JP2011059537A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置を通過する転写紙のエッジ部分に対応する位置に、それより大サイズの転写紙にトナー画像を定着させる際に発生するスジ画像や異常画像の発生を防ぐ。
【解決手段】定着部材と加圧部材の少なくとも一方、例えば加圧部材である加圧ローラ1が芯金(基材)11とその表面側に弾性層12を有し、定着部材との間にニップ部を形成し、トナー画像が転写された転写紙をそのニップ部で挟んで通過させて定着させる定着装置において、加圧ローラ1における用紙サイズAとBの転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の弾性層12の部分12a,12bの厚さを他の部分より厚くして、転写紙のエッジ部分に発生する応力集中を緩和させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、画像読取装置とプリンタ等の機能を備えた複合機などの電子写真方式の画像形成装置に関し、特にその定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、像担持体である感光体(ドラム又はベルト)の周囲に帯電、露光、現像、転写、清掃、除電等の各手段を配しており、その感光体の表面を一様に帯電させ、印刷すべき文字等に対応した露光を行うことにより静電潜像を形成させ、それを現像剤であるトナーで現像する。
そのトナー像を感光体から直接、あるいは一旦中間転写ベルトに転写した後、転写紙(用紙)に転写し、その転写紙が定着装置を通過することによってトナー像が転写紙に定着されて印刷を完了する。
定着装置には、加熱される定着部材(定着ローラ、定着スリーブ又はベルト)と加圧部材(一般に加圧ローラ)とが食い込むように当接してニップ部を形成し、トナー像が転写された転写紙をそのニップ部で挟んで加熱及び加圧しながら通紙させて、トナー像を転写紙に定着させる。
その定着部材と加圧部材の少なくとも一方の表面付近は弾性層になっている。そのため、従来の定着装置では、小サイズ転写紙の通紙や縦送り通紙を繰返すと、定着部材と加圧部材の少なくとも一方の表層の転写紙のエッジに対応する部位が荒れ、エッジ跡が発生する。その状態のまま大サイズの転写紙を通紙すると、上記エッジ跡が大サイズの画像に転写されてしまう。
このような問題点を解決するために、特許文献1に記載の定着装置では、定着部材である定着ローラの表面に転接するリフレッシュローラを搭載し、通紙による荒れる定着ローラにリフレッシュローラによって細かい摩擦傷を多数付けることによりその表面状態を均一化して、スジ画像や光沢ムラを改善するようにしている。
また、特許文献2に記載の定着装置では、転写紙の通紙による表面荒れの改善ではないが、定着部材である定着ベルトの表面に生じる接触式温度プローブの接触跡を改善するために、クリーニングローラを当接させることが開示されている
上述した従来技術はいずれも、定着部材の表面に別の部材を当接させて、その表面の荒れを改善したり汚れを除去したりしている。
しかしながら、これらの技術によっては、定着装置に小サイズの転写紙の通紙や縦送り通紙の繰り返しによって、定着部材や加圧部材の表面における転写紙のエッジに対応する部位がスジ状に荒れ、その荒れたスジによって、画像面積の多い画像(大サイズの転写紙)を通紙したときにスジ画像となる問題を、十分に解決することはできない。
上記の問題は、定着部材と加圧部材を食込ませてニップ部を形成する定着装置においては、定着部材及び加圧部材の表面付近における転写紙のエッジ部に相当する位置に応力集中が発生することによって生じる。この応力集中は、転写紙の紙厚が増加するほど顕著になる。そのため、特に定着部材として金属製基材の表面側に弾性層を有する定着ベルトや定着スリーブを使用する定着装置の場合、厚さの厚い転写紙を通紙した時に、その転写紙のエッジ部に相当する位置に発生する応力集中によって、その定着ベルトや定着スリーブの基材が変形あるいは破損し、それによって異常画像が発生する恐れがあるという問題もあった。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、定着部材と加圧部材のニップ部を通過する転写紙のエッジ部分に発生する応力集中を緩和させて、定着部材や加圧部材の表面がスジ状に荒れるのを効果的に防止し、定着ベルトや定着スリーブの基材が変形あるいは破損する恐れもなくし、その結果スジ画像や異常画像の発生を防ぐことを目的とする。
この発明は、定着部材と加圧部材とを備え、該定着部材と加圧部材の少なくとも一方が芯金又は基材とその表面側に弾性層を有し、その定着部材と加圧部材とが食い込むように当接してニップ部を形成し、トナー画像が転写された転写紙を該ニップ部で挟んで通過させることによって該トナー画像を該転写紙に定着させる定着装置において、
上記の目的を達成するため、上記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における、所定サイズの転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の上記弾性層の厚さを他の部分と異ならせたことを特徴とする。
上記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における、複数の異なる所定サイズの転写紙の各エッジ部が通過する位置にそれぞれ対応する位置付近の上記弾性層の厚さを他の部分と異ならせることにより、複数の転写紙サイズに対応できる。
上記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における該部材の表面の移動方向に直交する方向の上記弾性層の断面形状が、上記厚さが他の部分と異なる部分で矩形状に変化するようにすることができる。
あるいは、上記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における該部材の表面の移動方向に直交する方向の上記弾性層の断面形状が、上記厚さが他の部分と異なる部分で曲線状に変化するようにするとなおよい。
上記転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の上記弾性層の厚さを他の部分より厚くするとよい。
その場合、上記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における上記転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近だけ上記芯金又は基材の厚さを他の部分より薄くし、その分だけ上記弾性層の厚さを他の部分より厚くすればよい。
あるいは逆に、上記転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の上記弾性層の厚さを他の部分より薄くしてもよい。
定着部材が金属製基材の表面側に弾性層を有する無端ベルト又はスリーブである場合は、その無端ベルト又はスリーブにおける所定サイズの転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近だけ上記弾性層の厚さを他の部分より薄くし、その分だけ上記金属製基材の厚さを厚くするのが望ましい。
これらの定着装置において、上記定着部材と加圧部材とがニップ部を形成する部分の食い込み量を増減する手段を設けるとよい。
この発明による画像形成装置は、上記いずれかの定着装置を備えたことを特徴とする。
この発明による定着装置及び画像形成装置は、定着部材と加圧部材のニップ部を通過する転写紙のエッジ部分に発生する応力集中を緩和させて、定着部材や加圧部材の表面がスジ状に荒れるのを効果的に防止し、あるいは定着ベルトや定着スリーブの基材が変形あるいは破損する恐れもなくし、その結果スジ画像や異常画像の発生を防ぐことができる。
この発明による定着装置に使用する加熱ローラの第1実施例の径方向に沿う断面図である。 同じくその第2実施例の径方向に沿う断面図である。 この発明による定着装置に使用する定着ローラ又は定着ベルトの第1実施例の幅方向に沿う断面図である。 同じくその第2実施例の幅方向に沿う断面図である。 この発明による食い込み量増減手段を有する定着装置の実施例における通常の加圧状態を示す概略構成図である。 同じくその加圧力低減状態を示す概略構成図である。
定着部材として定着スリーブを設けたこの発明による定着装置の実施例の内部構成を示す図である。 定着部材として定着ベルトを設けたこの発明による定着装置の実施例の内部構成を示す図である。 図7に示した定着装置を備えた画像形成装置の一例を示すカラープリンタの全体概略構成図である。 図8に示した定着装置を備えた画像形成装置の一例を示すカラープリンタの全体概略構成図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明の対象とする定着装置は、定着部材と加圧部材とを備え、その定着部材と加圧部材の少なくとも一方が芯金又は基材とその表面側に弾性層を有し、その定着部材と加圧部材とが食い込むように当接してニップ部を形成し、トナー画像が転写された転写紙を該ニップ部で挟んで通過(通紙)させることによってトナー画像を転写紙に定着させる。
〔加圧部材の実施例〕
その定着装置における加圧部材は一般に加圧ローラと称される。その加圧ローラの実施例を図1及び図2によって説明する。これらの図は、いずれも加圧ローラ1の表面の移動方向すなわち回転方向に直交する径方向に沿った断面図であり、対応する部分には同一の符号を付している。
これらの加圧ローラ1は、ステンレスなどの金属製円筒からなる基材である芯金11の表面側にシリコーンゴム等からなる弾性層12を有し、その弾性層12の表面がPFA,PTFE等のフッ素樹脂によるオフセット防止用の離型層13で被覆されている。そして、芯金11が支持スリーブ14を介して回転軸15に固着されている。
このような加圧ローラの構成は一般的であるが、この発明に特有の構成として、この加圧ローラ1は、所定サイズの転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の弾性層12の厚さが他の部分と異なっている。図1及び図2に示す各実施例では、転写紙の用紙サイズ:A(例えばA4サイズの転写紙の縦送り)と用紙サイズ:B(例えばA5サイズの転写紙の縦送り)の場合に、それぞれエッジ部である幅方向の両端部が通過する各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付近の弾性層12の厚さを他の部分と異ならせている。
この明細書中において、「各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付近」とは、各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置を中心として転写紙の搬送方向に直交する方向(加圧ローラ又は定着ローラの軸線方向)に予め設定した幅の範囲内をいう。
図1に示す第1実施例では、加圧ローラ1における表面の移動方向に直交する方向の弾性層12の断面形状が、厚さが他の部分と異なる部分で矩形状に変化している。
そして、図1に示す第1実施例では、基材である芯金11の外周面の各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付近に周方向に沿って、それぞれ断面が矩形の溝11a,11bを掘り、そのままシリコーンゴム等の弾性材の成形型に入れれば、芯金11に溝11a,11bを掘った部分だけ局所的にゴム厚が増え、弾性層12の部分12a,12bだけが厚くなる。溝11a,11bの深さは、加圧時に芯金11が著しく変形しない程度が望ましく、溝11a,11bの幅は転写紙の主走査方向(加圧ローラ1の軸方向)のバラツキを考えて決めるとよい。加圧ローラ1の外径は軸方向の全長に亘って均一にすることは勿論である。
この加圧ローラ1を使用した定着装置の場合、用紙サイズ:Aと用紙サイズ:Bの転写紙を縦送りで通紙させても、それらの転写紙のエッジ部によって発生する応力が弾性層12の厚さが厚い部分12a又は12bによって吸収されるため緩和される。その結果、転写紙のエッジ部による加圧ローラ1の表面の荒れが緩和され、それによって、スジ画像の発生が抑えられる。
なお、単純に転写紙のエッジ部に対応する部分のみ弾性層12の厚さを増すと、その部分だけ凸状になってしまうため、上述のように弾性層12の厚さを増す部位は芯金11の厚さをその分だけ減らすことによって、芯金11と弾性層12の全体の厚さは一定にして、加圧ローラ1の外径を均一にすることができる。
図2に示す第2実施例では、加圧ローラ1における表面の移動方向に直交する方向の弾性層12の断面形状が、厚さが他の部分と異なる部分でで曲線状に変化している。
このように、芯金11に対して弾性層12の層厚を曲線的に変化させると、図1に示した第1実施例のように矩形状に変化させる場合に比べて、軸方向における面圧の変化が緩やかになる。これにより面圧のばらつきが緩やかになり、画像が安定する利点がある。
この第2実施例では、基材である芯金11の外周面の各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付近に周方向に沿って、それぞれ底面が凹曲面状の溝11e,11fを掘り、そのままシリコーンゴム等の弾性材の成形型に入れれば、芯金11に溝11e,11fを掘った部分だけ局所的にゴム厚が増え、弾性層12の部分12e,12fだけが層厚が曲線的に厚くなる。その他は図1に示した第1の実施例と同様である。
上述した各実施例では、2種類のサイズの転写紙に対して幅方向の各エッジ部に対応する位置の弾性層12の膜厚を変化させる例を説明したが、1種類あるいは3種類以上のサイズあるいは通紙方向の転写紙に対して、各エッジ部に対応する位置の弾性層12の膜厚を変化させるようにしてもよい。そのサイズもA4とA5に限らないことは勿論である。
また、基材である芯金の厚さが薄い場合には、厚い転写紙を使用する場合などに、転写紙のエッジ部による加圧ローラ1の表層の磨耗よりも、エッジ部に対応する部位への応力集中によって基材である芯金11の塑性変形が起こってしまい、それによっても異常画像となり得る。そのような場合には、外周面の各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付だけ近弾性層12の厚さを局部的に薄くして、その分だけ芯金11の厚さをを局所的に厚くすることによって、基材である芯金11の塑性変形を防止することできる。
〔定着部材の実施例〕
前述した各実施例は、加圧ローラの実施例として説明したが、定着部材である定着ローラもこれらと同様な構成にすることができる。その場合、芯金11内あるいは回転軸15の部分にハロゲンヒータ等の発熱源を設ける。
また、定着部材としてスポンジローラの外周に定着スリーブを設けたものや、加熱ローラと定着ローラとの間に張装する無端状のベルトである定着ベルトを使用するものもある。そこで、定着ベルトの実施例について図3及び図4によって説明するが、定着スリーブも同様に構成することができる。
図3及び図4に示す第1、第2実施例の定着ベルト2は、基材21の表面側にシリコーンゴム等からなる弾性層22を有し、その弾性層22の表面がPFA,PTFE等のフッ素樹脂によるオフセット防止用の離型層23で被覆されている。基材21は、電磁誘導加熱による発熱層となる場合はSUS、ニッケル、アルミニウム、ステンレス等の金属層であり、そうでない場合はポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等の耐熱性樹脂で形成される。
そして、前述した加圧ローラ1の実施例と同様に、転写紙の用紙サイズ:A(例えばA4サイズの転写紙の縦送り)と用紙サイズ:B(例えばA5サイズの転写紙の縦送り)の場合に、それぞれエッジ部である幅方向の両端部が通過する各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付近の弾性層22の厚さを他の部分と異ならせている。
図3に示す第1実施例では、基材21表面側の各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付近に定着ベルト2の外周方向(長手方向)に沿って、それぞれ断面が矩形の溝21a,21bを掘り、その上にシリコーンゴム等の弾性材をコーティングすることにより、基材21に溝21a,21bを掘った部分だけ局所的にゴム厚が増え、弾性層22の部分22aだけが厚くなる。溝21a,21bの深さは、加圧時に基材21が著しく変形しない程度が望ましく、溝21a,21bの幅は転写紙の主走査方向(定着ベルト2の幅方向)のバラツキを考えて決めるとよい。定着ベルト2の全体の厚さは幅方向にも長手方向にも均一である。
図4に示す第2実施例では、基材21の表面側の各位置a1,a2,b1,b2に対応する位置付近に定着ベルト2の外周方向(長手方向)に沿って、それぞれ断面が矩形の突条21c,21dを形成し、その上にシリコーンゴム等の弾性材をコーティングすることにより、基材21に突条21c,21dを形成した部分だけ局所的に基材21の厚さが厚くなり、その分だけゴム厚が減り、弾性層22の部分22c,22dだけが層厚が薄くなる。突条21c,21dの幅は転写紙の主走査方向(定着ベルト2の幅方向)のバラツキを考えて決めるとよい。この場合も、定着ベルト2の全体の厚さは全長に幅方向にも長手方向にも均一である。
これらの定着ベルト2における弾性層22および基材21の厚さを増加又は減少させる部分を、加圧ローラ1の図2に示した実施例のように、厚さを曲線状に変化させるようにしてもよい。そうすれば、定着ベルト2の幅方向における面圧の変化が緩やかになる。したがって面圧のばらつきが緩やかになり、画像が安定する利点がある。
定着スリーブもこの定着ベルトと同様な層構成で円筒状に形成されるが、基材21は電磁誘導加熱による発熱層となるため金属層である。
これらの構成による作用・効果は前述した加圧ローラの場合と同様であるが、これらの定着スリーブ及び定着ベルトを使用した定着装置の実施例については後述する。
〔食い込み量増減手段を有する定着装置〕
ここで、この発明による定着ローラと加圧ローラを備えた定着装置に食い込み量増減手段を設けた実施例を、図5及び図6によって説明する。これらの図において、図1及び図2と対応する部分には同一の符号を付している。
図5及び図6に示す定着装置において、加圧部材である加圧ローラ1は図1及び図2によって説明したいずれかの構成であり、金属製円筒からなる基材である芯金11の表面側にシリコーンゴム等からなる弾性層12を被覆し、その弾性層12の表面にフッ素樹脂による離型層13を被覆している。そして、芯金11が支持スリーブ14を介して回転軸15に固着されている。その回転軸15は図5及び図6で左右方向に移動可能に支持されている。
定着部材である定着ローラ3も加圧ローラ1と同様に、アルミニウム等の金属製円筒からなる基材である芯金31の表面側にシリコーンゴム等からなる弾性層32を被覆し、その弾性層32の表面にフッ素樹脂による離型層33を被覆している。その弾性層32と芯金31の厚さも、図1及び図2に示した加圧ローラと同様に、所定サイズの転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近で局所的に増加させるようにしてもよい。また、芯金31の中心部には軸線方向に沿ってハロゲンヒータ等の発熱源34を内蔵している。なお、加圧ローラ1の芯金11内にも発熱源を設けてもよい。この定着ローラ3の回転軸の位置は不動である。
食い込み量増減手段(機構)4は、加圧レバー41、固定ピン42、ガイドレバー45、偏心カム46、固定部材48、及び加圧ばね49等によって構成されている。加圧レバー41は、基端部に形成した長孔41aに固定ピン42をガタを有して挿入して揺動可能に支持させ、先端部の図5及び図6で手前側に設けたガイドピン44を、ピン45bによって揺動可能に軸支されたガイドレバー45の長孔45aに緩く嵌入させ、そのガイドピン44と反対側にカム当接ローラ43をガイドピン44によって回転可能に軸支している。
この加圧レバー41の基端部と固定部材48との間に、引っ張りコイルばねである加圧ばね49を係着して、加圧レバー41の一側部に形成した押圧部41bが、加圧ローラ1の支持スリーブ14における図1及び図2に示したように回転軸15に沿って外方に突出した部分に常時当接するように付勢するとともに、先端部に設けたカム当接ローラ43の外周面が、回転軸47に偏心して固着された円板状の偏心カム46の外周面に常時転接するように付勢している。偏心カム46の回転軸47は図示していないモータからの駆動によって回転される。
図5は通常の加圧時の状態を示す。この状態では偏心カム46がその外周面の回転軸47から一番遠い部分がカム当接ローラ43の外周面に転接する位置に回動している。この状態では、加圧レバー41が矢示P方向に最大限揺動しており、押圧部41bによる加圧ローラ1に対する加圧力が最も強くなる。そのため、定着ローラ3の外周と加圧ローラ1の外周とが当接して形成するニップ部Nにおける食い込み量が最も増加した状態である。
通常はこの状態で、図5の下方からトナー画像が転写された転写紙をニップ部Nへ(Nの矢印方向に)送り込んで、それぞれ矢示方向に回転する定着ローラ3と加圧ローラ1とでその転写紙を挟んで熱と圧力を加えながら通過させることによって、トナー画像を転写紙に定着させる。
その際、転写紙のエッジ部によって発生する応力集中を、定着ローラ3と加圧ローラ1前の少なくとも一方の弾性層の厚さを厚くした部分で吸収して軽減する。
しかし、それだけでは充分なスジ画像改善効果が得られない場合、例えば、特定の厚さ以上の厚さの転写紙の定着を行う際には、定着ローラ3と加圧ローラ1のニップ部Nにおける食い込み量を減らし、ニップ部Nにおける応力を減らすことによって上記の不具合を改善することができる。
その場合には、図6に示すように、偏心カム46をその外周面の回転軸47から一番近い部分がカム当接ローラ43の外周面に転接するように、図5に示した位置から180度
回転させる。それによって、加圧レバー41が矢示Q方向に最大限揺動し、押圧部41bによる加圧ローラ1に対する加圧力が最も弱くなる。そのため、定着ローラ3と加圧ローラ1とが形成するニップ部Nにおける食い込み量が最も減少した状態になる。
この場合は、転写紙の送り速度を遅くして、転写紙に与える熱量を補うとよい。
この定着装置によれば、転写紙が普通紙の時は偏心カム46による加圧レバー41の変位は最大で、それによって加圧ローラ1を定着ローラ3側へ最大量押し込んでいる。転写紙が厚紙の時には転写紙エッジの応力が大きいため、エッジ磨耗や基材の変形が顕著になる。その場合、偏心カム46の回転角を調整して加圧ローラ1による加圧ローラ1の押し込み量を減らし、その代わりに紙の送り速度を遅くすることによって、紙に与える熱量を維持しつつ転写紙エッジの応力を低減することができる。
なお、定着する転写紙の厚さに応じて、偏心カム46の回転角度を選択するようにすれば、ニップ部Nにおける食い込み量を図5に示した最大量と図6に示した最小量との間で適宜増減することもできる。
また、加圧ローラ1への加圧力が加圧ローラ1の軸方向の一端部側にのみ加わると、ニップ部Nにおける食い込み量が軸方向の位置によって変わってしまう恐れがあるので、上述した食い込み量増減手段(機構)4を、図1及び図2に示した加圧ローラ1の軸方向の両端部の支持スリーブ14に対してそれぞれ設けて、加圧ローラ1の軸方向の両端部を均一に加圧するようにするのが望ましい。
この食い込み量増減手段4は、この実施例の定着装置とは異なるタイプの定着装置、例えば後述するように、定着部材として定着スリーブあるいは定着ベルトを使用する定着装置においても同様に設けることができ、それによって、定着する転写紙の紙厚によって、ニップ部Nにおける食い込み量を増減し、ニップ部Nにおける応力を調整して、スジ画像改善効果を高めることができる。
〔定着スリーブを設けた定着装置〕
次に、定着部材として定着スリーブを設けたこの発明による定着装置の具体的な実施例を図7によって説明する。図7はその定着装置のの内部構成を示す加圧ローラの軸線に直交する方向の断面図である
この図7に示す定着装置20Aは、ケーシング内に、加圧部材としての加圧ローラ1と、スポンジローラ6の外周に嵌装した定着部材としての定着スリーブ5と、その定着スリーブ5を加熱する電磁誘導加熱部7とを備え、定着スリーブ5の外周と加圧ローラ1の外周とが食い込むように当接してニップ部Nを形成している。
加圧ローラ1は図1又は図2に示した加圧ローラ1と同じ構成が望ましいが、それらの図における各部と対応する部分に同じ符号を付し、その説明は省略する。
この加圧ローラ1の回転軸15は図7において左右方向に移動自在に支持されており、図示しないスプリングなどの付勢手段によって定着スリーブ5の外周面に圧接するように構成されている。
スポンジローラ6は、固定位置で回転する円筒状の芯金61の外周に断熱性発砲樹脂によるスポンジ層62を厚く形成したローラであり、そのスポンジ層62の外周に定着スリーブ5を嵌装して、摩擦力で保持するか接着により固着している。
定着スリーブ5は、図4に示した定着ベルトと同様な層構成をなす円筒状部材であり、基材の表面側にシリコーンゴム等からなる弾性層を有し、その弾性層の表面がPFA,PTFE等のフッ素樹脂によるオフセット防止用の離型層で被覆されている。その基材は、電磁誘導加熱部7によって発熱されるようにSUS、ニッケル、アルミニウム、ステンレス等の磁性あるいは非磁性の金属層(発熱層)からなる。
そして、厚紙の転写紙エッジによる基材の変形が考えられるため、定着スリーブ5の基材は図4に示したように転写紙のエッジ部に対応する位置付近のみ厚さを厚くし、その分だけ弾性層の厚さを薄く構成している。加圧ローラ1は図1又は図2に示したように、転写紙のエッジ部に対応する位置付近のみ弾性層12の層厚を厚くし、その分だけ芯金11の厚さを薄くするとよい。
これにより、厚紙通紙時の転写紙のエッジ部による定着スリーブ5への応力集中が緩和され、金属基材の変形を防止することができる。また、定着スリーブ5がスポンジローラ6に対して接着されていない場合、定着スリーブ5が軸方向に片寄りが生ずることが考えられるので、その分も考慮してエッジ部に対応する部分の幅を決める必要がある。
なお、加圧ローラ1に対して図5及び図6によって説明したような食い込み量増減手段を設けて、厚紙通紙時にはニップ部における食い込み量を低減して対応するようにしてもよい。その場合は、定着スリーブ5を図3に示したように、転写紙のエッジ部に対応する位置付近のみ弾性層の厚さを厚くし、その分だけ基材の厚さを薄く構成してもよい。
電磁誘導加熱部7は、定着スリーブ5に近接した円弧状のコイル部7aに高周波交番電流を流すことによって交番磁界が形成され、定着スリーブ5の金属基材にその電気抵抗によってジュール熱が発生して誘導加熱される。それによって矢示方向に回転する定着スリーブ5全体が加熱され、加圧ローラ1との二ップ部Nにトナー画像が転写された転写紙がNの矢印方向から送り込まれて、その二ップ部Nを通過する間に熱と圧力によって、トナー画像が転写紙に定着される。
〔定着ベルトを設けた定着装置〕
次に、定着部材として定着ベルトを設けたこの発明による定着装置の他の具体的な実施例を図8によって説明する。図8はその定着装置の内部構成を示す加圧ローラの軸線に直交する方向の断面図である
この図8に示す定着装置20Bは、ケーシング内に、加圧部材としての加圧ローラ1と、加熱ローラ8と、定着補助ローラ9と、その加熱ローラ8と定着補助ローラ9との間に張架された定着部材としての定着ベルト2と、加熱ローラ8を加熱する電磁誘導加熱部7等を備え、定着ベルト2の外周と加圧ローラ1の外周とが食い込むように当接してニップ部Nを形成している。
加圧ローラ1は図1又は図2に示した加圧ローラ1と同じ構成が望ましいが、それらの図における各部と対応する部分に同じ符号を付し、その説明は省略する。この加圧ローラ1の回転軸15は図8において左右方向に移動自在に支持されており、スプリングなどの付勢手段によって定着ベルト2の外周面に圧接するように構成されている。
25はテンションローラであり、テンションスプリング26に付勢されて定着ベルト2にテンションを与える。
定着補助ローラ9は、ステンレス鋼等の金属からなる芯金91の表面に、シリコーンゴム等の弾性層92を形成したものである。
定着ベルト2は、図3に示した定着ベルトと同様な層構成をなす無端状ベルトであり、基材21の表面側にシリコーンゴム等からなる弾性層22を形成し、その弾性層22の表面をPFA,PTFE等のフッ素樹脂によるオフセット防止用の離型層23で被覆している。
そして、加熱ローラ8は電磁誘導加熱部7によって発熱される非磁性金属等で形成された発熱層を有する。その加熱ローラ8の熱が定着ベルト2に移って昇温し、その定着ベルト2が図8の矢示方向に回動してニップ部Nに熱が運ばれ、前述した図7の実施例と同様に定着動作をする。
したがって、定着ベルト2の基材21(図3)は、電磁誘導加熱部7によって直接発熱される必要がないので、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等の耐熱性樹脂で形成される。そのため、厚紙通紙時の基材変形の懸念は無く、厚紙通紙時の定着ベルト2の表面のエッジ荒れが懸念されるので、定着ベルト2は図3に示したように、転写紙のエッジ部に対応する位置付近のみ基材21を薄くして、その分だけ弾性層22の厚さを増すのがよい。
加圧ローラ1は図1又は図2に示したように、転写紙のエッジ部に対応する位置付近のみ弾性層12の層厚を厚くし、その分だけ芯金11の厚さを薄くするとよい。
これにより、厚紙通紙時の転写紙のエッジ部による定着スリーブ5への応力集中が緩和され、定着ベルト2の表面のエッジ荒れを防ぐことができる。また、定着ベルト2が定着補助ローラ9の軸方向に片寄ることが考えられるので、その分も考慮してエッジ部に対応する部分の幅を決める必要がある。
〔画像形成装置の実施例〕
次に、上述したこの発明による定着装置を備えた画像形成装置の実施例を、図9及び図10によって説明する。
これらは、この発明による画像形成装置の例として、カラープリンタの全体概略構成を示す。
図9に示すカラープリンタは、画像形成装置本体50の下部に、記録材としての転写紙51が収納される給紙トレイ52A,52Bを、二段に備えた給紙部52が配設されており、その上方に画像形成部53を配置した構成となっている。
画像形成部53には、像担持体として感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kを有する作像ユニット18Y,18M,18C,18Kと、像担持体である中間転写体としての中間転写ベルト57Aを有する中間転写ユニット57と、各感光体ドラムに光書込みを行う書込みユニット65と、転写紙51に転写された未定着のトナー画像を定着させる定着装置20Aとが配設されている。この定着装置20Aは図7によって説明したこの発明による定着装置であり、画像形成装置本体50に対して着脱自在に構成されている。
ここで、可撓性を有する中間転写ベルト57Aは、3つのローラ54,55,56に巻き掛けられている。そして、給紙部52から定着装置20Aまでの間には、転写紙51を搬送する搬送ローラを備えた搬送経路58が形成されている。
作像ユニット18Y,18M,18C,18Kは、感光体ドラム10Y,10M,10C、10Kと、そのまわりに周知の帯電装置、現像装置、クリーニング装置がそれぞれ配置されていて、画像形成装置本体50に対して着脱可能である。
作像ユニット18Y,18M,18C,18Kが有する現像装置には、それぞれイエロー,マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが収納されている。各現像装置には、トナーが減ると図示しないトナーボトルから補給用のトナーがそれぞれ供給されるように構成されている。中間転写ベルト57Aは、各感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kと対向して配置されていて、図示しない駆動モータによって複数のローラのいずれかが駆動されることによって、図9において反時計まわりに回動する。
各感光体ドラムと対向する中間転写ベルト57Aの内側の各感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kと対向する位置には、一次転写手段としての転写ローラ64Y,64M,64C、64Kがそれぞれ配置されていて、一次転写用の転写バイアスが印加される。そして、ローラ54と対向する部位には、中間転写ベルト57Aの表面を清掃するベルトクリーニング装置67が配設されている。
なお、これらの中間転写ベルト57A、それを巻き掛けた複数のローラ54〜56、転写ローラ64Y,64M,64C、64K、およびベルトクリーニング装置67は、一体のユニットとして構成されていて、画像形成装置本体50に対して着脱可能である。
中間転写ベルト57Aには、2次転写バイアスが印可される2次転写手段としての2次転写ローラ60が、ローラ56と対向する部位で当接している。転写ローラ60と中間転写ベルト57Aの一部は、搬送経路58に臨むように配設されている。
書込みユニット65は、光変調されたレーザ光を各感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kの表面に照射して、各感光体ドラム表面に色毎の潜像を形成するものである。この実施例では、書込みユニット65は、作像ユニット18Y,18M,18C,18Kの下方に配置されていて、画像形成装置本体50の下方から上方に向かってレーザ光の照射が行われるように構成されている。
そして、画像形成動作が開始されると、各作像ユニット18Y,18M,18C,18Kの感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kが図示しない駆動手段によって時計方向に回転駆動され、各感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kの表面が図示していない各帯電装置によって所定の極性に一様に帯電される。その帯電された各感光体ドラムの表面には、書込みユニット65からレーザ光がそれぞれ照射されて、それぞれの表面に静電潜像が形成される。
このとき、各感光体ドラムに露光する画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このようにして各感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kの表面に形成された静電潜像は、図示していない各現像装置との間を通るときに、各現像装置の各色のトナーによって現像され、トナー画像として可視像化される。
中間転写ベルト57Aが、図示していない駆動手段によって反時計まわり方向に移動すると、ベルト移動方向の最上流側に位置する作像ユニット18Yで形成されたイエロートナー画像が、転写ローラ64Yによって転写される。その転写されたイエロートナー画像には、作像ユニット18M,18Cおよび18Kで形成されたマゼンタトナー画像、シアントナー画像、およびブラックトナー画像が、転写ローラ64M,64C,64Kによって順次重ねて転写され、中問転写ベルト57Aの表面にフルカラーのトナー画像を担持する。
トナー画像が転写された後の各感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kの表面に付着している残留トナーは、図示していない各クリーニング装置によって除去される。次いで、その表面が、図示していない除電装置によって除電作用を受け、その表面電位が初期化されて次の画像形成に備えられる。
一方、給紙部52からは、給紙ローラ68Aまたは給紙ローラ68Bが回転駆動されることによって、転写紙51が給紙されて搬送経路58に送り込まれる。送り込まれた用紙51は、2次転写ローラ60よりも給紙側の搬送経路58上に配設されたレジストローラ対59によって給紙タイミングを計られて、ローラ56と転写ローラ60との対向部の転写位置Pに給送される。そして、このとき2次転写ローラ60には、中間転写ベルト57Aの表面に担持されたトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、それによって2次転写ローラ60で、像担持体である中間転写ベルト57A上のトナー画像が、転写位置Pを通過する転写紙51に、一括して転写される。
トナー画像を転写された転写紙51は、定着装置20Aへと搬送され、その定着装置20Aの電磁誘導加熱部7によって加熱された定着スリーブ5と加圧ローラ1とによって形成されるニップ部Nを通過する際に、熱と圧力が加えられてトナー画像が溶融されて転写紙51上に定着される。トナー画像が定着された転写紙51Aは、搬送経路58の終端に位置する排出部61に向かって搬送され、この排出部61から画像形成装置本体50の上部に設けられた排紙トレイ62へと排出される。トナー画像を転写紙51に転写した後の中間転写ベルト57Aは、残留したトナーがベルトクリーニング装置67より除去される。
図10に示すカラープリンタは、殆ど図9に示したカラープリンタと同じ構成の画像形成装置の例を示している。図9に示したカラープリンタと相違するのは、定着装置20Aに代えて、図8によって説明したこの発明による定着装置20Bを設けた点だけであり、この定着装置20Bも画像形成装置本体50に対して着脱自在に構成されている。
定着装置としては、図5及び図6によって説明した食い込み量増減手段を有する定着装置を用いてもよいし、前述した以外の定着手段と加圧手段を組み合わせたこの発明による定着装置を用いてもよい。
この発明による定着装置を備えた画像形成装置は、カラープリンタに限るものではなく、モノクロプリンタ、モノクロ及びカラーの複写機、ファクシミリ装置、それらの複数の機能を有する複合機など、各種の画像形成装置にに適用できる。
この発明による定着装置および画像形成装置は、転写紙に転写されたトナー画像を転写紙に定着させる定着装置、及びその定着装置を備えたプリンタ、複写機、ファクシミリ装置、それらの複数の機能を有する複合機など、各種の画像形成装置に利用することができる。
1:加圧ローラ(加圧部材) 2:定着ベルト(定着部材)
3:定着ローラ(定着部材) 4:食い込み量増減手段
5:定着スリーブ(定着部材) 6:スポンジローラ 7:電磁誘導加熱部
8:加熱ローラ 9:定着補助ローラ
10Y,10M,10C,10K:感光体ドラム
11:芯金(基材) 12:弾性層 13:離型層 14:支持スリーブ
15:回転軸 18Y,18M,18C,18K:作像ユニット
20A,20B:定着装置 21:基材 22:弾性層 23:離型層
25:テンションローラ 26:テンションスプリング
31:芯金 32:弾性層 33:離型層 34:発熱源
41:加圧レバー 42:固定ピン 43:カム当接ローラ
44:ガイドピン 45:ガイドレバー 46:偏心カム
47:回転軸 48:固定部材 49:加圧ばね
50:画像形成装置本体 51:転写紙 52:給紙部
52A,52B:給紙トレイ 53:画像形成部 54,55,56:ローラ
57A:中間転写ベルト 57:中間転写ユニット 58:搬送経路
59:レジストローラ対 60:転写ローラ 61:排出部
62:排紙トレイ 64Y,64M,64C、64K:転写ローラ
65:書込みユニット 67:ベルトクリーニング装置
68A,68B:給紙ローラ
特開2008−40364号公報 特開2006−154540号公報

Claims (10)

  1. 定着部材と加圧部材とを備え、該定着部材と加圧部材の少なくとも一方が芯金又は基材とその表面側に弾性層を有し、その定着部材と加圧部材とが食い込むように当接してニップ部を形成し、トナー画像が転写された転写紙を該ニップ部で挟んで通過させることによって該トナー画像を該転写紙に定着させる定着装置において、
    前記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における、所定サイズの転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の前記弾性層の厚さが他の部分と異なることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における、複数の異なる所定サイズの転写紙の各エッジ部が通過する位置にそれぞれ対応する位置付近の前記弾性層の厚さが他の部分と異なることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における該部材の表面の移動方向に直交する方向の前記弾性層の断面形状が、前記厚さが他の部分と異なる部分で矩形状に変化していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における該部材の表面の移動方向に直交する方向の前記弾性層の断面形状が、前記厚さが他の部分と異なる部分で曲線状に変化していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  5. 前記転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の前記弾性層の厚さが他の部分より厚いことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記定着部材と加圧部材の少なくとも一方における前記転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近だけ前記芯金又は基材の厚さが他の部分より薄く、その分だけ前記弾性層の厚さが他の部分より厚いことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近の前記弾性層の厚さが他の部分より薄いことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 定着部材が金属製基材の表面側に弾性層を有する無端ベルト又はスリーブであり、該無端ベルト又はスリーブにおける所定サイズの転写紙のエッジ部が通過する位置に対応する位置付近だけ前記弾性層の厚さが他の部分より薄く、その分だけ前記金属製基材の厚さが厚くなっていることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の定着装置において、前記定着部材と加圧部材とが前記ニップ部を形成する部分の食い込み量を増減する手段を設けたことを特徴とする定着装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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