JP5889147B2 - 作業機 - Google Patents

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本発明は、運転座席より前側にボンネットが配置され、このボンネットの後方にメータパネル部が配置され、前記ボンネットにエンジンとラジエータとエアークリーナとが収容されている作業機に関する。
上記のように構成された作業機として特許文献1には、ボンネットの内部にエンジンが配置されると共に、このエンジンに側部にラジエータが配置され、エンジンの前方位置にエアークリーナを配置した構成が記載されている。
また、特許文献2には、ボンネットの内部にエンジンが配置されると共に、このエンジンに側部にラジエータが配置され、エンジンの上方に横長姿勢でエアークリーナを配置した構成が記載されている。
特開2001‐10359号公報 特開2008‐87489号公報
ボンネットの内部にエンジンと、ラジエータと、エアークリーナとを配置する構成では、エンジンは機体フレームに対してマウントにより支持され、このエンジンの近傍位置にラジエータと、エアークリーナとが配置される。ラジエータやエアークリーナは振動が抑制されるように支持する必要がある反面、従来からの作業機では、専用のブラケットや支持部材を用いており、このような構成では、部品点数の増大を招いていた。
また、ボンネットは開閉自在に支持する必要があるため、開閉を可能にするステー等の部品数の低減が望まれ、ボンネットの後方に配置されるメータパネル部を支持するフレーム等の部品数の低減も望まれている。
このように、部品点数が多い場合には、コスト上昇を招くだけではなく、組み立て工程が複雑になり組み立てに手間が掛かることから改善の余地がある。
本発明の目的は、ボンネットに収容されるラジエータやエアークリーナ等を少ない部品数で簡素に組み立て得る作業機を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、運転座席より前側にボンネットが配置され、このボンネットの後方にメータパネル部が配置され、前記ボンネットにエンジンとラジエータとエアークリーナとが収容され、前記運転座席の前方に配置されるステアリングホイールを支持する縦向き姿勢のポストフレームの上部位置に、前記ボンネットの内部に配置され且つ横長姿勢となる支持フレームが設けられて、前記支持フレームに、前記メータパネル部と、前記エアークリーナと、前記ラジエータとが支持されると共に、前記ボンネットを横向き姿勢の揺動軸芯を中心にして揺動開閉自在に支持するためのヒンジ部が前記支持フレームに備えられている点にある。
この構成によると、支持フレームに、メータパネル部と、ラジエータと、エアークリーナとが支持されると共に、ボンネットを、揺動軸芯を中心に揺動開閉自在に支持するヒンジ部が支持されるため、部品数の低減が可能となり、組み立ての手間も掛からないものにできる。
従って、ボンネットに収容されるラジエータやエアークリーナ等を少ない部品数で簡素に組み立て得る作業機が構成された。
さらに、ポストフレームの上部位置に支持フレームを設けるので、この支持フレームをボンネット内の高い位置に配置するための専用のフレームを必要としない。
本発明は、前記支持フレームに備えた保持部材に前記エアークリーナが支持され、前記支持フレームに備えた連結部材に前記ラジエータの上端が支持され、前記支持フレームのパネル支持部材に前記メータパネル部が支持され、前記支持フレームの両端部に設けた左右のヒンジ支持部材に前記ヒンジ部を構成するヒンジブラケットが支持されても良い。
これによると、ポストフレームの上部位置に支持フレームを設けるため、この支持フレームに備えた保持部材を介して高い位置にエアークリーナを支持できる。支持フレームに備えた連結部材をラジエータの上端に支持することで、ラジエータの上部の振動を抑制できる。更に、支持フレームのパネル支持部材を備えることでメータパネル部を高い位置に支持でき、支持フレームの両端部に設けた左右のヒンジ支持部材を介してボンネットのヒンジ部を支持することにより高い位置の軸芯を中心にしてボンネットの開閉が実現する。
本発明は、前記ボンネットの左右何れかから吸入した外気により冷却を行うために、前記ラジエータが、前記エンジンの左右何れかの側部に配置され、前記エアークリーナの吸気口を、前記ラジエータの後端より後方側に配置しても良い。
これによると、ラジエータの後端より後方側にエアークリーナの吸気口を配置することにより、ラジエータの後端の開いた空間の空気の吸気が可能となる。
田植機の全体を示す側面図である。 田植機の全体を示す平面図である。 ボンネットの内部構成を示す側面図である。 ボンネットの内部構成を示す平面図である。 支持フレームとこれに付属する部材とを示す分解斜視図である。 ポストフレームと支持フレームとを示す正面図である。 ポストフレームと支持フレームとを示す側面図である。 主変速レバーの作動構成を示す側面図である。 ガイドプレートと検知アームとを示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔田植機の全体構成〕
図1、図2に示すように、左右一対の前車輪1と左右一対の後車輪2とを備えた走行機体Aの中央の運転部に運転座席3を備えると共に、走行機体Aの後端に油圧シリンダ4の作動により昇降作動するリンク機構Lを介して昇降自在に苗植付装置Bを備えて作業機の一例としての乗用型の田植機が構成されている。尚、本発明は、田植機以外に農用のトラクタや、施肥専用の作業機や、播種専用の作業機等に適用できる。
走行機体Aには、前後方向に延びる機体フレームAfを備えており、この機体フレームAfの前部位置にエンジン5と、このエンジン5の駆動力がベルト伝動機構Tを介して伝えられる静油圧式の無段変速装置6と、この無段変速装置6に連結するミッションケース7とが支持されている。
機体フレームAfの後部位置には左右の後車輪2に走行駆動力を伝える後車軸ケース8を備えている。ミッションケース7は左右の前車輪1に対して直接的に駆動力を伝えると共に、後車軸ケース8に対して走行駆動力を伝える。また、走行機体Aの後部位置にはミッションケース7の駆動力を苗植付装置Bに伝える外部出力軸9を備えている。
苗植付装置Bは、複数の整地フロート12と、マット状苗を載置する苗載台13とを備えると共に、外部出力軸9からの駆動力が伝えられる植付伝動ケース14と、この植付伝動ケース14からの駆動力で駆動される複数の植付機構15とを備えている。
この苗植付装置Bは、外部出力軸9から伝えられる駆動力を複数の植付機構15に伝えて作動させると共に、苗載台13を往復作動させる。これにより、苗載台13に載置されるマット状苗の下端から植付機構15が苗を連続的に切り出して圃場面に植え付ける作動が行われる。
走行機体Aの前部には、エンジン5等を収容するボンネット21を配置しており、このボンネット21の両側部から運転座席3の下方位置に亘ってステップ22が形成されている。このステップ22は、走行機体Aの前方位置から作業者の乗降を可能にするように平坦に形成されている。運転座席3の前方位置には前車輪1を操向操作するステアリングホイール23を備え、このステアリングホイール23の左側に主変速レバー24を備えている。運転座席3の右側部に昇降レバー25を備え、ステップ22の右側部には走行速度を抑制するブレーキペダル26を備えている。
主変速レバー24は、前後方向への操作により無段変速装置6を変速操作して前進速度と後進速度を無段階に変速する。昇降レバー25は苗植付装置Bの油圧シリンダ4への作動油を制御する昇降制御弁(図示せず)を操作すると共に、ミッションケース7に内蔵された植付クラッチC(図8を参照)を操作する。つまり、昇降レバー25の操作で苗植付装置Bを上昇させた場合には植付クラッチCを切り操作することにより苗植付装置Bの作動を停止させ、昇降レバー25の操作で苗植付装置Bを下降させた場合には、植付クラッチCを入り操作して苗植付装置Bを作動させる。尚、植付クラッチCが入り状態にある状況で、走行機体Aの走行に同期した駆動速度の駆動力を外部出力軸9から植付伝動ケース14に伝えて植付作動を行わせる。
〔ボンネット〕
図3、図4に示すように、ボンネット21は、横向き姿勢の揺動軸芯Xを中心にした揺動により、前端側を上方に跳ね上げる形態で開放するように構成されている。このボンネット21の後方位置には、機体フレームAfに固定されるパネルボード31(メータパネル部の一例)を備えている。尚、パネルボード31は、図5〜図7に示す支持フレーム42に対しても着脱自在に支持されている。
パネルボード31の上面前部にはメータパネル33が備えられ、このパネルボード31の後部位置にはステアリングホイール23のポストフレーム44が上下に貫通する状態で配置されている。このポストフレーム44には、ステアリング軸23Aが同軸芯で回転自在に収容されている。更に、パネルボード31の上面の左側に前述した主変速レバー24が上下に貫通する状態で配置されている。
ボンネット21の内部の中央位置には、前述したエンジン5がクランクシャフトの回転軸芯を横向き姿勢に設定して配置され、このエンジン5は、機体フレームAfに対してマウント5Mを介して支持されている。エンジン5の左側面には前述したベルト伝動機構Tに動力を伝える出力プーリ5Pを備えている。このエンジン5は水冷型であり、このエンジンの右側部にラジエータ35を配置し、このエンジン5の上方後方位置にエアークリーナ38を配置している。
ラジエータ35は、一対のゴムマウント35Mを介して機体フレームAfに支持され、このラジエータ35のエンジン側にはラジエータファン36を備えている。また、機体フレームAfに一対のブラケット34を固設し、このブラケット34に穿設された嵌合孔34Aに対してゴムマウント35Mを嵌め込むと共に、ラジエータ35の下面から下方に突出した係合軸35Aをゴムマウント35Mの中央の係合孔に挿入することでラジエータ35の下部が支持されている。
このようなラジエータ35の配置から、ボンネット21の右側方から冷却風をラジエータファン36で吸引し、ラジエータ35を通過した冷却風をエンジン5の方向に送るように構成されている。また、エンジン5のウォータジェケットに貯留された冷却水は、ウォータホース37を介してラジエータ35に送られ、エンジン5に戻される。
エアークリーナ38は、全体が筒状に形成され、この筒状物の軸芯が走行機体の左右方向に設定されている。エアークリーナ38には吸気ホース39と供給ホース40とが接続しており、吸気ホース39の吸気側の開口をボンネット内でラジエータ35の後部位置に配置し、供給ホース40の送り出し側の端部をエンジン5の吸気部に接続している。これにより、ラジエータ35の後部位置の空間の空気を吸気ホース39で吸引し、エアークリーナ38で清浄化した空気を、供給ホース40でエンジン5の吸気系に供給する。
特に、吸気ホース39の吸気口39Aを、エンジン5から離間する位置となるラジエータ35の後方で、ボンネット21の外方に向けて開口するように、吸気口39Aの開口方向を設定している。これにより、エンジン5の外面で加熱された空気が吸気口39Aから吸引される不都合を解消し、この吸気口39Aに対して低温の空気を吸引し、エンジン5の燃焼効率を悪化させないようにしている。
この田植機では、ボンネット21の内部に配置される横長姿勢の支持フレーム42に対して、ラジエータ35の上部と、エアークリーナ38と、パネルボード31とが支持されると共に、ボンネット21を開閉する左右のヒンジ部Hが支持されている。
つまり、エンジン5の後方でミッションケース7の上面にはパワーステアリングユニット43が配置され、このパワーステアリングユニット43の上面に対してフランジ部材44Aを介して筒状のポストフレーム44の下端が連結している。ポストフレーム44の内部には同軸芯でステアリングホイール23と一体回転するステアリング軸23Aが挿通している。ポストフレーム44の上部位置に対して連結ユニットKを介して横長姿勢となる支持フレーム42が連結している。尚、フランジ部材44Aには、支持ロッド44Bを備え、この支持ロッド44Bに対して後述するリンクユニット69(図8を参照)の一部が揺動自在に支持される。
連結ユニットKは、ポストフレーム44に支持フレーム42に溶接固定された中間ブラケット45と、この中間ブラケット45の一方の端部に連結するレバー支持フレーム61と、ポストフレーム44に連結する中間ロッド55とで構成されている。そして、レバー支持フレーム61と中間ロッド55とに支持フレーム42を溶接固定することにより、ポストフレーム44に対して支持フレーム42が支持される。
図3〜図6に示すように、支持フレーム42の左右の両端部には、折り曲げ加工により支持フレーム42の中央部と平行姿勢となる端部支持面42Aと、走行機体Aの前後方向に沿う姿勢となる端部連結面42Bとが一体的に形成されている。
支持フレーム42の左右の端部支持面42Aに備えたパネル支持部材46に対してパネルボード31がビス等を介して着脱自在に支持されている。また、支持フレーム42の左右の端部連結面42Bに対して前方に突出する形態のヒンジ支持部材47がボルト等により締結固定されている。このヒンジ支持部材47の突出端部に揺動軸芯Xと同軸芯に備えた揺動軸48に対して揺動自在にヒンジブラケット49を備え、このヒンジブラケット49の先端に対してビス等を介して着脱自在にボンネット21が支持されている。このヒンジ支持部材47と、揺動軸48と、ヒンジブラケット49とでヒンジ部Hが構成されている。
支持フレーム42の左右方向での中央位置には円弧状の保持部材51が備えられ、この保持部材51に連結するベルト状部材51Aで締め付ける状態でエアークリーナ38が着脱自在に支持されている。また、支持フレーム42の右側の端部には、前方に突出する連結部材52の基端部分がボルト等により締結固定され、この連結部材52の突出端にラジエータ35の上面が支持されている。
特に、連結部材52はプレート状であり、突出端に保持孔52Aが形成されている。また、ラジエータ35の上面の後端側には上方に突出する嵌合軸35Bが形成され、この嵌合軸35Bが挿通するゴムホルダ35Hを連結部材52の保持孔52Aに嵌め込むことにより、連結部材52により上方から押圧する形態でラジエータ35の上部が支持されている。
このような構成から、支持フレーム42に対して、ラジエータ35の上端が支持されることにより、ラジエータ35の姿勢を安定させ振動が抑制される。支持フレーム42の長さ方向の中央位置にエアークリーナ38を支持することにより強固な支持が可能となる。ボンネット21の姿勢を安定させて開閉するためには、左右のヒンジ部Hの間隔を広くすることが必要となるが、横長姿勢の支持フレーム42を用いることにより、左右のヒンジ部Hの間隔を広くして姿勢を乱すことなくボンネット21の開閉を行える。
〔主変速レバーの操作系〕
図8、図9に示すように、主変速レバー24は、中立位置Nに設定することにより走行を停止し、中立位置Nを基準に前側の前進変速領域Fで前側に操作することにより前進速度を無段階で増大し、中立位置Nを基準に後側の後進変速領域Rで後側に操作することにより後進速度を無段階増大するように無段変速装置6と連係している。
尚、主変速レバー24を前進変速領域Fから後進変速領域Rに操作する場合、あるいは、この逆の操作を行う場合に、直線的な操作を行えないように前進変速領域Fと後進変速領域Rとは段状に食い違う位置関係に形成されている。
ポストフレーム44の左側面に連結したレバー支持フレーム61に対して、横向き姿勢のレバー支軸62により揺動自在にセクタプレート63が支持され、このセクタプレート63に対して前後向き姿勢の切換支軸64により揺動自在に切換ベース65が支持されている。
この切換ベース65に対して主変速レバー24の基端が連結され、この切換ベース65から下方に向けてガイドロッド66が延設され、このガイドロッド66の下端部が挿通するガイドプレート67が備えられている。ガイドプレート67にはガイドロッド66を案内する案内孔67Aが形成され、主変速レバー24を操作した場合には、案内孔67Aに沿ってガイドロッド66が移動することにより、主変速レバー24の作動領域決まる。
セクタプレート63には、このセクタプレート63の揺動量を取り出す作動ロッド68の上端が連結し、この作動ロッド68の下端はリンクユニット69を介して無段変速装置6の速度設定レバー6Aに連結している。また、セクタプレート63の下端縁には複数の凹部を連続して形成した係合部63Aが形成され、この係合部63Aに係脱するデテント機構70がレバー支持フレーム61に備えられている。
図面に詳細は示していないが、セクタプレート63の前進方向への揺動量をエンジン5のアクセル装置に伝えるワイヤ等が接続している。また、ガイドロッド66が後進変速領域Rに沿って変位した場合に、ガイドロッド66の当接により揺動する検知アーム73がガイドプレート67に対してアーム支軸74を介して揺動自在に支持され、この検知アーム73の揺動量をアクセル装置5Aに伝えるワイヤ等が接続している。
この構成から、主変速レバー24を中立位置Nから前進変速領域Fに操作した場合には、ガイドロッド66がガイドプレート67の案内孔67Aに沿って移動することにより主変速レバー24の操作領域が決まる。これと連動して、セクタプレート63の揺動量が作動ロッド68とリンクユニット69とから無段変速装置6の速度設定レバー6Aに伝えられ、無段変速装置6を前進方向に増速する変速が行われる。また、セクタプレート63の揺動量がアクセル操作機構72からアクセル装置5Aに伝えられエンジン5の回転速度の上昇が図られる。これにより、エンジン5の回転速度の増大を行うと共に、走行機体Aの前進が開始される。
これとは逆に、主変速レバー24を中立位置Nから後進変速領域Rに操作した場合には、前述と同様の作動により、エンジン5の回転速度の増大を行うと共に、走行機体Aの後進が開始される。
〔植付クラッチの自動操作機構〕
植付クラッチCは、前述したように苗植付装置Bの下降時には入り操作されるものであるため、走行機体Aを後進させる場合には、必ず切り操作する必要がある。このような切り操作を実現するため、検知アーム73の揺動に連係して植付クラッチCを切り操作する自動操作機構を備えている。
縦向き姿勢の作動軸77の上端に入力アーム78を備え、この作動軸77の下端に出力アーム79を備え、入力アーム78を検知アーム73に連動連結し、出力アーム79を植付クラッチCの操作アームCaに連動連結して自動操作機構が構成されている。
この構成により、主変速レバー24を後進変速領域Rに操作した場合には、自動操作機構により植付クラッチCが切り操作され、苗植付装置Bが作動することはない。
本発明は、ボンネットの内部にエンジンとラジエータとエアークリーナとを収容した作業機に利用することができる。
3 運転座席
5 エンジン
21 ボンネット
23 ステアリングホイール
32 メータパネル部(パネルボード)
35 ラジエータ
38 エアークリーナ
39A 吸気口
42 支持フレーム
44 ポストフレーム
46 パネル支持部材
47 ヒンジ支持部材
49 ヒンジブラケット
51 保持部材
52 連結部材
H ヒンジ部
X 揺動軸芯

Claims (3)

  1. 運転座席より前側にボンネットが配置され、このボンネットの後方にメータパネル部が配置され、前記ボンネットにエンジンとラジエータとエアークリーナとが収容され、
    前記運転座席の前方に配置されるステアリングホイールを支持する縦向き姿勢のポストフレームの上部位置に、前記ボンネットの内部に配置され且つ横長姿勢となる支持フレームが設けられて、
    前記支持フレームに、前記メータパネル部と、前記エアークリーナと、前記ラジエータとが支持されると共に、前記ボンネットを横向き姿勢の揺動軸芯を中心にして揺動開閉自在に支持するためのヒンジ部が前記支持フレームに備えられている作業機。
  2. 前記支持フレームに備えた保持部材に前記エアークリーナが支持され、前記支持フレームに備えた連結部材に前記ラジエータの上端が支持され、前記支持フレームのパネル支持部材に前記メータパネル部が支持され、
    前記支持フレームの両端部に設けた左右のヒンジ支持部材に前記ヒンジ部を構成するヒンジブラケットが支持されている請求項1記載の作業機。
  3. 前記ボンネットの左右何れかから吸入した外気により冷却を行うために、前記ラジエータが、前記エンジンの左右何れかの側部に配置され、前記エアークリーナの吸気口を、前記ラジエータの後端より後方側に配置している請求項1又は2記載の作業機。
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