JP2003185700A - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
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- JP2003185700A JP2003185700A JP2001380948A JP2001380948A JP2003185700A JP 2003185700 A JP2003185700 A JP 2003185700A JP 2001380948 A JP2001380948 A JP 2001380948A JP 2001380948 A JP2001380948 A JP 2001380948A JP 2003185700 A JP2003185700 A JP 2003185700A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating plate
- substrate
- side electrode
- side insulating
- socket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Abstract
ICソケットであって、低インダクタンスで狭ピッチ化
が可能なICソケットを提供する。 【解決手段】 IC200とソケットボード206とを
接続するコンタクト10aを備えるICソケット100
は、コンタクト10aが、IC200と接触するデバイ
ス側電極12aと、デバイス側電極12aと対向して設
けられ、ソケットボード206と接触する基板側電極1
4aと、デバイス側電極12aと基板側電極14aとを
電気的に接続する伝送線路16aと、デバイス側電極1
2aと基板側電極14aとの間に設けられた弾性部材1
8aとを有する。
Description
する。特に本発明は、ICと基板とを接続するコンタク
トを備えるICソケットに関する。
ッチ化に伴い、ICの動作テスト等において使用される
ICソケットの、低インダクタンス化、狭ピッチ化の要
求が高まっている。従来のICソケットは、例えばプロ
ーブピンとコイルバネとを備えたポゴピンタイプのIC
ソケットや、絶縁性の低弾性エラストマが棒状の独立し
たコンタクトを保持するエラストマタイプのICソケッ
ト等が知られている。
ンタイプのICソケットは、接点間のインダクタンスが
高いため、特に高速で動作するICと試験装置とを接続
した場合には入出力信号の波形の劣化を来たし、試験精
度に悪影響を与えるという課題を有していた。更にポゴ
ピンタイプのICソケットは、構造が複雑なため、狭ピ
ッチ化やコストダウンが困難であるという課題も有して
いた。また、エラストマタイプのICソケットは、接触
信頼性及び耐久性が十分でないという課題を有してい
た。
とのできるICソケットを提供することを目的とする。
この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴
の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の
更なる有利な具体例を規定する。
形態によると、ICと基板とを接続する第1のコンタク
トを備えるICソケットは、第1のコンタクトが、IC
と接触する第1のデバイス側電極と、第1のデバイス側
電極と対向して設けられ、基板と接触する第1の基板側
電極と、第1のデバイス側電極と第1の基板側電極とを
電気的に接続する第1の伝送線路と、第1のデバイス側
電極と第1の基板側電極との間に設けられた第1の弾性
部材とを有する。
に沿って設けられた第1のデバイス側絶縁板と、第1の
基板側電極に沿って設けられた第1の基板側絶縁板と、
一端が第1のデバイス側絶縁板の端部に接続され、他端
が第1の基板側絶縁板の端部に接続された第1の接続板
とを含んでもよい。
極と、伝送線路とは、一体に形成されてもよい。第1の
デバイス側絶縁板と、第1の基板側絶縁板と、第1の接
続板とは、一体に形成されてもよい。また、第1のデバ
イス側電極、第1の基板側電極、及び第1の伝送線路
は、第1の弾性部材の表面に設けられてもよい。
絶縁板と、第1の接続板とは、実質的にコの字形状をな
すように接続されてもよい。そして、第1のデバイス側
電極が、第1のデバイス側電極から第1の基板側電極へ
の方向に押下された場合に、第1の弾性部材は、第1の
デバイス側電極を方向に平行移動させるべく変形しても
よい。また、第1の接続板は、第1のデバイス側絶縁板
から第1の基板側絶縁板への方向に対して屈曲していて
もよい。また、第1の伝送線路は、第1の接続板の表面
に設けられた、切り欠きを持つ金属膜であってもよい。
縁板と第1の基板側絶縁板とに挟まれた第1の弾性支持
体を更に有してもよい。また、第1の弾性支持体は、第
1のデバイス側絶縁板と第1の基板側絶縁板とを略平行
に保ってもよい。また、第1の弾性支持体は、第1のデ
バイス側絶縁板及び第1の基板側絶縁板に固着されてい
てもよい。また、第1の弾性支持体は、第1のデバイス
側絶縁板と第1の基板側絶縁板との間隔を広げる方向に
第1のデバイス側絶縁板及び第1の基板側絶縁板を押圧
してもよい。
側絶縁板から第1の基板側絶縁板への方向に押下された
場合に、第1の弾性支持体は、第1のデバイス側絶縁板
を前記方向に平行移動させるべく変形してもよい。ま
た、第1の弾性支持体は、第1のデバイス側絶縁板から
第1の基板側絶縁板への方向に対して屈曲していてもよ
い。また、第1の弾性支持体は、第1のデバイス側絶縁
板から第1の基板側絶縁板への方向に対して略垂直な方
向へ切り欠かれていてもよい。
が第1のデバイス側絶縁板から第1の基板側絶縁板への
方向に押下された場合に屈曲し、第1の接続板の屈曲す
る部分と、第1の弾性支持体とは接触しなくてもよい。
また、第1の接続板は、第1の弾性支持体の方向に屈曲
しており、第1の弾性支持体は、第1の接続板が屈曲し
た方向と実質的に同一方向に屈曲していてもよい。ま
た、第1の弾性支持体は、第1の接続板の屈曲した角度
よりも鋭角に屈曲していてもよい。
縁板が、第1のデバイス側絶縁板から第1の基板側絶縁
板への方向に押下された場合に、前記方向に対して略垂
直な方向に、第1の接続板を押してもよい。また、第1
のデバイス側絶縁板と、第1の接続板と、第1の弾性支
持体とが、隙間を形成し、第1の基板側絶縁板と、第1
の接続板と、第1の弾性支持体とが、隙間を形成しても
よい。また、第1の弾性部材と第1の弾性支持体とは、
弾性係数が異なる材料で形成されてもよい。
縁板及び第1の基板側絶縁板よりも突出した突出部を含
んでもよい。突出部は、絶縁性を有してもよい。また、
ICソケットは、ICと接触する第2のデバイス側電極
と、第2のデバイス側電極と対向して設けられ、基板と
接触する第2の基板側電極と、第2のデバイス側電極と
第2の基板側電極とを電気的に接続する第2の伝送線路
と、第2のデバイス側電極に沿って設けられた第2のデ
バイス側絶縁板、第2の基板側電極に沿って設けられた
第2の基板側絶縁板、及び一端が第2のデバイス側絶縁
板の端部に接続され、他端が第2の基板側絶縁板の端部
に接続された第2の接続板を含み、第2のデバイス側電
極と第2の基板側電極との間に設けられた第2の弾性部
材とを有する第2のコンタクトを更に備えてもよく、突
出部は第2の伝送線路に接触してもよい。
バイス側電極と、第2のデバイス側電極と対向して設け
られ、基板と接触する第2の基板側電極と、第2のデバ
イス側電極と第2の基板側電極とを電気的に接続する第
2の伝送線路と、第2のデバイス側電極に沿って設けら
れた第2のデバイス側絶縁板、第2の基板側電極に沿っ
て設けられた第2の基板側絶縁板、及び一端が第2のデ
バイス側絶縁板の端部に接続され、他端が第2の基板側
絶縁板の端部に接続された第2の接続板を含み、第2の
デバイス側電極と第2の基板側電極との間に設けられた
第2の弾性部材と、第2のデバイス側絶縁板と第2の基
板側絶縁板とに挟まれた第2の弾性支持体とを有する第
2のコンタクトを更に備えてもよく、第1の弾性支持体
と第2の弾性支持体とは、一体に設けられていてもよ
い。
バイス側電極と、第2のデバイス側電極と対向して設け
られ、基板と接触する第2の基板側電極と、第2のデバ
イス側電極と第2の基板側電極とを電気的に接続する第
2の伝送線路と、第2のデバイス側電極と第2の基板側
電極との間に設けられた第2の弾性部材とを有する第2
のコンタクトを更に備えてもよく、第1の弾性部材と第
2の弾性部材とは、一体に設けられていてもよい。ま
た、第2の弾性部材は、第2のデバイス側電極に沿って
設けられた第2のデバイス側絶縁板と、第2の基板側電
極に沿って設けられた第2の基板側絶縁板と、一端が第
2のデバイス側絶縁板の端部に接続され、他端が第2の
基板側絶縁板の端部に接続された第2の接続板とを含ん
でもよく、第1の接続板と第2の接続板とは、一体に設
けられていてもよい。
なる金属微粒子層を有してもよい。また、第1のデバイ
ス側電極は、金属微粒子層の表面に形成された金属膜を
更に有してもよい。また、金属微粒子は、導電性の磁性
体であってもよい。また、金属微粒子は、鋭角な先端を
持っていてもよい。更に、金属微粒子は、先端が第1の
デバイス側電極の法線方向に向いていてもよい。
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
ケット100を用いてIC200の動作を試験する場合
に、ICソケット100とIC200とを実装するIC
ホルダ500の分解斜視図を示す。ICホルダ500
は、ソケットボード206と、ICソケット100と、
ソケットガイド204と、インサート203と、加圧ヘ
ッド210とを備える。半導体試験装置とIC200と
は、基板の一例であるソケットボード206及びICソ
ケット100を経由して電気的に接続される。ICソケ
ット100は、IC200の端子配列に基づいて配置さ
れた複数のコンタクト10と、複数のコンタクト10を
保持する絶縁性の筐体90とを備える。ソケットガイド
204は、ICソケット100を位置決めする。ソケッ
トガイド204及びICソケット100は、ソケットボ
ード206に固定される。
置決めし、保持する。そして、IC200を保持したイ
ンサート203は、ソケットガイド204にガイドされ
ながら嵌合する。最後に加圧ヘッド210は、インサー
ト203をソケットボード206に対して垂直に加圧す
ることによって、IC200をICソケット100に均
一に押さえつける。IC200がICソケット100に
押さえつけられることによって、ICソケット100が
備える複数のコンタクト10のそれぞれは、IC200
が備える複数の端子のそれぞれと、ソケットボード20
6が備える複数のランド208のそれぞれとを電気的に
接続する。
形の一例を示す。本例におけるIC200は、パッケー
ジ裏面において、グリッド状に配置された端子のそれぞ
れに半田ボール202が設けられた、BGA(Ball
Grid Array)タイプのICである。
00が備える複数のコンタクト10のうちのコンタクト
10aの構成の一例を示す。コンタクト10aは、IC
200と接触するデバイス側電極12aと、デバイス側
電極12aと対向して設けられ、ソケットボード206
と接触する基板側電極14aと、デバイス側電極12a
と基板側電極14aとを電気的に接続する伝送線路16
aと、デバイス側電極12aと基板側電極14aとの間
に設けられた絶縁性の弾性部材18aとを有する。弾性
部材18aは、デバイス側電極12aに沿って設けられ
たデバイス側絶縁板20aと、基板側電極14aに沿っ
て設けられた基板側絶縁板22aと、一端がデバイス側
絶縁板20aの端部に接続され、他端が基板側絶縁板2
2aの端部に接続された接続板24aとを含む。
22aと、接続板24aとは、例えばポリイミド等の絶
縁性の材料により一体に形成されてもよい。また、デバ
イス側電極12aと、基板側電極14aと、伝送線路1
6aとは、例えば、銅箔等の金属膜により一体に形成さ
れ、弾性部材18aの表面に設けられてもよい。そし
て、デバイス側電極12a、基板側電極14a、伝送線
路16a、及び弾性部材18aは、ポリイミドフイルム
と銅箔とを貼り合わせ、銅箔を所定のパターン形状にエ
ッチングした後、キャビティとコアを有する金型を用い
て実質的にコの字形状をなすように曲げ加工し、最後に
所定の外形にカットすることによって製造される。ま
た、当該曲げ加工の工程においては、加熱処理を行うこ
とによって加工後の形状を安定させてもよい。
0aと基板側絶縁板22aとに挟まれた弾性支持体26
aを更に備える。弾性支持体26aは、例えばウレタン
フォーム、シリコンゴム、ウレタンゴム、エポキシ樹脂
等の材料で形成される。そして、弾性支持体26aは、
液状の材料を金型に充填して、金型の形状とほぼ同一形
状に成型することによって得られるので、寸法精度及び
形状安定性に優れる。一方、弾性部材18aの製造方法
の一例である前述の曲げ加工は、曲げ角度がばらつきや
すいため、デバイス側絶縁板20aと基板側絶縁板22
aとの間隔はばらつきやすい。
度及び形状安定性を利用して、弾性部材18aの形状を
補正する。まず、弾性部材18aの形状が、デバイス側
絶縁板20aと基板側絶縁板22aとの間隔が開く方向
にばらつく場合には、弾性支持体26aは、デバイス側
絶縁板20a及び基板側絶縁板22aに固着されること
により、デバイス側絶縁板20aと基板側絶縁板22a
とを、略均一間隔、かつ略平行に補正する。固着の手段
は、接着、超音波溶着、もしくは熱溶着であってもよい
し、インサート成形による固着であってもよい。また、
弾性部材18aの形状が、デバイス側絶縁板20aと基
板側絶縁板22aとの間隔が狭まる方向にばらつく場合
には、弾性支持体26aは、デバイス側絶縁板20aと
基板側絶縁板22aとの間隔を広げる方向にデバイス側
絶縁板20a及び基板側絶縁板22aを押圧することに
よって、デバイス側絶縁板20aと基板側絶縁板22a
とを、略均一間隔、かつ略平行に補正する。
0aから基板側絶縁板22aへの方向に対して接続板2
4aの方向に屈曲している。そして、デバイス側絶縁板
20aと、接続板24aと、弾性支持体26aとは、隙
間28aを形成し、基板側絶縁板22aと、接続板24
aと、弾性支持体26aとは、隙間30aを形成する。
弾性支持体26aは、屈曲した形状ではなく、デバイス
側絶縁板20aから基板側絶縁板22aへの方向に対し
て略垂直な方向へ切り欠かれていてもよい。また、弾性
支持体26aは、デバイス側絶縁板20a及び基板側絶
縁板22aよりも突出した突出部32aを含む。突出部
32aは、絶縁性の材料で形成されることにより、絶縁
性を有している。
バイス側電極12aと、基板側電極14aと、伝送線路
16aとが、弾性部材18aに貼り合わせられた状態で
加工されるので製造が容易であり、加工精度の向上と、
コストダウンが実現できる。また、弾性支持体26aを
有しているので、デバイス側電極12aと基板側電極1
4aとの距離を均一に保つことができる。従って、半田
ボール202がデバイス側電極12aに接触するタイミ
ングを一定にすることができる。
を示す。ここでは、図3で説明したコンタクト10aの
例と異なる部分のみ説明する。接続板24aは、デバイ
ス側絶縁板20aから基板側絶縁板22aへの方向に対
して弾性支持体26aの方向に屈曲している。そして、
弾性支持体26aは、接続板24aが屈曲した方向と実
質的に同一方向に、接続板24aの屈曲した角度よりも
鋭角な角度に屈曲して設けられている。また、弾性支持
体26aは、屈曲する代わりに、接続板24aに対向す
る部分が接続板24aの屈曲した角度よりも鋭角な角度
でくの字に切り欠かれて設けられてもよい。
12aから基板側電極14aへの方向に押下された場合
において、予め接続板24aが屈曲している方向と同一
方向に屈曲している弾性支持体26aは、接続板24a
が更に屈曲する方向と同一方向に更に屈曲する。この場
合、弾性支持体26aが、接続板24aの屈曲した角度
よりも鋭角に屈曲しているので、接続板24aの屈曲す
る部分と弾性支持体26aとは接触せず、独立して変形
する。
a及びコンタクト10bが、IC200とソケットボー
ド206とを接続した状態の一例を示す。複数のコンタ
クト10のうちのコンタクト10bは、コンタクト10
aと同様の構成であって、IC200と接触するデバイ
ス側電極12bと、デバイス側電極12bに対向して設
けられ、ソケットボード206と接触する基板側電極1
4bと、デバイス側電極12bと基板側電極14bとを
電気的に接続する伝送線路16bと、デバイス側電極1
2bに沿って設けられたデバイス側絶縁板20b、基板
側電極14bに沿って設けられた基板側絶縁板22b、
及び一端がデバイス側絶縁板20bの端部に接続され、
他端が基板側絶縁板22bの端部に接続された接続板2
4bを含み、デバイス側電極12bと基板側電極14b
との間に設けられた弾性部材18bとを有する。コンタ
クト10aとコンタクト10bとは、突出部32aと伝
送線路16bとを接触させて隣接している。
に押下された場合、デバイス側電極12aは、デバイス
側電極12aから基板側電極14aへの方向に押下され
る。同時に、デバイス側絶縁板20aは、デバイス側絶
縁板20aから基板側絶縁板22aへの方向に押下され
る。そして、弾性支持体26aは、切り欠かれて設けら
れた部分が屈曲、または、予め屈曲して設けられた部分
が更に屈曲する。この場合、弾性支持体26aの屈曲す
る部分の先端が、接続板24aの内壁面を、前記押下の
方向に対して略垂直な方向に押し出すことによって、接
続板24aは、屈曲する。そして、弾性支持体26a
が、デバイス側絶縁板20aの内壁面を支持した状態
で、接続板24aを外側へ屈曲させることにより、デバ
イス側絶縁板20aは、デバイス側絶縁板20aから基
板側絶縁板22aへの方向に平行移動する。また、弾性
部材18aは、デバイス側絶縁板20aが前記方向に移
動することにより、デバイス側電極12aを、デバイス
側電極12aから基板側電極14aへの方向に平行移動
させる。また、デバイス側絶縁板20aと、接続板24
aと、弾性支持体26aとが、隙間28aを形成するこ
とによって、デバイス側絶縁板20aと接続板24aと
が形成する角は、弾性支持体26aに妨げられることな
く変形する。また、基板側絶縁板22aと、接続板24
aと、弾性支持体26aとが隙間30aを形成すること
によって、基板側絶縁板22aと接続板24aとが形成
する角は、弾性支持体26aに妨げられることなく変形
する。コンタクト10aは前述の様に変形することによ
り、半田ボール202aとデバイス側電極12a、及び
基板側電極14aとランド208aの安定した導通を確
保し、半田ボール202aとランド208aとを電気的
に接続する。また、コンタクト10bは、コンタクト1
0aと同様に、半田ボール202bとランド208bと
を電気的に接続する。
18a及び18bと弾性係数が異なる材料で形成され
る。そして、弾性支持体26a及び26bの材料は、I
Cソケット100の実装制約や、コンタクト10a及び
10bに要求される特性に応じて選定される。一例とし
て、ICソケット100が高温下で使用される場合、ま
たは、コンタクト10a及びコンタクト10bに高い耐
久性が要求される場合は、弾性支持体26a及び26b
は、耐熱性に優れ、圧縮残留歪が少ないシリコンゴムで
形成されることが好ましい。
び10bのストロークが比較的大きく確保される場合
は、弾性支持体26a及び26bは、ネオプレンフォー
ムやウレタンフォーム等の比較的弾性係数の低い発泡樹
脂で形成されることが好ましい。弾性支持体26a及び
26bの弾性係数が低い場合、デバイス側電極12aか
ら基板側電極14aへの方向におけるコンタクト10a
の弾性係数、及びデバイス側電極12bから基板側電極
14bへの方向におけるコンタクト10bの弾性係数
は、比較的低くなる。従って、半田ボール202aと2
02bとの高さのばらつき、またはコンタクト10aと
10bとの高さのばらつきによって、コンタクト10a
と10bとのストロークとが異なった場合でも、半田ボ
ール202aと202bとに加わる反力の差は、比較的
低く抑えられる。この結果、複数の半田ボール202に
加える応力が局所的に高くなることがなく、半田ボール
202及びIC200の破損を防止することができる。
とランド208bとを接続する場合、半田ボール202
bがデバイス側電極12bを押下するに従って、接続板
24b及び伝送線路16bは、弾性支持体26aの方向
に屈曲する。ここで弾性支持体26aは、接続板24b
及び伝送線路16bが屈曲する部分との間に、接続板2
4b及び電送線路16bの屈曲する大きさよりも大きい
隙間を形成しているため、コンタクト10aとコンタク
ト10bとは互いに干渉することなく、独立して動作す
る。
バイス側電極12aと基盤側電極14aとを略平行に保
ちながら、半田ボール202aとランド208aとに、
所定の荷重とストロークで接触するので、IC200と
ソケットボード206とを電気的に安定して接続するこ
とができる。また、コンタクト10aは、部品点数が少
なく構造が簡単なため、小型化と狭ピッチ化、及びコス
トダウンが容易である。さらに、コンタクト10aは、
絶縁性を有する突出部32aを、隣接するコンタクト1
0bの伝送線路16aに接触させることにより、コンタ
クト10bとのショート及び動作干渉を起こすことな
く、コンタクト10aとコンタクト10bとを狭ピッチ
で配列することができる。また、デバイス側電極12a
と基板側電極14aの距離を小さくすることにより、イ
ンダクタンス成分を低く抑えることができる。
a及びコンタクト10bが、IC200と基板206と
を接続した状態の他の例を示す。コンタクト10bは、
コンタクト10aと同様の仕組みでIC200とソケッ
トボード206とを接続するため、説明を省略する。コ
ンタクト10aにおいて、半田ボール202がデバイス
側電極12aを押下すると、予め弾性支持体26aの方
向に屈曲している接続板24aは、弾性支持体26aの
方向に更に屈曲する。そして、予め接続板24aが屈曲
している方向と同一方向に屈曲している弾性支持体26
aは、接続板24aが更に屈曲する方向と同一方向に更
に屈曲する。この場合、弾性支持体26aが、接続板2
4aの屈曲した角度よりも鋭角に屈曲していることによ
って、接続板24aの屈曲する部分と弾性支持体26a
とは接触せず、独立して変形する。また、弾性支持体2
6aの伝送線路16bに対向した面は、伝送線路16b
の屈曲した角度よりも鈍角をなして設けられており、弾
性支持体26aの屈曲する部分と伝送線路16bとは接
触せず、独立して変形する。
デバイス側電極12aと基盤側電極14aとを略平行に
保ちながら、半田ボール202aとランド208aと
に、所定の荷重とストロークで接触するので、IC20
0とソケットボード206とを電気的に安定して接続す
ることができる。また、コンタクト10a及び10b
は、互いにショート及び動作干渉を起こすことなく、狭
ピッチで配列することができる。
aと、コンタクト10cとが隣接して設けられた状態の
一例を、弾性支持体26aの方向から見た図である。弾
性支持体26aと、弾性支持体26cとは、一体に設け
られている。従って、コンタクト10aとコンタクト1
0cとは、所定の間隔を維持した状態で一体として取り
扱われるので、取り扱いが容易であり、均一で狭いピッ
チに配列することができる。
aとコンタクト10cとが隣接して設けられた状態の一
例を、伝送線路16aの方向から見た図である。接続板
24aと、接続板24cとが一体に設けられることによ
り、弾性部材18aと弾性部材18cとは、一体として
取り扱われる。従って、コンタクト10aとコンタクト
10cとは、所定の間隔を維持した状態で一体として取
り扱われるので、取り扱いが容易であり、均一で狭いピ
ッチに配列することができる。また、デバイス側絶縁板
20aとデバイス側絶縁板20cとを分離することによ
り、IC200からソケットボード206への方向にお
ける、デバイス側絶縁板20a及びデバイス側絶縁板2
0cの変形が独立する。従って、コンタクト10a及び
コンタクト10cは、半田ボール202の高さが不均一
な場合でも、半田ボール202に対して確実に接触す
る。
グすることによって得られる、所定のパターンに切り欠
かれた金属膜である。また、伝送線路16aの膜厚が薄
いので、伝送線路16aの形状は、コンタクト10aの
弾性率に実質的に影響しない。そして、伝送線路16a
は、エッチングパターンの形状に応じて、所定のインピ
ーダンスを有して形成される。従って、コンタクト10
aは、IC200からソケットボード206への方向に
おけるコンタクト10aのばね特性を実質的に変更する
ことなく、デバイス側電極12aと基板側電極14aと
の間に所望のインピーダンスを有して形成される。
複数のコンタクト10をグリッド状に配列する一例を示
す。図9に示すX方向に配列される複数のコンタクト1
0は、図5で説明したように配列され、一体に設けるこ
とができる。また、図9に示すY方向に配列される複数
のコンタクト10は、図7で説明したように互いに接触
して配列される。従って、複数のコンタクト10は、I
C200の端子配列に対応して、グリッド状に、狭ピッ
チで配列される。また、X方向に配列された複数のコン
タクト10を一体に設けることにより、製造時の組み立
てを容易にすることができる。
イス側絶縁板20aの断面の例を示す。デバイス側電極
12aは、ポリイミドフイルム等からなるデバイス側絶
縁板20aに貼り合わせた銅箔300と、金属微粒子を
堆積させた金属微粒子層302と、金属微粒子層302
の表面に形成された金属膜の一例であるめっき層304
とを含む。金属微粒子306は、平均粒子径40μmの
ニッケル、コバルト、鉄等からなる比較的硬度の高い導
電性磁性体粒子であって、材料を、先端が鋭角な回転対
称形状に切削加工して得られる。金属微粒子306を銅
箔300の表面に堆積させる場合には、銅箔300の表
面に対して略法線方向へ、実質的に平行な磁場を作用さ
せることによって、磁性体である金属微粒子306の向
きを前記方向に整列させる。そして整列した金属微粒子
306の表面に、例えば電解めっきにより得られるめっ
き層304を堆積させる。めっき層304は、接点との
接触抵抗が低く、耐食性、耐摩耗性に優れた、金、パラ
ジウム、ロジウム、ルテニウム等で形成されることが好
ましい。
aの表面は、金属微粒子306の形状に応じて細かい凹
凸形状をなす。そして、デバイス側電極12aが、所定
の荷重で半田ボール202と接触した場合の接触圧力分
布は、デバイス側電極12aの表面形状に基づいて決ま
る。つまり、金属微粒子306の頂点に相当する凸部分
の接触圧力は局部的に高くなる。デバイス側電極12a
は、この局部的に高い接触圧力によって半田ボール20
2の表面に形成される酸化膜を突き破り、安定した低い
接触抵抗を保つことができる。
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
よればICと基板とを接続するコンタクトを備えるIC
ソケットであって、低インダクタンスで狭ピッチ化が可
能なICソケットを提供することができる。
視図である。
示す図である。
るコンタクト10aの一例を示す構造図である。
るコンタクト10aの他の例を示す構造図である。
タクト10bが、IC200と基板206とを接続した
状態の一例を示す図である。
タクト10bが、IC200と基板206とを接続した
状態の他の例を示す図である。
クト10cとが隣接して設けられた状態の一例を、弾性
支持体26aの方向から見た図である。
クト10cとが隣接して設けられた状態の一例を、伝送
線路16aの方向から見た図である。
タクト10を配列した状態の一例を示す図である。
断面構成を示す図である。
ス側電極 14…基板側電極 16…伝送線
路 18…弾性部材 20…デバイ
ス側絶縁板 22…基板側絶縁板 24…接続板 26…弾性支持体 32…突出部 100…ICソケット 200…IC 203…インサート 204…ソケ
ットガイド 206…ソケットボード 208…ラン
ド 210…加圧ヘッド 300…銅箔 304…めっき層 306…金属
微粒子
Claims (33)
- 【請求項1】 ICと基板とを接続する第1のコンタク
トを備えるICソケットであって、 前記第1のコンタクトは、 前記ICと接触する第1のデバイス側電極と、 前記第1のデバイス側電極と対向して設けられ、前記基
板と接触する第1の基板側電極と、 前記第1のデバイス側電極と前記第1の基板側電極とを
電気的に接続する第1の伝送線路と、 前記第1のデバイス側電極と前記第1の基板側電極との
間に設けられた絶縁性の第1の弾性体とを有することを
特徴とするICソケット。 - 【請求項2】 前記第1の弾性体は、 前記第1のデバイス側電極に沿って設けられた第1のデ
バイス側絶縁板と、 前記第1の基板側電極に沿って設けられた第1の基板側
絶縁板と、 一端が前記第1のデバイス側絶縁板の端部に接続され、
他端が前記第1の基板側絶縁板の端部に接続された第1
の接続板とを含む第1の弾性部材であることを特徴とす
る請求項1に記載のICソケット。 - 【請求項3】 前記第1のデバイス側電極と、前記第1
の基板側電極と、前記伝送線路とは、一体に形成される
ことを特徴とする請求項2に記載のICソケット。 - 【請求項4】 前記第1のデバイス側絶縁板と、前記第
1の基板側絶縁板と、前記第1の接続板とは、一体に形
成されることを特徴とする請求項2に記載のICソケッ
ト。 - 【請求項5】 前記第1のデバイス側電極、前記第1の
基板側電極、及び前記第1の伝送線路は、前記第1の弾
性部材の表面に設けられていることを特徴とする請求項
2に記載のICソケット。 - 【請求項6】 前記第1のデバイス側絶縁板と、前記第
1の基板側絶縁板と、前記第1の接続板とは、実質的に
コの字形状をなすように接続されていることを特徴とす
る請求項2に記載のICソケット。 - 【請求項7】 前記第1のデバイス側電極が、前記第1
のデバイス側電極から前記第1の基板側電極への方向に
押下された場合に、前記第1の弾性部材は、前記第1の
デバイス側電極を前記方向に平行移動させるべく変形す
ることを特徴とする請求項2に記載のICソケット。 - 【請求項8】 前記第1の接続板は、前記第1のデバイ
ス側絶縁板から前記第1の基板側絶縁板への方向に対し
て屈曲していることを特徴とする請求項2に記載のIC
ソケット。 - 【請求項9】 前記第1の伝送線路は、前記第1の接続
板の表面に設けられた、切り欠きを持つ金属膜であるこ
とを特徴とする請求項2に記載のICソケット。 - 【請求項10】 前記第1のコンタクトは、前記第1の
デバイス側絶縁板と前記第1の基板側絶縁板とに挟まれ
た第1の弾性支持体を更に有することを特徴とする請求
項2に記載のICソケット。 - 【請求項11】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
デバイス側絶縁板と前記第1の基板側絶縁板とを略平行
に保つことを特徴とする請求項10に記載のICソケッ
ト。 - 【請求項12】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
デバイス側絶縁板及び前記第1の基板側絶縁板に固着さ
れていることを特徴とする請求項10に記載のICソケ
ット。 - 【請求項13】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
デバイス側絶縁板と前記第1の基板側絶縁板との間隔を
広げる方向に前記第1のデバイス側絶縁板及び前記第1
の基板側絶縁板を押圧することを特徴とする請求項10
に記載のICソケット。 - 【請求項14】 前記第1のデバイス側絶縁板が前記第
1のデバイス側絶縁板から前記第1の基板側絶縁板への
方向に押下された場合に、前記第1の弾性支持体は、前
記第1のデバイス側絶縁板を前記方向に平行移動させる
べく変形することを特徴とする請求項10に記載のIC
ソケット。 - 【請求項15】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
デバイス側絶縁板から前記第1の基板側絶縁板への方向
に対して屈曲していることを特徴とする請求項10に記
載のICソケット。 - 【請求項16】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
デバイス側絶縁板から前記第1の基板側絶縁板への方向
に対して略垂直な方向へ切り欠かれていることを特徴と
する請求項10に記載のICソケット。 - 【請求項17】 前記第1の接続板は、前記第1のデバ
イス側絶縁板が前記第1のデバイス側絶縁板から前記第
1の基板側絶縁板への方向に押下された場合に屈曲し、
前記第1の接続板の屈曲する部分と、前記第1の弾性支
持体とは接触しないことを特徴とする請求項10に記載
のICソケット。 - 【請求項18】 前記第1の接続板は、前記第1の弾性
支持体の方向に屈曲しており、前記第1の弾性支持体
は、前記第1の接続板が屈曲した方向と実質的に同一方
向に屈曲していることを特徴とする請求項10に記載の
ICソケット。 - 【請求項19】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
接続板の屈曲した角度よりも鋭角に屈曲していることを
特徴とする請求項18に記載のICソケット。 - 【請求項20】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
デバイス側絶縁板が、前記第1のデバイス側絶縁板から
前記第1の基板側絶縁板への方向に押下された場合に、
前記方向に対して略垂直な方向に、前記第1の接続板を
押すことを特徴とする請求項10に記載のICソケッ
ト。 - 【請求項21】 前記第1のデバイス側絶縁板と、前記
第1の接続板と、前記第1の弾性支持体とが、隙間を形
成し、 前記第1の基板側絶縁板と、前記第1の接続板と、前記
第1の弾性支持体とが、隙間を形成することを特徴とす
る請求項10に記載のICソケット。 - 【請求項22】 前記第1の弾性部材と前記第1の弾性
支持体とは、弾性係数が異なる材料で形成されることを
特徴とする請求項10に記載のICソケット。 - 【請求項23】 前記第1の弾性支持体は、前記第1の
デバイス側絶縁板及び前記第1の基板側絶縁板よりも突
出した突出部を含むことを特徴とする請求項10に記載
のICソケット。 - 【請求項24】 前記突出部は、絶縁性を有することを
特徴とする請求項23に記載のICソケット。 - 【請求項25】 前記ICソケットは、 前記ICと接触する第2のデバイス側電極と、 前記第2のデバイス側電極と対向して設けられ、前記基
板と接触する第2の基板側電極と、 前記第2のデバイス側電極と前記第2の基板側電極とを
電気的に接続する第2の伝送線路と、 前記第2のデバイス側電極に沿って設けられた第2のデ
バイス側絶縁板、前記第2の基板側電極に沿って設けら
れた第2の基板側絶縁板、及び一端が前記第2のデバイ
ス側絶縁板の端部に接続され、他端が前記第2の基板側
絶縁板の端部に接続された第2の接続板を含み、前記第
2のデバイス側電極と前記第2の基板側電極との間に設
けられた、絶縁性の第2の弾性部材とを有する第2のコ
ンタクトを更に備え、 前記突出部は前記第2の伝送線路に接触することを特徴
とする請求項24に記載のICソケット。 - 【請求項26】 前記ICソケットは、 前記ICと接触する第2のデバイス側電極と、 前記第2のデバイス側電極と対向して設けられ、前記基
板と接触する第2の基板側電極と、 前記第2のデバイス側電極と前記第2の基板側電極とを
電気的に接続する第2の伝送線路と、 前記第2のデバイス側電極に沿って設けられた第2のデ
バイス側絶縁板、前記第2の基板側電極に沿って設けら
れた第2の基板側絶縁板、及び一端が前記第2のデバイ
ス側絶縁板の端部に接続され、他端が前記第2の基板側
絶縁板の端部に接続された第2の接続板を含み、前記第
2のデバイス側電極と前記第2の基板側電極との間に設
けられた、絶縁性の第2の弾性部材と、 前記第2のデバイス側絶縁板と前記第2の基板側絶縁板
とに挟まれた第2の弾性支持体とを有する第2のコンタ
クトを更に備え、 前記第1の弾性支持体と前記第2の弾性支持体とは、一
体に設けられていることを特徴とする請求項10に記載
のICソケット。 - 【請求項27】 前記ICソケットは、 前記ICと接触する第2のデバイス側電極と、 前記第2のデバイス側電極と対向して設けられ、前記基
板と接触する第2の基板側電極と、 前記第2のデバイス側電極と前記第2の基板側電極とを
電気的に接続する第2の伝送線路と、 前記第2のデバイス側電極と前記第2の基板側電極との
間に設けられた絶縁性の第2の弾性部材とを有する第2
のコンタクトを更に備え、 前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材とは、一体に
設けられていることを特徴とする請求項2に記載のIC
ソケット。 - 【請求項28】 前記第2の弾性部材は、 前記第2のデバイス側電極に沿って設けられた第2のデ
バイス側絶縁板と、 前記第2の基板側電極に沿って設けられた第2の基板側
絶縁板と、 一端が前記第2のデバイス側絶縁板の端部に接続され、
他端が前記第2の基板側絶縁板の端部に接続された第2
の接続板とを含み、 前記第1の接続板と前記第2の接続板とは、一体に設け
られていることを特徴とする請求項27に記載のICソ
ケット。 - 【請求項29】 前記第1のデバイス側電極は、金属微
粒子からなる金属微粒子層を有することを特徴とする請
求項1に記載のICソケット。 - 【請求項30】 前記第1のデバイス側電極は、前記金
属微粒子層の表面に形成された金属膜を更に有すること
を特徴とする請求項29に記載のICソケット。 - 【請求項31】 前記金属微粒子は、導電性の磁性体で
あることを特徴とする請求項29に記載のICソケッ
ト。 - 【請求項32】 前記金属微粒子は、鋭角な先端を持つ
ことを特徴とする請求項29に記載のICソケット。 - 【請求項33】 前記金属微粒子は、前記先端が前記第
1のデバイス側電極の法線方向に向いていることを特徴
とする請求項32に記載のICソケット。
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