JPH096168A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH096168A JPH096168A JP15072295A JP15072295A JPH096168A JP H096168 A JPH096168 A JP H096168A JP 15072295 A JP15072295 A JP 15072295A JP 15072295 A JP15072295 A JP 15072295A JP H096168 A JPH096168 A JP H096168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- width
- wrinkles
- shape
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2058—Shape of roller along rotational axis
- G03G2215/2061—Shape of roller along rotational axis concave
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱ロールの逆クラウンによるシワの矯正力を
幅狭用紙に対しても確保しシワによる定着不良の発生を
防ぐ。 【構成】 熱ロールの逆クラウンの形状を最大用紙幅に
対し非対称とし、最小外径部を最小用紙幅の内部に位置
させ、幅狭用紙においても用紙幅両端方向への引っ張り
力が働き、シワの矯正力が向上する。
幅狭用紙に対しても確保しシワによる定着不良の発生を
防ぐ。 【構成】 熱ロールの逆クラウンの形状を最大用紙幅に
対し非対称とし、最小外径部を最小用紙幅の内部に位置
させ、幅狭用紙においても用紙幅両端方向への引っ張り
力が働き、シワの矯正力が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー像が形成された
用紙を、加熱ロールおよび加圧ロール間で挟持搬送し
て、トナー像を用紙に定着する定着装置に関するもので
ある。
用紙を、加熱ロールおよび加圧ロール間で挟持搬送し
て、トナー像を用紙に定着する定着装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は、電子写真方式プリンタにおける
定着装置の従来例を示すものである。電子写真方式によ
り顕像化されたトナー像3は用紙1上に転写され、トラ
クタにより用紙1は定着部に送り出される。定着部に送
り出された用紙1上のトナー3は、内部にヒータ4を有
する加熱ロール2と加圧ロール5とにより挾持搬送され
ることにより用紙1上に定着される。熱部を通過した用
紙1は、熱収縮によりシワが発生し定着不良等の印刷品
質の低下を招く。そのため、一般的に加熱ロールの外形
形状を中央部を凹にし、左右対称の逆クラウン形状に
し、用紙幅方向の外側に引っ張る分力を生ずることによ
りシワを矯正する方法が知られている。また、用紙の走
行を安定させるため、用紙の蛇行検出器により用紙のズ
レ量を検出し、加圧ロール5の押し付け圧力を用紙幅方
向で可変する等の蛇行矯正機構を備えている。逆クラウ
ンを有する熱ロールプリンタの場合、用紙1はその両端
部に対向する熱ロール2の外径差によって生ずる周速差
によって走行方向が決定されるため、それを補正するた
めに加圧ロール5の用紙幅方向の荷重差を用紙幅に応じ
モータ6がある規定角度回転することによりバネ7の張
力が増減し、加圧ロール5を保持し軸8を回転中心とし
て回転する支持部材9を介して加圧ロール5の押しつけ
圧力を変化させている。
定着装置の従来例を示すものである。電子写真方式によ
り顕像化されたトナー像3は用紙1上に転写され、トラ
クタにより用紙1は定着部に送り出される。定着部に送
り出された用紙1上のトナー3は、内部にヒータ4を有
する加熱ロール2と加圧ロール5とにより挾持搬送され
ることにより用紙1上に定着される。熱部を通過した用
紙1は、熱収縮によりシワが発生し定着不良等の印刷品
質の低下を招く。そのため、一般的に加熱ロールの外形
形状を中央部を凹にし、左右対称の逆クラウン形状に
し、用紙幅方向の外側に引っ張る分力を生ずることによ
りシワを矯正する方法が知られている。また、用紙の走
行を安定させるため、用紙の蛇行検出器により用紙のズ
レ量を検出し、加圧ロール5の押し付け圧力を用紙幅方
向で可変する等の蛇行矯正機構を備えている。逆クラウ
ンを有する熱ロールプリンタの場合、用紙1はその両端
部に対向する熱ロール2の外径差によって生ずる周速差
によって走行方向が決定されるため、それを補正するた
めに加圧ロール5の用紙幅方向の荷重差を用紙幅に応じ
モータ6がある規定角度回転することによりバネ7の張
力が増減し、加圧ロール5を保持し軸8を回転中心とし
て回転する支持部材9を介して加圧ロール5の押しつけ
圧力を変化させている。
【0003】図3は、複写機等のカートシートを使用す
る印刷機の例を示すものである。用紙は、加熱ロール2
に対し中心振り分けの位置を走行する。そのため、用紙
幅lの最小幅用紙1−1も用紙幅Lの最大幅用紙1−2も
加熱ロール2の逆クラウンの形状に対し対称の位置とな
り、用紙の両端部の加熱ロールの外形DL=DL'、Dl=
Dl'となり用紙走行に対する左右の周速は同一となり安
定した用紙走行が確保できるとともに、逆クラウンによ
り用紙の両端方向にシワの矯正力が働く。一方、図4
は、連続印刷用紙の走行状態を示すものである。一般に
連続印刷用紙のプリンタの場合、用紙の走行位置は熱ロ
ール2に対し、一端面を基準に多端が変動する。熱ロー
ル2の逆クラウンの形状は最大用紙幅の両端部の外径D
=Dlであり、中心に対し対称とするのが一般的であ
る。最小用紙幅lが最大用紙幅Lに対し、l<L/2で
有る場合、最小用紙幅lにおける反操作側の用紙端に対
向する熱ロール外形Dlと熱ロールの最小径dの関係
は、Dl>dとなる。その結果、逆クラウンの最小外径
dが、幅狭用紙の外側にあると、シワに対する矯正力が
用紙の幅方向の外側に向かず、基準端方向へ一方向に生
ずることになり、シワの矯正力がなくなる。
る印刷機の例を示すものである。用紙は、加熱ロール2
に対し中心振り分けの位置を走行する。そのため、用紙
幅lの最小幅用紙1−1も用紙幅Lの最大幅用紙1−2も
加熱ロール2の逆クラウンの形状に対し対称の位置とな
り、用紙の両端部の加熱ロールの外形DL=DL'、Dl=
Dl'となり用紙走行に対する左右の周速は同一となり安
定した用紙走行が確保できるとともに、逆クラウンによ
り用紙の両端方向にシワの矯正力が働く。一方、図4
は、連続印刷用紙の走行状態を示すものである。一般に
連続印刷用紙のプリンタの場合、用紙の走行位置は熱ロ
ール2に対し、一端面を基準に多端が変動する。熱ロー
ル2の逆クラウンの形状は最大用紙幅の両端部の外径D
=Dlであり、中心に対し対称とするのが一般的であ
る。最小用紙幅lが最大用紙幅Lに対し、l<L/2で
有る場合、最小用紙幅lにおける反操作側の用紙端に対
向する熱ロール外形Dlと熱ロールの最小径dの関係
は、Dl>dとなる。その結果、逆クラウンの最小外径
dが、幅狭用紙の外側にあると、シワに対する矯正力が
用紙の幅方向の外側に向かず、基準端方向へ一方向に生
ずることになり、シワの矯正力がなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の定
着装置においては、熱ロールの逆クラウン形状における
最小径が用紙の内側にないため、シワに対する矯正力が
用紙の幅方向の外側に向かず、基準端方向へ一方向に生
ずるため、シワに対する矯正力が減ずる。
着装置においては、熱ロールの逆クラウン形状における
最小径が用紙の内側にないため、シワに対する矯正力が
用紙の幅方向の外側に向かず、基準端方向へ一方向に生
ずるため、シワに対する矯正力が減ずる。
【0005】従って、本発明の目的は、熱ロールの逆ク
ラウンによるシワの矯正力を幅狭用紙に対しても確保し
シワによる定着不良の発生を防ぐことにある。
ラウンによるシワの矯正力を幅狭用紙に対しても確保し
シワによる定着不良の発生を防ぐことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、熱ロール
の逆クラウンの形状を最大用紙幅に対し非対称にするこ
とにより達成される。
の逆クラウンの形状を最大用紙幅に対し非対称にするこ
とにより達成される。
【0007】
【作用】上記のように構成された逆クラウン形状の熱ロ
ール定着装置においては、熱ロールの逆クラウンの形状
の最小径が幅狭用紙の内側にあるため、幅狭用紙におい
ても用紙幅両端方向へのシワ矯正力が働く。
ール定着装置においては、熱ロールの逆クラウンの形状
の最小径が幅狭用紙の内側にあるため、幅狭用紙におい
ても用紙幅両端方向へのシワ矯正力が働く。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
熱ロール2の逆クラウンは、最大用紙幅Lに対向する両
端部においてD=DLに対し、非対称の外径形状を有
し、最小外径d部は、最小用紙幅lの用紙の基準端面と
多端面との間に位置する。つまり、最小外径部dがいか
なる用紙幅に対しても、常に用紙の内部に位置する。
熱ロール2の逆クラウンは、最大用紙幅Lに対向する両
端部においてD=DLに対し、非対称の外径形状を有
し、最小外径d部は、最小用紙幅lの用紙の基準端面と
多端面との間に位置する。つまり、最小外径部dがいか
なる用紙幅に対しても、常に用紙の内部に位置する。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、熱ロールの逆クラウン
の形状を最大用紙幅に対し非対称とし、最小外径部を最
小用紙幅の内部に位置させたので、幅狭用紙においても
用紙幅両端方向への引っ張り力が働き、シワの矯正力が
向上する。
の形状を最大用紙幅に対し非対称とし、最小外径部を最
小用紙幅の内部に位置させたので、幅狭用紙においても
用紙幅両端方向への引っ張り力が働き、シワの矯正力が
向上する。
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】従来の定着装置を示す概略構成図である。
【図3】従来の定着装置を示す概略構成図である。
【図4】従来の定着装置を示す概略構成図である。
1は用紙、2は加熱ロール、3はトナー、4はヒータ、
5は加圧ロール、6はモータ、7はバネ、8は軸、9は
支持部材を示す。
5は加圧ロール、6はモータ、7はバネ、8は軸、9は
支持部材を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 浩 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】トナー像が形成された用紙を、加熱ロール
および加圧ロール間で挟持搬送して、トナー像を用紙に
定着する定着装置において、加熱ロールの軸方向形状を
左右非対称としたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】前記加熱ロールは、逆クラウン形状を有す
るとともに、逆クラウンの形状を最大用紙幅に対し非対
称としたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15072295A JPH096168A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15072295A JPH096168A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH096168A true JPH096168A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15502987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15072295A Withdrawn JPH096168A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH096168A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007004150A (ja) * | 2005-05-27 | 2007-01-11 | Ricoh Printing Systems Ltd | 電子写真装置の定着器 |
JP2017094525A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | セイコーエプソン株式会社 | シート製造装置 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP15072295A patent/JPH096168A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007004150A (ja) * | 2005-05-27 | 2007-01-11 | Ricoh Printing Systems Ltd | 電子写真装置の定着器 |
JP2017094525A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | セイコーエプソン株式会社 | シート製造装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |