JP2011240797A - 車両のカウル部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】カウルトップガーニッシュの通気孔を通過した水がカウルトップガーニッシュの車両後方側の吸気口に浸入することを確実に阻止することができる車両のカウル部構造を提供する。
【解決手段】外気を車室内に取り入れる通気孔7Hを備えたカウルトップガーニッシュ7がフロントウインドシールド1の下端部1Kとフロントフード2の後端部2Kとの間に配置され、カウルトップガーニッシュ7の車両後方側Rrにエアコンの吸気口8が設けられている車両のカウル部構造であって、通気孔7Hを通過した水が前記吸気口8に浸入することを阻止するカウルベントカバー9が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、
外気を車室内に取り入れる通気孔を備えたカウルトップガーニッシュが、フロントウインドシールドの下端部とフロントフードの後端部との間に配置され、
前記カウルトップガーニッシュの車両後方側に吸気口が設けられている車両のカウル部構造に関する。
従来、上記の車両のカウル部構造では、カウルトップガーニッシュの通気孔の後ろ下方に吸気口が位置して、前記通気孔と前記吸気口とが直接連通していた。この技術に類似した技術として特許文献1がある。
実開平6−3775号公報
上記従来の技術では、通気孔と吸気口はある程度離間しており、通気孔を通過した雨水等が吸気口に入り込むことはなかったが、例えば、フロントフードが開放された状態で自動車が高圧洗車される場合等に、前記通気孔を通過した水が吸気口に浸入し、吸気口に連通した機器(一例としてエアコン)が故障することがあった。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、カウルトップガーニッシュの通気孔を通過した水がカウルトップガーニッシュの車両後方側の吸気口に浸入することを確実に阻止することができる車両のカウル部構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
外気を車室内に取り入れる通気孔を備えたカウルトップガーニッシュが、フロントウインドシールドの下端部とフロントフードの後端部との間に配置され、
前記カウルトップガーニッシュの車両後方側に吸気口が設けられている車両のカウル部構造であって、
前記通気孔を通過した水が前記吸気口に浸入することを阻止するカウルベントカバーが設けられている点にある。(請求項1)
この構成によれば、前記カウルベントカバーが設けられているから、カウルトップガーニッシュの通気孔を通過した水が前記吸気口に浸入することをカウルベントカバーで確実に阻止することができる。これにより、吸気口に連通したエアコン等の故障を防止することができる。(請求項1)
本発明において、
前記カウルベントカバーは車両後方側ほど上方に位置する後ろ上がり傾斜姿勢に設定されていると、縦断面における水の浸入方向とカウルベントカバーの交差角度を大きくすることができて、カウルベントカバーで水をより受け止めやすくすることができる。その結果、カウルトップガーニッシュの通気孔を通過した水が前記吸気口に浸入することをカウルベントカバーで確実に阻止することができる。(請求項2)
本発明において、
前記カウルベントカバーは前記カウルトップガーニッシュに固定され、
前記カウルトップガーニッシュに対する前記カウルベントカバーの固定部は、閉じ状態の前記フロントフードに覆われていると、前記固定部をフロントフードで覆い隠すことができて、外観品質を向上させることができる。(請求項3)
本発明において、
前記カウルトップガーニッシュに対する前記カウルベントカバーの固定部は複数設けられ、
前記複数の固定部は水の浸入方向で互いに位置ずれした前記カウルベントカバーの取り付け面に形成されていると、水の浸入方向に対して各固定部のカウルベントカバーの回転軸を各固定部ごとにずらすことができて、カウルベントカバーがカウルトップガーニッシュから外れにくくすることができる。(請求項4)
本発明において、
前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部は、前記カウルトップガーニッシュの前記フロントウインドシールド側の端部の裏面から離間していると、カウルトップガーニッシュによる衝撃吸収効果を低減させにくくすることができる。これにより、歩行者保護性能の低下を抑制することができる。(請求項5)
本発明において、
前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部に車両前方側に突出する水受けリブが車幅方向に沿って形成されていると、カウルベントカバーの本体部に当たって反射した水を水受けリブで受け止めることができ、前記水がカウルベントカバーのフロントウインドシールド側の端部から吸気口側に回り込んで浸入することを防止することができる。(請求項6)
本発明において、
前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部は前記水受けリブの付け根側から車両後方側に延びていると、たとえ水が水受けリブを乗り越えた場合であっても、水をカウルベントカバーのフロントウインドシールド側の端部で受け止めることができ、吸気口への水の浸入を防止することができる。(請求項7)
本発明において、
前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部は、カウルボックスの上壁を形成するカウルトップパネルの車両前方側の端部の上方に位置し、
前記カウルトップパネルの車両前方側の端部に水受け入れ凹部が形成され、
前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部が水圧で撓むと、前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部が前記水受け入れ凹部の車両前方側の開口周縁部に被さって、前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部から水が前記水受け入れ凹部に案内されると、次の作用を奏することができる。(請求項8)
前記カウルベントカバーのフロントウインドシールド側の端部が水圧で撓むと、カウルベントカバーのフロントウインドシールド側の端部が水受け入れ凹部の車両前方側の開口周縁部に被さって、カウルベントカバーのフロントウインドシールド側の端部から水が水受け入れ凹部に案内される。これにより、吸気口への水の浸入を防止することができる。
本発明によれば、
カウルトップガーニッシュの通気孔を通過した水がカウルトップガーニッシュの車両後方側の吸気口に浸入することを確実に阻止することができる車両のカウル部構造を提供することができた。
(a)は車両のカウル部構造の断面図,(b)は図1(a)のX部の拡大図 (a)はカウルトップガーニッシュの斜視図,(b)はカウルトップガーニッシュの左端部側の拡大斜視図 カウルベントカバーの斜視図であり、(a)は左上方から見たカウルベントカバーの斜視図、(b)は前上方から見たカウルベントカバーの斜視図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1(a),図1(b)に示すように、車両後方側Rrほど上方に位置するフロントウインドシールド1の下端部1Kとフロントフード2の後端部2Kとの間の後ろ下側に車幅方向に長いカウルボックス3を配置して車両のカウル部構造を構成してある。
[カウルボックス3の構造]
前記カウルボックス3は、ダッシュパネル(図示せず)から立ち上がるカウルアッパーパネル4と、カウルアッパーパネル4の上端部から車両前方側Frに延びるカウルトップパネル5と、カウルアッパーパネル4の下端部から車両前上方側に延びる艤装カウル6と、車両前方側Frの端部が艤装カウル6の車両前方側Frの端部にクリップ止めされ、車両後方側Rrの端部がフロントウインドシールド1の下端部1Kに係合するカウルトップガーニッシュ7とから成る。
前記カウルアッパーパネル4の下端部はダッシュパネル(図示せず)の上端部に溶接接合され、カウルトップパネル5の車両後方側Rrの端部はカウルアッパーパネル4の上端部に溶接接合され、艤装カウル6の車両後方側Rrの端部はカウルアッパーパネル4の下端部に溶接接合されている。
[カウルトップガーニッシュ7の構造]
図1(a),図1(b)〜図3(a),図3(b)に示すように、カウルトップガーニッシュ7はフロントウインドシールド1の下端部1Kとフロントフード2の後端部2Kとの間に配置され、縦断面において、車両前後方向に沿うフロントウインドシールド1側の上壁7Jと、この上壁7Jの車両前方側Frの端部に連なり、下側に凸の断面「く」の字状の凹部壁7Bと、前記凹部壁7Bの車両前方側Frの端部から後ろ下方に延びる傾斜壁7Lと、傾斜壁7Lの下端部から前下方に延びる縦壁7Mと、縦壁7Mの下端部から前下方に延びる下壁7Nとを備えている。
そして、左側の凹部壁7B(凹部壁7Bの左半分)に、外気を車室内に取り入れる多数の通気孔7Hが車幅方向に並ぶ状態に形成されている。前記多数の通気孔7Hは凹部壁7Bの各壁と直方する方向から見て縦長の長方形に形成され、車両の左右中心側の通気孔7Hほど長さが短く設定されている。また、前記縦壁7Mから縦壁7Mの裏側に突出する複数の係合爪7Tがカウルトップガーニッシュ7の長手方向に間隔を空けて形成されている。下壁7Nの車両前方側Frの端部にはカウルトップガーニッシュ7の長手方向に間隔を空けて並ぶ複数のクリップ挿通孔7Sが形成されている。クリップ挿通孔7Sには艤装カウル6に対するクリップが挿通される。右側の上壁にはワイパーの基端部が挿入される左右一対のワイパー挿通孔7Wが形成されている。
また、前記カウルトップガーニッシュ7の車両後方側Rr(詳しくはカウルトップガーニッシュ7の通気孔7Hの後ろ下方側)のカウルアッパーパネル部分にエアコンの吸気口8が設けられている。
詳しくは、前記カウルアッパーパネル部分から断面円弧状のシーリングカウルベンチレータ14が車両前方側Frに張り出して、このシーリングカウルベンチレータ14により上側が開放した吸気口8が形成されている。さらに、前記通気孔7Hを通過した水Wが吸気口8に浸入することを阻止するカウルベントカバー9がカウルトップガーニッシュ7に固定されている。
[カウルベントカバー9の構造]
カウルベントカバー9は、カウルトップガーニッシュ7の通気孔7Hと通気孔7H周りの部分に対応して横に長い板状に樹脂材で成形され、車両後方側Rrほど上方に位置する後ろ上がり傾斜姿勢に設定されている。なお、カウルトップガーニッシュ7の通気孔7Hの大部分をカウルベントカバー9でふさぐ構成になるが、通気性能に問題は生じない。カウルベントカバー9の左端部9A側は、鉛直方向に対する傾斜角度の小さい前下がり傾斜姿勢に設定され、左端部以外の部分9Bは、縦断面においてフロントウインドシールド1にほぼ沿う傾斜角度の大きい前下がり傾斜姿勢に設定されている(図3(a),図3(b)参照)。カウルベントカバー9の左端部以外の部分9Bと左端部9Aとの間には側壁9Sが介在している。
カウルベントカバー9の下端部に、カウルトップガーニッシュ7側(水Wの浸入方向上手側)に向かって膨出する複数の角形の台座10が、カウルベントカバー9の長手方向に間隔を空けて分散配設されている。そして、カウルトップガーニッシュ7の前記複数の係合爪7Tに各別に係合する複数の長方形状の係合孔11(固定部に相当)が、前記複数の台座10の座面部10M(取り付け面に相当)に各別に形成されている。係合孔11が前記台座10の座面部10Mに形成されているから、係合孔11の周りの剛性強度を強くすることができ、係合爪7Tと係合孔11の係合連結の強度を強くすることができる。
複数の座面部10Mは水Wの浸入方向で互いに位置ずれしている。座面部10M及び係合孔11はカウルベントカバー9の長手方向(車幅方向)に間隔を空けて分散配置され、閉じ状態のフロントフード2に上方からに覆われる。水Wの浸入方向とはカウルベントカバー9の前上方から後ろ下方に向かう方向である。
また、カウルベントカバー9のフロントウインドシールド1側の端部(以下「後端部9K」と称する)は、カウルトップガーニッシュ7のフロントウインドシールド1側の端部(以下「後端部7K」と称する)の裏面7K1から下方に離間している。カウルベントカバー9の後端部9Kの下面側には段差部9Pが形成されて、前記後端部9Kの後端縁側が薄肉に形成されている。
そして、カウルベントカバー9の後端部9Kに車両前方側Frに突出する水受けリブ12が車幅方向に沿ってカウルベントカバー9の全幅にわたって形成されている。水受けリブ12は縦断面において直線状に形成され、型抜き方向に突出している。これにより、スライド型を用いないでカウルベントカバー9を成形することができる。
カウルベントカバー9の後端部9Kは水受けリブ12の付け根側からカウルベントカバー9の全幅にわたって車両後方側Rrにほぼ水平に延びている。水受けリブ12は車両前方側Frほど上方に位置する傾斜姿勢に設定されている。
さらに、カウルベントカバー9の後端部9Kは、カウルボックス3の上壁を形成するカウルトップパネル5の車両前方側Frの端部の上方に位置し、カウルトップパネル5の車両前方側Frの端部に上側開放の水受け入れ凹部13がカウルトップパネル5のほぼ全幅にわたって形成されている。また、カウルベントカバー9の下端部には裏面側(後ろ下方側)に延びるフランジ9Fが全幅にわたって成形されている。
そして、カウルベントカバー9が水圧を受けると、カウルベントカバー9の後端部9Kが係合爪7Tと係合孔11の係合部を中心に後ろ下方に揺動して撓み(図1(b)の二点鎖線参照)、前記水受け入れ凹部13の車両前方側Frの開口周縁部13Mに前記カウルベントカバー9の後端部9Kが被さった状態になって、カウルベントカバー9の後端部9Kを介して水Wがカウルトップパネル5の水受け入れ凹部13に案内されるよう構成されている。カウルベントカバー9が水圧を受ける場合の一例として、フロントフード2が開放された状態で自動車が高圧洗車される場合があるが、この例に限られるものではない。
前述のように、カウルベントカバー9の後端部9Kの下面には段差部9Pが形成されて、後端部9Kの後端縁側が薄肉に形成されているから、カウルベントカバー9の後端部9Kとカウルトップパネル5の水受け入れ凹部13の開口周縁部13Mとの干渉を回避することができる。水受け入れ凹部13に入り込んだ水Wは、前記水受け入れ凹部13の底部に形成された排水口(図示せず)から排水される。
上記の構成によれば、
(1) カウルトップガーニッシュ7の通気孔7Hを通過した水Wが前記吸気口8に浸入することをカウルベントカバー9で確実に阻止することができる。
(2) カウルベントカバー9は車両後方側Rrほど上方に位置する後ろ上がり傾斜姿勢に設定されているから、縦断面における水Wの浸入方向とカウルベントカバー9の交差角度を大きくすることができて、カウルベントカバー9で水Wをより受け止めやすくすることができる。
(3) 前記複数の係合孔11は水Wの浸入方向で互いに位置ずれしたカウルベントカバー9の座面部10Mにカウルベントカバー9の長手方向(車幅方向)間隔を空けて分散配置され、閉じ状態のフロントフード2に上方からに覆われるから、前記係合孔11をフロントフード2で覆い隠すことができ、外観品質を向上させることができる。
(4) カウルトップガーニッシュ7に対するカウルベントカバー9の係合孔11は複数設けられ、複数の係合孔11は水Wの浸入方向で互いに位置ずれした前記カウルベントカバー9の座面部10Mに形成されているから、水Wの浸入方向に対して各係合孔11のカウルベントカバー9の回転軸を各係合孔11ごとにずらすことができて、カウルベントカバー9がカウルトップガーニッシュ7から外れにくくすることができる。
(5) 前記カウルベントカバー9の後端部9Kは、前記カウルトップガーニッシュ7の後端部7Kの裏面7K1から離間しているから、カウルトップガーニッシュ7による衝撃吸収効果を低減させにくくすることができる。これにより、歩行者保護性能の低下を抑制することができる。
(6) 前記カウルベントカバー9の後端部9Kに車両前方側Frに突出する水受けリブ12が車幅方向に沿って形成されているから、カウルベントカバー9の本体部に当たって反射した水Wを水受けリブ12で受け止めることができ、前記水Wが、カウルベントカバー9の前記フロントウインドシールド1側の端部からエアコンの吸気口8側に回り込んで浸入することを防止することができる。
(7) 前記カウルベントカバー9の後端部9Kは前記水受けリブ12の付け根側から車両後方側Rrに延びているから、たとえ水Wが水受けリブ12を乗り越えた場合であっても、水Wをカウルベントカバー9の後端部9Kで受け止めることができ、エアコンの吸気口8への水Wの浸入を防止することができる。
(8) 前記カウルベントカバー9の後端部9Kが水圧で撓むと、カウルベントカバー9の後端部9Kが水受け入れ凹部13の車両前方側Frの開口周縁部13Mに被さって、前記カウルベントカバー9の後端部9Kから水Wが水受け入れ凹部13に案内されるから、エアコンの吸気口8への水Wの浸入を防止することができる。
1 フロントウインドシールド
2 フロントフード
3 カウルボックス
5 カウルトップパネル
7H 通気孔
7K カウルトップガーニッシュのフロントウインドシールド側の端部
7K1 カウルトップガーニッシュのフロントウインドシールド側の端部の裏面
7 カウルトップガーニッシュ
8 吸気口
9 カウルベントカバー
11 カウルベントカバーの固定部(係合孔)
9K カウルベントカバーのフロントウインドシールド側の端部
10M カウルベントカバーの取り付け面(座面部)
12 水受けリブ
13 水受け入れ凹部
13M 水受け入れ凹部の車両前方側の開口周縁部
Fr 車両前方側
Rr 車両後方側
W 水

Claims (8)

  1. 外気を車室内に取り入れる通気孔を備えたカウルトップガーニッシュが、フロントウインドシールドの下端部とフロントフードの後端部との間に配置され、
    前記カウルトップガーニッシュの車両後方側に吸気口が設けられている車両のカウル部構造であって、
    前記通気孔を通過した水が前記吸気口に浸入することを阻止するカウルベントカバーが設けられている車両のカウル部構造。
  2. 前記カウルベントカバーは車両後方側ほど上方に位置する後ろ上がり傾斜姿勢に設定されている請求項1記載の車両のカウル部構造。
  3. 前記カウルベントカバーは前記カウルトップガーニッシュに固定され、
    前記カウルトップガーニッシュに対する前記カウルベントカバーの固定部は、閉じ状態の前記フロントフードに覆われている請求項1又は2記載の車両のカウル部構造。
  4. 前記カウルトップガーニッシュに対する前記カウルベントカバーの固定部は複数設けられ、
    前記複数の固定部は水の浸入方向で互いに位置ずれした前記カウルベントカバーの取り付け面に形成されている請求項3に記載の車両のカウル部構造。
  5. 前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部は、前記カウルトップガーニッシュの前記フロントウインドシールド側の端部の裏面から離間している請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両のカウル部構造。
  6. 前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部に車両前方側に突出する水受けリブが車幅方向に沿って形成されている請求項1〜5のいずれか一つに記載の車両のカウル部構造。
  7. 前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部は前記水受けリブの付け根側から車両後方側に延びている請求項6記載の車両のカウル部構造。
  8. 前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部は、カウルボックスの上壁を形成するカウルトップパネルの車両前方側の端部の上方に位置し、
    前記カウルトップパネルの車両前方側の端部に水受け入れ凹部が形成され、
    前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部が水圧で撓むと、前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部が前記水受け入れ凹部の車両前方側の開口周縁部に被さって、前記カウルベントカバーの前記フロントウインドシールド側の端部から水が前記水受け入れ凹部に案内される請求項1〜7のいずれか一つに記載の車両のカウル部構造。
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