JPH05142650A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

Info

Publication number
JPH05142650A
JPH05142650A JP3311001A JP31100191A JPH05142650A JP H05142650 A JPH05142650 A JP H05142650A JP 3311001 A JP3311001 A JP 3311001A JP 31100191 A JP31100191 A JP 31100191A JP H05142650 A JPH05142650 A JP H05142650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
liquid crystal
screen
crystal panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3311001A
Other languages
English (en)
Inventor
昭男 ▲高▼安
Akio Takayasu
Takeshi Goto
猛 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3311001A priority Critical patent/JPH05142650A/ja
Publication of JPH05142650A publication Critical patent/JPH05142650A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は液晶パネルの像をミラーにより反射
させて投写する投写型表示装置に関し、高性能な表示を
行うことを目的とする。 【構成】 液晶パネル34の画像が投写レンズ35を介
して分割ミラー36に入射させ、第1の画像37a及び
第2の画像37bに分割する。第1の画像37aは反射
ミラー38a〜38cを介してスクリーン39上の表示
上部39aに投射され、第2の画像37bは反射ミラー
40a〜40cを介してスクリーン39上の表示下部3
9bに投写される。このとき、スクリーン39の中央部
分では第1及び第2の画像37a,37bの一部が重畳
されて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの像をミラ
ーにより反射させて投写する投写型表示装置に関する。
【0002】近年、投写型の表示装置は大型のクリアビ
ジョン、ハイビジョン用ディスプレイとして使用されて
おり、装置の小型化、高性能な表示が要求されている。
【0003】
【従来の技術】図6に、従来の投写型表示装置の構成図
を示す。図6(A)の投写型表示装置11A は、筐体1
A の内部で、光源13からの光により液晶パネル14
の原画像が投写レンズ15により拡大され、ミラーで反
射してスクリーン17に投写する。すなわち、1個のミ
ラー16により1回反射させて投写するものである。
【0004】また、図6(B)の投写型表示装置11B
は、筐体12B 内で2個のミラー16A ,16B により
2回反射させて投写するものである。
【0005】このように、大画面を得る場合には、ミラ
ーを用いた方が装置を小型化でき、さらに、図6
(A),(B)のように同一の大画面の場合にはミラー
の数を増やすことにより、装置をより小型化することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、より大画面を
得る場合には反射回数を増やせばよいが、該反射回数に
応じてミラーが必要となり装置が大型化するという問題
がある。
【0007】そこで、光路を2分割して原画像を2分割
し、スクリーン上で結合して表示するものが考えられ
る。
【0008】ここで、図7に、像結合する投写型表示装
置の構成図を示す。図7(A)の投写型表示装置21
は、筐体22内で光源23からの光が液晶パネル24
(上表示部24a、下表示部24b)の原画像が投写レ
ンズ25を介してミラー26に入射する。液晶パネル2
4の上表示部24aの像は、ミラー27,28を介して
スクリーン29の表示上部29aに投写される。また、
液晶パネル24の下表示部24bの像はミラー30,2
7を介してスクリーン29の表示下部29bに投写され
る。
【0009】図7(B)は図7(A)の原理図である。
すなわち、液晶パネル24の上表示部24aの画像をス
クリーン29の表示上部29aに投写し、下表示部24
bの画像をスクリーン29の表示下部29bに投写して
像結合するものである。これにより、小型装置でより大
画面で投写することが可能となる。
【0010】ところで、光路を分割した部分(スクリー
ン29上では結合部分)において、ミラーの誤差、ずれ
等により像のけられや画像合成の際に画像がずれる場合
があり、段差や切り目を生じる場合がある。
【0011】そこで、本発明は図7に示す表示のより高
性能を図る投写型表示装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、二次元に画
素が所定数配列され、表示される画像のうち一部画像を
重複表示する画素ラインを含む液晶パネルと、該液晶パ
ネルの画像を、該重複表示する画素ラインをそれぞれ分
離させた第1及び第2の画像に2分割する分割ミラー
と、該分割ミラーからの該第1の画像を反射させ、スク
リーンの所定部分に投写させる第1のミラー群と、該分
割ミラーからの該第2の画像を反射させ、該スクリーン
の該所定部分以外の部分に、該第1の画像の一部と一部
重畳させて投写させる第2のミラー群と、を含む構成に
より解決される。
【0013】
【作用】上述のように、液晶パネルは、表示される画像
のうち一部画像を重複表示する画像ラインを含む。従っ
て、分割ミラーにより画像を2分割し、第1及び第2の
画像を第1及び第2のミラー群を介してスクリーン上に
投写する。
【0014】この場合、第1の画像の一部と、第2の画
像の該第1の画像の一部と同一のラインの一部とがスク
リーン上で重畳されて投写される。
【0015】従って、この重畳部分では切れ目がなく段
差を生じることがないことから、装置の小型化、大画面
表示を図りつつ、表示の高性能化を図ることが可能とな
る。
【0016】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1(A)は投写型表示装置の構成図であり、図1
(B)はその原理図である。
【0017】図1(A)の投写型表示装置31におい
て、筐体32内で、光源33からの光が液晶パネル34
を透過し、該液晶パネル34上の画像が投写レンズ35
を介してV字形状の分割ミラー36に入射する。
【0018】液晶パネル34は二次元に画素が所定数配
列された上表示部34aと下表示部34bから構成され
る。この上表示部34aと下表示部34bとは、表示さ
れる画像のうち一部画像を重複表示する画素ラインを含
む(後述する)。
【0019】分割ミラー36は、液晶パネル34の画像
を重複する画素ラインをそれぞれ分離させた第1及び第
2の画像37a,37bに分離する。
【0020】分割ミラー36で反射した第1の画像37
aは、第1のミラー群を構成する反射ミラー38a〜3
8cを介してスクリーン39の表示部39aに投写させ
る。また、第2の画像37bは、第2のミラー群を構成
する反射ミラー40a〜40cを介してスクリーン37
aの表示下部39bに投写させる。この場合、第1の画
像37aの一部と、第2の画像37bの一部とがスクリ
ーン39上(表示上部39aと表示下部39bの境界部
分)で一部重畳される。
【0021】このような投写型表示装置31は、図1
(B)に示すように、液晶パネル34の原画像を仮想的
に二分した状態であり、スクリーン39の表示上部39
aと表示下部39bの境界部分に当る光が斜めに交差し
て入射する。従って、この部分で第1及び第2の画像3
7a,37bを重畳させることができるものである。
【0022】ここで、図1の液晶パネルの概略図を示
す。図2において、液晶パネル34の表示部は上表示部
34aと表示部34bとで構成されている。例えば、6
40×400ドットの表示画像を実現する場合、上表示
部34aの下に5ドットの画素ラインが設けられ、下表
示部34bの上に5ドットの画素ラインが設けられる。
そして、上表示部34aの下部10ドットと、下表示部
34bの上部10ドットに表示する全画像の一部をスク
リーン39上で重畳させるものである。
【0023】そこで、図3に図2の液晶パネルの表示を
説明するための図を示す。図3(A)は液晶パネル34
の表示画像を示し、図3(B)はスクリーン39上に投
写された画像を示している。まず、図3(A)の液晶パ
ネル34では、投写レンズ35により像が反転すること
から、上表示部34aには画像の上部分(第1の画像)
が表示され、下表部34bには画像の下部分(第2の画
像)が表示される。この場合、上表示部34aの5ライ
ンから7ライン(10ドット)の像と、下表示部34b
の5ラインから7ライン(10ドット)の像とを同一の
画像としている。
【0024】そして、図3(B)に示すように、スクリ
ーン39上で表示した場合、第1及び第2の画像が反転
され、また、上表示部34aと、下表示部34bの5ラ
インから7ラインの像とが重畳されて投写され、全体と
して切れ目や段差のない画像が得られるものである。
【0025】次に、図4に、図2の液晶パネルを駆動す
るための構成図を示す。図4において、液晶パネル34
は、640ドットのデータドライバ41と、160チャ
ンネルの4個のコモンドライバ42a〜42dとで駆動
される。また、データドライバ41及びコモンドライバ
42a〜42dはコントローラ43により制御される。
この場合、コントローラ43からのクロック信号をカウ
ンタ回路44にカウントし、計数値をデータイネーブル
(E)信号としてコモンドライバ42aに出力する。こ
のデータドライバ41、コモンドライバ42a〜42
d、コントローラ43及びカウンタ回路44により駆動
手段を構成する。
【0026】ここで、図5に、図4の動作のタイムチャ
ートを示し、図1における画像重畳について説明する。
図4及び図5において、まず液晶パネル34の上表示部
34aの最上ライン(232ライン)より順次スキャン
を行う。
【0027】そして、コモンドライバ42cをコントロ
ーラからのイネーブル信号Eで動かす。コモンドライバ
42cが160までスキャンしたら、キャリーDOを出
力しコモンドライバ42dを動かす。このコモンドライ
バ42dで画素重ね合わせ部までスキャンする。このと
き、232ドット以降は液晶パネル34の上端にも表示
する必要があるため、232ライン目の直前でコモンド
ライバ42aを動かす必要がある。コモンドライバ42
cからはその最終チャネルのキャリーDOしか出ない。
そこで232ライン目でパルスを出力すようなカウンタ
回路44を使用する。したがって、コモンドライバ42
dの途中(232ライン)からコモンドライバ42aを
動かし、そこから16ライン(232−248ライン)
の間はコモンドライバ42a,42dを同時にスキャン
する。なお、データドライバ41も重ね合わせ部の表示
が自然になるように補正を行う必要がある。
【0028】このように、小型装置における画像分割で
大画面表示を維持しつつ、スクリーン上の表示画像にお
ける中央部分で画像切れや段付きを防止して高性能の表
示を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶パネ
ルに画素ラインを増やして設け、画像を分割してスクリ
ーン上に投写する場合に、増加した画素ラインの像を重
畳させることにより、小型、大画面表示を図りつつ、画
像切れや段差のない高性能な表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の液晶パネルの概略図である。
【図3】図2の液晶パネルの表示を説明するめの図であ
る。
【図4】図2の液晶パネルを駆動するための構成図であ
る。
【図5】図4の動作のタイムチャートである。
【図6】従来の投写型表示装置の構成図である。
【図7】像結合する投写型表示装置の構成図である。
【符号の説明】 31 投写型表示装置 34 液晶パネル 34a 上表示部 34b 下表示部 35 投写レンズ 36 分割ミラー 37a 第1の画像 37b 第2の画像 38a〜38b 第1のミラー群 39 スクリーン 39a 表示上部 39b 表示下部 40a〜40c 第2のミラー群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元に画素が所定数配列され、表示さ
    れる画像のうち一部画像を重複表示する画素ラインを含
    む液晶パネル(34)と、 該液晶パネル(34)の画像を、該重複表示する画素ラ
    インをそれぞれ分離させた第1及び第2の画像(37
    a,37b)に2分割する分割ミラー(36)と、 該分割ミラー(36)からの該第1の画像(37a)を
    反射させ、スクリーン(39)の所定部分(39a)に
    投写させる第1のミラー群(38a〜38c)と、 該分割ミラー(36)からの該第2の画像(37b)を
    反射させ、該スクリーン(39)の該所定部分(39
    b)以外の部分(39b)に、該第1の画像(37a)
    の一部と一部重畳させて投写させる第2のミラー群(4
    0a〜40c)と、 を含むことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶パネル(34)は上表示部(3
    4a)及び下表示部(34b)を有し、該上表示部(3
    4a)及び下表示部(34b)のそれぞれに前記重複表
    示する一部画像の画素ラインを所定数設けられることを
    特徴とする請求項1記載の投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶パネル(34)の前記上表示部
    (34a)及び下表示部(34b)の所定画素ラインを
    同時に駆動する駆動手段(41〜44)を設けることを
    特徴とする請求項2記載の投写型表示装置。
JP3311001A 1991-11-26 1991-11-26 投写型表示装置 Withdrawn JPH05142650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3311001A JPH05142650A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 投写型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3311001A JPH05142650A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 投写型表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05142650A true JPH05142650A (ja) 1993-06-11

Family

ID=18011936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3311001A Withdrawn JPH05142650A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 投写型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05142650A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221540A (ja) * 1997-12-02 2011-11-04 Transpacific Infinity Llc モジュール式表示システム
JP2015118198A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 カシオ計算機株式会社 投影装置及び投影方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221540A (ja) * 1997-12-02 2011-11-04 Transpacific Infinity Llc モジュール式表示システム
JP2015118198A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 カシオ計算機株式会社 投影装置及び投影方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7300157B2 (en) Pixel-shifting projection lens assembly to provide optical interlacing for increased addressability
US6717636B2 (en) Image display device
WO2013100066A1 (ja) 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、および、情報出力装置
US6563551B1 (en) High contrast polarizing optics for a color electro-optic display device
JP2005192188A (ja) プロジェクタ
JP2005292308A (ja) 画像表示装置
US20050140934A1 (en) Projection device
US6822773B2 (en) Scanning type image display optical system, scanning type image display apparatus, and image display system
JPH0752262B2 (ja) 6板式液晶プロジェクタ
JPH05142650A (ja) 投写型表示装置
US20080309832A1 (en) Projection display apparatus and display method applied to the same
JPH06225247A (ja) 液晶プロジェクタ
JPH01251081A (ja) 液晶映像投射装置
US6512502B2 (en) Lightvalve projection system in which red, green, and blue image subpixels are projected from two lightvalves and recombined using total reflection prisms
JPH06313858A (ja) 走査型映像表示装置
JP2003021869A (ja) 光バルブプロジェクタ
JP2911141B2 (ja) 液晶プロジェクタ
US11386861B2 (en) Liquid crystal on silicon panel with subpixel wobulation
US6595647B1 (en) Micro-display element
KR100288152B1 (ko) 액정 프로젝터용 고해상도 처리장치 및 방법
JP2597833Y2 (ja) 映像表示装置
CN113655648A (zh) 硅上液晶面板及投影设备
JPH05127113A (ja) 画像表示装置および立体画像表示装置
JP3018525B2 (ja) 液晶プロジェクタ
JPH02116828A (ja) 投影型液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204