JPH02218727A - 耐熱性発泡シートの製造方法 - Google Patents

耐熱性発泡シートの製造方法

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JPH02218727A
JPH02218727A JP28572088A JP28572088A JPH02218727A JP H02218727 A JPH02218727 A JP H02218727A JP 28572088 A JP28572088 A JP 28572088A JP 28572088 A JP28572088 A JP 28572088A JP H02218727 A JPH02218727 A JP H02218727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamed sheet
polyphenylene oxide
resin
sheet
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP28572088A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ezawa
江沢 洋
Hiroshi Unno
海野 博
Takayuki Watanabe
孝行 渡辺
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性発泡ポリスチレンシートの製造方法に関
する。
〔従来の技術〕
−aに発泡ポリスチレンシートは熱成形されてトレイ、
弁当箱、丼、カップ等の各種容器に広く使用されている
。これらの容器は断熱性に優れ、例えば、カップ麺を熱
湯で温めそのまま食するには外壁温度が高くならず、手
に持てるので好適である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、容器の温度が80″Cを越えると変形す
る場合があり、例えば、電子レンジで麺を発泡ポリスチ
レンの容器に入れて調理すると変形する。
一方、近年電子レンジが普及し、電子レンジを利用した
食品が多数市販されているが、それらの容器は断熱性が
悪く、電子レンジで調理した後直接手に持てないという
問題点をもっており、断熱性のある電子レンジ用容器が
望まれている。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明者等は前述した状況下に耐熱性のある発泡ポリス
チレンシートの製造方法について鋭意研究した結果、汎
用ポリスチレンと特定量のポリフェニレンオキサイドを
低沸点有機化合物と混合せしめ次いで大気中に押出放出
して製造することが有効であることを見出し、本発明を
完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨とするところは、ポリフェニレ
ンオキサイド15〜70!!it%と汎用ポリステレ2
85〜30重量%から成る樹脂に、低沸点有機化合物を
樹脂100gに対し0.01〜0.1molの割合で加
えて押し出すことを特徴とする耐熱性発泡シートの製造
方法である。
本発明で使用するポリフェニレンオキサイドとしては、
通常重版されているポリフェニレンオキサイドが全て使
用できる。
ポリフェニレンオキサイドはポリフェニレンオキサイド
と汎用ポリスチレンの合計に対して15〜70重量%好
ましくは25〜50重量%である。ポリフェニレンオキ
サイドが15重量%未満では、耐熱性がポリスチレンと
大差なく、ポリフェニレンオキサイドを添加した効果が
見られない。また、ポリフェニレンオキサイドが70重
量%を越えると、発泡シートを得る際、シート表面が荒
れて平板性が…なわれるようになる。
また、流動性調整用等の可塑剤や熱安定剤を添加しても
何ら差し支えない。
汎用ポリスチレンは特に制約されないが、メルトフロー
インデックス(JIS K7210.200°C,5k
g)が5以下が好ましい。
本発明でいう低沸点有機化合物とは、ポリスチレンの発
泡剤として一般に用いられているものでよく例えば、プ
ロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の炭化水素化合
物やフロン−12、フロン−11、フロン−113、フ
ロン−123,フロン−134、フレオン−114、メ
チルクロライド、メチレンクロライド等のハロゲン化炭
化水素化合物、石油エーテルなどが代表的である。
この低沸点有機化合物の注入量は、目的とする発泡シー
トの厚みと密度により選択されるが、樹脂100gに対
し0.01〜0.1 molあり、好ましくは0.02
〜0.08 molである。低沸点有機化合物の注入量
が0.01 mo1未満では、押出したシートが裂は易
い、また注入量が0.1 molを越えると押出機先端
に取付けた金型の環状スリットより樹脂を放出した際、
花弁状のコルゲーションが多発しシートI11方向の品
質差が大きくなる。
発泡倍率は用途により異なり目的に合わせて調節すれば
よいが、通常は5〜20倍である。
また、本発明では、セルの調整剤としてタルク、シリカ
ゲルや炭酸カルシウム等の無機物や化学発泡剤を少量添
加することは何ら差し支えない。
本発明のシートは上記の樹脂を押出機で加熱混合したと
ころに低沸点有機化合物を圧入し、樹脂と低沸点有機化
合物を均一に混合した後冷却し、押出機先端に取り付け
た金型の環状スリットから大気中に放出し、引き続きサ
イジングドラムに沿って引取ることにより発泡シートを
得る。環状スリットより放出する際の圧力を保持するこ
とによって良好な発泡シートが得られる。
〔実施例〕
以下に実施例で説明する。
実施例1〜3 表−1に示すポリフェニレンオキサイドと汎用ポリスチ
レンに気泡調整剤としてタルク0.5重量%を添加し、
50mmφの押出機で溶融混練した後フレオン−12を
樹脂100gに対し0.065渭01の割合で圧太し、
環状スリットより大気中に放出して発泡シートを得た。
得られた発泡シートの厚み、見掛は密度をそれぞれ表−
1に示した。
得られたシートを加熱し、真空成形して片状容器を成形
した。この井は、100°Cのオープン中に10分間放
置しても変形しなかった。
比較例1 ポリフェニレンオキサイド量が10重量%の樹脂を使用
する以外は、実施例と同じ条件で発泡シートを押出した
。得られた発泡シートは良好であり、片状容器の成形も
良好であるが、100’Cのオーブン中に10分放置す
ると片状容器は変形してしまった。
比較例2 ポリフェニレンオキサイド量が75ffiff1%の樹
脂nを使用する以外は、実施例と同じ条件で発泡シート
を押出した。得られた発泡シートは、シート表面が荒れ
て二次成形するに足りるものではなかった。
実施例4〜5 低沸点有機化合物を表−2に示す以外は実施例2と同様
にして発泡シートを得た。得られた発泡シートの厚み、
見掛は密度をそれぞれ表−2に示した。得られたシート
を加熱し、真空成形して片状容器を成形した。この井は
、100°Cのオーブン中に10分間放置しても変形し
なかった。
比較例3〜4 原料樹脂を実施例−2と同じにして低沸点有機化合物を
表−2に記載した条件にして発泡シートを押出し比較し
た。比較例の製造条件、押出状態を表−2に示した。
〔発明の効果〕
畝上の如く本発明の方法によれば、断熱性がありまたポ
リスチレン樹脂単独の発泡シートより耐熱性のある発泡
シートを提供できるものである。
即ち、本発明で得た発泡シートを加熱成形した井形状等
の容器は食品を電子レンジで加熱し温めたり、調理して
も変形することはない。更に容器を直接手で取り出すこ
ともできる。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリフェニレンオキサイド15〜70重量%と汎
    用ポリスチレン85〜30重量%から成る樹脂に、低沸
    点有機化合物を樹脂100gに対し0.01〜0.1m
    olの割合で加えて押し出すことを特徴とする耐熱性発
    泡シートの製造方法。
JP28572088A 1988-11-14 1988-11-14 耐熱性発泡シートの製造方法 Pending JPH02218727A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345635A (ja) * 1991-05-23 1992-12-01 Nippon G Ii Plast Kk 軽量樹脂成形体
JP2011246588A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Dic Corp 発泡性スチレン系樹脂組成物、その発泡シート及び発泡容器
JP2012158065A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Jsp Corp ポリスチレン系樹脂積層発泡シート及び該発泡シートからなる容器
US8974882B2 (en) 2012-12-13 2015-03-10 Jsp Corporation Method for producing thermoplastic resin foamed blow-molded article and thermoplastic resin foamed blow-molded article

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JP2012158065A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Jsp Corp ポリスチレン系樹脂積層発泡シート及び該発泡シートからなる容器
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