JP2018009055A - 深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法、深絞り高強度成形品の製造方法、深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートおよび深絞り高強度発泡成形品 - Google Patents

深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法、深絞り高強度成形品の製造方法、深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートおよび深絞り高強度発泡成形品 Download PDF

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Abstract

【課題】耐熱性、耐衝撃性に優れ、電子レンジ加熱が可能で、さらに絞り比0.8以上の深絞り容器の成形が可能で強度が高く深絞り用の変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートを製造する方法、および、このシートを用いて深絞り高強度成形品を製造する方法、並びにこのような特性を有するシートおよびこのシートを用いた絞り比0.8以上の成形品を提供すること。【解決手段】本発明は、ポリスチレン系樹脂50〜90重量%とポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50重量%とを含む樹脂成分を発泡剤と共に押出成形により発泡させる工程を有する、絞り比が0.8以上の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法であって、該ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、3.5以上であり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2以上であるポリスチレン系樹脂を用いて、該シートの目付量が、100〜400g/ m2、残存発泡剤量が、1.0〜4.0重量%になるように押出成形により発泡させることを特徴とする深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法にある。【選択図】なし

Description

本発明はスープカップ容器、味噌汁容器、コーヒーカップ、およびインスタントラーメン用容器等に用いられ、電子レンジで加熱しても変形し難い絞り比が0.8以上ある成形品の成形に用いられる高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂発泡シート及び成形品並びにこれらの製法に関する。
従来、店頭で販売されているインスタントの味噌汁、コーヒーカップあるいはスープには口径に対して深さがある所謂深絞りの容器が用いられている。またインスタントラーメンにも深絞りの容器が用いられているものもある。
一方変性ポリフェニレンエーテル系樹脂発泡シートは外観性に優れており、軽量で低温での強度があり、保温性・断熱性に優れているため、冷凍食品容器、トレーやカップ、丼等多くの食品容器に用いられている。特に熱湯を注ぐ用途だけでなく、電子レンジで加熱しても変形し難いため、断熱性・保温性に優れ、さらに電子レンジ加熱が可能な容器として好まれて使用されている。
これらの容器はシートを加熱しプレス成形、真空成型、圧空成形等で成形されることが一般的であるが、口径に対する深さの比である絞り比が0.8以上になると成形が困難となり、成形時に成形品に穴が開いて容器として使用できなくなってしまうという問題があった。その為深絞りの容器に関しては主に紙が用いられている。
ところが紙製の容器は電子レンジ加熱は可能ではあるが、保温性や断熱性が変性ポリフェニレンエーテル系樹脂発泡シートより劣るため、深絞りが可能な変性ポリフェニレンエーテル系樹脂発泡シートの開発が望まれている。
変性ポリフェニレンエーテル系樹脂発泡シートは、例えば特許文献1(特許第4699327号公報)および特許文献2(特許第4848476号公報)等に開示されている。
特許文献1には、予め疎水性ゼオライトをポリスチレン系樹脂に練り込んだマスターペレットを、別途用意したポリスチレン系樹脂およびポリフェニレンエーテル系樹脂に加えて加熱下に溶融混練し、ここに揮発性発泡剤を圧入して耐熱製発泡体を製造し、この耐熱製発泡体を常温で熟成する工程を含む食品用耐熱製樹脂容器の製造方法の発明が開示されている。
この特許文献1に記載の発明はポリフェニレンエーテル系樹脂の有する臭気を、疎水性ゼオライトを予めポリスチレン系樹脂に均一に分散したマスターペレットを製造し、このマスターペレットをポリエチレン系樹脂とポリフェニレンエーテル系樹脂との溶融混合する際に加えてポリフェニレンエーテル系樹脂に起因する臭気を軽減しようとするものである。
この特許文献1には、汎用のポリスチレンを使用することが記載されているが、このような汎用のポリスチレン系樹脂を使用したのではZ平均分子量(Mz)を充分高くすることができないので、Z平均分子量(Mz)/重量平均分子量(Mw)の値(Mz/Mw)を高くすることができない。このため絞り比0.8以上の深絞りを行うと深絞りをして得られる成形体の側壁などに穴があくなど深絞り性が充分ではなく、また、得られる成形体の胴部の厚さの均一性が保てないとの問題がある。
また、特許文献2には、熱成形品を製造する際にポリフェニレンエーテル系樹脂とポリスチレン系樹脂とを特定の比率で配合すると共に、これらの樹脂を用いて形成されるポリスチレン系樹脂層における残存ブタン量を1.5質量%以上とする熱成形品の製造方法の発明が開示されている。
ここで使用するポリスチレン系樹脂としては、段落〔0019〕に、スチレン、メチルスチレン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ジメチルスチレン、パラメチルスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレンなどのスチレン系単量体の単独重合体、または、前記スチレン系単量体と他の単量体との共重合体を用いることができる旨記載されている。ただし、特許文献2にはスチレン単量体と共重合する他の単量体についての具体的な記載はなく、汎用ポリスチレン樹脂(GPPS)等として知られているスチレン単独重合体が好適に用いられると記載されている。
しかしながら、上記のようなスチレン系単量体の単独重合体およびこれらと他の単量体との共重合体を用いたとしても、得られる樹脂の重量平均分子量(Mw)に対するZ平均分子量(Mz)の値が充分に高くはならないために、Z平均分子量(Mz)/重量平均分子量(Mw)の値(Mz/Mw)を高くすることができない。このため絞り比0.8以上の深絞りを行うと深絞りをして得られる成形体の側壁などに穴があくなど深絞り性が充分ではなく、また、得られる成形体の胴部の厚さの均一性が保てないとの問題がある。
このようにこれらに開示されているポリスチレン系樹脂組成物を用いて発泡成形することにより形成された発泡シートは電子レンジ加熱が可能な成形品を提供できるものの、絞り比0.8以上の深絞り容器を成形することは困難であった。
また、深絞り容器では内容量が大きくなる場合があり、これに耐えるために、汎用のポリスチレン系樹脂を用いた成形品を製造する場合よりもシート強度を高くする必要もある。
このように特許文献1および2に記載されているポリスチレン系樹脂或いはポリフェニレンエーテル系樹脂組成物を用いることにより、電子レンジ加熱が可能な容器を製造することができるが、重量平均分子量(Mw)に対するZ平均分子量(Mz)の値を高くすることができないので、絞り比が0.8以上であって、シート強度が高く、低温衝撃性、断熱性・保温性に優れた深絞り容器が成形できる発泡シートを得ることはできなかった。
また、特許文献3(特開2010−126578号公報)には、「ポリフェニレンエーテル系樹脂(A)とポリスチレン系樹脂(B)とを含有する樹脂組成物であって、前記ポリスチレン系樹脂(B)が、複数の分岐を有し、且つその先端部に複数の重合性二重結合を有する多分岐マクロモノマー(b1)とスチレン系モノマー(b2)を共重合させた樹脂を含有することを特徴とするポリフェニレンエーテル系樹脂組成物。」の発明が開示されている。
特許文献3の段落〔0058〕には、「また、本発明のPPE樹脂組成物はキャスト押出、押出成形、射出成形などによって加工することで目的とする形状の成形体を作製することができるが、加工方法については歩留まりが良好な点で射出成形が好ましい。」と記載され、段落〔0060〕には、用途の例として、「建材、床材、発泡シートなどの建材」が例示されている。
ここで発泡シートは建材として使用するものであり、一般的にいって、建材となる発泡シートを深絞り加工することはない。
殊に本発明の成形品は、押出発泡シートを絞り比を0.8以上に絞り加工した成形品であり、好適にはこの成形品は食品容器に用いられる。特許文献3にはポリフェニレンエーテル系樹脂組成物を主として射出成形して所望の形状にして使用することが開示されているのであり、絞り比0.8以上に絞り形成を行って絞り比0.8以上の食品容器を製造することに関しては記載されていない。
特許第4699327号公報 特許第4848476号公報 特開2010−126578号公報
本発明は、耐熱性、耐衝撃性に優れ、電子レンジ加熱が可能で、さらに絞り比0.8以上の深絞り容器の成形が可能で強度が高く深絞り用の変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートを製造する方法、および、このシートを用いて深絞り高強度成形品を製造する方法、並びにこのような特性を有するシートおよびこのシートを用いた絞り比0.8以上の成形品を提供することを目的としている。
本発明の深絞り用高強度発泡変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートは、ポリスチレン系樹脂50〜90重量%とポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50重量%とを含む樹脂成分を発泡剤と共に押出成形により発泡させる工程を有する、絞り比が0.8以上の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法であって、
該ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、3.5以上であり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2以上であるポリスチレン系樹脂を用いて、該シートの目付量が、100〜400g/m2、残存発泡剤量が、1.0〜4.0重量%になるように押出成形により発泡させることにより製造することができる。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法においては、絞り比が、0.8〜1.5の範囲内にあることが好ましく、また、ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万〜50万の範囲内にあり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、4.0〜6.0の範囲内にあり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2〜3.5の範囲内にあることが好ましい。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法では、上記ポリスチレン系樹脂が、スチレン系モノマーと多官能ビニル化合物とを共重合して得られる複数の分岐を有するポリスチレン系樹脂を含むことが好ましく、この複数の分岐を有するビニルモノマーとしては、芳香族ジビニル化合物、および/または、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3-ブチレングリコールジ(メタ)アクリレートおよびネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレートよりなる群から選ばれる少なくとも1種類のジ(メタ)アクリレート化合物であることが好ましい。
本発明において、深絞り高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートが、食品用発泡容器を形成するためのシートであることが好ましい。
本発明の深絞り高強度成形品の製造方法は、上記のいずれかに記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートを、0.8以上の絞り比で熱成形することを特徴としている。
このときの深絞り高強度成形品の絞り比は、0.8〜1.5の範囲内にあることが好ましい。
本発明の深絞り高強度成形品は、食品容器であることが好ましい。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートは、ポリスチレン系樹脂50〜90重量%とポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50重量%とを含む樹脂成分からなる絞り比が0.8以上の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートであって、
該ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、3.5以上であり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2以上であり、該シートの目付量が、100〜400g/m2、残存発泡剤量が、1.0〜4.0重量%であることを特徴としている。
本発明の深絞り高強度発泡成形品は、ポリスチレン系樹脂50〜90重量%とポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50重量%とを含む樹脂成分からなり、
該ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、3.5以上であり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2以上である深絞り比が0.8以上の深絞り高強度発泡成形品である。
本発明による深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法によれば、絞り比が0.8以上〜好ましくは1.5以下の範囲の成形品を製造可能なシートを製造することができる。この製造方法に従って製造されたシートを用いることにより絞り比0.8以上〜好ましくは1.5以下の深絞り高強度発泡成形品を製造することができる。
このようにして得られた深絞り成形品は、耐衝撃性、断熱性、保温性に優れ、電子レンジによる加熱が可能な容器であり、好ましくはこの容器は食品用に用いることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートは、樹脂成分としてポリフェニレンエーテル系樹脂とポリスチレン系樹脂を用いる。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂発泡シートに用いられるポリフェニレンエーテル系樹脂は、下記式で示す式で表される。
上記式においてR1およびR2はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基またはハロゲン原子を表し、nは重合度を表す正の整数である。
このようなポリフェニレンエーテルの例としては、ポリ-2,6-ジメチルフェニレン-1,4-エーテル、ポリ-2,6-ジエチルフェニレン-1,4-エーテルおよびポリ-2,6-ジクロルフェニレン-1,4-エーテルを挙げることができる。上記式においてnは通常10〜5000である。上記のポリフェニレンエーテル系重合体は単独で或は組み合わせて使用することができる。
ポリフェニレンエーテル系樹脂は、融点が高く、単独では成形が難しいので、多くの場合このポリフェニレンエーテル系樹脂と相溶性の良いポリスチレン系樹脂などの熱可塑性樹脂で変性されて、変性ポリフェニレンエーテル系樹脂として使用されている。従って、本発明において「変性ポリフェニレンエーテル」は、ポリスチレン系樹脂で変性されたポリフェニレンエーテル系樹脂およびその変性ポリフェニレンエーテルをさらにポリスチレン系樹脂で変性したものを含むものとする。
本発明では上記ポリフェニレンエーテル系樹脂100〜500重量部とポリスチレン系樹脂100重量部とを分散状態にしたポリスチレン系樹脂変性ポリフェニレンエーテル系樹脂ペレットを予め調製し、ポリフェニレンエーテル系樹脂を用いる際にこのようにして調製したペレットの形態で使用することが好ましい。このようにポリスチレン系樹脂で予め変性した変性ポリフェニレンエーテル系樹脂ペレットを用いることにより、ポリフェニレンエーテル系樹脂を均一に分散させることができる。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートに用いられるポリスチレン系樹脂は特定の分子量、分子量分布を持った構造をしており、重量平均分子量(Mw)が35万以上、好ましくは35万〜50万の範囲内に重量平均分子量を有するポリスチレン系樹脂である。重量平均分子量(Mw)が35万に満たないポリスチレン系樹脂を用いても充分な強度が得られず、深絞りに耐える強度を有する押出発泡シートを得ることができない。また、50万以上の重量平均分子量(Mw)を有するポリスチレン系樹脂を使用したのではポリスチレン系樹脂を良好に発泡させることができにくくなる。
本発明で使用するポリスチレン系樹脂の数平均分子量(Mn)は、通常は83000〜142000の範囲内にあり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.5以上、好ましくは4.0〜6.0の範囲内にある。このMw/Mnの範囲を逸脱すると絞り比0.8以上の深絞りの際に均一な壁面が形成されにくくなる。
また、本発明で使用するポリスチレン系樹脂のZ平均分子量(Mz)は、絞り比0.8以上の深絞り性を確保する上で特に重要で、通常はこのZ平均分子量は770000〜1750000の範囲内にあり、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が2.2以上、好ましくは2.2〜3.5の範囲内にある。
Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が2.2を下回ると深絞り成形性が劣り、絞り比が0.8以上の成形品の成形の際に側壁に穴が空くなど充分に樹脂が伸びきらず、良好な容器を得ることができない。Z平均分子量(Mz)が3.5を超えると樹脂が均一に流れず、円滑な押出発泡成形をすることができず、また、深絞り容器を成形する際に樹脂からなる側壁が均一に形成されにくくなる。
上記のように重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)、Z平均分子量を所定の範囲に調整し、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)およびZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)を調整するために、本発明ではポリスチレン系樹脂に少量の複数の分岐を有するビニル化合物を配合している。
例えば本発明で使用するポリスチレン系樹脂は、多段層を配した連続塊状重合法を採用して、スチレン系モノマーと、3000ppm以下、好ましくは1000〜1500ppmのビニル基を2個以上有する多官能ビニル化合物とを共重合することにより得ることができる。
ここでビニル基を2個以上有する多官能ビニル化合物の量が3000ppmより多いとゲル化反応が優先して進行してしまい、押出発泡成形可能なポリスチレンを得ることが困難になる。
ここで謂うスチレン系モノマーとは、スチレン、α-メチルスチレン等のα置換スチレン、p-メチルスチレン等の核置換スチレン等が挙げられる。
また、多官能ビニル化合物とは、ジビニルベンゼン等の芳香族ジビニル化合物を挙げることができる。さらに、多官能ビニル化合物としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1、3-ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート等のジ(メタ)アクリレート化合物、それらを共重合した共重合化合物、または更にスチレンや他のモノビニル化合物を共重合した共重合化合物が挙げることができる。
芳香族ジビニル化合物とジ(メタ)アクリレート化合物はそれぞれ単独で或いは組み合わせて使用することができる。
本発明において、重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)およびZ平均分子量(Mz)はゲルパーミュレーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて測定することができる。測定条件は以下のとおりである。
GPC測定装置:昭和電工株式会社製Shodex GPC−101
カラム:ポリマーラボラトリーズ社製 PLgel 10μm MIXED−B
移動相:テトラヒドロフラン
温度:オーブン40℃、注入口35℃、検出器35℃
検出器:示差屈折計
上記分子量の測定は単分散ポリスチレンの溶出曲線より各溶出時間における分子量を算出し、ポリスチレン換算の分子量として算出したものである。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの目付量は100〜400g/m2であり、目付量が100g/m2に満たない場合は深絞り性に劣り、絞り比0.8以上の成形品の成形が困難となり、良品を得ることが難しくなる。また、目付量が400g/m2より大きい場合は成形性に問題はないものの、コストアップになり経済的に問題となる。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂発泡シートを得る方法としては一般的に行われている方法で良く、例えばタンデム式押出機を用いて発泡剤として炭素数3〜5の飽和脂肪族炭化水素を用い、タンデム式押出機の一段目に発泡剤を注入し溶融樹脂と充分に混練し、二段目で樹脂温度をコントロールし、先端に設けられた円筒状のダイから円筒状の発泡シートを押出、冷却しながら切り開きロール状に巻き取ることによって得ることができる。
目付量は樹脂の吐出量や引取速度と発泡剤の注入量のバランスにより100〜400g/m2に調整される。
また、得られたシート中の残存発泡剤量は1.0〜4.0重量%の範囲内に調整される。発泡剤としては有機系の発泡剤、無機系の発泡剤などから選択して使用することができるが、本発明ではノルマルブタンとイソブタンとを混合したブタンを用いることが好ましい。この場合のノルマルブタンとイソブタンとの混合比は、重量比で、通常は、20:80〜80:20の範囲内に設定される。
本発明の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートには必要に応じて着色剤、帯電防止剤、消臭剤等の添加剤を添加しても良い。また、意匠性の向上のためや印刷用に目付量100g/m2に満たない、好ましくは15〜40g/m2のポリスチレン系樹脂フィルムやポリオレフィン系樹脂フィルムを積層しても良い。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
〔実施例1〕
<ポリスチレン系樹脂の製造>
本発明に使用するポリスチレン系樹脂は以下の方法で合成した。
直列に接続された3段の反応器の後に2段の真空脱揮槽が設置された連続塊状重合装置を用い、スチレンモノマー95重量%とエチルベンゼン5重量%に、ジビニルベンゼンと2-フェノキシエチルメタクリレート、スチレン等から合成された多官能ビニル化合物;500ppmを均一に混合し、第1反応器に連続的に供給し、重合温度125℃〜145℃にコントロールした。
続いて第3反応器から連続的に重合液を取出し、160℃、67kPaの第1真空脱揮槽、230℃、0.4kPaの第2真空脱揮槽に導入し、未反応のスチレンモノマーおよびエチルベンゼンを分離し、多孔ダイにてストランド状に押出し、それを切断してペレット化した。
得られたポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)は40万、数平均分子量(Mn)は8万であり、Z平均分子量(Mz)は100万であり、従って、Mw/Mnは5.0、Mz/Mwは2.5であった。
<深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造及び評価>
2台の押出機を直列に連結したタンデム式押出機を用い、1段目の押出機に増核剤であるタルクとともに上記ポリスチレン系樹脂70重量%と予めポリフェニレンエーテル系樹脂70重量%とポリスチレン系樹脂30重量%とを加熱混合した変性ポリフェニレンエーテル系樹脂30重量%を200℃〜300℃にて溶融混練し、発泡剤としてノルマルブタン30重量%とイソブタン70重量%を混合したブタンを混練しながら注入し、2段目の押出機に導入した。
2段目の押出機では130℃〜160℃にコントロールし、先端に設置した円筒状のダイから押出発泡させ円筒状の発泡シートを作製し、それを切り開きロール状に巻き発泡シートを得た。シートの引取り速度や発泡剤の注入量を調整し目付量を250g/ m2、厚みは2.5mmに合わせた。
続いて得られた深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートを4週間養生後、絞り比が1.0のカップ状の金型を用い、ヒーター温度230℃〜250℃で真空成形にて成形品を得た。
なお、シート強度の測定は、シートを50mm×100mmに切出し、支点間距離88mm、試験速度6mm/秒の速度で曲げ、屈折時の荷重をシート強度とした。
また、深絞り成形時の伸び易さを調べる為、環境温度120℃においてチャック間距離80mm、引張速度500mm/分での伸び率を測定した。
一方、成形評価は外観上問題が無い成形品が得られるか、側面の肉厚に偏りが無いかを評価し、問題無ければ○、問題がある場合には×とした。
結果を表−1に示す。
〔実施例2〕
実施例1で用いたポリスチレン系樹脂70重量%と変性ポリフェニレンエーテル系樹脂30重量%を用い、実施例1と同様の方法で発泡シートを製造し、引取速度と発泡剤の注入量を調整し、目付量300g/m2、厚み2.5mmの発泡シートを得た。
続いて実施例1と同様金型を用い、同様の方法で成形し成形品を得た。
シート強度、成形評価は実施例1と同様に行い、結果を表−1に示す。
〔比較例1〕
重量平均分子量(Mw)が33万、数平均分子量(Mn)は10万であり、Z平均分子量(Mz)は66万であり、従って、Mw/Mnが3.3、Mz/Mwが2.0である市販のポリスチレン系樹脂70重量%と実施例1で用いた変性ポリフェニレンエーテル系樹脂30重量%を用いて、実施例1と同様の方法で目付量250g/m2、厚み2.5mmの発泡シートを得た。
続いて実施例1と同様の金型を用い、同様の方法で成形し成形品を得た。
シート強度、成形評価は実施例1と同様に行い、結果を表−1に示す。
〔比較例2〕
重量平均分子量(Mw)が33万、数平均分子量(Mn)は10万であり、Z平均分子量(Mz)は66万であり、従って、Mw/Mnが3.3、Mz/Mwが2.0である市販のポリスチレン系樹脂70重量%と実施例1で用いた変性ポリフェニレンエーテル系樹脂30重量%を用いて、実施例1と同様の方法で目付量300g/m2、厚み2.5mmの発泡シートを得た。
続いて実施例1と同様の金型を用い、同様の方法で成形し成形品を得た。
シート強度、成形評価は実施例1と同様に行い、結果を表−1に示す。
以上説明したとおり、本発明の要件を満たす特定の分子量と分子量分布(Mw/Mn及びMz/Mw)を持ったポリスチレン系樹脂を用いることにより、高強度のシートを得ることができ、また絞り比が0.8以上の深絞りの成形品を得ることができた。

Claims (14)

  1. ポリスチレン系樹脂50〜90重量%とポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50重量%とを含む樹脂成分を発泡剤と共に押出成形により発泡させる工程を有する、絞り比が0.8以上の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法であって、
    該ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、3.5以上であり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2以上であるポリスチレン系樹脂を用いて、該シートの目付量が、100〜400g/ m2、残存発泡剤量が、1.0〜4.0重量%になるように押出成形により発泡させることを特徴とする深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法。
  2. 上記絞り比が、0.8〜1.5の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法。
  3. 上記ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万〜50万の範囲内にあり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、4.0〜6.0の範囲内にあり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2〜3.5の範囲内にあることを特徴とする請求項1または2に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法。
  4. 上記ポリスチレン系樹脂が、スチレン系モノマーと多官能ビニル化合物とを共重合した複数の分岐を有するポリスチレン系樹脂を含むことを特徴とする請求項1または3に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法。
  5. 上記多官能ビニル化合物が、芳香族ジビニル化合物であることを特徴とする請求項4に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法。
  6. 上記多官能ビニル化合物が、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3-ブチレングリコールジ(メタ)アクリレートおよびネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレートよりなる群から選ばれる少なくとも1種類のジ(メタ)アクリレート化合物であることを特徴とする請求項4または5に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法。
  7. 上記深絞り高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートが、食品用発泡容器を形成するためのシートであることを特徴とする請求項1に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートの製造方法。
  8. 上記請求項1乃至7のいずれか一項に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートを、0.8以上の絞り比で熱成形することを特徴とする深絞り高強度成形品の製造方法。
  9. 上記深絞り高強度成形品の絞り比が0.8〜1.5の範囲内にあることを特徴とする請求項8に記載の深絞り高強度成形品の製造方法。
  10. 上記深絞り高強度成形品が食品容器であることを特徴とする請求項8に記載の深絞り高強度成形品の製造方法。
  11. ポリスチレン系樹脂50〜90重量%とポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50重量%とを含む樹脂成分からなる絞り比が0.8以上の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートであって、
    該ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、3.5以上であり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2以上であり、該シートの目付量が、100〜400g/m2、残存発泡剤量が、1.0〜4.0重量%であることを特徴とする深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シート。
  12. 上記深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シートが食品容器の成形用のシートであることを特徴とする請求項11に記載の深絞り用高強度変性ポリフェニレンエーテル系樹脂押出発泡シート。
  13. ポリスチレン系樹脂50〜90重量%とポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50重量%とを含む樹脂成分からなり、
    該ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が、35万以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、3.5以上であり、且つZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が、2.2以上であることを特徴とする深絞り比が0.8以上の深絞り高強度発泡成形品。
  14. 上記深絞り高強度発泡成形品が、食品容器であることを特徴とする請求項13に記載の深絞り高強度発泡成形品。
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