JPH075783A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH075783A JPH075783A JP16742393A JP16742393A JPH075783A JP H075783 A JPH075783 A JP H075783A JP 16742393 A JP16742393 A JP 16742393A JP 16742393 A JP16742393 A JP 16742393A JP H075783 A JPH075783 A JP H075783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- fixing belt
- pressure roll
- fixing device
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
- F16H2007/185—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains the guiding surface in contact with the belt, rope or chain having particular shapes, structures or materials
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2058—Shape of roller along rotational axis
- G03G2215/2061—Shape of roller along rotational axis concave
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定着ベルトの斜行自体を防止することできる
定着装置を安価な構成で提供する。 【構成】 ヒートロール５１と分離ロールとの間に定着
ベルト５３を循環走行可能に巻装し、トナー画像を形成
した被転写物を定着ベルト５３と加圧ロール１１との対
向間隙に走行させてトナー画像を定着する定着装置であ
って、加圧ロール１１として、つづみ状に形成したもの
を設ける。つづみ状の加圧ロール１１の回転により、定
着ベルト５３をその両端部側に引っ張る力（定着ベルト
の幅を左右に広げようとする力）が均等に発生するた
め、その斜行・弛みが発生しなくなる。
定着装置を安価な構成で提供する。 【構成】 ヒートロール５１と分離ロールとの間に定着
ベルト５３を循環走行可能に巻装し、トナー画像を形成
した被転写物を定着ベルト５３と加圧ロール１１との対
向間隙に走行させてトナー画像を定着する定着装置であ
って、加圧ロール１１として、つづみ状に形成したもの
を設ける。つづみ状の加圧ロール１１の回転により、定
着ベルト５３をその両端部側に引っ張る力（定着ベルト
の幅を左右に広げようとする力）が均等に発生するた
め、その斜行・弛みが発生しなくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＰＰＣ複写機やファク
シミリにおけるトナー粉画像の定着装置に関し、詳しく
は該定着装置における加圧ロールの形状または構造に関
するものである。
シミリにおけるトナー粉画像の定着装置に関し、詳しく
は該定着装置における加圧ロールの形状または構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記定着装置として図５に示すも
のが知られている。この定着装置は、内部にヒータ（図
示せず）を有するヒートロール（定着ロール）５１、該
ヒートロール５１と一定間隔をおいて設けられた分離ロ
ール５２、これらヒートロール５１と分離ロール５２と
の間に循環走行可能に巻装された定着ベルト５３およ
び、該定着ベルト５３を介してヒートロール５１と対向
する加圧ロール５４を備えており、トナー粉画像を形成
した被転写物（図示せず）を、回転する加圧ロール５４
と走行する定着ベルト５３とで挟圧して走行させること
により前記トナー粉画像を定着するものである。この定
着装置では、高品質の画像を得るための条件の一つとし
て、定着ベルト５３が画像定着時（走行時）にできるだ
け斜行しないことが要求される。
のが知られている。この定着装置は、内部にヒータ（図
示せず）を有するヒートロール（定着ロール）５１、該
ヒートロール５１と一定間隔をおいて設けられた分離ロ
ール５２、これらヒートロール５１と分離ロール５２と
の間に循環走行可能に巻装された定着ベルト５３およ
び、該定着ベルト５３を介してヒートロール５１と対向
する加圧ロール５４を備えており、トナー粉画像を形成
した被転写物（図示せず）を、回転する加圧ロール５４
と走行する定着ベルト５３とで挟圧して走行させること
により前記トナー粉画像を定着するものである。この定
着装置では、高品質の画像を得るための条件の一つとし
て、定着ベルト５３が画像定着時（走行時）にできるだ
け斜行しないことが要求される。
【０００３】ところで実開平４−１３０９７１号公報に
は、上記要求に応える定着装置として、定着ベルトの斜
行補正装置を備えたものが開示されている。この斜行補
正装置は、図６，７に示すように定着ベルト５３の左右
両側にセンサ６１を設けて斜行を検知し、定着ベルト５
３が例えば図７のＡ側に斜行したときには、斜行と反対
側であるＢ側のニップ幅制御機構６２の偏心カム６３に
よりバネ６４のバネ圧を高め、Ｂ側における加圧ロール
５４による定着ベルト５３のニップ幅Ｄを増大すること
によって定着ベルト５３のズレをなくすようにしたもの
である。なお、図６において６５は、トナー粉画像を形
成した被転写物である。
は、上記要求に応える定着装置として、定着ベルトの斜
行補正装置を備えたものが開示されている。この斜行補
正装置は、図６，７に示すように定着ベルト５３の左右
両側にセンサ６１を設けて斜行を検知し、定着ベルト５
３が例えば図７のＡ側に斜行したときには、斜行と反対
側であるＢ側のニップ幅制御機構６２の偏心カム６３に
よりバネ６４のバネ圧を高め、Ｂ側における加圧ロール
５４による定着ベルト５３のニップ幅Ｄを増大すること
によって定着ベルト５３のズレをなくすようにしたもの
である。なお、図６において６５は、トナー粉画像を形
成した被転写物である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の定着装置では、センサ６１やニップ幅制御機構６２
が必要となり、またこの定着装置は定着ベルト５３に発
生した斜行を補正するものであって、斜行の発生自体を
防止するものではない。
報の定着装置では、センサ６１やニップ幅制御機構６２
が必要となり、またこの定着装置は定着ベルト５３に発
生した斜行を補正するものであって、斜行の発生自体を
防止するものではない。
【０００５】本発明は、上記の点を解決しようとするも
ので、その目的は、定着ベルトが常に両端方向に（右側
は右端側に、左側は左端側に）同じ力で引っ張られるよ
うな加圧ロールを設けることにより、複雑な機構を付設
することなく、定着ベルトの斜行自体および弛みを防止
することができる定着装置を提供することにある。
ので、その目的は、定着ベルトが常に両端方向に（右側
は右端側に、左側は左端側に）同じ力で引っ張られるよ
うな加圧ロールを設けることにより、複雑な機構を付設
することなく、定着ベルトの斜行自体および弛みを防止
することができる定着装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の定着装
置は、内部にヒータを有するヒートロールと、該ヒート
ロールと一定間隔をおいて設けられた分離ロールと、こ
れらヒートロールと分離ロールとの間に巻装された定着
ベルトと、該定着ベルトを介して前記ヒートロールと対
向する加圧ロールとを備え、トナー粉画像を形成した被
転写物を前記加圧ロールと定着ベルトとの間に走行させ
て前記トナー粉画像を定着する定着装置であって、前記
加圧ロールは前記定着ベルトに、これを両側に引っ張る
力を左右均等に付与しうる形状または構造のものである
ことを特徴とする。
置は、内部にヒータを有するヒートロールと、該ヒート
ロールと一定間隔をおいて設けられた分離ロールと、こ
れらヒートロールと分離ロールとの間に巻装された定着
ベルトと、該定着ベルトを介して前記ヒートロールと対
向する加圧ロールとを備え、トナー粉画像を形成した被
転写物を前記加圧ロールと定着ベルトとの間に走行させ
て前記トナー粉画像を定着する定着装置であって、前記
加圧ロールは前記定着ベルトに、これを両側に引っ張る
力を左右均等に付与しうる形状または構造のものである
ことを特徴とする。
【０００７】請求項２に記載の定着装置は、前記加圧ロ
ールの形状をつづみ状にしたことを特徴とする。
ールの形状をつづみ状にしたことを特徴とする。
【０００８】請求項３に記載の定着装置は、前記加圧ロ
ールの外周部をゴムで形成すると共に、両側外周部の弾
性率を、中央外周部の弾性率より高くしたことを特徴と
する。
ールの外周部をゴムで形成すると共に、両側外周部の弾
性率を、中央外周部の弾性率より高くしたことを特徴と
する。
【０００９】請求項４に記載の定着装置は、前記加圧ロ
ールの外周面をゴムで形成すると共に、両側外周面の摩
擦係数を、中央外周面の摩擦係数より高くしたことを特
徴とする。
ールの外周面をゴムで形成すると共に、両側外周面の摩
擦係数を、中央外周面の摩擦係数より高くしたことを特
徴とする。
【００１０】請求項５に記載の定着装置は、前記加圧ロ
ールの一側外周面に直線状の傾斜溝を複数、互いに平行
に形成し、他側の外周面に直線状の傾斜溝を複数、該加
圧ロールの中心に関して前記一側の傾斜溝と対称的に形
成したことを特徴とする（加圧ロール回転時に両端方向
に逃げる溝を、左右対称的に形成する）。
ールの一側外周面に直線状の傾斜溝を複数、互いに平行
に形成し、他側の外周面に直線状の傾斜溝を複数、該加
圧ロールの中心に関して前記一側の傾斜溝と対称的に形
成したことを特徴とする（加圧ロール回転時に両端方向
に逃げる溝を、左右対称的に形成する）。
【００１１】
【作用】請求項１に記載の定着装置においては、加圧ロ
ールとして、定着ベルトをその両側に引っ張る左右均等
な力を付与しうる形状または構造のものを設けたので、
定着ベルトの斜行自体が発生しなくなるうえ、その弛み
の発生も防止される。
ールとして、定着ベルトをその両側に引っ張る左右均等
な力を付与しうる形状または構造のものを設けたので、
定着ベルトの斜行自体が発生しなくなるうえ、その弛み
の発生も防止される。
【００１２】請求項２，３に記載の定着装置において
は、定着ベルトおよびヒートロールの両側部に中央部よ
り高い当接圧が加わり、定着ベルトを両端部側に引っ張
る力が発生する。
は、定着ベルトおよびヒートロールの両側部に中央部よ
り高い当接圧が加わり、定着ベルトを両端部側に引っ張
る力が発生する。
【００１３】請求項４に記載の定着装置においては、定
着ベルトがヒートロールの両端方向に滑り易くなるた
め、定着ベルトを両端部側に引っ張る力が発生する。
着ベルトがヒートロールの両端方向に滑り易くなるた
め、定着ベルトを両端部側に引っ張る力が発生する。
【００１４】請求項５に記載の定着装置においては、加
圧ロールを所定の向きに回転させると、傾斜溝により定
着ベルトを両端部側に引っ張る力が発生する。
圧ロールを所定の向きに回転させると、傾斜溝により定
着ベルトを両端部側に引っ張る力が発生する。
【００１５】
【実施例】次に、本発明の各実施例を、図面を基に説明
する。 実施例１（請求項２） 図１に示す定着装置は、定着ベルト５３を介してヒート
ロール５１と対向する加圧ロール１１をつづみ状（鼓
状）に形成したものである。その他の部分の構成は図５
の従来例と同様である。このような加圧ロール１１を用
いることにより、ヒートロール５１の両端部に近いほ
ど、中央部より高い当接圧が加わり、定着ベルト５３を
両端部側に引っ張る力が発生するので、定着ベルト５３
の斜行が未然に防止される。なお、つづみ状の加圧ロー
ル１１に代えて、中央部の径をほぼ一定とし両側部のみ
を、径が漸増する形状とすることもできる。
する。 実施例１（請求項２） 図１に示す定着装置は、定着ベルト５３を介してヒート
ロール５１と対向する加圧ロール１１をつづみ状（鼓
状）に形成したものである。その他の部分の構成は図５
の従来例と同様である。このような加圧ロール１１を用
いることにより、ヒートロール５１の両端部に近いほ
ど、中央部より高い当接圧が加わり、定着ベルト５３を
両端部側に引っ張る力が発生するので、定着ベルト５３
の斜行が未然に防止される。なお、つづみ状の加圧ロー
ル１１に代えて、中央部の径をほぼ一定とし両側部のみ
を、径が漸増する形状とすることもできる。
【００１６】実施例２（請求項３） 図２に示す定着装置は、加圧ロール２１の外周部をゴム
で形成すると共に、両側外周部の弾性率を、中央外周部
の弾性率より高くし、加圧ロールの径を全体にわたって
均一としたものである。すなわち、金属製の円筒状ロー
ルの中央部外周面に比較的弾性率の低いゴムシート２２
を被覆し、該ロールの両側部外周面に、比較的弾性率が
高く、厚さがゴムシート２２と同一のゴムシート２３を
被覆して加圧ロール２１を構成したものである。この加
圧ロール２１の作用は実施例１と同様であり、ヒートロ
ール５１の両側部では中央部より高い当接圧が加わり、
定着ベルト５３を両端部側に引っ張る力が発生するの
で、定着ベルト２１の斜行が未然に防止される。
で形成すると共に、両側外周部の弾性率を、中央外周部
の弾性率より高くし、加圧ロールの径を全体にわたって
均一としたものである。すなわち、金属製の円筒状ロー
ルの中央部外周面に比較的弾性率の低いゴムシート２２
を被覆し、該ロールの両側部外周面に、比較的弾性率が
高く、厚さがゴムシート２２と同一のゴムシート２３を
被覆して加圧ロール２１を構成したものである。この加
圧ロール２１の作用は実施例１と同様であり、ヒートロ
ール５１の両側部では中央部より高い当接圧が加わり、
定着ベルト５３を両端部側に引っ張る力が発生するの
で、定着ベルト２１の斜行が未然に防止される。
【００１７】実施例３（請求項４） 図３に示す定着装置は、加圧ロール３１の外周面をゴム
で形成すると共に、両側外周面の摩擦係数を、中央外周
面の摩擦係数より高くし、加圧ロールの径を全体にわた
って均一としたものである。すなわち、金属製の円筒状
ロールの中央部外周面に比較的摩擦係数の低いゴムシー
ト３２を被覆し、該ロールの両側部外周面に、比較的摩
擦係数が高く、厚さがゴムシート３２と同一のゴムシー
ト３３を被覆して加圧ロール３１を構成したものであ
る。この加圧ロール３１によれば、定着ベルト１がヒー
トロール５１の両端方向に滑り易くなるため、定着ベル
ト５３を両端部側に引っ張る力が発生するので、定着ベ
ルト５３の斜行が未然に防止される。
で形成すると共に、両側外周面の摩擦係数を、中央外周
面の摩擦係数より高くし、加圧ロールの径を全体にわた
って均一としたものである。すなわち、金属製の円筒状
ロールの中央部外周面に比較的摩擦係数の低いゴムシー
ト３２を被覆し、該ロールの両側部外周面に、比較的摩
擦係数が高く、厚さがゴムシート３２と同一のゴムシー
ト３３を被覆して加圧ロール３１を構成したものであ
る。この加圧ロール３１によれば、定着ベルト１がヒー
トロール５１の両端方向に滑り易くなるため、定着ベル
ト５３を両端部側に引っ張る力が発生するので、定着ベ
ルト５３の斜行が未然に防止される。
【００１８】実施例４（請求項５） 図４に示す定着装置は、直径が一定の加圧ロール４１の
一側外周面に直線状の傾斜溝４２を複数、互いに平行に
形成し、他側の外周面に直線状の傾斜溝４３を複数、加
圧ロール４１の中心に関して傾斜溝４２と対称的に形成
したものである。加圧ロール４１の回転方向は、これを
図４に示すように正面の一定位置から見た場合に、傾斜
溝４２または４３の内側端部（加圧ロール４１の中央部
側の端部）が最初に見え、外側端部が最後に見えるよう
に、すはわち図４の矢印Ａのとおりに設定される。加圧
ロール４１を矢印Ａの向きに回転させると、傾斜溝４
２，４３により定着ベルト５３を両端部側に引っ張る力
が発生するので、定着ベルト５３の斜行が未然に防止さ
れる。なお、所望により、例えば図１実施例と図２実施
例を組み合わせたり、図３実施例と図４実施例を組み合
わせてもよく、こうすることにより作用・効果が更に優
れた定着装置を提供することができる。
一側外周面に直線状の傾斜溝４２を複数、互いに平行に
形成し、他側の外周面に直線状の傾斜溝４３を複数、加
圧ロール４１の中心に関して傾斜溝４２と対称的に形成
したものである。加圧ロール４１の回転方向は、これを
図４に示すように正面の一定位置から見た場合に、傾斜
溝４２または４３の内側端部（加圧ロール４１の中央部
側の端部）が最初に見え、外側端部が最後に見えるよう
に、すはわち図４の矢印Ａのとおりに設定される。加圧
ロール４１を矢印Ａの向きに回転させると、傾斜溝４
２，４３により定着ベルト５３を両端部側に引っ張る力
が発生するので、定着ベルト５３の斜行が未然に防止さ
れる。なお、所望により、例えば図１実施例と図２実施
例を組み合わせたり、図３実施例と図４実施例を組み合
わせてもよく、こうすることにより作用・効果が更に優
れた定着装置を提供することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明で明らかように、請求項１に
記載の定着装置によれば加圧ロールが定着ベルトに、そ
の両端部側に均等の引っ張り力を付与するので、定着ベ
ルトに斜行、弛みが発生しなくなる効果がある。請求項
２に記載の定着装置によれば、加圧ロールをつづみ状に
形成し、定着ベルトにその両端側に引っ張る力を付与す
るように構成したので、定着ベルトに斜行、弛みが発生
しなくなる効果がある。請求項３に記載の定着装置によ
れば、加圧ロールの中央部を弾性率の低いゴムで、両側
部を弾性率の高いゴムで形成し、定着ベルトにその両端
部側に引っ張る力を付与するように構成したので、定着
ベルトに斜行、弛みが発生しなくなる効果がある。請求
項４に記載の定着装置によれば、加圧ロールの中央部を
摩擦係数の低いゴムで、両側部を摩擦係数の高いゴムで
形成し、定着ベルトにその両端部側に引っ張る力を付与
するように構成したので、定着ベルトに斜行、弛みが発
生しなくなる効果がある。請求項５に記載の定着装置に
よれば、加圧ロールの両側部に、その回転時に両端部側
に逃げる溝を形成し、定着ベルトにその両端部側に引っ
張る力を付与するように構成したので、定着ベルトに斜
行、弛みが発生しなくなる効果がある。
記載の定着装置によれば加圧ロールが定着ベルトに、そ
の両端部側に均等の引っ張り力を付与するので、定着ベ
ルトに斜行、弛みが発生しなくなる効果がある。請求項
２に記載の定着装置によれば、加圧ロールをつづみ状に
形成し、定着ベルトにその両端側に引っ張る力を付与す
るように構成したので、定着ベルトに斜行、弛みが発生
しなくなる効果がある。請求項３に記載の定着装置によ
れば、加圧ロールの中央部を弾性率の低いゴムで、両側
部を弾性率の高いゴムで形成し、定着ベルトにその両端
部側に引っ張る力を付与するように構成したので、定着
ベルトに斜行、弛みが発生しなくなる効果がある。請求
項４に記載の定着装置によれば、加圧ロールの中央部を
摩擦係数の低いゴムで、両側部を摩擦係数の高いゴムで
形成し、定着ベルトにその両端部側に引っ張る力を付与
するように構成したので、定着ベルトに斜行、弛みが発
生しなくなる効果がある。請求項５に記載の定着装置に
よれば、加圧ロールの両側部に、その回転時に両端部側
に逃げる溝を形成し、定着ベルトにその両端部側に引っ
張る力を付与するように構成したので、定着ベルトに斜
行、弛みが発生しなくなる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の要部正面図である。
【図２】別の実施例の要部正面図である。
【図３】さらに別の実施例の要部正面図である。
【図４】さらに別の実施例の要部正面図である。
【図５】従来例の概略斜視図である。
【図６】別の従来例の要部側面図である。
【図７】図６従来例の正面図である。
１１，２１，３１，４１，５４ 加圧ロール ２２，２３，３２，３３ ゴムシート ４２，４３ 傾斜溝 ５１ ヒートロール（定着ロール） ５２ 分離ロール ５３ 定着ベルト ６１ センサ ６２ ニップ幅制御機構 ６３ 偏心カム ６４ バネ ６５ 被転写物
Claims (5)
- 【請求項１】 内部にヒータを有するヒートロールと、
該ヒートロールと一定間隔をおいて設けられた分離ロー
ルと、これらヒートロールと分離ロールとの間に巻装さ
れた定着ベルトと、該定着ベルトを介して前記ヒートロ
ールと対向する加圧ロールとを備え、トナー粉画像を形
成した被転写物を前記加圧ロールと定着ベルトとの間に
走行させて前記トナー粉画像を定着する定着装置であっ
て、前記加圧ロールは前記定着ベルトに、これを両側に
引っ張る力を左右均等に付与しうる形状または構造のも
のであることを特徴とする定着装置。 - 【請求項２】 前記加圧ロールの形状をつづみ状にした
ことを特徴とする請求項１に記載の定着装置。 - 【請求項３】 前記加圧ロールの外周部をゴムで形成す
ると共に、両側外周部の弾性率を、中央外周部の弾性率
より高くしたことを特徴とする請求項１に記載の定着装
置。 - 【請求項４】 前記加圧ロールの外周面をゴムで形成す
ると共に、両側外周面の摩擦係数を、中央外周面の摩擦
係数より高くしたことを特徴とする請求項１に記載の定
着装置。 - 【請求項５】 前記加圧ロールは、一側の外周面に直線
状の傾斜溝を複数、互いに平行に形成し、他側の外周面
に直線状の傾斜溝を複数、該加圧ロールの中心に関して
前記一側の傾斜溝と対称的に形成したものであることを
特徴とする請求項１に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16742393A JPH075783A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16742393A JPH075783A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075783A true JPH075783A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15849430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16742393A Pending JPH075783A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075783A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008020577A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置 |
| JP2009104045A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置および画像形成装置 |
| US7801473B2 (en) * | 2007-11-07 | 2010-09-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fixing device, image forming apparatus and fixing method |
| JP2013064943A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP2013186352A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置 |
| JP2014098817A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| JP2020079912A (ja) * | 2018-11-14 | 2020-05-28 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
| WO2020256762A1 (en) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fixing device and image forming device have the same |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP16742393A patent/JPH075783A/ja active Pending
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