JP2011221540A - モジュール式表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の表示装置を用いて、比較的大きな表示領域にわたって高解像度で実質的に継ぎ目のない画像を提供する。
【解決手段】第1のミラー212、232と、中間ミラー214、234と最終ミラー216、236を含む3段折り重ねミラー光装置を介して、スクリーン202上に原始画像の隣接した重なり合う部分を生成するように構成されている、少なくとも2つのプロジェクタ210、230と、2つのプロジェクタによって重なり合う部分248内に生成されるそれぞれの画素を組み合わせ、スクリーン202上に原始画像の特定の画素を形成するように位置および強度について画素データを調整するものであり、重なり合う部分248内の原始画像の特定の画素を表す画素データを含めた原始画像データを、少なくとも2つのプロジェクタに与えるように構成されている、画像プロセッサを具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は1997年12月2日出願の米国予備出願番号60/067,248ならびに1998年11月25日出願の米国出願番号09/200,081を優先権として主張するものである。
本発明は表示装置、特に複数の表示素子を備える表示装置に関するものである。
従来の表示装置の標準は、テレビ受像機、コンピュータ表示装置や、空港や駅の旅行情報用情報表示装置などで用いられるようなブラウン管(「CRT」)表示装置である。CRTは、側面にずれた位置、すなわち、中心軸から外れた位置から見ても表示が鮮明で、明るく、しかも信頼性と安定性を備え、安価という望ましい特徴を有している。蛍光被覆面板においてCRTの電子ビームを走査するのに必要な偏向構成の構造と寸法を備えている結果、CRTの奥行きは典型的には表示装置の面板の対角線とほぼ同じである。これは中庸のスクリーンサイズ、たとえば対角線が最大約35インチのサイズでは受け入れられるが、さらに大きなスクリーンサイズでは奥行きがありすぎる。対角線が25から35インチのCRTであっても、小さな部屋で勝手よく使用するには奥行きがありすぎる。より大形の従来の光投写型表示装置では画像が35から45インチの対角線の範囲内にあるが、同時にかなりの奥行きがあるために、特に中心から外れた位置から見るとき画像輝度が得られず、CRTの安定性も得られない。
従来の解決方法の1つは、いくつかの小形表示装置を並べて配置することによって、より大きな表示装置を形成することである。たとえば、12個のテレビ受像機またはその他のCRT表示装置DD1からDD12を高さ3×幅4で積み重ね、1つの大きなスクリーン表示装置10を形成し、図1に示すように画像の12分の1が各テレビ受像機DD1からDD12で表示される。しかし、各テレビ受像機のCRTはその面板のエッジに至るまで画像を表示せず、面板のガラスの外囲部が厳密に矩形ではないため、それぞれのCRTのエッジ間に水平と垂直の空間11、12、13、14と15が必然的に生まれ、その空間には画像が表示されない。これらの空間はしばしば「継ぎ目」あるいは「ギャップ」と呼ばれる。大形表示装置の設計者は、こうした表示装置を備える表示装置モジュールの非活動のエッジ領域を最小限に抑え、それによってこれら継ぎ目またはギャップを最小限にしようと努力してきたが、それを排除することはできないため、目に見え、めざわりなギャップがこうした表示装置が表示する画像に残る。
背面投写システムの場合でも、それぞれの拡散体パネルの組子に目に見える画像のない継ぎ目が残る。前面投写システムでは、組子の問題は取り除けるが、通常関連の時間をとる複雑なセットアップと位置合わせの手順を踏んで最小限に抑えようとしている継ぎ目領域で真に結合された画像を投写するのは非常な困難が伴う。上記の構成のいずれの場合も、より大形のディスプレイを形成する様々な表示ユニットによって生じる結合画像または副画像の部分間での解像度、幾何学構造、輝度、強度の違い、および色差が、表示画像に目に見えるばらつきを生むこともありうる。このような影響はよく知られており、たとえば、スポーツ競技場、コンサートや野外イベントでよく用いられる超大型テレビ表示装置でも容易に見てとれる。
画像のサイズを大きくするという要求に加えて、大形サイズとともに高画像解像度も求められている。この要求は、たとえば、高品位テレビ(HDTV)システムならびに、工業用、軍事用表示装置の場合顕著である。マップやグラフの高品位表示装置あるいは、監視画像の高品位表示装置の場合、30×40インチ表示装置で1インチ当たり100ドットの解像度の表示装置が求められる。このような画像には、12メガ画素の表示される情報が含まれる。残念ながら、このような能力を備える表示装置は、従来のテクノロジでは実現できない。さらに、このような大型表示装置を容易に運搬、セットアップし、妥当なコストで入手可能となることが望まれる。
したがって、比較的大きな表示領域にわたって高解像度で実質的に継ぎ目のない画像を提供することができる表示システムの出現が切望されている。
このために、本発明は、スクリーン上に画像の隣接した部分を生成する少なくとも2つの画像生成装置であって、その画像の隣接した部分が重なり合う、少なくとも2つの画像生成装置と、2つの画像生成装置によって生成されるそれぞれの画素を組み合わせ、特定の画素を形成するように調整された、重なり合う部分内の特定の画素を表す画素データを含めた画像データを画像生成装置に与える画像プロセッサとを具備する。
本発明の別の態様によれば、実質的に継ぎ目のない画素状画像の形成方法は、共通のエッジで重なり合う領域を有する2つの接触する画素状副画像を形成するステップと、重なり合う領域内の特定の画素値を求めるステップと、重なり合う領域内の特定の画素の求められた値を所定値に変更するための補正関数を求めるステップと、補正関数を、重なり合う領域内の特定の画素のそれぞれについて画素状副画像のそれぞれの画素値に適用するステップとを備える。
本発明の好ましい実施形態の詳細な説明は、図面とともに読めば、容易にかつよりよく理解されるであろう。
本発明によれば、表示システムにおいて、比較的大きな表示領域にわたって高解像度で実質的に継ぎ目のない画像を提供することができる。
従来のモジュラー式表示装置の図である。 本発明にかかる表示システムの典型例としての実施形態の概略ブロック図である。 図2の実施形態で使用可能な典型的な画像生成装置の一部分を示す図である。 図2の実施形態で使用可能な典型的な物理的実施形態の展開図である。 副画像のサイズ、数と、表示システムの寸法との関係を示す線図である。 図2の実施形態で使用可能な画像生成装置の一部分の別の物理的実施形態の側面図である。 図2の実施形態で使用可能な画像生成装置の一部分の別の物理的実施形態の正面図である。 図2の実施形態で使用可能な画像生成装置の別の物理的実施形態の正面図である。 図2の実施形態で使用可能な画像生成装置の別の物理的実施形態の正面図である。 図8(a)の画像生成装置の断面図である。 図8(b)の画像生成装置の一部分の断面図である。 aは、図10の画像生成装置で有用な種類の画像生成装置の構成要素に関する詳細図である。bは、図10の画像生成装置で有用な種類の画像生成装置の構成要素に関する詳細図である。cは、図10の画像生成装置で有用な種類の画像生成装置の構成要素に関する詳細図である。dは、図10の画像生成装置で有用な種類の画像生成装置の構成要素に関する詳細図である。 図3に示される種類の画像生成装置の別の実施形態を示す断面図である。 図3に示される種類の画像生成装置の別の実施形態を示す断面図である。 図4及び12の画像生成装置に関する画像を表す図である。 図4及び12の画像生成装置に関する副画像を表す図である。 本発明にかかるモジュール式表示システムの実施形態を示す線図である。 本発明にかかるモジュール式表示システムの実施形態を示す線図である。 図15及び16の実施形態に関連する高輝度画像生成装置の断面図である。 図15及び16の実施形態に関係する概略ブロック流れ図である。 図18の流れ図に関係する概略ブロック図である。 図15及び16の実施形態に関する概略ブロック流れ図である。
図2の表示システムにおいて、典型的な表示システム100は、画像が表示される表示スクリーン102と、複数の画像生成装置またはモジュール110、120、130、140とを含む。本実施形態において、4つの画像生成装置またはモジュール110、120、130と140(ただしすべては図2に示されていない)の2×2アレイは、大型表示システムのほんの一部分であるが、これらが画像表示装置を形成する。スクリーン102は、ストライプや「ドット」などの蛍光素子のパターンが配列される面板であってよく、このストライプや「ドット」は、カラー表示装置CRTの面板上の場合と同様に、電子ビームで照射されると発光する。各画像生成装置110、120、...は、画像生成装置に近接するスクリーン102の部分を横切って走査され、各蛍光素子によって得られる光の輝度を変調するために画像データに応じて強度が変調される電子ビームを生成し、これによって、表示される画像全体の一部分すなわち副画像が生成される。
あるいは、スクリーン102は、背面スクリーンカラー投写表示装置のスクリーンの場合のように、光ビームに照射されると、光を透過し分配する光学(光)分配器(an optical(light) distributor)であってもよい。光学分配器は、ある方向からの光の入射ビームを受け取り、光の放射ビームを所望の領域にわたって角度をつけて、立体角などに放散する。たとえば、拡散器は、入射光を散乱させることによって作動する分配器である。この場合、それぞれの画像生成装置110、120...は、スクリーン102の画像生成装置に近接する部分を照射する光ビームを生成して、分配器スクリーン102が透過する光の輝度を変調するために光ビームの強度が変調され、これによって表示される全体画像の一部すなわち副画像が生成される。下で説明するように、各表示装置モジュール110、120、...によってスクリーン102に表示される画像部分は、このような表示装置モジュールが、インターモジュールのギャップを避けることによって、1つの表示装置モジュール構造に物理的に搭載されていようと、互いに当接する別々の表示装置モジュールに搭載されていようと、それに関わらず、エッジに沿って、近接する表示装置モジュールに表示される画像部分と重なり合う。よって、重なり合う領域はあるが、種々の表示装置モジュールによって形成される画像部分または副画像間に継ぎ目またはギャップはない。表示装置モジュール110、120、...は、ラップトップコンピュータで広く用いられる種類のアクティブマトリクス液晶表示(AMLCD)装置を用いてもよい。好適なAMLCDパネルとしては、韓国のソウルにあるサムソン社(Samsung)から市販されているLT−170E101型がある。
隣接する副画像を継ぎ目なく重ね合わせるには、少なくとも各副画像の画素強度が、その重なり合う領域で補正されなければならない。この要件は、好ましくは画素単位で各副画像を調整するか或いは先行歪みさせ且つこのような副画像を構成する画素の強度を制御する画像処理によって、処理される。また、画像処理は、それぞれが重なり合う領域以外の領域で各副画像を調整するか又は先行歪みさせ、種々の画像生成装置間の差を補償することも行う。
画像サーバ106から受信する画像データを処理し、関連する画像生成装置110、120、...によって再生される各画素について画素単位で画像データを生成する画像プロセッサIP1、IP2、IP3、IP4は、それぞれ各画像生成装置110、120、...に対応している。画像サーバ106は、市販のPentium(登録商標)R MMXプロセッサでよく、データバス104を介して各画像プロセッサIP1、IP2、IP3、IP4に送出するスクリーン102に表示される画像を構成するすべての部分について、(図示しないが、たとえば静止画像メモリやネットワークか、或いは、ビデオや動画の場合のように時間順か又は画像モザイクの場合のように空間順に、また圧縮画像データ、グラフィック言語コマンド、ビットマップなどの多数の画像データフォーマットのうちの任意のフォーマット順に、並べられる複数の画像源といった)画像源から受信する画像データをデータバス105を介して与える。画像プロセッサIP1は、画像生成装置110によって作り出される画像の一部分についての画像データを、再フォーマット、圧縮解除、再現、復号化、先行歪みなどによって処理し、その変更画像データを画素単位で画像生成装置110に送出する。画素単位で形成されるか又は画素に分解可能な画像および副画像を、ここでは通常、画素化画像(pixelated images)と称する。画像プロセッサIP1−IP4は、画像データにリアルタイムデジタル補正を施すための、それぞれのマルチメディアプロセッサに関連した350メガヘルツPentium(登録商標)RMMXプロセッサであってよい。それぞれのPentium(登録商標)RMMXプロセッサは、128メガバイト(MB)SDRAMメモリと、512キロバイト(KB)パイプラインバーストSRAMキャッシュメモリと、ハードドライブを含み、マルチメディアプロセッサのセットアップ、較正、画像取得および制御を行うようにしてよい。画像サーバ106はコンピュータと同等なものでよい。このようなPCはIBM、コンパック、ヒューレットパッカード、デル、ゲートウェイなどの多くのメーカーから広く入手可能である。
カナダのケベック州にあるマトロックスエレクトロニックシステムズリミテッドから市販されているマトロックスジェネシスマルチメディアプロセッサは、ここで説明する表示システムの画像プロセッサIP1−IP4で使用するのに好適である。マトロックスジェネシスプロセッサは、毎秒1000億回(BOPS)の動作をすることができるので、デジタルまたはアナログカメラかその他の源によって与えられる入力画像データに応答して最大1600×1200の24ビット画素の表示装置用の画像データを直接与えることができる。処理は、ポイント、近隣、幾何学的、パターン整合動作などの画像処理に用いられるあらゆる動作を加速する能力のあるテキサスインスツルメント社のC80プロセッサによって行われる。マトロックスジェネシスマルチメディアプロセッサはまた、畳込み、形態、正規化グレースケール相関などの画像処理動作をさらに加速させ、JPEG符号器/復号器(符復号器)も含む近隣動作加速器ASIC(NOA2)を含む。たとえば2BOPSで作動するプロセッサであっても、マルチメディアプロセッサは、毎秒1画素につき約2000回の動作をすることができる。これによって、画像データを、4×4アレイの画像生成装置を有する表示システムにおいてデジタル画像補正するために1ピクセル当たり約400回のデジタル動作が必要な通常の条件下で毎秒約3回から10回更新することが可能となる。
図2の仮想線で示されるのは、セットアップおよび/または較正のためにスクリーン102に表示される画像を感知するために一時的にある場所に置かれるセンサ108である。センサ108は、CCDテレビカメラやその他の同様なセンサであってよい。較正やセットアップの場合、画像サーバ106によって、チェッカーボード、斜交平行線やその他のテストパターンなどの所定の画像をスクリーン102に表示させる。テストパターン画像の輝度の均一性、エッジの位置合わせやその他の画像特性が、センサ108を介して観察される。画像および特定の画素やその画素近辺についての輝度の均一性、画素の位置合わせ、焦点歪みやその他の特性についての適切な補正関数を発生させるために、ある時点で、センサ108は、スクリーン102の画像領域全体を感知し、別の時点で、スクリーン上の副画像の画像領域全体を感知し、さらに別の時点で、隣接する副画像の重なり合う領域を感知する。画像サーバ106と画像プロセッサIP1−IP4は、スクリーン102上での表示装置にわたり均一な輝度を得るためにそれぞれの副画像生成装置110、120、...の相関輝度を調整し、副画像を水平または垂直方向に移動させることによりエッジ位置合わせ調整をし、また、測色などのその他の表示特性を、センサ108からの更新データを用いた繰り返し処理で調整する。ニュージャージー州バリトンのエドマンドサイエンティフィック社から市販されているソニー型SSC−C370のCCDテレビカメラはセンサ108に好適である。
あるいは、サーバ106を設けず、上で説明したこのサーバが実行する機能を、図2で仮想線で示すデータバス105´と109´によって示され、モジュラー式表示システム100が所望される場合に好適な、イーサネット(登録商標)やその他のネットワークなどの画像源に画像プロセッサIP1、...IP4を直接接続させることによって実行するようにしてもよい。本実施形態において、それぞれの(画像プロセッサIP1、...IP4と画像生成装置110、120、...を含む)表示装置モジュールは、画像データの中でモジュールが受け取り応答する部分を求める。イーサネット(登録商標)やその他のネットワーク105´を介して受信する画像データは、データバス104を介して画像プロセッサIP1、...IP4に与えられ、それぞれのプロセッサは、たとえばネットワーク104と105´を介して送られる画像データを含む情報パケット内に含まれるヘッダデータと制御データを読み取り、それに作用することによって、副画像のそれぞれの部分を生成するのに利用できるような画像データの部分を選択し、受け取る。同様にして、センサ108が感知した表示スクリーン102からの画像データは、データバス109、109´と104を介して画像プロセッサIP、...IP4に直接与えられ、それぞれのプロセッサは、副画像のそれぞれの部分を補正するのに利用できるような感知された画像データの部分を選択し、受け取る。
データバス104、105、105´、109と109´は、たとえば毎秒約100メガバイト(MBPS)のデータ速度でデータ通信が可能なイーサネット(登録商標)やLANや同様な市販のネットワークでよい。画像サーバ106に記憶された画像やあるいはネットワーク105´を介して受信される画像が、それぞれ24ビットの16個のメガ画素を持つビットマップ画像である場合、画像は約4秒で画像プロセッサIP1−IP4に送られる。データバス104、105、105´の画像送信速度をたとえば200MBPSに引き上げるか、あるいは画像プロセッサIP1−IP4に送信する前に画像データを圧縮して、受信後、画像プロセッサが画像データを公知の方法で圧縮解除することによって、この画像転送速度を必要に応じて高くすることができる。
このように、本発明の表示システムは、冗長画素で重なり合う副画像を形成し、その後、リアルタイムデジタル信号処理を行って、重なり合う領域で実質的に完全に解像度を保持し、また重なり合う領域内の画素ならびに副画像の重なり合う領域以外の画素について、画像生成装置のばらつき、物理的公差、光学的不完全度、歪み、セットアップエラー、ドリフトを補償する。重なり合う画像は、表示される画像を構成する副画像の間で目に見える継ぎ目や解像度の見かけの損失がないように、画像の重なり合い、個々の画像の歪み、画素位置エラー、副画像間の整合を補償するPCベースのシステムによってリアルタイムに再フォーマット化される。
このために、センサ108は、特に隣接する副画像間での重なり合う領域を対象とする。たとえば、補正が行われないと、重なり合う領域は、1つ以上の画像生成装置110、120がこれらの画素を生成するので、周囲の副画像より輝度が高くなる。センサ108からのデータに応答して、画像サーバ106は画像プロセッサIP1、IP2、...を制御して、組み合わせた画像が正しい輝度レベルを持つようにそれぞれのエッジ領域の画素の輝度を弱める。言いかえれば、このような増加した輝度を補償するために、画像生成装置110、120、...の1つに送られる各画素は、原始画像内の画素の局地的な近隣、たとえば、2×2画素周辺の画素の重み付けした線形組み合わせからなる。副画像の重なり合う領域内の画素に対しては、それに寄与する各副画像内の画素値は、各画素値の組み合わせ合計が原始画像内の画素値に一致するように、たとえば比例重み付けにより重み付けされる。このようにして、画像の強度は、重なり合う領域で単に「フェザリングされる」のではなく、副画像の重なり合う領域とともにそれ以外の領域において、用いられるプロセッサ110、120の処理能力に制限された任意の所望の程度まで補正することが可能となる。
画素強度をデジタル調整して、重なり合う領域内の画像を混合させ、画像生成装置の強度移動特性の差を考慮するのに加え、各副画像の画素を先行歪みさせ、すなわち「歪ませ」て画像生成装置110と120の光学すなわち走査構造内の幾何学的歪みやその他の歪みを補償することもできる。さらに、幾何学的補償を色に応じて行うことによって色収差を補償し、また糸巻形歪みや樽形歪みも、画像プロセッサ110、120、...において画像変形を行うことにより補正できる。
たとえば、2つの画像生成装置110と120が、ある画素の形成に寄与している場合、各画像生成装置の輝度はそれに比例して、たとえば、輝度全体の約2分の1になるように低下される。よって、画素値が8ビットの表示装置においては、2つの副画像が重なり合う領域内の画素値が、原始画像内で(256に対し)162の場合、それに寄与する2つの副画像画素値の合計は162となる。よって、それぞれの値が81か、あるいは、一方の値が102、他方の値が60であればよい。同様にして、4つの画像生成装置110と120が、ある画素の形成に寄与している場合、4つの副画像が重なり合う副画像のコーナーの場合と同様に、各画像生成装置の輝度は、たとえば輝度全体の約2分の1になるように、比例して低下される。よって、4つの副画像が重なり合う領域内の画素値は、原始画像内で(256に対して)184であり、それに寄与する4つの副画像画素値の合計は184となる。よって、それぞれの値は46か、あるいは、それぞれ36、42、50、56の値とするか、その他合計184となるような組み合わせの値でよい。このようにして、画像プロセッサIP1、IP2、...は、ある特定の画素に寄与するすべての画像生成装置から組み合わせた輝度全体が、表示される画像内の画素に対する正しい画素の輝度となるように、比例重み付け補正因数を適用することによって重なり合う領域のそれぞれにおける各画素の輝度を調整する。また、画像プロセッサIP1、IP2、...は、表示される画像内のある特定の画素に寄与する副画像の画素値を調整するとともに、それぞれの画像生成装置に形成される輝度レベル全体が表示される画像全体にわたり均一になるように各副画像内の各画素の輝度を調整する。
なお、画素値の補正や調整は、個々の画素の特性や、画素の周辺の画素の特性に基づいて行ってもよく、このような特性として、画素の強度や輝度および/または画素の位置などがある。この結果、完全なデジタル処理と表示パネル駆動によって、補正された画像情報を正確な強度で副画像内の正確な色画素位置に高精度に配置することができ、各副画像を、正確な強度で完全な画像内の正確な色画素位置に高精度に配置することができる。
上記のような画像データは、画像サーバ106からであってもネットワーク105と105´からであっても、特定の入力される原始画像データフォーマットに好適な方法で、画像プロセッサIP1−IP4によって較正される。図3は、図2に示される画像生成装置110と120などの2つの典型的な隣接する画像生成装置の拡大図である。画像生成装置110と120は、複数の画像部分すなわち副画像が生成される、携帯型ラップトップコンピュータで現在見られる種類のアクティブマトリクス液晶ディスプレイ(AMLCD)であるのが好ましい。画像生成装置110は、(それぞれ複数の光素子又はレンズを含む)レンズ117、118、119によってわずかに拡張または拡大される表示領域111、112、113内の画像部分すなわち副画像を生成して、スクリーン102上に重なり合う副画像111´、112´、113´を生成する。同様にして、画像生成装置120は、レンズ127、128、129によってわずかに拡張または拡大される表示領域121、122、123内の画像部分すなわち副画像を生成して、スクリーン102上に重なり合う副画像121´、122´、123´を生成する。図3において、各副画像の光ビームの端部をビーム114、115、116、124、125、126とそれに関連するカーブした矢印によって表される。なお、隣接する表示領域111、112、113、121、122、123はギャップによって分離されている、すなわち、接触していないとしても、スクリーン102上の対応する副画像111´、112´、113´、121´、122´、123´は重なり合って、継ぎ目やギャップは見られない。同じことが画像生成装置110と120についても言え、互いに離間しているため、画像がまったく形成されない実質的なエッジ領域すなわちギャップがあるが、隣接する副画像ディスプレイ領域113と121によってそれぞれ生成される隣接する副画像113´と121´には隣接するエッジに沿って重なり合う領域がある。したがって、従来はエッジまで画像を形成する画像生成装置を製造する場合の事実上解決不可能な問題が解消され、好ましくない継ぎ目やギャップも取り除かれる。
図4は、画像生成装置110と図3のその装置に関連する素子の典型的な物理的実施形態の拡大図あるいは分解図を示す。AMLCD画像生成装置110は、論理的に区分される透過性液晶パネル50を含み、画像データに応答して複数の隣接するが接触しない副画像112と112をパネル上に表示する、すなわち、利用可能な表示領域がすべて副画像の生成のために利用されるわけではない。特に、(点線で囲まれたスクリーン102上の領域として示されている)所定量の重ね合わせで、スクリーン102上に隣接する副画像111´と112´を適切に重ね合わせるために、各副画像111と112を表示する画像生成装置110の特定の画素が選択される。AMLCDパネル50は、ランプ光源とコリメータ54によって生成される光で逆光で照らされ、その光はフレネルコリメータアレイ52によって軸を平行にされる。たとえば副画像111が形成されると、そこからの光ビーム114がレンズ117を通過して、スクリーン102上の副画像部分111´を照射する。レンズ117、118、...はマトリクス層内に形成され、単体の倍率よりもわずかに大きい。なお、高密度のスクリーン画素は、この構成によって達成される。たとえば、利用可能な直線寸法の75%、すなわち対角線13.3インチの1600×1200画素AMLCDパネル110の利用可能な領域の75%×75%=56%を利用して、対角線14インチの副画像をスクリーン102上に形成し、その副画像の解像度は約1200×900画素、すなわち1平方フィート当たり約1.6メガ画素となる。
図5は、表示画像の特定のサイズ「I」について、用いられる副画像のサイズ及び数と、モジュラー式表示システムの奥行き寸法「D」との関係を示すために、上記図2から図4に関連して説明した種類の典型的なモジュール式表示システムの3つの図を示している。上方の図では、1つの相対的に大きな画像150が形成されて、表示画像が生成され、その結果表示システムの奥行きは相対的に大きくなる。真中の図では、2つの相対的に小さな副画像152Aと152Bが形成され、それらによって表示画像が生成され、その結果奥行きDは実質的に1つの画像の場合よりも小さくなる。下方の図では、4つの相対的に小さな別の副画像154A、154B、154Cと154Dが形成され、表示画像が生成され、その結果奥行きDは、さらに相対的に小さくなる。この構成の1つの利点は、隣接する画像生成装置からのビームがほぼ同一の入射角でスクリーンに衝突して、それによって、特にディスプレイの中心軸から離れた位置から人が見る場合に拡散性スクリーン上の画像のばらつきを効果的に減少する。すでに述べたように、隣接する副画像生成装置は、継ぎ目のない表示画像を出力するために接触している必要はない。レンズは、単体の場合よりも大きな倍率であり、表示される副画像は重なり合うので、副画像の数を2倍にすることで生じる奥行きDの減少は、その奥行きの2分の1未満である。
図6と図7は、それぞれ、複数の広範囲領域光プロジェクタ210、230、...を図2の画像生成装置110、120、...として用いた本発明にかかる表示システムの部分の別の実施形態の側面図と正面図である。プロジェクタ210は、液晶パネルによって変調される投写レンズ220を介して光を投写し、第1のミラー212と、中間ミラー214と最終ミラー216を含む3段階折り重ねミラー光装置を介して光学分配器スクリーン202に副画像を投写する。ミラー212、214、216は、平坦であるのが好ましいが、倍率を上げる場合には凸形でもよい。プロジェクタ210によって投写される副画像の中心線は、光線224によって表され、その上方と下方のエッジはそれぞれ光線222と226によって表される。同様にして、プロジェクタ230は液晶パネルによって変調される投写レンズ240を介して光を投写するが、第1のミラー232、中間ミラー234と最終ミラー236を含む同様な折り重ねミラー光装置を介して副画像をスクリーン202に投写する。ミラー232、234、236は、平坦であるのが好ましいが、倍率を上げる場合には凸形でもよい。プロジェクタ230によって投写される副画像の中心線は、光線244によって表され、その上方と下方のエッジはそれぞれ光線242と246によって表される。プロジェクタ210と230によって投写される隣接する副画像は、光線226と242の交点で示されるようにそれぞれのエッジに沿って領域248内で重なり合い、その後スクリーン202に衝突する。
図6の表示システムのある部分の正面図である図7において、4つの光プロジェクタ210、230、280、290は、矩形アレイを形成する薄黒い色の垂直と水平の帯によって示されるように、それぞれの周辺に沿って水平および垂直領域248内で重なり合い、隣接する副画像を投写するように配列される。重なり合う領域248の交点は、252、256、260、264、268と指定される。この構成の1つの利点は、表示画像の重なり合う領域248内の画素を感知するためのセンサを、(図2においてセンサ108について示した場合と同様に)スクリーンの前方ではなくスクリーン202の後方に配置することができるので、これによって、センサは定位置に適切にとどまることができ、セットアップ及び較正動作時のみではなく、表示システムが画像を表示するために作動している最中に作動することができる。このために、CCDカメラ250、254、258、262、266などの複数のセンサは、先に述べたように画像サーバ106と画像プロセッサIP1−IP4による処理のために、重なり合う領域248のそれぞれの交点252、256、260、264、268内の画素を感知するように配置される。これは、結果として生じる組み合わされた画素が、表示される画像の画素になるように、互いに関連して且つ真の画素にも関連して生成される、隣接する画像生成装置210、230、280、290が形成する画素を組み合わせることにより、重なり合う領域内に画素を形成する。M×Nアレイの副画像生成装置内の重なり合う交点領域を感知するのに必要なセンサの数は、図7に示される構成の場合、(M+1)(N+1)=MN+M+N+1で与えられる。また、輝度データのデジタル・アポディゼーションなどによって画像全体の強度パターンを均一にするために、画像サーバ106と画像プロセッサIP1−IP4によってデジタル処理を施される各副画像表示装置の画像強度プロファイルを感知し、マッピングするために、それぞれの光プロジェクタについて1つのセンサを用いる。なお、画素値の補正は、個々の画素の特性に基づいても、画素の近隣の画素の特性に基づいてもよく、このような特性には、画素強度や輝度および/または画素位置が含まれる。
プロジェクタ210と230がそれぞれ、高さ18インチ、幅24.5インチで、隣接する副画像と2インチ重なり合う副画像を投写している図6と図7に示される種類の典型的な投写型表示装置200では、折り重ねミラー光部品を介した56.5インチの光路長は、物理的な奥行きが約36インチの場合に得られる。好適な光プロジェクタとしては、カリフォルニア州サイオレス(Cyoress)にあるMitsubishi(三菱)から市販されるX−200型があり、好適なCCDカメラとしては、ニュージャージー州バリントンにあるエドマンドサイエンティフィック社から市販されるパナソニックGP−US502型がある。
図8から10は、図8(a)に示される複数の重なり合う副画像310、320、330、340、350、...、360が大きな単体の前面ガラスの真空ハウジング300の面板302上に形成される表示システムを示している。副画像310から316の複数の副画像生成装置は、ハウジング300内に位置し、多数の同期走査される変調電子ビームを面板302上のドット又はストライプといったカラー(赤、緑、青)蛍光体素子上に投写する、熱電子カソード、半導体電界エミッタやその他の電子源などの複数の陰極線ルミネセンス源を含んでいてもよい。たとえば一点鎖線間の領域312、322、332、342によって示される副画像310、320、330、340、350、...のそれぞれの周辺で重なり合う領域は、上記のようにデジタル処理して真の画像の画素を一緒に形成する隣接副画像生成装置によって生成される、それぞれの画素の組み合わせである画素を有している。典型的な副画像360は、図8(b)で拡大して示されており、362、364、366などの小さな黒の方形として図示される典型的な紫外線生成蛍光素子の相対位置が示されている。紫外線ドット362、364、366、...は、それぞれの副画像の重ね合わせと焦点を設定、調整するために隣接する副画像が重なり合う領域内の画素をモニタして、各副画像生成装置の走査を同期させるためのセンサとして用いられる。重ね合わせと走査が一旦調整されると、紫外線ドット362、364、366、...は、各副画像の輝度や画素強度と、したがって、完成した表示画像全体にわたって輝度と画素強度の均一性を設定、調整する。面板302上の典型的な領域370は拡大され、それぞれがコントラストを向上させるために、黒色ストライプ(すなわち「ブラックマトリクス」パターン)によって隣接するストライプと分離されたカラー蛍光ストライプ、特に赤色ストライプ372と、緑色ストライプ374と、青色ストライプ376の典型的なパターンが示されている。
図9は、構造背面板304の周辺に沿ってフリット真空シール303で接着された面積の大きな蛍光ストライプ状ガラスCRT面板302を含む、図8(a)の真空エンクロージャハウジング300の断面図であり、これによって、1平方フィート当たり13メガ画素の解像度とわずか約10インチの厚さを有する対角線が45インチのディスプレイが設けられる。小さな表示装置や低画素解像度の表示装置を設けてもよく、またスクリーンサイズがさらに大きな場合にはガラススクリーンの内面に支持体が必要な場合もある。電気リード305が従来の方法でフリットシール303を介して真空エンクロージャ300から引き出されている。ハウジング300は、構造背面板304を通過する真空排出口306に真空を形成することによって真空引きされる。ハウジング300が真空引きされたら、排出口306が密封され、残留するガス分子はすべて公知の方法でゲッタ308によって吸収される。複数の画像生成装置が、下で説明するように、ハウジング300内の画像生成装置アセンブリ400上に取り付けられる。
図10において、画像生成装置アセンブリ400は、それぞれの半導体チップに形成される電界エミッタ素子404、406などの複数の電子源が搭載されるセラミック支持レール402を含む。それぞれの電界エミッタ素子404、406は、それぞれに生成される電子ビーム424、426を水平方向(たとえば図10では左から右)に偏向させる静電水平合焦/偏向プレート410,412、414により左右に迂回させられる。プレート416などの静電垂直合焦/偏向プレートは、水平合焦/偏向プレート410、412、414に対して直交方向に指向され、電界エミッタ素子404、406を迂回させ(たとえばプレート416は図10の紙面で下方にあり、(図示しない)別の垂直プレートはこのプレートの上方にある)、それぞれの電界エミッタ素子404、406によって生成される電子ビームを垂直に、すなわち、紙面の上下に偏向させる。各合焦/偏向プレート410、412、414、416...に印加する偏向信号に加えて、各合焦信号はそれぞれの電界エミッタ素子404、406がそれぞれに生成される電子ビーム424、426の焦点に調整するように印加される。収束電子ビーム424と426で示されるように、電子ビームはそれぞれスクリーン302の内面上の各スポットに収束する。
電子ビームはいずれも、走査電子ビームに覆われたそれぞれの領域の周辺で隣接する走査電子ビームと重ね合わせ走査される領域を有しており、これらの電子ビームは同期走査されるのが好ましい。なお、電界エミッタ素子404と、水平および垂直合焦/偏向プレート410、412、416を組み合わせると、電界エミッタ404によって形成される副画像を拡大するレンズとして機能し、隣接するが接触していない電界エミッタ素子406によって生成される副画像と重なり合う拡大した副画像をスクリーン302に生成する。同じことが、それぞれの電界エミッタ素子と関連するそれぞれの水平および垂直偏向プレートについて言え、またディスプレイ300の副画像310、320、...についても同じことが言える。
蛍光パターン370はガラススクリーン302の内面にあり、たとえば赤色ストライプ372、緑色ストライプ374、青色ストライプ376などのカラー蛍光ストライプが繰り返し連続して設けられ、これらのストライプはそれぞれコントラストを向上させるために黒色ストライプ(すなわち「ブラックマトリクス」パターン)によって隣接するストライプと分離されている。電子ビーム424と426が、蛍光パターン370のカラー蛍光ストライプ372、374、376に沿って走査されると、スクリーン302上に表示される画像を構成する個々の画素を示す輝度及び色差情報によって変調され、スクリーン上にこのような画像を形成する。電子ビーム424、426は、図10でそれぞれカーブした矢印によって表される各ビームの走査の初めと終わりを表す実線と一点鎖線で示されるように、これらのビームが形成する副画像のエッジ間で同期させてラスタ走査されるのが好ましい。
ドット362、368などの紫外線発光蛍光ドットは、スクリーン302の電子ビーム(と電子ビームが形成するそれぞれの副画像)が重なり合う領域内で、電子ビーム424、426のそれぞれに照射され、また電子ビームを感知し、モニタするために、蛍光パターン370のブラックストライプ上に配置される。300×120画素の副画像を表示するスクリーン302の場合、種々の電子ビームの水平方向と垂直方向の着地位置データを十分に測定するために、スクリーン302の領域にわたって分配される100UV未満の蛍光ドット362、368が必要である。UV蛍光ドット362、368は、たとえば赤色蛍光ストライプ372を緑色蛍光ストライプ374から分離するような黒色ストライプ上にそれぞれ配置されるのが好ましい。電子ビーム424、426に照射されると、UV蛍光ドット362、368は、電子ビーム424、427に応答してUV蛍光ドット362、368がそれぞれ放出するUV光ビーム428、429などのUV光を放射し、このUV光ビーム428、429はUVセンサチップ384と386をそれぞれ照射する。同様に、走査の他端では、典型的に示される電子ビーム424がUV蛍光ドット362を照射し、このドットはUVセンサチップ386に衝突するUV光429を放射する。
電子ビーム424、427の着地位置(重ね合わせ)、焦点、強度のばらつきは、たとえば、電界エミッタ素子、電界エミッタ素子についての物理的配置公差と水平および垂直偏向プレート410、412、414、416、...におけるチップ間の差から生じる。UV蛍光ドット368と362に衝突する電子ビーム424を検出することによって、UVセンサチップ384、386はそれぞれ検出回数を信号で知らせるので、画像プロセッサIP1−IP4などの適切なプロセッサは、あらゆる電子ビームの走査とタイミング同期を取ることができ、各電子ビームの走査の幅及び長さと、その重ね合わせ、焦点、強度をさらに制御でき、これにより、正確な重ね合わせと強度で、重なり合う領域において複数の画像生成装置によって生成される副画像画素を組み合わせることで形成される画素を含め、表示画像の各画素が形成される。
UVセンサチップ384、386および/または電界エミッタ素子404、406は、上述の処理と補正ならびに、下で説明するビームの位置合わせを行い、画像生成装置の作動中に電界エミッタ素子のそれぞれが形成する副画像の特性を所定の標準にまで調整あるいは補正するプロセッサとメモリ素子を含むかまたはそれに関連しているのが好ましい。UVセンサチップ384、386および/または電界エミッタチップ404、406は、1つ以上の半導体チップ上にプロセッサと、アドレスで呼出し可能なメモリを含むように製造される。測定されるビームの着地とタイミング情報からプロセッサが算出する補正値は、ルックアップテーブルなどのアドレスで呼出し可能なメモリに記憶され、その後、メモリから、これらの情報が表示画像のそれぞれの副画像の生成を制御するために検索される。各電界エミッタ素子におけるこのようなアドレスで呼出し可能なメモリに記憶される典型的な補正値としては、適切な(すなわち所定の標準的な)強度特性を得るために印加される電圧、ビームを適切に水平に位置付けするために作動する電界エミッタアレイの列、1つの行でビームを適切に垂直に位置付けするためのパルスを出すための列の前進、遅延、および適切に走査同期を取り、適切にビームを合焦させるために垂直および水平の偏向プレートに印加される電圧などがある。
それぞれの電子ビームのタイミングと着地の精度(重ね合わせ)を制御する1つの典型的な方法は、図11(a)、11(b)、11(c)と11(d)に示されている。カラー蛍光ストライプパターンの一部分570は、黒色ストライプ578が間に置かれた赤色ストライプ572、緑色ストライプ574と青色ストライプ576を含む。略矩形の典型的なUV蛍光ドット568は、1つの黒色ストライプ578上にある。たとえば、最新の高性能CRTモニタで典型的な10mil×10mil(0.25×0.25mm)の方形画素の場合、カラー蛍光ストライプとブラックマトリクスストライプはそれぞれ幅が1.67milであるので、それぞれの電子ビームは約2.5±0.5milの幅でなければならない。半導体電界エミッタチップ504の形状の典型的な電界エミッタ素子は、たとえば個々の電界エミッタ位置が約5imだけ中心同士が離間した20×20アレイにマトリクス状に配置されるアドレスで呼出し可能な電界放出位置のアレイ506を含む。偏向システムで倍率が約2倍の場合、約10im間隔のアドレスを特定された列の画像は、1.67mil(42im)のストライプ全体に形成される。本実施形態の場合、電界エミッタチップ508の列のアドレスが特定されて、放出される列エミッタ位置を選択して、その行がすべて、このような放出が生じる時間間隔のタイミングパルスによって同時に使用可能となる(すなわちアドレスを特定される)。図11(a)では、4つの隣接する列508での電界エミッタ位置のアドレスが特定され、これによって、UV蛍光ドット568に衝突すると、4つの線518にそって蛍光パターン570を照射する電子ビーム線をそれぞれ放射することで、UV光を放射する。放射されるUV光強度は、蛍光体468を照射する電子ビームの強度、すなわち、電子ビームの強度と、蛍光ドット468を照射するまたはドットに外れて照射する程度に比例する。よって、図11(a)の例では、4つの線518はUV蛍光ドット568に直角に当たるので、生成されるUV光の強度が高くなる。
(たとえばストライプ方向に沿った)電子ビームの着地の水平方向補正または調整は、電子を放出させる電界エミッタチップ504の列を選択することによって制御されている。よって、図11(a)の状態から図11(b)の状態に移行する場合、4本の線518が、4本の線518´で示されるように右に向かって水平に移動し、その移動は最初にアドレスを特定される電界エミッタ位置の4つの列508を非選択とし、その代わりに左の4つの列510のアドレスを特定するアドレスにより実行される。選択される列は、電子ビームの着地点を所望なように水平に移動させるのに適切なように、1つ以上の列で解像度を異なるようにすることができる。UV蛍光ドット568の照射によって、照射強度に比例するUV光を生成されるので、電子ビームのスポットのサイズと、したがって焦点が、それぞれの画像プロセッサIP1−IP4によって測定、調整され、スポットのサイズは1つの画素、あるいはカラー蛍光ストライプ572、574、576の幅に実質的に対応するように縮小される。
電子ビームの着地の垂直方向の(たとえばストライプ方向に沿った)補正または調整は、電子エミッタチップ504に放出させるタイミングパルス信号のタイミングを変化させて、電界エミッタチップ504のアドレスを特定することで制御されている。図11(c)と11(d)において、水平線520は、システムクロック信号の周期のある時間を示し、「n」は、電界エミッタチップ504の行が公称的に放出できる公称時間である。「n+x」の表記は、タイミングが時間「n」より後の「x」クロック周期でであることを示し、「n−x」は、「n」より前の「x」クロック周期であるタイミングを示す。よって、4本の輝線518が4本の線518´で示されるように垂直方向上方に移行する図11(a)の状態から図11(c)の状態に移行する場合、その移行は、行タイミングパルスの開始時間を時間「n+1」からそれより前の時間「n−1」に変化させることにより行われる。図11(d)の輝線518”は、時間「n−3」で始まり、「n+1」で終了するので、図11(c)の状態からさらに垂直方向上方に移行する。これらの例はいずれも、行タイミングパルスが持続時間が4クロック周期で、テスト測定は、表示されるチェックボードテストパターンで行われるのが好ましい。75Hzの速度でリフレッシュされる300×120画素の副画像の場合、画素周期は約3MHZなので、約0.167画素未満の局地精度と、スクリーン302の表示領域では約0.25画素の精度を得るためには、18MHZ以上のクロック周期があれば十分である。
また、図10に示される隣接する電界エミッタ素子404と406からの電子ビーム424、426は、いずれも走査時には同一のUV蛍光ドットを照射するので、UVセンサ386は、隣接するビームの重ね合わせと強度を測定することができ、その後、ビームを画像サーバ106とそれぞれの画像プロセッサIP1−IP4によって調整あるいは補正することができる。さらに、それぞれのコーナで重なり合う領域における4つの副画像のそれぞれの交点で、そこで視認できる継ぎ目が残らないように、4つの電子ビームの重ね合わせと強度を測定、調整することができる。この点において、画像サーバ106と、それぞれの画像プロセッサIP1−IP4は、さらに、重なり合う領域におけるそれぞれの電子ビームの強度の合計がその副画像領域での任意の点での各電子ビームの強度と同一になるように、それぞれの電子ビームで求められる釣り合いをとって減少した強度を算出する。言いかえれば、ビームの強度は、表示画像内の各画素が、1つの画像生成装置によって形成される副画像の画素として生成されようが、複数の副画像の重なり合う領域での組み合わせ画素として生成されようが、同一の所定のまたは公称強度を有し、それによって表示画像の領域全体にわたって均一な強度が得られる。
図12の別の画像生成装置モジュール1200において、AMLCDパネル画像生成装置1210は、表示スクリーン1202上に複数の重なり合う副画像1211´、...1213´を、レンズ1217、...1219で形成する複数の隣接するが接触していない副画像生成装置1211、...1213として、その表示装置の部分を用いている。画像生成モジュール1200は、図3に示され、上で説明した画像生成装置110、120に類似しており、またこれらの装置と同様な方法で作動する。画像生成装置モジュール1200は、それぞれの副画像でスクリーン1202を照射する際、光ビーム1214、...1216が通過する厚い光構造1230を含むという点で異なる。画像生成モジュールは、図13に示されるように、現場および工場やサービスセンターにおいて、継ぎ目のない画像を表示するために、多くは別の同様なモジュール1200と並べて組み立てることができる真のモジュール式画像生成装置としてのいくつかの効果、特徴がある。また、モジュール1200の構成によって、スクリーン用支持体を画像から逸らすことなく配置でき、表示画像の画素を後方から感知するのが容易になる。
このために、光構造1230は十分な厚さをなし、光ゲルや接着材で間にあるすべての隙間を充填した状態で、類似のモジュールと当接しながら並列に配置されるとき、隣接するモジュールからの光ビームが表面1232によって形成される光インタフェースにわずかな反射、屈折、歪みで通過して、これによって当接するモジュール1200について重なり合う副画像構成を保持するように、スクリーン1202の面に実質的に垂直な光面1232をそれぞれのエッジに有している。
従来、光ビーム1214、...1216が通過しない光構造1230の底面部分は、少なくとも一部を、スクリーン1202面に平行な1つ以上の面に位置する平坦な光面として形成すればよい。光面1240は、スクリーン上に表示される画素を、図示のようなモジュール1200の背後に位置する、あるいは、モジュール1200内部に埋め込まれるようなセンサ1250などでモニタする際の「窓」をスクリーン1202に与える。具体的には、(隣接する画像生成装置モジュール1200によって形成されようが、単一のモジュール1200上の隣接する副画像生成装置1211、1212、...1213に形成されようが、それに関わらず)隣接する副画像は、画像生成モジュールの背後から感知され、これによって、多重モジュール表示装置のセットアップ、較正およびその動作調整を、見ている人への画像の表示を妨害または中断することなく背後から行える。また、しかもより重要なことであるが、スクリーン1202上に生成される画素を感知するための窓として用いない表面1240を、大型表示スクリーン、たとえばエッジに沿って4フィートを超える表示装置で望まれているように、スクリーン1202とパネル1210の間に位置する部材を支持するための場所を支えるのに用いてもよい。
種々の副画像の重なり合う領域において画素を感知し、モニタするために、既に述べたようなCCDカメラか単なるCCDセンサチップであるようなセンサ1250を、たとえば副画像1211´と1213´が重なり合った、選択領域を観察するために、画像生成モジュール1200のスクリーン1202の背後に配置する。センサ1250は、既に述べたような方法で画像生成装置モジュール1200を制御する画像プロセッサIP1−IP4に結合して、継ぎ目のない画像をスクリーン1202上に生成する。センサ1250は、モジュール1200に内蔵してもよいし、別個の装置として設けてもよい。画素によって形成される重なり合う副画像の種々の領域にある画素を感知するために、1つ以上のセンサ1250を、各画像生成モジュール1200に組み込み、1つ以上のセンサ1250を、重なり合う副画像領域以外で、画素により生成される種々の副画像領域にある画素を感知するために各画像生成モジュール1200に組み込むことが好ましい。さらに、各モジュール1200が、セットアップと較正用パラメータを記憶し、継ぎ目のない画像を表示する多重モジュール表示装置にモジュールを容易に組み合わせられるように、適切な画像プロセッサIP1−IP4によってそのメモリからのこのようなパラメータを容易にアクセスできるような不揮発性メモリなどの電子回路を含むのが好ましい。こうしたメモリに記憶されるパラメータとしては、たとえば、画像データを画像生成装置1200に与えるとき、このようなモジュール1200を構成する素子の物理的公差や電気的公差があっても、その応答性を所定の標準の応答性にする補正因数がある。さらに、表面1240には、表面1240とパネル1210の間に取り付けられる部材などによってスクリーン1202が支持される場所が設けられる。表面1240は画像生成装置1211、1212、...の視界外にあるので、このような支持部材を追加しても画質に影響を与えない。
光構造1230は、裏面に、光構造1230に入射する際に光ビーム1214、...1216が通過する弓形のインタフェース面1234を有しているのが好ましい。光ビーム1214、...1216が表面1234に実質的に垂直に通過して、僅かな反射、屈折あるいは歪みで光構造に入射するように、弓形面1234は略球形に形成されるのが好ましい。弓形表面1234は、単体の倍率あるいはそれより高い倍率を与えるような形状にしてもよい。
図4同様、図12から明らかなように、図示されている種類の画像生成装置内の画像は、それぞれのレンズが作動する結果、画像生成装置からの画像を表示スクリーンに反転させる。図14(a)は、表示スクリーン102または1202などの表示スクリーン上に形成される画像600であり、この画像はたとえば、図14(b)に示されるような4つの副画像602、604、606、608の2×2アレイからなる。レンズ117、118、119または1217、1218、1219などのレンズに反転が生じるため、それぞれの副画像はそれ自体が、生成される場所で反転するか「裏返しになる」。それぞれの反転した副画像602、604、606、608は、レンズによって上下左右に反転する。たとえば、左上の副画像602の底部エッジと右側のエッジはそれぞれ、画像600の上部エッジの左半分と左側エッジの上半分になる。副画像602の上部エッジは、画像600の上部エッジと底部エッジの途中に位置する矩形領域とその左半分で、副画像606の底部エッジと重なり合う。副画像の重なり合っていることは、副画像602と606がいずれも文字「A」の横棒と文字「B」の先端を有していることからも明らかである。副画像データの反転は、画像プロセッサIP1、IP2、...内で、各副画像の画素データをアドレス呼出し可能なランダムアクセスメモリ内にビットマップし、それから逆の順番でその画素データを読み出す変換フィルタなどによって実行される。重なり合う領域についての画素データは、適切な重み付けあるいは補正因数に副画像データを組み合わせるなどにより、こうした領域についての画素データが変換フィルタから生成されるときに、結合される。個々の画素についてであろうと、画素の近隣の画素についてであろうと、それに関わらず、各画素の強度特性および/またはその位置に基づいた重み付けなどの、比例重み付けであればよい。
図15は、表示スクリーン710上に表示される画像の形成を説明するために、本発明にかかるモジュラー式表示システム700を複数の分解図によって示している。表示スクリーン700は、たとえば高さ3.5フィートで幅7フィートの表示装置すなわちスクリーン710を含み、エッジが接触した構成で配置される6つの表示モジュール712によって形成される。表示モジュール712は、DM1、DM2、DM3、...DM6で表される。各表示モジュールは、たとえば、IG1、IG2、IG3、IG4として表される4つの画像生成装置714を含み、各画像生成装置は、たとえば、隣接する画像生成装置に隣接するが必ずしも接触していないアクティブマトリクス液晶ディスプレイ(AMLCD)を含む。投写される画像715は、画像生成装置714のAMLCDパネルの様々な部分により形成される副画像が組み合わせられた状態を示し、これらの部分は隣接するが、必ずしも接触する必要はない。投写された画像715の拡大部分715´は、複数の重なり合う副画像716とその重なり合う領域718を示し、副画像はいずれも、たとえば図4と8(a)から8(b)に関して上で説明したのと同様な方法で重なり合う。
各表示モジュール712は、図16に示すように、ディスプレイコンピュータ720など関連する画像プロセッサを含む。そこでは、表示される画像、すなわち、「原始画像」が、アプリケーションコンピュータ750などの画像サーバから、データバス752、好ましくはデジタルデータバスを介して、6つの表示モジュールDM1、DM2、...DM6それぞれに関連する6つの画像プロセッサ720に与えられる。各ディスプレイコンピュータは、画像の部分、すなわち副画像を受信して処理し、関連の画像生成装置714により表示されるようにし、また処理した副画像データをそれぞれの画像生成装置IG1、IG2、...に与える。
図17は、図15と図16の表示システム700の表示モジュール712内の画像生成装置714として用いることができる種類の典型的な画像生成装置800を示している。隣接するが接触しない副画像が、AMLCDパネルなどの表示パネル820上に形成され、モジュールスクリーン830に投写される。そのために、高強度金属ハロゲンランプなどの光源810が、AMLCDパネル820の背面に衝突するように光学分配器812、814によって方向付けられ、分配され、平行にされる光を与える。パネル上に形成される(破線で示される)副画像に応じてAMLCDパネル820を通過する光は、関連の画像プロセッサ720からの処理済みの副画像データに応答して、それぞれのレンズ822を介してモジュールスクリーン830上に投写され、モジュールスクリーン830は隣接する表示モジュール800のスクリーンとともに、表示スクリーン710を形成する。各レンズ722は、パネル820上に形成される隣接するが接触しない副画像が、接触して重なり合う副画像としてスクリーン830上に投写されるように、単体よりも倍率が大きい3つのレンズの組み合わせからなるのが好ましい。レンズ822は、支持バッフル824によって支持され、このバッフルはある副画像からの光が別の副画像の光に反射または散乱するのを防ぐ働きもする。支持バッフル824は、「卵形クレート」構造になるよう配列されるのが好ましい。
大型スクリーン表示システム700は、各々が1平方フィート当たり47万画素の解像度を有するM×Nの表示モジュールから構成すればよい。その4つの画像生成装置714のそれぞれは、約450平方ミクロンの表示画素を生成するように、コンピュータ表示装置で用いられる種類の対角線が17インチのXGAAMLCDパネルを用いるのが好ましく、各AMLCDパネルの有効解像度はSVGAシステムにおいては約800×600画素である。各画像生成装置714の投写レンズシステムは、各AMLCDにつき12×16アレイのレンズ(すなわちレンズアセンブリ)を用いており、各レンズアセンブリは3つのプラスチックレンズと1つのフレネルレンズを用いて、約29度の視野で、歪みの少ないたとえば13%未満の歪みになるようにすればよい。50ワットの金属ハロゲンバックライト源は、偏光もどりがないとスクリーンで約50fLの輝度レベルを与え、偏光もどりがある場合は約80fLの輝度レベルを与える。それぞれの表示モジュールのスクリーンのサイズは、幅約28インチ、高さ約21インチ、厚さ約11インチである。よって、6つのモジュール712の2×3アレイによって、高さ約3.5フィート×幅7フィートの表示スクリーン710が与えられる。17インチのLCDパネル型番LM18X94は、日本のシャープ株式会社から市販されている。
また、各画像生成装置800を表示モジュールとして用いてもよい。このために、画像生成装置モジュール800は、モジュールスクリーン830を囲むエッジに、実質的にスクリーン830と垂直な平坦な光面840を有している。画像生成装置モジュール800が別の同様なモジュールに、それぞれのスクリーン830が実質的に同一面にある状態で、隣接して、当接して配置されると、光はそれぞれの当接する光面840を通過する。ニュージャージー州シーダーグローブのカーギル社から市販されているカーギル#5040や、ニュージャージー州バリントンにあるエドマンドサイエンティフィック社から市販されているMorland#61光接着剤などの光フィルタ材料は、当接するモジュール800間に反射損と屈折歪みが少ない光インタフェースを形成するために、当接する光面840間のあらゆる隙間を充填するのが好ましい。この方法では、隣接するが非接触のAMLCDパネル820などのそれぞれの隣接するが非接触の画像生成装置の隣接するが非接触の部分に形成される副画像が重なり合う副画像としてスクリーン710上に投写される。
図18は、図15と図16に示される表示システム700に関連する画像サーバ750と画像プロセッサ720の概略ブロック流れ図である。表示システム700用のインタフェースコンピュータすなわち画像サーバ750は、原始画像データとオペレータ用グラフィックコマンドを、表示システム700内でネットワーク化されたすべての画像プロセッサコンピュータ720(図18では1つのみ示す)に、デジタルデータバス752を介して送信する。しかし各コンピュータは関連する画像生成装置パネル714上に表示される特定の副画像に関連するサブセットデータのみを処理する。プロセッサ720は、並列処理を含み、関連の表示パネル714が生成する表示データのそれぞれの副画像あるいはデータ部分のみについて、グラフィックコマンドを解釈して、副画像データを処理する。プロセッサ720は、722a、722b、...722nを並列に処理してグラフィックと副画像データを解釈し、724a、724b、...724nを並列に処理して適切な補正関数を副画像データに適用して、図14に関連して上で説明したような副画像の先行歪ませとフリッピングを含めた、画像生成装置間および各画像生成装置内での輝度レベル、重ね合わせ、焦点の差異を補償する。この結果得られる処理済み副画像データは、それぞれのAMLCD表示パネル714に与えられる。
あるいは、アプリケーションコンピュータ750を、イーサネット(登録商標)やその他のネットワーク751への直接接続部と取り換え、上記のアプリケーションコンピュータ750が実行する機能を、図16に仮想線で示されたデータバス752に接続するネットワークデータバス751´が示すように、全く同一のモジュールDM1、...DM6を有するモジュール式表示システム700が望まれるようにそれぞれのディスプレイコンピュータ720に実行させるようにしてもよい。本実施形態では、(ディスプレイコンピュータ720と画像生成装置IG1、...IG4を含む)各表示モジュールは、それ自身が受け入れ、応答する画像データ部分を求める。イーサネット(登録商標)やその他のネットワーク751を介して受信される画像データは、データバス752を介して表示プロセッサ720に与えられ、それぞれのプロセッサは、たとえばネットワーク751、752を介して送られる画像データを含む情報パケットに含まれるヘッダデータと制御データを読み取りそれに作用することによって、副画像のそれぞれの部分を生成するのに利用できる画像データ部分を選択し、受け入れる。
図19は、図18の流れ図に関わる各表示パネルに関連する演算ハードウエアの概略図である。原始画像データは、デジタルグラフィックデータとして、ネットワークインタフェース728により、好ましくはイーサネット(登録商標)、LANや同様のネットワークデータシステムであるデジタルデータバス752を介して受信される。副画像データは、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるエックスコンソーティアムインコーポレイティッドから市販されて、ほとんどのANSI−CおよびPOSIX準拠システムと互換性があり、よって広範囲の演算およびグラフィックマシンやその他のプラットフォームで作動する工業規格Xウィンドウシステムソフトウエアを用いてネットワーク752上で表示プロセッサ720に送られる「グラフィックデータ」であるのが好ましい。各プロセッサ720は、副画像データを解釈して、そこから個々の表示パネル714についての表示ビットマップを構成する。Xウィンドウ記述などの表示画像の高レベル記述を用いることにより、画像サーバ750と表示プロセッサ720間のデータネットワークで必要となる帯域幅を、標準イーサネット(登録商標)やその他のネットワークと一致するデータ速度に保つことができ、しかも、高速更新速度と、モノクロ表示装置とカラー表示装置のいずれの場合でも重なり合う階層副ウィンドウとテキストとグラフィックが混合したオペレーションを含む、多重メガ画素表示装置上の表示画像の多重ウィンドウを支持する。Xウィンドウシステムのさらに別の特徴により、オペレータは、表示画像またはその中のウィンドウ画像の論理サイズについて、画像の物理的区分や個々の画像生成装置714やモジュール712間でのプロセッサに関係なく、表示システム700と通信することが可能となる。
ネットワーク752とネットワークインタフェース728を介して受信されるXウィンドウシステムのグラフィックコマンドと画像データは、XサーバCPU732内で解釈され、ここで副画像データビットマップを画像フレームバッファ738に書き込む。また、ネットワーク752上で受信される圧縮映像は、特殊目的MPEG−2デコーダで復号化され、このデコーダはまた、副画像データビットマップを画像フレームバッファ738に書き込む。画像プロセッサCPU734は、画像フレームバッファ738から副画像データビットマップを読出し、LCDパネル互換性副画像ビットマップを形成し、それをパネル表示カード740に記憶するので、LCDパネル820は表示スクリーン710上に重ね合わせ副画像を正確に再生するのに必要な副画像光入力を生成する。各副画像の画素について、画像処理CPU734は、画像フレームバッファ738から関連の画像の画素値を取り出し、その重み付け平均値を演算する。用いられる重みは、副画像内の画素の位置と、表示パネル714上の副画像の位置に応じて変わり、CPU734のメモリ内のルックアップテーブルに予め記憶されている表示モジュール係数から生成される。副画像間と表示パネル間のばらつきを補正するための係数は、各表示モジュールおよび/または画像生成装置の製造と較正時、あるいは、その後の現場での再較正や調整時に、所定の標準画像特性が得られるように設定される。画像プロセッサ720内では、副画像データ、ビットマップ、制御信号などがデジタルデータバス730を介して送受信される。
プロセッサ720で求められる画像処理の複雑さは、次のようにして推定することができる。各カラー、各画像生成装置におけるビットマップ内の各画素について、画像ビットマップ内の画素の「近隣の」2×2画素からの入力が必要だと仮定する。表示パネル内の特定の画素の位置に基づき、プロセッサは、副画像の画素ブロックの1つのコーナのアドレスを検索し、近隣の画素の値とともにその値を取り出さねばならない。また、重みはメモリに記憶される予め演算されたルックアップテーブルから取り出し、画像の画素値の重み付けした合計を画素の近隣について演算しなければならない。約30クロック周期が各画素の各カラーの値を求めると推定され、あるいはある画素の各RGB値では約100サイクルが必要である。各AMLCD表示パネルが、800×600画素のうち約90%を利用すると仮定すれば、それぞれの表示パネルを更新するために約4300万クロック周期が必要である。よって、300MHZのPentium(登録商標)Rプロセッサが、完全な画像を得るための更新速度7Hzをサポートすると思われる。この速度は、高解像度マップおよび地形データ、テキストウィンドウやビデオ会議には十分な速度であるが、ビデオ画像を、たとえば30HZの更新速度で表示する場合には遅すぎる。よって、ビデオの場合、650MHZのPentium(登録商標)Rプロセッサとさらに高効率の1RGB画素セット当たり50クロック周期のアルゴリズムが必要であるか、あるいは、並列に作動する4つの300から400MHZのPentium(登録商標)R プロセッサが必要である。ネットワーク752のデータ速度は減速することが可能で、また、より多くのプロセッサを用いて、各プロセッサがプロセッサより少ない数の副画像と関連させられるようにプロセッサを区分けすることによって画像プロセッサに求められる処理能力を減らすことができる。画像歪みの補正と副画像セルの重なり合う領域で画素値を求めるための演算要件は、ワシントン州レドモンドにあるアッピアグラフィックスから市販されているJeronimoJ3型などのマルチメディアグラフィックカードやチップセットが満たしている。同様に、686MBDKシリーズのデュアルPentium(登録商標) RIIプロセッサカスタムATXコンピュータのマザーボードでの400MHZマイクロプロセッサは、カリフォルニア州サンディエゴにあるインダストリアルコンピュータソース社から市販されている。
図20は、図15と図16に示される表示システム700の実施形態のセットアップと較正に関する概略ブロック流れ図である。オペレータ、あるいは自動制御が、位置合わせを実行するためにセットアップの制御を910に指示し、必要であれば、得ようとする所定の規格性能特性を特定することによって位置合わせ動作を開始する。セットアップの制御910により、スクリーン920上に表示される、テストパターンやテストパターンシーケンスを表すデジタル画像データであるテスト画像912を生成することができる。生成器912によるテスト画像の生成は、(1)テスト画像データを、上記のテスト画像を生成する画像プロセッサ914に与え、(2)初期のまたは推定の補正因数値をパラメータアジャスタ934に供給することによって行われる。テスト画像は、CCDカメラやその他のセンサの場合のように930で感知され、生成されるテスト画像912を参照して932で解析し、エラーを求める。エラーを用いて、画像プロセッサ914に与えられるパラメータ934を調整し、これにより表示される920テスト画像を調整する。各画素について補正あるいは適切な重み付け因数が求められて、画像プロセッサ914と制御セットアップ910に転送されるまで、そのプロセスは反復される。位置合わせ処理時に、画像プロセッサ914は、オペレータが表示される原始画像の観察を望む場合でなければ、主観評価に有効なように、表示画像920を生成するために原始画像データが用いられないようにする。
本発明は前述の典型的な実施形態について説明してきたが、以下の特許請求の範囲で定義する本発明の範囲と趣旨を逸脱しない変更は、当業者には明らかであろう。たとえば、表示モジュールや画像生成装置の数が本明細書で述べた典型的な実施形態で示されているものより多い、または少ない表示システムは、本発明の原理にしたがって構成可能である。
また、図8(a)の表示モジュール300は、複数の副画像310、320、...が生成される単体のガラスエンクロージャとして説明したが、陰極線ルミネセンス画像生成装置を、それぞれの副画像を生成し、その他のモジュールと当接させて積層され、実質的により大型の表示システムにおいて重なり合う副画像で画像を形成するガラスで囲まれた別個のモジュール310、320、...としてパッケージングしてもさしつかえない。
さらに、面が平らなガラススクリーン302が図9に示されているが、スクリーンへの過度な内側偏向と破損に対する耐性を備えるのに必要なガラスの厚さによって、たとえば居住地の壁に掛けることができる平面表示装置などの特定の用途では重量が大きくなりすぎることもある。このような用途では、平面スクリーンのスクリーン対角線は、45インチではなく32から35インチに制限するほうがよいが、対角線が35から45インチ以上の表示装置では、内部エミッタ素子アレイと、水平および垂直偏向/合焦プレートと構造バックプレートをそれに対応して調整した曲線状のガラススクリーンを用いてもよい。たとえば、曲線状の偏向/合焦プレートと電界エミッタ素子の曲線状アレイを含む曲線状の取り付けアセンブリを用いることができる。円筒状に曲がったスクリーンは、たとえば図15から17に示される種類の表示システムで望まれるものであるが、レンズ822のマトリクスは、AMLCDパネル820の副画像生成部分と円筒形スクリーン830面間の距離差を補償するために異なる焦点距離を持つ。
さらに、熱電子源を電界エミッタアレイ404、406の代わりに用いて、図9と図10の画像生成装置300において電子ビーム424と426を生成してもよい。このような場合、電子ビーム424と426の水平着地位置(重ね合わせ)を、低オフセット電圧をそれぞれ水平偏向プレート410、412、414または追加した二次制御格子電極に印加することにより、制御、調整することができる。また、発光ダイオードや発光ダイオードアレイ電界放出表示装置やそのアレイ、ブラウン管、およびエレクトロルミネセント表示装置などその他の画像生成装置を本明細書で説明した本発明にかかる実施形態で用いてもよい。
あるいは、図12と図13の光構造1230の裏面を平らにして、光構造1230の支持体の配置、スクリーン1202上の画素の感知、あるいはその両方のために平坦な表面1240はそのまま設けるが、アーチ形面1234を設けないないようにしてもよい。なお、図12と13のレンズ1217、...1219は、図3と4のレンズ117、...119と図17のレンズ822同様、単一レンズでも複数のレンズやその他の光素子のアセンブリでもよい。

Claims (13)

  1. スクリーン(102、202、302、710、712、830、920、1202)と、
    前記スクリーン(102、202、302、710、712、830、920、1202)上に画像の隣接した部分を生成する少なくとも2つの画像生成装置(110、120、130、140、210、230、280、290、310、330、340、712、714)であって、前記画像の隣接した部分が重なり合う(248、312、322、718)、少なくとも2つの画像生成装置と、
    前記2つの画像生成装置(110、120、130、140、210、230、280、290、310、330、340、712、714)によって生成されるそれぞれの画素を組み合わせ、特定の画素を形成するように調整された、少なくとも重なり合う部分(248、312、322、718)内の特定の画素を表す画素データを含めた画像データを前記画像生成装置(110、120、130、140、210、230、280、290、310、330、340、712、714)に与える画像プロセッサ(IP1、IP2、IP3、IP4、720)と
    を具備する、表示システム(100、200、300、700)。
  2. 前記画像生成装置(110、120、130、140、210、230、280、290、310、330、340、712、714)は、光プロジェクタ(210、230、280、290)と、光源(54、810)を有する液晶表示装置(110、120、130、140、820、1210)と、複数の電界放出素子(400、404、406)と、複数の熱電子源(404、406)とからなるグループから選択されることを特徴とする、請求項1に記載の表示システム(100、200、300、700)。
  3. 前記画像プロセッサ(IP1、IP2、IP3、IP4、720)は、各画像生成装置(110、120、130、140、210、230、280、290、310、330、340、712、714)によって生成されるそれぞれの画素に、少なくとも特定画素の所定の特性を割り当てることによって、画素データを調整することを特徴とする、請求項1に記載の表示システム(100、200、300、700)。
  4. 前記画像プロセッサ(IP1、IP2、IP3、IP4、720)は、前記2つの画像生成装置(110、120、130、140、210、230、280、290、310、330、340、712、714)によって生成され画像の重なり合う部分(248、312、322、718)内にはない特定の画素の画素データを調整することを特徴とする、請求項1に記載の表示システム(100、200、300、700)。
  5. 少なくとも画像の重なり合う部分(248、312、322、718)内の画素を感知するために配置されるセンサ(108、250、254、262、266、270、272、362、364、366、368、384、386、1250、930)をさらに具備し、前記画像プロセッサ(IP1、IP2、IP3、IP4、720)は、少なくとも画像の重なり合う部分(248、312、322、718)内の特定の画素を表す画素データを調整するために前記センサ(108、250、254、262、266、270、272、362、364、366、368、384、386、1250、930)に応答することを特徴とする、請求項1に記載の表示システム(100、200、300、700)。
  6. 前記画像プロセッサ(IP1、IP2、IP3、IP4、720)は、少なくとも特定の画素の近隣にある特定画素の所定の特性に重み付けすることによって、画像データを重み付けすることを特徴とする、請求項1に記載の表示システム(100、200、300、700)。
  7. 特定の画素の前記所定の特性は、画素の輝度と画素の位置のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項3または6に記載の表示システム(100、200、300、700)。
  8. 実質的に継ぎ目のない画素状画像(pixelated image)の形成方法であって、 共通のエッジで重なり合う領域を有する2つの接触する画素状副画像を形成するステップと、
    少なくとも前記重なり合う領域内の特定の画素値を求めるステップと、
    少なくとも前記重なり合う領域内の特定の画素の求められた値を所定値に変更するための補正関数を求めるステップと、
    前記補正関数を、少なくとも前記重なり合う領域内の前記特定の画素のそれぞれについて前記画素状副画像のそれぞれの画素値に適用するステップと
    を備える方法。
  9. 少なくとも前記重なり合う領域内の特定の画素値を求めるステップは、画像の組み合わせ値を求めるステップを含み、補正関数を求めるステップは、特定の画素の求められた組み合わせ値を該所定の値に変更するステップを含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記補正関数を求めるステップは、前記求められた組み合わせ値に寄与する画素の数に応じて重み付けするステップを含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 特定の画素の輝度と位置のうち少なくとも1つを感知するステップをさらに備え、特定の画素値は、感知される輝度と位置の少なくとも1つから求められることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  12. 前記補正関数を前記重なり合う領域内のその他の画素について前記画素状副画像のそれぞれの画素値に適用するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  13. 前記重なり合う領域以外の前記2つの接触する副画像のそれぞれの領域内の特定の画素値を求めるステップと、
    前記2つの接触する副画像のそれぞれの領域内の特定の画素の求められた値を第2の所定値に変更する第2の補正関数を求めるステップと、
    前記第2の補正関数を、前記重なり合う領域以外の前記2つの接触する副画像の前記それぞれの領域内の前記特定の画素のそれぞれについて、前記画素状副画像のそれぞれの画素値に適用することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
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