JP2011106980A - プローブカード - Google Patents

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新一 濱口
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Abstract

【課題】電子部品の電気的特性の試験を繰り返す中で増大した、接触子と回路基板上の接続端子との間の電気抵抗を低減することのできるプローブカードを提供する。
【解決手段】接続端子311を有する回路基板3と、一端側が被試験電子部品4の外部端子41と接触する電子部品接触部211、他端側が回路基板3の接続端子311と接触する基板接触部212となっている接触子21とを備えたプローブカード1において、接触子21の基板接触部212および/または回路基板3の接続端子311を相手側に対して進退させることでスクラブ動作させることにより、接触子21の基板接触部212と回路基板3の接続端子311との間の電気抵抗を低減させるリフレッシュ機構を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子製品試験装置のテストヘッドに電気的に接続されるとともに、被試験電子部品の電気的特性の試験を行うにあたり、被試験電子部品の外部端子に接触し、電気的に接続されるプローブカードに関するものである。
ICデバイスなどの電子部品の製造過程においては、ICチップを切り出す前の半導体ウエハや、最終的に製造されたICデバイスなどの電子部品の性能や機能を試験する電子部品試験装置が必要である。電子部品試験装置としては、例えば、テスタ本体と、テスタ本体に接続されたテストヘッドと、被試験電子部品を搬送するとともに、被試験電子部品の外部端子を、テストヘッドに電気的に接続されているプローブカードのプローブに押圧するハンドリング装置とから構成されるものが用いられる。
こうした試験に用いられるプローブカードの一例として、プローブ付樹脂フィルムを複数枚積層させた接触子組立体とプリント回路基板とを組み合せたものが特許文献1に提案されている。
特許文献1に開示されているプローブカードにおいて、半導体ウエハなどの電子部品の外部端子に接触させるプローブは、短冊状の樹脂フィルム面に銅箔を接着し、この銅箔をエッチングすることによって形成されている。当該プローブは、カンチレバー構造を有しており、一端を被試験電子部品の外部端子に接触させ、他端をプローブカードのプリント回路基板上に設けられた接続端子に接触させるものである。
ところで、近年の半導体技術の進歩に伴ってICデバイス等の電子部品の集積度は向上しており、そのため、各電子部品に設けられる外部端子の単位面積当たりの数も増加している。その増加に応じて、当然、プローブカードのプリント回路基板上に設けられる接続端子の数も増加し、また、各接続端子間のピッチも狭くなる。したがって、前述のプローブの一端を当該接続端子に半田付け等の接続手段で固着することは技術的に難しく、可能であっても相当に時間もコストもかかる作業となっている。
そこで、特許文献1にも記載されている通り、プローブとプリント回路基板上の接続端子とは、半田付け等の接続手段で固着することなく、半固定的に接触するだけの構成となっている。
特開2007−279009号公報
ここで、半導体ウエハの電気的特性を試験する際、不良品のふるい落としのため、被試験半導体ウエハを例えば50〜125℃前後に加熱した状態で試験する、所謂バーンイン試験が通常行われる。特許文献1のプローブカードにおいては、この加熱による高温状態と、通常の室温状態とが繰り返される試験サイクルの中で、樹脂フィルムやプリント回路基板が伸縮し、その結果、半田付け等の接続手段で固着されていないプローブ先端とプリント回路基板上の接続端子との接触面にずれが生じることがある。
このような場合、プローブ先端とプリント回路基板上の接続端子とは当初安定して接触していたにも関わらず、接触面が酸化や有機物析出などにより劣化し、結果として電気抵抗が増大してしまうという問題がある。このようにプローブカード内で電気抵抗が増大すると、電子部品の正確な試験ができなくなるおそれがある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、電子部品の電気的特性の試験を繰り返す中で増大した、接触子と回路基板上の接続端子との間の電気抵抗を低減することのできるプローブカードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電子部品試験装置のテストヘッドに電気的に接続されるとともに、電子部品の電気的特性の試験を行うにあたり、被試験電子部品の外部端子に接触し、電気的に接続されるプローブカードであって、接続端子を有する回路基板と、一端側が被試験電子部品の外部端子と接触する電子部品接触部、他端側が前記回路基板の接続端子と接触する基板接触部となっている接触子と、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を動かすことにより、前記接触子の基板接触部と前記回路基板の接続端子との間の電気抵抗を低減させるリフレッシュ機構とを備えたことを特徴とするプローブカードを提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、電子部品の電気的特性の試験を繰り返す中で、プローブカードにおける接触子の基板接触部と回路基板の接続端子との間の電気抵抗が増大しても、接触子の基板接触部および/または回路基板の接続端子を動かすことによって、接触面に形成された酸化膜や有機物などを除去したり、劣化していない接触面での接触が可能となり、それにより、接触子の基板接触部と回路基板の接続端子との間の電気抵抗を低減することができ、再び接触子の基板接触部と回路基板の接続端子との安定的な電気的接触状態を取り戻すことができる。
上記発明(発明1)において、前記リフレッシュ機構は、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を相手側に対して進退させることでスクラブ動作させるようにしてもよいし(発明2)、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を振動させることでスクラブ動作させるようにしてもよいし(発明3)、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を両者の接触面方向に動かすことでスクラブ動作させるようにしてもよい(発明4)。ここで、本明細書において「スクラブ動作」とは、接触子の基板接触部と回路基板の接続端子との接触面において、接触子の基板接触部と前記回路基板の接続端子とが擦れることにより、接触面に形成された酸化膜や有機物などを除去し、低抵抗面を露出させる動作をいう。
上記発明(発明2)において、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子が相手側に対して進退したときに、前記接触子の基板接触部は、前記回路基板の接続端子との接触面方向に動くことが好ましい(発明5)。
上記発明(発明5)によれば、接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子の相手側に対する進退方向の動きを、接触子の基板接触部の回路基板の接続端子との接触面方向の動きに変換することになり、効果的にスクラブ動作させることができる。
上記発明(発明5)において、前記接触子は、一部が支持部となり当該プローブカードの主面方向に延びるカンチレバー構造を有しており、前記基板接触部は、前記カンチレバー構造の先端に位置する垂直プローブとなっていることが好ましい(発明6)。なお、本明細書における「垂直プローブ」とは、プローブカードの主面に対して略垂直方向に立っているプローブをいう。
上記発明(発明6)によれば、接触子の基板接触部および/または回路基板の接続端子が相手側に対して進退すると、支持部を支点としてカンチレバーの梁が撓み、又は撓みから復元し、その結果、カンチレバーの先端に位置する垂直プローブとしての基板接触部が回路基板の接続端子との接触面方向において動くため、簡易な構造で効果的なスクラブ動作を実現することができる。
上記発明(発明1〜6)において、前記リフレッシュ機構は、前記回路基板の接続端子を前記接触子に対して進退させることのできる可動構造体を備えていてもよい(発明7)。
上記発明(発明7)において、前記回路基板は、基板本体と、前記基板本体に固定されていない前記接続端子とを備え、前記基板本体には貫通孔が形成されており、前記可動構造体は、前記回路基板の接続端子を支持固定する支持ブロックと、前記回路基板の貫通孔に挿通され、一端が前記支持ブロックと連結するシャフトと、前記シャフトを往復移動させることのできる駆動源とを備えていることが好ましく(発明8)、上記発明(発明8)において、前記可動構造体は、前記支持ブロックとは前記基板本体を挟んで反対側に位置し、前記シャフトの他端が連結するストッパを備えており、前記駆動源は、前記基板本体と前記ストッパとの間に位置し、前記ストッパを動かすことによって前記シャフトを往復移動させるようにしてもよい(発明9)。
上記発明(発明8,9)によれば、駆動源がシャフト、あるいは、シャフトに連結されたストッパを往復移動させることによって、シャフトに連結された支持ブロックも往復移動し、その結果、支持ブロックに支持固定された接続端子を接触子に対して進退させることができるため、接触子を直接動かすことなく、効率的にスクラブ動作させることができる。
上記発明(発明8,9)において、前記可動構造体は、前記駆動源による駆動が停止中に、前記接触子の基板接触部と前記回路基板の接続端子とが所定の圧力にて接触するように、前記支持ブロックの前記基板本体からの距離を一定に保つ弾性部材を、前記支持ブロックと前記基板本体との間に備えていることが好ましい(発明10)。
上記発明(発明10)によれば、駆動源による駆動が停止中には、弾性部材が、シャフトが連結された支持ブロックを基板本体から遠ざける方向に付勢するため、他の保持手段がなくとも支持ブロックは所定の位置に保持され、接触子の基板接触部と回路基板の接続端子とが所定の圧力にて接触する状態が保たれる。
本発明のプローブカードによれば、電子部品の電気的特性の試験を繰り返す中で増大した、接触子と回路基板上の接続端子との間の電気抵抗を低減することができる。
本発明の一実施形態に係るプローブカードの断面図である。 (a)は同実施形態に係るプローブカードにおける接触子組立体を構成するフィルム体の側面図であり、(b)はフィルム体が積層された接触子組立体の斜視組立図である。 同実施形態に係るプローブカードにおける回路基板の断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るプローブカードを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態に係るプローブカードは、LCDドライバ等のICデバイスを試験対象とするものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、半導体ウエハ等の電子部品を試験対象とするものであってもよい。
図1および図3に示すように、本実施形態に係るプローブカード1は、被試験デバイス4の外部端子41が接触し、電気的に接続される接触子21を複数有する接触子組立体2と、当該接触子組立体2の接触子21が接触し、電気的に接続される接続端子311を複数有する回路基板3とを備えて構成されている。なお、本実施形態では、プローブカード1の主面は、水平方向に位置しているが、これに限定されることなく、垂直方向に位置してもよい。
接触子組立体2は、図2(a)に示すフィルム体20を、図2(b)に示すように、複数枚積層してなるものである。各フィルム体20は、樹脂フィルムに形成した銅箔をエッチングすることにより、導電体としての銅からなる接触子21および補強部22を形成してなり、部分的に切り欠き23を有している。
図2(a)に示すように、本実施形態における接触子21は、一端側(図2中、上側)が被試験デバイス4の外部端子41と接触する電子部品接触部211となっており、電子部品接触部211は垂直プローブを構成している。また、当該接触子21の他端側(図2中、下側)は、回路基板3の接続端子311と接触する基板接触部212となっており、この基板接触部212も垂直プローブを構成している。
接触子21は、その略中央部の矩形部分が支持部213となり、左右略水平方向に延びるカンチレバー構造を有しており、基板接触部212および電子部品接触部211は、それぞれカンチレバー構造の先端に位置している。支持部213と基板接触部212との間には、波形状に湾曲した波形バネ部214が形成されており、支持部213と電子部品接触部211との間には、平行四辺形状の平行バネ部215が形成されている。
本実施形態のフィルム体20において、波形バネ部214の上側、ならびに平行バネ部215の上側および平行四辺形の内側は、切り欠き23となっており、この構造により、基板接触部212および電子部品接触部211は、それぞれ弾性的に上下動可能となっている。これにより、基板接触部212は回路基板3の接続端子311と、電子部品接触部211は被試験デバイス4の外部端子41と、所定の接触圧をもって接触可能となっている。なお、基板接触部212が接続端子311と所定の接触圧をもって接触している時、接触子21のカンチレバー構造におけるカンチレバーの梁は、撓んだ状態にある。
ここで、基板接触部212および電子部品接触部211が上下動したときに、接触子21のカンチレバー構造により、支持部213を支点としてカンチレバーの梁が撓み、又は撓みから復元し、その結果、カンチレバーの先端に位置する垂直プローブとしての基板接触部212および電子部品接触部211は、それぞれ水平方向にも動く。すなわち、基板接触部212は、回路基板3の接続端子311との接触面方向に動き、電子部品接触部211は、被試験デバイス4の外部端子41との接触面方向に動く。
本実施形態のフィルム体20においては、支持部213の上下側および平行バネ部215の反対側、ならびに平行バネ部215の上における切り欠き23の上側に、補強部22が形成されている。平行バネ部215の上における切り欠き23の上側の補強部22には、貫通孔が形成されており、図2(b)に示すように、複数のフィルム体20の貫通孔を連結棒24が貫通することで、それらフィルム体20は積層されることとなり、もって接触子組立体2が構成される。
接触子組立体2における複数の接触子21の電子部品接触部211は、被試験デバイス4の複数の外部端子41の配列に対応する配列となっており、接触子組立体2における複数の接触子21の基板接触部212は、回路基板3の複数の接続端子311の配列に対応する配列となっている。
この接触子組立体2は、後述する回路基板3の基板本体30に対し、支持部材25によって支持固定される。
本実施形態における回路基板3は、図3に示すように、接触子組立体2における接触子21の基板接触部212が接触する接続端子311が複数形成されている接続端子付基板31と、接続端子付基板31の下側に位置し、接続端子付基板31が固定される支持ブロック32と、支持ブロック32と間隙をもって当該支持ブロック3の下方に位置する基板本体30と、接続端子311と基板本体30とを電気的に接続するフレキシブル配線基板37とを備えており、回路基板3において、支持ブロック32および接続端子付基板31は、基板本体30に対して固定されていない構造となっている。
接続端子付基板31において、接続端子311は、接続端子付基板31を貫通するように形成されており、接続端子311の上面は接触子21の基板接触部212と接触し、下面はフレキシブル配線基板37の端子と電気的に接続されている。フレキシブル配線基板37の上端部は、接続端子付基板31と支持ブロック32との間に挟まれており、その状態で、接続端子付基板31はネジ312によって支持ブロック32に固定されている。
上端部が接続端子付基板31と支持ブロック32との間に挟まれたフレキシブル配線基板37は、支持ブロック32の側面に沿って下降し、基板本体30の上面に沿うようにして設けられている。このとき、フレキシブル配線基板37は、支持ブロック32の側面および基板本体30の上面において、基板押さえ371によって固定されている。なお、図示しないが、フレキシブル配線基板37の下端部に形成された端子は、基板本体30に形成された端子と電気的に接続されている。また、本実施形態における基板本体30には、当該基板本体30を上下方向に貫通する貫通孔301が形成されている。
本実施形態における回路基板3は、可動構造体を備えており、具体的には、上記支持ブロック32の他、上記基板本体30の貫通孔301を摺動可能に貫通するシャフト33と、シャフト33を往復移動(上下動)させるための駆動源としてのエアシリンダ35と、基板本体30の下方に位置するストッパ34とを備えている。また、支持ブロック32の下面と基板本体30の上面との間において、シャフト33が貫通するようにコイルスプリング36が設けられている。
シャフト33の上端部は、上記支持ブロック32に連結固定されており、シャフト33の下端部は、ストッパ34に連結固定されている。エアシリンダ35は、基板本体30の下面とストッパ34の上面との間に設けられており、エア配管351を介してエアが供給・排出されることで、基板本体30とストッパ34との間隔を変化させ、これにより、ストッパ34に連結固定されているシャフト33を上下動させる。このシャフト33の上下動に伴って、支持ブロック32を介して接続端子付基板31の接続端子311が上下動する。このとき、接続端子311と基板本体30の端子とを電気的に接続する導線は、柔軟なフレキシブル配線基板37であるため、上記の接続端子311の動作を妨げることはない。
ここで、コイルスプリング36は、エアシリンダ35の駆動が停止中に、接触子21の基板接触部212と回路基板30の接続端子311とが所定の圧力にて接触すべく、支持ブロック32の基板本体30からの高さを一定に保つように設けられている。すなわち、本実施形態におけるコイルスプリング36は、圧縮コイルばねとなっており、支持ブロック32を基板本体30から遠ざける方向に付勢している。
本実施形態に係るプローブカード1をテストヘッド上に備えた電子部品試験装置は、テスタ本体により、プローブカード1における電気抵抗値が所定の値より高いことが検出されると、試験の運用を中断し、プローブカード1にてリフレッシュ動作を行う。具体的には、最初に、エア配管351を介してエアシリンダ35に対してエアを供給する。これにより、エアシリンダ35は、ストッパ34を押し下げ、シャフト33を下方に移動させる。このシャフト33の移動に伴って、支持ブロック32を介して接続端子付基板31の接続端子311が下方に移動する。
接続端子311が下方に移動すると、接続端子311に所定の接触圧で接触していた接触子21の基板接触部212も同じく下方に移動する。なお、下方に移動した接続端子311は、基板接触部212と接触状態を維持したままであってもよいし、基板接触部212と離れてもよい。
このとき、接触子21のカンチレバー構造により、支持部213を支点としてカンチレバーの梁が撓み状態から復元し、その結果、カンチレバーの先端に位置する垂直プローブとしての基板接触部212は、接続端子311との接触面方向(例えば図3中、左方向)に動く。
次に、エア配管351を介してエアシリンダ35からエアを排出する。これにより、エアシリンダ35は、ストッパ34を引き上げ、シャフト33を上方に移動させる。このシャフト33の移動に伴って、支持ブロック32を介して接続端子付基板31の接続端子311が上方に移動する。
接続端子311が上方に移動すると、接続端子311に接触した接触子21の基板接触部212も同じく上方に移動する。このとき、接触子21のカンチレバー構造により、支持部213を支点としてカンチレバーの梁が撓み、その結果、カンチレバーの先端に位置する垂直プローブとしての基板接触部212は、接続端子311との接触面方向(例えば図3中、右方向)に動く。
上記のように、基板接触部212が接続端子311との接触面方向(接触面の左右方向)に動くことで、スクラブ動作が行われ、基板接触部212および/または接続端子311の接触面に形成された酸化膜や有機物などが除去されて低抵抗面が露出し、その結果、接触子21の基板接触部212と回路基板3の接続端子311との間の電気抵抗が低減する。このようなリフレッシュ動作により、接触子21の基板接触部212と回路基板3の接続端子311との安定的な電気的接触状態を取り戻すことができ、再度正確な試験を行うことが可能となる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、エアシリンダ35の替わりに、油圧シリンダ、アクチュエータ、回転モータとリニアギアとの組合せ、リニアモータ、バイブレーション機能を有するモータ等を使用することもできる。
また、ストッパ34が省略されて、エアシリンダ35が直接シャフト33を上下動させてもよい。
さらに、本実施形態では、回路基板3の接続端子311を上下方向に動かす構造となっているが、水平方向に動かすように構成してもよいし、ランダムな方向に動かすように構成してもよい。また、それらの動きは、前述した往復移動であってもよいし、振動であってもよい。また、回路基板3の接続端子311とともに、または回路基板3の接続端子311は固定して、接触子組立体2(接触子21)を直接動かすようにしてもよい。
さらにまた、回路基板3の可動構造体(例えばシャフト33、ストッパ34およびエアシリンダ35)は、プローブカード1に設けずに、保守用治具として別途用意してもよい。この場合、テストヘッドから取り外したプローブカード1に対して可動構造体を取り付けることで、前述した動作を行うことができる。
本発明に係るプローブカードは、LCDドライバ等のICデバイスや、半導体ウエハ等の電子部品を試験対象とする電子部品試験装置のテストヘッドに設置されるプローブカードとして好適である。
1…プローブカード
2…接触子組立体
20…フィルム体
21…接触子
211…電子部品接触部
212…基板接触部
22…補強部
23…切り欠き
24…連結棒
25…支持部材
3…回路基板
30…基板本体
301…貫通孔
31…接続端子付基板
311…接続端子
312…ネジ
32…支持ブロック
33…シャフト
34…ストッパ
35…エアシリンダ(駆動源)
351…エア配管
36…コイルスプリング(弾性部材)
37…フレキシブル配線基板
371…基板押さえ
4…被試験デバイス
41…外部端子

Claims (10)

  1. 電子部品試験装置のテストヘッドに電気的に接続されるとともに、電子部品の電気的特性の試験を行うにあたり、被試験電子部品の外部端子に接触し、電気的に接続されるプローブカードであって、
    接続端子を有する回路基板と、
    一端側が被試験電子部品の外部端子と接触する電子部品接触部、他端側が前記回路基板の接続端子と接触する基板接触部となっている接触子と、
    前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を動かすことにより、前記接触子の基板接触部と前記回路基板の接続端子との間の電気抵抗を低減させるリフレッシュ機構と
    を備えたことを特徴とするプローブカード。
  2. 前記リフレッシュ機構は、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を相手側に対して進退させることでスクラブ動作させることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
  3. 前記リフレッシュ機構は、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を振動させることでスクラブ動作させることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
  4. 前記リフレッシュ機構は、前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子を両者の接触面方向に動かすことでスクラブ動作させることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
  5. 前記接触子の基板接触部および/または前記回路基板の接続端子が相手側に対して進退したときに、前記接触子の基板接触部は、前記回路基板の接続端子との接触面方向に動くことを特徴とする請求項2に記載のプローブカード。
  6. 前記接触子は、一部が支持部となり当該プローブカードの主面方向に延びるカンチレバー構造を有しており、前記基板接触部は、前記カンチレバー構造の先端に位置する垂直プローブとなっていることを特徴とする請求項5に記載のプローブカード。
  7. 前記リフレッシュ機構は、前記回路基板の接続端子を前記接触子に対して進退させることのできる可動構造体を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のプローブカード。
  8. 前記回路基板は、基板本体と、前記基板本体に固定されていない前記接続端子とを備え、前記基板本体には貫通孔が形成されており、
    前記可動構造体は、
    前記回路基板の接続端子を支持固定する支持ブロックと、
    前記回路基板の貫通孔に挿通され、一端が前記支持ブロックと連結するシャフトと、
    前記シャフトを往復移動させることのできる駆動源と
    を備えていることを特徴とする請求項7に記載のプローブカード。
  9. 前記可動構造体は、前記支持ブロックとは前記基板本体を挟んで反対側に位置し、前記シャフトの他端が連結するストッパを備えており、
    前記駆動源は、前記基板本体と前記ストッパとの間に位置し、前記ストッパを動かすことによって前記シャフトを往復移動させる
    ことを特徴とする請求項8に記載のプローブカード。
  10. 前記可動構造体は、前記駆動源による駆動が停止中に、前記接触子の基板接触部と前記回路基板の接続端子とが所定の圧力にて接触するように、前記支持ブロックの前記基板本体からの距離を一定に保つ弾性部材を、前記支持ブロックと前記基板本体との間に備えていることを特徴とする請求項8または9に記載のプローブカード。
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