JP2002033378A - ウェーハハンドリング装置 - Google Patents
ウェーハハンドリング装置Info
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Abstract
行ってもウェーハの変形や割れを生ずることなく安定し
た状態でハンドリングを行うことができるようにしたウ
ェーハハンドリング装置を提供する。 【解決手段】少なくとも上下動自在のハンド部材と、水
平動自在に該ハンド部材に取り付けられかつ下端部をフ
ランジ部とした少なくとも3個のチャック爪部材とを有
することを特徴とする。
Description
割れを生ずることなく安定した状態でウェーハ、特に薄
物ウェーハをハンドリングすることを可能としたウェー
ハハンドリング装置に関する。
法として、下記〜のような裏面接触型のハンドリン
グ方法が今まで一般的に用いられている。
を動かすことにより一定方向の搬送を行うベルト搬送方
法。 ウェーハの裏面を吸着してカセットから取出・収納を
行う裏面吸着方法。 ウェーハの外周をクランプして搬送するクランプ方
法。 ウェーハの外周部を下からすり鉢状の受けでウェーハ
エッジ部を保持して搬送するすり鉢状すくい上げ方法。
状すくい上げ方法を具体的に説明する。支持板30の先
端部に相対向して第1ブロック部材32及び第2ブロッ
ク部材34を設ける。該ブロック部材32,34の内周
面には受け凹部32a,34aが形成されている。該受
け凹部32a,34aを介してウェーハWを支持搬送す
るものである。この受け凹部32a,34aの形状がす
り鉢状であるので、すり鉢状すくい上げ方法と称される
ものである。
なるためには、あくまでもウェーハ自身が外径を維持で
きるだけの強度を有し、変形しないことが前提である。
ハンドリングすることによってウェーハが変形したり、
割れたりすることは絶対に避けなければならないもので
ある。
ウェーハであれば、上述した従来のハンドリング方法が
有効的に使えることはいうまでもない。しかし、最近で
は年々ウェーハの厚さが薄くなり、現在では100μm
を切るウェーハ(いわゆる薄物ウェーハ)も出ている。
一方、ウェーハの最終処理工程になるとウェーハ表面に
様々な膜が形成されているため、ウェーハ自身が約3m
m反っている状態となってしまう。さらに、ウェーハの
最終処理工程においてバックグラインド(BG)によっ
てウェーハを削っているため、エッジ部が鋭角になりナ
イフ状になっている。
う場合、上述した従来のハンドリング方法を有効に使う
ことは困難な状況となっている。即ち、上記した従来方
法にはそれぞれ次のような問題が生じてしまう。
食い込んでしまい搬送が不可能となる。 裏面吸着方法ではウェーハの反りが大きいため吸着不
良が多発してしまう。 クランプ方法はウェーハが反ってしまい搬送が不可能
となる。 すり鉢状すくい上げ方法ではウェーハのエッジが引っ
かかってしまいセンターリングができない。
従来のどの方法を行ってもハンドリングが不可能又は不
安定となってしまうという問題が生じている。
来技術の問題点に鑑みなされたもので、ウェーハ、特に
薄物ウェーハのハンドリングを行ってもウェーハの変形
や割れを生ずることなく安定した状態でハンドリングを
行うことができるようにしたウェーハハンドリング装置
を提供することを目的とする。
に、本発明のウェーハハンドリング装置は少なくとも上
下動自在のハンド部材と、水平動自在に該ハンド部材に
取り付けられかつ下端部をフランジ部とした少なくとも
3個のチャック爪部材とを有することを特徴とする。
分をテーパ面とすることによってより円滑なウェーハの
ハンドリング動作を実現することが可能となる。
を添付図面中、図1〜図3に基づいて説明するが、図示
例は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸
脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもな
い。
の要部平面図、図2は同上の側面図及び図3は本発明の
ウェーハハンドリング装置によるウェーハのハンドリン
グの1例を示す説明図で、(a)はハンド部材が下降し
た状態、(b)はチャック爪部材が閉じてウェーハを支
持した状態(c)はウェーハを支持したハンド部材が上
昇する状態をそれぞれ示す。
リング装置で、少なくとも上下動自在のハンド部材12
を有している。該ハンド部材12は、実際上は上下動自
在、進退自在及び回転自在に設けられるが、本発明にお
いては少なくとも上下動自在であることは必須である。
態でチャック爪部材14が少なくとも3個(図示例では
4個)設けられている。該チャック爪部材14は互いに
接近離間が行えるように水平動自在とされている。該チ
ャック爪部材14は垂下軸15及び該垂下軸15の下端
に設けられたフランジ部16を有している。該フランジ
部16の上面部分はテーパ面18とされている。
下方に設けられたウェーハ乗台で、その上面にウェーハ
Wを載置することができる。
って説明する。ウェーハ乗台20の上面に載置されたウ
ェーハWの上方にハンド部材12を移動させ、次にチャ
ック爪部材14を開いた状態、即ちウェーハWの径の外
方に位置するように互いに離間させた状態で下降させ、
各チャック爪部材14がウェーハWの側方に位置した状
態で下降を停止する〔図3(a)〕。
即ちウェーハWの外周部にチャック爪部材14が接触す
るように互いに近接させる〔図3(b)〕。この時、ウ
ェーハWはチャック爪部材14の垂下軸15と接触する
ことはなく、フランジ部16のテーパ面18上に載置さ
れた状態で該チャック爪部材14によって保持され、こ
の状態でチャック爪部材14を上昇させることによって
ウェーハWも上昇せしめられる〔図3(c)〕。
ク爪部材14からの力は何ら加わらないので、ウェーハ
Wが薄物ウェーハ(厚さ100μm以下)であっても何
らの変形も生じず又割れることもない。したがって、薄
物ウェーハWであっても極めて安定した状態のハンドリ
ングを行うことができる。
ハ、特に薄物ウェーハのハンドリングを行ってもウェー
ハの変形や割れを生ずることなく安定した状態でハンド
リングを行うことができるという大きな効果を奏する。
面図である。
である。
ェーハのハンドリングの1例を示す説明図で、(a)は
ハンド部材が下降した状態、(b)はチャック爪部材が
閉じてウェーハを支持した状態(c)はウェーハを支持
したハンド部材が上昇する状態をそれぞれ示す。
支持装置を示す平面図である。
14:チャック爪部材、15:垂下軸、16:フランジ
部、18:テーパ面、20:ウェーハ乗台、30:支持
板、32,34:ブロック部材、32a,34a: 凹
部、W:ウェーハ。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも上下動自在のハンド部材と、
水平動自在に該ハンド部材に取り付けられかつ下端部を
フランジ部とした少なくとも3個のチャック爪部材とを
有することを特徴とするウェーハハンドリング装置。 - 【請求項2】 前記チャック爪部材のフランジ部の上面
部分がテーパ面とされていることを特徴とする請求項1
記載のウェーハハンドリング装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000218611A JP2002033378A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | ウェーハハンドリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000218611A JP2002033378A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | ウェーハハンドリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002033378A true JP2002033378A (ja) | 2002-01-31 |
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ID=18713534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000218611A Pending JP2002033378A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | ウェーハハンドリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002033378A (ja) |
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- 2000-07-19 JP JP2000218611A patent/JP2002033378A/ja active Pending
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