JP2006210577A - ウェーハの分割方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エッチングによるダイシングにおいて、レジスト膜の剥離、個々のデバイスへのダイアタッチフィルムの貼着といった煩雑な作業を不要とする。
【解決手段】ウェーハの裏面のうちウェーハの表面に形成されたストリートに対応する領域以外の部分に遮蔽膜Fを被覆する遮蔽膜被覆工程と、遮蔽膜Fが被覆されたウェーハの裏面側からプラズマエッチングを施し、ウェーハのストリートに対応する領域をエッチングして個々のデバイスDに分割する分割工程とから少なくとも構成されるウェーハの分割方法において、遮蔽膜被覆工程においてウェーハの裏面に被覆する遮蔽膜Fとして、ダイボンド用の粘着フィルムを使用することにより、遮蔽膜Fをエッチング時のマスク材として機能させると共に、ダイボンディング用の接着剤としても機能させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、ウェーハの分割方法に関するものである。
複数のデバイスがストリートによって区画されて表面側に形成されたウェーハは、裏面の研削により所定の厚さに形成された後に、ストリートに沿って切削してダイシングすることにより個々のデバイスに分割され、各種電子機器に利用されている。
しかし、かかる切削は、ダイヤモンド等の砥粒がニッケルめっき等によって固められ厚さが20μmほどに形成された切削ブレードを高速回転させ、ストリートを破砕させることにより行われるため、デバイスの切削面(側面)には細かな欠けが生じ、この欠けによってデバイスの抗折強度が低下するという問題がある。特に、ウェーハの厚みが100μm以下、50μm以下と薄くなると、この問題は顕著となる。
そこで、本出願人は、ウェーハの裏面にレジスト膜を被覆し、ストリートに対応する領域のレジスト膜を除去した後に、当該ストリートに対応する領域をプラズマエッチングすることによりダイシングして個々のデバイスに分割する技術を開発し、特許出願した(特願2004−293693)。また、エッチングによりウェーハをダイシングする技術については、例えば特許文献1にも開示されている。
特開2002−93752号公報
しかし、エッチングによりウェーハをダイシングするためには、デバイス部分がエッチングされるのを防止するためのレジスト膜が不可欠であり、このレジスト膜はデバイスの裏面に強固に付着している。したがって、容易に剥離することはできす、灰化させなければならないため、生産性を阻害する要因にもなる。
また、レジスト膜を除去した後は、ダイアタッチフィルムと称されるダイボンディング用の粘着フィルムを個々のデバイスの裏面に貼着し、その粘着フィルムを介してデバイスをリードフレーム等にボンディングしなければならないため、ダイアタッチフィルムをデバイスの大きさに分割して個々のデバイスに貼着するという煩雑な作業が必要となり、作業性、生産性が低いという問題がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、エッチングによるダイシングを行う場合において、レジスト膜の剥離、個々のデバイスへのダイアタッチフィルムの貼着といった煩雑な作業を不要とすることである。
本発明は、ストリートによって区画されて複数のデバイスが表面に形成されたウェーハを個々のデバイスに分割するウェーハの分割方法であって、ウェーハの裏面のうちウェーハの表面に形成されたストリートに対応する領域以外の部分に遮蔽膜を被覆する遮蔽膜被覆工程と、遮蔽膜が被覆されたウェーハの裏面側からプラズマエッチングを施し、ウェーハのストリートに対応する領域をエッチングして個々のデバイスに分割する分割工程とから少なくとも構成され、遮蔽膜被覆工程においてウェーハの裏面に被覆する遮蔽膜として、ダイボンド用の粘着フィルムを使用することを特徴とする。
遮蔽膜被覆工程においては、分割工程におけるプラズマエッチングによって遮蔽膜もエッチングされることを考慮し、分割工程終了時におけるダイボンド用の粘着フィルムの残留厚が5μm以上になるように、遮蔽膜被覆工程では粘着フィルムを厚めに被覆することが好ましい。
本発明では、レジスト膜の代わりにダイボンディング用の粘着フィルムを用い、デバイスの裏面のうちストリートに対応する領域以外の部分にダイボンディング用の粘着フィルムを被覆し、ストリートに対応する領域を露出させた状態でプラズマエッチングを行ってストリートを分離させて個々のデバイスに分割するようにしたため、分割された個々のデバイスの裏面にはダイアタッチフィルムがすでに被覆されている。したがって、そのままの状態でデバイスをリードフレーム等にボンディングすることができ、デバイスの裏面からレジスト膜を剥離しダイアタッチフィルムを貼着するといった煩雑な作業が不要となり、作業性、生産性が向上する。
また、分割工程終了時におけるダイボンド用の粘着フィルムの残留厚が5μm以上になるように、遮蔽膜被覆工程では粘着フィルムを厚めに被覆しておくことにより、遮蔽膜を接着剤として確実に機能させることができる。
図1に示すウェーハWの表面W1には、ストリートSによって区画されて複数のデバイスDが形成されている。最初にこのウェーハWの表面W1に、図1に示すように、デバイスDを保護するための保護部材Pを貼着する。保護部材Pとしては、ガラス、ポリエチレンテレフタレート、セラミックス等のハードプレートのほか、粘着テープ等も使用することができる。
次に、図2に示すように、表面W1に保護部材Pが貼着されたウェーハWの裏面W2が上を向くようにし、その裏面W2を研削して所定の厚さにする(研削工程)。研削工程には、例えば図3に示すような研削装置1を用いることができる。この研削装置1は、ウェーハを保持するチャックテーブル10と、チャックテーブル10に保持されたウェーハを研削する研削手段11と、研削手段11をチャックテーブル10に対して接近または離反させる研削送り手段12とを備えている。
研削手段11は、垂直方向の軸心を有するスピンドル110と、スピンドル110を回転駆動する駆動源111と、スピンドル110の下端においてホイールマウント112を介して固定された研削ホイール113と、研削ホイール113の下面に固着された研削砥石114とから構成され、駆動源111によって駆動されてスピンドル110が回転するのに伴い、研削砥石114が回転する構成となっている。
研削送り手段12は、壁部120に垂直方向に配設された一対のガイドレール121と、ガイドレール121と平行に配設されたボールネジ122と、ボールネジ122の一端に連結されたパルスモータ123と、ガイドレール121に摺動可能に係合すると共に内部のナットがボールネジ122に螺合した支持部124とから構成されており、パルスモータ123に駆動されてボールネジ122が回動するのに伴い、支持部124がガイドレール121にガイドされて昇降し、支持部124に支持された研削手段11も昇降する構成となっている。
チャックテーブル10においては、保護部材Pが保持され、ウェーハWの裏面W2が露出した状態となる。そして、チャックテーブル10が水平方向に移動することにより、ウェーハWが研削手段11の直下に位置付けられる。ウェーハWが研削手段11の直下に位置付けられると、チャックテーブル10の回転によりウェーハWが回転すると共に、研削砥石114が回転しながら研削手段11が下降し、ウェーハWの裏面W2に接触して研削され、所定の厚さに研削される(研削工程)。
研削を遂行すると、ウェーハWの裏面W2に研削歪み等からなるダメージ層が形成されてウェーハWにストレスが生じ、抗折強度が低下する要因となる。そこで、ダメージ層を除去するために、次にストレスリリーフ工程を遂行する。ストレスリリーフ工程は、例えば図4に示すように、図3に示した研削装置1において研削砥石114の代わりにポリッシングパッド115を装着し、研削の場合と同様の動作によって裏面をポリッシングすることにより行われる。また、ドライエッチング、ウェットエッチング等によってもダメージ層を除去することができる。なお、図4においては、研磨砥石115以外の部位については、図3の研削装置1と同様の符号を付している。
ストレスリリーフ工程によってウェーハWのストレスを除去した後に、図5に示すように、裏面W2のうちウェーハWの表面W1に形成されたストリートSに対応する裏側のストリート対応部W2S以外の部分に、遮蔽膜Fを被覆する(遮蔽膜被覆工程)。遮蔽膜被覆工程の実現方法は種々ある。以下にいくつかの例を示す。
(1)遮蔽膜を構成するダイボンディング用の粘着剤に感光剤を混入させたものを、図6(A)に示すように、スピンコータ等を用いて裏面W2の全面に塗布し、遮蔽膜Fを被覆する。そしてその後、赤外線カメラ等で裏面W2からストリートSを認識し、図6(B)に示すように、ストリートSと同様の形状に形成されたマスクパターン2aを有するフォトマスク2を介して遮蔽膜Fに紫外線、X線等の光を照射し、裏面W2のうち、表面W1のストリートSに対応する裏側の部分を露光させる。そして露光した部分を現像すると、図6(C)に示すように、表面W1のストリートSに対応する裏側の遮蔽膜が除去されて、ストリート対応部W2Sが露出する。かかる方法によれば、ストリートSに対応する裏側の遮蔽膜を効率よく除去することができるため、効率的である。ここで、デバイスDの裏側に被覆された遮蔽膜が露光するのを防止するために、マスクパターン2aの幅は、ストリートSの幅より狭くなるように形成することが望ましい。なお、フォトマスクを用いなくても、ウェーハWの裏面W2側から赤外線カメラ等によって表面W1側のストリートSを検出し、検出したストリートSの部分のみに光を照射すれば、図6(C)と同様に、ストリートSに対応する裏側の部分の遮蔽膜が除去されて、ストリート対応部W2Sが露出する。
(2)図7(A)に示すように、裏面W2の全面にスピンコータ等を用いて遮蔽膜Fを被覆する。そしてその後、赤外線カメラ等で裏面W2からストリートSを認識し、図7(B)に示すようにストリートSと同様の形状に形成された押圧部材3を用い、図7(C)に示すように押圧部材3を遮蔽膜Fに押圧する。そうすると、図7(D)に示すように、押圧された部分、すなわち表面W1のストリートSに対応する裏側の部分の遮蔽膜が除去され、ストリート対応部W2Sが露出する。かかる方法によれば、ストリートSの裏側の遮蔽膜を一度に同時に除去することができるため、効率的である。なお、デバイスDの裏側に被覆された遮蔽膜が除去されるのを防止するために、押圧部材3の先端の幅は、ストリートSの幅より狭くなるように形成することが望ましい。
また、図示していないが、インクジェットのように、遮蔽膜を構成する粘着材をストリートSに対応する領域を避けて噴出することによっても、ストリートSに対応する領域以外の部分に遮蔽膜を被覆することができる。この場合は赤外線カメラによって表面W1のストリートSを検出し、検出したストリート以外の部分に粘着材を噴出する。かかる方法によれば、ウェーハWの裏面W2全面に遮蔽膜を被覆してからストリートSの裏側の部分を除去するといった2段階の作業が不要であるため、効率的である。
更に、印刷技術のように、ウェーハWの裏面W2のうちストリートSに対応する領域の部分に粘着材をはじくマスク材を塗布しておき、その上から粘着材を被覆するようにしてもよい。かかる方法によれば、粘着材を被覆する段階において、ストリートの裏側とそうでない部分とを認識する必要がないため、作業が容易となる。
上記説明したような種々の方法によって、ウェーハWの裏面W2のうち、ストリート対応部W2S以外の部分について遮蔽膜Fが被覆され、ストリート対応部W2Sのみが露出した後は、そのストリート対応部W2Sをエッチングして個々のデバイスDに分割する(分割工程)。分割工程には、例えば図8に示すプラズマエッチング装置5を用いることができる。
このプラズマエッチング装置5は、ガス供給部51とエッチング処理部52とを備えている。ガス供給部51には、SF、CF、C、C、CHF等のフッ素を含む安定ガスであるフッ素系安定ガスが蓄えられる。一方、エッチング処理部52においては研削後の被加工物Wを収容し、ガス供給部51から供給されるフッ素系安定ガスをプラズマ化してウェーハWをエッチングする。
エッチング処理部52は、プラズマエッチングが行われるチャンバ53の上部側からエッチングガス供給手段54を収容すると共に、エッチングしようとする板状物を保持するチャックテーブル55を下部側から収容した構成となっている。
エッチングガス供給手段54は、チャックテーブル55に保持されたウェーハWの露出面にエッチングガスを供給する機能を有し、軸部54aがチャンバ53に対して軸受け56を介して昇降自在に挿通しており、内部にはガス供給部51に連通すると共にポーラス部材で形成された噴出部57aに連通するガス流通孔57が形成されている。エッチングガス供給手段54は、モータ58に駆動されてボールネジ59が回動し、ボールネジ59に螺合したナットを有する昇降部60が昇降するのに伴い昇降する構成となっている。
一方、チャックテーブル55は、軸部55aが軸受け61を介して回動可能に挿通しており、内部には吸引源62に連通する吸引路63及び冷却部64に連通する冷却路65が形成されており、吸引路63は上面の吸引部63aに連通している。
チャンバ53の側部にはエッチングする板状物の搬出入口となる開口部66が形成されており、開口部66の外側には昇降により開口部66を開閉するシャッター67が配設されている。このシャッター67は、シリンダ68に駆動されて昇降するピストン69によって昇降する。
チャンバ53の下部にはガス排出部70に連通する排気口71が形成されており、排気口71から使用済みのガスを排出することができる。また、エッチングガス供給手段54及びチャックテーブル55には高周波電源72が接続され、高周波電圧を供給し、エッチングガスをプラズマ化することができる。
次に、図8に示したプラズマエッチング装置5を用いて、ストリート対応部W2Sのエッチングを行う際の動作について説明する。図5に示したように、裏面W2のうち、ストリート対応部W2S以外の部分に遮蔽膜Fが形成されたウェーハWは、シャッター67を下降させて開口部66を開口させた状態で、開口部66からチャンバ53の内部に進入し、遮蔽膜Fが被覆された裏面W2が上を向いて露出した状態で吸引部63aに保持される。そして、シャッター67を元の位置に戻して開口部66を閉め、内部を減圧排気する。
次に、エッチングガス供給手段54を下降させ、その状態でガス供給部51からガス流通孔57にエッチングガスとしてフッ素系安定ガスを供給し、エッチングガス供給手段54の下面の噴出部57aからエッチングガスを噴出させると共に、高周波電源72からエッチングガス供給手段54とチャックテーブル55との間に高周波電圧を印加してエッチングガスをプラズマ化させ、ストリート対応部W2Sに供給する。そうすると、プラズマのエッチング効果によりウェーハWの裏面のうち、遮蔽膜Fが被覆されていない部分、すなわち、ストリート対応部W2Sがエッチングされる。そして、ウェーハWの裏面W2から表面W1にかけて厚さ分だけエッチングされると、図9に示すように、すべてのストリートSが垂直方向に貫通して縦横に分離され、個々のデバイスDに分割される。
このように、プラズマエッチングによってすべてのストリートを分離させることができるため、切削ブレードによる切削は不要となる。したがって、デバイスに欠けが生じることがなく、デバイスの抗折強度が低下せず、品質が低下することがない。また、分割工程ではプラズマエッチングによりすべてのストリートを同時に分離させることができるため、極めて効率的であり、生産性を向上させることができる。更に、プラズマエッチングでは異方性エッチングが可能であり、デバイスDの側面をほぼ垂直に形成することができる。
図10にも示すように、個々のデバイスDの裏面には遮蔽膜Fが被覆されたままであるため、そのままの状態でリードフレーム等にダイボンディングすることができる。すなわち、遮蔽膜Fは、ストリートをエッチングする際のマスク材として機能すると共に、ダイボンディングする際の接着剤としても機能するため、従来のように、個々のデバイスの裏面からレジスト膜を除去し、その裏面にダイアタッチフィルムを貼着するといった煩雑な作業が不要となり、作業性、生産性が向上する。
遮蔽膜Fの残留厚が例えば5μm以上となるようにすれば、ダイボンディングにあたっての接着剤としての機能が確保されるが、分割工程におけるプラズマエッチングによって遮蔽膜Fもエッチングされるため、遮蔽膜被覆工程で被覆する遮蔽膜Fの厚さは100μm以上とすることが好ましい。
例えば、遮蔽膜FのエッチングレートがウェーハWのエッチングレートの1/10であり、遮蔽膜Fの残留厚を10μmとしたい場合は、ウェーハの厚さをT[μm]、エッチング前の遮蔽膜の厚さをt[μm]とすると
t=T×1/10+10
となるように、tの値を設定すればよい。
ウェーハ及び保護部材の一例を示す斜視図である。 表面に保護部材が貼着されたウェーハを示す斜視図である。 研削装置の一例を示す斜視図である。 ストレスリリーフ工程の一例を示す説明図である。 遮蔽膜被覆工程終了後のウェーハを示す斜視図である。 遮蔽膜被覆工程の第一の例を示す略示的断面図であり、(A)は裏面全面に遮蔽膜が被覆されたウェーハを示し、(B)は遮蔽膜を露光してストリート対応部を露出させる様子を示し、(C)はストリート対応部が露出した状態を示す。 遮蔽膜被覆工程の第二の例を示す略示的断面図であり、(A)は裏面全面に遮蔽膜が被覆されたウェーハを示し、(B)は同ウェーハ及び押圧部材を示し、(C)は同押圧部材を遮蔽膜に押圧してストリート対応部を露出させる様子を示し、(D)はストリート対応部が露出した状態を示す。 プラズマエッチング装置の一例を示す断面図である。 分割工程終了後のウェーハを示す断面図である。 分割工程終了後のウェーハを示す斜視図である。
符号の説明
W:ウェーハ
W1:表面
D:デバイス S:ストリート
W2:裏面
W2S:ストリート対応部
P:保護部材
F:遮蔽膜
1:研削装置
10:チャックテーブル
11:研削手段
110:スピンドル 111:駆動源 112:ホイールマウント
113:研削ホイール 114:研削砥石 115:ポリッシングパッド
12:研削送り手段
120:壁部 121:ガイドレール 122:ボールネジ
123:パルスモータ 124:支持部
2:フォトマスク
2a:マスクパターン
3:押圧部材
50:プラズマエッチング装置
51:ガス供給部 52:エッチング処理部 53…チャンバ
54:エッチングガス供給手段 55:チャックテーブル 56:軸受け
57:ガス流通孔 57a:噴出部 58:モータ 59:ボールネジ
60:昇降部 61:軸受け 62:吸引源 63:吸引路 64:冷却部
65:冷却路 66:開口部 67:シャッター 68:シリンダ 69:ピストン
70:ガス排出部 71:排気口 72:高周波電源

Claims (2)

  1. ストリートによって区画されて複数のデバイスが表面に形成されたウェーハを個々のデバイスに分割するウェーハの分割方法であって、
    ウェーハの裏面のうち該ウェーハの表面に形成されたストリートに対応する領域以外の部分に遮蔽膜を被覆する遮蔽膜被覆工程と、
    該遮蔽膜が被覆されたウェーハの裏面側からプラズマエッチングを施し、該ウェーハのストリートに対応する領域をエッチングして個々のデバイスに分割する分割工程とから少なくとも構成され、
    該遮蔽膜被覆工程において該ウェーハの裏面に被覆する遮蔽膜は、ダイボンド用の粘着フィルムであるウェーハの分割方法。
  2. 前記分割工程終了時におけるダイボンド用の前記粘着フィルムの残留厚が5μm以上になるように、前記遮蔽膜被覆工程において該粘着フィルムを被覆する請求項1に記載のウェーハの分割方法。
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