JPH08119484A - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

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Publication number
JPH08119484A
JPH08119484A JP25804394A JP25804394A JPH08119484A JP H08119484 A JPH08119484 A JP H08119484A JP 25804394 A JP25804394 A JP 25804394A JP 25804394 A JP25804394 A JP 25804394A JP H08119484 A JPH08119484 A JP H08119484A
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
roller
prevention member
meandering prevention
meandering
Prior art date
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Pending
Application number
JP25804394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Fujishima
辰巳 藤嶋
Satoru Yoneda
哲 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP25804394A priority Critical patent/JPH08119484A/ja
Publication of JPH08119484A publication Critical patent/JPH08119484A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラの熱変形に追随することができる蛇行
防止部材を備えたベルト駆動装置を得る。 【構成】 定着ベルト1は駆動ローラ2とテンションロ
ーラ4に張り渡されている。テンションローラ4の中空
内には棒状のヒータランプ5が配置されている。テンシ
ョンローラ4の端部には、ローラの外周方向に切れ目を
有するC形状蛇行防止部材11が取り付けられている。
この蛇行防止部材11はばね性を有しており、ステンレ
ス等からできている。蛇行防止部材11の切れ目部分は
面取りが施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルト駆動装置、特に
複写機やプリンタ等に組み込まれているベルト駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】一般に、複写機やプリンタ等に組
み込まれたベルト駆動装置は、各ローラの寸法誤差や取
付け誤差が原因となって、ベルトがローラ軸方向、即ち
横方向へ蛇行するという問題がある。この問題を解決す
るため、例えば実公平5−26590号公報に記載のベ
ルト駆動装置が知られている。このベルト駆動装置はロ
ーラの端部に蛇行防止部材、すなわち金属フランジを設
け、このフランジでベルトの縁部を規制してベルトが横
方向へ蛇行するのを防止するものである。ところが、こ
のベルト駆動装置がベルト定着器として使用された場
合、定着のための熱によってローラが変形または熱膨張
し、金属フランジがこの変形に追随できないで破損する
おそれがあった。
【0003】そこで、本発明の課題は、ローラの熱変形
に追随することができる蛇行防止部材を備えたベルト駆
動装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係るベルト駆動装置は、ベルトのロ
ーラ軸方向への蛇行を規制する蛇行防止部材をローラの
端部に設けると共に、この蛇行防止部材をローラの外周
方向に切れ目を有するC形状としたことを特徴とする。
【0005】以上の構成により、C形状の蛇行防止部材
は、ベルトの縁部を規制してベルトがローラ軸方向へ蛇
行するのを防止する。そして、ローラが熱変形して膨張
しても、その変形量を切れ目が吸収して収縮するため、
蛇行防止部材自体に機械的ストレスがかからず、破損を
招かない。さらに、本発明に係るベルト駆動装置は、蛇
行防止部材の切れ目部分を面取りしたことを特徴とす
る。
【0006】以上の構成により、ベルトが蛇行してその
縁部がC形状の蛇行防止部材に接触しても、蛇行防止部
材の切れ目にベルトの縁部が引掛るおそれがなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るベルト駆動装置の一実施
例について添付図面を参照して説明する。本実施例は、
ベルト駆動装置をベルト定着器として使用する場合につ
いて説明する。図1は複写装置のベルト定着器とその周
囲の概略構成を示す。ベルト定着器は、概略、定着ベル
ト1、駆動ローラ2、バックアップローラ3、テンショ
ンローラ4及びオイル塗布ローラ9にて構成されてい
る。定着ベルト1は、駆動ローラ2及びテンションロー
ラ4に張り渡され、駆動ローラ2によって矢印A方向に
周回駆動される。この定着ベルト1は40μmの厚さの
ニッケル薄板の無端ベルトであって、外周表面にシリコ
ンゴム膜等のオフセット防止材がコーティングされてい
る。
【0008】駆動ローラ2に対置したバックアップロー
ラ3は、ローラ2との間に複写用紙を挟んで、複写用紙
を定着ベルト1の下部走行部に圧接する。ローラ2,3
はゴムローラである。テンションローラ4は定着ベルト
1にテンションを与えるものであり、アルミ管でできて
いる。このテンションローラ4の中空内に棒状のヒータ
ランプ5が配置されている。このヒータランプ5がテン
ションローラ4を介して定着ベルト1を加熱する。
【0009】オイル塗布ローラ9は、オフセット防止用
オイルを定着ベルト1の上部走行部に供給するものであ
る。定着ベルト1の周囲には定着前ガイド6、定着後ガ
イド7,8及び一対の搬送ローラ10a,10bが配設
されている。定着前ガイド6は感光体ドラムから搬送さ
れてきた複写用紙をベルト定着器の方へ、すなわち矢印
B方向へ搬送するためのものである。複写用紙は定着前
ガイド6の部分でヒータランプ5の熱により予備加熱さ
れた後、定着ベルト1に圧接されて加熱され、複写用紙
に転写されているトナー像が定着される。定着後ガイド
7,8及び搬送ローラ10a,10bは、定着工程が終
了した複写用紙を複写装置外に設けられたトレイに排出
するためのものである。
【0010】次に、定着ベルト1のローラ軸方向への蛇
行を規制する蛇行防止部材11の作用効果について説明
する。図2及び図3に示すように、二つの蛇行防止部材
11はテンションローラ4の端部にそれぞれ取り付けら
れている。二つの蛇行防止部材11間の距離は定着ベル
ト1の幅より若干広い寸法に設定する。このテンション
ローラ4は、蛇行防止部材11が取り付けられた部分の
外側の部分にて、回転自在の状態で軸受け12に支持さ
れている。この軸受け12はベルト定着器の側板15に
取り付けられている。
【0011】図4及び図5に示すように、蛇行防止部材
11はテンションローラ4の外周方向に切れ目11aを
有したC形状をしている。蛇行防止部材11はばね性を
有しており、ステンレス等からなる。従って、蛇行防止
部材11は自身のばね力によってテンションローラ4の
端部に堅固に取り付けられている。蛇行防止部材11の
厚みは定着ベルト1の捲れ上がり又は巻込みのないよう
に適当の値に設定される。この蛇行防止部材11が定着
ベルト1の縁部を規制し、定着ベルト1がテンションロ
ーラ4の軸方向へ蛇行するのを防ぐ。
【0012】さらに、蛇行防止部材11の切れ目部分は
面取り11bが施されている。従って、テンションロー
ラ4がヒータランプ5によって加熱され、熱変形または
熱膨張しても、その変形量を切れ目11aが吸収して収
縮するので、蛇行防止部材11自体に機械的ストレスが
かからず、破損しない。また、定着ベルト1が蛇行して
その縁部が蛇行防止部材11に接触しても、切れ目部分
に面取り11bが形成されているので、切れ目11aに
定着ベルト1の縁部が引掛る心配がなく、定着ベルト1
の縁部が削れたり、異常音が発生したり等の不具合を防
止することができる。
【0013】さらに、図6に示すように、テンションロ
ーラ4の端部の外周面に凹部4aを設け、この凹部4a
に蛇行防止部材11を嵌め込むようにすれば、蛇行した
定着ベルト1に押されて蛇行防止部材11がローラ4の
軸方向にずれるのを防止することができる。なお、本発
明に係るベルト駆動装置は前記実施例に限定するもので
はなく、その要旨の範囲内で種々に変形することができ
る。
【0014】C形状の蛇行防止部材の切れ目部分の面取
りは円弧状であってもよい。また、蛇行防止部材の切れ
目部分に面取り処理を施していなくてもよい。さらに、
前記実施例はベルト駆動装置をベルト定着器として使用
した場合について説明したが、ベルト定着器以外に、感
光体ベルト装置等として使用してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、蛇行防止部材をローラの外周方向に切れ目を有
するC形状としたので、ローラが熱変形して膨張して
も、その変形量を切れ目が吸収して収縮する。従って、
蛇行防止部材自体に機械的ストレスがかからず破損を防
止することができる。
【0016】また、蛇行防止部材の切れ目部分を面取り
したので、ベルトが蛇行してその縁部が蛇行防止部材に
接触しても、蛇行防止部材の切れ目とベルト縁部がスム
ーズに接触する。従って、ベルト縁部が削れたり、異常
音が発生したり等の不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルト駆動装置の一実施例を組み
込んだ複写装置のベルト定着器周囲の概略構成図。
【図2】図1に示したベルト駆動装置の斜視図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】図2に示した蛇行防止部材の正面図。
【図5】図4に示した蛇行防止部材の側面図。
【図6】蛇行防止部材の取付け部の拡大断面図。
【符号の説明】
1…定着ベルト 2…駆動ローラ 4…テンションローラ 11…蛇行防止部材 11a…切れ目 11b…面取り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ間にベルトを張り渡してベルトの
    駆動を行なうベルト駆動装置において、 前記ベルトのローラ軸方向への蛇行を規制する蛇行防止
    部材をローラの端部に設けると共に、この蛇行防止部材
    をローラの外周方向に切れ目を有するC形状としたこ
    と、 を特徴とするベルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 蛇行防止部材の切れ目部分を面取りした
    ことを特徴とする請求項1記載のベルト駆動装置。
JP25804394A 1994-10-24 1994-10-24 ベルト駆動装置 Pending JPH08119484A (ja)

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JP25804394A JPH08119484A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 ベルト駆動装置

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