JP5333808B2 - ニ軸延伸スチレン系樹脂シート用樹脂組成物、及びそれを用いたシート、成形品 - Google Patents
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また、特許文献6には、特定の分子量分布を有する二軸延伸シートについて開示されている。しかし、当該技術では、成形サイクルの短縮や、より高度なシート外観については検討されていない。
更に、特定の分岐数と特定の分子量分布を有するスチレン系樹脂シートについて開示されている(特許文献7)。しかし、当該技術においても、成形サイクルの短縮や、より高度なシート外観については検討されていない。
本発明のニ軸延伸スチレン系樹脂シートを形成するスチレン系単量体とアクリル酸エステル共重合体は、GPC−MALLS法により求められる絶対分子量73.4万における1分子当たりの分岐数が0.40〜2.50個であり、GPC−MALLS法により求められる重量平均分子量(Mw)が25〜45万であり、かつ、重量平均分子量(Mw)ピーク分子量(Mp)との比(Mw/Mp)が1.05〜1.28である。
(i)高速液体クロマトグラフィー(Shodex社製HPLC、検出器:Wyatt Technolgy社製DAWN EOS,Shodex社製RI−101、カラム:Shodex社製KF−806L×2、溶媒:THF、流量:1.0ml/min)にて絶対分子量を測定し、Wyatt Technology社製解析ソフトASTRAにて重量平均慣性半径を求めた。
(ii)分岐したスチレン系単量体とアクリル酸エステル共重合体の重量平均慣性半径(RwB)と、直鎖状のスチレン系単量体とアクリル酸エステル共重合体の重量平均慣性半径(RwL)を式(1)に代入しgを算出し、次いで式(2)により1分子あたりの分岐数(n)を算出する。
式(1) g=(RwB)2/(RwL)2
式(2) g=(1/n)×ln(1+n)
nmである。また、数平均慣性半径と重量平均慣性半径の比(Rw/Rn)は1.0〜2.0であり、より好ましくは1.0〜1.8である。スチレン系単量体とアクリル酸エステルとの共重合体の数平均慣性半径が上記範囲であれば二軸延伸スチレン系樹脂シートやそれを用いた成形品の強度がより高くなり、二軸延伸スチレン系樹脂シート製膜時の延伸性と容器に成形する二次成形時の深絞り成形性に優れる。また、数平均慣性半径と重量平均慣性半径の比(Rw/Rn)が上記範囲であると二軸延伸スチレン系樹脂シート製膜時の延伸性と容器に成形する二次成形時の深絞り成形性に優れ、二軸延伸スチレン系樹脂シートやそれを用いた成形品の強度がより向上する。
尚、本発明では、多分岐状マクロモノマーをスチレン系単量体とアクリル酸エステルに対して好ましくは50ppm〜3000ppm、より好ましくは100ppm〜1500ppmの比率で用いるのが好適である。かかる比率であると、多分岐状ポリスチレンの生成が容易であり、ゲル化の抑止をすることが簡便である。
一般式(1)
ここで、Y2は例えば、
(2)該重縮合体中に残存する未反応の活性メチレン基またはメチン基を、1分子中に芳香環に直接結合した二重結合と活性メチレン基の求核置換反応における脱離基とを有する化合物と求核置換反応させることによって得られる。
塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの強アルカリが好適であり、反応に際しては水溶液として使用する。
尚、上記多分岐ポリエステルポリオールとして、Perstorp社製「Boltorn H20、H30、H40」が市販されている。
また、多分岐ポリエステルポリオールは、そのヒドロキシ基の一gが、あらかじめエステル化されていてもよい。
トリオールとしては、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、トリメチロールブタン、グリセロール、1,2,5−ヘキサントリオールなどが挙げられる。
テトラオールとしては、ペンタエリスリトール、ジトリメチロールプロパン、ジグリセロール、ジトリメチロールエタンなどを挙げることができる。
芳香環に結合した水酸基を2個以上有する芳香族化合物としては、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、1,4−キシリレンジメタノール、1−フェニル−1,2−エタンジオールなどを挙げることができる。
カルボキシル基に隣接する炭素原子が飽和炭素原子であり、かつ該炭素原子上の水素原子がすべて置換され、且つ水酸基を2個以上有するモノカルボン酸としては、ジメチロールプロピオン酸、α,α−ビス(ヒドロキシメチル)酪酸、α,α,α−トリス(ヒドロキシメチル)酢酸、α,α−ビス(ヒドロキシメチル)吉草酸、α,α−ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸などがある。かかるモノカルボン酸を使用することにより、エステル分解反応が抑制され、多分岐ポリエステルポリオールを形成することができる。
また、かかる多分岐状ポリマーを製造する際に、触媒を使用するのが好ましく、かかる触媒としては、例えばジアルキルスズオキシド、ハロゲン化ジアルキルスズ、ジアルキルスズビスカルボキシレート、あるいはスタノキサンなどの有機錫化合物、テトラブチルチタネートなどのチタネート、ルイス酸、パラトルエンスルホン酸などの有機スルホン酸などが挙げられる。
水酸基を1個以上有する環状エーテル化合物としては、3−エチル−3−(ヒドロキシメチル)オキセタン、2,3−エポキシ−1−プロパノール、2,3−エポキシ−1−ブタノール、3,4−エポキシ−1−ブタノールなどが挙げられる。
Williamsonのエーテル合成法に於いて使用される水酸基を1個以上有する化合物としては、前記したものでよいが、芳香環に結合した水酸基を2個以上有する芳香族化合物が好ましい。かかる化合物の代表的なものとしては、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、1,4−キシリレンジメタノール、1−フェニル−1,2−エタンジオールなどが挙げられる。
また、2個以上の水酸基とハロゲン原子、−OSO2OCH3又は−OSO2CH3を含有する化合物としては、5−(ブロモメチル)−1,3−ジヒドロキシベンゼン、2−エチル−2−(ブロモメチル)−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−(ブロモメチル)−1,3−プロパンジオール、2−(ブロモメチル)−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオールなどが挙げられる。
なお、上記多分岐状ポリマーを製造する際には、通常触媒を使用するのが好ましく、かかる触媒としては例えばBF3ジエチルエーテル、FSO3H、ClSO3H、HClO4などを挙げることができる。
(式中、Dはデンドリックユニットの数、Lは線状ユニットの数、Tは末端ユニットの数を表す)
試料1gを100mlのトルエンに24時間溶解後、撹拌下のメタノール800mlに落とし、静置、沈降後グラスフィルターにてろ過後、真空乾燥器にて24時間乾燥する。試料重量、乾燥後の重量及び次式より、メタノール可溶分を算出できる。
(1)分岐数
高速液体クロマトグラフィー(Shodex社製HPLC、検出器:Wyatt Technolgy社製DAWN EOS,Shodex社製RI−101、カラム:Shodex社製KF−806L×2、溶媒:THF、流量:1.0ml/min)にて絶対分子量を測定し、Wyatt Technology社製解析ソフトASTRAにて重量平均慣性半径を求め、次いで分岐スチレン系単量体とアクリル酸エステルとの共重合体の重量平均慣性半径(RwB)と、直鎖スチレン系単量体とアクリル酸エステルとの共重合体の重量平均慣性半径(RwL)を式(1)に代入しgを算出し、更に式(2)により1分子あたりの分岐数(n)を算出した。
式(1) g=(RwB)2/(RwL)2
式(2) g=(1/n)×ln(1+n)
上記の分岐数を求める際に使用した機器を使用し、同条件にて測定し、Wyatt社製解析ソフトにより解析した。
高速液体クロマトグラフィー(東ソー社製HLC−8220GPC、検出器:RI検出器、カラム:TSKgel G6000H×1+G5000H×1+G4000H×1+G3000H×1+TSKguard colummH×1−H、溶媒:THF、流量:1.0ml/min、温度40℃)を用いて、標準ポリスチレンにより標準校正曲線を作成し、溶出体積における重量分率と分子量より重量平均分子量(Mw)を求めた。一方、ピーク分子量は、クロマトグラムのピークに相当する直鎖スチレン換算分子量として求めた。
試料1gを100mlのトルエンに24時間溶解後、撹拌下のメタノール800mlに落とし、静置、沈降後グラスフィルターにてろ過後、真空乾燥器にて24時間乾燥した。メタノール可溶分は次式で算出した。
ASTM D−1504に準じて測定した。
JIS K−7105に準じてヘーズ値を測定した。
JIS K−7105に準じて、クシ間隔0.5mmとして像鮮明度を測定した。
評価用二軸延伸スチレン系樹脂シートを用いて単発式熱板圧空成形機(関西自動成型機(株)製)で、加熱温度123℃、加熱圧力0.1MPa、加熱時間2.0秒、成形圧力0.4MPa、成形時間2秒、金型温度60℃の条件にてフードパックを成形し、50枚重ねてプレス式打ち抜き機で打ち抜いて、成形品に割れが発生する割合により抜き割れ防止性を評価した。
◎:割れている割合0%
○:割れている割合2%未満
△:割れている割合2%以上10%未満
×:割れている割合10%以上
評価用二軸延伸スチレン系樹脂シートを用いて単発式熱板圧空成形機(関西自動成型機(株)製)で、加熱温度117℃、加熱圧力0.1MPa、加熱時間2.0秒、成形圧力0.4MPa、成形時間2秒、金型温度60℃の条件にて成形し、成形品の口径と深さの比(絞り比)により深絞り成形性を評価した。絞り比が高い程、深絞り成形性が良好となる。
評価用二軸延伸スチレン系樹脂シートを用いて単発式熱板圧空成形機(関西自動成型機(株)製)で、加熱圧力0.1MPa、加熱時間2.0秒、成形圧力0.4MPa、成形時間2秒、金型温度60℃の条件にて成形し、成形品(惣菜用容器蓋:縦×横×深さ=100×100×30mm)の嵌合部のR値が1.5mm(金型の嵌合部のR値:1.2mmに対し125%)となる加熱温度を測定した。加熱温度が低い程、深絞り成形性が良好となる。
固形分濃度0.2質量%のシリコンエマルジョンをコーターで塗布後、乾燥処理を行い、シリコン塗布量が両面25mg/m2の二軸延伸シートを得た後、シート表面を顕微鏡にて拡大観察し防曇剤の塗布状況を観察した。均一塗布:○、不均一塗布:×
本実施例では、図1に示すように配列された装置を用いた。スチレン、アクリル酸ブチル及び溶媒などを含む混合溶液をプランジャーポンプ(1)により、撹拌式反応器(2)に供給した。その後、ギヤポンプ(3)により循環重合ライン(I)に供給した。循環重合ライン(I)は、入口から順に内径2.5インチ管状反応器(スイス国、ゲブリュー・ズルツァー社製SMXスタティックミキサー)(4)、(5)、(6)及び混合溶液を循環させるためのギヤポンプ(7)から構成されている。(4)〜(6)の反応容積は約20Lである。管状反応器(6)とギヤポンプ(7)の間には非循環重合ライン(II)に続く出口が設けられている。非循環重合ライン(II)には、入口から順に上記と同様の管状反応器(8)、(9)、(10)とギヤポンプ(11)が直列に連結されている。(8)〜(10)の反応容積は約16Lである。
スチレン99部、アクリル酸ブチル1部、エチルベンゼン8部、重合開始剤(2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン)をスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppmからなる混合液を調整し、図1に示す装置を用いて下記条件で、連続的に重合させた。
混合溶液の供給量:9.0リットル/時間
撹拌式反応器での反応温度:130℃
循環重合ライン(I)での反応温度:130℃
非循環重合ライン(II)での反応温度:155〜165℃
重合して得られた混合溶液を260℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物1を得た。
得られたスチレン系樹脂1は、分岐数0.40、GPC−MALLS法による重量平均分子量25.8万、分子量分布(Mw/Mn)2.27、数平均慣性半径16.3nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.44、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.07、メタノール可溶分1.1%であった。
スチレン系樹脂1を押出機に供給し、溶融混練後Tダイよりシート状に溶融押出しシートを得た。このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン98部、アクリル酸ブチル2部、エチルベンゼン8部、重合開始剤(2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン)をスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppmからなる混合液を調整した以外は、実施例1と同条件にて重合した。
重合して得られた混合溶液を260℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物2を得た。
得られたスチレン系樹脂2は、分岐数0.46、GPC−MALLS法による重量平均分子量26.6万、分子量分布(Mw/Mn)2.28、数平均慣性半径18.1nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.58、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.09、メタノール可溶分1.0%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
<メタクリロイル基及びアセチル基を有する多分岐ポリエステルポリオールの合成>
7%酸素導入管、温度計、コンデンサーを備えたディーンスタークデカンター、および攪拌機を備えた反応容器に、「Boltorn H20」10g、ジブチル錫オキシド1.25g、官能基(B)としてイソプロペニル基を有するメチルメタクリレート100g、およびヒドロキノン0.05gを加え、混合溶液中に3ml/分の速度で7%酸素を吹き込みながら、撹拌下に加熱した。デカンターへの留出液量が1時間あたり15〜20gになるように加熱量を調節し、1時間ごとにデカンター内の留出液を取り出し、これに相当する量のメチルメタクリレートを加えながら4時間反応させた。
反応終了後、メチルメタクリレートを減圧下で留去し、残っているヒドロキシ基をキャッピングするために無水酢酸10g、スルファミン酸2gを加えて室温下、10時間撹拌した。濾過でスルファミン酸を除去し、減圧下で無水酢酸および酢酸を留去した後に、残留物を酢酸エチル70gに溶解し、ヒドロキノンを除去する為に5%水酸化ナトリウム水溶液20gで4回洗浄した。さらに7%硫酸水溶液20gで2回、水20gで2回洗浄した。得られた有機層にメトキノン0.0045gを加え、減圧下、7%酸素を導入しながら溶媒を留去し、イソプロペニル基およびアセチル基を有する多分岐ポリエステル11gを得た。得られた多分岐ポリエステルの質量平均分子量は3000、数平均分子量は2100であり、多分岐ポリエステルポリオール(A)へのイソプロペニル基およびアセチル基導入率は、それぞれ55%および36%であった。
スチレン98部、アクリル酸ブチル2部、エチルベンゼン8部、参考例1の多分岐状マクロモノマーをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し100ppm、重合開始剤t−ブチルパーオキシベンゾエートをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppmからなる混合液を調整し、図1に示す装置を用いて下記条件で、連続的に重合させた。
混合溶液の供給量:9.0リットル/時間
撹拌式反応器での反応温度:130℃
循環重合ライン(I)での反応温度:130℃
非循環重合ライン(II)での反応温度:150〜155℃
重合して得られた混合溶液を260℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物3を得た。
得られたスチレン系樹脂3は、分岐数0.87、GPC−MALLS法による重量平均分子量29.0万、分子量分布(Mw/Mn)2.03、数平均慣性半径21.6nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.01、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.15、メタノール可溶分0.9%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン98部、アクリル酸ブチル2部、エチルベンゼン8部、参考例1の多分岐状マクロモノマーをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し200ppm、重合開始剤t−ブチルパーオキシベンゾエートをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppmからなる混合液を調整した以外は、実施例3と同条件にて重合した。
重合して得られた混合溶液を260℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物4を得た。
得られたスチレン系樹脂4は、分岐数1.29、GPC−MALLS法による重量平均分子量31.6万、分子量分布(Mw/Mn)2.08、数平均慣性半径23.4nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.10、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.23、メタノール可溶分0.9%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン95部、アクリル酸ブチル5部、エチルベンゼン8部、参考例1の多分岐状マクロモノマーをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し200ppm、重合開始剤t−ブチルパーオキシベンゾエートをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppmからなる混合液を調整した以外は、実施例3と同条件にて重合した。
重合して得られた混合溶液を260℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物5を得た。
得られたスチレン系樹脂5は、分岐数1.79、GPC−MALLS法による重量平均分子量33.8万、分子量分布(Mw/Mn)2.38、数平均慣性半径24.4nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.10、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.26、メタノール可溶分0.9%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン95部、アクリル酸ブチル5部、エチルベンゼン8部、参考例1の多分岐状マクロモノマーをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し500ppm、重合開始剤t−ブチルパーオキシベンゾエートをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppm、連鎖移動剤n−ドデシルメルカプタンをスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し100ppmからなる混合液を調整した以外は、実施例3と同条件にて重合した。
重合して得られた混合溶液を260℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物6を得た。
得られたスチレン系樹脂6は、分岐数2.40、GPC−MALLS法による重量平均分子量34.2万、分子量分布(Mw/Mn)2.41、数平均慣性半径24.7nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.15、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.25、メタノール可溶分1.0%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン系樹脂1を99.4質量%と平均粒子径0.3μmのスチレングラフトジエンゴムをジエン成分として10%含有したグラフト型ゴム変性ポリスチレン樹脂を0.6質量%ドライブレンド混合した後、押出機に供給し、溶融混練しシートを得た。このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
実施例1と同様の反応装置を用い、以下の組成、重合条件により、連続的に重合させた。
スチレン88部、エチルベンゼン12部、重合開始剤(2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン)をスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppmからなる混合液を調整し、図1に示す装置を用いて下記条件で、連続的に重合させた。
混合溶液の供給量:6.52リットル/時間
撹拌式反応器での反応温度:室温
循環重合ライン(I)での反応温度:125℃
非循環重合ライン(II)での反応温度:150〜160℃
重合して得られた混合溶液を250℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物8を得た。
得られたスチレン系樹脂8は、分岐数0.07、GPC−MALLS法による重量平均分子量29.2万、分子量分布(Mw/Mn)2.37、数平均慣性半径14.5nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.57、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.10、メタノール可溶分1.1%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン97部、アクリル酸ブチル3部、エチルベンゼン8部、重合開始剤(2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン)をスチレンに対し150ppmからなる混合液を調整し、図1に示す装置を用いて下記条件で、連続的に重合させた。
混合溶液の供給量:6.52リットル/時間
撹拌式反応器での反応温度:室温
循環重合ライン(I)での反応温度:112℃
非循環重合ライン(II)での反応温度:146〜156℃
重合して得られた混合溶液を250℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物9を得た。
得られたスチレン系樹脂9は、分岐数0.76、GPC−MALLS法による重量平均分子量45.6万、分子量分布(Mw/Mn)3.2、数平均慣性半径25.9nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.20、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.38、メタノール可溶分1.0%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン97部、アクリル酸ブチル3部、エチルベンゼン6部、重合開始剤(2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン)をスチレンに対し250ppmからなる混合液を調整し、図1に示す装置を用いて下記条件で、連続的に重合させた。
混合溶液の供給量:6.52リットル/時間
撹拌式反応器での反応温度:室温
循環重合ライン(I)での反応温度:109℃
非循環重合ライン(II)での反応温度:115〜130℃
重合して得られた混合溶液を250℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物10を得た。
得られたスチレン系樹脂10は、分岐数0.80、GPC−MALLS法による重量平均分子量47.6万、分子量分布(Mw/Mn)3.0、数平均慣性半径26.3nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.40、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.29、メタノール可溶分1.0%であった。
実施例1と同様の押出機を用いシートを得た後に、このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン99.5部、アクリル酸ブチル0.5部、エチルベンゼン8部、重合開始剤(2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン)をスチレンとアクリル酸ブチルの合計100部に対し150ppmからなる混合液を調整し、図1に示す装置を用いて下記条件で、連続的に重合させた。
混合溶液の供給量:9.0リットル/時間
撹拌式反応器での反応温度:130℃
循環重合ライン(I)での反応温度:130℃
非循環重合ライン(II)での反応温度:155〜165℃
重合して得られた混合溶液を260℃の熱交換器で加熱し、5kPaの減圧下で揮発性成分を除去後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂組成物11を得た。
得られたスチレン系樹脂11は、分岐数0.23、GPC−MALLS法による重量平均分子量25.0万、分子量分布(Mw/Mn)2.32、数平均慣性半径16.0nm、慣性半径分布(Rw/Rn)1.48、GPC法による平均重量平均分子量とピーク分子量の比1.07、メタノール可溶分1.1%であった。
スチレン系樹脂1を押出機に供給し、溶融混練後Tダイよりシート状に溶融押出しシートを得た。このシートを単発延伸機により縦横方向共に2.5倍に延伸した。延伸温度は縦横方向とも配向緩和応力が0.6MPaとなるよう設定した。
スチレン97部、アクリル酸ブチル3部、エチルベンゼン6部、重合開始剤(2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン)をスチレンに対し700ppmからなる混合液を調整し、25mlのアンプルにて気相を窒素置換した後封管して重合した。重合条件は下記の通り重合した所、ゲル化した。
110℃で3時間重合した後、115℃1時間、130℃1.3時間で重合した。
(2):撹拌式反応器
(3):ギヤポンプ
(4):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
(5):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
(6):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
(7):ギヤポンプ
(8):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
(9):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
(10):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
(11):ギヤポンプ
(I):循環重合ライン
(II):非循環重合ライン
Claims (8)
- GPC−MALLS法により求められる絶対分子量73.4万における1分子当たりの分岐数が0.40〜2.50個であり、GPC−MALLS法により求められる重量平均分子量(Mw)が25万〜45万であり、GPC法により求められた重量平均分子量(Mw)とピーク分子量(Mp)との比(Mw/Mp)が1.05〜1.28の、スチレン系単量体とアクリル酸エステルとを、スチレン系単量体/アクリル酸エステル=95/5〜99.7/0.3の質量比で重合させた共重合樹脂を含有することを特徴とする二軸延伸スチレン系樹脂シート用樹脂組成物。
- 前記共重合樹脂が、メタノール可溶分を0.5〜2.0質量%含有する請求項1記載の二軸延伸スチレン系樹脂シート用樹脂組成物。
- 前記アクリル酸エステルがアクリル酸ブチルである請求項1乃至2のいずれかに記載の二軸延伸スチレン系樹脂シート用樹脂組成物。
- 更に、平均粒子径0.1〜5.0μmのスチレングラフトジエンゴムをジエン成分として0.05〜3.0質量%含有する請求項1乃至3記載の二軸延伸スチレン系樹脂シート用樹脂組成物。
- 更に、ミネラルオイルを0.5質量%以下含有する請求項1乃至4のいずれかに記載の二軸延伸スチレン系樹脂シート用樹脂組成物。
- 請求項1乃至5いずれかに記載の二軸延伸スチレン系樹脂シート用樹脂組成物により形成された二軸延伸スチレン系樹脂シート。
- 防曇剤および/または離型剤を、片面または両面に塗布してなる請求項6記載の二軸延伸スチレン系樹脂シート。
- 請求項6又は7記載の二軸延伸スチレン系樹脂シートを加熱成形した成形品。
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