JP2011062177A - 乗用型田植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンを走行機体の後部に配置したミッドマウントタイプの乗用型田植機において、走行機体のコンパクト化を図る。
【手段】走行機体1は、エンジン12とミッションケース13とリアアクスルケース19とを有する。ミッションケース13とリアアクスルケース19とはジョイント部材29で連結されている。苗植装置には株間変更装置37を介して動力が伝達される。株間変更装置37を構成する株間ケース47はエンジン12の右横に配置されており、リアアクスルケース19とジョイント部材29のエンド板34とに固定されている。エンジン12を走行機体1のできるだけ後ろに配置することでコンパクト化できる。
【選択図】図10

Description

本願発明は、乗用型田植機に関するものである。
乗用型田植機は前輪及び後輪で支持された走行機体を有しており、走行機体の後方に苗植装置を高さ調節可能に配置している。そして、走行機体には座席と操縦ハンドルとが配置されていると共にエンジンが搭載されており、エンジンからの動力によって走行と作業(例えば苗植)が行われる。更に述べると、エンジンの動力(出力)はミッションケースを有する変速装置に伝達され、エンジン出力の一部は走行動力となって前輪と後輪に伝達され、一部は株間調節機構部を介して植付け部に伝達される。整地ロータや施肥装置を備えている場合は、これらもエンジンの動力で駆動される。
乗用型田植機は一般に4輪駆動方式になっており、前輪と後輪には変速装置を介して動力が伝達される。変速装置はギア群が内蔵されたミッションケースを有しているが、近年の乗用型田植機では、ミッションケースに静油圧式無段変速機(HST)等の無段変速機を組み込むことが一般化している。
そして、エンジンの配置位置について見ると、エンジンが前輪の車軸より前に配置されている態様(フロントマウントタイプ)と、エンジンが前輪と後輪との間(或いは座席の下方)に配置されている態様(ミッドマウントタイプ:例えば特許文献1)とに大別される。エンジンを走行機体の前部に配置すると、狭いスペースにエンジンや補機類や操縦用パワーステアリング等の機器・装置類が配置されるため設計面で苦労することがあるが、エンジンを前輪と後輪との間に配置すると、エンジンやミッションケースや操縦機構のレイアウトについて制約が少なくなって、設計の自由性が高くなる利点がある。
他方、苗植装置は植付け爪が閉ループ軌跡を描いて動くロータリー式又はクランク式の植付け機構を有しているのが一般的であり、いずれにしても、苗マットから苗を植付け爪で1株ずつ掻き取って圃場に植付けている。そして、苗植装置における植付け爪の作動サイクル(植付けサイクル)は走行機体の走行速度(或いは車輪の回転速度)に連動しており、走行速度が変化しても苗の植付け間隔(株間)は一定に保持される。
そして、単位面積当たり(或いは単位長さ当たり)に何株を植えるかは圃場の地力・肥沃度や品種、或いは気候等によって相違するものであり、そこで、乗用型田植機には走行速度と植付けサイクルとの連動関係を調節して苗の植付け間隔(株間)を変更できるように株間変更装置が設けられている。この株間変更装置はミッションケースに内蔵されていることが多いが、特許文献1には、株間変更装置をミッションケースとは独立した構造としてこれをエンジンの右後ろに配置することが記載されている。
特開2002−291309号公報
特許文献1のように株間変更装置をミッションケースから独立させると、株間が相違する機種を製造するに当たって変速装置を共用できるため機種群全体としてコストダウン可能になる利点や、株間変更装置のメンテナンスが容易になる利点、或いは、ミッションケースの内部をすっきりさせて設計の自由性を高め得るといった利点がある。
また、株間変更装置から出力する動力で駆動される苗植装置は走行機体の後ろに配置されており、更に、株間変更装置から出力する動力で駆動される施肥装置は走行機体の後部に設置しており、このため、特許文献1のように株間変更装置をエンジンの後ろに配置することは、動力伝達系統の簡素化という点で合理的である。
しかし、特許文献1のように株間変更装置をエンジンの後ろに配置すると、エンジンの後ろにはデッドスペースが発生し、走行機体の全長が必要以上に長くなる虞がある。また、特許文献1では走行機体の骨組みをフレーム構造体で構成しており、株間変更装置を構成する株間ケースが走行機体のフレーム構造体に固定されているが、フレーム構造体はフレーム材を溶接した構造になっていて高い精度で加工できるとは言い難いため、株間ケースを正確に位置決めするのが厄介になる可能性も懸念される。
更に、特許文献1では左右の後輪に対応して左右のリアアクスルケースを有しており、左右のリアアクスルケースを横長のフレームに固定する一方、ミッションケースの後面から左右2本の後輪ドライブ軸を突設し、左右の後輪ドライブ軸をそれぞれリアアクスルケースの軸に接続しているが、後輪ドライブ軸を2本設けるとそれだけ構造が複雑化してコスト高になる問題がある。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。また、本願は新規な構成を開示しており、これらの新規な発明も従来技術の改良として独立した発明たり得るものである。
本願発明は幾つかの側面を有している。一つは株間変更装置の配置に係るもので、この発明は、請求項1のとおり、左右の前輪と左右の後輪とで支持された走行機体と、前記走行機体の後ろに配置された苗植装置とを有しており、前記走行機体には、エンジンとミッションケースとが、エンジンが後ろでミッションケースが前になるように配置されており、かつ、前記走行機体の走行速度と前記苗植装置による苗植付け速度との比率を変えるギアが内蔵された株間ケースを、平面視でエンジンの左側方又は右側方に配置している。
本願発明は株間ケースの取り付け構造にも特徴を有しており、これを請求項2で特定している。すなわちこの発明は、請求項1において、前記左右の後輪は左右方向に一連に延びるリアアクスルケースで回転自在に支持され、かつ、前記リアアクスルケースとミッションケースとをジョイント部材で連結することによって前記ミッションケースとリアアクスルケースとを走行機体の構造材に兼用させており、更に、前記株間ケースは、リアアクスルケース又はジョイント部材若しくは両方にブラケットを介して取り付けられている。
本願発明は動力伝達系統にも特徴を有しており、これを請求項3で特定している。すなわちこの発明は、請求項1又は2において、前記ミッションケースから株間ケースに動力を伝達する1本の作業動力軸と後輪を駆動する1本の後輪ドライブ軸とが、平面視においてミッションケースの左右両側に振り分けた状態で配置されている。なお、請求項2,3の発明は請求項1に従属しない独立した発明たり得る。
本願発明のように株間変更装置をエンジンの左側方又は右側方に配置すると(すなわち、エンジンと株間変更装置とを平面視で左右方向に並べて配置すると)、エンジンの位置を従来と同じと仮定した場合に走行機体の全長を短かくすること(コンパクト化すること)が可能になる。
また、ミッションケースから出力された動力は作業動力軸等の軸を介して苗植装置に伝達されるもので、軸のねじれに起因して植付けタイミングがずれる現象が発生しており、これは植付け速度(或いは走行速度)が速くなるほど顕著に顕れるが、ミッションケースとエンジンとの位置が従来と同じ位置にあると仮定した場合、本願発明では、作業動力軸を短くできることにより、作業動力軸のねじれを抑制して植付けタイミングのずれを抑制することが可能になる。
また、株間ケースはギア群を内蔵しているという機能を果たすため頑丈な構造になっており、この頑丈な構造の株間ケースがエンジンの横に配置されていることで株間ケースにエンジンのガード機能を発揮させ得る利点もある。
さて、ミッションケースもリアアクスルケースも内部にはギア群が内蔵されているため頑丈な構造になっている。請求項2では頑丈な構造のミッションケースとリアアクスルケースとを走行機体の構造材(他の部材を支持する強度メンバー)として機能させることができるため、田植機全体として構造の簡素化に貢献できる。そして、請求項2では走行機体の構造材として機能するリアアクスルケースやジョイント部材を株間ケースの取り付け部材に兼用しているため、それだけ構造を簡素化できる。また、リアアクスルケース及びジョイント部材とも高精度で加工できるため、株間ケースの位置決めを高い精度で行うことができる利点もある。
後輪ドライブ軸を1本にしてこれで左右の後輪を駆動すると、それだけ構造が簡単になる利点がある。そして、後輪ドライブ軸を1本にしたタイプで特許文献1のように後輪ドライブ軸をミッションケースの後端面から突出させると、後輪ドライブ軸と株間変更装置に動力伝達する作業動力軸とがかなり近づくため、ミッションケースの内部での部材配置のバランスが悪くなったり、設計が面倒になったり、組み立て作業が面倒になったりする虞があるが、請求項3のように作業動力軸と後輪ドライブ軸とをミッションケースの左右両側に振り分けて配置すると、ミッションケースの内部での動力伝達部材をバランス良く配置できる利点や、重量バランスが良くなる利点、或いは、組み立て性が良くなるといった利点がある。
田植機の全体側面図である。 田植機の平面図である。 車体カバーを取り付けた状態での走行機体の斜視図である。 車体カバーを取り外した状態での走行機体の斜視図である。 (A)は骨組み部分の側面図、(B)はミッションケースとフロントフレームとの関係を示す斜視図である。 エンジンの支持構造を示す分離斜視図である。 リアアクスルケースの斜視図である。 要部を右方向から見た斜視図である。 要部の右側面図である。 要部の平面図である。 要部の分離斜視図である。 (A)は要部を後ろから見た斜視図、(B)は株間ケースをひっくり返した状態での斜視図である。 株間変更装置の伝動系統図である。 株間変更装置を構成するギア群の斜視図である。 株間変更装置を構成するギア群の左側面図である。 (A)は操作系統を示すための側面図、(B)は株間ケースを下方から見た図である。 株間ケースを中心にした部分の斜視図である。 操作系統を右後ろから見た斜視図である。 操作系統を左後ろから見た斜視図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する(なお、乗用型田植機は単に「田植機」と略す)。以下の説明では、方向を特定するために「前後」「左右」の文言を使用するが、これらの文言は、特に断らない限り、前進方向を向いて着座した運転者の向きを基準にしている。
(1).田植機の概要
まず、田植機の概要を説明する。図1,2に示すように、田植機は主要要素として走行機体1と苗植装置2とを有しており、走行機体1は左右の前輪3と後輪4を有する。苗植装置2は苗マットから植付け爪で1株ずつ掻き取る方式であり、植付け爪はロータリーケースに一対取り付けている。また、苗台や送り装置等の多くの部材から成っているが、苗植装置の構成自体は本願発明と直接の関連はないので説明は省略する。
走行機体1は、運転者が腰掛ける背もたれ付き座席5とその前方に配置された操縦ハンドル6とを有している。座席5と操縦ハンドル6は走行機体1の左右中間位置に配置されている。座席5の後ろには施肥装置7を設けている。図3に示すように、走行機体1のうち人が載る部分は車体カバー8で覆われている。
例えば図4から理解できるように、走行機体1は、前後方向に延びる左右のサイドフレーム9と、左右のサイドフレーム9をその前端寄り部位において連結したフロントフレーム10と、左右サイドフレーム9の後端に連結された左右長手のリアフレーム11とを有している。これらサイドフレーム9とフロントフレーム10とリアフレーム11とにより、走行機体1の中核を成す車体フレーム(シャーシ)が構成されている。
サイドフレーム9は、ほぼ前後中間部を境にして略前半部は略水平姿勢になって後半部は後傾姿勢となるように屈曲している。すなわち、サイドフレーム9の後半部は、後ろに行くほど高さが高くなる傾斜部9aになっている。
例えば図1に示すように、、側面視でサイドフレーム9における傾斜部9aの下方に位置した部位には、エンジン12がクランク軸を左右横長にした姿勢で配置されており、エンジン12の手前でかつサイドフレーム9の水平状部の下方位置には、変速装置を構成するミッションケース13が配置されている。敢えて述べるまでもないが、ミッションケース13にギア群やクラッチ、ブレーキ等の変速伝動要素が内蔵されている。
エンジン12のクランク軸(出力軸)は左側に露出している一方、ミッションケース13の左側面には静油圧式無段変速機(HST)14が取り付けられており、エンジン12の動力はベルト15で(HST)14に送られる。エンジン12はシリンダボアが鉛直線に対して後傾した姿勢になっており、傾斜角度は概ねサイドフレーム9における傾斜部9aの傾斜角度と同じである。
ミッションケース16の前部の左右側面にはフロントアクスル装置16が取り付けられており、フロントアクスル装置16で前輪3が回転自在に支持されている。座席5は、走行機体1のほぼ左右中間部の位置でかつ側面視では概ねサイドフレーム9における傾斜部9aの前半部の上方に位置している。座席5とエンジン12との間には空間が空いており、この空間に燃料タンク18を配置している。
エンジン12の後方下部にはリアアクスルケース19が配置されており、リアアクスルケース19から左右に突出した後ろ車軸に後輪4を相対回転不能に固定している。図5に示すように、リアアクスルケース19は、左右長手の基部19aから左右の後ろ向き張り出し部19bを突設した形態であり、後ろ車軸は後ろ向き張り出し部19bに設けている。また、左右の後ろ向き張り出し部19bにはそれぞれブラケットを介してリア支柱22が固定されており、リア支柱22をリアフレーム11に固定している。リア支柱22は側面視で若干前傾している。
図1及び図3に示すように、走行機体1の後端にはトップリンク23とロアリンク24とから成るリンク機構が連結されており、両リンク23,24の後端に連結したヒッチ25に苗植装置2が連結されている。トップリンク23はリアフレーム11に上下回動自在に連結され、ロアリンク24はリア支柱22に上下回動自在に連結されている。リンク機構は油圧シリンダ(昇降シリンダ)26で上下回動し、これによって苗植装置が昇降する。油圧シリンダ26の一端(基端)はリアフレーム11に回動自在に連結されており、油圧シリンダ26の他端(ピストンロッドの先端)はロアリンク24に連結されている。
エンジン12は側面視でリア支柱22に近接した状態に配置されており、側面視で後傾していることにより、図10に示すように平面視でリアアクスルケース19と部分的に重なることが可能になっている。従って、走行機体1の全長をできるだけ短かくでき、その結果、コンパクト化できると共に、最小旋回半径をできるだけ小さくして走行性能も向上できる。
そして、従来はエンジン12の後ろに油圧シリンダ26を配置していたためエンジン12とリアアクスルケース19との間に大きな間隔が空き、このため走行機体1が長くなる不具合が懸念されていたが、本実施形態のように油圧シリンダ26の一端をリアフレーム11に連結すると、エンジン12は油圧シリンダ26に邪魔されることなくリアアクスルケース19やリア支柱22に近づけることができる。油圧シリンダ26はリア支柱22に連結することも可能である。
図5(B)に示すように、フロントフレーム10にはブラケット27を介してパワーステアリングユニット28が固定されており、このパワーステアリングユニット28とミッションケース13の前端部とがボルトで固定されている。従って、本実施形態ではパワーステアリングユニット28も走行機体1の構造材を兼用している。パワーステアリングユニット28はギア類を内蔵していて頑丈な構造になっているため、構造材としての機能を十分に発揮し得る。
例えば図5(A)に示すように、ミッションケース13の後端部とリアアクスルケース19の前端部とは中空角形のジョイント部材29で連結されている。ミッションケース13のうち後端側のある程度の範囲は左右巾が薄くなった細巾部13aになっており、細巾部13aの下端にホルダー部29aを介してジョイント部材29が固定されている。ホルダー部29aは平面視でコの字形をなしており、これをミッションケース13における細巾部13aの下部に嵌め込んでボルト30で締結している。
例えば図10に示すように、ミッションケース13のうち細巾部13aの付け根箇所の左側は段部13bになっており、この段部13bから前後方向の軸線を有する後輪ドライブ出力軸32が突出している。後輪ドライブ出力軸32には自在継手を介して後輪ドライブ軸33の前端が接続されており、後輪ドライブ軸33の後端はリアアクスルケース19に設けた入力軸(図示せず)に自在継手で連結されている。敢えて述べるまでもないが、前輪3と後輪4とは同期して回転するものであり、このため、後輪ドライブ軸33は前輪を駆動するための軸から分岐した状態で動力が取り出されている。
ジョイント部材29とリアアクスルケース19との固定構造は図7に明瞭に示されている。すなわち、ジョイント部材29の後端面にエンド板34を溶接によって固定し、エンド板34をリアアクスルケース19の基部19aの前面にボルト44で固定している。リアアクスルケース19の基部19aのうちエンド板34が重なる被締結部は手前に突出して前向きに開口した中空構造になっている。
図8〜10に示すように、ミッションケース13の右側面部の後部には横向きに突出した作業動力出力部35を設けており、この作業動力出力部35に作業動力軸36が自在継手を介して接続されている。この作業動力軸36は例えば図8に示す株間変更装置37に接続されている。この点は後述する。
例えば図10に明示するとおり、後輪ドライブ軸33と作業動力軸36とはミッションケース19の細巾部19aを挟んだ左右両側にバランス良く配置されており、このためミッションケース19に後輪ドライブ出力軸32等の部材(軸やギア類)を配置するにおいて、設計が容易になる。本実施形態のように作業動力出力部35を後輪ドライブ出力軸32よりも後ろに配置すると、後輪ドライブ出力軸32と作業動力を取り出すための軸とが互いに干渉することなく前後方向にずれるため、特に好適である。
次に、主に図6を参照してエンジン12の支持構造を説明する。エンジン12は、その前部はジョイント部材29に固定した前部ブラケット38に取り付けられ、その後部は後部ブラケット43を介してリアアクスルケース19に取り付けられている。前部ブラケット38は、ジョイント部材29の側面に固定された左右の足部39と、左右の足部39に防振ゴムを介して差し渡し配置された上部材40とを有しており、エンジン12の下端(正確にはシリンダブロックの下端)に設けた前部フランジ12aが前部防振ゴム42を介して上部材40にボルトで締結されている。
左右の足部39はチャンネル材から成っていて正面視で上に行く程左右間隔が広がっており、そのため左右の足部39が略V形の姿勢を成している。前部ブラケット40とジョイント部材29とで囲われた空間に後輪ドライブ軸33が通っている。エンジン12の後部フランジ12bは後部ブラケット43に固定されており、後部ブラケット43は左右一対ずつの後部防振ゴム44と補助ブラケット45とを介してリアアクスルケース19の基部19aにボルトで固定されている。
(3).株間変更装置の取り付け構造
次に、株間変更装置37を説明する。まず、主として図11〜図12に基づいて外観と取り付け構造と内部機構とを説明する。株間変更装置37は鋳物から成る株間ケース47を有しており、株間ケース47の内部にギア等の部材が配置されている。株間ケース47は概ね前後2個のパーツを重ね固定して中空状に形成されており、入力軸48が前向き突出し、出力軸(PTO軸)49が後ろ向きに突出し、施肥駆動軸50が上向きに突出している。また、前面には第1操作軸51と第2操作軸52とが上下に離反して配置されており、上面からはクラッチ操作軸53が突出している。
図12(B)は株間ケース47をひっくり返した状態の図であるが、この図から容易に理解できるように、株間ケース47の下端には下向きに突出したリブ状の下締結部54を設けており、この下締結部54にタップ穴55を設けている。そして、図11に示すように、ジョイント部材29の後端に固定されたエンド板34に右向きの張り出し部34aを形成し、張り出し部34aを株間ケース47の下締結部54に前から重ねてボルト56で締結している。図7から理解できるように、エンド板34の下端に張り出し部34aまで広がる水平片34bを設けており、このため頑丈な構造になっている。
また、株間ケース47の後部に設けた横向きボス57に側面視L形のリアブラケット58を横向きボルト59で固定しており、リアブラケット58の水平片をリアアクスルケース19に縦向きボルト60で固定している。リアアクスルケース19にはリアブラケット58を支持する上向きボス体61を設けている。出力軸49の真下に配置している。また、図12(B)から明瞭に把握できるように、株間ケース47のうちリアブラケット58が取り付いている部分は後ろ向きに突出した膨出部になっている。
例えば図10に明示するように、株間ケース47は平面視でエンジン12の右側方に位置しており、また、図9に示すように、側面視ではエンジン12と部分的に重なる高さ位置に設定されている。そして、既述のとおり本実施形態では苗植装置2を昇降させる油圧シリンダ26をリアフレーム11に連結したことでエンジン12はリア支柱22に寄るようにできるだけ後ろに配置することができ、これによって走行機体1のコンパクト化が可能になるが、この状態で株間ケース47をエンジン12の右側方(右横)に配置しているため、走行機体1のコンパクト化を阻害することなく株間ケース47を配置できる。
また、株間ケース47は、その下部はエンド板34を介してリアアクスルケース19及びジョイント部材29に固定されて、後端部はリアブラケット58を介してリアアクスルケース19に固定されているが、リアアクスルケース19は鋳造品であってエンジン12及びリアブラケット58を正確に位置決めした状態に締結できるため、結果として、株間ケース47も高い精度で位置決めされた状態に配置できる。
本実施形態では、株間ケース47は、エンド板34に対する取り付け面は側面視で鉛直姿勢であるのに対して、リアブラケット58に対する取り付け面は側面視で水平姿勢になっており、両取り付け面が側面視で直交している。このため、少ない本数のボルト56,60による締結でありながら高い締結強度を確保できる利点がある。また、本実施形態のようにリアブラケット58を出力軸49に近接して設けると、出力軸49に作用した抵抗によって株間ケース47に大きな外力が作用してもしっかりと保持できる。
(4).株間ケースの内部構造
次に、図13〜図15を参照して株間ケース47の内部構造(伝動系統)を説明する。図13に示すように、入力軸48には同径・同歯数の第1ギア63と第2ギア74とが固定されている。入力軸48と出力軸49とは同心に配置されている。入力軸48には筒型の中間軸65が相対回転可能に嵌まっており、中間軸65に第3ギア66と第4ギア67とがスプライン嵌合等によってスライド可能で相対回転不能に嵌まっている。また、第3ギア66は第1ギア63及び第2ギア64とほぼ同径・同歯数に設定されている。中間軸65には第1不等速ギア68が相対回転自在でスライド可能に嵌まっている。
出力軸49にはカム式のメインメインクラッチ69を設けている。メインクラッチ69は固定パーツ69aとスライドパーツ69bとから成っており、スライドパーツ69bはクラッチばねで固定パーツ69aに向けて付勢されている。スライドパーツ69bがクラッチばねに抗して固定パーツ69aから離反すると入力軸48から出力軸49への動力伝達は遮断される。路上走行時や植付け作業での旋回時等にはメインクラッチ69が切れる。クラッチ69の切り操作はクラッチ操作軸53を下降させることで行われる。
株間ケース47の内部には入力軸48及び出力軸49と平行に延びるアイドル軸70が回転自在に軸支されており、このアイドル軸70に第1ギア63又は第2ギア64に噛み合い得る第5ギア71がスプライン嵌合等によってスライド可能・相対回転不能に嵌まっている。第5ギア70は第1ギア63又は第2ギア64の2倍程度の歯数であり、第1ギア63に噛合した第1ポジションと、第2ギア63に噛合した第2ポジションと、第1及び第2のギア63,64から離反している中立ポジションとを選択できる。
アイドル軸70には、第3ギア66に噛合し得る第6ギア72、第4ギア67に噛合し得る第7ギア73と、第1不等速ギア68と常に噛合している第2不等速ギア74が固定されている。第6ギア72は第3ギア66よりも大径で歯数も多く、また、第7ギア73は第4ギア67よりも大径で歯数も多い。第6ギア72は第7ギア73より大径で歯数も多くなっている。第1不等速ギア68と第2不等速ギア73とは楕円のような非円形のプロフィールであり、両者は非円形であるという特殊性から常に噛み合っている。
第4ギア67と第1不等速ギア68とには互いに噛み合い得る副クラッチ75を設けている。第4ギア67と第7ギア73とが噛み合い、更に噛み合いが外れるところまでスライドさせると副クラッチ75は入りになる。
株間ケース47の上部には、入力軸48及び出力軸49と平行に延びる施肥用回転軸76を回転自在に配置されており、この施肥用回転軸76に、第1ギア63と噛合する第8ギア77が相対回転自在に嵌まっていると共に、施肥用クラッチ78を設けている。施肥用クラッチ78は第9ギア77に固定された固定側パーツ78aと、施肥用回転軸76にスプライン嵌合等でスライド自在で相対回転不能に嵌まったスライドパーツ78bとから成っており、スライドパーツ78bがばねで固定パーツ78aに向けて付勢されている。施肥用回転軸76は施肥駆動軸50とには互いに噛み合うベベルギア79の対を設けている。
図13では、入力軸48から出力軸49に動力伝達されないニュートラル状態を示している。
ギア63,64,71によって高速と低速の2段の切り換えが行われ、ギア66,67,68,72,73,74によって3段階の切り換えが行われる。ギア72,66,65の順の動力伝達で密植等速回転となり、ギア73,67,65の動力伝達で中間植等速回転となり、ギア74,68,75,65の動力伝達で疎植不等速回転になる。ギア63,71,70の順の動力伝達で高速回転し、ギア64,71,70の順の動力伝達で低速回転する。
苗植装置2の植付け爪は、圃場に入るときにの速度は遅くて圃場から逃げるときの速度は速くせねばならないというように速度に緩急をつける必要があり、そこで、ロータリーケースに内蔵したギアの形状を工夫することで、出力軸49の等速回転によって植付け爪の不等速運動を可能ならしめているが、単位走行速度に対する植付けサイクルがある程度以上に遅くなる(疎植状態になる)と、伝動系統にある軸にねじりが蓄えられることで植付けタイミングがずれる傾向があり、そこで、出力軸49に予め若干の不等速回転を付与しておくことで植付けタイミングのずれを防止している。
(5).株間変更装置の操作態様
次に、前記した第1操作軸51,第2操作軸52とクラッチ操作軸53との操作態様を主として図16〜図19に基づいて説明する。例えば図16,17に示すように、株間ケース47の手前箇所にはレバーブラケット81が配置されている。レバーブラケット81は上向きの側板81aを有する正面視L形の形態であり、その下端には下向き片81b(図16(B)参照)を設け、下向き片81bを株間ケース47の前面にボルト82で固定している。
レバーブラケット81には、第1操作軸51を操作する第1レバー83と第2操作軸52を操作する第2レバー84とがピン85で略水平回動するようるに連結されている。第1レバー83は基部がコの字形になっていて下端部が長く延びており、長く延びる部分の先端はレバーブラケット81の側板81aに空けた第1長穴86から外向きに突出している。先端には指当て83aを装着している。図19(B)から明瞭に把握できるように、第1レバー83はレバーブラケット81から段上がり状して外向きに延びるように屈曲しており、係止部83bを第1操作軸51に形成した切欠き溝87に嵌め込んでいる。このため、第1レバー83を水平回動させて2つのポジションを切り換えることができる。
図17(B)に示すように、第2レバー84もコの字形の形態を成しており、図17や図19に示すように、コの字形の基部は第1レバー83の基部に嵌まり込でおり、このため両レバー83,84は1本のピン85で水平回動可能に連結されている。従って、それだけコンパクト化できると共にコストダウンにも貢献できる。
そして、図17(B)から理解できるように、第2操作軸52には円筒型ブロック体88がナットによって位置調節可能に嵌め込まれており、このブロック体88に設けた上下の頭付きピン88aが、第2レバー84に形成した上下の長穴89に嵌まっている。頭付きピン88aはT形になっており、第2レバー83の長穴89に嵌め込んでから90°回転させて、その姿勢で第2操作軸52に嵌め込んでいる。
第2レバー84の上片は下片よりも長く延びていてレバーブラケット81の側板81aに設けた第2長穴90を貫通している。第2レバー84の先端にも指当て84aを装着している。第2レバー84のうち第2長穴90に嵌まる部分には下向きの係止片84bを設けている一方、第2長穴90の下端縁には係止片84bが嵌脱する3つの係止溝90aを前後方向に沿って飛び飛びに形成している。このため、第2レバー84は(或いは第2操作軸52は)3つのポジションに選択的に保持できる。
上記のとおり、操作軸51,52を操作するためのレバー83,84を株間ケース47に固定されたレバーブラケット81に取り付けているため、株間変更装置37の大部分をユニット化できる。その結果、乗用型田植機の組み立て能率を向上できる。
次に、クラッチ操作軸53の操作態様を説明する。図17〜図18に示すように、株間ケース47の上端部には平面視で後ろ向き開口コの字形の天ブラケット92が固定されており、この天ブラケット92に左右長手の作動軸93を取り付けている。他方、クラッチ操作軸53には環状溝が形成されており、作動軸93に固定した後ろ向きの第1アーム94をクラッチ操作軸53の環状溝に嵌め込んでいる。従って、作動軸93が回転するとクラッチ操作軸53が上昇してメインクラッチ69が入る。なお、図17で第1アーム94はクラッチ操作軸53の上に描いているが、これは第1アーム94の回動姿勢を表示するためであり、実際には第1アーム94はクラッチ操作軸53に嵌合している。
作動軸93には上向きのが板アーム95が固定されており、この第2アーム95に前後長手のロッド96の後端がピンで連結されている(図18,19ではロッド96は第2アーム95から分離して表示している。)。そして、図16(A)に示すように、サイドフレーム9が傾斜し始める部分の上の当たりにレバーパネル97を配置し、レバーパネル97に上端を連結した第3アーム98の下端に操作ロッド96の前端を連結している。第3アーム98の下端にはばね99を介して索導管入りワイヤー99aの一端が連結されており、ワイヤー99aの他端は操縦ハンドル6の近傍に設けたレバーに連結されている。レバーを操作して第3アーム98を介してロッド96が引かれると、クラッチ操作軸53が上昇してメインクラッチ100が入る。作動軸53にはトーション式のねじりばね100がは嵌め込まれており、作動軸53をクラッチ切り方向に付勢している。
図19に示すように、株間ケース47のうち天ブラケット92よりも少し手前の部位には施肥クラッチ操作軸102が突出しており、この施肥クラッチ操作軸102に固定した第4アーム103と作動軸53に固定した第2アーム95とを線材104で連結している。従って、メインクラッチ69と施肥用クラッチ78とは一緒に入り切りされる。株間変更のためのレバー83,84は頻繁に操作するものではないためた、人や物が触れて誤って動くことがないように車体カバー8で覆われている。
(6).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、株間ケースはリアアクスルケースやジョイント部材に直接固定することも可能である。
本願発明は乗用型農作業機に実施できるものであり、従って、産業上利用できる。
1 走行機体
2 作業装置の一例としての苗植装置
3 前輪
4 後輪
5 座席
12 エンジン
13 ミッションケース
29 ジョイント部材
33 後輪ドライブ軸
34 ブラケットの一例としてのエンド板
36 作業動力軸
37 株間変更装置
47 株間ケース
48 株間変更装置の入力軸
49 株間変更装置の出力軸
50 施肥駆動軸
58 リアブラケット

Claims (3)

  1. 左右の前輪と左右の後輪とで支持された走行機体と、前記走行機体の後ろに配置された苗植装置とを有しており、前記走行機体には、エンジンとミッションケースとが、エンジンが後ろでミッションケースが前になるように配置されており、かつ、前記走行機体の走行速度と前記苗植装置による苗植付け速度との比率を変えるギアが内蔵された株間ケースを、平面視でエンジンの左側方又は右側方に配置している、
    乗用型田植機。
  2. 前記左右の後輪は左右方向に一連に延びるリアアクスルケースで回転自在に支持され、かつ、前記リアアクスルケースとミッションケースとをジョイント部材で連結することによって前記ミッションケースとリアアクスルケースとを走行機体の構造材に兼用させており、更に、前記株間ケースは、リアアクスルケース又はジョイント部材若しくは両方にブラケットを介して取り付けられている、
    請求項1に記載した乗用型田植機。
  3. 前記ミッションケースから株間ケースに動力を伝達する1本の作業動力軸と後輪を駆動する1本のドライブ軸とが、平面視においてミッションケースの左右両側に振り分けた状態で配置されている、
    請求項1又は2に記載した乗用型田植機。
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