JPH112979A - 定着装置 - Google Patents
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- JPH112979A JPH112979A JP16961697A JP16961697A JPH112979A JP H112979 A JPH112979 A JP H112979A JP 16961697 A JP16961697 A JP 16961697A JP 16961697 A JP16961697 A JP 16961697A JP H112979 A JPH112979 A JP H112979A
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Abstract
シート上の像ずれ発生の防止を図る。 【解決手段】 ベルトニップ方式の定着装置において、
加熱ロール1と無端ベルト2との間に形成された接触ニ
ップ域nの出口には、無端ベルト2の支持ロールのうち
の一つを加圧ロール3aとして配設し、前記接触ニップ
域nに対応した無端ベルト2の内側には、加熱ロール1
側に無端ベルト2が押圧せしめられる押圧部材4を配設
し、この押圧部材4には前記接触ニップ域nで加圧ロー
ル3a側に向かって突出し且つ加圧ロール3aに至る無
端ベルト2面に対して押圧配置される突出部5を設け
る。
Description
ー、ファクシミリなどの画像情報記録装置において未定
着画像を加熱・加圧定着させるための定着装置に係り、
特に、加熱ロールに対して無端ベルトを圧接配置し、加
熱ロールと無端ベルトとの間に形成された接触ニップ域
に記録シートを通過させる、所謂ベルトニップ方式の定
着装置の改良に関する。
置としては、例えば図9に示すように、熱源を有する回
転可能な加熱ロール101と、この加熱ロール101に
圧接し且つ加熱ロール101と共に転動する無端ベルト
102と、これら加熱ロール101及び無端ベルト10
2の接触ニップ域nの下流端位置に設けられ、無端ベル
ト102を掛け渡す加圧ロール103aと、この無端ベ
ルト102の内側に配設されて、前記無端ベルト102
を加熱ロール101に押圧させるアシストパッド104
とを備えたものが提案されている(例えば特開平9−3
4291号公報参照)。尚、無端ベルト102は、前記
加圧ロール103a及び適宜数(例えば2個)の支持ロ
ール103b、103cにて回転可能に掛け渡されてい
る。
いて加圧ロール103aは、紙厚が薄く紙腰の弱い記録
シートに多量のトナーを定着させる場合にも、剥離爪な
どを必要とせず、接触ニップ域nの出口において、何の
剥離装置を用いずに記録シート105を剥離できるとい
う所謂セルフストリッピングを可能とするものである。
すなわち、一般に加熱ロール101の表面は弾性層を有
しており、この弾性層に加圧ロール103aが圧接する
と、前記加熱ロール101と加圧ロール103aとの圧
接領域において、加熱ロール101の表面が弾性変形
し、加熱ロール101と加圧ロール103aとの間を通
過する記録シート105が加熱ロール101から剥離す
る方向へ導かれるのである。
向上させるために加圧ロール103aの圧力を大きくす
ると、記録シート105上の未定着画像106がずれる
現象(像ずれ)が発生する。この現象は、加圧ロール1
03aの高い圧力によって加熱ロール101上の弾性層
に極度のゆがみが発生し、これに伴って、記録シート1
05の速度が増大することに起因する。この像ずれを防
止するために、前記アシストパッド104が設けられて
いる。すなわち、このアシストパッド104は、接触ニ
ップ域n内の加圧ロール103a上流側で加熱ロール1
01を極度に歪ませないように広範囲に大きな圧力をか
けるためのものであり、これにより、この部分における
加熱ロール101と記録シート105との密着力が、加
圧ロール103aと記録シート105との密着力よりも
大きくなり、その結果、前記記録シート105の速度は
加熱ロール101の速度と同じになることから、前記像
ずれは有効に防止されるのである。
の種のベルトニップ方式の定着装置にあっては、加圧ロ
ール103aと無端ベルト102との干渉を防止すると
いう観点からすれば、加圧ロール103aとアシストパ
ッド104とを近接して配置することが困難であり、し
かも加圧ロール103aのロール形状からして、図9に
示すように、加熱ロール101と無端ベルト102との
接触ニップ域nのうち、加圧ロール103aの接触部領
域Aとアシストパッド104の接触部領域Cとの間に
は、無端ベルト102のみが加熱ロール101に接触配
置される領域Bが存在した。このため、図9のA、B、
Cに示す各接触ニップ域の圧力分布は図2(a)のよう
になり、加圧ロール103a及びアシストパッド104
が接触していないBの領域では、かかる圧力が微小とな
っていた。このような状況下において、微小圧力状態と
なるBの領域では、トナー層中の空気及び水蒸気の活動
を抑え込めるだけの圧力がなく、しかも、その範囲が広
いために用紙が微小圧力状態となるBの領域を通過する
際に、トナー層中から放出される空気及び水蒸気の絶対
量が多くなり、コート紙等の通気性の低い用紙におい
て、微小圧力部位における画像の乱れが発生しやすくな
るという技術的課題が見いだされた。
めになされたものであって、無端ベルトと加熱ロールと
の接触ニップ域における圧力分布を改善することで、画
像の乱れを防止するようにしたベルトニップ方式の定着
装置を提供することにある。
1に示すように、熱源を有する回転可能な加熱ロール1
と、この加熱ロール1に圧接し且つ加熱ロール1と共に
転動する無端ベルト2と、これら加熱ロール1及び無端
ベルト2の接触ニップ域nの下流端位置に設けられ、無
端ベルト2を加熱ロール1側に押圧しながら掛け渡す加
圧ロール3aと、前記無端ベルト2の内側のうち、加熱
ロール1及び無端ベルト2の接触ニップ域nにおける加
圧ロール3aの上流側に当該加圧ロール3aから離間し
て配設され、加熱ロール1側に無端ベルト2を押圧する
押圧部材4とを備え、前記押圧部材4には、加圧ロール
3a側に向かって突出し且つ加圧ロール3aに至る無端
ベルト2面に対して押圧配置される突出部5を設けたこ
とを特徴とする。尚、無端ベルト2は加圧ロール3a及
び適宜数(例えば2個)の支持ロール3b、3cに掛け
渡されている。
4としては、無端ベルト2を加熱ロール1に押圧させる
ものであれば、スプリング部材等の弾性付与手段で剛性
の高い部材(耐熱性樹脂等)を弾性付勢したものであっ
てもよいし、押圧部材4の全部若しくは一部に弾性層を
有し、この弾性層の弾性変形に伴う弾性力を利用したも
のであってもよいし、あるいは、両者を組み合わせたも
の等適宜選定して差し支えない。
体的に設ける態様であればよく、突出部5用の別部材を
接着その他の手段で固着する等適宜選定して差し支えな
いが、製造法の簡略化という観点からすれば、押圧部材
4と一体成形することが好ましい。
性の高い部材を用いた態様にあっては、押圧部材4及び
突出部5の形状が常時保持されることから、加熱ロール
1への無端ベルト2の押圧状態を安定させることは可能
であるが、一方、接触ニップ域n内で、無端ベルト2や
記録シートの微妙な変形、又は、記録シートのサイズ変
化等によって圧力ムラが生じ易いという懸念がある。こ
のような懸念を回避するという観点からすれば、押圧部
材4の少なくとも一部に弾性層を具備させ、この弾性層
に前記突出部5を一体的に設け、前記圧力ムラを吸収し
得る態様が好ましい。但し、弾性層を形成する弾性体と
しては、少なくとも突出部5が自重によって垂れない程
度の剛性を持つ材料(高硬度弾性体)を用いることが必
要である。
層を具備させ、この弾性層に前記突出部5を一体的に設
ける態様にあっては、突出部5が経時的に変形する懸念
がある。このような突出部5の経時的変形を有効に防止
するという観点からすれば、突出部5の形状が保持され
る形状保持部材6を設けることが好ましい。この場合に
おいて、形状保持部材6としては、それ自体が弾性を有
し、その弾性力にて突出部5の形状を保持するようにし
た態様であってもよいし、あるいは、加熱ロール1側に
突出部5を予め強く押し付けるスペーサのような態様で
あってもよいし、あるいは、両者を組み合わせた態様等
適宜選定して差し支えない。
説明する。図1において、無端ベルト2と加熱ロール1
との間の接触ニップ域nでは、押圧部材4が無端ベルト
2を加熱ロール1側に押圧しているが、特に、本発明に
おいては、押圧部材4は加圧ロール3側に突出する突出
部5を有し、この突出部5が加圧ロール3の近傍位置の
無端ベルト2を加熱ロール1側に押圧する。従って、接
触ニップ域nの圧力分布については、図2(b)に示す
ように、加圧ロール3近傍に形成される微小圧力領域B
が突出部5のないタイプ(図2(a)参照)に比べて狭
くなる。このため、微小圧力領域Bにおけるトナー層中
の空気及び水蒸気の活動力が小さくなり、その分、微小
圧力領域B内で生成される空気及び水蒸気の絶対量が減
少することになり、像ずれの要因が有効に抑えられる。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図3は、本発明が適用された定着装置の実施の形態1を
示す。同図において、本実施の形態に係る定着装置は、
モータ26にて回転駆動される加熱ロール21と、この
加熱ロール21に圧接配置される無端ベルト35とを備
えている。
は、例えばハロゲンランプからなる加熱源22を覆う円
筒コア23と、前記円筒コア23の外周面に配設される
耐熱弾性体24と、更に耐熱弾性体24の外周面に配設
されるトップコート層25とからなる三層構造で構成さ
れている。
供給装置29が配設されている。オイル供給装置29
は、離型剤を貯蔵するタンク29aからスポンジ状の吸
い上げ部材29b、ロール29c、29dを通じて加熱
ロール21の表面に離型剤を常に一定量供給するもので
ある。これにより記録シート27に未定着トナー像28
を定着する際に、トナーの一部が加熱ロール21にオフ
セットするのを防止している。尚、図中、符号31は加
熱ロール21の表面温度を検知する温度センサである。
2、33、34に張架されて加熱ロール21に所定のニ
ップ幅で圧接配置されており、例えば耐熱性樹脂である
ポリイミドフィルムなどで構成され、表面にはPTE
(ポリテトラフルオロエチレン)等の離型層が形成され
ている。
は、加熱ロール21と無端ベルト35との接触ニップ域
38の出口に配設される加圧ロールを兼用しており、圧
縮コイルスプリング37によって加熱ロール21の中心
に向かって付勢されており、無端ベルト35を加熱ロー
ル21に押圧している。ここで、加圧ロール(支持ロー
ル)32は少なくとも加熱ロール21よりも高硬度に形
成されており、加圧ロール32圧接部では加熱ロール2
1が弾性変形し、記録シート27のセルフストリッピン
グ機能を維持するようになっている。
イルスプリング39により圧接配置されるアシストパッ
ド40が設けられている。前記アシストパッド40は、
図4に示すように、加熱ロール21の軸方向に向かって
延びる高剛性の長尺な板状の基台47と、この基台47
の上面に配設される弾性体からなる長尺な弾性パッド4
3とを備えている。本実施の形態において、基台47
は、上下2つの部分に分離形成されており、上面に凹条
41aを有する固定基台部41と、下面に前記凹条41
aに摺動自在に嵌合する凸条42aを有して配設される
可動基台部42からなり、前記可動基台部42が固定基
台部41に対し長手方向に摺動し、固定基台部41から
抜き取れるようになっている。尚、コイルスプリング3
6は固定基台部41に連結固定されている。また、前記
弾性パッド43は、略直方体状のパッド本体43aと、
このパッド本体43aの加圧ロール32側面に一体的に
突出形成される断面三角状の突出部43bとを備えてお
り、この弾性パッド43の上面(無端ベルト35との圧
接面側)は、加熱ロール21の曲率に略対応した曲面形
状に形成されている。
曲率半径を有する板バネ44が配設されている。前記板
バネ44は、加熱ロール21の半径より小さな半径で且
つ、前記弾性パッドと無端ベルト35との圧接面と略同
様の大きさを有するものであり、少なくとも弾性パッド
43よりも剛性の高い金属板によって形成されている。
7及び弾性パッド43が例えばテフロンシート等の保護
シート45によって覆われ、前記保護シート45はその
両端部をネジ46により基台47にネジ止めすることに
より固定されている。尚、板バネ44は、弾性パッド4
3と保護シート45との間に挟み込まれており、特に弾
性パッド43上には固定されていない。
る。未定着トナー像28が担持された記録シート27
が、接触ニップ域38を通過するとき、前記未定着トナ
ー像28は加熱ロール21からの熱と、接触ニップ域3
8から受ける圧力とにより記録シート27上に定着され
る。
通過するとき、アシストパッド40は、加圧ロール32
と共に接触ニップ域38に圧力を与えている。このと
き、接触ニップ域38では、加圧ロール32とアシスト
パッド40の突出部先端が近接しているため、例えば図
2(b)に示すように、加圧ロール32の近傍に形成さ
れる微小圧力領域Bが狭い圧力分布で得られる。このよ
うな圧力分布における本実施の形態(突出部43bを有
するアシストパッドを使用)の定着性能の評価を図5に
示す。同図における定着性の評価は、本実施の形態及び
比較の形態(突出部43bを有しないアシストパッドを
使用)に対して、像ずれの発生の有無を調べた結果であ
る。尚、このときの本実施の形態及び比較の形態におけ
る微小圧力領域(微圧部)Bの幅は、それぞれ3mm及
び6mmであった。このとき、記録シートの種類は普通
紙及びコート紙の2種類を用いたが、これらのうち、コ
ート紙の方が通気性が低いため像ずれが生じやすい傾向
にある。その結果、本実施の形態では、すべての記録シ
ートにおいて像ずれが生じないことが確認された。一方
比較の形態では、コート紙の場合に像ずれが発生するこ
とが確認された。このように、本実施の形態では、接触
ニップ域38内の圧力の分布に広範囲の微小圧力領域が
存在しないため、記録シート27上の未定着トナー像2
8がずれることはない。
て加熱ロール21に押し付けられ、板バネ44は加熱ロ
ール21に押し付けられた反発力を弾性パッド43に与
える。このとき、弾性パッド43に加わる反発力は図4
に模式的に示すように、無端ベルト35の移動方向に対
して板バネ44の中央部が最も大きく端部が最も小さく
なる。その結果、弾性パッド43の突出部43bの基端
付近(パッド本体43a側付近)では、大きな反発力に
て弾性変形量が増加することとなり、当該基端付近の剛
性が高まり、突出部43bは下方側へ垂れ変形しにくく
なり、弾性パッドの形状は保持される。
40全体が保護シート45で被覆されているため、基台
47、弾性パッド43、板バネ44相互を固着しなくて
も、これらの各部材43、44、47が不必要に位置ず
れすることがなく、アシストパッド40の扱いが容易に
なるばかりか、前記アシストパッド40と無端ベルト3
5との間の摺動抵抗が低減されることから、駆動負荷
(本実施例では加熱ロール21の駆動モータ26による
駆動負荷)は小さく抑えられる。更にまた、本実施の形
態では、基台47は、固定基台部41と可動基台部42
とに分離形成されており、固定基台部41に対して可動
基台部42が摺動して抜き取れるようになっている。こ
のため、例えばメンテナンス時において弾性パッド43
を交換するような場合には、アシストパッド40全体を
取り外す必要はなく、可動基台部42を抜き取ることで
弾性パッド43を交換した後、再度可動基台部42をセ
ットするようにすればよい。
示したものである。本実施の形態において、アシストパ
ッド40の基本的構成は実施の形態1と略同様である
が、実施の形態1とは異なり、板バネ51は、弾性パッ
ド43の突出部43bの下流側面に配設されており、そ
の下端部をネジ52によって基台47にネジ止めするこ
とで固定され、突出部43bを無端ベルト35側に押圧
付勢するものである。従って、本実施の形態において
も、突出部43bの存在により、実施の形態1と同様に
像ずれが防止されると共に、アシストパッド40の垂れ
も防止される。板バネ51は、弾性パッド43の突出部
43bの垂れを防ぐ方向に対する剛性の不足分を補うた
め、突出部43bの垂れが有効に防止される。
示したものである。本実施の形態において、アシストパ
ッド40は加熱ロール21の軸方向に向かって延びる高
剛性の基台61と、この基台61の上面に配設される弾
性体からなる弾性パッド62とを備えている。また、弾
性パッド62は、略直方体状のパッド本体62a及び断
面三角柱状の突出部62bから形成され、これらが一体
となっている。
62b側との間には、前記突出部62bの垂れ量をあら
かじめ見込んだ分のスペーサ63が配設されており、こ
のスペーサ63は例えば基台61上にあらかじめ接着固
定される。従って、本実施の形態においては、突出部6
2bの存在により、実施の形態1と同様に像ずれが防止
されると共に、スペーサ63は、突出部62bの垂れ量
を見込んで弾性変形量を増大させ、無端ベルト35側へ
の押し付け圧を高めているため、突出部62bの垂れは
有効に防止される。尚、上記実施の形態1のように、基
台61の構成を分割しても、またアシストパッド全体を
保護シートで被覆してもよい。
を示したものである。本実施の形態において、アシスト
パッド40の基本構成は、実施の形態3と略同様である
が、実施の形態3とは異なり、基台61の上面の一部に
上方へ膨出する膨出部71を形成し、これを突出部62
bの垂れ防止用のスペーサとして機能させたものであ
る。従って、本実施の形態においても、実施の形態3と
同様に像ずれが防止されると共に、アシストパッド40
の垂れも防止できる。
加熱ロールに圧接配置される無端ベルトの内側に突出部
が設けられた押圧部材を配設することによって、加熱ロ
ールと無端ベルトとの間に形成される接触ニップ域の微
小圧力領域を減少させるようにしたので、接触ニップ域
の微小圧力領域におけるトナー層からの空気や水蒸気の
生成量を抑えることが可能となり、その分、記録シート
の種類に関係なく最適な画像定着を行うことができる。
また、本発明において押圧部材の少なくとも一部を弾性
層とし、この弾性層に突出部を形成するようにすれば、
接触ニップ域内で生ずる各種圧力ムラを有効に吸収する
ことができ、常に最適な圧接状態を得ることができる。
更に、本発明において押圧部材の一部を少なくとも弾性
層とし、この弾性層に突出部を形成すると共に、当該突
出部を形状保持部材で保持するようにすれば、最適な圧
接状態を長期にわたって保持することができる。
ある。
明に係る定着装置に係る接触ニップ域での圧力分布を示
すグラフ図である。
を示す説明図である。
である。
性能の評価結果を示す表である。
ある。
ある。
ある。
ある。
4…押圧部材,5…突出部,6…形状保持部材,n…接
触ニップ域,21…加熱ロール,32…支持ロール(加
圧ロール),33,34…支持ロール,35…無端ベル
ト,38…接触ニップ域,40…アシストパッド
Claims (5)
- 【請求項1】 未定着画像を記録シート上に加熱・加圧
定着させる定着装置において、 熱源を有する回転可能な加熱ロール(1)と、 この加熱ロール(1)に圧接し且つ加熱ロール(1)と
共に転動する無端ベルト(2)と、 これら加熱ロール(1)及び無端ベルト(2)の接触ニ
ップ域(n)の下流端位置に設けられ、無端ベルト
(2)を加熱ロール(1)側に押圧しながら掛け渡す加
圧ロール(3a)と、 前記無端ベルト(2)の内側のうち、加熱ロール(1)
及び無端ベルト(2)の接触ニップ域(n)における加
圧ロール(3a)の手前側に当該加圧ロール(3a)か
ら離間して配設され、加熱ロール(1)側に無端ベルト
(2)を押圧する押圧部材(4)とを備え、 前記押圧部材(4)には、加圧ロール(3a)側に向か
って突出し且つ加圧ロール(3a)に至る無端ベルト
(2)面に対して押圧配置される突出部(5)を設けた
ことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の定着装置において、 前記押圧部材は、少なくとも一部に弾性層を有し、この
弾性層に突出部(5)を設けたことを特徴とする定着装
置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の定着装置において、 前記押圧部材(4)には、突出部(5)の形状が保持さ
れる形状保持部材(6)を設けたことを特徴とする定着
装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の定着装置において、 前記形状保持部材(6)は、それ自体が弾性を有し、そ
の弾性力で突出部(5)の形状を保持するものであるこ
とを特徴とする定着装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の定着装置において、 前記形状保持部材(6)は、突出部を加熱ロール(1)
側に押しつけるスペーサであることを特徴とする定着装
置。
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