JP6551144B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、及びこのような画像形成装置に搭載される定着装置に関する。
画像形成装置では、画像情報に基づいて像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を紙やOHPシート等の記録材上に転写し、トナー像を担持した記録材を定着装置に通し、熱と圧力によりトナー像を記録材上に定着する。
このような定着装置に用いられるトナーには、定着部材との分離性を向上させるためにワックスが含まれる。
このワックスは、記録媒体上における未定着トナー像が熱と圧力によって溶融したとき、トナーから染み出し、定着部材表面に付着する。
そのため、次に未定着トナー像を溶融したときには、前の記録媒体上でトナー像が存在した箇所では、ワックスの付着量が多くなる。一方、前の記録媒体上でトナー像が存在しない箇所では、ワックスの付着量が少なくなる。すなわち、前の記録媒体の画像が残像のように移る現象(以下、「光沢残像」と表記する。)が発生し、光沢にムラが生じる問題がある。
これに対して、定着部材と加圧部材との表面速度に速度差を設定することで、定着部材からの記録材の離型性を高め、ワックス量の多少に関わらず光沢メモリを抑制することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、定着部材と加圧部材との表面速度に速度差を設定するためには、駆動トルクを大幅に増加させる必要があることから、定着装置の寿命にも大きく影響する問題がある。
一方、定着部材への通紙量が多くなると、記録媒体やトナーからの微量付着物が定着部材の表面に堆積し、離型性が悪化して光沢残像が悪化する問題がある。
これに対して、定着部材の表面を研磨する研磨ローラを備える構成が考案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の定着装置は、所定の表面粗さが付与された研磨ローラによって、定着部材表面を摺擦することで、定着部材の表面を修復できる。
しかしながら、特許文献2に記載の定着装置は、繰り返し疲労により研磨ローラが早期に劣化する問題がある。
本発明は、光沢残像を防止できる高耐久な定着装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の定着装置は、
定着回転体と、
前記定着回転体に対向して設けられる対向回転体と、
前記定着回転体に当接して回転することで、該定着回転体の表面を摺擦して表面性を回復させる摺擦回転体と、
前記摺擦回転体を回転駆動する第1駆動手段と、を有し、
前記定着回転体と前記対向回転体で形成されるニップ部において、記録媒体上の未定着画像を定着させる定着装置において、
前記摺擦回転体は、前記定着回転体に対して接離可能に配置され、
前記対向回転体は、前記定着回転体に対して加圧又は脱圧をすると共に、接離可能に配置され、
記録媒体が前記ニップ部に搬送される前に、前記摺擦回転体は、該定着回転体を摺擦し、
前記摺擦回転体が前記定着回転体を摺擦している間、前記対向回転体は、前記定着回転体から離間し、
前記摺擦回転体による前記定着回転体の摺擦が完了した後に、前記対向回転体は、定着時の押圧力より小さい押圧力で前記定着回転体を所定時間だけ押圧して回転する定着装置であって、
前記摺擦回転体は、印刷モードに応じて、前記定着回転体を摺擦する際の線速度を変更することを特徴とする。
本発明によると、光沢残像を防止できる高耐久な定着装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置の定着装置を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置の定着装置の変形例を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置の摺擦ローラを説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の摺擦ローラを説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の摺擦ローラの接離機構を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の摺擦ローラの接離機構を説明する説明図である。 光沢残像の評価試験の内容を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の摺擦ローラを用いて行った光沢残像の評価結果を説明する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。ここに示した画像形成装置は、画像形成装置本体としての装置本体100と、装置本体100の下部に配置され装置本体100を載せる給紙テーブル200とから構成されている。
装置本体100の内部には、4つの画像形成手段としての画像形成ユニット18Y、18M、18C、18K(以下、「18Y〜K」とも略記する)を横に並べて配置してタンデム型画像形成部20が構成されている。上記の各画像形成ユニット18Y〜Kの符号に付けた添え字Y、M、C、Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色をそれぞれ表している。
各画像形成ユニット18Y〜Kは、それぞれY、M、C、Kの各色トナー画像(以下、「トナー像」ともいう)を担持する像担持体としてのドラム状の感光体40Y、40M、40C、40K(以下、「40Y〜K」とも略記する)を有している。
以下、各画像形成ユニット18Y〜Kの構成は、同様であるため、この画像形成ユニット18Y〜K及び感光体40Y〜Kのみにトナー色を表す添字符号を付すこととする。
タンデム型画像形成部20の下方であって装置本体100のほぼ中央部には、中間転写体としての無端ベルト状の中間転写ベルト10が設けられている。中間転写ベルト10は、複数の支持ローラ14、15、15’、16に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能である。この図示例では、支持ローラ16の左に、中間転写ベルト用のクリーニング装置17を設けている。クリーニング装置17は、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する。
支持ローラ14と支持ローラ15間に張り渡した中間転写ベルト10上には、その搬送方向に沿って、上記した4つの画像形成ユニット18Y〜Kを横に並べて配置してタンデム型画像形成部20を構成している。
タンデム型画像形成部20の上方には、2つの露光装置21が配置されている。各露光装置21は、それぞれ2つの画像形成ユニット(18Yと18M、18Cと18K)に対応して配置されている。各露光装置21は、例えば2つの光源装置(半導体レーザ、半導体レーザアレイ、あるいはマルチビーム光源等)とカップリング光学系、共通の光偏向器(ポリゴンミラー等)、2系統の走査結像光学系等で構成される光走査方式の露光装置である。イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色の画像情報に応じて各色の感光体40Y〜Kに露光を行い、静電潜像を形成する。
各画像形成ユニット18Y〜Kの感光体40Y〜Kの周囲には、上記の露光に先立って各感光体を均一に帯電する帯電装置、上記の露光装置21によって形成された静電潜像を各色のトナーで現像する現像装置、各感光体40Y〜K上の転写残トナーを除去する感光体用クリーニング装置が設けられている。
また、各感光体40Y〜Kから中間転写ベルト10にトナー像を転写する1次転写位置には、中間転写ベルト10を間に挟んで各感光体40Y〜Kに対向するように1次転写手段の構成要素としての1次転写ローラ62が設けられている。
中間転写ベルト10を支持する複数の支持ローラのうち、支持ローラ14は中間転写ベルト10を回転駆動する駆動ローラであり、公知の駆動伝達機構(ギヤ、プーリ、ベルト等)を介してモータと接続されている。また、ブラックの単色画像を中間転写ベルト10上に形成する場合には、公知の移動機構により、駆動ローラである支持ローラ14以外の支持ローラ15、15’を移動させて、イエロー、シアン、マゼンタの感光体40Y、40M、40Cを中間転写ベルト10から離間させることが可能である。
タンデム型画像形成部20と反対の側の中間転写ベルト10の下方には、2次転写装置22を備えている。この2次転写装置22は、図示の例では、2次転写対向ローラ16に2次転写ローラ16’を押し当てて転写電界を印加することで中間転写ベルト10上のトナー像を転写媒体・記録媒体の一例としての用紙Sに転写する。
また、2次転写装置22の左側には、用紙S上の転写画像(未定着画像)を定着する定着装置1が配置されている。
2次転写装置22で画像が転写された用紙Sは、2つのローラ23に支持された搬送ベルト24により定着装置1へと搬送される。もちろん、搬送ベルト24の部分は、固定されたガイド部材でもよく、また、搬送ローラや搬送コロ等でもよい。なお、図示の例では、2次転写装置22及び定着装置1の下方に、上述したタンデム型画像形成部20と平行に、用紙Sの両面に画像を記録すべく用紙Sを反転して搬送するシート反転装置28を備えている。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
画像形成動作を行うときは、公知のコンピュータとしてのパソコンからの画像情報に基づいて、画像形成動作が行われる。以下、「画像形成」と同意義で「印刷」という用語も用いる。パソコンの操作部で設定されているモード設定に従い、フルカラーモード又は白黒モードで画像形成動作を開始する。
フルカラーモードが選択された場合には、各感光体40Y〜Kがそれぞれ回転する。そして、その各感光体40Y〜Kの表面が帯電装置により一様に帯電される。その後、各色の感光体40Y〜Kには露光装置21から各色の画像に対応する露光光(レーザ光等)がそれぞれ照射され、各色の画像データに対応した静電潜像がそれぞれ形成される。各静電潜像は感光体40Y〜Kが回転することにより各色の現像装置で各色のトナーが現像される。各色のトナー像は、中間転写ベルト10の搬送とともに、中間転写ベルト10上に順次転写されて中間転写ベルト上にフルカラー画像が形成される。転写後の感光体40Y〜Kは除電ランプにより光除電され、感光体用クリーニング装置により転写残のトナーが除去される。したがって、帯電装置、露光装置21及び現像装置は、感光体40Y〜K上にY、M、C、Kの各色の画像(トナー像)を形成する画像形成ユニットを構成している。
一方、給紙テーブル200内に複数配設(配置して設けることを意味する。以下同じ)されている給紙ローラ42の1つを選択回転する。そして、給紙テーブル200のペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つから用紙を送り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して装置本体100内の給紙路48に導き、その先端をレジストローラ(位置合わせローラ)49に突き当てて止める。または、手差し給紙の場合には、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上の用紙を送り出し、手差し給紙路53に入れ、同じくその先端をレジストローラ49に突き当てて止める。そして、中間転写ベルト10上のフルカラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間に用紙を送り込み、2次転写装置22で転写して用紙上にトナー像を転写する。
トナー像が転写された用紙は、2次転写装置22及び搬送ベルト24で搬送されて定着装置1へと送り込まれ、定着装置1で熱と圧力とを加えて用紙に定着される。その後、公知の切換爪で切り換え案内されて排出ローラ56で排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。または、公知の切換爪でその搬送方向が切り換えられてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び2次転写装置22へと再給紙され、裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出される。以降、2枚以上の画像形成が指示されているときには、上述した作像プロセスが繰り返される。
白黒モードが選択された場合には、支持ローラ15、15’が下方に移動し、中間転写ベルト10を感光体40Y、40M、40Cから離間させる。感光体40Kのみが図1の反時計回り方向に回転し、感光体40Kの表面が帯電装置により一様に帯電され、Kの画像に対応する露光光(レーザ光等)が照射され、静電潜像が形成され、現像装置のKのトナーにより現像されてトナー像となる。このトナー像は中間転写ベルト10上に転写される。この際、K以外の3色の感光体40Y、40M、40C、現像装置38は停止しており、感光体や現像剤の不要な消耗を防止する。
一方、給紙カセット44から用紙が給紙され、レジストローラ49により、中間転写ベルト10上に形成されているトナー像と一致するタイミングで搬送される。トナー像が転写された用紙は、フルカラー画像の場合と同様に定着装置1で定着され、指定されたモードに応じた排紙系を通って処理される。以降、2枚以上の画像形成が指示されているときには、上述した作像プロセスが繰り返される。
図2は、本発明に係る定着装置1の構成を示す説明図である。
定着装置1は、加熱ローラ2と、定着ローラ3と、加熱ローラ2及び定着ローラ3に張架される定着回転体の一例である定着ベルト4と、定着ローラ3を押圧して定着ローラ3との間にニップ部を形成する対向回転体の一例である加圧ローラ5と、を備えている。また、加熱ローラ2は、熱源としてのヒータを内部に有している。
定着装置1は、定着ローラ3と加圧ローラ5との圧接によって形成される定着ベルト4と加圧ローラ5とのニップ部に、未定着トナー像を担持した用紙Sを通紙して加熱定着を行うものである。なお、加熱ローラ2、定着ローラ3及び加圧ローラ5は、定着装置1の筐体に回転可能に軸支され、各ローラの駆動手段等は、筐体に固定保持されている。
ニップ部を通紙した用紙Sは、定着ローラ3側に配置された分離板71によって先端部が分離されて、次工程に排出される。
加熱ローラ2は、例えば、金属材料からなる薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部には熱源としてのヒータが固設されている。ヒータとしては、例えば、ハロゲンヒータやカーボンヒータ等を用いることができる。また、ヒータは、加熱ローラを外部から加熱する誘導加熱手段であっても良い。
定着ベルト4は、定着ローラ3と加熱ローラ2の周囲に掛け回され、加熱ローラ2及び定着ローラ3に密着している。このように構成した定着ベルト4に、定着ローラ3に対応する箇所に加圧ローラ5を押し当てることで、ニップ部を構成する。
定着ベルト4は、PI(ポリイミド)樹脂からなる層厚90μmのベース層上に、シリコーンゴムなどの弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。定着ベルト4の弾性層は、層厚が200μm程度であって、シリコーンゴム、フッ素ゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。定着ベルト4の離型層は、層厚が20μm程度であって、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)等で形成されている。定着ベルト4の表層に離型層を設けることにより、トナー(トナー像)に対する離型性(剥離性)が確保され、トナー像を有する用紙Sを良好に定着し、且つ用紙を定着部材から良好に分離することができる。
定着ローラ3は、熱源を有しておらず、金属(鉄やアルミ)などの剛性の高い芯材を、シリコーンゴムなどの厚い弾性層で覆ったものである。
加圧ローラ5は、定着ローラ3と同様に、SUS304等の芯金上に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性層が形成されたローラ部材である。
定着ローラ3と加圧ローラ5とは、対向して配置されるゴムローラであり、加圧ローラ5が後述する加圧・脱圧機構により、定着ベルト4を介して定着ローラ3の中心方向に加圧することより、加圧ローラ5と定着ベルト4との間でニップ部が形成される。
また、定着ローラ3には、第2駆動手段92が接続され、第2駆動手段92が定着ローラ3を図2中時計回り方向に駆動させる。定着ローラ3の回転により、定着ローラ3に圧接する加圧ローラ5及び定着ベルト4が同速で連れ回り回転する。
摺擦回転体の一例である摺擦ローラ72は、分離ユニット70に支持され、定着ベルト4の走行方向で、分離板71の下流側であって、定着ローラ3の外周面に対向する位置に定着ベルト4を介して接離可能に設置されている。
なお、摺擦ローラは、上述の実施形態に限定されない。
例えば、図3に示すように、摺擦ローラ72’は、定着ベルト4の内周面に設けられた対向ローラ81に対向する位置に、定着ベルト4を介して当接可能に設置されても良い。
なお、本実施形態の定着装置は、上述の形態に限定されず、定着ローラ内にハロゲンヒータを有し、加熱ローラを有しない構成でも良い。また、熱源は、IH加熱装置であっても良い。
次に、本実施形態に係る摺擦ローラについて説明する。
図4は、摺擦ローラ72の構成を示した説明図である。
摺擦ローラ72は、図4に示すように、軸72aと芯金72bとバインダー樹脂に砥粒が分散された摺擦層72cから構成される。摺擦層72cは、図5に示すように、その表面に砥粒72dが突出し、微細な凹凸が一様に形成されている。砥粒72dとしては、一般的な研磨粒子であるアルミナ砥粒を用いるとよい。本実施形態では、番手(粒度)を#1500とした白色アルミナを使用する。摺擦ローラ72は、定着ベルト4のほぼ全幅に接する幅を有している。
摺擦ローラ72は、定着ベルト4に対して当接して回転することで、定着ベルト4を摺擦する研磨動作を行う。この研磨動作は、用紙Sがニップ部に搬送される前に実行される。
ところで、このように構成される摺擦ローラ72が常時定着ベルト4に接していたり、摺擦時の線速度が常に同じであると、定着ベルト4を必要以上に摺擦してしまい定着ベルト4の表層を削って短命化させてしまう。
そこで、摺擦ローラ72は、接離機構によって研磨が必要なときだけ定着ベルト4と接触するように制御される。さらに、印刷モードに応じて、摺擦ローラ72の線速度を変更させる。
先ず、摺擦ローラの接離機構について説明する。
図6及び図7は、摺擦ローラ72の接離機構の構成を示す説明図で、図6は摺擦ローラ72が定着ベルト4に接触した状態、図7は摺擦ローラ72が定着ベルト4から離間した状態を示している。
摺擦ローラ72は、図6に示すように、その軸72aが軸受73によって回転自在に支持され、摺擦ローラ72が定着ベルト4に接離する方向に移動可能に軸受73が摺擦ブラケット74に支持されている。摺擦ローラ72には、定着ベルト4に接触する方向の弾性力が圧縮バネ75によって付勢されている。なお、摺擦ローラ72が圧縮バネ75によって押されても公知のストッパによって摺擦ブラケット74から抜け出すことが防止されており、摺擦ローラ72は、図6に示すように定着ベルト側に突出した位置に保持されている。そして、摺擦ローラ72が定着ベルト4に接触した状態では、圧縮バネ75が圧縮する方向に押され、これによって摺擦ローラ72の定着ベルト4への接触圧が得られる。
摺擦ブラケット74は、軸76を回動支点として分離ユニット70のケースに装着されている。摺擦ブラケット74は、摺擦ローラ72の反対側に接離用の偏心カム77が当接されている。摺擦ブラケット74は、公知のコイルバネによって軸76を中心として摺擦ローラ72が定着ベルト4から離れる方向の回動力が付勢されている。この弾性力によって摺擦ブラケット74の偏心カム77への当接が保証され、偏心カム77の回転に追随することができる。偏心カム77の回転より、図6に示す摺擦ローラ72が定着ベルト4に接する位置と、図7に示す摺擦ローラ72が定着ベルト4から離れる位置とを移動することで、摺擦ローラ72が接離される。偏心カム77は公知の駆動手段によって回転される。
次に、印刷モードによる摺擦ローラ72の線速度の変更について説明する。
摺擦ローラ72には、第1駆動手段91が接続され、第1駆動手段91が、摺擦ローラ72を、定着ベルト4の表面の線速度に対して、摺擦ローラ72の線速度を順方向に例えば3倍速い線速度で駆動させる(摺擦ローラ動作モードB)。また、摺擦ローラ72は、第1駆動手段91によって定着ローラ3を介して駆動される定着ベルト4に従動して駆動する(摺擦ローラ動作モードA)。
摺擦ローラ72の摺擦ローラ動作モードは、印刷モードに応じて決定される。装置本体100は、高光沢の画像を出力する高光沢モードと、それほど高光沢を必要としない画像を出力する通常光沢モードの2つの光沢モードを有する。これらのモードを選択するための制御プログラムと、各モードで印刷を実行する際に用いる設定は、装置本体100に設けられたROMに記憶されている。装置本体100が印刷する前に、ユーザーが高光沢モード又は通常光沢モードを選択する。装置本体100は、ユーザーの選択(操作)に応じてモードを設定する。
印刷モードが高光沢モードの場合、摺擦ローラ72の摺擦ローラ動作モードは、第1駆動手段91が摺擦ローラ72を駆動する摺擦ローラ動作モードBとする。一方、印刷モードが通常光沢モードの場合は、摺擦ローラ72の摺擦ローラ動作モードは、第2駆動手段92が定着ローラ3及び定着ベルト4を介して摺擦ローラ72を従動駆動する摺擦ローラ動作モードAとする。
このように摺擦ローラ72の線速度を制御することで、定着ベルト4の表面の光沢度を調整できる。また、定着ベルト4を必要以上に摺擦することを防止し、高耐久な定着装置にできる。
なお、摺擦ローラ72の線速度は、第1駆動手段91を制御することで変更しても良い。
ところで、摺擦ローラ72が、定着ベルト4に接触して研磨動作を実行するときは、削り粉が発生する。この削り粉が定着ベルト4に付着し堆積すると、異常画像を発生する虞がある。
本実施形態の定着装置1は、加圧ローラ5が定着ベルト4に接離可能に加圧又は脱圧をする加圧・脱圧機構を備える。
加圧・脱圧機構は、支持軸を中心に回転し、加圧ローラ5のローラ軸に接離可能なアームと、アームの一方の端部と定着装置1の側板にその両端が固定されたスプリングバネと、アクチュエータの駆動力により回転してアームの他方の端部を押圧する偏心カムと、から構成されている。
スプリングバネは、アームが支持軸を中心に加圧ローラ5のローラ軸から離れる方向に回転するように、アームの一方の端部に作用する。偏心カムの押圧力は、アームがその回転方向とは反対方向にスプリングバネの弾性力に抗して回転するように、アームの他方の端部に作用する。
偏心カムのカム位相によりアームへの押圧の程度が変化し、ニップ部の加圧、脱圧状態の切替を行うことができる。
用紙Sがニップ部に搬送される前に、摺擦ローラ72は、定着ベルト4を摺擦する。摺擦ローラ72が定着ベルト4を摺擦するときは、偏心カムの回転により、加圧ローラ5が定着ベルト4から離間する位置に移動する。摺擦ローラ72が定着ベルト4の摺擦を完了し定着ベルト4から離間すると、偏心カムが所定の回転角だけ回転する。偏心カムが所定の回転角だけ回転すると、加圧ローラ5が定着ベルト4を介して定着ローラ3を押圧する。このとき、加圧ローラ5の押圧力は、定着時の押圧力より小さくなる。この偏心カムが所定の回転角だけ回転した状態で、加圧ローラ5は、所定時間、例えば用紙Sがニップ部に搬送されるまでの間、回転駆動される。所定時間が経過すると、偏心カムがさらに所定の回転角だけ回転し、加圧ローラ5の押圧力は、定着時の押圧力となる。
これにより、研磨動作により発生した削り粉を加圧ローラ5の側に移動させ、異常画像の防止ができる。なお、加圧・脱圧機構は、上述の形態に限定されないことは言うまでもない。
研磨動作は、定着ローラ温度を所定の温度に引き上げた安定させた状態で行うことが望ましい。温度を管理することで研磨量を安定化できる。
以下、本発明の定着装置について、実施例を用いてより具体的に説明を行うが、本発明は、後述する実施例に限定されるものではない。
上述した実施形態に係る定着装置(実施例1〜3)について、比較例を用意して光沢残像を評価する実験を行った。
(検証実験内容)
画像形成装置(「Pro C910」株式会社リコー製)を用いて、光沢残像の評価を実施した。
<光沢残像の評価>
先ず、DLTサイズの用紙(「Color Copy Digital」HAMMERMILL製)を、画像面積率20%のチャートにて、10000枚印刷する。
次に、摺擦ローラ72により定着ベルト4を所定の摺擦ローラ動作モードで所定の時間研磨する。
次に、A3サイズの用紙(「OK特アートポスト」(米坪279g/m)王子製紙製)をセットし、所定の画像を所定の印刷モードで印刷する。所定の画像は、図8に示すように、通紙方向(図8中矢印方向)で上流側半分に6つの白抜け部Eを有する。
光沢残像の評価は、通紙方向前半の白抜け部が後半に転移し、低光沢部となるときの光沢残像の発生レベルを評価した。光沢残像発生なしの場合には「○」、高光沢部と低光沢部との光沢度差が5%未満の場合には「△」、高光沢部と低光沢部との光沢度差が5%以上の場合には「×」とした。
なお、定着ベルト表面の光沢度の測定には、光沢計(「GM−60」コニカミノルタ製)を用い、照射角度を60°とした。中央部、端部(奥側、手前側)、周方向3箇所の計9箇所を測定し、その平均値を表面光沢度とした。
実施例1は、摺擦ローラ72を用いて、定着ベルト4を、摺擦ローラモードAにて120sec研磨した後、図8示す画像を通常光沢モード(標準速)で印刷した。
実施例2は、摺擦ローラ72を用いて、定着ベルト4を、摺擦ローラモードAにて60sec研磨した後、図8示す画像を通常光沢モード(標準速)で印刷した。
実施例3は、摺擦ローラ72を用いて、定着ベルト4を、摺擦ローラモードBにて120sec研磨した後、図8示す画像を高光沢モード(低速)で印刷した。
比較例1は、定着ベルト4を研磨することなく、図9示す画像を通常光沢モード(標準速)で印刷した。
図9に示した評価結果から、実施例1では、定着ベルト4の光沢度は18%で、画像光沢度は30%で、光沢残像は「○」であった。
実施例2では、定着ベルト4の光沢度は28%で、画像光沢度は35%で、光沢残像は「△」であった。
実施例3では、定着ベルト4の光沢度は45%で、画像光沢度は55%で、光沢残像は「○」であった。
比較例1では、定着ベルト4の光沢度は35%で、画像光沢度は40%で、光沢残像は「×」であった。
この評価結果から分かるように、印刷モードに応じて摺擦ローラ72の摺擦ローラ動作モードを変更することで、定着ベルト4を必要以上に摺擦することを防止し、高耐久な定着装置にできる。また、摺擦ローラ72の線速度を制御することで、定着ベルト4の表面の光沢度を調整できる。摺擦ローラ72の線速度を制御して、定着ベルト4の表面の光沢度を30%以下、好ましくは20%以下に調整すると、それほど高光沢を必要としない画像を出力する通常光沢モードに対応できる。摺擦ローラ72の線速度を制御して、定着ベルト4の表面の光沢度を40%以上に調整すると、高光沢の画像を出力する高光沢モードに対応できる。
なお、定着装置1に、定着ベルト4の表面の光沢度を検出する光沢度検出手段としての光沢度センサを配置し、光沢度センサの検出結果に基づいて摺擦ローラ72の線速度を制御しても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
4 定着ベルト(定着回転体の一例)
5 加圧ローラ(対向回転体の一例)
72 摺擦ローラ(摺擦回転体の一例)
91 第1駆動手段
特開2014−81610号公報 特開2011−221067号公報

Claims (12)

  1. 定着回転体と、
    前記定着回転体に対向して設けられる対向回転体と、
    前記定着回転体に当接して回転することで、該定着回転体の表面を摺擦して表面性を回復させる摺擦回転体と、
    前記摺擦回転体を回転駆動する第1駆動手段と、を有し、
    前記定着回転体と前記対向回転体で形成されるニップ部において、記録媒体上の未定着画像を定着させる定着装置において、
    前記摺擦回転体は、前記定着回転体に対して接離可能に配置され、
    前記対向回転体は、前記定着回転体に対して加圧又は脱圧をすると共に、接離可能に配置され、
    記録媒体が前記ニップ部に搬送される前に、前記摺擦回転体は、該定着回転体を摺擦し、
    前記摺擦回転体が前記定着回転体を摺擦している間、前記対向回転体は、前記定着回転体から離間し、
    前記摺擦回転体による前記定着回転体の摺擦が完了した後に、前記対向回転体は、定着時の押圧力より小さい押圧力で前記定着回転体を所定時間だけ押圧して回転する定着装置であって、
    前記摺擦回転体は、印刷モードに応じて、前記定着回転体を摺擦する際の線速度を変更することを特徴とする定着装置。
  2. 定着回転体と、
    前記定着回転体に対向して設けられる対向回転体と、
    前記定着回転体に当接して回転することで、該定着回転体の表面を摺擦して表面性を回復させる摺擦回転体と、
    前記摺擦回転体を回転駆動する第1駆動手段と、を有し、
    前記定着回転体と前記対向回転体で形成されるニップ部において、記録媒体上の未定着画像を定着させる定着装置において、
    前記摺擦回転体は、前記定着回転体に対して接離可能に配置され、
    前記対向回転体は、前記定着回転体に対して加圧又は脱圧をすると共に、接離可能に配置され、
    記録媒体が前記ニップ部に搬送される前に、前記摺擦回転体は、該定着回転体を摺擦し、
    前記摺擦回転体が前記定着回転体を摺擦している間、前記対向回転体は、前記定着回転体から離間せずに、前記定着回転体への押圧力を減少し、
    前記摺擦回転体による前記定着回転体の摺擦が完了した後に、前記対向回転体は、定着時の押圧力より小さい押圧力で前記定着回転体を所定時間だけ押圧して回転する定着装置であって、
    前記摺擦回転体は、印刷モードに応じて、前記定着回転体を摺擦する際の線速度を変更することを特徴とする定着装置。
  3. 前記対向回転体が、定着時の押圧力より小さい押圧力で前記定着回転体を所定時間だけ押圧して回転する間、前記摺擦回転体は、前記定着回転体から離間することを特徴とする、請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記摺擦回転体の線速度を制御することで、前記定着回転体の表面の光沢度を調整することを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の定着装置。
  5. 前記定着回転体の表面の光沢度が30%以下となるように、前記摺擦回転体の線速度を制御することを特徴とする、請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記定着回転体の表面の光沢度が20%以下となるように、前記摺擦回転体の線速度を制御することを特徴とする、請求項4又は5に記載の定着装置。
  7. 前記定着回転体の表面の光沢度が40%以上となるように、前記摺擦回転体の線速度を制御することを特徴とする、請求項4に記載の定着装置。
  8. 前記定着回転体を駆動する第2駆動手段を有し、
    前記摺擦回転体を、前記第1駆動手段による回転駆動と、前記第2駆動手段による前記定着回転体の駆動に従動させる従動回転駆動とで変更することで、前記摺擦回転体の線速度を変更することを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の定着装置。
  9. 前記第1駆動手段は、前記定着回転体の線速度よりも速い線速度で、前記摺擦回転体を回転駆動可能であることを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の定着装置。
  10. 前記定着回転体の表面の光沢度を検出する光沢度検出手段を有し、
    前記光沢度検出手段の検出結果に基づいて、前記摺擦回転体の線速度を制御することを特徴とする、請求項1〜9の何れか一項に記載の定着装置。
  11. 請求項1〜10の何れか一項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 少なくとも通常光沢モードと該通常光沢モードよりも光沢度の高い高光沢モードから1つを選択可能とし、
    前記高光沢モードが選択された場合の前記摺擦回転体の線速度は、前記通常光沢モードが選択された場合の前記摺擦回転体の線速度より速いことを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
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