JP5861981B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5861981B2 JP5861981B2 JP2011204612A JP2011204612A JP5861981B2 JP 5861981 B2 JP5861981 B2 JP 5861981B2 JP 2011204612 A JP2011204612 A JP 2011204612A JP 2011204612 A JP2011204612 A JP 2011204612A JP 5861981 B2 JP5861981 B2 JP 5861981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- belt member
- fixing belt
- fixing
- width direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。なお、現像剤としては、トナーから成る一成分現像剤を用いてもよいし、トナーとキャリアから成る二成分現像剤を用いても構わない。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kの感光体5が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、それぞれの感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
図2は、定着装置の断面図であり、図3は、定着装置の平面図である。
図2に示すように、定着装置20は、定着部材としての定着ベルト21、これの外周に対向する対向回転体としての加圧ローラ22と、定着ベルト21と加圧ローラ22との間にニップ部Nを形成するニップ形成部材23と、ニップ形成部材23を支持する補強部材24と、発熱体としてのヒータ25と、ヒータ25の熱を定着ベルト21に伝える伝熱部材26と、加圧ローラ22を定着ベルト21に圧接させる圧接機構27と、定着ベルト21の表面温度を検知する温度センサ28とを備えている。
画像形成装置本体の電源スイッチが投入されると、ヒータ25に電力が供給されると共に、加圧ローラ22が図2中の時計回りに回転駆動を開始する。これにより、定着ベルト21は、加圧ローラ22との摩擦力によって、図2中の反時計回りに従動回転する。
図4は、定着ベルトをニップ部側から見た図である。
図4に示すように、定着ベルト21は、その幅方向両端部側にそれぞれ縮径部44を有しており、各縮径部44では外周面が各端部に向かってテーパー状に縮径するように形成されている。一方、縮径部44以外の部分は、幅方向に渡って同じ外径に形成されている。このため、定着ベルト21の両端部(縮径部44)における外周長L2は、中央部側における外周長L1よりも、短くなっている。また、両方の縮径部44(外周長の短い部分)同士の間隔Dは、図の斜線で示すニップ部Nのベルト幅方向に渡る長さWよりも大きく設定されている。
まず、図7に示すように、定着ベルト21が加圧ローラ22(図の二点鎖線)に対して所定の位置に配設されている状態では、定着ベルト21の両端側の縮径部44は、加圧ローラ22と接触していない。この状態で、加圧ローラ22を回転駆動させ、定着ベルト21が従動回転すると、ニップ部Nにおいては定着ベルト21の外周長は幅方向に渡って同じであるため、定着ベルト21はニップ部Nの全体に渡って同じ角速度ω1で回転する。
図10に示すように、定着ベルト21の縮径部44においては、それ以外の部分に比べて角速度が速くなる。また、この場合は、縮径部44をテーパ状に縮径させているので、端部に向かうに連れて角速度は比例して速くなっている。
図11及び図12に示す変形例では、定着ベルト21の外周面を幅方向に渡って中央部で凸となる円弧状に形成することにより、その外周面を幅方向両端部に向かって縮径させている。また、定着ベルト21の厚みは、図11に示すように、幅方向に渡って一定にしてもよいし、図12に示すように、幅方向に渡って変化させてもよい。
21 定着ベルト(ベルト部材)
22 加圧ローラ(対向回転体)
23 ニップ形成部材
44 縮径部
45 段差部
A 定着ベルトの幅方向長さ
B 加圧ローラの軸方向長さ
D 外周長の短い部分同士の間隔
L1 中央部側の外周長
L2 端部側の外周長
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
T トナー画像
W ニップ部のベルト幅方向に渡る長さ
ω1 中央部側の角速度
ω2 端部側の角速度
Claims (8)
- 無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材の外周に対向して配設された対向回転体と、
前記ベルト部材を介して前記対向回転体に当接して前記ベルト部材と前記対向回転体との間にニップ部を形成するニップ形成部材とを備え、
回転する前記ベルト部材と前記対向回転体との間のニップ部に、未定着画像を担持した記録媒体を通過させて、当該未定着画像を記録媒体に定着する定着装置において、
前記ベルト部材の外周長を、ベルト部材の幅方向の中央部側よりも両端部側において短くし、
前記ベルト部材の両端部における外周長の短い部分同士の間隔を、前記ニップ部のベルト幅方向に渡る長さよりも大きく設定したことを特徴とする定着装置。 - 前記ベルト部材の幅方向長さを、前記対向回転体の軸方向長さよりも長くした請求項1に記載の定着装置。
- 前記対向回転体の外周面における摩擦係数を、軸方向両端部においてその他の部分よりも大きくした請求項2に記載の定着装置。
- 前記ベルト部材の幅方向両端部側の外周面を、各端部に向かってテーパー状に縮径させた請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記ベルト部材の幅方向両端部側において、幅方向の中央部側よりも両端部側において外径が小さくなるように、外周面に段差部を形成した請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記ベルト部材の外周面を幅方向に渡って中央部で凸となる円弧状に形成することにより、その外周面を幅方向両端部に向かって縮径させた請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記ベルト部材の材質を、耐熱性樹脂、耐熱性ゴム、又はこれらの複合体とした請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011204612A JP5861981B2 (ja) | 2011-09-20 | 2011-09-20 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011204612A JP5861981B2 (ja) | 2011-09-20 | 2011-09-20 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013064943A JP2013064943A (ja) | 2013-04-11 |
JP5861981B2 true JP5861981B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=48188487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011204612A Active JP5861981B2 (ja) | 2011-09-20 | 2011-09-20 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5861981B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6648558B2 (ja) * | 2015-06-26 | 2020-02-14 | 株式会社リコー | 定着装置と画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04166967A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-12 | Hitachi Ltd | 熱定着装置 |
JPH075783A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-10 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP3011204B1 (ja) * | 1998-09-21 | 2000-02-21 | 住友電気工業株式会社 | 管状物の製造方法 |
JP5549160B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2014-07-16 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2011
- 2011-09-20 JP JP2011204612A patent/JP5861981B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013064943A (ja) | 2013-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5375469B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6361269B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5342739B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6150107B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6103679B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6287279B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US8532529B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus using the same | |
JP6051741B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US20140153982A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP2013145289A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2018092074A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US20150355585A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP2015052681A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2006098901A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5861981B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5609558B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6094712B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2013186197A (ja) | 定着装置、画像形成装置 | |
JP6127603B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2019028197A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5008519B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置、及び、フレーム | |
JP2017120392A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5769127B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2017146404A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2013186352A (ja) | 定着装置、画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140812 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150528 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151213 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5861981 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |