JP5174075B2 - 乗用型作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用型作業機における走行機体の前部の付近の構造に関する。
運転座席を備えた運転部よりも前方の走行機体の前部にエンジンを配置し、運転座席よりも後方の走行機体の後部に作業機を備えた乗用型作業機において、特許文献1に開示されているように、エンジンの後方にミッションケースを配置して、ミッションケースの横側部に静油圧式無段変速装置を備え、エンジンの出力軸から伝動ベルトを介して静油圧式無段変速装置の入力軸に動力が伝達されるように構成されたものがある。
特開2008−265373号公報(図3)
特許文献1では、エンジンが走行機体の左右中央に配置されているのに対して、ミッションケースの横側部に静油圧式無段変速装置が配置されていることにより、エンジンの出力軸と静油圧式無段変速装置の入力軸とに亘って伝動ベルトを取り付ける場合、エンジンの出力軸を静油圧式無段変速装置の入力軸の位置まで横外方に延ばす必要があり、エンジンの出力軸が長いものになる。
このようにエンジンの出力軸が長いものになると、エンジンの出力軸から静油圧式無段変速装置の入力軸への動力の伝達が不安定になるおそれがある。例えば、伝動ベルトの張力による大きなモーメントがエンジンの出力軸に掛かり、エンジンの振動が大きなものになるおそれがある。
さらに、エンジンが走行機体の左右中央に配置され、エンジンの後方にミッションケースが配置されて、ミッションケースの横側部に静油圧式無段変速装置が配置されているので、走行機体の左右バランスが静油圧式無段変速装置側に偏倚する傾向がある。
本発明は、簡単な構造の改良によって、エンジンの出力軸から静油圧式無段変速装置の入力軸への動力の伝達が安定して行われ、且つ、走行機体の左右バランスも良くなる乗用型作業機の構成を得ることを目的としている。
〔第1発明の構成〕
第1発明は、運転座席を備えた運転部よりも前方の走行機体の前部にエンジンを配置し、前記運転座席よりも後方の走行機体の後部に作業機を備えた乗用型作業機において、次のように構成する。
前記エンジンを走行機体の左右中心線に対して左右一方に偏倚して配置して、前記エンジンの出力軸を前記エンジンの偏倚側に突出させ、
前記エンジンの後方にミッションケースを配置し、前記ミッションケースにおいて前記エンジンの偏倚側の横側部に静油圧式無段変速装置を備え、前記静油圧式無段変速装置の入力軸を前記エンジンの偏倚側に突出させて、前記出力軸から伝動ベルトを介して前記入力軸に動力が伝達されるように構成し、
走行機体の左右中心線に対して前記エンジンの偏倚側とは反対側の左右他方に偏倚した位置で且つ走行機体の前部に、バランスウエイトを備えてある。
〔第1発明の作用効果〕
第1発明によると、ミッションケースの横側部に静油圧式無段変速装置を備えた場合、エンジンを走行機体の左右中心線に対して左右一方(静油圧式無段変速装置側)に偏倚して配置している分だけ、エンジンの出力軸における走行機体の左右方向での位置を、静油圧式無段変速装置の入力軸における走行機体の左右方向での位置に接近させることができるので、エンジンの出力軸と静油圧式無段変速装置の入力軸とにおいて、走行機体の左右方向での位置のズレを小さなものにすることができて、エンジンの出力軸を短いものに構成することができる。
これにより、エンジンの出力軸と静油圧式無段変速装置の入力軸とに亘って伝動ベルトを巻回した場合、伝動ベルトの張力によりエンジンの出力軸に掛かるモーメントが、エンジンの出力軸が短くなった分だけ小さなものとなるので、伝動ベルトの張力によるエンジンの振動を抑えることができて、エンジンの出力軸から静油圧式無段変速装置の入力軸への動力の伝達が安定して行われるようになる。
前述のようにエンジンを走行機体の左右中心線に対して左右一方に偏倚して配置して、静油圧式無段変速装置をミッションケースに対してエンジンの偏倚側に配置すると、走行機体の左右バランスがエンジン及び静油圧式無段変速装置が配置される側に偏る傾向になる。
第1発明によると、走行機体の左右中心線に対してエンジンの偏倚側とは反対側の左右他方に偏倚した位置で且つ走行機体の前部に、バランスウエイトを設けているので、バランスウェイトにより走行機体の左右バランスを走行機体の左右中央に戻すことができる。さらに、走行機体の後部に作業機を備えた乗用型作業機において、走行機体の前後バランスの修正にも、前述のバランスウェイトが寄与する。
〔第2発明の構成〕
第2発明は、第1発明において次のように構成する。
前記エンジンを支持する右及び左の支持フレームを備え、前記右又は左の支持フレームの横外側部分に前記バランスウェイトを取り付けてある。
〔第2発明の作用効果〕
右及び左の支持フレームを備えて、エンジンを右及び左の支持フレームに支持すると、右及び左の支持フレームの間にエンジンが存在して、右及び左の支持フレームの横外側に空間が生じるような状態になる。
第2発明によると、右又は左の支持フレームの横外側の空間を有効に利用して、バランスウェイトを配置しながら、右又は左の支持フレームにバランスウェイトを取り付けることができる。
〔第3発明の構成〕
第3発明は、第2発明において次のように構成する。
前記バランスウェイトの個数を変更可能且つ複数の前記バランスウェイトを上下方向に積み重ねた状態で前記右又は左の支持フレームの横外側部分に取付可能な取付部材を備えてある。
〔第3発明の作用効果〕
第3発明によると、走行機体の左右バランスがエンジン及び静油圧式無段変速装置が配置される側に偏る度合いや、走行機体の前後バランスの度合いに応じて、バランスウェイトの数を変更して、右又は左の支持フレームにバランスウェイトを取り付けることができる。
この場合、複数のバランスウェイトを上下方向に積み重ねるように構成しているので、多くのバランスウェイトを使用しても、バランスウェイトが横外側に大きく出るような状態は生じない。
〔第4発明の構成〕
第4発明は、第1〜第3発明において次のように構成する。
前記エンジンを覆うボンネットの内方側に前記バランスウエイトを備えてある。
〔第4発明の作用効果〕
第4発明によると、エンジンを覆うボンネットの内方側にバランスウエイトを配置することにより、作業者が走行機体の前部の近傍で作業を行う場合に、バランスウェイトが作業者の邪魔になるようなことがない。
エンジンを覆うボンネットの内方側にバランスウエイトを備える場合、第3及び第4発明のように、複数のバランスウェイトを上下方向に積み重ねると、横幅の狭いボンネットの内方側において、無理なく複数のバランスウェイトを右又は左の支持フレームに取り付けることができる。
乗用型田植機の全体側面図である。 乗用型田植機の全体平面図である。 原動部の側面図である。 エンジンとバランスウエイトの搭載構造を示す平面図である。 エンジンとバランスウエイトの搭載構造を示す背面図である。 バランスウエイトの搭載構造を示す平面図である。 (a)(b)は図6のVII−VII断面図である。 ボンネットを開いて燃料タンクを引き出した状態を示す部分側面図である。 燃料タンクの配置を示す正面図である。 別実施の形態のバランスウエイトの配置を示す斜視図である。 別実施の形態のバランスウエイトの配置を示す側面図である。 別実施の形態のバランスウエイトの取付構造を示す正面図である。
図1に本発明に係る乗用型農作業機の一例である乗用型田植機の全体側面図、図2に同平面図が示されている。この乗用型田植機は、操向自在な前輪1及び操向不能な後輪2を備えた四輪駆動型の走行機体3の後部に、油圧シリンダ4で駆動される平行四連リンク構造の昇降リンク機構5を介して苗植付け装置6(作業機に相当)が連結されている。走行機体3の運転部7の運転座席7aの後方箇所に施肥装置8が備えられ、走行機体3の前部にボンネット9で覆われた原動部10が備えられて、原動部10の後方にステアリングハンドル11が備えられており、原動部10の左右横外方に予備苗載せ台12が備えられている。
図3及び図4に示すように、原動部10におけるボンネット9の内部にエンジン15、燃料タンク16及びエンジン付属機器等が収容されており、エンジン15は横軸型の空冷ガソリンエンジンが使用されている。
図3及び図4に示すように、エンジン15の後方にミッションケース17が配置され、ミッションケース17の上部に油圧式のパワーステアリングユニット20及びステアリングハンドル11を軸支したハンドルポスト21が設置されている。ステアリングハンドル11がパワーステアリングユニット20にステアリング軸(図示せず)を介して接続されており、パワーステアリングユニット20に備えられたピットマンアーム(図示せず)が前輪1のステアリング機構(図示せず)に接続されている。
図3及び図4に示すように、ミッションケース17に連結された右及び左の支持フレーム18が前方に延出され、右及び左の支持フレーム18の前部に渡って横フレーム34が連結されている。エンジン15(クランクケース部15a)の前部の下部が、横フレーム34に右及び左の防振ゴム25を介して支持され、エンジン15(クランクケース部15a)の後部の下部が、右及び左の支持フレーム18の内側に取り付けた支持ブラケット23に右及び左の防振ゴム26を介して支持されている。
図3及び図4に示すように、エンジン15はクランクケース部15aの上部に連設したシリンダ部15bが後方に傾斜して構成されている。エンジン15の左右中心線L1(シリンダ部15bの左右中央)が、走行機体3の左右中心線Lに対して走行機体3の左側に位置するように、エンジン15が偏倚して配置されている。エンジン15の出力軸14が走行機体3の左側(エンジン15の偏倚側)の横向きに突出しており、エンジン15の出力軸14に出力プーリー31が取り付けられている。
図3及び図4に示すように、エンジン15の後方においてミッションケース17が走行機体3の左右中心線Lに対して、少し走行機体3の左側に位置するように配置されている(ミッションケース17の偏倚量はエンジン15の偏倚量よりも小さい)。ミッションケース17の左の横側部(エンジン15の偏倚側)に、静油圧式無段変速装置19が連結されて、静油圧式無段変速装置19の入力軸22が走行機体3の左側(エンジン15の偏倚側)の横向きに突出しており、静油圧式無段変速装置19の入力軸22に入力プーリー32が取り付けられ、入力プーリー32の外側部分に冷却ファン43が取り付けられている。
図3及び図4に示すように、エンジン15の出力プーリー31と静油圧式無段変速装置19の入力プーリー32とに亘って、伝動ベルト24が巻回されている。伝動ベルト24に対するテンションプーリー50が、左の支持フレーム18にテンションアーム50aを介して上下揺動自在に支持されており、テンションアーム50aがテンションプーリー50による伝動ベルト24の押圧側に付勢されている。
図3,4,5に示すように、排気管29がエンジン15から走行機体3の左側(エンジン15の偏倚側)に延出され、伝動ベルト24の巻回経路の中を通りステップ13の下側に延出されて、ステップ13の下側に配置されたマフラー30に接続されており、マフラー30の前部の排気口30aが走行機体3の後向きに延出されている。
図4及び図5に示すように、エンジン15の走行機体3の右側には、エンジン15の動力で駆動される冷却ファン27を内装した送風ケース28が備えられ、送風ケース28に吸引された外気が冷却風として、エンジン15のクランクケース部15a及びシリンダ部15bの外周に供給され、次にマフラー30に供給される。静油圧式無段変速装置19において、冷却ファン43により静油圧式無段変速装置19の付近の空気が走行機体3の左の外側に排出される。
これにより、エンジン15の動力が静油圧式無段変速装置19に伝達され、静油圧式無段変速装置19の正転又は逆転の動力が、ミッションケース17の内部の副変速装置(図示せず)により複数段にギヤ変速されて前輪1及び後輪2に伝達される。ミッションケース17の正転の動力がPTO系動力として分岐され、PTO系動力がミッションケース17の内部の株間変速装置(図示せず)により複数段に変速されて、PTO軸51(図1参照)を介して苗植付け装置6に伝達される。
図5,6,7(a)に示すように、右の支持フレーム18の横外側部分の前及び後部に前及び後の支持ブラケット35が固定され、前及び後の支持ブラケット35に3個のバランスウェイト33が上下方向に積み重ねられた状態で載置されている。バランスウェイト33は細長い長方形の形状をしており、バランスウエイト33の前後に切欠き凹部37が形成されている。前及び後の支持ブラケット35に長尺ボルト36(取付部材に相当)が取り付けられて、長尺ボルト36がバランスウエイト33の切欠き凹部37に入り込んでおり、長尺ボルト36の上端部に亘ってフラットバー38(取付部材に相当)が取り付けられて、長尺ボルト36の上端部にナット39が締め付け固定されている。
これによって、長尺ボルト36及びフラットバー38により、3個のバランスウェイト33が上下方向に積み重ねられた状態で、右の支持フレーム18の横外側部分に固定された状態となっており、冷却ファン27の右横外側に所定間隔を隔てて、3個のバランスウェイト33が上下方向に積み重ねられて配置された状態となり、3個のバランスウェイト33の上端がステップ13と同じ位置又はステップ13よりも少し高い位置に位置している。
ステップ13の左右中央部には、エンジン15の上部をステップ13のステップ面13aよりも上側に位置させるための開口13Aが形成されており、この開口13Aの周縁部13Bは上方に折り曲げられて、その外側部分に沿ってボンネット10の下端縁が位置するように構成されている。バランスウェイト33の平面視での形状は、ステップ13の開口13Aのうちの周縁部13Bとエンジン15との間の前後に長い領域に両者との間に所定の隙間を確保しながら配置できる前後に長い長方形状に形成されており、バランスウェイト33の全体形状は、前後に長い角柱状に形成されている。これにより、バランスウェイト33を大きなものに構成しながらも、バランスウェイト33をステップ13の上側から無理なく積み重ねることができる。なお、前及び後の支持ブラケット35等は、前記領域に配置されるバランスウェイト33を安定して支持できるように配備されている。
図4及び図5に示すように、右の支持フレーム18は走行機体3の左右中心線L1に対してエンジン15の偏倚側(左側)とは反対側(右側)の左右他方に偏倚した位置に位置しているので、走行機体3の左右中心線L1に対してエンジン15の偏倚側(左側)とは反対側(右側)の左右他方に偏倚した位置で且つ走行機体3の前部に、バランスウエイト33が備えられた状態となって、エンジン15を覆うボンネット9の内方側にバランスウエイト33が備えられた状態となる。
この場合、図7の(b)に示すように、乗用型田植機の機種や苗植付け装置5の種類に応じて、短い長尺ボルト36に変更して2個のバランスウエイト33を上下方向に積み重ねて配置したり、1個のバランスウエイト33を配置してもよい。
図3及び図9に示すように、ハンドルポスト21の基部に右及び左の支持フレーム48が固定されて前方上方に延出され、右及び左の支持フレーム48に亘ってフレーム49が連結されており、右及び左の支持フレーム48の横軸芯P1周りに、ボンネット9がブラケット9aを介して開閉自在に支持されている。前後方向に伸びるパイプ状のガイド部材40が右及び左の支持フレーム48に連結されて、燃料タンク16に連結された棒状の嵌合部材41がガイド部材40に挿入されており、燃料タンク16がガイド部材40に沿ってスライド移動可能に構成されている。嵌合部材41をガイド部材40に対してピン42で固定することで燃料タンク16をガイド部材40に固定し、ピン42を外すことにより燃料タンク16をガイド部材41に沿って前方に移動させることができる。
これにより、ボンネット9を開位置に操作し、燃料タンク16を前方に移動させることよって、エンジン15のシリンダヘッド部分の保守点検を行うことができる。この場合、図8に示すように、燃料タンク16が前方に移動させている状態では、ボンネット9は燃料タンク16に当たって閉めることができないので、燃料タンク16を前方に移動させて保守点検を行った後、燃料タンク16を元の位置に収納することを忘れたりすることがない。
〔別実施の形態〕
(1)エンジン15の左右中心線L1(シリンダ部15bの左右中央)が、走行機体3の左右中心線Lに対して走行機体3の右側に位置するように、エンジン15を偏倚して配置し、ミッションケース17及び静油圧式無段変速装置19を走行機体3の左右中心線Lに対して走行機体3の右側に位置するように偏倚して配置してもよい。この場合、バランスウエイト33は、走行機体3の左右中心線L1に対してエンジン15の偏倚側(右側)とは反対側(左側)に備えられるのであり、左の支持フレーム18の横外側部分に図5及び図6と同じ構造によって取り付けられる。
(2)前述の主たる実施の形態及び〔別実施の形態〕の(1)において、ミッションケース17の左右中心線が走行機体3の左右中心線Lに位置するように構成してもよい。
(3)前述の主たる実施の形態では、バランスウエイト33をボンネット9の内方側に配置してあるが、別実施の形態として、バランスウエイト33をボンネット9の内部でなく、ボンネット9の左右外方でステップ13の下側に配置してもよい。
(4)図10に示すように、バランスワウェイト33に加えて、走行機体3の前端の左右に着脱自在にバランスウエイト44を備えてもよい。バランスウエイト44の前側部分に牽引フック45を一体成形してあり、例えば深田等に乗用型田植機が沈んだ場合の牽引フック45を使用しての牽引が行い易くなる。
(5)図11及び図12の示すように、バランスウェイト33に加えて、ステップ13の前端よりも一段低い位置に、バランスウエイト46を備えてもよい。バランスウエイト46は、右及び左の支持フレーム18に着脱自在に連結されており、バランスウェイト46に足載せ部47(バランスウェイトとしても機能する)を着脱自在に連結している。足載せ部47の上面には滑り止めを施してあり、走行機体3の前方の乗降が行い易くなる。
本発明は、乗用型田植機以外の乗用型播種機やトラクタなどの乗用型作業機に適用できる。
3 走行機体
5 作業機
7 運転部
7a 運転座席
9 ボンネット
14 エンジンの出力軸
15 エンジン
17 ミッションケース
18 右及び左の支持フレーム
19 静油圧式無段変速装置
22 静油圧式無段変速装置の入力軸
24 伝動ベルト
33 バランスウェイト
36,38 取付部材
L 走行機体の左右中心線

Claims (4)

  1. 運転座席を備えた運転部よりも前方の走行機体の前部にエンジンを配置し、前記運転座席よりも後方の走行機体の後部に作業機を備えた乗用型作業機において、
    前記エンジンを走行機体の左右中心線に対して左右一方に偏倚して配置して、前記エンジンの出力軸を前記エンジンの偏倚側に突出させ、
    前記エンジンの後方にミッションケースを配置し、前記ミッションケースにおいて前記エンジンの偏倚側の横側部に静油圧式無段変速装置を備え、前記静油圧式無段変速装置の入力軸を前記エンジンの偏倚側に突出させて、前記出力軸から伝動ベルトを介して前記入力軸に動力が伝達されるように構成し、
    走行機体の左右中心線に対して前記エンジンの偏倚側とは反対側の左右他方に偏倚した位置で且つ走行機体の前部に、バランスウエイトを備えてある乗用型作業機。
  2. 前記エンジンを支持する右及び左の支持フレームを備え、前記右又は左の支持フレームの横外側部分に前記バランスウェイトを取り付けてある請求項1に記載の乗用型作業機。
  3. 前記バランスウェイトの個数を変更可能且つ複数の前記バランスウェイトを上下方向に積み重ねた状態で前記右又は左の支持フレームの横外側部分に取付可能な取付部材を備えてある請求項2に記載の乗用型作業機。
  4. 前記エンジンを覆うボンネットの内方側に前記バランスウエイトを備えてある請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の乗用型作業機。
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