトラヒドロフランを留去し、得られた混合物をトルエン150gで溶解させ、残っている酢酸を除去する為に5%水酸化ナトリウム水溶液50gで4回洗浄し、さらに1%硫酸水溶液50gで1回、水50gで2回洗浄した。得られた有機層から減圧下で溶媒を留去し、スチリル基およびアセチル基を有する多分岐ポリエーテル70gを得た。得られた多分岐ポリエーテルの質量平均分子量は4,800であり、多分岐ポリエーテルポリオールへのスチリル基およびアセチル基導入率は、それぞれ38モル%および57モル%であった。
<メタクリロイル基及びアセチル基を有する多分岐状マクロモノマーの合成>
4口フラスコにスターラー、圧力計、冷却器及び受け皿を取り付け、これに308.9gのエトキシル化ペンタエリスリトールと0.46gの硫酸を加えた。その後、140℃まで加温し、460.5gの2,2−ジ(ヒドロキシメチル)プロピオン酸を10分間で加えた。2,2−ジ(ヒドロキシメチル)プロピオン酸が完全に溶解して、透明溶液になってから、30〜40mmHgに減圧し、攪拌しながら、酸価が7.0mgKOH/gになるまで4時間反応させた。その後、この反応液に921gの2,2−ジ(ヒドロキシメチル)プロピオン酸と0.92gの硫酸を15分かけて加え、透明溶液になってから、30〜40mmHgに減圧し、攪拌しながら3時間反応させて、ポリエステルポリオールを得た。7%酸素導入管、温度計、コンデンサーを備えたディーンスタークデカンター、および攪拌機を備えた反応容器に、上記で生成したポリエステルポリオールを10g、ジブチル錫オキシド1.25g、イソプロペニル基を有するメチルメタクリレート100g、およびヒドロキノン0.05gを加え、混合溶液中に3ml/分の速度で7%酸素を吹き込みながら、撹拌下に加熱した。デカンターへの留出液量が1時間あたり15〜20gになるように加熱量を調節し、1時間ごとにデカンター内の留出液を取り出し、これに相当する量のメチルメタクリレートを加えながら4時間反応させた。反応終了後、メチルメタクリレートを減圧下で留去し、残っているヒドロキシ基をキャッピングするために無水酢酸10g、スルファミン酸2gを加えて室温下、10時間撹拌した。濾過でスルファミン酸を除去し、減圧下で無水酢酸および酢酸を留去した後に、残留物を酢酸エチル70gに溶解し、ヒドロキノンを除去する為に5%水酸化ナトリウム水溶液20gで4回洗浄した。さらに7%硫酸水溶液20gで2回、水20gで2回洗浄した。得られた有機層にメトキノン0.0045gを加え、減圧下、7%酸素を導入しながら溶媒を留去し、イソプロペニル基およびアセチル基を有する多分岐状マクロモノマー(Mm−3)11gを得た。得られた多分岐状マクロモノマー(Mm−3)の重量平均分子量は3,000、数平均分子量は2,100、二重結合導入量は2.00mmol/gであり、イソプロペニル基およびアセチル基導入率は、それぞれ55モル%および36モル%であった。
<スチリル基を有するPAMAMデンドリマーの合成>
攪拌機、乾燥管を備えたコンデンサー、滴下ロート及び温度計を備えた反応器にPAMAMデンドリマー(ゼネレーション2.0:Dentritech社製)のメタノール溶液(20%)50gを加え、減圧下、撹拌しながらメタノールを留去した。続いて、テトラヒドロフラン50g及び微粉化した水酸化カリウム3.0gを加え、室温下、撹拌した。これに4−クロロメチルスチレン7.0gを10分間かけて滴下し、得られた反応混合物を50℃でさらに3時間撹拌した。反応終了後、冷却し、固体を濾過した後に、テトラヒドロフランを減圧下、留去し、スチリル基を有するPAMAMデンドリマー13gを得た。得られたデンドリマーのスチリル基含有率は2.7ミリモル/グラムであった。
<スチリル基及びアセチル基を有する多分岐ポリエーテルポリオール2>
攪拌機、コンデンサー、遮光性滴下ロート及び温度計を備え、窒素シールが可能な遮光性反応容器に、窒素気流下、無水1,3,5−トリヒドロキシベンゼン0.5g、炭酸カリウム29g、18−クラウン−6 2.7g及びアセトン180gを加え、撹拌しながら、5−(ブロモメチル)−1,3−ジヒドロキシベンゼン21.7gとアセトン180gからなる溶液を2時間かけて滴下、加えた。その後、5−(ブロモメチル)−1,3−ジヒドロキシベンゼンが消失するまで、撹拌下、加熱、還流させた。その後、4−クロロメチルスチレン9.0gを加え、これが消失するまで、さらに撹拌下、加熱、還流させた。その後、反応混合物に無水酢酸4g、スルファミン酸0.6gを加え、室温下、一晩撹拌した。冷却後、反応混合物中の固体を濾過で除き、溶媒を減圧下で留去した。得られた混合物をジクロロメタンに溶解し、水で3回洗浄した後、ジクロロメタン溶液をヘキサンに滴下し、多分岐ポリエーテルを沈殿させた。これを濾過し、乾燥させて、スチリル基及びアセチル基を有する多分岐ポリエーテルポリオール12gを得た。質量平均分子量は3,200で、スチリル基の含有率は3.5ミリモル/グラムであった。
スチレンモノマー90部、参考例1で得られた多分岐状マクロモノマー(Mm−1)をスチレンモノマーに対し500ppm、及びトルエン10部からなる混合溶液を調製し、更に、有機過酸化物としてスチレンモノマーに対し300ppmのt−ブチルパーオキシベンゾエートを加え、図1に示す装置を用いて下記条件で連続的に塊状重合させた。
攪拌式反応器(2)の反応温度:120℃
循環重合ライン(I)の反応温度:120℃
非循環重合ライン(II)の反応温度:130〜150℃
還流比:R=F1/F2=6
ただし、F1は循環重合ライン内を還流する混合溶液の流量を、F2は非循環重合ラインへ流出する混合溶液の流量を示す。
実施例1における多分岐状マクロモノマー(Mm−1)の代わりに、多分岐状マクロモノマー(Mm−2)を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリスチレン系樹脂(A−2)を得た。GPC−MALSによるMw:49万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.41であった。MFRは、0.8g/10min.であった。
実施例1における多分岐状マクロモノマー(Mm−1)の代わりに、多分岐状マクロモノマー(Mm−3)を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリスチレン系樹脂(A−3)を得た。GPC−MALSによるMw:55万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.40であった。MFRは、1.2g/10min.であった。
実施例1における多分岐状マクロモノマー(Mm−1)の代わりに、多分岐状マクロモノマー(Mm−4)を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリスチレン系樹脂(A−4)を得た。GPC−MALSによるMw:50万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.40であった。MFRは、1.1g/10min.であった。
実施例1における多分岐状マクロモノマー(Mm−1)の代わりに、多分岐状マクロモノマー(Mm−5)を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリスチレン系樹脂(A−5)を得た。GPC−MALSによるMw:48万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.39であった。MFRは、1.4g/10min.であった。
実施例1の攪拌式反応器(2)の反応温度を132℃、循環重合ライン(I)の反応温度145℃、非循環重合ライン(II)の反応温度:150〜170℃、多分岐状マクロモノマー(Mm−1)をスチレンモノマーに対し700ppmにした以外は同様にして、ポリスチレン系樹脂(A−6)を得た。GPC−MALSによるMw:35万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.35であった。MFRは、7.0g/10min.であった。
実施例6で使用の多分岐状マクロモノマー(Mm−1)のかわりに多分岐状マクロモノマー(Mm−2)を使用した以外は同様にして、ポリスチレン系樹脂(A−7)を得た。GPC−MALSによるMw:33万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.37であった。MFRは、7.2g/10min.であった。
実施例6で使用の多分岐状マクロモノマー(Mm−1)のかわりに多分岐状マクロモノマー(Mm−3)を使用した以外は同様にして、ポリスチレン系樹脂(A−8)を得た。GPC−MALSによるMw:36万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.35であった。MFRは、6.9g/10min.であった。
実施例6で使用の多分岐状マクロモノマー(Mm−1)のかわりに多分岐状マクロモノマー(Mm−4)を使用した以外は同様にして、ポリスチレン系樹脂(A−9)を得た。GPC−MALSによるMw:33万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.36であった。MFRは、7.3g/10min.であった。
実施例6で使用の多分岐状マクロモノマー(Mm−1)のかわりに多分岐状マクロモノマー(Mm−5)を使用した以外は同様にして、ポリスチレン系樹脂(A−10)を得た。GPC−MALSによるMw:36万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.38であった。MFRは、6.5g/10min.であった。
実施例1におけるポリスチレン系樹脂(A−1)80部、PPE樹脂(B−1)20部、発泡剤(C−1)4部に加え、安定剤(D−1)を0.2部添加した以外は実施例1と同様にして、評価用のカップ型二次加工品を得た。
実施例1におけるポリスチレン系樹脂(A−1)80部、PPE樹脂(B−1)20部、発泡剤(C−1)4部に加え、安定剤(D−1)を0.2部、臭気防止剤(E−1)を0.5部添加した以外は実施例1と同様にして、評価用のカップ型二次加工品を得た。
実施例1におけるポリスチレン系樹脂(A−1)80部、PPE樹脂(B−1)20部、発泡剤(C−1)4部に加え、安定剤(D−1)を0.2部、臭気防止剤(E−1)を0.5部、難燃剤(F−1)を5部添加した以外は実施例1と同様にして、評価用のカップ型二次加工品を得た。
実施例1における配合比率を、ポリスチレン系樹脂(A−1)30部、PPE樹脂(B−1)70部とし、発泡剤(C−1)を8部用いた以外は実施例1と同様にして、評価用のカップ型二次加工品を得た。
実施例14におけるポリスチレン系樹脂(A−1)30部、PPE樹脂(B−1)70部、発泡剤(C−1)8部に加え、安定剤(D−1)を0.2部添加した以外は実施例14と同様にして、評価用のカップ型二次加工品を得た。
実施例14におけるポリスチレン系樹脂(A−1)30部、PPE樹脂(B−1)70部、発泡剤(C−1)8部に加え、安定剤(D−1)を0.2部、臭気防止剤(E−1)を0.5部添加し以外は実施例14と同様にして、評価用のカップ型二次加工品を得た。
実施例14におけるポリスチレン系樹脂(A−1)30部、PPE樹脂(B−1)70部、発泡剤(C−1)8部に加え、安定剤(D−1)を0.2部、臭気防止剤(E−1)を0.5部、難燃剤(F−1)を5部添加した以外は実施例14と同様にして、評価用のカップ型二次加工品を得た。
実施例1のスチレンモノマー90部をスチレンモノマー80部、アクリル酸ブチル10部にした以外は、同様にしてポリスチレン系樹脂(A−11)を得た。GPC−MALSによるMw:55万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.30であった。MFRは、1.0g/10min.であった。
実施例1のスチレンモノマー90部をスチレンモノマー80部、メタクリル酸メチル10部にした以外は、同様にしてポリスチレン系樹脂(A−12)を得た。GPC−MALSによるMw:54万、GPC−MALSから求められる分子量と慣性半径の両対数は0.31であった。MFRは、0.9g/10min.であった。
スチレンモノマー95部、トルエン5部からなる混合溶液を調製し、更に、有機過酸化物としてスチレンモノマーに対し200ppmの2,2−ビス(4,4−ジ−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンを加え、図1に示す装置を用いて下記条件で連続的に塊状重合させた。
攪拌式反応器(2)の反応温度:115℃
循環重合ライン(I)の反応温度:120℃
非循環重合ライン(II)の反応温度:130〜150℃
還流比:R=F1/F2=6
ただし、F1は循環重合ライン内を還流する混合溶液の流量を、F2は非循環重合ラインへ流出する混合溶液の流量を示す。
比較例1において、ブレンド比率をポリスチレン系樹脂(A’−1)30部、PPE樹脂(B−1)70部、発泡剤(C−1)を8部にした以外は比較例1と同様にして、評価用二次加工品を得た。
スチレンモノマー90部、トルエン10部からなる混合溶液を調製し、更に、有機過酸化物としてスチレンモノマーに対し300ppmのt−ブチルパーオキシベンゾエートを加え、図1に示す装置を用いて下記条件で連続的に塊状重合させた。
攪拌式反応器(2)の反応温度:135℃
循環重合ライン(I)の反応温度:140℃
非循環重合ライン(II)の反応温度:140〜160℃
還流比:R=F1/F2=6
ただし、F1は循環重合ライン内を還流する混合溶液の流量を、F2は非循環重合ラインへ流出する混合溶液の流量を示す。
比較例3において、ブレンド比率をポリスチレン系樹脂(A’−2)30部、PPE樹脂(B−1)70部、発泡剤(C−1)を8部にした以外は同様にして、評価用二次加工品を得た。
比較例1において、ブレンド比率をポリスチレン系樹脂(A’−1)98部、PPE樹脂(B−1)2部、発泡剤(C−1)を4部にした以外は比較例1と同様にして、評価用二次加工品を得た。
比較例1において、ブレンド比率をポリスチレン系樹脂(A’−1)10部、PPE樹脂(B−1)90部、発泡剤(C−1)を8部にした以外は比較例1と同様にして、評価用二次加工品を得た。
スチレンモノマー95部、トルエン5部からなる混合溶液を調製し、更に、スチレンモノマーに対し200ppmのジビニルベンゼン、有機過酸化物としてスチレンモノマーに対し300ppmのt−ブチルパーオキシベンゾエートを加え、図1に示す装置を用いて下記条件で連続的に塊状重合させた。
攪拌式反応器(2)の反応温度:135℃
循環重合ライン(I)の反応温度:140℃
非循環重合ライン(II)の反応温度:140〜160℃
還流比:R=F1/F2=6
ただし、F1は循環重合ライン内を還流する混合溶液の流量を、F2は非循環重合ラインへ流出する混合溶液の流量を示す。
(2):攪拌式反応器
(3)、(7):ギヤポンプ
(4)〜(6)、(8)〜(10):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
Claims (9)
- ポリスチレン系樹脂(A)とポリフェニレンエーテル系樹脂(B)と発泡剤(C)とを含有する樹脂組成物であって、前記ポリスチレン系樹脂(A)が、
複数の分岐を有し、且つ複数の重合性二重結合を有する多分岐状マクロモノマー(a1)とスチレン系モノマー(a2)とを共重合させた樹脂を含有することを特徴とするポリスチレン系樹脂組成物。 - 前記ポリスチレン系樹脂(A)が、
(1)GPC−MALS法により求められる重量平均分子量が15万〜55万であり、
(2)GPC−MALS法により求められる分子量を横軸、慣性半径を縦軸とした両対数グラフにおいて、分子量25万〜1000万の領域での傾きが0.30〜0.45である請求項1に記載のポリスチレン系樹脂組成物。 - 前記ポリスチレン系樹脂(A)と、前記ポリフェニレンエーテル系樹脂(B)との配合比率が、ポリスチレン系樹脂(A)20〜95質量部、ポリフェニレンエーテル系樹脂(B)5〜80質量部である請求項1または2に記載のポリスチレン系樹脂組成物
- 更に安定剤(D)を含有する請求項1から3のいずれかに記載のポリスチレン系樹脂組成物。
- 更に臭気防止剤(E)を含有する請求項1から4のいずれかに記載のポリスチレン系樹脂組成物。
- 更に難燃剤(F)を含有する請求項1から4のいずれかに記載のポリスチレン系樹脂組成物。
- 請求項1から6のいずれかに記載の樹脂組成物を発泡させてなることを特徴とする発泡体。
- 前記発泡体が発泡シートである請求項7記載の発泡体。
- 請求項8に記載の発泡シートを二次加工してなることを特徴とする発泡容器。
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