JP2011159798A - 環状凸部除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエーハを破損させることなく環状凸部を除去できる環状凸部除去装置を提供する。
【解決手段】裏面に形成された円形凹部と環状凸部とを有し、その境界部分に分断溝が形成されたウエーハから環状凸部を除去する装置であって、円形凹部より僅かに小さい直径の保持面を有するチャックテーブル26と、保持面より下方に配設され、紫外線硬化型テープの環状凸部に対応する領域へ紫外線を照射して粘着力を低下させる紫外線ランプ72と、チャックテーブルの外周側に配設され環状フレーム56を固定する電磁石30と、チャックテーブルとフレーム固定手段とを垂直方向に相対移動させる相対移動手段と、環状に配設された複数の爪46と、複数の爪を待機位置と互いに半径方向に接近した作動位置との間で半径方向に同時に移動させる第1爪移動手段42と、複数の爪を該チャックテーブルに接近及び離反する方向へ移動させる第2爪移動手段と、を具備する。
【選択図】図14

Description

本発明は、裏面に円形凹部及び円形凹部を囲繞する環状凸部が形成されたウエーハから環状凸部を除去する環状凸部除去装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円盤形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートとよばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切削装置で切削することにより、半導体ウエーハが個々の半導体チップ(デバイス)に分割される。
分割されるウエーハは、ストリートに沿って切削する前に裏面を研削して所定の厚みに形成される。近年、電気機器の軽量化、小型化を達成するために、ウエーハの厚さをより薄く、例えば50μm程度にすることが要求されている。
このように薄く形成されたウエーハは紙のように腰がなくなり取り扱いが困難になり、搬送等において破損する恐れがある。そこで、ウエーハのデバイス領域に対応する裏面のみを研削し、デバイス領域を囲繞する外周余剰領域に対応するウエーハの裏面に補強用の環状凸部を形成する研削方法が、例えば特開2007−173487号公報で提案されている。
このように裏面の外周に環状凸部が形成されたウエーハをストリート(分割予定ライン)に沿って分割する方法として、環状凸部を除去した後、ウエーハの表面側から切削ブレードで切削する方法が提案されている(特開2007−19379号公報参照)。
特開2007−17379号公報では、環状凸部を除去する方法として、研削によって環状凸部を除去する方法と、切削ブレードで円形凹部と環状凸部との界面を円形に切削した後、環状凸部を除去する方法が開示されている。
特開2007−173487号公報 特開2007−19379号公報
最近になり、研削による環状凸部の除去では円形凹部底面にスクラッチが入ったり、例えば、ウエーハの裏面の中央部に円形凹部が形成されるとともに円形凹部を囲繞する環状凸部が形成された後に、円形凹部に金属膜が成膜されたウエーハでは、環状凸部の研削中に研削砥石が金属膜を巻き込み、研削不良を引き起こしてしまうことが判明してきた。
一方、切削ブレードによって円形凹部と環状凸部との界面を切削するには、補強部である環状凸部を除去した後にウエーハを破損させないためにもウエーハに保護部材を配設して補強する必要がある。ところが、環状凸部を保護部材から剥離する具体的な手法の開示が特許文献2にはなく、その提案が要望されていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウエーハを破損させることなく環状凸部を除去できるとともに、後の工程でもウエーハを破損させることのない環状凸部除去装置を提供することである。
本発明によると、裏面に形成された円形凹部と該円形凹部を囲繞する環状凸部とを有し、該円形凹部と該環状凸部との境界部分に分断溝が形成されたウエーハと、ウエーハの裏面に貼着された粘着テープと、該粘着テープの外周部分が装着された環状フレームとから構成されるウエーハユニットから該環状凸部を除去する環状凸部除去装置であって、該円形凹部より僅かに小さい直径の保持面を有し該円形凹部を吸引保持するチャックテーブルと、該保持面より下方に配設され、該紫外線硬化型テープの該環状凸部に対応する領域へ紫外線を照射して該紫外線硬化型テープの粘着力を低下させる紫外線照射手段と、該チャックテーブルの外周側に配設され該環状フレームを固定するフレーム固定手段と、該チャックテーブルと該フレーム固定手段とを垂直方向に相対移動させる相対移動手段と、環状に配設された複数の爪と、該複数の爪を待機位置と互いに半径方向に接近した作動位置との間で半径方向に同時に移動させる第1爪移動手段と、該複数の爪を該チャックテーブルに接近及び離反する方向へ移動させる第2爪移動手段と、を具備したことを特徴とする環状凸部除去装置が提供される。
本発明の環状凸部除去装置によると、円形凹部が吸引保持された状態でチャックテーブルの保持面がフレーム固定手段より突出することで環状フレームがチャックテーブルの保持面に対して相対的に引き下げられる。ウエーハの裏面に貼着された粘着テープは環状フレームが引き下げられるのに伴って僅かに伸長するため、爪が環状凸部と粘着テープの界面に侵入し易い上、円形凹部がチャックテーブルで吸引保持されているため破損することがない。
また、補強部である環状凸部が除去された後も、ウエーハは保護部材である粘着テープを介して環状フレームに支持されているため、破損することがないとともにウエーハのハンドリングが容易となる。
複数の爪でウエーハの環状凸部を押動することでウエーハとチャックテーブルとの中心合わせを行うため、ウエーハの中心と環状フレームの中心とがずれた状態のウエーハユニットでも、円形凹部を確実にチャックテーブル上に載置することができ、環状凸部の除去が失敗することを防止できる。
更に、ウエーハとチャックテーブルとの中心合わせを行ってチャックテーブルでウエーハを吸引保持した状態で、チャックテーブルの外側から環状凸部に対応した領域の粘着テープへ紫外線を照射して粘着テープの粘着力を低減できる。
従って、円形凹部に対応した領域の粘着テープには紫外線が照射されないためこの部分の粘着力を維持することができ、環状凸部のみをスムーズに円形凹部部分のウエーハから剥離することができる。
また、爪を利用してウエーハとチャックテーブルとの中心合わせを行うことで中心合わせ機構を不要とし、よりコンパクトな装置が提供できる。
半導体ウエーハの表面側斜視図である。 半導体ウエーハの裏面側斜視図である。 環状凸部除去装置の外観斜視図である。 環状凸部除去装置の斜視図である。 図5(A)は爪アセンブリの側面図、図5(B)は図5(A)の底面図である。 本発明実施形態の環状凸部除去装置を使用したウエーハの加工方法のフローチャートである。 本発明実施形態の環状凸部除去装置を使用したウエーハの加工方法のフローチャートである。 ウエーハユニット形成ステップの説明図である。 ウエーハユニットの斜視図である。 分断溝形成ステップの説明図である。 チャックテーブル、チャックテーブルの周りに配設された垂直移動部及び紫外線ランプを示す図である。 載置ステップの説明図である。 中心合わせステップの説明図である。 保持ステップ及び紫外線照射ステップの説明図である。 突出ステップの説明図である。 侵入ステップの説明図である。 除去ステップの説明図である。 環状凸部廃棄ステップの説明図である。 エアブローステップの説明図である。 ウエーハ分割ステップを示す切削装置の要部斜視図である。
以下、本発明実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1はシリコンから形成された半導体ウエーハ11の表面側斜視図である。半導体ウエーハ11の表面11aには複数のストリート(分割予定ライン)13が格子状に形成されているとともに、該複数のストリート13によって区画された各領域にIC、LSI等のデバイス15が形成されている。
半導体ウエーハ11の表面11aは、デバイス15が形成されているデバイス領域17と、デバイス領域17を囲繞する外周余剰領域19を備えている。また、半導体ウエーハ11の外周には、シリコンウエーハの結晶方位を示すマークとしてのノッチ21が形成されている。
図2は半導体ウエーハ11の裏面側斜視図を示している。半導体ウエーハ11の裏面11bには、デバイス領域17に対応する裏面11bが研削されて厚さが約50μmの円形凹部23が形成されており、円形凹部23の外周側は研削されずに残存されて外周余剰領域19を含む環状凸部25が形成されている。環状凸部25は補強部として作用し、例えばその厚さは700μmである。
図3を参照すると、環状凸部除去装置2の外観斜視図が示されている。環状凸部除去装置2のハウジング4には取っ手8を有するカセット投入口6と、操作及び表示画面としてのタッチパネル10が配設されている。
図4を参照すると、環状凸部除去装置2の機構部の斜視図が示されている。14カセット載置台であり、図示しないエレベータ機構によって昇降可能に構成されている。16はカセット載置台14上に載置された図示しないカセットから後で説明するウエーハユニットを取り出してチャックテーブル26まで搬送するとともに、加工の終了したウエーハユニットをカセット中に収容するプッシュプルであり、Z軸方向に移動するL形状部材18に装着されている。
L形状部材18は、ボールねじ及びパルスモータから構成されるZ軸移動機構20を介してY軸移動部材22に取り付けられている。Y軸移動部材22は、ボールねじ及びパルスモータから構成されるY軸移動機構24によりY軸方向に移動される。
チャックテーブル26の周りには垂直方向(Z軸方向)に移動する垂直移動部27が配設されている。垂直移動部27は電磁石30とプレート部材31が交互に配置されて構成されており、図11に示すようにプレート部材31はエアシリンダ80のピストンロッド82に連結されている。
エアシリンダ80を作動することにより、垂直移動部27は図11に示した上昇位置と垂直移動部27がチャックテーブル26の保持面26aに対して引き落とされた引き落とし位置との間で移動される。
チャックテーブル26の保持面26aはウエーハ11の円形凹部23の直径よりも1〜3mm小さい直径を有しており、ウエーハ11の円形凹部23のみを粘着テープ58を介してチャックテーブル26で吸引保持できるようになっている。チャックテーブル26の周囲には複数の紫外線ランプ(UVランプ)72が配設されている。
図4を再び参照すると、垂直移動部27を挟むようにプッシュプル16によりカセット中から引き出されたウエーハユニットをセンタリングする一対のセンタリングガイド28が配設されている。センタリングガイド28を互いに近づく方向に移動することにより、チャックテーブル26上でのウエーハユニットの予備的センタリングが実施される。
32は爪アセンブリであり、図5にその詳細を示すようにZ軸方向に移動するZ軸移動部材34と、Z軸移動部材34の先端に固定された矩形部材36と、矩形部材36から互いに90度離間して四方向に伸長する4本の案内部材38とを含んでいる。
各案内部材38にはボールねじ40が取り付けられており、ボールねじ40の一端は矩形部材36中に収容されたパルスモータにそれぞれ連結されている。ボールねじ40とパルスモータとにより第1爪移動手段42が構成される。
各ボールねじ40には水平移動部材44中に収容されたナットが螺合しており、第1爪移動手段42のパルスモータを駆動すると、各ボールねじ40が回転されて水平移動部材44が待機位置と互いに半径方向に接近した作動位置との間で移動される。
各水平移動部材44には爪46が取り付けられている。図5(B)に示すように、4個の爪46が作動位置に移動されると、リング47が形成される。各水平移動部材44には爪46に向かってエアを噴出するエア噴出口48が形成されている。
再び図4を参照すると、Z軸移動部材34はボールねじ及びパルスモータから構成されるZ軸移動機構(第2爪移動手段)52を介してY軸移動部材50に取り付けられている。
Y軸移動部材50は、ボールねじ及びパルスモータから構成されるY軸移動機構54によりY軸方向に移動される。チャックテーブル26に隣接して、ウエーハユニットから除去された環状凸部を回収する環状凸部回収ケース55が配設されている。
次に、図6及び図7のフローチャート及び図8乃至図20を参照して、本発明実施形態に係る環状凸部除去装置2を使用したウエーハの加工方法について詳細に説明する。
まず、図6のステップS10でウエーハユニット形成ステップを実施する。即ち、図8に示すように、裏面中央に形成された円形凹部23と円形凹部23を囲繞する環状凸部25を備えるウエーハ11の裏面に紫外線硬化型粘着テープ58を貼着するとともに、紫外線硬化型粘着テープ58の外周部を環状フレーム56の開口56aを塞ぐように環状フレーム56に貼着する。
実際には、テーブル等の上に置かれた紫外線硬化型粘着テープ58上に、矢印Aで示すようにウエーハ11の裏面及び環状フレーム56を貼着し、図9に示すようなウエーハユニット59を形成する。
次いで、ステップS11へ進んで切削ブレード又はレーザ光を用いて、ウエーハ11の円形凹部23と環状凸部25との境界部分に分断溝を形成する。例えば、図10に示すように、段差61を有する切削装置のチャックテーブル60で粘着テープ58を介してウエーハ11の円形凹部23を吸引保持し、クランプ62で環状フレーム56を固定する。
切削ユニット64のスピンドルハウジング66中に回転可能に収容されたスピンドル68の先端には切削ブレード70が装着されている。切削ブレード70を高速回転させながらウエーハへ所定深さにまで切り込ませつつチャックテーブル60を低速で回転させて、ウエーハ11の表面11a側から円形凹部23と環状凸部25との境界部分を円形に切削して円形の分断溝を形成する。この円形の分断溝が形成された状態で、ウエーハ11の円形凹部23と環状凸部25は粘着テープ58に貼着されたままである。
この分断溝形成ステップは、切削ブレード70によるサークルカットに限定されるものではなく、ウエーハ11に対して吸収性を有する波長のレーザビームによるアブレーション加工で分断溝形成ステップを実施するようにしてもよい。
ステップS11の分断溝形成ステップ終了後、ステップS12へ進んで図12に示すようにウエーハ11の円形凹部23より僅かに小さい(1〜3mm小さい)保持面26aを有するチャックテーブル26上にウエーハユニット59を載置する。この時、フレーム固定手段としての電磁石30は非励磁(オフ)のままである。
この載置ステップを実施したとき、粘着テープ58へのウエーハの貼り位置ばらつきにより、ウエーハ11の中心と環状フレーム56の中心位置が一致していない場合がある。そこで、ステップS13へ進んで中心合わせステップを実施する。
即ち、図13(A)に示す爪アセンブリ32を矢印A方向に下降して、図13(B)に示すように複数の爪46をチャックテーブル26上に載置されたウエーハ11の環状凸部25の高さにウエーハ11の外周側から位置付け、複数の爪46を矢印Bに示すように同一速度でウエーハ中心方向に移動させることでウエーハ11の環状凸部25を押動してウエーハ11の中心とチャックテーブル26の中心とを位置合わせする。
この位置合わせステップが終了すると、図14に示すように、ウエーハ11の円形凹部23がチャックテーブル26の保持面26aに嵌合するため、ステップS14に進んでチャックテーブル26でウエーハ11の円形凹部23を吸引保持するとともに、チャックテーブル26の外周に配設されたフレーム固定手段としての電磁石30を励磁(オン)して、電磁石30で環状フレーム56を固定する保持ステップを実施する。
この保持ステップを実施してから、ステップS15に進んで粘着力低下ステップを実施する。即ち、図14に示すように、チャックテーブル26の外周に配置された複数の紫外線ランプ72を点灯して、紫外線を環状凸部25が貼着された紫外線硬化型粘着テープ58に照射し、粘着テープ58の環状凸部25に対応する領域の粘着力を低下させる。
この時、ウエーハ11の円形凹部23に対応する領域の紫外線硬化型粘着テープ58はチャックテーブル26の保持面26aで吸引保持されているため、紫外線が照射されることはなく粘着力が維持される。
次いで、ステップS16に進んでフレーム固定手段とチャックテーブル26を垂直方向に相対移動させて、チャックテーブル24をフレーム固定手段に対して突出させる突出ステップを実施する。
即ち、相対移動手段として作用するエアシリンダ80を作動させることで図15に示すように、フレーム固定手段としての電磁石30を矢印A方向に引き落として、チャックテーブル26の保持面26aをフレーム固定手段としての電磁石30から突出させる。これにより、電磁石30で固定されている環状フレーム56も引き下げられるため、ウエーハ11の裏面に貼着されている粘着テープ58は半径方向に僅かに伸長する。
尚、フレーム固定手段は電磁石30に限定されるものではなく、例えば図10に示すような切削装置に使用されるクランプ62でもよい。また、固定手段30を移動させずに、チャックテーブル26を昇降させる構成でもよい。
次いで、ステップS17に進んで、図16に示すように複数の爪46をウエーハ11の外周側から環状凸部25と粘着テープ58の界面高さに位置付けた後、爪46を矢印Bに示すようにウエーハ中心方向に移動させて環状凸部25と粘着テープ58の界面に侵入させる。
ステップS16で粘着テープ58が半径方向に伸長されるため、爪46が環状凸部25と粘着テープ58の界面に侵入し易い上、ウエーハ11の円形凹部23はチャックテーブル26で吸引保持されているため破損することがない。
このように爪46を環状凸部25と粘着テープ58の界面に侵入させた後、図17に示すように複数の爪46を矢印B方向に互いに接近させてから、矢印C方向に爪46を引き上げて環状凸部25をウエーハユニット59から除去する(ステップS18)。
このように環状凸部25をウエーハユニット59から除去した後は、図18に示すように爪アセンブリ32を矢印D方向に移動して環状凸部25を環状凸部収容ケース55上に位置づけた後、爪46を矢印E方向に移動して環状凸部25を環状凸部収容ケース55内に廃棄する(ステップS19)。
ステップS19の環状凸部廃棄ステップを実施した後、図19に示すようにエア噴出口48から爪46の保持面に対してエアを噴出して爪46を清掃するのが好ましい。
次いで、ステップS20に進んで環状凸部25が除去されたウエーハ11を切削ブレードで切削して個々のデバイスへと分割する。即ち、図20に示すように、環状凸部25が除去されたウエーハ11を切削装置のチャックテーブル60Aで吸引保持し、チャックテーブル60Aを矢印X1方向に加工送りしながら切削ブレード70Aを高速回転させてウエーハ11に切り込ませることにより、ウエーハ11を個々のデバイス15に分割する。
2 環状凸部除去装置
11 半導体ウエーハ
13 ストリート(分割予定ライン)
15 デバイス
23 円形凹部
25 環状凸部
26 チャックテーブル
30 電磁石
32 爪アセンブリ
42 第1爪移動手段
52 第2爪移動手段
56 環状フレーム
58 UV硬化型粘着テープ
59 ウエーハユニット
70,70A 切削ブレード
72 紫外線ランプ

Claims (1)

  1. 裏面に形成された円形凹部と該円形凹部を囲繞する環状凸部とを有し、該円形凹部と該環状凸部との境界部分に分断溝が形成されたウエーハと、ウエーハの裏面に貼着された粘着テープと、該粘着テープの外周部分が装着された環状フレームとから構成されるウエーハユニットから該環状凸部を除去する環状凸部除去装置であって、
    該円形凹部より僅かに小さい直径の保持面を有し該円形凹部を吸引保持するチャックテーブルと、
    該保持面より下方に配設され、該紫外線硬化型テープの該環状凸部に対応する領域へ紫外線を照射して該紫外線硬化型テープの粘着力を低下させる紫外線照射手段と、
    該チャックテーブルの外周側に配設され該環状フレームを固定するフレーム固定手段と、
    該チャックテーブルと該フレーム固定手段とを垂直方向に相対移動させる相対移動手段と、
    環状に配設された複数の爪と、
    該複数の爪を待機位置と互いに半径方向に接近した作動位置との間で半径方向に同時に移動させる第1爪移動手段と、
    該複数の爪を該チャックテーブルに接近及び離反する方向へ移動させる第2爪移動手段と、
    を具備したことを特徴とする環状凸部除去装置。
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